JPH11203223A - ネットワーク制御装置およびネットワーク制御装置の通信プロトコル設定方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

ネットワーク制御装置およびネットワーク制御装置の通信プロトコル設定方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JPH11203223A
JPH11203223A JP379398A JP379398A JPH11203223A JP H11203223 A JPH11203223 A JP H11203223A JP 379398 A JP379398 A JP 379398A JP 379398 A JP379398 A JP 379398A JP H11203223 A JPH11203223 A JP H11203223A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用中の通信プロトコルの誤認に起因してネ
ットワークデバイスを制御不能となってしまう事態を回
避することである。 【解決手段】 CPU501が使用中の通信プロトコル
を判別して、該使用中の通信プロトコルに対する設定変
更内容が使用不可となる項目をCRT510上の設定画
面上で非表示項目として、キーボード509等により使
用中の通信プロトコルが使用不可としてしまう設定を自
動的に回避させる構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の通信媒体を
介して異なる複数の通信プロトコルにより複数のネット
ワークデバイスと通信可能なネットワーク制御装置およ
びネットワーク制御装置の通信プロトコル設定方法およ
びコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した
記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータを相互に接続したロ
ーカルエリアネットワーク(LAN)が普及しており、
このようなローカルエリアネットワークは、ビルのフロ
アまたはビル全体,ビル群(構内),地域、あるいはさ
らに大きいエリアにわたって構築することができる。
【0003】このようなネットワークは更に相互に接続
され、世界的規模のネットワークにも接続することがで
きる。このような相互接続された各LANは、多様なハ
ードウエア相互接続技術といくつものネットワークプロ
トコルを持つ場合がある。
【0004】こような大規模なネットワークシステムと
切り離された簡単なLANは個々のユーザが管理するこ
とができる。すなわち、ユーザが機器を取り替えたり、
ソフトウエアをインストールしたり、問題点を診断した
りすることができる。
【0005】一方、規模の大きい複雑なLANや相互接
続された大きなLANグループは「管理」を必要とす
る。
【0006】ここで、「管理」とは、人間のネットワー
ク管理者とその管理者が使用するソフトウエアの両方に
よる管理を意味するが、ここでいう「管理」とはシステ
ム全体を管理するためのソフトウエアによる管理を意味
し、「ユーザ」とはネットワーク管理ソフトウエアを使
用する人を意味するものとする。
【0007】このユーザは、通常、システム管理責任者
であり、該ユーザは、ネットワーク管理ソフトウエアを
使うことによって、ネットワーク上で管理データを得
て、このデータを変更することができる。
【0008】また、大規模ネットワークシステムは、通
常、機器の増設と除去、ソフトウエアの更新、および問
題の検出などを絶えず行うことが要求される動的システ
ムであり、一般に、様々な人が所有する、あるいは様々
な業者から供給される様々なシステムが存在する。
【0009】このような大規模ネットワークシステムを
構成するネットワーク上のデバイスを管理するための方
法として、これまでにいくつかの試みが数多く標準機関
でなされている。
【0010】この中で、例えば国際標準化機構(IS
O)は開放型システム間相互接続(Open Syst
em Interconnection,OSI)モデ
ルと呼ばれる汎用基準フレームワークを提供した。ネッ
トワーク管理プロトコルのOSIモデルは、共通管理情
報プロトコル(Common ManagementI
nformation Protocol,CMIP)
と呼ばれる。CMIPはヨーロッパの共通ネットワーク
管理プロトコルである。
【0011】また、米国においては、より共通性の高い
ネットワーク管理プロトコルとして、簡易ネットワーク
管理プロトコル(Simple Network Ma
nagement Protocol,SNMP)と呼
ばれるCMIPに関連する一変種のプロトコル(「TC
P/IPネットワーク管理入門 実用的な管理をめざし
て」M.T.ローズ=著/西田竹志=訳(株)トッパン
発行1992年8月20日初版を参照)がある。
【0012】このSNMPネットワーク管理技術によれ
ば、ネットワーク管理システムには、少なくとも1つの
ネットワーク管理ステーション(NMS)、各々がエー
ジェントを含むいくつかの管理対象ノード、および管理
ステーションやエージェントが管理情報を交換するため
に使用するネットワーク管理プロトコルが含まれる。
【0013】ユーザは、NMS上でネットワーク管理ソ
フトウエアを用いて管理対象ノード上のエージェントソ
フトウエアと通信することにより、ネットワーク上のデ
ータを得、またデータを変更することができる。
【0014】ここでエージェントとは、各々のターゲッ
ト装置についてのバックラウンドプロセスとして走るソ
フトウエアである。ユーザがネットワーク上の装置に対
して管理データを要求すると、管理ソフトウエアはオブ
ジェクト識別情報を管理パケットまたはフレームに入れ
てターゲットエージェントへ送り出す。
【0015】そして、エージェントは、そのオブジェク
ト識別情報を解釈して、そのオブジェクト識別情報に対
応するデータを取り出し、そのデータをパケットに入れ
てユーザに送り返す。時には、データを取り出すために
対応するプロセスが呼び出される場合もある。
【0016】また、エージェントは、自分の状態に関す
るデータをデータベースの形式で保持している。このデ
ータベースのことを、MIB(Management
Information Base)と呼ぶ。
【0017】図27は、この種のネットワークシステム
における、MIBの構造を示す概念図である。
【0018】図27に示すように、MIBは木構造のデ
ータ構造をしており、すべてのノードが一意に番号付け
されており、図中、かっこ内に書かれている番号が、そ
のノードの識別子である。
【0019】例えばノード401の識別子は「1」であ
る。ノード402の識別子は、ノード401の下の3な
ので、「1・3」と表記される。同様にして、ノード4
03の識別子は、「1・3・6・1・2」と表記され
る。
【0020】このノードの識別子のことを、オブジェク
ト識別子(OBJECT IDENTIFIER)と呼
ぶ。
【0021】このMIBの構造は、管理情報構造(SM
I:Structure of Management
Information)と呼ばれ、RFC1155
Strucrure and Identrific
ation of Management Infor
mation for TCP/IP−basedin
ternets:MIB−IIに規定されている。
【0022】404はSNMPで管理される機器が標準
的に備えている標準MIBで、オブジェクト群の頂点に
なるノードであり、このノードの下のオブジェクトの詳
細な構造については、RFC1213 Managem
ent Information Base for
Network Management of TCP
/IP−based internets:MIB−I
Iに規定されている。
【0023】405はSNMPで管理されいるプリンタ
が標準的に備えているプリンタMIBと呼ばれるオブジ
ェクト群の頂点になるノードであり、このノードの下の
オブジェクトの詳細な構造については、RFC 175
9 Printer MIBで規定されている。
【0024】406はプライベートMIBと呼ばれ、企
業や団体などが独自のMIB定義を行うための頂点とな
るノードである。407は企業拡張MIBと呼ばれ、プ
ライベートMIBの中で企業が独自の拡張を行うための
頂点となるノードである。本出願人キヤノン株式会社に
は、独自の定義を行うために企業番号として「160
2」が割り当てられており、キヤノン株式会社独自のM
IBであるキヤノンMIB(Canon MIB)を定
義するための頂点ノード408が、企業を意味するノー
ドであるノード407の下に位置している。キヤノンM
IBの頂点ノードのオブジェクト識別子は、「1・3・
6・1・4・1・1602」である。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】さて、このようなシス
テムにおいて、ネットワーク管理ソフトウエアを使用し
てネットワーク機器(例えばプリンタ)の設定を行う場
合について考える。
【0026】近年のネットワーク機器は一般に複数の通
信プロトコルをサポートしている(いわゆるマルチプロ
トコル対応)ことが多い。ここでいう「通信プロトコ
ル」の一例としては、TCP/IP,IPX/SPX
(NetWareプロトコル)、AppleTalk
(商品名)などがある。
【0027】このようなマルチプロトコル対応のネット
ワーク機器では、各通信プロトコルを制御するための内
部処理が必要となるので、単一プロトコル対応の場合よ
りもその動作が遅くなることがある。また、起動時に、
自動的にその通信プロトコル固有のパケットをネットワ
ークに送信することがあり、不要なネットワークトラフ
ィックを増加させる場合がある。
【0028】そこで、ネットワーク機器の通信プロトコ
ル設定では、ユーザが使用するネットワーク環境に応じ
て、各通信プロトコルを使用する/使用しないといった
設定を、ネットワーク管理ソフトウエアなどを利用して
行うことにより、上記のような問題を一部解決すること
が可能となる。
【0029】しかし、この通信プロトコルの使用設定に
おいて、ユーザがネットワーク管理ソフトウエアとの通
信に使用している通信プロトコルを、誤って使用不可に
設定してしまった場合、それ以降、その通信プロトコル
上での該ネットワーク機器の制御は不可能となってしま
うという問題が発生する。
【0030】本発明は上記の問題点を解消するためにな
されたもので、本発明の目的は、使用中の通信プロトコ
ルを判別して、該使用中の通信プロトコルに対する設定
変更内容が使用不可となる項目を非表示項目としたり、
設定された使用不可に伴い通信不能状態に遷移すること
を明示して当該使用不可の設定を自動的あるいはユーザ
の選択指示により回避させることにより、現在使用中の
通信プロトコルによる使用不可への設定要求時あるいは
設定実行時に、強制的にそのような設定を選択できない
ようにしたり、該設定による不具合を警告して、ユーザ
に対して設定した内容が意図する設定かどうかを再考す
る機会を与えて、使用中の通信プロトコルの誤認に起因
してネットワークデバイスを制御不能となってしまう事
態を回避できるネットワーク通信環境を自在に整備でき
るネットワーク制御装置およびネットワーク制御装置の
通信プロトコル設定方法およびコンピュータが読み出し
可能なプログラムを格納した記憶媒体を提供することで
ある。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の通信媒体を介して異なる複数の通信プロトコ
ルにより複数のネットワークデバイスと通信可能なネッ
トワーク制御装置であって、各ネットワークデバイスに
対するいずれかの通信プロトコルの使用の可否を表示部
の設定画面上で設定可能な設定手段と、前記設定手段に
よるいずれかの通信プロトコルに対する設定要求時に、
前記ネットワークデバイスとの通信に使用している現在
のプロトコルを判別するカレントプロトコル判別手段
と、前記カレントプロトコル判別手段により判別された
現在の通信プロトコルに基づく前記設定手段による各ネ
ットワークデバイスに対する使用不可への設定を回避し
て現在のプロトコルによる各ネットワークデバイスの設
定を維持させる維持手段とを有するものである。
【0032】本発明に係る第2の発明は、前記維持手段
は、設定画面上での表示選択候補中から使用不可とすべ
き項目を除外して前記設定手段による各ネットワークデ
バイスに対する使用不可への設定を回避して現在のプロ
トコルによる各ネットワークデバイスの設定を維持させ
るものである。
【0033】本発明に係る第3の発明は、所定の通信媒
体を介して異なる複数の通信プロトコルにより複数のネ
ットワークデバイスと通信可能なネットワーク制御装置
であって、各ネットワークデバイスに対するいずれかの
通信プロトコルの使用の可否を表示部の設定画面上で設
定可能な設定手段と、前記設定手段によるいずれかの通
信プロトコルに対する設定実行時に、前記ネットワーク
デバイスとの通信に使用している現在のプロトコルを判
別するカレントプロトコル判別手段と、前記カレントプ
ロトコル判別手段により判別された現在の通信プロトコ
ルに基づく前記設定手段による各ネットワークデバイス
に対する設定が使用不可への設定かどうかを判定する判
定手段と、前記判定手段が使用不可への設定であること
を前記表示部に通知して設定の強行有無を確認する確認
手段と、前記確認手段による前記設定の強行有無の確認
結果に基づいて前記設定手段による使用不可への設定を
回避または強行する設定制御手段とを有するものであ
る。
【0034】本発明に係る第4の発明は、所定の通信媒
体を介して異なる複数の通信プロトコルにより複数のネ
ットワークデバイスと通信可能なネットワーク制御装置
の通信プロトコル設定方法であって、各ネットワークデ
バイスに対するいずれかの通信プロトコルの使用の可否
を表示部の設定画面上で設定可能な設定工程と、前記設
定工程によるいずれかの通信プロトコルに対する設定要
求時に、前記ネットワークデバイスとの通信に使用して
いる現在のプロトコルを判別するカレントプロトコル判
別工程と、前記カレントプロトコル判別工程により判別
された現在の通信プロトコルに基づく前記設定工程によ
る各ネットワークデバイスに対する使用不可への設定を
回避して現在のプロトコルによる各ネットワークデバイ
スの設定を維持させる維持工程とを有するものである。
【0035】本発明に係る第5の発明は、前記維持工程
は、設定画面上での表示選択候補中から使用不可とすべ
き項目を除外して前記設定工程による各ネットワークデ
バイスに対する使用不可への設定を回避して現在のプロ
トコルによる各ネットワークデバイスの設定を維持させ
るものである。
【0036】本発明に係る第6の発明は、所定の通信媒
体を介して異なる複数の通信プロトコルにより複数のネ
ットワークデバイスと通信可能なネットワーク制御装置
の通信プロトコル設定方法であって、各ネットワークデ
バイスに対するいずれかの通信プロトコルの使用の可否
を表示部の設定画面上で設定可能な設定工程と、前記設
定工程によるいずれかの通信プロトコルに対する設定実
行時に、前記ネットワークデバイスとの通信に使用して
いる現在のプロトコルを判別するカレントプロトコル判
別工程と、前記カレントプロトコル判別工程により判別
された現在の通信プロトコルに基づく前記設定工程によ
る各ネットワークデバイスに対する設定が使用不可への
設定かどうかを判定する判定工程と、前記判定工程が使
用不可への設定であることを前記表示部に通知して設定
の強行有無を確認する確認工程と、前記確認工程による
前記設定の強行有無の確認結果に基づいて前記設定工程
による使用不可への設定を回避または強行する切り換え
工程とを有するものである。
【0037】本発明に係る第7の発明は、所定の通信媒
体を介して異なる複数の通信プロトコルにより複数のネ
ットワークデバイスと通信可能なネットワーク装置を制
御するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納
した記憶媒体であって、各ネットワークデバイスに対す
るいずれかの通信プロトコルの使用の可否を表示部の設
定画面上で設定可能な設定工程と、前記設定工程による
いずれかの通信プロトコルに対する設定要求時に、前記
ネットワークデバイスとの通信に使用している現在のプ
ロトコルを判別するカレントプロトコル判別工程と、前
記カレントプロトコル判別工程により判別された現在の
通信プロトコルに基づく前記設定手段による各ネットワ
ークデバイスに対する使用不可への設定を回避して現在
のプロトコルによる各ネットワークデバイスの設定を維
持させる維持工程とを有するコンピュータが読み出し可
能なプログラムを記憶媒体に格納したものである。
【0038】本発明に係る第8の発明は、前記維持工程
は、設定画面上での表示選択候補中から使用不可とすべ
き項目を除外して前記設定工程による各ネットワークデ
バイスに対する使用不可への設定を回避して現在のプロ
トコルによる各ネットワークデバイスの設定を維持させ
るコンピュータが読み出し可能なプログラムを記憶媒体
に格納したものである。
【0039】本発明に係る第9の発明は、所定の通信媒
体を介して異なる複数の通信プロトコルにより複数のネ
ットワークデバイスと通信可能なネットワーク装置を制
御するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納
した記憶媒体であって、各ネットワークデバイスに対す
るいずれかの通信プロトコルの使用の可否を表示部の設
定画面上で設定可能な設定工程と、前記設定工程による
いずれかの通信プロトコルに対する設定実行時に、前記
ネットワークデバイスとの通信に使用している現在のプ
ロトコルを判別するカレントプロトコル判別工程と、前
記カレントプロトコル判別工程により判別された現在の
通信プロトコルに基づく前記設定工程による各ネットワ
ークデバイスに対する設定が使用不可への設定かどうか
を判定する判定工程と、前記判定工程が使用不可への設
定であることを前記表示部に通知して設定の強行有無を
確認する確認工程と、前記確認工程による前記設定の強
行有無の確認結果に基づいて前記設定工程による使用不
可への設定を回避または強行する切り換え工程とを有す
るコンピュータが読み出し可能なプログラムを記憶媒体
に格納したものである。
【0040】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明
の第1実施形態を示すネットワーク制御装置を適用可能
なネットワークシステムの構成を説明するブロック図で
あり、管理が必要な大規模なネットワークシステム、特
に、プリンタをネットワークに接続するためのネットワ
ークボード(NB)101を、開放型アーキテクチャを
持つプリンタ102へつなげた場合に対応する。
【0041】図において、101はネットワークボード
で、プリンタ102内に接続され、ローカルエリアネッ
トワーク(LAN)100へ、例えば、同軸コネクタを
もつEthernetインターネット10Base−2
や、RJ−45を持つ10Base−T等のLANイン
タフェースを介してつながれている。
【0042】103,104はパーソナルコンピュータ
(PC)で、LAN100に接続されており、ネットワ
ークオペレーティングシステムの制御の下、これらのP
Cはプリンタ102内NB101と通信することができ
る。
【0043】PCの一つ、例えばPC103を、ネット
ワーク管理部として使用するように指定することができ
る。PCに、PC104に接続されているプリンタ10
5のようなプリンタを接続してもよい。
【0044】また、LAN100にファイルサーバ10
6が接続されており、これは大容量(例えば100億バ
イト)のネットワークディスク107に記憶されたファ
イルへのアクセスを管理する。
【0045】108はプリントサーバで、所定の通信媒
体を介して接続されたプリンタ109aおよびプリンタ
109b、または遠隔地にあるプリンタ105などのプ
リンタに印刷を行わせる。また、他の図示しない周辺機
器をLAN100に接続してもよい。さらに詳しくは、
図1に示すネットワークは、様々なネットワークメンバ
間で効率よく通信を行うために、Novell(Nob
ell社の商標。以下省略)やUNIX(商品名)のソ
フトウエアなどのネットワークソフトウエアを使用する
ことができる。
【0046】どのネットワークソフトウエアを使用する
ことも可能であるが、例えば、Novell社のNet
Wareソフトウエアを使用することができる。このソ
フトウエアパッケージに関する詳細な説明は、NetW
areパッケージに同梱されているオンラインドキュメ
ンテーションに譲る。これはNovell社からNet
Wareパッケージとともに購入可能である。
【0047】ネットウエアを簡潔に説明すると、ファイ
ルサーバ106は、LANメンバ間でデータのファイル
の受信や、記憶,キューイング,キャッシングおよび送
信を行う、ファイル管理部としての役割を果たす。
【0048】例えば、PC103およびPC104それ
ぞれによって作られたデータファイルは、ファイルサー
バ106へ送られ、ファイルサーバ106はこれらのデ
ータファイルを順に並べ、そしてプリントサーバ108
からのコマンドに従って、ならべられたデータファイル
をプリンタ109aへ送信する。
【0049】また、PC103とPC104はそれぞれ
データファイルの生成や、生成したデータファイルのL
AN100への送信や、また、LAN100からのファ
イルの受信や、さらにそのようなファイルの表示および
/または処理を行うことのできる、通常のPCで構成さ
れる。
【0050】なお、図1にパーソナルコンピュータ機器
が示されているが、ネットワークソフトウエアを実行す
るのに適切であるような、他のコンピュータ機器を含ん
でもよい。例えば、UNIXのソフトウエアを使用して
いる場合に、UNIXワークステーションをネットワー
クに含んでもよく、これらのワークステーションは、適
切な状況下で、図示されているPCとともに使用するこ
とができる。
【0051】通常、LAN100などのLANは、一つ
の建物内の一つの階または連続した複数の階でのユーザ
グループ等の幾分ローカルなユーザグループにサービス
を提供する。例えば、ユーザが他の建物や他県にいるな
ど、あるユーザが他のユーザから離れるに従って、ワイ
ドエリアネットワーク(WAN)を作ってもよい。WA
Nは、基本的には、いくつかのLANを高速度サービス
総合デジタルネットワーク(ISDN)電話線などの高
速度デジタルラインで接続して形成された集合体であ
る。
【0052】従って、図1に示すように、LAN100
と、LAN110と、LAN120とは変調/復調(M
ODEM)/トランスポンダ130およびバックボーン
140を介して接続されWANを形成する。これらの接
続は、数本のバスによる単純な電気的接続である。それ
ぞれのLANは専用のPCを含み、また、必ずしも必要
なわけではないが、通常はファイルサーバおよびプリン
トサーバを含む。
【0053】従って、図1に示すように、LAN110
は、PC111と、PC112と、ファイルサーバ11
3と、ネットワークディスク114と、プリントサーバ
115と、プリンタ116およびプリンタ117とを含
む。対照的に、LAN120はPC121とPC122
のみを含む。LAN100と、LAN110と、LAN
120とに接続されている機器は、WAN接続を介し
て、他のLANの機器の機能にアクセスすることができ
る。
【0054】図2は、図1に示したプリンタ102に接
続されるネットワークボード101の一例を示す図であ
り、図3は、図2に示したネットワークボード101と
プリンタ102との制御構成を説明するブロック図であ
る。なお、図1と同一のものには同一の符号を付してあ
る。
【0055】図2,図3において、150はプリンタイ
ンタフェースカードで、マイクロプロセッサ151が搭
載されている。160はプリンタエンジンで、例えばレ
ーザプリンタエンジンの場合に対応する。
【0056】301はMPUで、ROM303に記憶さ
れた制御プログラム(通信制御プログラムを含む)に基
づいてLAN100を介して各種のネットワーク機器と
通信処理を行う。302はRAMで、MPU301のワ
ークメモリとして機能する。200は共有メモリであ
る。
【0057】図4は、図1に示したネットワークシステ
ムを構成するPCの構成を説明するブロック図であり、
ネットワーク管理ソフトウエアが稼動可能なPCに対応
する。
【0058】図において、500はパーソナルコンピュ
ータで、ネットワーク管理ソフトウエアが稼動する。な
お、PC500は、図1におけるPC103と同等であ
る。PC500は、ROM503もしくはハードディス
ク(HD)511に記憶された、あるいはフロッピーデ
ィスクドライブ(FD)512より供給されるネットワ
ーク管理プログラムを実行するCPU501を備え、シ
ステムバス504に接続される各デバイスを総括的に制
御する。
【0059】502はRAMで、CPU501の主メモ
リ,ワークエリア等として機能する。505はキーボー
ドコントローラ(KBC)で、キーボード(KB)50
9や不図示のポインティングデバイス等からの指示入力
を制御する。506はCRTコントローラ(CRTC)
で、CRTディスプレイ(CRT)510の表示を制御
する。507はディスクコントローラ(DKC)で、ブ
ートプログラム,種々のアプリケーション,編集ファイ
ル,ユーザファイルそしてネットワーク管理プログラム
等を記憶するハードディスク(HD)511およびフロ
ッピーディスクコントローラ(FD)512とのアクセ
スを制御する。508はネットワークインタフェース
(NIC)で、LAN100を介して、エージェントあ
るいはネットワーク機器と双方向にデータをやりとりす
る。
【0060】〔ネットワーク管理ソフトウエアのモジュ
ール構成〕次に、本発明のネットワーク管理ソフトウエ
アの構成について説明する。なお、本実施形態における
ネットワーク制御装置において、ハードディスク(H
D)511には、後述のすべての説明で動作主体となる
本発明に係るネットワーク管理ソフトウエアのプログラ
ムが格納される。
【0061】後述のすべての説明において、特に断りの
ない限り、実行の主体はハード上はCPU501であ
る。一方、ソフトウエア上の制御の主体は、ハードディ
スク(HD)511に格納されたネットワーク管理ソフ
トウエアである。本実施形態においては、OSは例え
ば、ウィンドウズ95(マイクロソフト社製)を想定し
ているが、これに限るものではない。
【0062】なお、本実施形態において、ネットワーク
管理プログラムは、フロッピーディスクやCD−ROM
などの記憶媒体に格納された形で供給されてもよく、そ
の場合には、図4に示すフロッピーディスクコントロー
ラ(FD)512または不図示のCD−ROMドライブ
などによって記憶媒体からプログラムが読み取られ、ハ
ードディスク(HD)511にインストールされる。
【0063】以下、本実施形態の特徴的構成について図
4等を参照して説明する。
【0064】上記のように構成された所定の通信媒体を
介して異なる複数の通信プロトコル(本実施形態ではN
etWare,TCP/IP,AppleTalk)に
より複数のネットワークデバイス(プリンタ,サーバス
キャナ,ファイルサーバ等を含む)と通信可能なネット
ワーク制御装置であって、各ネットワークデバイスに対
するいずれかの通信プロトコルの使用の可否を表示部の
設定画面上で設定可能な設定手段(CPU501がRO
M503または図示しない外部メモリに記憶された制御
プログラムを実行して設定する)と、前記設定手段によ
るいずれかの通信プロトコルに対する設定要求時に、前
記ネットワークデバイスとの通信に使用している現在の
プロトコルを判別するカレントプロトコル判別手段(C
PU501がROM503または図示しない外部メモリ
に記憶された制御プログラムを実行して判別する)と、
前記カレントプロトコル判別手段により判別された現在
の通信プロトコルに基づく前記設定手段による各ネット
ワークデバイスに対する使用不可への設定を回避して現
在のプロトコルによる各ネットワークデバイスの設定を
維持させる維持手段(CPU501がROM503また
は図示しない外部メモリに記憶された制御プログラム
(ネットワーク管理ソフトウエア)を実行して設定す
る)とを有するので、現在使用中の通信プロトコルによ
る設定要求時には、使用不可となる設定が不可となるた
め、以後当該通信プロトコルによる各ネットワークデバ
イスとの通信が不能となる事態を自動的に回避すること
ができる。
【0065】また、CPU501は、CRT510上の
設定画面(後述する図22,図23参照)上での表示選
択候補中から使用不可とすべき項目を除外して前記設定
手段による各ネットワークデバイスに対する使用不可へ
の設定を回避して現在のプロトコルによる各ネットワー
クデバイスの設定を維持させるので、現在使用中の通信
プロトコルによる設定要求時には、使用不可となる項目
を選択できなくなるため、以後当該通信プロトコルによ
る各ネットワークデバイスとの通信が不能となる事態を
自動的に回避することができる。
【0066】図5は、本発明に係るネットワーク制御装
置におけるネットワーク管理ソフトウエアのモジュール
の構造を説明する図であり、本実施形態においては、ネ
ットワーク管理ソフトウエアは、図4に示したハードデ
ィスク511に格納されており、CPU501によって
実行される。その際、CPU501はワークエリアとし
てRAM502を使用する。
【0067】図5において、601はデバイスリストモ
ジュールと呼ばれ、ネットワークに接続されたデバイス
を一覧にして表示するモジュールである(一覧表示の様
子については、後ほど図14を用いて説明する。)。6
02は全体制御モジュールと呼ばれ、デバイスリストか
らの指示をもとに、他のモジュールを統括する。603
はコンフィグレータと呼ばれ、エージェントのネットワ
ーク設定に関する特別な処理を行うモジュールである。
604は探索モジュールと呼ばれ、ネットワークに接続
されているデバイスを探索するモジュールである。探索
モジュール604によって探索されたデバイスが、デバ
イスリストモジュール601によって一覧表示される。
【0068】605はプリンタジョブの状況をNetW
are API616を用いてネットワークサーバから
取得するNetWareジョブモジュールである(な
お、NetWare APIについては、例えばNov
ell社から発行されている「NetWare Pro
grammer’s Guide for C」等を参
照のこと。この書籍はノベル株式会社から購入可能であ
る。)。
【0069】606,607は後述するデバイス詳細ウ
インドウを表示するためのUIモジュールであり、詳細
情報を表示する対象機種毎に存在する。制御Aモジュー
ル608および制御Bモジュール609は、MIBモジ
ュール610を用いて管理対象デバイスからMIBデー
タを取得し、必要に応じてデータの変換を行い、各々対
応するUI Aモジュール606またはUI Bモジュ
ール607にデータを渡す。
【0070】さて、MIBモジュール610は、オブジ
ェクト識別子とオブジェクトキーとの変換を行うモジュ
ールである。ここで、オブジェクトキーとは、オブジェ
クト識別子と一対一に対応する32ビットの整数のこと
である。
【0071】オブジェクト識別子は可変長の識別子であ
り、ネットワーク管理ソフトウエアを実装する上で扱い
が面倒なので、本実施形態におけるネットワーク管理ソ
フトウエアにおいては、オブジェクト識別子と一対一に
対する固定長の識別子を内部的に用いている。
【0072】また、MIBモジュール610より上位の
モジュールはこのオブジェクトキーを用いてMIBの情
報を扱う。これにより、ネットワーク管理ソフトウエア
の実装が楽になる。
【0073】611はSNMPモジュールと呼ばれ、S
NMPパケットの送信と受信を行う。612は共通トラ
ンスポートモジュールと呼ばれ、SNMPデータを運搬
するための下位プロトコルの差を吸収するモジュールで
ある。実際には、動作時にユーザが選択したプロトコル
によって、IPXハンドラ613かUDPハンドラ61
4のいずれかがデータを転送する役割を担う。なお、U
DPハンドラは、実装としてWinSock617を用
いている(WinSockについては、例えばWind
ows Socket API vl.1の仕様書を参
照のこと。このドキュメントは、複数箇所から入手可能
であるが、例えばマイクロソフト社製のコンパイラであ
るVisual C++に同梱されている)。
【0074】コンフィグレータ603が用いる現在のプ
ロトコル615というのは、動作時にユーザが選択して
いるIPXプロトコルかUDPプロトコルのいずれかの
ことを示す。
【0075】なお、以下の説明において、本実施形態に
おいて、ネットワーク管理ソフトウエアのことを「Ne
tSpot」と呼称する。
【0076】〔NetSpotが表示するウィンドウの
遷移〕ユーザがNetSpotを起動した時に、ユーザ
の指示に応じてNetSpotが順次表示していくウィ
ンドウの遷移について図6を参照して説明する。
【0077】なお、後述する各種のウィンドウは、Ne
tSpotが表示するウィンドウのすべてではない。N
etSpotはユーザからの指示がない場合でも、Ne
tSpotの動作状況やネットワークから得られた情報
に応じて、各種のウィンドウを自動的に表示するが、そ
れらのウィンドウについては後述するので、ここでは説
明しない。
【0078】ユーザは、NetSpotが表示する各種
のウィンドウに表示された情報を見ることでネットワー
ク周辺機器(デバイス)の動作状況を監視し、また、こ
れらの運動に適切な値を設定することでネットワーク周
辺機器(デバイス)を制御することができる。
【0079】図6は、本発明に係るネットワーク制御装
置におけるNetSpotによる表示画面の遷移状態を
説明する図であり、後述する各種シートから呼び出され
るダイアログボックスの一覧に対応するものである。N
etSpotは、大別してデバイスリスト表示ウインド
ウ801とデバイス詳細ウインドウ701とから構成さ
れる。
【0080】デバイス詳細ウインドウ701において、
シートは、状態シート702,ジョブシート703,情
報シート704,ネットワークシート705の4枚のシ
ートを持っている。
【0081】このうち、ネットワークシート705から
は、プロトコル設定ダイアログボックス729が呼び出
され、プロトコル設定ダイアログボックス729は、N
etWare設定シート730,TCP/IP設定シー
ト732,AppleTalk設定シート733の3枚
のシートを持っている。
【0082】以下では、前述した各ウィンドウの詳細な
説明、および各ウィンドウに関連したNetSpotの
機能の詳細な説明を行う。
【0083】図7は、図6に示したデバイスリスト表示
ウインドウ801の一例を示す図であり、5個のデバイ
スを表示して先頭のデバイスが選択されている状態に対
応する。
【0084】図8〜図11は、図6に示したデバイス詳
細ウィンドウ701に基づくウインド表示例を示す図で
あり、図8は、状態シート702が選択された場合のウ
インドウ例に対応し、図9は、ジョブシート703が選
択された場合のウインドウ例に対応し、図10は、情報
シート704が選択された場合のウインドウ例に対応
し、図11は、ネットワークシート705が選択された
場合のウインドウ例に対応する。
【0085】図7に示したデバイスリスト表示ウィンド
ウにおいて、デバイスを示す各アイコンをユーザがダブ
ルクリックすることにより、図8に示すデバイス詳細ウ
ィンドウを表示する。ユーザが開くことが可能なデバイ
ス詳細ウィンドウの数は、各デバイスにつき1つに制限
する。
【0086】デバイス詳細ウィンドウの左側の各タブT
AB1〜TAB4(〔状態〕・〔ジョブ〕・〔情報〕・
〔ネットワーク〕)をユーザがクリックすることによ
り、各タブに対応するシートはデバイス詳細ウィンドウ
の最前面に移動される。
【0087】なお、デバイス詳細ウィンドウに表示する
内容は、デバイスの機種によって異なる。デバイス詳細
ウィンドウの各シート・ダイアログボックスを初めて表
示する場合であって、ユーザが選択したデバイスからの
情報の取得に時間を要する場合は、図示しないメッセー
ジを表示して、ユーザに情報を取得中であることを通知
する。また、情報の取得を中止可能な場合は、図示しな
い〔中止〕ボタンを有効とする。
【0088】さらに、デバイス詳細ウィンドウの各シー
ト・ダイアログボックスにおいて、ユーザが選択したデ
バイスへの情報の設定に時間を要する場合は、図示しな
いメッセージを表示して、ユーザに情報を設定中である
ことを通知する。情報の設定をユーザが中止可能な場合
は、〔中止〕ボタンが有効となる。
【0089】以下、図6に示したネットワーク(Net
Work)シート705が選択された場合の処理につい
て説明する。
【0090】図8に示したデバイス詳細ウィンドウの左
側の〔ネットワーク〕を示すタブTAB4をユーザがク
リックすることにより、NetSpotは、図11に示
すネットワーク(NetWork)シートを表示する。
【0091】ネットワーク(NetWork)シート
は、選択したデバイスにおけるネットワーク情報を表示
あるいは設定するためのシートである。
【0092】このシート上で、プロトコル設定ボタンP
BTがクリックされた場合には、図示しないプロトコル
設定ダイアログボックスを表示し、NetSpotはプ
ロトコル設定ダイアログボックスを表示する。
【0093】プロトコル設定ダイアログボックスは、選
択したデバイスにおけるネットワークプロトコル情報の
設定を行うためのダイアログボックスである。プロトコ
ル設定ダイアログボックスは、基本的に以下の3つのタ
ブ付きのシートにより構成される。
【0094】図12〜図14は、図11に示したネット
ワークシート705上でプロトコル設定ボタンPBTに
基づく設定シートの一例を示す図であり、図11がNe
tWare設定シートに対応し、図12がTCP/IP
設定シートに対応し、図13がAppleTalk設定
シートに対応する。
【0095】ここで、プロトコル設定ダイアログボック
スが開いたときに、最前面に表示するデフォルトのシー
トは、図12に示すNetWare設定シートとする。
【0096】図12は、図11に示したネットワークシ
ート705上でプロトコル設定ダイアログボックスのう
ち、NetWare設定シートが最前面に表示されてい
るときを示した状態であり、この状態から、上側の各タ
ブTAB21〜TAB23(〔NetWare〕,〔A
ppleTalk〕をユーザがクリックすることによ
り、NetSpotは各タブに対応するシートをプロト
コル設定ダイアログボックスの最前面に移動する(図1
3,図14参照)。
【0097】図15は、図12〜図14に示したプロト
コル設定ウインドウで設定可能な項目一覧を説明する図
であり、項目I1は、NetWare設定シートに対応
し、項目I2は、TCP/IPの設定シートに対応し、
項目I3はAppleTalk設定シートに対応する。
【0098】図11に示したットワーク(NetWor
k)シートの〔プロトコル設定〕ボタンPBTをユーザ
が押下することにより、最前面に表示するデフォルトの
シートとして、あるいはプロトコル設定ダイアログボッ
クスの上側の〔NetWare〕を示すタブをユーザが
クリックすることにより、NetSpotは図12に示
すNetWare設定シートを表示する。また、Net
Ware設定シートは、選択したデバイスにおけるNe
tWareに関する情報を設定するためのシートであ
る。
【0099】NetSpotがNetWareプロトコ
ルで動作しているときに、NetWareのフレームタ
イプを変更し、ネットワークインタフェースボードをリ
セットした場合、そのデバイスにアクセスできなくなる
ことがある。
【0100】NetWareサービスを使用できない環
境においては、ユーザはNetWareのプリントサー
ビス設定を「なし」に設定しておく必要がある。詳細仕
様としては下記の通りである。
【0101】「〔フレームタイプ(F)〕NetWar
eで使用するフレームタイプをユーザが選択する。選択
候補は、「無効」,「自動検出」,「ETHERNET
II」,「ETHERNET802.2」,「ETH
ERNET 802.3」,「ETHERNET SN
AP」である。ユーザがネットワークインタフェースボ
ードに「自動検出」を設定した場合、ユーザが設定を変
更しない限りNetSpotは「自動検出」をそのまま
表示する。
【0102】〔ネットワーク番号〕NetWareで使
用する16進8桁のネットワーク番号を表示する。
【0103】〔ノードアドレス〕NetWareで使用
する16進12桁のノードアドレスを表示する。
【0104】〔プリントサービス設定〕NetWare
で使用するプリントサービスを、プリントサーバ
(S)」,「リモートプリンタ(R)」,「なし
(N)」の中からユーザが選択する。
【0105】〔ファイルサーバ名(E)〕NetWar
eのプリントサーバで使用する0〜47桁の文字列のN
etWareファイルサーバ名をユーザが入力する。上
記〔プリントサービス設定〕で「プリントサーバ
(S)」が選択されている場合のみ有効となる。Net
Wareサービスを使用可能な場合、バインダリに登録
されたNetWareファイルサーバ名が選択候補とな
る。
【0106】〔ログイン(L)ボタン〕〔ファイルサー
バ名(E)〕で選択したNetWareファイルサーバ
にログインするためのNetWareログインダイアロ
グボックス(図16)を開く。NetWareサービス
を使用可能な場合であって、〔プリントサービス設定〕
で「プリントサーバ(S)」が選択されており、〔ファ
イルサーバ名(E)〕でまだログインしていないNet
Wareファイルサーバをユーザが選択した場合のみ有
効となる。
【0107】〔プリントサーバ名(P)〕NetWar
eで使用する0〜47桁の文字列のNetWareプリ
ントサーバ名をユーザが入力する。〔プリントサービス
設定〕で「なし(N)]以外が選択されている場合のみ
有効となる。
【0108】Windows版の場合であって、〔プリ
ントサービス設定〕で「プリントサーバ(S)」が選択
されており、〔ファイルサーバ名(E)〕でユーザが選
択したNetWareファイルサーバにログインしてい
る場合、バインダリに登録されたNetWareプリン
トサーバ名が選択候補となる。
【0109】〔プリンタ番号(U)〕NetWareで
使用する1刻みで0〜15のプリンタ番号をユーザが入
力する。〔プリントサービス設定〕で「なし(N)」以
外が選択されている場合のみ有効となる。ユーザは、N
etWareのPCONSOLEで設定した値と同じ値
を設定しなければならない。
【0110】〔フォーム番号(O)〕NetWareの
プリントサーバで使用する1刻みで0〜255のフォー
ム番号をユーザが入力する。〔プリントサービス設定〕
で「プリントサーバ(S)」が選択されている場合のみ
有効となる。ユーザは、NetWareのPCONSO
LEで設定した値と同じ値を設定しなければならない。
【0111】〔ポーリング間隔(I)〕NetWare
のプリントサーバで使用する1刻みで1から5秒のポー
リング間隔をユーザが入力する。〔プリントサービス設
定〕で、「プリントサーバ(S)」が選択されている場
合のみ有効となる。
【0112】〔バッファサイズ(B)〕NetWare
のプリントサーバで使用するKバイト単位で1〜20の
バッファサイズをユーザが入力する。〔プリントサービ
ス設定〕で「プリントサーバ(S)」が選択されている
場合のみ有効となる。ユーザは、NetWareのPC
ONSOLEで設定した値と同じ値を設定しなければな
らない。NetWare4.1Jを使用している場合に
は、ユーザは、3〜20の値を入力しなければならな
い。
【0113】〔サービスモード(M)〕NetWare
のプリントサーバで使用するサービスモードをユーザが
選択する。〔プリントサービス設定〕で「プリントサー
バ(S)」が選択されている場合のみ有効となる。選択
候補は、「現在セットされている用紙のみサービス
可」,「必要に応じた用紙の変更可」,「用紙最小限変
更」,「キュー内での用紙最小限変更」である。ユーザ
は、NetWareのPCONSOLEで設定した値と
同じ値を設定しなければならない。
【0114】〔プリントサーバのパスワード(W)〕N
etWareのプリントサーバで使用する0〜19桁の
文字列のパスワードをユーザが入力する。〔プリントサ
ービス設定〕で「プリントサーバ(S)」が選択されて
いる場合のみ有効となる。ユーザは、NetWareの
PCONSOLEで設定した値と同じ値を設定しなけれ
ばならない。
【0115】〔標準(D)〕ボタン 上記設定を標準値に戻す。NetSpotで待っている
標準値をすべて書き込む。
【0116】〔OK〕ボタン 設定を有効にして、ダイアログボックスを閉じる。設定
が変更されている場合は、ネットワークインタフェース
ボードの設定を更新する。
【0117】〔キャンセル〕ボタン 設定を無効にして、ダイアログボックスを閉じる。
【0118】〔更新(A)〕ボタン 設定が変更されている場合は、ネットワークインタフェ
ースボードの設定を更新する。設定が変更されている場
合のみ有効となる。
【0119】〔ヘルプ(H)〕ボタン オンラインヘルプを表示する。NetWare設定シー
ト(図12)でいずれかの設定をユーザが変更し、〔O
K〕ボタンをユーザが押下した場合、図17に示すメッ
セージを表示する。図17のダイアログボックスにおい
て、〔はい(Y)〕ボタンをユーザが押下した場合は、
ネットワークインタフェースボードのプロトコル設定を
変更し、プロトコル設定ダイアログボックス(図示しな
い)を閉じる。〔いいえ(N)〕ボタンをユーザが押下
した場合は、何もせずにプロトコル設定ダイアログボッ
クス(図しない)を閉じる。〔キャンセル〕ボタンをユ
ーザが押下した場合は、何もせずにプロトコル設定ダイ
アログボックス(図示しない)に戻る。
【0120】図12に示したNetWare設定シート
でいずれかの設定をユーザが変更し、〔更新(A)〕ボ
タンをユーザが押下した場合、図18に示すメッセージ
を表示する。
【0121】図18のダイアログにおいて、〔はい
(Y)〕ボタンをユーザが押下した場合は、ネットワー
クインタフェースボードのプロトコル設定を変更し、プ
ロトコル設定ダイアログボックス(図示しない)に戻
る。〔いいえ(N)〕ボタンをユーザが押下した場合
は、何もせずにプロトコル設定ダイアログボックス(図
示しない)に戻る。」 以下、図13に示したTCP/IP設定シートについて
説明する。
【0122】図12に示したプロトコル設定ダイアログ
ボックスの上側の〔TCP/IP〕を示すタブTAB2
2をユーザがクリックすることにより、図13に示した
TCP/IP設定シートを表示する。TCP/IP設定
シートは、ユーザが選択したデバイスにおけるTCP/
IPに関する情報を設定するためのシートである。
【0123】NetSpotがTCP/IPプロトコル
で動作しているときに、TCP/IPのフレームタイプ
やIPアドレスがユーザを変更し、ネットワークインタ
フェースボードをリセットした場合、そのデバイスにア
クセスできなくなることがある。詳細仕様としては下記
の通りである。
【0124】「〔フレームタイプ(F)〕TCP/IP
で使用するフレームタイプをユーザが設定する。選択候
補は、「無効」,「ETHERNET II」である。
【0125】〔IPアドレスの設定方法〕TCP/IP
で使用するIPアドレスの設定方法をユーザが選択す
る。選択候補は、「IP(I)],「RARP
(R)」,「BOOTP(B)」である。
【0126】〔IPアドレス(P)〕TCP/IPで使
用する0〜255の10進数×4個のIPアドレスをユ
ーザが入力する。〔IPアドレスの設定方法〕で「IP
(I)」が選択されている場合のみ有効となる。
【0127】〔サブネットマスク(M)〕TCP/IP
で使用する0〜255の10進数×4個のサブネットマ
スクをユーザが入力する。〔IPアドレスの設定方法〕
で「BOOTP(B)」以外が選択されている場合のみ
有効となる。
【0128】〔ゲートウェイアドレス(G)〕TCP/
IPで使用する0〜55の10進数×4個のゲートウェ
イアドレスをユーザが入力する。〔IPアドレスの設定
方法〕で「BOOTP(B)」以外が選択されている場
合のみ有効となる。
【0129】〔BOOTPアドレス〕TCP/IPで使
用する0〜255の10進数×4個のBOOTPアドレ
スを表示する。〔IPアドレスの設定方法〕で「BOO
TP(B)」が選択されている場合のみ有効となる。
【0130】〔ブロードキャストアドレス〕TCP/I
Pで使用する0または255のブロードキャストアドレ
スを表示する。
【0131】〔プリントサービス(S)〕TCP/IP
で使用するプリントサービスをユーザが選択する。選択
候補は、「なし」,「LPD」である。
【0132】〔標準(D)〕上記設定を標準値に戻す。
NetSpotで持っている標準値をすべて書き込む。
【0133】〔OK〕ボタン 設定を有効にして、ダイアログボックスを閉じる。設定
が変更されている場合は、ネットワークインタフェース
ボードの設定を更新する。
【0134】〔キャンセル〕ボタン 設定を無効にして、ダイアログボックスを閉じる。
【0135】〔更新(A)〕ボタン 設定が変更されている場合は、ネットワークインタフェ
ースボードの設定を更新する。設定が変更されている場
合のみ有効となる。
【0136】〔ヘルプ(H)〕ボタン オンラインヘルプを表示する。TCP/IP設定シート
(図13参照)でいずれかの設定をユーザが変更し、
〔OK〕ボタンを押下した場合、図19に示すメッセー
ジを表示する。
【0137】図19のダイアログボックスにおいて、
〔はい(Y)〕ボタンをユーザが押下した場合は、ネッ
トワークインタフェースボードのプロトコル設定を変更
し、プロトコル設定ダイアログボックス(図示しない)
を閉じる。〔いいえ(N)〕ボタンをユーザが押下した
場合は、何もせずにプロトコル設定ダイアログボックス
を閉じる。〔キャンセル〕ボタンをユーザが押下した場
合は、何もせずにプロトコル設定ダイアログボックスに
戻る。
【0138】図13において、TCP/IP設定シート
でいずれかの設定をユーザが変更し、〔更新(A)〕ボ
タンをユーザが押下した場合、図20に示すメッセージ
を表示する。
【0139】図20のダイアログにおいて、〔はい
(Y)〕ボタンをユーザが押下した場合は、ネットワー
クインタフェースボードのプロトコル設定を変更し、プ
ロトコル設定ダイアログボックスに戻る。〔いいえ
(N)〕ボタンをユーザが押下した場合は、何もせずに
プロトコル設定ダイアログボックスに戻る。」以上のよ
うな本実施形態において、NetSpotをPC103
上で起動して、プリンタ102(SNMPエージェント
が実装されている)の管理および設定を行う場合のNe
tSpotの動作手順について図21〜図24等を参照
して説明する。以下の処理を行う前の前提条件として、
すでにNetSpotが起動されており、プリンタ10
2に関するデバイス詳細ウィンドウ701−ネットワー
クシート705(図11)が表示されているものとす
る。
【0140】また、SNMPはTCP/IP上での実装
の他に、IPX(NetWareプロトコル)上での実
装(SNMP over IPX)、AppleTal
k上での実装(SNMP over AppleTal
k)が規定されているが、本実施形態のNetSpot
では、TCP/IPおよびIPXでの実装を行っている
ものとする。
【0141】図21は、本発明に係るネットワーク制御
装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフロー
チャートである。なお、(1)〜(6)は各ステップを
示す。
【0142】まず、ステップ(1)において、ユーザが
ネットワークシート705の〔プロトコル設定
(L)...〕ボタンを押すことにより、プロトコル設
定ダイアログボックスの表示が指示され、図12に示し
たNetWare設定シートの表示動作を開始する。こ
の時、プロトコルA=IPX(NetWareプロトコ
ル)となる。
【0143】次に、ステップ(2)において、NetS
potとプリンタ102が現在どのプロトコルで通信し
ているか(TCP/IPかIPX)を判別する。以下、
現在通信に使用しているプロトコルをカレントプロトコ
ルと記述する。
【0144】そして、ステップ(3)において、カレン
トプロトコルがIPXであるかどうか判定し、カレント
プロトコルがIPXであったと判定した場合には、ステ
ップ(4)において、NetWare設定シート(図1
2参照)の〔フレームタイプ(F)〕の選択候補を表示
するためのリストデータに「無効」を入れたリストデー
タを生成する。
【0145】一方、ステップ(3)で、IPXでなかっ
たと判定した場合には、ステップ(5)において、フレ
ームタイプの候補リストに「無効」を入れないリストデ
ータ作成する。
【0146】次に、ステップ(6)で、プロトコルAの
設定画面を表示して、処理を終了する。
【0147】これにより、ステップ(4)を実行した場
合には、上記生成された〔フレームタイプ(F)〕の選
択候補のためのリストデータ等を利用して、図23に示
すプロトコルAの設定画面(NetWare設定シー
ト)を表示し、ステップ(5)を実行した場合には、上
記生成された〔フレームタイプ(F)〕の選択候補のた
めのリストデータ等を利用して、図22に示すプロトコ
ルAの設定画面(NetWare設定シート)を表示す
る。
【0148】なお、上記実施形態では、図12に示した
NetWare設定シートが表示される場合についての
説明を行ったが、ステップ(1)において、図13に示
したTCP/IP設定シートの表示動作を開始した場合
は、プロトコルA=TCP/IPとしての同様のシーケ
ンスを実行することになる。この際、図13に示したT
CP/IP設定シートの表示動作は、プロトコル設定ダ
イアログボックスの〔TCP/IP〕タブをユーザが選
択することによって開始される。
【0149】以下、本実施形態の特徴的構成について図
21等を参照して説明する。
【0150】上記のように構成された所定の通信媒体を
介して異なる複数の通信プロトコル(本実施形態ではN
etWare,TCP/IP,AppleTalk)に
より複数のネットワークデバイスと通信可能なネットワ
ーク制御装置の通信プロトコル設定方法であって、ある
いは所定の通信媒体を介して異なる複数の通信プロトコ
ルにより複数のネットワークデバイスと通信可能なネッ
トワーク装置を制御するコンピュータが読み出し可能な
プログラムを格納した記憶媒体であって、各ネットワー
クデバイスに対するいずれかの通信プロトコルの使用の
可否を表示部の設定画面上で設定可能な設定工程(図2
1のステップ(1))と、前記設定工程によるいずれか
の通信プロトコルに対する設定要求時に、前記ネットワ
ークデバイスとの通信に使用している現在のプロトコル
を判別するカレントプロトコル判別工程(図21のステ
ップ(3))と、前記カレントプロトコル判別工程によ
り判別された現在の通信プロトコルに基づく前記設定手
段による各ネットワークデバイスに対する使用不可への
設定を回避して現在のプロトコルによる各ネットワーク
デバイスの設定を維持させる維持工程(図21のステッ
プ(5))とを有するので、現在使用中の通信プロトコ
ルによる設定要求時には、使用不可となる設定が不可と
なるため、以後当該通信プロトコルによる各ネットワー
クデバイスとの通信が不能となる事態を自動的に回避す
ることができる。
【0151】また、前記維持工程(図21のステップ
(5))は、設定画面上での表示選択候補中から使用不
可とすべき項目を除外して前記設定工程による各ネット
ワークデバイスに対する使用不可への設定を回避して現
在のプロトコルによる各ネットワークデバイスの設定を
維持させるので、現在使用中の通信プロトコルによる設
定要求時には、使用不可となる項目を選択できなくなる
ため、以後当該通信プロトコルによる各ネットワークデ
バイスとの通信が不能となる事態を自動的に回避するこ
とができる。
【0152】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
プロトコルAとカレントプロトコルとが異なる際には、
フレームタイプの候補リストに無効を入れないリストを
作成する場合について説明したが、フレームタイプが無
効かどうかを判定して、無効となる場合には、その旨を
表示して、ユーザによる判断指示を待って、設定を強行
するように制御してもよい。以下、その実施形態につい
て説明する。なお、前提となる条件は前第1実施形態と
同様である。
【0153】以下、本実施形態の特徴的構成について図
4を参照して説明する。
【0154】上記のように構成された所定の通信媒体を
介して異なる複数の通信プロトコル(本実施形態ではN
etWare,TCP/IP,AppleTalk)に
より複数のネットワークデバイスと通信可能なネットワ
ーク制御装置であって、各ネットワークデバイスに対す
るいずれかの通信プロトコルの使用の可否を表示部の設
定画面上で設定可能な設定手段(CPU501がROM
503または図示しない外部メモリに記憶された制御プ
ログラムを実行して設定する)と、前記設定手段による
いずれかの通信プロトコルに対する設定実行時に、前記
ネットワークデバイスとの通信に使用している現在のプ
ロトコルを判別するカレントプロトコル判別手段(CP
U501がROM503または図示しない外部メモリに
記憶された制御プログラムを実行して判別する)と、前
記カレントプロトコル判別手段により判別された現在の
通信プロトコルに基づく前記設定手段による各ネットワ
ークデバイスに対する設定が使用不可への設定かどうか
を判定する判定手段(CPU501がROM503また
は図示しない外部メモリに記憶された制御プログラムを
実行して判定する)と、前記判定手段が使用不可への設
定であることを前記表示部に通知して設定の強行有無を
確認する確認手段(CPU501がROM503または
図示しない外部メモリに記憶された制御プログラムを実
行して確認する)と、前記確認手段による前記設定の強
行有無の確認結果に基づいて前記設定手段による使用不
可への設定を回避または強行する設定制御手段(CPU
501がROM503または図示しない外部メモリに記
憶された制御プログラムを実行して設定制御する)とを
有するので、現在使用中の通信プロトコルによる設定実
行時に使用不可となる項目を選択している場合には、実
行開始前に、その設定実行に伴い通信不能なる事態をユ
ーザに明示し、当該使用不可となる設定を事前に回避す
る機会を与え、ユーザの判断ミスにより使用中の通信プ
ロトコルによりネットワークデバイスを制御不能となる
ことを確実に回避することができる。
【0155】図24は、本発明に係るネットワーク制御
装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフロー
チャートである。なお、(1)〜(9)は各ステップを
示す。
【0156】まず、ステップ(1)において、ユーザが
ネットワークシート705の〔プロトコル設定
(L)...〕ボタンを押すことにより、プロトコル設
定ダイアログボックスの表示が指示され、図12に示し
たNetWare設定シートの表示動作を開始する。こ
の時、プロトコルA=IPX(NetWareプロトコ
ル)となる。
【0157】次に、ステップ(2)において、NetW
are設定シートを表示する(この時の〔フレームタイ
プ(F)〕の選択候補には「無効」は含まれてい
る。)。
【0158】次に、ステップ(3)において、ユーザが
設定を変更後、NetWare設定シートの〔OK〕ボ
タンまたは〔更新〕ボタンを押すことにより、プリンタ
102の設定更新要求が指示される。そして、ステップ
(4)において、カレントプロトコルを取得して、Ne
tSpotとプリンタ102が現在どのプロトコルで通
信しているか(TCP/IPかIPX)を判別する。以
下、現在通信に使用しているプロトコルをカレントプロ
トコルと記述する。
【0159】ステップ(5)において、カレントプロト
コルAがカレントプロトコルIPXであるかどうかを判
定し、カレントプロトコルAがカレントプロトコルIP
Xでなかったと判定した場合は、ステップ(9)で、N
etWare設定シート(図15)の設定に基づき、プ
リンタ102へプロトコルの設定を行い、処理を終了す
る。
【0160】一方、ステップ(5)で、カレントプロト
コルAがカレントプロトコルIPXであると判定した場
合には、ステップ(6)において、〔フレームタイプ
(F)〕が「無効」に設定されているかどうかを判別
し、「無効」に設定されていなかったと判別した場合
は、ステップ(9)へ進み、「無効」に設定されていた
と判別した場合は、ステップ(7)に進み、通信不能と
なる可能性があることを通知するための警告メッセージ
ボックス(図25参照)を表示して、ユーザへの確認を
行う。
【0161】次に、ステップ(8)で、図25に示した
警告メッセージボックス中の〔OK〕ボタンが押された
かどうかを判定して、〔OK〕ボタンが押された場合
は、設定が強行されたことになるので、ステップ(9)
の処理を行う。
【0162】一方、ステップ(8)で、すなわち、図2
5に示した警告メッセージボックスの〔キャンセル〕ボ
タンが押されたと判定した場合は、設定の実行がキャン
セルされたことになるので、本シーケンスを終了する。
【0163】なお、上記実施形態では、図12に示した
NetWare設定シートが表示される場合についての
説明を行ったが、ステップ(1)において、図13に示
したTCP/IP設定シートの表示動作を開始した場合
は、プロトコルA=TCP/IPとしての同様のシーケ
ンスを実行することになる。この際、図13に示したT
CP/IP設定シートの表示動作は、プロトコル設定ダ
イアログボックスの〔TCP/IP〕タブをユーザが選
択することによって開始される。
【0164】以下、本実施形態の特徴的構成について図
21等を参照して説明する。
【0165】上記のように構成された所定の通信媒体を
介して異なる複数の通信プロトコル(本実施形態ではN
etWare,TCP/IP,AppleTalk)に
より複数のネットワークデバイスと通信可能なネットワ
ーク制御装置の通信プロトコル設定方法であって、ある
いは所定の通信媒体を介して異なる複数の通信プロトコ
ルにより複数のネットワークデバイスと通信可能なネッ
トワーク装置を制御するコンピュータが読み出し可能な
プログラムを格納した記憶媒体であって、各ネットワー
クデバイスに対するいずれかの通信プロトコルの使用の
可否を表示部の設定画面上で設定可能な設定工程(図2
4のステップ(1))と、前記設定工程によるいずれか
の通信プロトコルに対する設定実行時に、前記ネットワ
ークデバイスとの通信に使用している現在のプロトコル
を判別するカレントプロトコル判別工程(図24のステ
ップ(5))と、前記カレントプロトコル判別工程によ
り判別された現在の通信プロトコルに基づく前記設定工
程による各ネットワークデバイスに対する設定が使用不
可への設定かどうかを判定する判定工程(図24のステ
ップ(6))と、前記判定工程が使用不可への設定であ
ることを前記表示部に通知して設定の強行有無を確認す
る確認工程(図24のステップ(7))と、前記確認工
程による前記設定の強行有無の確認結果に基づいて前記
設定工程による使用不可への設定を回避または強行する
切り換え工程(図24のステップ(8)からステップ
(9)あるいは終了)とを有するので、現在使用中の通
信プロトコルによる設定実行時に使用不可となる項目を
選択している場合には、実行開始前に、その設定実行に
伴い通信不能なる事態をユーザに明示し、当該使用不可
となる設定を事前に回避する機会を与え、ユーザの判断
ミスにより使用中の通信プロトコルによりネットワーク
デバイスを制御不能となることを確実に回避することが
できる。
【0166】以下、図26に示すメモリマップを参照し
て本発明に係るネットワーク制御装置を適用可能なネッ
トワークシステムで読み出し可能なデータ処理プログラ
ムの構成について説明する。
【0167】図26は、本発明に係るネットワーク制御
装置を適用可能なネットワークシステムで読み出し可能
な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモ
リマップを説明する図である。
【0168】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0169】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0170】本実施形態における図21,図24に示す
機能が外部からインストールされるプログラムによっ
て、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。
そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリや
FD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介し
て外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力
装置に供給される場合でも本発明は適用されるものであ
る。
【0171】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0172】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0173】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0174】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0175】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0176】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、所定の通信媒体を介して異なる複数の
通信プロトコルにより複数のネットワークデバイスと通
信可能なネットワーク制御装置であって、各ネットワー
クデバイスに対するいずれかの通信プロトコルの使用の
可否を表示部の設定画面上で設定可能な設定手段と、前
記設定手段によるいずれかの通信プロトコルに対する設
定要求時に、前記ネットワークデバイスとの通信に使用
している現在のプロトコルを判別するカレントプロトコ
ル判別手段と、前記カレントプロトコル判別手段により
判別された現在の通信プロトコルに基づく前記設定手段
による各ネットワークデバイスに対する使用不可への設
定を回避して現在のプロトコルによる各ネットワークデ
バイスの設定を維持させる維持手段とを有するので、現
在使用中の通信プロトコルによる設定要求時には、使用
不可となる設定が不可となるため、以後当該通信プロト
コルによる各ネットワークデバイスとの通信が不能とな
る事態を自動的に回避することができる。
【0177】第2の発明によれば、前記維持手段は、設
定画面上での表示選択候補中から使用不可とすべき項目
を除外して前記設定手段による各ネットワークデバイス
に対する使用不可への設定を回避して現在のプロトコル
による各ネットワークデバイスの設定を維持させるの
で、現在使用中の通信プロトコルによる設定要求時に
は、使用不可となる項目を選択できなくなるため、以後
当該通信プロトコルによる各ネットワークデバイスとの
通信が不能となる事態を自動的に回避することができ
る。
【0178】第3の発明によれば、所定の通信媒体を介
して異なる複数の通信プロトコルにより複数のネットワ
ークデバイスと通信可能なネットワーク制御装置であっ
て、各ネットワークデバイスに対するいずれかの通信プ
ロトコルの使用の可否を表示部の設定画面上で設定可能
な設定手段と、前記設定手段によるいずれかの通信プロ
トコルに対する設定実行時に、前記ネットワークデバイ
スとの通信に使用している現在のプロトコルを判別する
カレントプロトコル判別手段と、前記カレントプロトコ
ル判別手段により判別された現在の通信プロトコルに基
づく前記設定手段による各ネットワークデバイスに対す
る設定が使用不可への設定かどうかを判定する判定手段
と、前記判定手段が使用不可への設定であることを前記
表示部に通知して設定の強行有無を確認する確認手段
と、前記確認手段による前記設定の強行有無の確認結果
に基づいて前記設定手段による使用不可への設定を回避
または強行する設定制御手段とを有するので、現在使用
中の通信プロトコルによる設定実行時に使用不可となる
項目を選択している場合には、実行開始前に、その設定
実行に伴い通信不能なる事態をユーザに明示し、当該使
用不可となる設定を事前に回避する機会を与え、ユーザ
の判断ミスにより使用中の通信プロトコルによりネット
ワークデバイスを制御不能となることを確実に回避する
ことができる。
【0179】第4,第7の発明によれば、所定の通信媒
体を介して異なる複数の通信プロトコルにより複数のネ
ットワークデバイスと通信可能なネットワーク制御装置
の通信プロトコル設定方法であって、あるいは所定の通
信媒体を介して異なる複数の通信プロトコルにより複数
のネットワークデバイスと通信可能なネットワーク装置
を制御するコンピュータが読み出し可能なプログラムを
格納した記憶媒体であって、各ネットワークデバイスに
対するいずれかの通信プロトコルの使用の可否を表示部
の設定画面上で設定可能な設定工程と、前記設定工程に
よるいずれかの通信プロトコルに対する設定要求時に、
前記ネットワークデバイスとの通信に使用している現在
のプロトコルを判別するカレントプロトコル判別工程
と、前記カレントプロトコル判別工程により判別された
現在の通信プロトコルに基づく前記設定工程による各ネ
ットワークデバイスに対する使用不可への設定を回避し
て現在のプロトコルによる各ネットワークデバイスの設
定を維持させる維持工程とを有するので、現在使用中の
通信プロトコルによる設定要求時には、使用不可となる
設定が不可となるため、以後当該通信プロトコルによる
各ネットワークデバイスとの通信が不能となる事態を自
動的に回避することができる。
【0180】第5,第8の発明によれば、前記維持工程
は、設定画面上での表示選択候補中から使用不可とすべ
き項目を除外して前記設定工程による各ネットワークデ
バイスに対する使用不可への設定を回避して現在のプロ
トコルによる各ネットワークデバイスの設定を維持させ
るので、現在使用中の通信プロトコルによる設定要求時
には、使用不可となる項目を選択できなくなるため、以
後当該通信プロトコルによる各ネットワークデバイスと
の通信が不能となる事態を自動的に回避することができ
る。
【0181】第6,第9の発明によれば、所定の通信媒
体を介して異なる複数の通信プロトコルにより複数のネ
ットワークデバイスと通信可能なネットワーク制御装置
の通信プロトコル設定方法であって、あるいは所定の通
信媒体を介して異なる複数の通信プロトコルにより複数
のネットワークデバイスと通信可能なネットワーク装置
を制御するコンピュータが読み出し可能なプログラムを
格納した記憶媒体であって、各ネットワークデバイスに
対するいずれかの通信プロトコルの使用の可否を表示部
の設定画面上で設定可能な設定工程と、前記設定工程に
よるいずれかの通信プロトコルに対する設定実行時に、
前記ネットワークデバイスとの通信に使用している現在
のプロトコルを判別するカレントプロトコル判別工程
と、前記カレントプロトコル判別工程により判別された
現在の通信プロトコルに基づく前記設定工程による各ネ
ットワークデバイスに対する設定が使用不可への設定か
どうかを判定する判定工程と、前記判定工程が使用不可
への設定であることを前記表示部に通知して設定の強行
有無を確認する確認工程と、前記確認工程による前記設
定の強行有無の確認結果に基づいて前記設定工程による
使用不可への設定を回避または強行する切り換え工程と
を有するので、現在使用中の通信プロトコルによる設定
実行時に使用不可となる項目を選択している場合には、
実行開始前に、その設定実行に伴い通信不能なる事態を
ユーザに明示し、当該使用不可となる設定を事前に回避
する機会を与え、ユーザの判断ミスにより使用中の通信
プロトコルによりネットワークデバイスを制御不能とな
ることを確実に回避することができる。
【0182】従って、現在使用中の通信プロトコルによ
る使用不可への設定要求時あるいは設定実行時に、強制
的にそのような設定を選択できないようにしたり、該設
定による不具合を警告して、ユーザに対して設定した内
容が意図する設定かどうかを再考する機会を与えて、使
用中の通信プロトコルの誤認に起因してネットワークデ
バイスを制御不能となってしまう事態を回避できるネッ
トワーク通信環境を自在に整備できる等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すネットワーク制御
装置を適用可能なネットワークシステムの構成を説明す
るブロック図である。
【図2】図1に示したプリンタに接続されるネットワー
クボードの一例を示す図である。
【図3】図2に示したネットワークボードとプリンタと
の制御構成を説明するブロック図である。
【図4】図1に示したネットワークシステムを構成する
PCの構成を説明するブロック図である。
【図5】本発明に係るネットワーク制御装置におけるネ
ットワーク管理ソフトウエアのモジュールの構造を説明
する図である。
【図6】本発明に係るネットワーク制御装置におけるN
etSpotによる表示画面の遷移状態を説明する図で
ある。
【図7】図6に示したデバイスリスト表示ウインドウの
一例を示す図である。
【図8】図6に示したデバイス詳細ウィンドウに基づく
ウインド表示例を示す図である。
【図9】図6に示したデバイス詳細ウィンドウに基づく
ウインド表示例を示す図である。
【図10】図6に示したデバイス詳細ウィンドウに基づ
くウインド表示例を示す図である。
【図11】図6に示したデバイス詳細ウィンドウに基づ
くウインド表示例を示す図である。
【図12】図11に示したネットワークシート上でプロ
トコル設定ボタンPBTに基づく設定シートの一例を示
す図である。
【図13】図11に示したネットワークシート上でプロ
トコル設定ボタンPBTに基づく設定シートの一例を示
す図である。
【図14】図11に示したネットワークシート上でプロ
トコル設定ボタンPBTに基づく設定シートの一例を示
す図である。
【図15】図12〜図14に示したプロトコル設定ウイ
ンドウで設定可能な項目一覧を説明する図である。
【図16】本発明に係るネットワーク管理装置における
ログインダイアログボックスの一例を示す図である。
【図17】本発明に係るネットワーク管理装置における
プロトコル設定変更の警告ダイアログボックスの一例を
示す図である。
【図18】本発明に係るネットワーク管理装置における
プロトコル設定変更の警告ダイアログボックスの一例を
示す図である。
【図19】本発明に係るネットワーク管理装置における
プロトコル設定変更の警告ダイアログボックスの一例を
示す図である。
【図20】本発明に係るネットワーク管理装置における
プロトコル設定変更の警告ダイアログボックスの一例を
示す図である。
【図21】本発明に係るネットワーク制御装置における
第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【図22】本発明に係るネットワーク管理装置における
プロトコル設定画面の一例を示す図である。
【図23】本発明に係るネットワーク管理装置における
プロトコル設定画面の一例を示す図である。
【図24】本発明に係るネットワーク制御装置における
第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【図25】本発明に係るネットワーク管理装置における
プロトコル設定変更の警告ダイアログボックスの一例を
示す図である。
【図26】本発明に係るネットワーク制御装置を適用可
能なネットワークシステムで読み出し可能な各種データ
処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説
明する図である。
【図27】この種のネットワークシステムにおける、M
IBの構造を示す概念図である。
【符号の説明】
100 LAN 501 CPU 502 RAM 503 ROM 504 システムバス 509 キーボード 510 CRT 511 HD 512 FD

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介して異なる複数の通
    信プロトコルにより複数のネットワークデバイスと通信
    可能なネットワーク制御装置であって、 各ネットワークデバイスに対するいずれかの通信プロト
    コルの使用の可否を表示部の設定画面上で設定可能な設
    定手段と、 前記設定手段によるいずれかの通信プロトコルに対する
    設定要求時に、前記ネットワークデバイスとの通信に使
    用している現在のプロトコルを判別するカレントプロト
    コル判別手段と、 前記カレントプロトコル判別手段により判別された現在
    の通信プロトコルに基づく前記設定手段による各ネット
    ワークデバイスに対する使用不可への設定を回避して現
    在のプロトコルによる各ネットワークデバイスの設定を
    維持させる維持手段と、を有することを特徴とするネッ
    トワーク制御装置。
  2. 【請求項2】 前記維持手段は、設定画面上での表示選
    択候補中から使用不可とすべき項目を除外して前記設定
    手段による各ネットワークデバイスに対する使用不可へ
    の設定を回避して現在のプロトコルによる各ネットワー
    クデバイスの設定を維持させることを特徴とする請求項
    1記載のネットワーク制御装置。
  3. 【請求項3】 所定の通信媒体を介して異なる複数の通
    信プロトコルにより複数のネットワークデバイスと通信
    可能なネットワーク制御装置であって、 各ネットワークデバイスに対するいずれかの通信プロト
    コルの使用の可否を表示部の設定画面上で設定可能な設
    定手段と、 前記設定手段によるいずれかの通信プロトコルに対する
    設定実行時に、前記ネットワークデバイスとの通信に使
    用している現在のプロトコルを判別するカレントプロト
    コル判別手段と、 前記カレントプロトコル判別手段により判別された現在
    の通信プロトコルに基づく前記設定手段による各ネット
    ワークデバイスに対する設定が使用不可への設定かどう
    かを判定する判定手段と、 前記判定手段が使用不可への設定であることを前記表示
    部に通知して設定の強行有無を確認する確認手段と、 前記確認手段による前記設定の強行有無の確認結果に基
    づいて前記設定手段による使用不可への設定を回避また
    は強行する設定制御手段と、を有することを特徴とする
    ネットワーク制御装置。
  4. 【請求項4】 所定の通信媒体を介して異なる複数の通
    信プロトコルにより複数のネットワークデバイスと通信
    可能なネットワーク制御装置の通信プロトコル設定方法
    であって、 各ネットワークデバイスに対するいずれかの通信プロト
    コルの使用の可否を表示部の設定画面上で設定可能な設
    定工程と、 前記設定工程によるいずれかの通信プロトコルに対する
    設定要求時に、前記ネットワークデバイスとの通信に使
    用している現在のプロトコルを判別するカレントプロト
    コル判別工程と、 前記カレントプロトコル判別工程により判別された現在
    の通信プロトコルに基づく前記設定工程による各ネット
    ワークデバイスに対する使用不可への設定を回避して現
    在のプロトコルによる各ネットワークデバイスの設定を
    維持させる維持工程と、を有することを特徴とするネッ
    トワーク制御装置の通信プロトコル設定方法。
  5. 【請求項5】 前記維持工程は、設定画面上での表示選
    択候補中から使用不可とすべき項目を除外して前記設定
    工程による各ネットワークデバイスに対する使用不可へ
    の設定を回避して現在のプロトコルによる各ネットワー
    クデバイスの設定を維持させることを特徴とする請求項
    4記載のネットワーク制御装置の通信プロトコル設定方
    法。
  6. 【請求項6】 所定の通信媒体を介して異なる複数の通
    信プロトコルにより複数のネットワークデバイスと通信
    可能なネットワーク制御装置の通信プロトコル設定方法
    であって、 各ネットワークデバイスに対するいずれかの通信プロト
    コルの使用の可否を表示部の設定画面上で設定可能な設
    定工程と、 前記設定工程によるいずれかの通信プロトコルに対する
    設定実行時に、前記ネットワークデバイスとの通信に使
    用している現在のプロトコルを判別するカレントプロト
    コル判別工程と、 前記カレントプロトコル判別工程により判別された現在
    の通信プロトコルに基づく前記設定工程による各ネット
    ワークデバイスに対する設定が使用不可への設定かどう
    かを判定する判定工程と、 前記判定工程が使用不可への設定であることを前記表示
    部に通知して設定の強行有無を確認する確認工程と、 前記確認工程による前記設定の強行有無の確認結果に基
    づいて前記設定工程による使用不可への設定を回避また
    は強行する切り換え工程と、を有することを特徴とする
    ネットワーク制御装置の通信プロトコル設定方法。
  7. 【請求項7】 所定の通信媒体を介して異なる複数の通
    信プロトコルにより複数のネットワークデバイスと通信
    可能なネットワーク装置を制御するコンピュータが読み
    出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 各ネットワークデバイスに対するいずれかの通信プロト
    コルの使用の可否を表示部の設定画面上で設定可能な設
    定工程と、 前記設定工程によるいずれかの通信プロトコルに対する
    設定要求時に、前記ネットワークデバイスとの通信に使
    用している現在のプロトコルを判別するカレントプロト
    コル判別工程と、 前記カレントプロトコル判別工程により判別された現在
    の通信プロトコルに基づく前記設定手段による各ネット
    ワークデバイスに対する使用不可への設定を回避して現
    在のプロトコルによる各ネットワークデバイスの設定を
    維持させる維持工程と、を有することを特徴とするコン
    ピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
    体。
  8. 【請求項8】 前記維持工程は、設定画面上での表示選
    択候補中から使用不可とすべき項目を除外して前記設定
    工程による各ネットワークデバイスに対する使用不可へ
    の設定を回避して現在のプロトコルによる各ネットワー
    クデバイスの設定を維持させることを特徴とする請求項
    7記載のコンピュータが読み出し可能なプログラムを格
    納した記憶媒体。
  9. 【請求項9】 所定の通信媒体を介して異なる複数の通
    信プロトコルにより複数のネットワークデバイスと通信
    可能なネットワーク装置を制御するコンピュータが読み
    出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 各ネットワークデバイスに対するいずれかの通信プロト
    コルの使用の可否を表示部の設定画面上で設定可能な設
    定工程と、 前記設定工程によるいずれかの通信プロトコルに対する
    設定実行時に、前記ネットワークデバイスとの通信に使
    用している現在のプロトコルを判別するカレントプロト
    コル判別工程と、 前記カレントプロトコル判別工程により判別された現在
    の通信プロトコルに基づく前記設定工程による各ネット
    ワークデバイスに対する設定が使用不可への設定かどう
    かを判定する判定工程と、 前記判定工程が使用不可への設定であることを前記表示
    部に通知して設定の強行有無を確認する確認工程と、 前記確認工程による前記設定の強行有無の確認結果に基
    づいて前記設定工程による使用不可への設定を回避また
    は強行する切り換え工程と、を有することを特徴とする
    コンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記
    憶媒体。
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US6954656B2 (en) * 2000-09-25 2005-10-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus and network controller setting method

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