JPH11202537A - 2成分現像剤および画像形成方法 - Google Patents

2成分現像剤および画像形成方法

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JPH11202537A
JPH11202537A JP347898A JP347898A JPH11202537A JP H11202537 A JPH11202537 A JP H11202537A JP 347898 A JP347898 A JP 347898A JP 347898 A JP347898 A JP 347898A JP H11202537 A JPH11202537 A JP H11202537A
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JP
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carrier
toner
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developing
developing unit
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JP347898A
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English (en)
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Yasuo Asahina
安雄 朝比奈
Masami Tomita
正実 冨田
Hiroyuki Fushimi
寛之 伏見
Tomomi Suzuki
智美 鈴木
Mitsuteru Kato
光輝 加藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤を経時保存後のトナー、キャリアの特
性改善とマシンの汚濁を防止し、長期間安定した画像を
形成する。 【解決手段】 トナーとキャリアが分離部材を介してそ
れぞれ別々に所定量収納されていて、その現像剤を使用
時に収納容器内の分離部材を取り除き、トナーとキャリ
アを混合することにより2成分現像剤として現像部に供
給する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2成分系現像剤に
よる電子写真方式の改良に係るものである。
【0002】
【従来の技術】静電潜像を現像するための2成分現像剤
は、トナーとキャリアを予じめ混合して現像剤を作成す
る。この現像剤はマシンを納入時又は所定の枚数をコピ
ーした後に剤を抜き取り、前記現像剤を現像ユニットに
投入するのが一般的に行なわれている。この現像剤は作
成時に帯電量(Q/M)が所定の値(15〜35μc/
g位)になるまで混合時間を調整して行なうことも一般
的に行なわれている。この現像剤は混合後直ちに使用す
ることは少なく混合後ある程度の日数が経過してから使
用されるものである。剤のQ/Mは径時により低下す
る。例えば剤作成時のQ/M=25であったものが、7
日経過でQ/M=15,1ケ月で12,3ケ月で10,
1年で7というように徐々に低下するものである。この
ようにQ/Mが低下した現像剤をマシンにセットする
と、マシンの現像部の撹拌でQ/Mが回復(Q/Mが高
くなるまで=初期剤のレベルまで)してくる。この時Q
/Mが低いので、その間にコピー上に地汚れ、マシン内
のトナー飛散、カラーマシンでは他色剤へのトナー混入
が生じたり、画像濃度ムラ等が発生する。この現象は高
温、高湿下で特に著しい
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、現像剤を経
時保存後のトナー、キャリアの特性改善と、マシンの汚
濁を防止し、長期間安定した画像を形成することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は、潜像担
持体に対向して、現像剤担持体上に形成した2成分現像
剤のブラシ層を有する現像部により潜像を可視化する現
像方法において、現像部に供給する現像剤は収納容器内
でトナーとキャリアが分離部材を介して、それぞれが別
々に所定量が収納されていて、その現像剤を使用時に収
納容器内の分離部材を取り除き、トナーとキャリアを混
合することにより2成分現像剤にして現像部に供給する
ことを特徴とする画像形成方法である。
【0005】すなわち、本発明はマシンの現像部に2成
分現像剤をセット(投入)する直前にトナーとキャリア
を混合することで、現像剤のQ/Mが経時で低下するの
を未然に防止して、Q/Mの低下に伴う不具合を解消す
るものである。その具体的手段としては、次のような方
法がある。
【0006】(1)現像部に供給する現像剤はトナーと
キャリアはそれぞれ別々の容器に所定量が収納されてい
て、使用時にトナー又はキャリアのいずれかの容器に一
方を移してトナーとキャリアを混合することにより2成
分現像剤にして現像部に供給する。
【0007】(2)現像部に供給する現像剤は収納容器
に所定量のキャリアが収納されていて、トナーは備え付
けの計量カップにより補給用のトナー・ボトルから所定
量を取り、使用時にキャリア収納容器に入れてトナーと
キャリアを混合することにより2成分現像剤にして現像
部に供給する。
【0008】(3)現像部に供給する現像剤は収納容器
に所定量が入ったキャリアとシール付きの所定量が入っ
たトナー・カートリッジからなり、使用時に現像部にト
ナー・カートリッジをセットし、キャリアを現像部にセ
ット後トナー・カートリッジのシールを剥がして、現像
部内でトナーとキャリアを混合することにより2成分現
像剤にする。
【0009】(4)現像部に供給する現像剤は収納容器
に所定量が入ったキャリアからなり、使用時にキャリア
を現像部にセット後現像部内で所定のトナー濃度になる
まで現像部内の補給トナーを供給してトナーとキャリア
を混合することにより2成分現像剤にする。
【0010】そして、上記のような画像形成方法に用い
るトナーは粒径が3〜10μmのものがよい。又、キャ
リア粒径は30〜60μmがよい。キャリアはコート・
キャリアであって、該キャリアの被覆層がシリコーン、
フッ素又はフッ素/スチレン・アクリルの混合系からな
る樹脂であるとよい。
【0011】キャリアの被覆層には導電材が分散されて
いるとよい。又、キャリアの体積固有抵抗が1E8〜1
E14Ωcmがよい。着色剤がイエロー、マゼンタ、シ
アン及びブラックのそれぞれの色からなる。さらに、ボ
ール・ミル法によりトナーとキャリアを1分間混合した
帯電量(Q/M)が7.5μc/g以上であることを特
徴とする。
【0012】図1は、本発明を説明するための図で、現
像剤容器1は中央に分離部材4があって2室に仕切られ
ており、一方の室にはキャリア2が他方の室にはトナー
3が収納されている。この現像剤を使用するに際して
は、分離部材4を取外して、キャリア2とトナー3とを
混合し、容器1をよく振ってマシンの現像部に投入す
る。
【0013】図2は、キャリア2の容器5と、トナー3
の容器6とを別々とし、使用に際していずれか一方を他
方に混合した後マシンの現像部に投入する。2成分現像
では常に現像剤中のトナーの消費があるとトナーは補給
されていく。そのために、補給トナーは別々に他の容器
に入れて、必要になった時に補給タンクに補充する。こ
の補給トナー容器からトナーを抜き出して行なう。
【0014】図3はその説明のためのもので、所定量の
キャリア2が収納された容器7と計量カップ8を用意し
ておく。そして容器9にある補給用トナー3を計量カッ
プ8に所定量はかりとり、そのトナー3をキャリア2が
入っている容器7に投入して混合後マシンの現像部に投
入する。この場合、所定量のトナーでないと地汚れ又は
画像濃度不足を生じる。
【0015】図4は潜像担持体10に対向して、磁石1
1を有する現像スリーブ12を配置し、該現像スリーブ
12の上部に所定量のトナーが入ったカートリッジ13
を配する。現像スリーブ12にはキャリア2のみを投入
しておく。そこへ、カートリッジ13のシール14をは
がして、内部のトナー3を現像スリーブ12上に落下さ
せ、現像スリーブ12を矢印方向に回転させて、キャリ
ア2とトナー3とを混合撹拌して現像剤とする。
【0016】他の例としては、図4において、カートリ
ッジ13を取付けないで、補給ローラ15を回転させ
て、その上部にあるトナー3を現像スリーブ12に供給
し、該部でキャリア2と混合撹拌して2成分現像剤とす
る。次に本発明に用いる材料例を示す。トナー用樹脂例
としては下記のものがある。
【0017】ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重
合体、スチレン−塩化ビニル共重合体、スチレン−アク
リル酸エステル共重合体、スチレン−メタクリル酸エス
テル共重合体、アクリル系樹脂、ポリエステル樹脂、エ
ポキシ樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、フェノール樹
脂、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、
アイオノマー樹脂、ポリウレタン樹脂、ケトン樹脂、エ
チレン−エチルアクリレート共重合体、ポリブチラー
ル、シリコーン樹脂等。特に好ましい樹脂は、スチレン
−アクリル酸エステル系樹脂、スチレン−メタクリル酸
エステル系樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂であ
る。前記樹脂は単独又は混合して使用しても良い。
【0018】本発明のトナーにおいて荷電制御剤例とし
ては、ニグロシン染料、含クロム錯体、第4級アンモニ
ウム塩等が用いられ、これらはトナー粒子の極性により
使い分けする。カラートナーの場合、トナーの色調に影
響を与えない無色又は淡色のものが好ましく、例えばサ
リチル酸金属塩又はサリチル酸誘導体の金属塩(ボント
ロンE84、オリエント社製)が挙げられる。
【0019】制御剤量は、結着樹脂100重量部に対し
て0.1〜10重量部、より好ましくは0.2〜7重量
部である。トナーには流動性付与剤を添加してもよい。
【0020】この場合、流動性付与剤としては、シリ
カ、アルミナ、マグネシア、ジルコニア、フェライト、
マグネタイト等の金属酸化物の微粒子及びそれら微粒子
をシランカップリング剤、チタネートカップリング剤、
ジルコアルミネート、四級化アンモニウム塩、脂肪酸、
脂肪酸金属塩、フッ素系活性剤、溶剤、ポリマー等の処
理剤によって表面処理又は被覆したもの、ステアリン
酸、ステアリン酸亜鉛等の脂肪酸又はその金属塩の微粒
子、及びそれら微粒子を前記処理剤により表面処理した
もの、ポリスチレン、ポリメタクリル酸メチル、ポリフ
ッ化ビニリデン等のポリマー微粒子及びそれら微粒子を
前記処理剤で表面処理又は被覆したものが用いられる。
これら流動性付与剤の平均粒径は、0.01〜3μmの
範囲のものが使用される。
【0021】これら流動性付与剤の添加量は、トナー粒
子100重量部に対して0.1〜7.0重量部、特に
0.2〜5.0重量部の範囲が好ましい。トナー粒子と
流動性付与剤との混合方法は、粉体が流動状態で気流又
は機械力などにより高速運動させ、実質的に粉砕を起さ
ないように行う。混合機としては、高速流動型の混合
機、例えばヘンシェルミキサー、UMミキサー等であ
る。本発明のトナーに使用される着色剤としては、トナ
ー用として公知のものが使用でき、その具体例として
は、次のものが挙げられる。
【0022】<イエロー着色材の具体例> C.I.Pigment Yellow 1 Symu
ler FastYellow GH(大日本インキ) C.I.Pigment Yellow 3 Symu
ler FastYellow 10GH(大日本イン
キ) C.I.Pigment Yellow 12 Sym
uler FastYellow GF(大日本イン
キ) C.I.Pigment Yellow 13 Sym
uler FastYellow GRF(大日本イン
キ) C.I.Pigment Yellow 14 Sym
uler FastYellow 5GR(大日本イン
キ) C.I.Pigment Yellow 17 Sym
uler FastYellow 8GR(大日本イン
キ) C.I.Pigment Yellow 17 リオノ
ールイエローFGNT(東洋インキ) 更にC.I.Pigment Yellow 12とし
て イエロー152(有本化学) ピグメントイエローGRT(山陽色素) スミカプリントイエローST−O(住友化学) ベンジジンイエロー1316(野間化学) セイカファストイエロー2300(大日精化) リオノールイエローGRT(東洋インキ) <マゼンタ着色材の具体例> C.I.Pigment Red 81 Symule
xRhodamine Y Toner F(大日本イ
ンキ) C.I.Pigment Red 122 Fasto
gen SuperMagenta RE02(大日本
インキ) C.I.Pigment Red 57 Symule
r BrillCarmine LB(大日本インキ) C.I.Pigment Red 22 Symule
r FastBrill Scarlet BG(大日
本インキ) C.I.Pigment Red 21 Sanyo
Fast RedGR(山陽色素) C.I.Pigment Red 18 Sanyo
ToluidineMaroon Medium(山陽
色素) C.I.Pigment Red 114 Symul
er FastCarmine BS(大日本インキ) C.I.Pigment Red 112 Symul
er FastRed FGR(大日本インキ) C.I.Pigment Red 5 Symuler
FastCarmine FB(大日本インキ) <シアン着色材の具体例> C.I.Pigment Blue 15 Fasto
gen BlueGS(大日本インキ) Chromofine SR(大日精化) C.I.Pigment Blue 16 Sumit
oneCyanine Blue LG(住友化学) C.I.Pigment Green 7 Phthal
ogcyanineGreen(東京インキ) C.I.Pigment Green 36 Cyan
ine Green2 YL(東洋インキ) C.I.Pigment Blue GGK(日本ピグ
メント) C.I.Pigment Blue 15:3 リオノ
ールブルーFG7351(東洋インキ) <ブラック用着色材の具体例> カーボンブラック スピリットブラック アニリンブラック(C.I.Pigment Blac
k 1) 着色剤量は結着樹脂100重量部に対して、0.1〜1
5重量部、より好ましくは0.1〜9重量部が適当であ
る。
【0023】本発明に係るトナーを製造する方法として
は、種々の公知の方法、又はそれらを組み合わせた方法
により製造することができる。例えば、混練−粉砕法で
は、バインダーレジンとカーボンブラックなどの着色剤
及び必要とされる添加剤を乾式混合し、エクストルーダ
ー又は二本ロール、三本ロール等にて加熱溶融混練し、
冷却固化後、ジェットミルなどの粉砕機にて粉砕し、気
流分級機により分級してトナーが得られる。又、懸濁重
合法や非水分散重合法により、モノマーと着色剤、添加
剤から直接トナーを製造することも可能である。
【0024】本発明のトナーの粒径は3〜10μmがよ
く10μmを超えると、なめらかな階調が得られにく
く、解像度も低下する。又、初期のトナーとキャリアを
混合時、すみやかにQ/Mが立ち上がりにくい。反面3
μm未満であるとQ/Mの立ち上がりは良好であるが、
トナー飛散やキャリア表面を汚染する傾向が顕著とな
る。
【0025】トナー粒径の測定は、COULTER C
OUNTER MODEL TAII型(コールター社
製)により、個数分布、体積分布を出力するインターフ
ェイスを接続して、100μmのアパチャー(細孔)を
用いる。まず、電解水溶液に界面活性剤を加えた中に、
トナー測定試料を分散させる。前記試料を別の1%Na
Cl電解液に注入し、アパチャーチューブのアパチャー
の両側に電極がおかれている電解液を通して両電極間に
電流を流して、この抵抗変化から2〜40μmの粒子の
粒度分布を測定して、体積平均分布から体積平均粒径を
求める。
【0026】又、本発明のトナーは定着ローラにトナー
が付着するのを防止するために、オフセット防止剤、例
えば、低分子量ポリプロピレン、低分子量ポリエチレ
ン、パラフィンワックスなどの各種ワックス、炭素数4
以上のオレフィン単量体の低分子量オレフィン重合体、
脂肪酸アミド、シリコーンオイルなどを結着樹脂100
重量部当たり0.5〜15重量部含有しても良い。本発
明のトナーは2成分現像剤として用いる場合には、キャ
リア粒子と混合して用いられる。
【0027】キャリア粒径は30〜65μm、より好ま
しくは40〜65μmがよい。65μm超過であると、
ベタ均一性が悪く、ベタ部にキャリアの引っ掻き傷が生
じる。又、絵の原稿をコピーした場合、画像の先端部
(コピー紙の排紙方向に対して)エッジ効果が生じる、
ドット再現性がよくない、ザラツキ感がよくない等の画
像品質の低下が見られる。初期のトナーとキャリアを混
合時、すみやかにQ/Mが立ち上がりにくい。逆に30
μm未満であると、被覆層の形成時に造粒し易く、かた
まり状のキャリアが多量に出来てしまい、製造時のトラ
ブルが生じる。又、現像スリーブからキャリア飛散が著
しくなる。
【0028】本発明において使用されるキャリアとして
は、酸化鉄粉、Ni−Znフェライト、Cu−Znフェ
ライト、Baフェライト、Srフェライト、ZnOフェ
ライト、ガラスビーズ、鉄粉、Ni粉、Co粉、樹脂ビ
ーズ等、30〜65μmの粒子径を有するものが用いら
れる。
【0029】又、本発明で使用されるキャリアは、コー
トキャリアであってもよい。この場合のキャリアコーテ
ィング用の離型性樹脂としては、ポリオレフィン系樹
脂、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、塩素化ポリ
エチレン、及びクロロスルホン化ポリエチレン;ポリビ
ニル及びポリビニリデン系樹脂、例えばポリスチレン、
アクリル樹脂(例えばポリメチルメタクリレート)、ポ
リアクリロニトリル、ポリビニルアセテート、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニ
ル、ビニルカルバゾール、ポリビニルエーテル及びポリ
ビニルケトン;塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体;スチ
レン−アクリル酸共重合体;オルガノシロキサン結合か
らなるストレートシリコーン樹脂のようなシリコーン樹
脂又はその変性品(例えばアルキド樹脂、ポリエステ
ル、エポキシ樹脂、ポリウレタン等による変性品);弗
素樹脂、例えばポリテトラフルオロエチレン、ポリ弗化
ビニル、ポリ弗化ビニリデン、ポリクロロトリフルオロ
エチレン等の重合体又は共重合体;ポリアミド;ポリエ
ステル、例えばポリエチレンテレフタレート;ポリウレ
タン;ポリカーボネート;アミノ樹脂、例えば尿素−ホ
ルムアルデヒド樹脂;エポキシ樹脂等が挙げられる。中
でもスペントトナーのキャリアへの付着防止の点で好ま
しいのはアクリル樹脂、シリコーン樹脂又はその変性
品、弗素樹脂、特にシリコーン樹脂又はその変性品であ
る。なおシリコーン樹脂(但しストレートシリコーン樹
脂)の市販品としては、信越化学社製KR271、KR
255、KR251、トーレシリコン社製SR240
0、SR2406等があり、また変性シリコーン樹脂と
しては、信越化学社製KR206(アルキッド樹脂変性
品)、KR3093(アクリル樹脂変性品)、ES10
01N(エポキシ樹脂変性品)、トーレシリコン社製S
R2115(エポキシ樹脂変性品)、SR2110(ア
ルキッド樹脂変性品)等がある。更にフッ素系樹脂とし
ての例をつけ加える。
【0030】キャリア被覆層形成に使用されるフッ素含
有単量体としては、ビニリデンフルオライド、テトラフ
ルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、パーフル
オロアルキルビニルエーテル、フッ素原子を置換してな
るビニルエーテル、フッ素原子を置換してなるビニルケ
トンがあり、その重合体としては、ビニリデンフルオラ
イド−テトラフルオロエチレン共重合体、ビニリデンフ
ルオライド−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、パー
フルオロアルキルビニルエーテル−ビニリデンフルオラ
イド−テトラフルオロエチレン共重合体、ビニリデンフ
ルオライド重合体、テトラフルオロエチレン共重合体、
フッ素原子を置換してなるビニルエーテルを含有する重
合体、フッ素原子を置換してなるビニルケトンを含有す
る重合体、フッ素化アルキルアクリレート重合体又はフ
ッ素化アルキルメタアクリレート重合体がある。
【0031】前記フッ素含有単量体と共重合する成分と
しては、スチレン、メチルスチレン、ジメチルスチレ
ン、トリメチルスチレン、アクリル酸、メタクリル酸、
アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸ブ
チル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸ベンジル、メタ
クリル酸ベンジル、アクリル酸アミド、メタクリル酸ア
ミド、アクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸シクロ
ヘキシル、アクリル酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸
ヒドロキシエチル、アクリル酸グリシジル、メタクリル
酸グリシジル、酢酸ビニル、エチレン、プロピレン等が
ある。
【0032】上記重合体及び共重合体は単独で被覆材と
して使用できるが、他の樹脂成分を含有しても良い。他
の樹脂成分としては、スチレン、メチルスチレン、ジメ
チルスチレン、トリメチルスチレン、アクリル酸、メタ
クリル酸、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、ア
クリル酸ブチル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸ベン
ジル、メタクリル酸ベンジル、アクリル酸アミド、メタ
クリル酸アミド、アクリル酸シクロヘキシル、メタクリ
ル酸シクロヘキシル、アクリル酸ヒドロキシエチル、メ
タクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸グリシジル、
メタクリル酸グリシジル、酢酸ビニルの重合体又は任意
の2種類以上の単量体から重合された共重合がある。
【0033】以上のような離型性樹脂の使用量は、キャ
リア芯材100重量部当り0.5〜50重量部程度が適
当である。樹脂層の形成法としては、従来と同様、キャ
リア核体粒子の表面に噴霧法、浸漬法等の手段で樹脂を
塗布すればよい。
【0034】更に、本発明で使用されるコートキャリア
は、その被覆層に導電材を分散させたものであってもよ
い。この場合の導電性材料の具体例としては、下記のも
のが挙げられる。
【0035】(イ)白色系導電材 ETC−52(TiO2系)チタン工業社製 KV400(TiO2系)チタン工業社製 ECR−72(TiO2系)チタン工業社製 ECTR−82(TiO2系)チタン工業社製 500W(TiO2系)石原産業社製 300W(TiO2系)石原産業社製 S−1(TiO2系)石原産業社製 W−1(SnO2系)三菱金属社製 23K(ZnO)白水化学社製 導電性亜鉛華No.1(ZnO)本荘ケミカル社製 導電性亜鉛華No.2(ZnO)本荘ケミカル社製 W−10(TiO2系)三菱金属社製 デントールWK−100(導電性繊維)大塚化学社製 デントールWK−200(導電性繊維)大塚化学社製 デントールWK−300(導電性繊維)大塚化学社製 MEC300(SnO2系)帝国化工社製 MEC500(SnO2系)帝国化工社製 (ロ)カーボン Black Pearls 2000,VULCANX
C−72(キャボット社製) ケッチェンBlack EC・DJ500,ケッチェン
black EC・DJ600(ライオンアクゾ社製) デンカblack粒状、デンカblack粉状(電気化
学工業社製) CONDUCTEX975、CONDUCTEX SC
(コロンビアカーボン社製) 導電性物質の量はシリコーン樹脂100重量部に対して
0.05〜70重量部、より好ましくは0.1〜50重
量部である。次にキャリア粒子の抵抗に関して説明す
る。
【0036】キャリア粒子の体積固有抵抗は108〜1
14Ω・cmがよい。1014Ω・cm超過であると、エ
ッジ効果が大きく、ザラツキ感が大きい。文字コピーで
は特に大きな問題はないが、カラーコピーであると、絵
をコピーした場合、上記の不具合が生じる。又、現像時
にキャリアの穂がかたくなり、スジ・ムラが生じ易い。
108Ω・cm未満であると、キャリア付着を生じ易
く、潜像担持体に小さな傷が生じるので、潜像が乱れて
画像品質が低下する。
【0037】固有抵抗の測定法は次のとおりである。面
積10cm2(長さ4cm、巾2.5cm)の電極板2
枚を2mmの間隔で対向させて形成されるセル内に、サ
ンプルを溢れる程度に流出せしめた後、この状態で高さ
15mmの位置から平板上に落下させるタッピング操作
を30回繰返して、サンプルをセル内に充填する。次に
セル上の余分なサンプルを除去してから、20℃、60
%RHの環境下で電極板に500V/cmの直流電界に
相当する電圧を印加して固有抵抗を求める。
【0038】トナーとキャリアが混合されたならば、す
みやかにQ/Mが立ち上がらないと本発明は十分に遂行
が保証できない。その理由はQ/Mがなだらかに立ち上
がると、その過程でトナー飛散がマシン内で著しくな
る。又、コピー紙上への地汚れも発生してしまう。特に
高温高湿下で前記現象が顕著となる。このQ/Mの立ち
上がり性はボールミル法でチェックする。トナーとキャ
リアをステンレス製ポットに入れてポットを180回転
で1分間撹拌したQ/Mが7.5以上であるとマシン内
で特に問題がないことがわかった。7.5未満であると
トナー飛散及び地汚れが著しくなり、短時間の撹拌でチ
ェックすることが大切となる。ステンレス製ポットは外
径6cm、高さ6cmの円筒で体積は100cm3でそ
の中に現像剤(トナーとキャリア)を60g投入して、
撹拌を行う(トナー濃度は2.5%にて)。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例並びに比較
例によって具体的に説明する。
【0040】実施例1 下記処方の混合物を2本ロール上で加熱下で混練し冷却
後、粉砕分級し、粒径8.5μmの二成分系現像剤用粒
子Aを作成した。
【0041】 ポリスチレン(エッソ社製D−125) 100部 含金属染料(保土谷化学社製スピロンブラックBH) 5部 カーボンブラック(三菱化成社製#44) 10部 添加剤としてトナー100部に対してシリカを0.5部
の割合で混合してトナーを調整した。キャリア被覆材と
して下記処方によりコーティング液を調製した。
【0042】 シリコーン樹脂液(トーレ シリコーン社製SR2406、固 形分20%) 250部 トルエン 1500部 回転円板型流動層粒子コーティング装置に平均粒径50
μmのフェライト・キャリア5kg入れ、流動させなが
ら上記処方のコーティング液を80℃の加熱下に散布
し、塗布を行った塗布物をコーティング装置よりとり出
し恒温槽に入れ、200℃で2時間加熱しシリコーン膜
の硬化を行わせた。
【0043】上記トナーとキャリアを図1の容器1にト
ナー3を21.25g、キャリア2を828.75gそ
れぞれ収納した。この物を18ケ月放置後、分離部材4
を取り除いてトナー3とキャリア4を混合した後、イマ
ジオDA355(リコー製)にセットし、画像出しをし
たが特に問題がなかった。
【0044】比較例1 実施例1のトナー2.5部に対して実施例1のキャリア
との総量が100部になるような割合で混合機により現
像剤を作成した。この現像剤をイマジオDA355(リ
コー製)にセットして画像出しをしたところ特に問題が
なかった。しかし、この現像剤を18ケ月放置後マシン
にセットして、テストしたところ地汚れが多く、又、ト
ナー飛散も著しかった。
【0045】実施例2 実施例1のトナー及びキャリアを用いて図2に示す25
0ccの容器6に21.25gのトナー3を収納し、8
28.75gのキャリア2を500cの容器5に収納す
る。このトナー3をキャリア2が入っている容器5に移
して、混合した後イマジオDA355にセットしてテス
トしたところ実施例1と同じ結果を得た。
【0046】実施例3 実施例1のトナー及びキャリアを用いて、図3に示すご
とくキャリア2は500ccの容器7に828.75g
を収納する。トナー3はあらかじめ21.25gが入る
量をカップに目盛りをつけた計量カップ8に補給トナー
容器9から取り出して、キャリア2の入っている容器7
に投入して混合後イマジオDA355にセットしてテス
トしたところ実施例1と同じ結果を得た。
【0047】実施例4 実施例1のトナーとキャリアを用いて、キャリアは50
0ccの容器に828.75gを収納する。そして、図
4に示すように、トナー3は21.25g、シール14
付きカートリッジ13に収納する。イマジオDA355
の現像部を改造して、前記トナーのカートリッジ13を
収納できるスペースを設ける。そして現像スリーブ12
のところには前記キャリア2を投入する。その後、トナ
ー、カートリッジ13のシール14をはがして、現像部
内にトナーを落下させ、現像スリーブ12を回転させ
て、現像剤とした。その結果は実施例1と同じであっ
た。
【0048】実施例5 実施例4においてトナーカートリッジ13に代えて補給
ローラ15を回転させながら現像部に入っている補給ト
ナー3の21.25gの量を現像部スリーブ12のとこ
ろに供給して現像剤とした後、実施例1と同じテストを
したところ実施例1と同じ結果を得た。
【0049】実施例6〜7 実施例1において表1のようにトナー粒径を代えて、実
施例1と同じテストをしたところ表1のような結果を得
た。
【0050】
【表1】
【0051】実施例8〜9 実施例1において表2のようにキャリア粒径を代えて、
実施例1と同じテストをしたところ表2のような結果を
得た。
【0052】
【表2】
【0053】実施例10〜12 実施例1においてキャリア被覆層を表3のように代えた
以外は実施例1又は下記のもので同じテストをしたとこ
ろ表3のような結果を得た。
【0054】
【表3】
【0055】実施例11〜12においては下記のような
トナーを作成してテストした。トナー処方として下記の
処方の混合物を2本ロール上で加熱下混練し冷却後、粉
砕分級して8.5μmの粒子Aを作成した。
【0056】 ポリスチレン(エッソ社製D−125) 100部 ニグロシン染料(スピリットブラックSB:オリエント化学社 製) 2部 カーボン#44(三菱化成社製) 15部 評価マシンはスピリオ2700(リコー社製)を用い
て、現像部に入れる直前に実施例1と同じように剤を混
合してテストしたところ、特に画像は問題なく良好なコ
ピー品質であった。
【0057】実施例13 実施例1においてキャリア被覆層に導電材を分散させた
以外実施例1と同じテストをしたところ実施例1と同じ
結果を得た。キャリア粒子としては、キャリア被覆材と
して下記処方によりコーティング液を調製した。
【0058】 シリコーン樹脂液(トーレ シリコーン社製SR2406、固 形分20%) 500部 導電材ケッチェン・ブラックECDJ600(ライオンアクゾ 社製) 4.0部 トルエン 1500部 回転円板型流動層粒子コーティング装置に平均粒径50
μmのフェライト・キャリアを5kg入れ、流動させな
がら上記処方のコーティング液を80℃の加熱下に散布
し、塗布を行った塗布物をコーティング装置よりとり出
し恒温槽に入れ、200℃で2時間加熱しシリコーン膜
の硬化を行わせた。
【0059】実施例14〜15 実施例1においてキャリア抵抗を表4のように代えた以
外、実施例1と同じテストをしたところ表4のような結
果を得た。
【0060】
【表4】
【0061】実施例16 表5のトナー処方によりカラートナーを作成した。
【0062】
【表5】
【0063】各トナーの製法は各処方をミキサーで予備
混合を行う。その後3本ロールミルで3回通しの溶融混
練をした後冷却してから約1〜2.5mm程度に粗粉砕
する。次にエアージェット方式により微粉砕し、それか
ら再び分級して7.0μmのトナーを得た。このトナー
には流動性向上剤としてR972(日本アエロジル社)
シリカを各トナー100部に対して0.65部の割合で
外添して各色カラートナーを得た。
【0064】又、キャリアは実施例14のものを用い
て、実施例1と同じような容器にトナーとキャリアをセ
ットした。このものをプリテール550(リコー製カラ
ー複写機)にそれぞれの色の剤は投入直前に混合して、
テストしたところ特に問題もなく良好なカラー画像が得
られた。
【0065】実施例17〜19 実施例1においてキャリアは実施例1のもの、トナーは
実施例1のトナーに対して添加剤量を変えて、ボールミ
ル法による1分間の撹拌時のQ/Mを表6のように代え
て、実施例1と同じようにテストしたところ表6のよう
な結果を得た。
【0066】
【表6】
【0067】
【発明の効果】請求項1〜6はトナーとキャリアを分離
しておき、マシンに投入時にそれらを混合して用いる画
像形成方法であって、現像剤を経時保存後のトナー、キ
ャリアの特性改善とマシンの汚濁を防止し、長期間安定
した画像を形成する。
【0068】請求項6〜12の現像剤はマシンに投入時
にトナーとキャリアを混合してからセットするので、剤
を放置したことによるQ/M低下を発生させず、剤投入
時の初期にトナー飛散を生じない。又、あらかじめ剤作
成という工程がはぶける。請求項6においてトナーとキ
ャリアを混合時にQ/Mがすみやかに立ち上がると共に
良好な画像を得る。
【0069】請求項7においてトナーとキャリアを混合
時にQ/Mがすみやかに立ち上がると共に良好な画像を
得る。請求項8においてはキャリア被覆層及び導電材を
分散させることで長寿命な剤、かつ良好な画像を得る。
【0070】請求項10においてトナーとキャリアを混
合時にQ/Mがすみやかに立ち上がると共に、良好な画
像を得る。請求項11においてカラー現像剤でもトナー
とキャリアを混合時にQ/Mがすみやかに立ち上がると
共に良好な画像を得る。請求項12においてトナーとキ
ャリアを混合時のQ/Mを規定して、トナー飛散のない
良好な画像を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一例の説明図である。
【図2】本発明の実施の他の例の説明図である。
【図3】本発明の実施の他の例の説明図である。
【図4】本発明の実施の他の例の説明図である。
【符号の説明】
1 現像剤容器 2 キャリア 3 トナー 4 分離部材 5,6,7 容器 8 計量カップ 9 容器 10 潜像担持体 11 磁石 12 現像スリーブ 13 カートリッジ 14 シール 15 補給ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 智美 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 加藤 光輝 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像担持体に対向して、現像剤担持体上
    に形成した2成分現像剤のブラシ層を有する現像部によ
    り潜像を可視化する現像方法において、現像部に供給す
    る現像剤は収納容器内でトナーとキャリアが分離部材を
    介して、それぞれが別々に所定量が収納されていて、そ
    の現像剤を使用時に収納容器内の分離部材を取り除き、
    トナーとキャリアを混合することにより2成分現像剤に
    して現像部に供給することを特徴とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の現像方法において、現像部に
    供給する現像剤はトナーとキャリアはそれぞれ別々の容
    器に所定量が収納されていて、使用時にトナー又はキャ
    リアのいずれかの容器に一方を移してトナーとキャリア
    を混合することにより2成分現像剤にして現像部に供給
    することを特徴とする画像形成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1の現像方法において、現像部に
    供給する現像剤は収納容器に所定量のキャリアが収納さ
    れていて、トナーは備えつけの計量カップにより補給用
    のトナー・ボトルから所定量を取り、使用時にキャリア
    収納容器に入れてトナーとキャリアを混合することによ
    り2成分現像剤にして現像部に供給することを特徴とす
    る画像形成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1の現像方法において、現像部に
    供給する現像剤は収納容器に所定量が入ったキャリアと
    シール付きの所定量が入ったトナー・カートリッジから
    なり、使用時に現像部にトナー・カートリッジをセット
    し、キャリアを現像部にセット後トナー・カートリッジ
    のシールを剥がして、現像部内でトナーとキャリアを混
    合することにより2成分現像剤にすることを特徴とする
    画像形成方法。
  5. 【請求項5】 請求項1の現像方法において、現像部に
    供給する現像剤は収納容器に所定量が入ったキャリアか
    らなり、使用時にキャリアを現像部にセット後現像部内
    で所定のトナー濃度になるまで現像部内の補給トナーを
    供給してトナーとキャリアを混合することにより2成分
    現像剤にすることを特徴とする画像形成方法。
  6. 【請求項6】 トナー粒径は3〜10μmであることを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の電子写真
    用トナー。
  7. 【請求項7】 キャリア粒径は30〜60μmであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の現像
    剤。
  8. 【請求項8】 キャリアがコート・キャリアであって、
    該キャリアの被覆層がシリコーン、フッ素又はフッ素/
    スチレン・アクリルの混合系からなる樹脂であることを
    特徴とする請求項7記載の現像剤。
  9. 【請求項9】 キャリアの被覆層には導電材が分散され
    ていることを特徴とする請求項7又は8に記載の現像
    剤。
  10. 【請求項10】 キャリアの体積固有抵抗が1E8〜1
    E14Ωcmであることを特徴とする請求項7乃至9の
    いずれかに記載の現像剤。
  11. 【請求項11】 着色剤がイエロー、マゼンタ、シアン
    及びブラックのそれぞれの色からなることを特徴とする
    請求項1乃至10のいずれかに記載の電子写真用カラー
    ・トナー。
  12. 【請求項12】 ボール・ミル法によりトナーとキャリ
    アを1分間混合した帯電量(Q/M)が7.5μc/g
    以上であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれ
    かに記載の電子写真用2成分現像剤。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8213833B2 (en) 2007-01-15 2012-07-03 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, process cartridge, image forming method and developer for electrophotography

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