JPH11202063A - 時間検出回路 - Google Patents

時間検出回路

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JPH11202063A
JPH11202063A JP1510798A JP1510798A JPH11202063A JP H11202063 A JPH11202063 A JP H11202063A JP 1510798 A JP1510798 A JP 1510798A JP 1510798 A JP1510798 A JP 1510798A JP H11202063 A JPH11202063 A JP H11202063A
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JP
Japan
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time
reference clock
circuit
stop
stop signal
Prior art date
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Application number
JP1510798A
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English (en)
Inventor
Hiroo Ozawa
皓雄 小澤
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Japan Atomic Energy Agency
Original Assignee
Japan Atomic Energy Research Institute
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイナミックレンジの広さと高分解時間能を
両立させた時間検出回路の提供。 【解決手段】 スタートFF回路1はスタート信号st
tでセットされ、保持されたスタート信号hsttを出
力する。信号hsttは、同期スタートFF回路2のD
入力及びTAC 1のスタート信号入力とされる。基準クロ
ックとの同期をとって出力される同期スタート信号cs
ttは、TAC 1にストップ信号として入力され、スター
ト側非同期時間ΔT1が検出される。同様に、ストップ
FF回路4、同期ストップFF回路5、遅延回路6の連
携作用により、TAC 2にスタート信号とストップ信号が
与えられ、ストップ側の非同期時間ΔT2が検出され
る。残りの時間は、AND回路7の出力パルスを受ける
TDCで検出される。同期型の発振回路を基準クロック
回路3に代えて用いれば、スタート側非同期時間ΔT1
の発生を回避出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基準クロックを利
用してスタート信号とストップ信号の間の時間を計測す
る時間検出回路に関し、更に詳しく言えば、スタート信
号、ストップ信号の各々と基準クロックとの非同期によ
り生ずる微小時間を検出するとともに、スタート信号、
ストップ信号の間で基準クロックに同期したパルスを発
生できる時間検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より公知の時間検出回路で採用され
ている検出方式として、TDC(Timeto Digita1 Conve
rter)及びTAC(Time to Amplitude Converter )と
呼ぱれる2種の方式がある。TDC方式は、スタート信
号の入力時点からストップ信号の入力時点に至る間の基
準クロックを計数して両信号入力時点間の時間経過を検
出する方式であり、時間検出回路に2進数で16桁以上
(216以上)の広いダイナミック・レンジ(計測可能な
時間範囲)を持たせることが可能であるが、時間分解能
は通常0.5nsec程度とそれ程高くない。
【0003】一方、TAC方式を採用した時間検出回路
では、スタート信号入力時点からストップ信号入力時点
までコンデンサを一定電流で充電し、到達した充電電位
をA/D変換することで両信号入力時点間の時間経過が
求められる。10psec程度の時間分解能を得ることは十
分可能であり、TDC方式に比して高い時間分解能が容
易に得られる。しかし、ダイナミック・レンジについて
は、使用するADC(AD変換器)の性能に依存して1
4 程度であり、TAC方式に比して狭い。
【0004】これを補うために、AD変換の変換比(1
ビット当りの時間)を調整して計測時間範囲に予めレン
ジ条件を設ける場合がある。しかし、この手法を用いる
と当然時間分解能は低下する。このような事情から、従
来は計測時聞の長短に応じてTAC方式の検出回路とT
DC方式の検出回路を使い分けることが通例となってい
た。
【0005】図5(1)は、従来のTDC方式の時間検
出回路の構成をブロック図で示したものである。同図に
示した時間検出回路は、フリップ・フロップ回路(以
下、FF回路と略称)51、基準クロック回路52、A
ND回路53及びスケーラ回路54を備えている。FF
回路51のセット端子にはスタート信号が入力され、リ
セット端子にはストップ信号が入力される。また、AN
D回路53には、FF回路51と基準クロック回路52
の各出力が入力される。そして、AND回路53の出力
はスケーラ回路54に入力される。
【0006】FF回路51はスタート信号でセットさ
れ、ストップ信号でリセットされる。従って、スタート
信号入力時点からストップ信号入力時点に至る間、FF
回路51の出力はオンレベルとなる。その間、FF回路
51の出力と基準クロック回路52から出力される基準
クロックのパルスとの論理積で得られるパルスがスケー
ラ回路54で計数される。この計数値により、スタート
信号入力時点からストップ信号入力時点に至る間に経過
した時間が検出される。
【0007】図5(1)に示した時間検出回路について
諸信号のタイミングチャートを例示すれば、図5(2)
のようになる。同図の例では、スタート信号を形成する
パルス1は基準クロックのオフ期間(時点aと時点bの
間)に到来し、ストップ信号を形成するパルス2は、基
準クロックのオン期間(時点dと時点fの間)に到来し
ている。
【0008】このタイミングチャートから判るように、
スタート信号(パルス1)が時点aから時点bの間に到
来した場合、スケーラ54ヘの出力パルスはオフレベル
のままであり、時間計測には反映されない。これと同様
の事象はストップ信号到来時においても生じる。即ち、
もし時点cから時点dの間にストップ信号が到来した場
合、その間の時間が計測出来なくなり、また、ストップ
信号が時点fから時点gの間に到来した場合にもその間
の時間情報は得られない。更にストップ信号がバルス2
のようなタイミングで到来した場合、AND回路53の
出力がパルス3のような極端にパルス幅の狭いパルスと
なり、スケーラ54の不感限界のために、計数されない
ことがある。
【0009】このように、従来のTDCの回路方式で
は、スタート信号及びストップ信号が基準クロックと非
同期関係で到来することに伴って、基準クロックのパル
ス1周期(Tclock )未満の微小時間に関する時間計測
が出来ないばかりか、基準クロックの計数回路(スケー
ラ54)へ送出されるAND回路出力パルス幅が極端に
短縮される現象に起因した計数誤差が生じるという間題
点があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の欠点を解消することにある。即ち、本発明は基準ク
ロックのパルス1周期未満の微小時間についても時間計
測が可能で、計数手段に出力されるパルスの幅不足に起
因した計数不感性の誤差の発生を回避出来る時間検出回
路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、スタート信号
とストップ信号の各入力時点間の時間計測のために用い
られる時間検出回路に、それらスタート/ストップ信号
と基準クロックとの間の非同期関係によって微小時間が
発生した場合にこれを検出することが出来る手段を具備
させることで上記課題を解決したものである。
【0012】即ち、本発明の一つの好ましい形態に従え
ば、スタート信号の入力時点とストップ信号の入力時点
の間の時間経過を検出する時間検出回路は、基準クロッ
ク発生手段と、スタート信号を保持して該保持されたス
タート信号と前記基準クロック発生手段から出力される
基準クロックとの同期をとって同期スタート信号を発生
する手段と、前記保持されたスタート信号の発生時点か
ら前記同期スタート信号間の発生時点の間に経過する微
小時間をスタート側の非同期時間として求める手段を備
えている。
【0013】更に上記時間検出回路は、ストップ信号を
保持して該保持されたストップ信号と前記基準クロック
発生手段から出力される基準クロックとの同期をとって
同期ストップ信号を発生する手段と、前記保持されたス
トップ信号を前記基準クロックの1周期分遅延させた遅
延ストップ信号を発生する手段と、前記同期ストップ信
号の発生時点と前記遅延ストップ信号の発生時点の間の
微小時間をストップ側の非同期時間として求める手段を
備え、前記ストップ側で求められた微小時間と前記スタ
ート側で求められた微小時間に基づいて基準クロックの
1周期未満の時間を検出する。
【0014】上記時間検出回路は更に、前記同期スター
ト信号の発生時点と前記同期ストップ信号のの発生時点
の間に前記同期型の基準クロック発生手段から出力され
る基準クロックについて、該基準クロックと同期したパ
ルスを出力する手段を設けることで、スタート側とスト
ップ側の微小時間を除いた時間成分を検出するための信
号を得ることが出来る。
【0015】本発明の別の一つの好ましい形態に従え
ば、スタート信号の入力時点とストップ信号の入力時点
の間の時間経過を検出する時間検出回路は、スタート信
号の入力に同期して基準クロックを出力する同期型のク
ロック発生手段と、ストップ信号を保持して該保持され
たストップ信号と前記同期型の基準クロック発生手段か
ら出力される基準クロックとの同期をとって同期ストッ
プ信号を発生する手段と、前記保持されたストップ信号
を前記基準クロックの1周期分遅延させた遅延ストップ
信号を発生する手段と、前記同期ストップ信号の発生時
点と前記遅延ストップ信号の発生時点の間の微小時間を
ストップ側の非同期時間として求める手段を備え、前記
ストップ側で求められた微小時間に基づいて基準クロッ
クの1周期未満の時間を検出する。
【0016】本形態においては、スタート側での基準ク
ロックとスタート信号入力との非同期関係が解消される
ので、スタート側で微小時間を計測する必要が無くな
る。また、本形態で具体化される時間検出回路は更に、
前記スタート信号の発生時点と前記同期ストップ信号の
発生時点の間に前記同期型の基準クロック発生手段から
出力される基準クロックについて、該基準クロックと同
期したパルスを出力する手段を設けることで、ストップ
側のみで発生する微小時間を除いた時間成分を検出する
ための信号を得ることが出来る。
【0017】なお、スタート側あるいはストップ側で基
準クロックとの非同期関係に起因して発生する微小時間
(基準クロック1周期未満の時間)を求める手段として
は、従来のTACが利用出来る。また、ストップ側ある
いはスタート側とストップ側の双方で発生する非同期に
よる微小時間を除いた時間成分を検出するための信号
は、従来のTDCで計数することによって1周期以上の
時間を計測できる。
【0018】この場合、同期ストップ信号から1周期前
のパルスを余分に計数することになるのでTDCの初期
値を−1に設定する、計数値から1を差し引く、あるい
は1周期遅れた基準クロックとの論理積を求めてTDC
に与えるなどの手段が講じられる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一つの実施形態
について説明するブロック図である。回路全体は、スタ
ートFF回路1と、同期スタートFF回路2、基準クロ
ック回路3、ストップFF回路4、同期ストップFF回
路5、遅延回路6、AND回路7の他に、2個のTAC
(TAC 1, TAC 2)及び1個のTDCを含んでいる。これ
らTAC並びにTDC自体は従来より周知の構成のもの
(TDCについては図5に例示)が使用出来る。
【0020】先ずスタート側について見ると、スタート
FF回路1はスタート信号sttの入力でセットされ、
保持されたスタート信号hsttを出力する。この保持
されたスタート信号hsttは、同期スタートFF回路
2のD入力に印加されるとともに第1のTAC(TAC
1)にスタート信号として入力される。
【0021】同期スタートFF回路2は、この保持され
たスタート信号hsttと基準クロック(基準クロック
3から出力パルス)の同期をとり、同期スタート信号c
sttを出力する。即ち、保持されたスタート信号hs
ttの入力時時点以降に到来する最初の基準クロックの
入力機会に会わせて同期スタート信号csttが出力さ
れる。そして、この同期スタート信号csttが、第1
のTAC(TAC 1)に、ストップ信号として入力され
る。
【0022】基準クロックのパルスは一定の周期Tcloc
k で断続的に出力されるから、保持されたスタート信号
hsttの同期スタートFF回路2への入力時点から同
期スタート信号csttの出力時点に至る間には時間Δ
T1が経過する。従って、第1のTAC(TAC 1)は、
この経過時間ΔT1を計測することになる。経過時間Δ
T1は、スタート信号sttと基準クロックとの非同期
によって生じた時間であり、基準クロックの周期Tcloc
k を越えない微小時間である。即ち、0≦ΔT1<Tcl
ock と考えることが出来る(FF回路の応答遅れなどの
影響は無視出来る程度に小さい)。このようにして、第
1のTAC(TAC 1)によって、スタート側における基
準クロックとスタート信号の非同期量を表わす微小時間
ΔT1が計測される。
【0023】次にストップ側について見ると、ストップ
FF回路4はストップ信号stpの入力でセットされ、
保持されたストップ信号hstpを出力する。この保持
されたストップ信号hstpは同期ストップFF回路5
のD入力に印加されるとともに遅延回路6に入力され
る。同期ストップFF回路5は、この保持されたストッ
プ信号hstpと基準クロック(基準クロック回路3の
出力パルス)の同期をとって同期ストップ信号cstp
を出力する。即ち、保持されたストップ信号hstpの
入力時時点以降に到来する最初の基準クロックの入力タ
イミングに合わせて同期ストップ信号cstpが出力さ
れる。そして、この同期ストップ信号cstpが、第2
のTAC(TAC 2)に、スタート信号として入力され
る。
【0024】一方、遅延回路6は、入力された保持され
たストップ信号(ストップFF回路4の出力)を基準ク
ロックの1周期Tclock に等しい時間だけ遅らせて遅延
ストップ信号dstpとして出力する。この遅延ストッ
プ信号dstpが、第2のTAC(TAC 2)にストップ
信号として入力される。
【0025】従って、第2のTAC(TAC 2)により計
測されるのは、同期ストップ信号cstpの入力時点
(同期ストップFF回路5の出力時点)から遅延ストッ
プ信号dstpの入力時点(遅延回路6の出力時点)に
至る間の経過時間△T2である。これはストップ信号の
基準クロックとの非同期量を表わす微小時間である。
【0026】この微小時間ΔT2はストップ側の非同期
量を表わしており、基準クロックの1周期Tclock を越
えることはなく、0<ΔT2≦Tclock と考えることが
出来る(FF回路の応答遅れなどの影響は無視出来る程
度に小さい)。
【0027】このようにして、各TAC(TAC 1及びTAC
2)からはスタート側及びストップ側で基準クロックと
の非同期によって発生する微小時間ΔT1、ΔT2を表
わす出力(内部のAD変換器でディジタル化された信
号)が得られる。
【0028】一方、TDCへの出力を提供するために、
(1)同期スタートFF回路2の出力、(2)同期スト
ップFF回路5の反転出力、(3)基準クロック回路3
からの基準クロック、がそれぞれAND回路7に入力さ
れる。AND回路7は、パルス信号(1)、(2)の双
方がオンである場合に限り、基準クロック(3)の入力
ゲートを開放し、それ以外の条件では閉塞する。
【0029】ところで、本実施形態の回路は初期状態乃
至リセット状態において、何れのFF回路1、2、4、
5もリセット状態にある。従ってここでは、同期スター
トFF回路2の出力がオフのために、AND回路7の基
準クロックのための入力ゲートが閉状態とされ、AND
回路7から基準クロックがTDCに送出されることはな
い。
【0030】次に、このような初期状態乃至リセット状
態にあるところにスタート信号sttが到来すると、ス
タートFF回路1がセットされ、次いで基準クロックの
到来によって同期スタートFF回路2の出力がオン(保
持されたスタート信号hsttの基準クロックに同期し
た出力信号cstt)となる。その結果、AND回路7
は、基準クロックのパルスの到来毎にこれを通過させ、
TDCに送出するようになる。
【0031】更に、ストップ信号stpが到来するとス
トップFF回路4がセットされ、次いで基準クロックの
到来によって同期ストップFF回路5の反転出力がオフ
となる。その結果、AND回路7が閉じられて基準パル
スの送出を停止する。ここで注目すべきことは、同期ス
タートFF回路2、同期ストップFF回路5は、いずれ
も基準クロックに同期して動作するので、AND回路7
の出力パルス幅が極端に短くならないことである。
【0032】TDCではスタート信号sttの到来時点
からストップ信号stpの到来時点に至る全時間Ttota
l の内、スタート側及びストップ側で基準クロックとの
非同期で生じる微小時間ΔT1、ΔT2を除いた部分を
Tclock-clock で表わせば、 Ttotal =ΔT1+Tclock-clock +ΔT2 ・・・(1) となる。
【0033】Tclock-clock は基準クロックの周期Tcl
ock の整数倍となるから、これをN・Tclock で表わす
と、(1)式は、 Ttotal =ΔT1+N・Tclock +ΔT2 ・・・(2) と書ける。従って、TDC、TAC 1、TAC 2の各出力を独
立に得て、必要に応じて加算すれば全時間が計測され
る。また、これら3出力を加算する回路を付設すれば
(図示省略)Ttotal を表わす出力を直接得ることが出
来る。但し、後述するように、時間Tclock-clock を表
わすNは、実際にTDCで計数される値N’より1小さ
い。従って、上式(2)はTDCで計数される値N’を
使って、 Ttotal =ΔT1+(N’−1)・Tclock +ΔT2 ・・・(3) とも書ける。
【0034】図3は、本実施形態に係る回路構成(図
1)についてタイミングチャートを記したものである。
同図に示したように、スタート信号sttが入力された
時点hでスタートFF回路1がセットされ、保持された
スタート信号hsttがオンレベルとなる。これによ
り、TAC(TAC 1)による時間計測が開始される。
【0035】一方、時点h以降最初に基準クロックが到
来した時点iから同期スタート信号csttがオンレベ
ルとなり、AND回路7の出力は基準クロックとオン・
オフが同期したパルス信号となり、TDCによる計数が
開始されると同時にTAC(TAC 1)による時間計測が
停止される。時点hから時点iまでの経過時間がスター
ト側における基準クロックとの非同期で発生した時間Δ
T1であり、この微小時間ΔT1がスタート側のTAC
(TAC 1)で計測される。
【0036】やがて、ストップ信号stpが時点kで入
力されるとストップFF回路4がセットされ、保持され
たストップ信号hstpがオンレベルとなる。次いで、
時点k以降最初に基準クロックが到来した時点lから、
同期ストップ信号cstpがオンレベルとなる。この時
点でAND回路7の出力はオフとなり、基準クロックの
TDCによる計数は停止すると同時にTAC(TAC 2)
による時間計測が開始される。
【0037】更に、時点kから基準クロックの1周期
(Tclock )後の時点mから、遅延回路6の出力である
遅延されたストップ信号dstpがオンレベルとなる。
その結果、TAC(TAC 2)による時間計測が停止され
る。時点lから時点mまでの経過時間が、ストップ側に
おける基準クロックとの非同期で発生した時間ΔT2で
あり、この微小時間ΔT2がストップ側のTAC(TAC
2)で計測される。
【0038】即ち、時点j(最後にTDCで計数される
基準クロックの到来時点)から時点l(その次の基準ク
ロックの到来時点)までに間に経過する時間は、基準ク
ロックの1周期Tclock であり、時点k(ストップ信号
stpの入力時点)から時点m(遅延ストップ信号ds
tpの出力時点)までに経過する時間も同様に1周期T
clock である。
【0039】従って、両時点k、m間の1周期の時間か
ら両時点k、l間の経過時聞を差し引いた時間、言い換
えれば両時点l、m間の経過時間は、両時点j、k間に
経過する時間に等しくなる。この時間は、ストップ側の
非同期で発生する微小時聞ΔT2に他ならない。
【0040】一方、時点iから時点lまでの期間を通し
てAND回路7は、基準クロックとオン・オフが同期し
た出力パルスを送出し続ける。当然、この出力パルスの
パルス幅は基準クロックのそれと等しいから、前述した
従来技術のように極端に幅の狭いパルスとはなり得な
い。但し、この期間のパルスには、時点jから時点l間
の1クロックが含まれているため、外部のTDCで得ら
れる計数値は1だけ大きく出力されることに注意する必
要がある。正しい基準クロック計数値を得るために、T
DCの初期値を0でなく−1にしても良い。また、基準
クロックのパルスを遅延回路を挟んでAND回路7に入
力し、1周期分Tclock だけ遅らせて論理積をとって送
出するようにしても良い(この場合の初期値は0)。
【0041】次に、図2は、本発明の別の実施形態につ
いて説明するブロック図である。本実施形態は、図1に
示した構成において、基準クロック回路3に代えて、同
期型の基準クロック発生手段、例えばAND回路と遅延
素子から構成される同期型の発振回路を用いたものに相
当している。
【0042】図2を参照すると、回路全体は、スタート
FF回路8、同期型の発振回路9、ストップFF回路1
0、同期ストップFF回路11、遅延回路12、AND
回路13の他に、1個のTAC(TAC 2)及び1個のT
DCを含んでいる。これらTAC並びにTDC自体は従
来より周知の構成のもの(TDCについては図5に例
示)が使用出来る。
【0043】先ず、スタートFF回路8はスタート信号
sttの入力でセットされ、保持されたスタート信号h
sttを出力する。この保持されたスタート信号hst
tは、同期型の発振回路9に印加される。これにより、
スタート信号sttの入力と同期して同期型の発振回路
9から基準クロックの送出が開始される。同期型の発振
回路9からの基準クロックは、ストップ側に設けられた
同期ストップFF回路11のセット端子並びにAND回
路13の一方の入力端子に入力される。
【0044】一方、ストップ側のストップFF回路10
はストップ信号stpの入力でセットされ、保持された
ストップ信号hstpを出力する。この保持されたスト
ップ信号hstpは同期ストップFF回路11のD入力
に印加されるとともに遅延回路12に入力される。
【0045】同期ストップFF回路11は、この保持さ
れたストップ信号hstpと基準クロック(同期型の発
振回路9の出力パルス)の同期をとって同期ストップ信
号cstpを出力する。即ち、保持されたストップ信号
hstpの入力時時点以降に到来する最初の基準クロッ
クの入力タイミングに合わせて同期ストップ信号cst
pが出力される。そして、この同期ストップ信号cst
pが、TAC(TAC 2)に、スタート信号として入力さ
れる。
【0046】更に、遅延回路12は、入力された保持さ
れたストップ信号(ストップFF回路10の出力)を基
準クロックの1周期Tclock に等しい時間だけ遅らせて
遅延ストップ信号dstpとして出力する。この遅延ス
トップ信号dstpが、第2のTAC(TAC 2)にスト
ップ信号として入力される。
【0047】従って、TAC 2により計測されるのは、同
期ストップ信号cstpの入力時点(同期ストップFF
回路11の出力時点)から遅延ストップ信号dstpの
入力時点(遅延回路12の出力時点)に至る間の経過時
間ΔT2である。これはストップ信号の基準クロックと
の非同期量を表わす微小時間である。
【0048】この微小時間ΔT2はストップ側の非同期
量を表わしており、基準クロックの1周期Tclock を越
えることはなく、0<ΔT2≦Tclock と考えることが
出来る(FF回路の応答遅れなどの影響は無視出来る程
度に小さい)。
【0049】このようにして、本実施形態では、TAC 2
からストップ側で基準クロックとの非同期によって発生
する微小時間ΔT2を表わす出力(内部のAD変換器で
ディジタル化された信号)が得られる。また、同期型の
発振回路9を基準クロックの発生手段に用いたために、
スタート側では基準クロックとの非同期による微小時間
発生しない(ΔT1=0)。
【0050】AND回路13への入力について見ると、
上記したように、(1)同期型の発振回路9の出力と、
(2)同期ストップFF回路11の反転出力が入力され
ている。AND回路13は、(2)がオンである場合に
限り、入力ゲートを開放し、それ以外の条件では閉塞す
る。
【0051】本実施形態の回路も初期状態乃至リセット
状態において、何れのFF回路8、9、10、11もリ
セット状態にある。この条件では、同期スタートFF回
路8の出力がオフである故に、同期型発振回路9は発振
動作をしないため、AND回路13から基準クロックが
TDCに送出されることはない。
【0052】次に、このような初期状態乃至リセット状
態にあるところにスタート信号sttが到来すると、ス
タートFF回路8がセットされ、同時に同期型の発振回
路9から基準クロックの送出が開始される。その結果、
AND回路13は、基準クロックのパルスの到来毎にこ
れを通過させ、TDCに送出するようになる。
【0053】更に、ストップ信号stpが到来するとス
トップFF回路10がセットされ、次いで同期型の発振
回路9からの基準クロックの到来によって、同期ストッ
プFF回路11の反転出力がオフとなる。その結果、A
ND回路13が閉じられて基準パルスの送出を停止す
る。ここで注目すべきことは、AND回路13へ入力さ
れるパルス信号は、一方は基準クロック自身であり、他
方は基準クロックと同期してオン・オフ状態が切り替わ
る同期ストップFF回路11の反転出力であるため、A
ND回路13の出力パルス幅が極端に短くならないこと
である。
【0054】本実施形態においては、TDCはスタート
信号sttの到来時点からストップ信号stpの到来時
点に至る全時間Ttotal の内、ストップ側で基準クロッ
クとの非同期で生じる微小時間ΔT2を除いた部分をT
clock-clock で表わせば、 Ttotal =Tclock-clock +ΔT2 ・・・(4) となる。
【0055】Tclock-clock は基準クロックの周期Tcl
ock の整数倍となるから、これをN・Tclock で表わす
と、(4)式は、 Ttotal =N・Tclock +ΔT2 ・・・(5) と書ける。従って、TDC、TAC 2の各出力を独立に得
て、必要に応じて加算すれば良い。また、これら2つの
出力を加算する回路を付設すれば(図示省略)Ttotal
を表わす出力を直接得ることが出来る。但し、本実施形
態においても、時間Tclock-clockを表わすNは、実際
にTDCで計数される値N’より1小さい。従って、上
式(5)はTDCで計数される値N’を使って、 Ttotal =(N’−1)Tclock +ΔT2 ・・・(6) とも書ける。
【0056】図4は、本実施形態に係る回路構成(図
2)についてタイミングチャートを図3と同様の形式で
記したものである。同図に示したように、スタート信号
sttが入力された時点nでスタートFF回路8がセッ
トされ、保持されたスタート信号hsttがオンレベル
となる。これと同期して、同期型の発振回路9から基準
クロックの出力が開始される。また、上述したように、
この時点nで同期ストップFF回路11の反転出力はオ
ンレベルにあるから、AND回路13の出力は基準クロ
ックとオン・オフが同期したパルス信号となり、TDC
による計数が開始される。即ち、本実施形態では、図
1、図3を参照して説明した実施形態とは違って、スタ
ート側では基準クロックとの非同期は生じない(ΔT1
=0と考えても良い)。
【0057】やがて、ストップ信号stpが時点pで入
力されるとストップFF回路10がセットされ、保持さ
れたストップ信号hstpがオンレベルとなる。次い
で、時点p以降最初に基準クロックが到来した時点qか
ら、同期ストップ信号cstpがオンレベルとなる。こ
の時点でAND回路13の出力はオフとなり、基準クロ
ックのTDCによる計数は停止すると同時にTAC(TA
C 2)による時間計測が開始される。
【0058】更に、時点pから基準クロックの1周期
(Tclock )後の時点rから、遅延回路12の出力であ
る遅延されたストップ信号dstpがオンレベルとな
る。その結果、TAC(TAC 2)による時間計測が停止
される。時点oから時点pまでの経過時間がストップ側
における基準クロックとの非同期で発生した時間ΔT2
であり、この微小時間ΔT2がTAC(TAC 2)で計測
される。
【0059】即ち、時点o(最後にTDCで計数される
基準クロックの到来時点)から時点q(その次の基準ク
ロックの到来時点)までに間に経過する時間は、基準ク
ロックの1周期Tclock であり、時点p(ストップ信号
stpの入力時点)から時点r(遅延ストップ信号ds
tpの出力時点)までに経過する時間も同様に1周期T
clock である。
【0060】従って、両時点p、r間の1周期の時間か
ら両時点p、q間の経過時聞を差し引いた時間、言い換
えれば両時点q、r間の経過時間は、両時点o、p間に
経過する時間に等しい。この時間は、ストップ側の非同
期で発生する微小時聞△T2に他ならない。
【0061】一方、時点nから時点rまでの期間を通し
て、AND回路13は基準クロックとオン・オフが同期
した出力パルスを送出し続ける。当然、この出力パルス
のパルス幅は基準クロックのそれと等しいから、前述し
た従来技術のように極端に幅の狭いパルスとはなり得な
い。
【0062】但し、この期間のパルスには時点oから時
点q間の1クロックが含まれているため、外部のTDC
で得られる計数値は1だけ大きく出力されることに注意
する必要がある。従って、前述の実施形態の場合と同様
に、正しい基準クロック計数値を得るために、TDCの
初期値を0でなく−1にしても良い。また、基準クロッ
クのパルスを遅延回路を挟んでAND回路13に入力
し、1周期分Tclock だけ遅らせて論理積をとって送出
するようにしても良い(この場合の初期値は0)。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明を適用した
時間検出回路は、スタート信号あるいはストップ信号の
入力タイミングと基準クロックの出力タイミングに非同
期が存在しても、その非同期によって発生する微小時間
を切り離して計測出来る。また更に、被計測時間から上
記微小時間を除いた部分の時間をパルス数で表わす基準
クロックを外部に出力出来る。
【0064】従って、スタート側あるいはストップ側で
発生し得る微小時間を表わす出力と、被計測時間から微
小時間を除いた時間を表わす出力(基準クロックのパル
ス数)を、それぞれに適合した検出回路(前者について
はTAC、後者についてはTDC)を用いて検出するこ
とで、ダイナミックレンジの広さと高時間分解能の高さ
を両立させることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施形態について説明するブロ
ック図である。
【図2】本発明の別の一つの実施形態について説明する
ブロック図である。
【図3】図1に示した回路構成について、諸信号の状態
推移を説明するタイミングチャートである。
【図4】図2に示した回路構成について、諸信号の状態
推移を説明するタイミングチャートである。
【図5】従来のTDCを用いた時間検出回路について、
(1)回路構成と、(2)諸信号の状態推移を説明する
タイミングチャートを示したものである。
【符号の説明】
1 フリップ・フロップ回路(スタートFF回路) 2 フリップ・フロップ回路(同期スタートFF回路) 3 基準クロック回路 4 フリップ・フロップ回路(ストップFF回路) 5 フリップ・フロップ回路(同期ストップFF回路) 6 遅延回路 7 AND回路 8 フリップ・フロップ回路(スタートFF回路) 9 同期型の発振回路 10 フリップ・フロップ回路(ストップFF回路) 11 フリップ・フロップ回路(同期ストップFF回
路) 12 遅延回路 13 AND回路 51 フリップ・フロップ回路 52 基準クロック回路 53 AND回路 54 スケーラ回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタート信号の入力時点とストップ信号
    の入力時点の間の時間経過を検出する時間検出回路にお
    いて、 基準クロック発生手段と、 前記スタート信号を保持して該保持されたスタート信号
    と前記基準クロック発生手段から出力される基準クロッ
    クとの同期をとって同期スタート信号を発生する手段
    と、 前記保持されたスタート信号の発生時点から前記同期ス
    タート信号間の発生時点の間に経過する微小時間をスタ
    ート側の非同期時間として求める手段と、 前記ストップ信号を保持して該保持されたストップ信号
    と前記基準クロック発生手段から出力される基準クロッ
    クとの同期をとって同期ストップ信号を発生する手段
    と、 前記保持されたストップ信号を前記基準クロックの1周
    期分遅延させた遅延ストップ信号を発生する手段と、 前記同期ストップ信号の発生時点と前記遅延ストップ信
    号の発生時点の間の微小時間をストップ側の非同期時間
    として求める手段を備え、 前記ストップ側で求められた微小時間と前記スタート側
    で求められた微小時間に基づいて基準クロックの1周期
    未満の時間を検出するようにした、前記時間検出回路。
  2. 【請求項2】 前記同期スタート信号の発生時点と前記
    同期ストップ信号のの発生時点の間に前記同期型の基準
    クロック発生手段から出力される基準クロックについ
    て、該基準クロックと同期したパルスを出力する手段を
    更に備えた、請求項1に記載された時間検出回路。
  3. 【請求項3】 スタート信号の入力時点とストップ信号
    の入力時点の間の時間経過を検出する時間検出回路にお
    いて、 前記スタート信号の入力に同期して基準クロックを出力
    する同期型のクロック発生手段と、前記ストップ信号を
    保持して該保持されたストップ信号と前記同期型の基準
    クロック発生手段から出力される基準クロックとの同期
    をとって同期ストップ信号を発生する手段と、前記保持
    されたストップ信号を前記基準クロックの1周期分遅延
    させた遅延ストップ信号を発生する手段と、前記同期ス
    トップ信号の発生時点と前記遅延ストップ信号の発生時
    点の間の微小時間をストップ側の非同期時間として求め
    る手段と、 前記ストップ側で求められた微小時間に基づいて基準ク
    ロックの1周期未満の時間を検出するようにした、前記
    時間検出回路。
  4. 【請求項4】 前記スタート信号の入力時点と前記同期
    ストップ信号の発生時点の間に前記同期型の基準クロッ
    ク発生手段から出力される基準クロックについて、該基
    準クロックと同期したパルスを出力する手段を更に備え
    た、請求項3に記載された時間検出回路。
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