JPH11204154A - 回路分岐用ジョイントコネクタ - Google Patents

回路分岐用ジョイントコネクタ

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JPH11204154A
JPH11204154A JP10002343A JP234398A JPH11204154A JP H11204154 A JPH11204154 A JP H11204154A JP 10002343 A JP10002343 A JP 10002343A JP 234398 A JP234398 A JP 234398A JP H11204154 A JPH11204154 A JP H11204154A
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Toshiharu Kawashima
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子配置の種々のバリエーションに容易に対
応させることができると共に、各圧接端子間の狭ピッチ
化を図って全体の小型化をより一段と図ることができる
安価な回路分岐用ジョイントコネクタを提供する。 【解決手段】 コネクタハウジング11に複数の端子収
容室12を形成し、この複数の端子収容室12に、電線
30を圧接接続する圧接端子21をそれぞれ収容した回
路分岐用ジョイントコネクタ10において、複数の圧接
端子21を繋ぎ部22を介して所定間隔毎に一体成形
し、この繋ぎ部22を分岐回路の導電部及び端子同士の
位置決め部とした。即ち、コネクタハウジング11の繋
ぎ部22が収容される繋ぎ部収容室13の各端子収容室
12に対向する位置に位置決め突起15をそれぞれ一体
突出形成し、各繋ぎ部22の各位置決め突起15に対向
する位置に位置決め孔22aをそれぞれ形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線を圧接接続す
る複数の圧接端子を用いた防水機能付きの回路分岐用ジ
ョイントコネクタに関し、特に、ワイヤハーネスの分岐
接続用として好適な回路分岐用ジョイントコネクタに係
わる。
【0002】
【従来の技術】例えば、圧接端子を用いた防水機能を有
するジョイントコネクタとして、図5に示す実開平4−
49480号公報に開示されたものがある。このジョイ
ントコネクタ1は、図5(a)〜図5(d)に示すよう
に、圧接端子3を並列に収容したコネクタケース2と、
このコネクタケース2に装着され、各圧接端子3を覆う
コネクタカバー4と、上記各圧接端子3に圧接接続され
る複数の電線5と、この各電線5をシールするゴム栓6
と、このゴム栓6の外周部に開口部7aが嵌着される箱
形の収納ケース7とで構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のジョイントコネクタ1では、コネクタケース2に圧
接端子3を単に複数並列に収容したため、各圧接端子3
の同一極数等における端子配置の種々のバリエーション
対応が困難であり、また、圧接端子3の形状により隣接
する各圧接端子3,3間のピッチが決まってしまうた
め、ジョイントコネクタ1の更なる小型化が困難であっ
た。
【0004】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、端子配置の種々のバリエーシ
ョンに容易に対応させることができると共に、各圧接端
子間の狭ピッチ化を図って全体の小型化をより一段と図
ることができる安価な回路分岐用ジョイントコネクタを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、コネ
クタハウジングに複数の端子収容室を形成し、この複数
の端子収容室に、電線を圧接接続する圧接端子をそれぞ
れ収容した回路分岐用ジョイントコネクタにおいて、前
記複数の圧接端子を繋ぎ部を介して所定間隔毎に一体成
形し、この繋ぎ部を分岐回路の導電部及び端子同士の位
置決め部としたことを特徴とする。
【0006】この回路分岐用ジョイントコネクタでは、
複数の圧接端子を繋ぎ部で一体成形し、この繋ぎ部を分
岐回路の導電部等に利用したので、端子配置の種々のバ
リエーションに容易に対応可能な回路分岐用ジョイント
コネクタが低コストで提供される。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載の回路分
岐用ジョイントコネクタであって、前記コネクタハウジ
ングに前記繋ぎ部が収容される繋ぎ部収容室を前記各端
子収容室に連通するように形成すると共に、該各端子収
容室間のピッチを前記各圧接端子間のピッチの半分に設
定し、前記各端子収容室に前記複数の圧接端子を繋ぎ部
を介して一体成形した一対の連鎖端子群の各圧接端子が
互い違いに収容されるように各繋ぎ部を重ね合わせて前
記繋ぎ部収容室に収容自在にしたことを特徴とする。
【0008】この回路分岐用ジョイントコネクタでは、
各圧接端子間の狭ピッチ化及びコネクタハウジングの小
型化が図られて、回路分岐用ジョイントコネクタ全体が
より一層小型化される。
【0009】請求項3の発明は、請求項2記載の回路分
岐用ジョイントコネクタであって、前記繋ぎ部収容室の
各端子収容室に対向する位置に位置決め突起をそれぞれ
形成し、前記各繋ぎ部の前記各位置決め突起に対向する
位置に位置決め孔をそれぞれ形成したことを特徴とす
る。
【0010】この回路分岐用ジョイントコネクタでは、
コネクタハウジングの繋ぎ部収容室の位置決め突起に、
一対の連鎖端子群の各繋ぎ部の位置決め孔を嵌め込むこ
とにより、該一対の連鎖端子群の各圧接端子同士の位置
決めが簡単かつ確実に行われる。
【0011】請求項4の発明は、請求項1,2,3記載
の回路分岐用ジョイントコネクタであって、前記コネク
タハウジングの各端子収容室及び繋ぎ部収容室をカバー
で被覆する一方、これらコネクタハウジングとカバーと
の間で形成される開口部側にゴム栓を装着すると共に、
当該コネクタハウジングとカバー及びゴム栓を箱形のケ
ース内に収容自在にしたことを特徴とする。
【0012】この回路分岐用ジョイントコネクタでは、
コネクタハウジングの各端子収容室及び繋ぎ部収容室の
防水性が向上する。
【0013】請求項5の発明は、請求項4記載の回路分
岐用ジョイントコネクタであって、前記カバーの前記コ
ネクタハウジングの繋ぎ部収容室に対向する位置に、一
対の連鎖端子群の重ね合わされる各繋ぎ部同士を押圧す
る押圧突起を形成したことを特徴とする。
【0014】この回路分岐用ジョイントコネクタでは、
カバーの押圧突起により、一対の連鎖端子群の重ね合わ
された各繋ぎ部同士の導通状態が強固になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0016】図1(a)は本発明の実施形態の回路分岐
用ジョイントコネクタのコネクタハウジングに一対の連
鎖端子群をそれぞれ収容した状態を一部断面で示す平面
図、図1(b)は同回路分岐用ジョイントコネクタの断
面図、図1(c)は同回路分岐用ジョイントコネクタの
正面図、図2(a)〜図2(e)は同回路分岐用ジョイ
ントコネクタの組立工程を順を追って説明する断面図で
ある。
【0017】図1(a),(b),(c)、図2
(d),(e)に示すように、回路分岐用ジョイントコ
ネクタ10は、複数(例えば10箇所)の端子収容室1
2と該各端子収容室12に連通する繋ぎ部収容室13を
それぞれ形成した合成樹脂製のコネクタハウジング11
と、これら各端子収容室12及び繋ぎ部収容室13にそ
れぞれ収容される複数の圧接端子21及び連鎖片(繋ぎ
部)22を一体成形した導電金属製の一対の連鎖端子群
20,20と、この各連鎖端子群20の各圧接端子21
の圧接刃21aに圧接接続される電線30と、上記コネ
クタハウジング11の各端子収容室12及び繋ぎ部収容
室13を被覆する合成樹脂製のカバー40と、これらコ
ネクタハウジング11とカバー40との間で形成される
開口部側の該コネクタハウジング11に装着されて電線
30をシールするゴム栓50と、これらコネクタハウジ
ング11とカバー40及びゴム栓50を収容する合成樹
脂製で箱形のケース60とで構成されている。
【0018】図1(a),図2(a)に示すように、コ
ネクタハウジング11は上面側及び正面側が開口した略
箱形に形成してあり、各端子収容室12及び繋ぎ部収容
室13は直方体状の各仕切壁14によりそれぞれ凹状に
区画形成してある。即ち、平行になるように配置された
各端子収容室12に対して繋ぎ部収容室13が直交する
ように配置され、各端子収容室12の基端側が繋ぎ部収
容室13に連通している。また、コネクタハウジング1
1の隣合う各端子収容室12,12間のピッチ(P)
は、各連鎖端子群20の隣合う各圧接端子21,21間
のピッチ(2P)の半分に設定してある。さらに、コネ
クタハウジング11の繋ぎ部収容室13の各端子収容室
12に対向する位置には、上端側が略円錐状で上端側よ
り基端側が円柱状の位置決め突起15をそれぞれ一体突
出形成してある。
【0019】図1(a)に示すように、各連鎖端子群2
0は、複数(例えば5つ)の圧接端子21を等間隔でそ
れぞれ平行になるように連鎖片(繋ぎ部)22を介して
平面略櫛歯状に一体成形してある。この各圧接端子21
の略中央には、電線30を圧接接続する圧接刃21aを
折り曲げ形成等により形成してある。また、各連鎖端子
群20の連鎖片22は、分岐回路の導電部及び端子同士
の位置決め部となっている。即ち、コネクタハウジング
11の各端子収容室12に一対の連鎖端子群20,20
の各圧接端子21が互い違いに収容される(一方の連鎖
端子群20の隣接する各圧接端子21,21間の中央に
他方の連鎖端子群20の圧接端子21が位置する)と共
に、コネクタハウジング11の繋ぎ部収容室13に一対
の連鎖端子群20,20の各連鎖片22同士の一部が重
ね合わされて収容されるようになっている。これによ
り、各連鎖端子群20の各圧接端子21は互いに導通状
態になっている。さらに、各連鎖片22のコネクタハウ
ジング11の繋ぎ部収容室13の各位置決め突起15に
対向する位置には、丸形の位置決め孔22aをそれぞれ
形成してある。そして、コネクタハウジング11の各位
置決め突起15に、一対の連鎖端子群20,20の各連
鎖片22の位置決め孔22aを嵌め込むことにより、一
対の連鎖端子群20,20の各圧接端子21同士の位置
決め(位置合わせ)がそれぞれなされるようになってい
る。
【0020】図2(c),(d),(e)に示すよう
に、カバー40はコネクタハウジング11の周壁の上端
面11aに当たる矩形板状に形成してある。また、ゴム
栓50には電線30を挿通させてシールする複数の電線
シール孔51を形成してあると共に、該ゴム栓50の外
周面の前側には合成樹脂製で略四角筒状のリング52を
嵌着してある。このリング52の上下面には係止爪(係
止部)52a,52aを一体突出形成してある。さら
に、ケース60は正面側が開口した箱形になっていると
共に、該ケース60の正面側はゴム栓50及びリング5
2が装着される幅広部61になっている。この幅広部6
1のリング52の係止爪52aに対向する位置には、該
係止爪52aを係脱する矩形の係合孔(係合部)61a
を形成してある。
【0021】以上実施形態の回路分岐用ジョイントコネ
クタ10を組み立てる場合には、図2(a)に示すよう
に、まず、コネクタハウジング11の各端子収容室12
及び繋ぎ部収容室13に一方の連鎖端子群20の5つの
圧接端子21及び連鎖片22を収容する。この際に、連
鎖端子群20の連鎖片22の位置決め孔22aを繋ぎ部
収容室13の各位置決め突起15に嵌め込む。これによ
り、連鎖端子群20の各圧接端子21同士の位置決めが
簡単かつ確実に行われる。その後、コネクタハウジング
11の各端子収容室12及び繋ぎ部収容室13に他方の
連鎖端子群20の5つの圧接端子21及び連鎖片22を
同様に位置決めして収容する。これにより、一対の連鎖
端子20,20の各連鎖片22,22同士が重ね合わさ
れる。
【0022】次に、図2(b)に示すように、ゴム栓5
0の電線シール孔51に挿通した電線30を各圧接端子
21の圧接刃21aに上方より圧接接続する。その後、
図2(c)に示すように、コネクタハウジング11の上
面開口部側をカバー40で覆い、図2d)に示すよう
に、これらコネクタハウジング11とカバー40及びゴ
ム栓50をケース60内に収容すると、図2(e)に示
すように、ゴム栓50の合成樹脂製のリング52の各係
止爪52aがケース60の各係合孔61aに係止され、
防水機能を有した回路分岐用ジョイントコネクタ10の
組み立てが完了する。
【0023】このように、5つの圧接端子21を有した
各連鎖端子群20の繋ぎ部としての連鎖片22をジョイ
ント、即ち、分岐回路の導電部及び端子同士の位置決め
部として利用し、かつ、必要の極数の圧接端子21を連
鎖片22の所定位置を切断することにより対応させるこ
とができるので、端子配置の種々のバリエーションに容
易に対応させることができる。このことは、図3
(a),(b)に示す他の実施形態のように、一方の連
鎖端子群20′の圧接端子21が3つ、他方の連鎖端子
群20″の圧接端子21が2つになるように、各連鎖片
22の所定位置を切断することにより、極数が計5つの
回路分岐用ジョイントコネクタ10′を簡単に組み立て
ることができることからも判る。
【0024】また、各連鎖端子群20,20′,20″
の成形時の端子送り用の孔を連鎖片22の位置決め孔2
2aとして兼用しているので、各連鎖端子群20,2
0′,20″を低コストで製造することができる。さら
に、図1(a),図3(a)に示すように、コネクタハ
ウジング11の隣接する各端子収容室12間のピッチ
(P)を隣接する各圧接端子21,21間のピッチ(2
P)の半分に設定し、各端子収容室12に各圧接端子2
1を連鎖片22を介して一体成形した一対の連鎖端子群
20,20或いは20′,20″の該各圧接端子21が
互い違いに収容されるように各連鎖片22を重ね合わせ
てコネクタハウジング11の各端子収容室12に連通し
た繋ぎ部収容室13に収容自在にしたので、隣接する各
圧接端子21,21間のピッチを隣接する各端子収容室
12間のピッチと同じにして狭ピッチ化を図ることがで
きる。その結果、コネクタハウジング11の小型化を図
ることができ、回路分岐用ジョイントコネクタ10,1
0′全体をより一段と小型化及び薄型化することができ
る。さらにまた、コネクタハウジング11とカバー40
及びゴム栓50を箱形のケース60内に収容し、ゴム栓
50の合成樹脂製のリング52の各係止爪52aをケー
ス60の幅広部61の各係合孔61aにロックしたの
で、コネクタハウジング11の各端子収容室12及び繋
ぎ部収容室13の防水性を向上させることができる。
【0025】図4(a)は本発明の別の実施形態の回路
分岐用ジョイントコネクタのコネクタハウジングにカバ
ーを取り付ける前の状態を示す断面図、図4(b)は同
回路分岐用ジョイントコネクタの組み立て完成状態を示
す断面図である。この別の実施形態では、カバー40の
コネクタハウジング11の繋ぎ部収容室13に対向する
位置に、重ね合わされる各連鎖片(繋ぎ部)22,22
同士を押圧する押圧突起41を複数一体突出形成してあ
る点が、前記各実施形態と異なる。他の構成は前記各実
施形態と同様であるので、同一符号を付して詳細な説明
は省略する。
【0026】即ち、カバー40の押圧突起41は繋ぎ部
収容室13の各位置決め突起15,15間の中央に対向
する位置にそれぞれ一体突出形成してある。この各押圧
突起41により、一対の連鎖端子群20,20(或いは
20′,20″)の重ね合わされる各連鎖片22,22
同士を確実に押圧することができ、該重ね合わされた各
連鎖片22,22同士の導通状態を強固にすることがで
きる。
【0027】尚、前記各実施形態によれば、自動車用組
電線としてのワイヤハーネスの分岐接続用として好適な
回路分岐用ジョイントコネクタについて説明したが、適
用対象はワイヤハーネスの分岐接続用に限られるもので
ないことは勿論である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、複数の圧接端子を繋ぎ部を介して所定間隔毎に
一体成形し、この繋ぎ部を分岐回路の導電部及び端子同
士の位置決め部としたので、端子配置の種々のバリエー
ションに容易に対応可能な回路分岐用ジョイントコネク
タを低コストで提供することができる。
【0029】請求項2の発明によれば、コネクタハウジ
ングの各端子収容室間のピッチを各圧接端子間のピッチ
の半分に設定し、各端子収容室に複数の圧接端子を繋ぎ
部で一体成形した一対の連鎖端子群の各圧接端子が互い
違いに収容されるように各繋ぎ部を重ね合わせてコネク
タハウジングの各端子収容室に連通した繋ぎ部収容室に
収容自在にしたので、各圧接端子間の狭ピッチ化及びコ
ネクタハウジングの小型化を図ることができ、回路分岐
用ジョイントコネクタ全体をより一段と小型化すること
ができる。
【0030】請求項3の発明によれば、コネクタハウジ
ングの繋ぎ部収容室の位置決め突起に、一対の連鎖端子
群の各繋ぎ部の位置決め孔を嵌め込むだけの簡単な作業
により、該一対の連鎖端子群の各圧接端子同士の位置決
めを簡単かつ確実に行うことができる。
【0031】請求項4の発明によれば、コネクタハウジ
ングの各端子収容室及び繋ぎ部収容室をカバーで被覆す
る一方、これらコネクタハウジングとカバーとの間で形
成される開口部側にゴム栓を装着すると共に、当該コネ
クタハウジングとカバー及びゴム栓を箱形のケース内に
収容自在にしたので、コネクタハウジングの各端子収容
室及び繋ぎ部収容室の防水性を向上させることができ
る。
【0032】請求項5の発明によれば、カバーのコネク
タハウジングの繋ぎ部収容室に対向する位置に設けたカ
バーの押圧突起により、一対の連鎖端子群の重ね合わさ
れる各繋ぎ部同士を確実に押圧することができ、該一対
の連鎖端子群の重ね合わされた各繋ぎ部同士の導通状態
を強固にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施形態の回路分岐用ジョイ
ントコネクタのコネクタハウジングに一対の連鎖端子群
を収容した状態を一部断面で示す平面図、(b)は同回
路分岐用ジョイントコネクタの断面図、(c)は同回路
分岐用ジョイントコネクタの正面図である。
【図2】(a)は上記コネクタハウジングに連鎖端子群
及びゴム栓を装着する前の状態を示す断面図、(b)は
同装着後の状態を示す断面図、(c)は同コネクタハウ
ジングにカバーを取り付ける前の状態を示す断面図、
(d)は同コネクタハウジング及びカバーをケース内に
収容する前の状態を示す断面図、(e)は同組立完成状
態を示す断面図である。
【図3】(a)は本発明の他の実施形態の回路分岐用ジ
ョイントコネクタのコネクタハウジングに一対の連鎖端
子群を収容した状態を一部断面で示す平面図、(b)は
同回路分岐用ジョイントコネクタの正面図である。
【図4】(a)は本発明の別の実施形態の回路分岐用ジ
ョイントコネクタのコネクタハウジングにカバーを取り
付ける前の状態を示す断面図、(b)は同組立完成後の
全体の断面図である。
【図5】(a)は従来例のジョイントコネクタに用いら
れるゴム栓の斜視図、(b)は同ジョイントコネクタの
分解斜視図、(c)は同ジョイントコネクタのコネクタ
ケースとコネクタカバーに収納ケースを嵌着する前の状
態を示す斜視図、(d)は同ジョイントコネクタの組立
完成状態の斜視図である。
【符号の説明】
10,10′ 回路分岐用ジョイントコネクタ 11 コネクタハウジング 12 端子収容室 13 繋ぎ部収容室 15 位置決め突起 20,20′,20″ 連鎖端子群 21 圧接端子 22 連鎖片(繋ぎ部) 22a 位置決め孔 30 電線 40 カバー 41 押圧突起 50 ゴム栓 60 ケース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングに複数の端子収容室
    を形成し、この複数の端子収容室に、電線を圧接接続す
    る圧接端子をそれぞれ収容した回路分岐用ジョイントコ
    ネクタにおいて、 前記複数の圧接端子を繋ぎ部を介して所定間隔毎に一体
    成形し、この繋ぎ部を分岐回路の導電部及び端子同士の
    位置決め部としたことを特徴とする回路分岐用ジョイン
    トコネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回路分岐用ジョイントコ
    ネクタであって、 前記コネクタハウジングに前記繋ぎ部が収容される繋ぎ
    部収容室を前記各端子収容室に連通するように形成する
    と共に、該各端子収容室間のピッチを前記各圧接端子間
    のピッチの半分に設定し、前記各端子収容室に前記複数
    の圧接端子を繋ぎ部を介して一体成形した一対の連鎖端
    子群の各圧接端子が互い違いに収容されるように各繋ぎ
    部を重ね合わせて前記繋ぎ部収容室に収容自在にしたこ
    とを特徴とする回路分岐用ジョイントコネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の回路分岐用ジョイントコ
    ネクタであって、 前記繋ぎ部収容室の各端子収容室に対向する位置に位置
    決め突起をそれぞれ形成し、前記各繋ぎ部の前記各位置
    決め突起に対向する位置に位置決め孔をそれぞれ形成し
    たことを特徴とする回路分岐用ジョイントコネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項1,2,3記載の回路分岐用ジョ
    イントコネクタであって、 前記コネクタハウジングの各端子収容室及び繋ぎ部収容
    室をカバーで被覆する一方、これらコネクタハウジング
    とカバーとの間で形成される開口部側にゴム栓を装着す
    ると共に、当該コネクタハウジングとカバー及びゴム栓
    を箱形のケース内に収容自在にしたことを特徴とする回
    路分岐用ジョイントコネクタ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の回路分岐用ジョイントコ
    ネクタであって、 前記カバーの前記コネクタハウジングの繋ぎ部収容室に
    対向する位置に、一対の連鎖端子群の重ね合わされる各
    繋ぎ部同士を押圧する押圧突起を形成したことを特徴と
    する回路分岐用ジョイントコネクタ。
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