JPS6373850A - ステ−タの製造方法 - Google Patents

ステ−タの製造方法

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JPS6373850A
JPS6373850A JP21549986A JP21549986A JPS6373850A JP S6373850 A JPS6373850 A JP S6373850A JP 21549986 A JP21549986 A JP 21549986A JP 21549986 A JP21549986 A JP 21549986A JP S6373850 A JPS6373850 A JP S6373850A
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JP
Japan
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stator
magnetic
winding
layer
magnetic layer
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Pending
Application number
JP21549986A
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English (en)
Inventor
Yasumasa Nagasaki
長崎 康昌
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、モールド成形物をいわゆる輪切り状に切断す
ることによりステータコイルのモールド成形体を形成す
るようにしたステータの製造方法に関する。
(従来の技術) この種のステータの製造方法は、特開昭60−2267
44号公報に示すように、導電板を筒状に巻回して巻線
体を構成し、この巻線体を段数側環状に配列してモール
ド成形し、そのモールド成形物を前記巻線体を横断する
ように切断することによって、そのモールド成形物の切
断片内に環状に配列された巻線体の切断片をステー、タ
コイルとするステータを製造するものである。この製造
方法によれば、モールド成形物の輪切りにより製造でき
るから、量産性に優れ、しかもモールド成形型の位置決
め機能によってステータコイルの位置精反が向上してト
ルクリップルが減少するという効果が得られる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述した従来の製造方法では、導電板の
切断片から成るステータコイルがモールド樹脂内に単に
埋設されただけの形態になるから、ステータコイル部分
の比透磁率が小さくなって磁気的特性に劣り、トルク性
能が低下するという問題点があった。
本発明はこのような問題点を解決しようとするもので、
従ってその目的は、モールド成形物の切断によって製造
するものにあって、磁気的特性を改汲できてトルク性能
を向上させることができるステータの製造方法を提供す
るにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明の製造方法は、導電体層と磁性体層とを重ね合せ
て筒状に巻回することにより巻線体を構成し、この巻線
体を複数個環状に配列してモールド成形し、そのモール
ド成形物を前記巻線体を横断するように切断することに
よって、そのモールド成形物の切断片内に環状に配列さ
れた巻線体の切断片をステータコイルとするステータを
製造するようにしたものである。
(作用) 導電体層と磁性体層とを重ね合せて巻回した巻線体のモ
ールド成形物を切断してステータコイルを形成するから
、ステータコイルの導電体層の巻回層間に磁性体層が介
在された形態となり、この磁性体層によって比透磁率が
大きくなる。
(実施例) 以下、本発明の第1実施例を第1図乃至第5図に基いて
説明する。第4図は本発明の製造方法により製造したス
テータを用いてアキシャルギャップ形のモータを構成し
たものであり、同図中、1はモータの基体、2は基体1
に固定したステータヨークを兼ねる基板、3は基板2上
に固定したステータで、これは後述するモールド成形物
4の切断片であって、モールド樹脂層5内に複数個のス
テータコイル6が円環状に配列された形態である。これ
らのステータコイル6は、第1図に示すように導電体層
7の巻回層間に磁性体層8を介在させ11つ両層を接着
層9によって接イ1すると共に、巻始め側(中心側)に
磁性体層8のみの巻回部を形成してこれを磁芯部10と
している。この場合、前記磁性体層8は例えばフェライ
ト等の絶縁性磁性粉体を樹脂で固めて成る絶縁性磁性材
料で形成され、史に導電体層7に通電したときに磁性体
層8が磁気飽和状態になるように該磁性体層8の厚み寸
法等を適宜設定している。そして、各ステータコイル6
の導電体層8の巻始め端部と巻終り端部を夫々口出部と
して基板2の所定位置に接続している。一方、第4図に
おいて、11は回転軸12を基体1側の軸受13に回転
I]在に支持させたロータ14のロータヨークで、その
ロータヨーク11の下面に固定した磁石15がステータ
コイル6と所定のギャップを介して対向している。
さて、第1図乃至第3図に基いてステータ3の製造、方
法を説明する。まず、例えば銅板から成る導電体層7と
、例えばフェライト等の絶縁性磁性粉体を樹脂で固めて
成る絶縁性磁性材料で形成された磁性体層8とを、重ね
合せた状態で円筒状に巻回することにより巻線体16を
構成する。この場合、巻線体16の巻始め側において、
磁性体層8を導電体層7よりも所定寸法長くして巻回し
、これによって巻線体16の中心部分に磁性体層8のみ
の巻四部17を形成する。尚、巻回後の巻線体16の形
状が崩れないようにするために、導電体層7と磁性体層
8の各巻回層間を接1″fする接イー1層9を形1戊す
る。この接石層9は、予め導電体層7、磁性体層8の表
面に形成したり、或は右同時に接着剤を塗布しながら形
成しても良い。以−1−のような構成の巻線体16を、
例えば6個たけ図示しない成形型内に収納し、その成形
型の位置決め機能により円環状に配列した」二で、その
成形型内にモールド樹脂18を:′+、入して固化させ
る。この後、型開きして成形型内からモールド成形物4
(第3図参照)を取出し、このモールド成形物4を第3
図に二点鎖線で示す如く巻線体16を横断するようにし
ていわゆる輪切り状に切断することによって、そのモー
ルド成形物4の切断片内に環状に配列された巻線体16
の切断片をステータコイル6とするステータ3を製造す
るものである。
」二連したステータ3の製造方法によれば、ステータコ
イル6の導電体層7の巻回層間に磁性体層8が介在され
た形態となるがら、この磁性体層8によって比透磁率が
大きくなって磁気的特性が改善され、これによってステ
ータコイル6に鎖交する磁束数が増加してトルク性能が
向上する。しかも、モールド成形物4の切断により各ス
テータコイル6の導電体層7と磁性体層8とが同時に形
成されるため、量産性を向上できると共に、モールド成
形型の位置決め機能によってステータコイルの位置精度
が向」ニしてトルクリップルを減少できる。
また、本実施例では磁性体層8を絶縁性磁性材料で形成
しているから、この磁性体層8によって導電体層7の巻
回層間を絶縁することができて、ステータコイル6の導
電体層7の表面等に絶縁処理を施す必要がなくなり、そ
の分、製造工数を削減することができる。
更に、巻線体16の巻始め側において、磁性体層8を導
電体層7よりも所定寸法長くして巻回し、これによって
巻線体16の中心部分に磁性体層8のみの巻回部17を
形成したので、モールド成形物4の輪切りによりステー
タコイル6の中心部分に磁性体層8のみの巻回部からな
る磁芯部1oが形成される。このため、ステータコイル
6の中心部分に磁芯部10によって比透磁率の大きな領
域が形成されて電機子電流の起磁力による磁束分布が良
好になる。
その上、ステータコイル6の磁性体層8は、導電体層7
に通電したときに磁気飽和状態になるように形成されて
いるから、磁束密度分布が第5図にAで示すように広範
囲にわたって平坦となり、特に低速回転時のトルクリッ
プルを一層確実に低減できる。尚、第5図中、Bは磁性
体層8を磁気飽和させない場合の磁束密度分布、Cは従
来の導線を巻回したステータコイルの場合の磁束密度分
布であり、この第5図から明らかなように本実施例の磁
束密度分布Aが最も平坦になることが分る。
一方、第6図は本発明の第2実施例を示したもので、1
−記第1実施例と相違する点は、導電体層7と磁性体層
8の長さを揃え、巻始めから導電体層7と磁性体層8と
を重ね合せた状態で巻回して巻線体を構成し、そのモー
ルド成形物を輪切りにしてステータコイル19を形成し
た−[−で、そのステータコイル19の中心部分の導電
体層7間を導電部材20によって短絡したことである。
このようにした第2実施例においては、ステータコイル
19の中心部分にも導電体層7の巻回層があるものの、
その巻回層は導電部材20によって短絡されて電流が巻
回方向に流れないようになっているから、ステータコイ
ル19の中心部分における磁気的特性が、事実上磁性体
層8のみの巻回層と同様な状態となり、第1実施例と同
様な作用効果が得られるとともに、特に本実施例によれ
ば、導電体層7と磁性体層8の長さを変えずに巻回して
製造することができるため、逐一導電体層7を磁性体層
8に比べて所定寸法たけ短くする必要がないので、量産
性に優れる。
尚、上記各実施例では、巻線体16を円筒状に巻回した
が、本発明はこれに限定されず、例えば断面略台形の角
筒状に巻回する(R成としても良い。
[発明の効果] 本発明は以上の説明から明らかなように、導電体層と磁
性体層とを重ね合せて巻回した巻線体のモールド成形物
を切断してステータコイルを形成するようにしたから、
ステータコイルの導電体層の巻回層間に磁性体層が介在
された形態となり、これによって磁気的特性を改善でき
てトルク性能を向トできると共に、量産性を向Jlでき
るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の第1実施例を示したもので
、第1図はステータコイルの縦1析面図、第2図は巻線
体の斜視1:21、第3図はモールド成形物の斜視図、
第4図はモータの部分縦断面図、第5図は磁束密度分布
図であり、そして第6図は本発明の第2実施例を示す第
1図相当図である。 図面中、3はステータ、4はモールド成形物、6はステ
ータコイル、7は導電体層、8は磁性体層、9は接着層
、16は巻線体、19はステータコイル、20は導電部
材である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、導電体層と磁性体層とを重ね合せて筒状に巻回する
    ことにより巻線体を構成し、この巻線体を複数個環状に
    配列してモールド成形し、そのモールド成形物を前記巻
    線体を横断するように切断することによって、そのモー
    ルド成形物の切断片内に環状に配列された巻線体の切断
    片をステータコイルとするステータを製造するようにし
    たことを特徴とするステータの製造方法。 2、磁性体層を絶縁性磁性材料で形成したことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載のステータの製造方法
    。 3、巻線体の巻始め側は磁性体層が導電体層よりも所定
    寸法長くなっていていることをことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項又は第2項に記載のステータの製造方法
    。 4、ステータコイルの中心部分の導電体層間を短絡させ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項に
    記載のステータの製造方法。 5、ステータコイルの磁性体層は、導電体層に通電した
    ときに磁気飽和状態になるように形成されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれか
    に記載のステータの製造方法。
JP21549986A 1986-09-12 1986-09-12 ステ−タの製造方法 Pending JPS6373850A (ja)

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