JPH11203466A - 画像処理方法及び装置 - Google Patents

画像処理方法及び装置

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JPH11203466A
JPH11203466A JP10006857A JP685798A JPH11203466A JP H11203466 A JPH11203466 A JP H11203466A JP 10006857 A JP10006857 A JP 10006857A JP 685798 A JP685798 A JP 685798A JP H11203466 A JPH11203466 A JP H11203466A
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dimensional linear
processing
scanning direction
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JP10006857A
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Yasunori Hashimoto
康訓 橋本
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/4007Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on interpolation, e.g. bilinear interpolation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 線形補間の演算に用いる乗算器の個数を減少
させた画像処理方法及び装置を提供する。 【解決手段】 一次元線形補間部102で入力画像デー
タに対して一次元の線形補間処理を行い、1ライン遅延
部103で、一次元線形補間部102により線形補間さ
れた画像データを1ライン分遅延させ、一次元線形補間
部104で、一次元線形補間部102により線形補間さ
れた画像データと1ライン遅延部103により遅延され
た画像データに対して一次元の線形補間処理を行うこと
により画像データの変倍処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データの変倍
処理を行う画像処理方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は、画像データの変倍処理を行う
線形補間処理部の構成を示すブロック図である。同図に
おいて、201は1ライン遅延部、202,203は1
画素遅延部、204,205,206は一次元の線形補
間処理を行う一次元線形補間部である。105は主走査
方向の辺の長さを演算する主走査方向辺演算部、113
は副走査方向の辺の長さを演算する副走査方向辺演算部
である。106は発信器、114はライン同期信号生成
装置である。107,108,115,116はインバ
ータ、111,112,117,118はオアゲート、
109,110はノアゲート、119,120はアンド
ゲートである。
【0003】上記の構成において、入力画像信号が1ラ
イン遅延部201及び1画素遅延部202,203に入
力され、参照する4点のデータが揃えられる。そして、
一次元線形補間部205,205により4点のデータが
水平方向に2点毎に一次元の線形補間処理された後、一
次元線形補間部206に入力され、垂直方向の一次元の
線形補間処理が行われることにより、二次元の線形補間
処理が実現される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
例では、一次元線形補間処理部204,205,206
による線形補間処理の演算に際し、乗算器が3個必要に
なり、回路規模が大きくなるという問題点があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、線形補間の演算に用いる乗算器の個数を減少
させた画像処理方法及び装置を提供することを目的とす
る。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像処理装置は、入力画像データに対して
一次元の線形補間処理を行う第1の一次元線形補間手段
と、前記第1の一次元線形補間手段により線形補間され
た画像データを1ライン分遅延させるライン遅延手段
と、前記第1の一次元線形補間手段により線形補間され
た画像データと前記ライン遅延手段により遅延された画
像データに対して一次元の線形補間処理を行う第2の一
次元線形補間手段とを有し、前記第1の一次元線形補間
手段、ライン遅延手段、及び第2の一次元線形補間手段
により画像データの変倍処理を行うことを特徴とする。
【0006】また好ましくは、更に、前記画像データの
変倍処理に応じて、主走査方向及び副走査方向の辺の長
さを求める演算手段を有することを特徴とする。
【0007】更に好ましくは、前記第1の一次元線形補
間手段は、主走査方向の辺の長さに基づいて一次元の線
形補間処理を行い、前記第2の一次元線形補間手段は副
走査方向の辺の長さに基づいて二次元の線形補間処理を
行うことを特徴とする。
【0008】また、上記目的を達成するために、本発明
による画像処理方法は、入力画像データに対して一次元
の線形補間処理を行う第1の一次元線形補間工程と、前
記第1の一次元線形補間工程で線形補間された画像デー
タを1ライン分遅延させるライン遅延工程と、前記第1
の一次元線形補間工程で線形補間された画像データと前
記ライン遅延工程で遅延された画像データに対して一次
元の線形補間処理を行う第2の一次元線形補間工程とを
有し、前記第1の一次元線形補間工程、ライン遅延工
程、及び第2の一次元線形補間工程により画像データの
変倍処理を行うことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0010】図1は、本実施形態における線形補間処理
部の構成を示すブロック図である。同図において、10
1は1画素遅延部、102,104は一次元の線形補間
処理を行う一次元線形補間部、103は1ライン遅延部
である。105は主走査方向の辺の長さを演算する主走
査方向演算部、113は副走査方向の辺の長さを演算す
る副走査方向辺演算部、106は発振器、114はライ
ン同期信号生成装置である。107,108,115,
116はインバータ、111,112,117,118
はオアゲート、109,110はノアゲート、119,
120はアンドゲートである。尚、各信号の詳細につい
ては更に後述する。
【0011】図2は、線形補間法における変換前の点と
変換後の点との関係を示す図である。図中、点V、点
W、点X、点Yは変換前の点を表す。また、各点の濃度
レベルをそれぞれv,w,x,yとする。
【0012】同図において、変換後の点を点Pとする
と、点Pと変換前の各点との位置関係は、主走査方向
(図の左右方向)に点VからLa、点WからLbの位置
にあり、副走査方向(図の上下方向)には、点VからK
a、点XからKbの位置にあるとする。また、本実施形
態では、変換前の1辺の長さを128として考えるの
で、La+Lb=128、Ka+Kb=128となる。
従って、図2における点Pの濃度レベルpは、 p=(v・Lb・Kb+w・La・Kb+x・Lb・K
a+y・La・Ka)/{(La+Lb)・(Ka+K
b)} となる。
【0013】図3は、本装置で扱う画像信号のタイミン
グチャートである。同図において、31はページ同期信
号であり、1ページの画像信号が有効となる期間中、論
理レベルとしてHighになるハイアクティブの信号で
ある。32はライン同期信号であり、1ライン分の画像
信号が有効となる期間中、論理レベルがHighになる
ハイアクティブの信号である。33は画像同期クロック
であり、1画素単位に出力され、このクロックの立ち上
がりエッジに同期して画像信号が出力される。そして、
34は画像信号であり、1画素につき8ビットで構成さ
れる多値データである。
【0014】図11は、本実施形態における線形補間処
理部1602(図1に示す線形補間処理部に対応)と画
像供給源1101との関係を示すブロック図である。ま
た、図12は画像供給源1101と線形補間処理部16
02との各信号のタイミングチャートである。
【0015】図11において、画像供給源1101から
出力される信号は、図3に示す画像信号と同じである
が、線形補間処理部1602から画像供給源1101に
対してライン要求信号と画像要求クロックが出力され
る。そして、図12に示すように線形補間処理部160
2から画像供給源1101にライン要求信号が入力され
たときに、画像供給源1101は画像信号を出力する。
また、画像要求クロックが入力されたときに、画像供給
源1101は画像信号を更新する。つまり、本実施形態
における線形補間処理部1602は、ライン要求信号と
画像要求クロックを制御することにより、画像供給源1
101からの画像の供給を止めることが可能となる。 <レベルの演算方法の説明>次に、本実施形態における
レベルの演算方法について説明する。図1に示す主走査
方向辺演算部105は、図2に示すLaを演算して出力
する機能と、主走査方向の縮小を行う場合に画像同期ク
ロックを間引くための信号及び主走査方向の拡大を行う
場合に上述の画像供給源1101に対して出力する画像
要求クロックを間引くための信号である主走査方向制御
信号を出力する機能を有する。また、副走査方向辺演算
部113は、図2に示すKaを演算して出力する機能
と、副走査方向の縮小を行う場合にライン同期信号を間
引くための信号及び副走査方向の拡大を行なう場合に画
像供給源1101に対して出力する画像要求信号を間引
くための信号である副走査方向制御信号を出力する機能
を有する。
【0016】図13は、図1に示す一次元線形補間部1
02,104の構成を示すブロック図である。図示する
ように、符号反転器1301、加算器1302,130
4、乗算器1303により構成される。これらの構成に
より、入力信号Ia,Ib,Icに対して(Ib−I
a)・Ic+Iaを演算することにより、(1−Ic)
・Ia+Ic・Ibを算出する。この値は、入力Ia,
Ibに対して、IaからIcの距離の点の一次元の線形
補間を行った値である。
【0017】図1において、入力された入力画像信号
は、1画素遅延部101で1画素遅延されて一次元線形
補間部102のIaに入力され、また入力画像信号はI
bにも入力され、Icには主走査方向辺演算部105か
ら出力されるLaが入力され、水平方向の一次元の線形
補間処理された値が一次元線形補間部102から出力さ
れる。次に、この出力値は1ライン遅延部103で1画
素遅延されて一次元線形補間部104のIaに入力さ
れ、またこの出力値はIbにも入力され、Icには副走
査辺演算部113から出力されるKaが入力され、垂直
方向の一次元の線形補間処理された値が画像信号として
一次元線形補間部104から出力される。 <同期信号の制御方法の説明>次に、本実施形態におけ
る同期信号の制御方法について縮小、拡大、及び等倍の
場合に分け、具体的な数値を用いて説明する。
【0018】図4は、図1に示す主走査方向辺演算部1
05の詳細な構成を示すブロック図である。同図におい
て、403はセレクタであり、n−128の値を持つブ
ロック401とnの値を持つブロック402を入力し、
そのセレクト端子への縮小*/拡大信号が論理Lowの
ときにブロック401の値を出力し、Highのときに
ブロック402の値を出力する。また、406はセレク
タであり、−128の値を持つブロック404とn−1
28の値を持つブロック405を入力し、そのセレクト
端子への縮小*/拡大信号がLowのときにブロック4
04の値を出力し、Highのときにブロック405の
値を出力する。
【0019】409はセレクタであり、加算器407,
408からの値をそれぞれ入力し、加算器408のキャ
リーが“0”のときに加算器407の値を出力し、キャ
リーが“1”のときに加算器408の値を出力する。4
10は8ビットのラッチであり、セレクタ409からの
出力を入力する。また、411は初期値設定ブロックで
あり、変換前の画素と変換後の画素の一関係の初期値を
有し、その値は不図示のCPUにて書き替えることがで
きる。412はセレクタ412であり、初期値設定ブロ
ック411とラッチ410からの値を入力し、最初の画
素データが入力されたときに初期値設定ブロック411
の値を出力し、2画素目以降が入力されたときにラッチ
410の値を出力する。413はフリップフロップであ
り、ライン同期信号を1画素分遅延させた信号をセレク
タ412へのセレクト信号として出力する。
【0020】尚、上述の加算器408のキャリー信号
は、主走査方向の縮小処理の画像同期クロックの制御及
び拡大処理の画像要求クロックの制御にも使用する。ま
た初期値設定ブロック411の初期値を不図示のCPU
により各走査毎に設定することで、各走査間の変換後画
素の位置を調節する。
【0021】主走査方向の縮小処理の場合、主走査方向
の縮小*/拡大信号はLowとなるので、図1におい
て、ノアゲート109の入力端子aはLowとなる。従
って、主走査方向辺演算部105から出力される主走査
方向制御信号は有効となり、オアゲート111により画
像同期クロックが制御される。この主走査方向制御信号
がLowのときに画像同期クロックは出力され、Hig
hのときに間引かれる。また、この場合、ノアゲート1
10の入力端子cはHighであるからオアゲート11
2の入力端子fはLowとなり、画像要求クロックが常
に出力される。
【0022】また、主走査方向を拡大処理する場合、主
走査方向の縮小*/拡大信号はHighとなり、ノアゲ
ート110の入力端子cはLowとなるので、主走査方
向制御信号は有効となり、オアゲート112により画像
要求クロックが制御される。従って、主走査方向制御信
号がHighのとき画像要求クロックが出力され、Lo
wのとき間引かれる。この場合、ノアゲート109の入
力端子aはHighとなり、オアゲート111の入力端
子eは常にLowとなり、画像同期クロックは常に出力
される。
【0023】尚、副走査方向の処理については、上述の
主走査方向の処理と同様であるため、ここではその説明
を省略する。
【0024】次に、主走査方向辺演算部105の動作を
具体的な数値を用いて説明する。 <縮小処理の説明>図5は、主走査方向辺演算部105
における縮小処理の動作を示す図である。この例では、
128/200倍(64%)の縮小処理を行った場合の
辺の長さを表わし、図中のS1,S2,S3,…は変換
前の参照画素を示し、D1,D2,D3,…は変換後の
画素を示す。また、丸で囲まれた数値はLaの値を表
す。
【0025】図6は、図5に示す場合の主走査方向辺演
算部105のタイミングチャートである。図6におい
て、クロックは図1に示す発振器131により生成され
る基本動作クロックである。画像要求クロックは画像供
給源1101に対して出力するクロックであり、画像供
給源1101がこのクロックに同期して画像信号を出力
する。407の出力値は、図1の主走査方向辺演算部1
05の内部構成を示した図4に示す加算器407の出力
値である。408の出力値、408のキャリーも同様に
加算器408の出力値である。
【0026】上述のように、Laは図1の主走査方向辺
演算部105の辺の長さの演算結果であり、Lbは図1
の減算器115の出力値である。また、入力ライン同期
信号は画像供給源1101から線形補間処理部1602
に入力されるライン同期信号である。v,w,x,y
は、それぞれ参照画素を示し、1,2,3,…は主走査
方向の画素に順に振った番号、a,b,…はラインの順
を示す。そして、ライン同期信号、画像同期クロック、
画像信号は、線形補間処理部1602から出力される画
像信号である。
【0027】また、縮小処理を行う場合、上述のよう
に、図4における縮小*/拡大信号はLowとなり、セ
レクタ403はブロック401の値を選択する。このブ
ロック401はn−128の値を持つが、ここではn=
200であり、その値は72となる。また、セレクタ4
06はブロック404の値を選択するが、このブロック
は−128の固定値を持つ。
【0028】また、辺の初期値を有する初期値設定ブロ
ック411の値は、ここでは64である。最初、セレク
タ412は初期値設定ブロック411の値を選択してい
るので、図5に示すように加算器407での演算結果が
64+72=136、加算器408での演算結果が64
−128=−64<0となる。ここで、加算器408の
演算結果は負の数となるのでキャリーは「0」となる。
従って、La=64として出力する。そして、セレクタ
409は加算器407の値、つまり、136を選択し、
ラッチ410は、画像同期クロックの立ち上がりエッジ
のタイミングでこの値を取り込み、その出力値は136
となる。
【0029】次に、セレクタ412がラッチ410の値
を選択し、加算器407での演算結果は136+72=
208、加算器408での演算結果は136−128=
8≧0となるので、加算器408のキャリーは「1」と
なる。ここで、出力する画像同期クロックはゲートをか
けて間引く。また、セレクタ409は加算器408の値
である8を選択し、ラッチ410は、画像同期クロック
の立ち上がりエッジでこの値を取り込むので、その出力
値は8となる。
【0030】そして、加算器407の演算結果が8+7
2=80、加算器408の演算結果が8−1280=−
120<0であるので、加算器408のキャリーは
「0」となる。従って、La=8として出力する。ま
た、セレクタ409は加算器407の値80を選択し、
ラッチ410はこの値を取り込む。以下、同様に、図5
に示すように辺の値を演算する。
【0031】上述の動作をタイミングチャートで表した
図を図6に示す。画像要求クロックS2の立ち上がり
で、La=64の位置における補間画素のデータが計算
され、画像同期クロックD1の立ち上がりで、この計算
された画素データが画像信号P1として出力される。ま
た、加算器408のキャリーが「1」のときは画像同期
クロックが間引かれている。 <拡大処理の説明>図7は、主走査方向辺演算部105
における拡大処理の動作を示す図である。この例では、
128/100倍(128%)の拡大処理を行った場合
の辺の長さを表わす。尚、ここでの記号の意味は図5に
示す記号と同じである。
【0032】また、図8は、図7に示す場合の主走査方
向辺演算部105のタイミングチャートである。ここで
の各信号についても、図6に示した信号と同様であるた
め、それらの説明を省略する。
【0033】以下、図4、図7、図8を参照して拡大処
理における線形補間処理部1602の動作について説明
する。
【0034】上述のように、拡大処理時は、図4に示す
縮小*/拡大信号はHighとなり、セレクタ403は
ブロック402の値を選択する。ブロック402はnの
値を持つが、ここではn=100であり、セレクタ40
3の出力値は100となる。また、セレクタ406はブ
ロック405の値を選択し、このブロック405はn−
128の値を持つので、n=100のときは、ブロック
405の値は100−128=−28となる。
【0035】ここで、初期値設定ブロック411が有す
る辺の初期値を64とすると、セレクタ412は、最初
初期値設定ブロック411の値を選択しているので、加
算器407での演算結果は64+100=164、加算
器408での演算結果は64−28=36≧0であるの
で、加算器408のキャリーは「1」となる。従って、
画像供給源1101に対して画像要求クロックを出力
し、次に参照する画素を更新する。そして、辺の長さを
La=64として出力し、セレクタ409は加算器40
8の値36を選択し、ラッチ410は画像同期クロック
の立ち上がりエッジでこの値を取り込み、その出力値は
36となる。
【0036】セレクタ412はラッチ410の値を選択
するので、加算器407の演算結果は36+100=1
36、加算器408の演算結果は36−28=8≧0で
あるから、加算器408のキャリーは「1」となる。従
って、画像要求クロックを出力し、次に参照する画素を
更新する。そして、辺の長さはLa=36として出力す
る。また、セレクタ409は加算器408の値8を選択
し、ラッチ410は画像同期クロックの立ち上がりエッ
ジのタイミングでこの値を取り込み、その出力値は8と
なる。
【0037】加算器407での演算結果は8+100=
108、また加算器408での演算結果は8−28=−
20<0であるので、加算器408のキャリーは「0」
となる。従って、画像要求クロックを間引き、次に参照
する画素を更新しないようにする。そして、辺の長さは
La=8として出力する。セレクタ409は加算器40
7の値108を選択し、ラッチ412はこの値を取り込
む。以下、同様に、図7に示すように辺の値が演算され
る。
【0038】以上のように、主走査方向の辺の長さの演
算処理が行われる。
【0039】尚、副走査方向の辺の長さを演算処理する
副走査方向辺演算部113については、その構成は上述
の主走査方向辺演算部105と同様であり、その演算方
法も主走査方向辺演算部と略同様である。従って、ラッ
チ410の動作が1ラインにつき1回動作するように構
成し、副走査方向の縮小処理を行う場合、加算器408
のキャリー信号をライン同期信号に対してゲート信号と
して用い、拡大処理を行う場合、画像供給源1101に
対するライン要求信号に対してゲート信号として用い
る。そして、参照画素を参照ラインと読み替えることに
より副走査方向の演算方法を説明することができる。ま
た、出力画素のレベルは、上述したように参照画素レベ
ルと変換前画素と変換後画素により成される長方形の面
積から演算される。 <等倍処理の説明>図9は、縮小処理の演算方法で等倍
処理を行う場合を示す図であり、図10は、拡大処理の
演算方法で等倍処理を行う場合に対応する図である。
【0040】図9は、128/128倍(100%)の
縮小処理を行なったときの辺の長さを表わす。ここで
は、縮小処理を行うので、上述の如く図4に示す縮小*
/拡大信号はLowとなり、セレクタ403はブロック
401の値を選択する。ブロック401はn−128の
値を持つが、ここではn=128であり、その値は0と
なる。また、セレクタ406はブロック404の値を選
択するが、このブロック404は、−128の固定値を
有する。
【0041】また、辺の初期値を持つ初期値設定ブロッ
ク411の値は64である。最初、セレクタ412は初
期値設定ブロック411の値が選択されているので、加
算器407での演算結果は64+0=64、加算器40
8での演算結果は64−1280−64<0であるか
ら、加算器408のキャリーは「0」となる。従って、
La=64として出力する。また、セレクタ409は加
算器407の値64を選択し、画像同期クロックの立ち
上がりエッジのタイミングでラッチ410はこの値を取
り込み、その出力値は64となる。
【0042】セレクタ412はラッチ410の値を選択
するので、加算器407の演算結果は64+0=64、
加算器408の演算結果は64−128=−64<0で
あるから、加算器408のキャリーは「0」となる。従
って、La=64として出力する。また、セレクタ40
9は加算器407の値64を選択し、ラッチ410は、
画像同期クロックの立ち上がりエッジでこの値を取り込
み、その出力値は64となる。以下、同様に辺の値が演
算され、Laは常に64、加算器408のキャリーは常
に「0」となり、出力クロックは常に出力される。この
ように、縮小処理の演算方法を用いて等倍処理がなされ
る。
【0043】次に、拡大処理の演算方法で等倍処理を行
う場合について説明する。
【0044】図10は、128/128(100%)の
拡大処理を行ったときの辺の長さを表わす。上述のよう
に、拡大処理を行うときは、図4の縮小*/拡大信号は
Highとなり、セレクタ403はブロック402の値
を選択する。このブロック402はnの値を持つが、こ
こではn=128であり、セレクタ403の出力値は1
28となる。また、セレクタ406はブロック405の
値を選択し、ブロック405はn−128の値を持つ
が、n=128であるのでその値は128−128=0
となる。
【0045】また、辺の初期値を有する初期値設定ブロ
ック411の値を64とすると、最初、セレクタ412
は初期値設定ブロック411の値を選択するので、加算
器407での演算結果は64+128=192、加算器
408での演算結果は64+0=64≧0となり、加算
器408のキャリーは「1」となる。従って、画像供給
源1101に対して画像要求クロックを出力し、次に参
照する画素を更新する。そして、辺の長さはLa=64
として出力する。
【0046】また、セレクタ409は加算器408の値
である64を選択し、ラッチ410は、画像同期クロッ
クの立ち上がりエッジでこの値を取り込み、その出力値
は64となる。次に、セレクタ412はラッチ410の
値を選択するので、加算器407での演算結果は64+
128=192、加算器408での演算結果は64+0
=64≧0となり、加算器408のキャリーは「1」と
なる。従って、画像要求クロックを出力し、次に参照す
る画素を更新する。そして、辺の長さはLa=64とし
て出力する。
【0047】セレクタ409は加算器408の値64を
選択し、ラッチ410は、画像同期クロックの立ち上が
りエッジのタイミングでこの値を取り込み、その出力値
は64となる。以下、同様に辺の値が演算され、Laは
常に64、加算器408のキャリーは常に「1」とな
り、画像要求クロックは常に出力される。このように、
拡大処理の演算方法を用いても等倍処理がなされる。
【0048】このように、本実施形態によれば、一次元
の線形補間処理を行った結果をバッファリングすること
により、一次元の線形補間処理部を2個で実現でき、乗
算器を2個で二次元の線形補間処理を行うことができ
る。従って、回路規模を小さくすることができる効果が
ある。
【0049】尚、本発明は複数の機器(例えば、ホスト
コンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0050】また、本発明の目的は前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0051】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0052】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピーディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0053】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0054】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
線形補間の演算に用いる乗算器の個数を減少させること
ができ、回路規模を小さくすることができる。
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における線形補間処理部の構成を示
すブロック図である。
【図2】線形補間法における変換前の点と変換後の点と
の関係を示す図である。
【図3】本装置で扱う画像信号のタイミングチャートで
ある。
【図4】図1に示す主走査方向辺演算部105の詳細な
構成を示すブロック図である。
【図5】主走査方向辺演算部105における縮小処理の
動作を示す図である。
【図6】図5に示す場合の主走査方向辺演算部105の
タイミングチャートである。
【図7】主走査方向辺演算部105における拡大処理の
動作を示す図である。
【図8】図7に示す場合の主走査方向辺演算部105の
タイミングチャートである。
【図9】縮小処理の演算方法で等倍処理を行う場合を示
す図である。
【図10】拡大処理の演算方法で等倍処理を行う場合を
示す図である。
【図11】本実施形態における線形補間処理部1602
と画像供給源1101との関係を示すブロック図であ
る。
【図12】画像供給源1101と線形補間処理部160
2との各信号のタイミングチャートである。
【図13】図1に示す一次元線形補間部102,104
の構成を示すブロック図である。
【図14】画像データの変倍処理を行う線形補間処理部
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101 1画素遅延部 102 一次元線形補間部 103 1ライン遅延部 104 一次元線形補間部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像データに対して一次元の線形補
    間処理を行う第1の一次元線形補間手段と、 前記第1の一次元線形補間手段により線形補間された画
    像データを1ライン分遅延させるライン遅延手段と、 前記第1の一次元線形補間手段により線形補間された画
    像データと前記ライン遅延手段により遅延された画像デ
    ータに対して一次元の線形補間処理を行う第2の一次元
    線形補間手段とを有し、 前記第1の一次元線形補間手段、ライン遅延手段、及び
    第2の一次元線形補間手段により画像データの変倍処理
    を行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 更に、前記画像データの変倍処理に応じ
    て、主走査方向及び副走査方向の辺の長さを求める演算
    手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の一次元線形補間手段は、主走
    査方向の辺の長さに基づいて一次元の線形補間処理を行
    い、前記第2の一次元線形補間手段は副走査方向の辺の
    長さに基づいて二次元の線形補間処理を行うことを特徴
    とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 入力画像データに対して一次元の線形補
    間処理を行う第1の一次元線形補間工程と、 前記第1の一次元線形補間工程で線形補間された画像デ
    ータを1ライン分遅延させるライン遅延工程と、 前記第1の一次元線形補間工程で線形補間された画像デ
    ータと前記ライン遅延工程で遅延された画像データに対
    して一次元の線形補間処理を行う第2の一次元線形補間
    工程とを有し、 前記第1の一次元線形補間工程、ライン遅延工程、及び
    第2の一次元線形補間工程により画像データの変倍処理
    を行うことを特徴とする画像処理方法。
  5. 【請求項5】 更に、前記画像データの変倍処理に応じ
    て、主走査方向及び副走査方向の長さを求める演算工程
    を有することを特徴とする請求項4に記載の画像処理方
    法。
  6. 【請求項6】 前記第1の一次元線形補間工程は、主走
    査方向の辺の長さに基づいて一次元の線形補間処理を行
    い、前記第2の一次元線形補間工程は副走査方向の辺の
    長さに基づいて二次元の線形補間処理を行うことを特徴
    とする請求項5に記載の画像処理方法。
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