JP2000243582A - 照明制御システム - Google Patents
照明制御システムInfo
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- JP2000243582A JP2000243582A JP3932499A JP3932499A JP2000243582A JP 2000243582 A JP2000243582 A JP 2000243582A JP 3932499 A JP3932499 A JP 3932499A JP 3932499 A JP3932499 A JP 3932499A JP 2000243582 A JP2000243582 A JP 2000243582A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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- Y02B20/40—Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection
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- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動調光装置によって道路用照明設備の照明
量を調節するのでは、領域内に車両が存在しないときに
も照明を行うため、無駄な電力消費がある。 【解決手段】 従来のシステムでは、自動調光装置１Ａ
による制御モードでトンネル照明器具７の照明量の調
節、及びＩＴＶカメラ３1〜３Nからの映像情報から画像
処理装置５によってトンネル内の渋滞等を判定すること
で遠方監視制御装置２によって照明量を調節する。これ
に加えて、本発明では、トンネルの入口と出口にＩＴＶ
カメラ３0、３N+1を設け、各ＩＴＶカメラ３0〜３N+1の
映像情報から画像処理装置５がトンネル内に車両が存在
するか否かを判定し、トンネル内に車両が存在しないと
きに照明制御盤１がトンネル内の照明量を最小限に調節
する。インターチェンジ等の道路用照明設備に適用する
ことも含む。
量を調節するのでは、領域内に車両が存在しないときに
も照明を行うため、無駄な電力消費がある。 【解決手段】 従来のシステムでは、自動調光装置１Ａ
による制御モードでトンネル照明器具７の照明量の調
節、及びＩＴＶカメラ３1〜３Nからの映像情報から画像
処理装置５によってトンネル内の渋滞等を判定すること
で遠方監視制御装置２によって照明量を調節する。これ
に加えて、本発明では、トンネルの入口と出口にＩＴＶ
カメラ３0、３N+1を設け、各ＩＴＶカメラ３0〜３N+1の
映像情報から画像処理装置５がトンネル内に車両が存在
するか否かを判定し、トンネル内に車両が存在しないと
きに照明制御盤１がトンネル内の照明量を最小限に調節
する。インターチェンジ等の道路用照明設備に適用する
ことも含む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル内の照明
設備など、道路用照明設備の照明制御システムに係り、
特に照明量を調節できる照明設備での省エネ制御に関す
る。
設備など、道路用照明設備の照明制御システムに係り、
特に照明量を調節できる照明設備での省エネ制御に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】図３は、高速道路トンネルの照明制御シ
ステムを示すブロック図である。照明制御は、図４に制
御ブロックで示すように、基本的には照明制御盤１によ
る直接制御と、遠方監視制御装置２による遠方監視制御
によって自動または手動で制御される。
ステムを示すブロック図である。照明制御は、図４に制
御ブロックで示すように、基本的には照明制御盤１によ
る直接制御と、遠方監視制御装置２による遠方監視制御
によって自動または手動で制御される。
【０００３】自動調光装置１Ａは、トンネル坑口及びト
ンネル外に設置した輝度計からの計測値がそれぞれ入力
され、このトンネル内輝度値と屋外輝度値又は夜間等を
判定するタイマからの時刻情報から決まる制御モード情
報を制御部１Ｂに転送する。
ンネル外に設置した輝度計からの計測値がそれぞれ入力
され、このトンネル内輝度値と屋外輝度値又は夜間等を
判定するタイマからの時刻情報から決まる制御モード情
報を制御部１Ｂに転送する。
【０００４】制御部１Ｂは、与えられる制御モードに応
じた照明量を求め、この照明量に対応させた制御量を入
出力部１Ｃを通してトンネル照明器具７に出力し、その
照明量を制御する。この照明量の制御は、複数の照明器
具の選択的な点灯／消灯制御によるものと各照明器具の
調光制御によるものの一方の制御方式又は両方を組み合
わせた制御方式にされる。
じた照明量を求め、この照明量に対応させた制御量を入
出力部１Ｃを通してトンネル照明器具７に出力し、その
照明量を制御する。この照明量の制御は、複数の照明器
具の選択的な点灯／消灯制御によるものと各照明器具の
調光制御によるものの一方の制御方式又は両方を組み合
わせた制御方式にされる。
【０００５】制御モード情報は、下記の表に示すように
設定される。この設定は、屋外の輝度や時間帯によって
晴天１、２、曇天１、２、昼間、夜間、深夜で区分し、
屋外からトンネル内に入ったときの輝度の急激な変化で
運転者の視覚を狂わさないよう、晴天１のモードではト
ンネル内を最も明るくし、深夜モードでは最も暗い照明
量にする。なお、表中のＯＮ，ＯＦＦは、それぞれの区
分判定条件になり、例えば、晴天１では屋外の輝度がト
ンネルによって定める輝度Ｌ＝６０００，４０００，３
０００（ｃｄ／ｍ2）の３種類のいずれかの値の７５％
になる０.７５Ｌ（ｃｄ／ｍ2）を越えたときを晴天１の
モードとし、０.６Ｌ（ｃｄ／ｍ2）以下になったときを
晴天１のモードから外れたとする。また、夜間モードは
季節に応じた時刻で区分する。
設定される。この設定は、屋外の輝度や時間帯によって
晴天１、２、曇天１、２、昼間、夜間、深夜で区分し、
屋外からトンネル内に入ったときの輝度の急激な変化で
運転者の視覚を狂わさないよう、晴天１のモードではト
ンネル内を最も明るくし、深夜モードでは最も暗い照明
量にする。なお、表中のＯＮ，ＯＦＦは、それぞれの区
分判定条件になり、例えば、晴天１では屋外の輝度がト
ンネルによって定める輝度Ｌ＝６０００，４０００，３
０００（ｃｄ／ｍ2）の３種類のいずれかの値の７５％
になる０.７５Ｌ（ｃｄ／ｍ2）を越えたときを晴天１の
モードとし、０.６Ｌ（ｃｄ／ｍ2）以下になったときを
晴天１のモードから外れたとする。また、夜間モードは
季節に応じた時刻で区分する。
【０００６】
【表１】
【０００７】次に、遠方監視制御装置２による照明制御
は、トンネル内の車両の通行状況を基に行うものであ
る。トンネル内にはＮ台のＩＴＶカメラ３1〜３Nを設置
してその撮影画像をＩＴＶ被制御架４に収集し、これら
画像から画像処理部５によってトンネル内の通行車両の
異常事象の検出、交通流データの処理、検出を行う。
は、トンネル内の車両の通行状況を基に行うものであ
る。トンネル内にはＮ台のＩＴＶカメラ３1〜３Nを設置
してその撮影画像をＩＴＶ被制御架４に収集し、これら
画像から画像処理部５によってトンネル内の通行車両の
異常事象の検出、交通流データの処理、検出を行う。
【０００８】画像処理装置５による画像処理は、映像入
力部５Ａから取り込んだ画像を画像処理部５Ｂで画像処
理して車両の位置検出を行い、車両、位置データを事象
判定部５Ｃに出力する。事象判定部５Ｃは画像処理部５
Ｂからのデータから車両の異常走行（停止、低速、渋
滞、遊走等）状態、交通流データ（交通量、平均速度）
および装置異常を処理、検出し、入出力部５Ｄを介して
遠方監視制御装置２へ知らせるためにＩＴＶ被制御架４
へ出力する。ＩＴＶ被制御架４は、ＩＴＶ制御架６を介
して遠方監視制御装置２へトンネル内の車両の通行状況
情報として伝送する。
力部５Ａから取り込んだ画像を画像処理部５Ｂで画像処
理して車両の位置検出を行い、車両、位置データを事象
判定部５Ｃに出力する。事象判定部５Ｃは画像処理部５
Ｂからのデータから車両の異常走行（停止、低速、渋
滞、遊走等）状態、交通流データ（交通量、平均速度）
および装置異常を処理、検出し、入出力部５Ｄを介して
遠方監視制御装置２へ知らせるためにＩＴＶ被制御架４
へ出力する。ＩＴＶ被制御架４は、ＩＴＶ制御架６を介
して遠方監視制御装置２へトンネル内の車両の通行状況
情報として伝送する。
【０００９】この情報を基にした遠方監視制御装置２に
よるトンネル内の照明量制御は、例えば、特開平９−４
４６２７号公報のものでは、映像装置で車両の流れを捕
らえることで車両の「異常走行状態」を検知し、トンネ
ル内の照明量を高く（明るく）する。
よるトンネル内の照明量制御は、例えば、特開平９−４
４６２７号公報のものでは、映像装置で車両の流れを捕
らえることで車両の「異常走行状態」を検知し、トンネ
ル内の照明量を高く（明るく）する。
【００１０】また、特開平１０−９７８９７号公報のも
のでは、屋外の明るさと交通量・速度に連動して調光量
を制御、及び夜間の交通量が少ない場合に基本照明を暗
くするようにしている。
のでは、屋外の明るさと交通量・速度に連動して調光量
を制御、及び夜間の交通量が少ない場合に基本照明を暗
くするようにしている。
【００１１】なお、遠方監視制御装置２とＩＴＶカメラ
等で構成するシステムは、トンネル内の車両の通行状況
を基にトンネル内の換気制御を行うのにも利用される。
等で構成するシステムは、トンネル内の車両の通行状況
を基にトンネル内の換気制御を行うのにも利用される。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】従来の照明制御システ
ムは、屋外輝度値又はタイマの時刻情報を基に制御して
おり、トンネル内の車両通行状況はその渋滞等を考慮し
たのみであり、トンネル内に通行車両が無い場合でも照
明はトンネル内に車両があることを前提とし、安全に必
要な明るさを保つよう点灯している。よって、トンネル
内に車両が存在しない場合、無駄な照明点灯による電力
量を消費していることになる。
ムは、屋外輝度値又はタイマの時刻情報を基に制御して
おり、トンネル内の車両通行状況はその渋滞等を考慮し
たのみであり、トンネル内に通行車両が無い場合でも照
明はトンネル内に車両があることを前提とし、安全に必
要な明るさを保つよう点灯している。よって、トンネル
内に車両が存在しない場合、無駄な照明点灯による電力
量を消費していることになる。
【００１３】近年、道路は比較的交通量の少ない地区に
まで整備されつつあるが、照明に消費する電力費用は膨
大となっている。この電力消費の問題は、トンネル内に
限らず、高速道路の本線、インターチェンジ、パーキン
グエリア、サービスエリア等における道路用照明設備に
もある。
まで整備されつつあるが、照明に消費する電力費用は膨
大となっている。この電力消費の問題は、トンネル内に
限らず、高速道路の本線、インターチェンジ、パーキン
グエリア、サービスエリア等における道路用照明設備に
もある。
【００１４】本発明の目的は、道路用照明設備における
電力消費を減らすことができる照明制御システムを提供
することにある。
電力消費を減らすことができる照明制御システムを提供
することにある。
【００１５】
【課題を解決するための手段】本発明は、照明対象とな
る領域内に車両が存在していないことを検知したときに
当該領域内の照明量を最小限まで下げることで省エネを
図るようにしたもので、以下の構成を特徴とする。
る領域内に車両が存在していないことを検知したときに
当該領域内の照明量を最小限まで下げることで省エネを
図るようにしたもので、以下の構成を特徴とする。
【００１６】自動調光装置によって道路用照明設備の照
明量を調節する照明制御システムにおいて、前記照明設
備の照明領域内及びその入口と出口の映像を得る複数の
ＩＴＶカメラと、前記ＩＴＶカメラの映像情報から前記
照明領域内に車両が存在するか否かを判定する画像処理
装置と、前記画像処理装置が車両が存在しないと判定し
たきに前記照明領域内の照明量を最小限に調節する照明
制御盤とを備えたことを特徴とする。
明量を調節する照明制御システムにおいて、前記照明設
備の照明領域内及びその入口と出口の映像を得る複数の
ＩＴＶカメラと、前記ＩＴＶカメラの映像情報から前記
照明領域内に車両が存在するか否かを判定する画像処理
装置と、前記画像処理装置が車両が存在しないと判定し
たきに前記照明領域内の照明量を最小限に調節する照明
制御盤とを備えたことを特徴とする。
【００１７】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の実施形態を示す
照明制御システムのブロック図であり、図３と同等のも
のは同一符号で示す。
照明制御システムのブロック図であり、図３と同等のも
のは同一符号で示す。
【００１８】（１）システム機能 本実施形態では、ＩＴＶカメラ３1〜３Nの他に、トンネ
ル坑口（出入口）からある距離を経た屋外にＩＴＶカメ
ラ３0、３N+1をそれぞれ設置する。
ル坑口（出入口）からある距離を経た屋外にＩＴＶカメ
ラ３0、３N+1をそれぞれ設置する。
【００１９】画像処理装置５の画像処理部５Ｂは、トン
ネル坑口に設置したＩＴＶカメラ３0、３N+1および坑内
のＩＴＶカメラ３1〜３Nからの画像を画像処理し、事象
判定部５Ｃはトンネル内および出入口付近に車両が存在
するか否かを判定処理し、照明制御盤１に出力する。
ネル坑口に設置したＩＴＶカメラ３0、３N+1および坑内
のＩＴＶカメラ３1〜３Nからの画像を画像処理し、事象
判定部５Ｃはトンネル内および出入口付近に車両が存在
するか否かを判定処理し、照明制御盤１に出力する。
【００２０】さらに、事象判定部５Ｃは各ＩＴＶカメ
ラ、画像処理装置５の装置故障データを照明制御盤１に
出力する。
ラ、画像処理装置５の装置故障データを照明制御盤１に
出力する。
【００２１】照明制御盤１には、図２に照明制御ブロッ
ク図で示すように、自動モードの中にＩＴＶ／ＡＴＬ
（自動調光装置）モードを新たに設ける。ＡＴＬモード
では従来システムと同様に、調光装置１Ａや遠方監視制
御装置２によって制御する。
ク図で示すように、自動モードの中にＩＴＶ／ＡＴＬ
（自動調光装置）モードを新たに設ける。ＡＴＬモード
では従来システムと同様に、調光装置１Ａや遠方監視制
御装置２によって制御する。
【００２２】これに対して、ＩＴＶモードでは画像処理
装置５からのトンネル内車両情報を考慮して制御を行
う。ＩＴＶモードの場合、制御部１Ｂは画像処理装置５
からの入力信号が「トンネル内交通量有り」の状態であ
れば調光装置１Ａの指令どおりの制御を出力し、「トン
ネル内交通量無し」の状態であれば、必要最小限の照明
量指令、もしくは点灯待機状態になる消灯指令を出力す
る。
装置５からのトンネル内車両情報を考慮して制御を行
う。ＩＴＶモードの場合、制御部１Ｂは画像処理装置５
からの入力信号が「トンネル内交通量有り」の状態であ
れば調光装置１Ａの指令どおりの制御を出力し、「トン
ネル内交通量無し」の状態であれば、必要最小限の照明
量指令、もしくは点灯待機状態になる消灯指令を出力す
る。
【００２３】また、制御部１Ｂは、画像処理装置５から
「装置故障」を入力した場合、直ちにＡＴＬモードに強
制切替を行い、調光装置１Ａのみの制御に移行し、ＩＴ
Ｖモードの選択を不可能とするためにロックする。
「装置故障」を入力した場合、直ちにＡＴＬモードに強
制切替を行い、調光装置１Ａのみの制御に移行し、ＩＴ
Ｖモードの選択を不可能とするためにロックする。
【００２４】モード切替時、火災発生時、停電時の制御
方法は、従来の自動制御と同様に対処する。
方法は、従来の自動制御と同様に対処する。
【００２５】ＩＴＶカメラ３0、３N+1の設置位置は、画
像処理により車両を認識しやすい位置とし、坑口からの
距離は「入口側のＩＴＶカメラが進入車両の画像を捕ら
えてから車両がトンネル内に進入するまでに、画像処理
および照明制御処理が終了し、トンネル内の照明状態が
必要な明るさになっている」条件を満たす距離とする。
像処理により車両を認識しやすい位置とし、坑口からの
距離は「入口側のＩＴＶカメラが進入車両の画像を捕ら
えてから車両がトンネル内に進入するまでに、画像処理
および照明制御処理が終了し、トンネル内の照明状態が
必要な明るさになっている」条件を満たす距離とする。
【００２６】（２）事象判定部の「トンネル内車両有
無」の判定処理 事象判定部５Ｃは、画像処理部５Ｂからの全てのＩＴＶ
カメラ３0〜３N+1からの車両データが零であるか否かの
判定を周期的（Ｔ１秒）に行い、全て零と認識してから
一定時間（Ｔ２秒）後まで零が継続したときに照明制御
盤１に対し「トンネル内交通量無し」情報を出力する。
無」の判定処理 事象判定部５Ｃは、画像処理部５Ｂからの全てのＩＴＶ
カメラ３0〜３N+1からの車両データが零であるか否かの
判定を周期的（Ｔ１秒）に行い、全て零と認識してから
一定時間（Ｔ２秒）後まで零が継続したときに照明制御
盤１に対し「トンネル内交通量無し」情報を出力する。
【００２７】この情報出力の解除は、事象判定部５Ｃが
全てのＩＴＶカメラからの車両データのうち１つでも車
両が存在することを認識してから一定時間（Ｔ３秒）後
まで存在の認識が継続した場合とする。但し、Ｔ２≧Ｔ
１，Ｔ３≧Ｔ１とし、トンネル毎に設定変更可能とす
る。
全てのＩＴＶカメラからの車両データのうち１つでも車
両が存在することを認識してから一定時間（Ｔ３秒）後
まで存在の認識が継続した場合とする。但し、Ｔ２≧Ｔ
１，Ｔ３≧Ｔ１とし、トンネル毎に設定変更可能とす
る。
【００２８】また、事象判定部５Ｃが画像処理部５Ｂか
らの装置故障情報を受信した場合、および事象判定部５
Ｃ自身の故障時発生時は、直ちに画像処理装置５から照
明制御盤１へ「装置故障」を出力する。
らの装置故障情報を受信した場合、および事象判定部５
Ｃ自身の故障時発生時は、直ちに画像処理装置５から照
明制御盤１へ「装置故障」を出力する。
【００２９】したがって、本実施形態によれば、トンネ
ル内に車両が存在しない場合には照明量を最小限にする
ことができ、例えば、屋外が晴天１の輝度状況でトンネ
ル内を最も明るくした照明状態から最小限にまで下げた
照明量に調節することでその電力消費を大幅に減らすこ
とができる。そして、車両がトンネルに近づいたときに
車両の存在の判定を得、車両がトンネル外に抜けるまで
適正な照明状態に戻すことができる。また、装置故障の
場合には調光装置による通常の照明制御に戻し、安全な
照明状態を得ることができる。
ル内に車両が存在しない場合には照明量を最小限にする
ことができ、例えば、屋外が晴天１の輝度状況でトンネ
ル内を最も明るくした照明状態から最小限にまで下げた
照明量に調節することでその電力消費を大幅に減らすこ
とができる。そして、車両がトンネルに近づいたときに
車両の存在の判定を得、車両がトンネル外に抜けるまで
適正な照明状態に戻すことができる。また、装置故障の
場合には調光装置による通常の照明制御に戻し、安全な
照明状態を得ることができる。
【００３０】以上までの構成及び処理方式は、トンネル
内の照明制御であるが、これを高速道路の本線、インタ
ーチェンジ、パーキングエリア、サービスエリア等にお
ける道路用照明設備の制御に適用して同等の作用効果を
得ることができる。例えば、照明対象がインターチェン
ジでその領域内の照明制御では、インターチェンジの入
口と出口等に設けたＩＴＶカメラからの映像情報から事
象判定部５Ｃがインターチェンジ内に車両が存在しない
ことを判定したとき、照明制御盤１がインターチェンジ
内の照明量を最小限に制御する。
内の照明制御であるが、これを高速道路の本線、インタ
ーチェンジ、パーキングエリア、サービスエリア等にお
ける道路用照明設備の制御に適用して同等の作用効果を
得ることができる。例えば、照明対象がインターチェン
ジでその領域内の照明制御では、インターチェンジの入
口と出口等に設けたＩＴＶカメラからの映像情報から事
象判定部５Ｃがインターチェンジ内に車両が存在しない
ことを判定したとき、照明制御盤１がインターチェンジ
内の照明量を最小限に制御する。
【００３１】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、照明対
象となる領域内に車両が存在していないことを検知した
ときに当該領域内の照明量を最小限まで下げるようにし
たため、トンネル内に車両がない場合などでは、照明の
省エネ運用が可能となる。特に少交通量路線のトンネル
ほどその省エネ効果は、より有効となる。
象となる領域内に車両が存在していないことを検知した
ときに当該領域内の照明量を最小限まで下げるようにし
たため、トンネル内に車両がない場合などでは、照明の
省エネ運用が可能となる。特に少交通量路線のトンネル
ほどその省エネ効果は、より有効となる。
【００３２】また、システム構成としては、既存の照明
設備、画像処理装置等に対して、比較的簡易な改造を施
すことにより実現することができるため、少交通量の地
区では設備投資費用を考慮しても照明電力による省エネ
効果により経済的となる可能性が大きい。
設備、画像処理装置等に対して、比較的簡易な改造を施
すことにより実現することができるため、少交通量の地
区では設備投資費用を考慮しても照明電力による省エネ
効果により経済的となる可能性が大きい。
【図１】本発明の実施形態を示す照明制御システムのブ
ロック図。
ロック図。
【図２】実施形態における照明制御ブロック図。
【図３】従来の照明制御システムのブロック図。
【図４】従来のシステムにおける照明制御ブロック図。
１…照明制御盤 １Ａ…自動調光装置 ２…遠方監視制御装置 ３0〜３N+1…ＩＴＶカメラ ４…ＩＴＶ被制御架 ５…画像処理装置 ６…ＩＴＶ制御架 ７…トンネル照明器具
Claims (1)
- 【請求項１】 自動調光装置によって道路用照明設備の
照明量を調節する照明制御システムにおいて、 前記照明設備の照明領域内及びその入口と出口の映像を
得る複数のＩＴＶカメラと、 前記ＩＴＶカメラの映像情報から前記照明領域内に車両
が存在するか否かを判定する画像処理装置と、 前記画像処理装置が車両が存在しないと判定したきに前
記照明領域内の照明量を最小限に調節する照明制御盤と
を備えたことを特徴とする照明制御システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3932499A JP2000243582A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | 照明制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3932499A JP2000243582A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | 照明制御システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000243582A true JP2000243582A (ja) | 2000-09-08 |
Family
ID=12549931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3932499A Pending JP2000243582A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | 照明制御システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000243582A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010129199A (ja) * | 2008-11-25 | 2010-06-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | トンネル用照明器具及びそれを用いたトンネル用照明システム |
| JP2011129494A (ja) * | 2009-12-21 | 2011-06-30 | Central Nippon Expressway Co Ltd | 道路照明設備点灯制御システム |
| JP2012113940A (ja) * | 2010-11-24 | 2012-06-14 | Seiwa Electric Mfg Co Ltd | 照明システム及びこれに使用される照明ユニット |
| CN102724786A (zh) * | 2011-03-30 | 2012-10-10 | 青岛海尔软件有限公司 | 智能家居的照明远程控制系统 |
| CN103152919A (zh) * | 2013-02-01 | 2013-06-12 | 无锡乾煜信息技术有限公司 | 基于视频监控的隧道灯控制系统 |
| CN104284483A (zh) * | 2014-08-27 | 2015-01-14 | 交通运输部公路科学研究所 | 一种隧道照明调控系统及调控方法 |
| CN104363677A (zh) * | 2014-11-06 | 2015-02-18 | 厦门市致创能源技术有限公司 | 一种路灯控制方法 |
| JPWO2014162682A1 (ja) * | 2013-04-03 | 2017-02-16 | 株式会社小糸製作所 | 道路照明制御装置 |
-
1999
- 1999-02-18 JP JP3932499A patent/JP2000243582A/ja active Pending
Cited By (9)
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