JPH11203915A - トンネル照明制御装置 - Google Patents

トンネル照明制御装置

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JPH11203915A
JPH11203915A JP10004784A JP478498A JPH11203915A JP H11203915 A JPH11203915 A JP H11203915A JP 10004784 A JP10004784 A JP 10004784A JP 478498 A JP478498 A JP 478498A JP H11203915 A JPH11203915 A JP H11203915A
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JP
Japan
Prior art keywords
tunnel
illuminance information
atl
lighting
lighting control
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Pending
Application number
JP10004784A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahito Koga
隆仁 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10004784A priority Critical patent/JPH11203915A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受光部あるいはATLの故障等により照明設
備を正常に点灯/消灯できなくなってしまった場合で
も、適切なトンネル内部の照明を行う制御装置を提供す
ること。 【解決手段】 トンネル外部に設置された受光部1の出
力信号が供給される調ATL2に供給される。このAT
L2の出力信号である照度情報はトンネル内の照明装置
を制御するための照明制御PLC4に供給される。この
照明制御PLC4には、ATL2からの照度情報が供給
され、この照度情報の所定期間における平均値を演算す
る演算部5と、この演算部5によって演算された平均化
照度情報を記憶する記憶テーブル部6と、前記トンネル
外部に設置された受光部1あるいは前記ATL2の故障
を検出する故障判定回路7と、この故障判定回路7から
の出力信号により前記記憶テーブル部6から前記平均化
照度情報を抽出し、この平均化照度により前記トンネル
内の照明装置を動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車トンネルの
内部照明の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、高速道路などの道路トンネルの
照明設備は、トンネル入口照明設備とトンネル内部照明
設備とから構成されていて、このうちトンネル内部照明
設備は自動車等の運転者がトンネル内の構造及び環境を
視覚的に判断する為に不可欠である。
【0003】特に、トンネル内に進入または脱出する
際、運転者がトンネル内部とトンネル外部の明るさに順
応する様、トンネル外部と内部との明るさがほぼ同等レ
ベルにならなければ、自動車等の安全な走行は望めな
い。
【0004】そこで、従来は受光部をトンネル外部に設
置して現在の明るさを検出し、後記する調光装置(以下
ATLと呼ぶ)で明るさのレベルを段階的に分割し、ト
ンネル内の照明制御装置に信号を渡され、このATLか
らの入力信号に従い、トンネル内部に設置されている照
明設備の点灯/消灯を制御していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この様な従来
のトンネル照明制御では、トンネル外部に設置された受
光部又はATLが故障した場合、ATLが強制的に現状
維持、若しくは或る一定レベルの照明点灯指令を出力
し、その指令に従ってトンネル内部の照明設備を点灯さ
せていたが、この固定的な制御では時間の経過によって
は必ずしも適切な照明設備を点灯/消灯できているとは
限らないという問題が発生していた。
【0006】そこで、本発明の目的は、受光部の故障お
よびATLの故障等により照明設備を正常に点灯/消灯
できなくなってしまった場合でも、現状の状態に最も適
した照明制御を可能としたトンネル内部の照明制御装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のトンネル照明制
御装置は、トンネル外部に設置された受光部と、この受
光部の出力信号が供給される調光装置と、この調光装置
の出力信号である照度情報が供給される照明制御プログ
ラマブルコントローラ(以下照明制御PLCという。)
と、この照明制御PLCにより制御されるトンネル内の
照明装置とを備え、前記照明制御PLCは、前記調光装
置からの照度情報が供給され、この照度情報の所定期間
における平均値を演算する演算部と、この演算部によっ
て演算された平均化照度情報を記憶する記憶テーブル部
と、前記トンネル外部に設置された受光部あるいは前記
調光装置の故障を検出する故障判定回路と、この故障判
定回路からの出力信号により前記記憶テーブル部から前
記平均化照度情報を抽出し、この平均化照度により前記
トンネル内の照明装置を動作させることを特徴とするも
のである。
【0008】又、本発明によれば、前記照明制御PLC
に一定レベル以上の降雨量を判定する雨判定回路を設
け、この雨判定回路からの出力信号に応じて、照度情報
のレベルを所定段階変更させる機能を持たせたことを特
徴とする前記トンネル照明制御装置が得られる。
【0009】更に、本発明によれば、前記照明制御PL
Cに、トンネル内の照明装置すべての消灯を禁止するイ
ンターロック機能を持たせたことを特徴とする前記トン
ネル照明制御装置が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図1
乃至図2を用いて説明する。
【0011】図1は、本発明による照明制御PLCの一
実施形態を示したブロック図である。
【0012】図1において、トンネル外部には外光の照
度を計る照度計からなる受光部1、前記ATL2、及び
トンネル外部の降雨量を計る降雨量計3がそれぞれ設置
されている。
【0013】このうち、ATL2は、受光部1からの出
力を調整制御して、その制御信号を後記する照明制御P
LCに送るもので、換言すれば、受光部1からの照度情
報に基づいて明るさのレベルを段階的に分割し、例え
ば、昼、夜、深夜、或いは晴天及び曇天等のモード情報
として照明制御PLC(後記)に送る。
【0014】前記照明制御PLC4は、トンネル内部の
照明設備を点灯/消灯制御するものとして設置されてお
り、演算部5、記憶テーブル部6、ATL故障判定回路
7、雨判定回路8、制御信号抽出回路9、及び出力制御
回路10等からなっている。演算部5はATL2からの
ディジタル信号を基にトンネル内部に設定されている照
明設備11の点灯/消灯切換時間等を演算するととも
に、照明設備11の1日間すなわち24時間に亘る平均
証明レベルを演算するものであり、この演算結果は記憶
テーブル部6に送られる。
【0015】ATL故障判定回路7は受光部1を含めた
ATLの故障を判定する回路であり、ATL2からの故
障信号12を受けてATL2の故障を判定すると、アン
ド回路13を開いて、記憶テーブル部6の照度情報デー
タを制御信号抽出回路9に送る様になっている。この制
御信号抽出回路9は、トンネル外部に設置されている受
光部1又はATL2が故障した時、記憶テーブル部6か
ら過去24時間の平均化された照度情報信号を抽出す
る。抽出された照度情報信号は出力制御回路10に送ら
れて、出力制御回路10で、トンネル内の照明装置群1
1の点灯/消灯制御を行うように構成されている。
【0016】又、降雨量が或る一定レベル以上になった
ことを、雨判定回路8によって判定されると、制御信号
抽出回路9に抽出された照度情報信号より所定段階(通
常1段階)低下させる機能、及び「全照明を消灯せよ」
との制御結果が出ても、全照明の消灯を禁止するインタ
ーロック機能を備えている。
【0017】次に、上記した構成の照明制御システムの
作用について説明する。
【0018】先づ、トンネル外部に設置した受光部1又
はATL2に故障がない場合について、その制御手順を
説明する。
【0019】受光部1からの照度情報信号がATL2に
送られて来ると、ATL2では照度情報信号の照度レベ
ルに基づいて、例えば、昼、夜、深夜、或いは晴天及び
曇天等のモード情報に変換され、このモード情報がトン
ネル内の照明制御PLC4に送られて来る。
【0020】照明制御PLC4では、演算部5で、前記
のモード情報に応じた照明データが24時間単位で平均
化演算される。この24時間単位で平均化演算された値
が、過去の照明データとして、記憶テーブル部6に記憶
される。
【0021】一方、ATL2からの照度情報信号は、そ
のまま出力制御回路10に送られるが、この時、トンネ
ル外部の降雨量が或る一定レベル以上になると、それを
雨判定回路8によって判定され、その判定信号に基づい
て、予め決められているレベルより数段階、普通は1段
階レベル程度を下げてトンネル内の照明設備に送られ
る。
【0022】次に、本発明による受光部1又はATL2
が故障した場合の制御手順を説明する。
【0023】受光部1又はATL2が故障すると、その
故障信号12をATL故障判定回路7が受領して、故障
が起きたことを判定する。そして、ATL故障判定回路
7が故障を判定すると、出力制御回路10は、その故障
直前の天候モード、即ち雨天か晴天かのモード信号14
を雨判定回路8から受けて、制御信号抽出回路9で、照
度情報信号に加算されて、照明設備11に送られる。
【0024】この時、雨判定回路8によって、降雨量が
一定レベル以上である雨天モードと判定されている場合
は、記憶テーブル部6から抽出された照度情報信号のレ
ベルを、予め決めておいたレベルより、例えば、1段階
レベルを下げる等の処理を行う。
【0025】即ち、これは記憶テーブル部6からの照度
情報信号に天候情報を加味してトンネル内の照度を決定
していることになる。
【0026】次に、図2に基づいて、本発明による制御
システムの制御手順を説明する。
【0027】図2は、上記した図1のシステム構成によ
る制御手順を示したフローチャートで、図1と同一構成
部は同一符号を記し、詳細な説明は省略する。
【0028】図2において、トンネル15内には、複数
の照明群16からなる照明設備11が設置されている。
【0029】この照明設備11内には、照明制御PLC
4(図1)が設けられており、又本発明には直接関係の
ない防災設備、受配電設備等の諸設備も設けられてい
る。
【0030】ATL2からの天候モード情報であるディ
ジタル入力信号は、照明制御処理部18及び照明記憶処
理部19に送られ、照明制御処理部18ではトンネル内
の照明設備の点灯/消灯を制御する演算処理が行われ
る。
【0031】一方、照明記憶処理部19では、トンネル
外部の照度情報信号を1時間毎に演算処理して記憶し、
更に照度情報信号を、過去のデータとして、1時間単位
及び1週間単位で平均化演算して記憶される。
【0032】尚、照明制御処理部18の演算結果が、
「すべての照明設備を消灯せよ」と出た場合、トンネル
15内の照明設備11すべてを消灯する事は出来ないの
で、出力機能部20でインターロック処理され、その結
果全消灯禁止信号21が照明設備11に送られて、照明
設備11すべての消灯を防ぎ、最低限の照明を確保す
る。
【0033】そして、この出力機能部20でのインター
ロック処理を行った結果は、フィードバック処理部22
を介して、照明記憶処理部19にフィードバックされ、
現在の照明設備11の最低の照度情報データを記憶す
る。
【0034】
【発明の効果】以上の様に、トンネル外部の照度を測定
する入力機器、例えば受光部やATLが故障しても、本
発明の照度制御PLCによって、過去の照度情報データ
の平均値を利用することが出来る為、従来に比べて現状
にあった照明制御が可能となり、トンネル内外の照度格
差によって引き起こされる事故を大幅に改善させること
が出来る。
【0035】又、現在共用されているトンネルの内、コ
ントローラを用いている全てのトンネル照明制御装置を
対象とすることが出来る為、本発明による照明制御シス
テムの構築に際し、新たにコントロールシステムを導入
する必要がなく、設備投資上の経済効果も大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による照明制御PLCの一実施形態を示
したブロック図である。
【図2】本発明によるシステム構成による制御手順を示
したフローチャートである。
【符号の説明】
1……………… 受光部 2……………… 調光装置(ATL) 3……………… 降雨量計 4……………… 照明制御PLC 5……………… 演算部 6……………… 記憶テーブル部 7……………… ATL故障判定回路 8……………… 雨判定回路 9……………… 制御信号抽出回路 10……………… 出力制御回路 11……………… 照明設備 12……………… ATL故障信号 13……………… アンド回路 15……………… トンネル 16……………… 複数の照明群 18……………… 照明制御処理部 19……………… 照明記憶処理部 20……………… 出力機能部 21……………… 全消灯禁止信号 22……………… フィードバック処理部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル外部に設置された受光部と、こ
    の受光部の出力信号が供給される調光装置と、この調光
    装置の出力信号である照度情報が供給される照明制御プ
    ログラマブルコントローラと、この照明制御プログラマ
    ブルコントローラにより制御されるトンネル内の照明装
    置とを備え、前記照明制御プログラマブルコントローラ
    は、前記調光装置からの照度情報が供給され、この照度
    情報の所定期間における平均値を演算する演算部と、こ
    の演算部によって演算された平均化照度情報を記憶する
    記憶テーブル部と、前記トンネル外部に設置された受光
    部あるいは前記調光装置の故障を検出する故障判定回路
    と、この故障判定回路からの出力信号により前記記憶テ
    ーブル部から前記平均化照度情報を抽出し、この平均化
    照度により前記トンネル内の照明装置を動作させること
    を特徴とするトンネル照明制御装置。
  2. 【請求項2】 前記照明制御プログラマブルコントロー
    ラに一定レベル以上の降雨量を判定する雨判定回路を設
    け、この雨判定回路からの出力信号に応じて、前記照度
    情報のレベルを変更することを特徴とする請求項1に記
    載のトンネル照明制御装置。
  3. 【請求項3】 前記照明制御プログラマブルコントロー
    ラに、トンネル内の照明装置すべての消灯を禁止するイ
    ンターロック機能を持たせたことを特徴とする請求項1
    に記載のトンネル照明制御装置。
JP10004784A 1998-01-13 1998-01-13 トンネル照明制御装置 Pending JPH11203915A (ja)

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JP10004784A JPH11203915A (ja) 1998-01-13 1998-01-13 トンネル照明制御装置

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JP10004784A JPH11203915A (ja) 1998-01-13 1998-01-13 トンネル照明制御装置

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JPH11203915A true JPH11203915A (ja) 1999-07-30

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ID=11593444

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JP10004784A Pending JPH11203915A (ja) 1998-01-13 1998-01-13 トンネル照明制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102802326A (zh) * 2012-09-12 2012-11-28 湖南新航程智能测控技术有限公司 一种双灯种隧道照明节能控制器及控制方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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