JPH11200706A - 引戸の自動開閉装置 - Google Patents

引戸の自動開閉装置

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Publication number
JPH11200706A
JPH11200706A JP10013344A JP1334498A JPH11200706A JP H11200706 A JPH11200706 A JP H11200706A JP 10013344 A JP10013344 A JP 10013344A JP 1334498 A JP1334498 A JP 1334498A JP H11200706 A JPH11200706 A JP H11200706A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding door
opening
door
closing
automatic
Prior art date
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Pending
Application number
JP10013344A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Mizutani
克己 水谷
Tsunehisa Kamimura
常久 上村
Tadashi Okuyama
忠 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SPINDLE KENZAI KK
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
SPINDLE KENZAI KK
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by SPINDLE KENZAI KK, Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd filed Critical SPINDLE KENZAI KK
Priority to JP10013344A priority Critical patent/JPH11200706A/ja
Publication of JPH11200706A publication Critical patent/JPH11200706A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 引戸の開扉に際しては電動モータを使用する
ことにより開扉時の迅速化を計り、閉扉時にはバネ圧を
利用すると共に、開閉の切替えを簡素化すること。 【解決手段】 チェン2を駆動する駆動スプロケットホ
イール3に接続される駆動モータ並びに該駆動スプロケ
ットホイール3に歯車機構を介して接続される自動閉塞
機構6とを備え、上記駆動モータにより駆動される駆動
軸と駆動スプロケットホイール3との間にはクラッチ機
構を介在させ、上記自動閉塞機構6は、バネ圧による閉
塞手段並びに走行速度規制手段を備え、引戸Aの開扉方
向への移動は駆動モータにより駆動スプロケットホイー
ル3を回動して行うと共に、自動閉塞機構6のバネを圧
縮方向に加圧し、引戸Aの閉扉方向への移動時はクラッ
チ8の解放により自動閉塞機構6のバネ圧の復元力によ
り行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建物の出入口に取付
けられる引戸の自動開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記引戸の開閉装置としては、開扉は手
動により、閉扉は重錘の重力を利用する機械式、その他
油圧式、電気駆動式等が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記機械方式によると
きは、使用者が老人、身体不自由者等の場合には、開扉
時の操作が困難で手数を要する等の問題があると共に、
閉扉時には何れの方式においても扉に挟まれる事故を生
ずる恐れがある。このため各種の安全装置が開発されて
はいるが、装置は大型で高価となる等の問題がある。こ
のため本出願人は、さきに引戸の自動閉塞装置として、
バネ圧による閉扉装置を提案した(実公昭60ー323
04号公報参照)。この方式は、開扉時にバネを圧縮
し、閉扉に際しては、圧縮されたバネの復元力を利用す
ると共に、扉の走行速度を油圧により規制するようにし
たものである。その詳細は後述する。本発明は、引戸の
開扉に際しては電動モータを使用することにより開扉時
の迅速化を計り、閉扉時には上記バネ圧を利用すると共
に、開閉の切替えを簡素化することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、レール上を戸車を介して水平に移動す
る引戸の前後に連結されるチエンと、該チエンを駆動す
る駆動スプロケットホイールと、該駆動スプロケットホ
イールに接続される駆動モータ並びに該駆動スプロケッ
トホイールに歯車機構を介して接続される自動閉塞機構
とを備え、上記駆動モータにより駆動される駆動軸と駆
動スプロケットホイールとの間にはクラッチ機構を介在
させ、上記自動閉塞機構は、バネ圧による閉塞手段並び
に走行速度規制手段を備え、引戸の開扉方向への移動は
駆動モータにより駆動スプロケットホイールを回動して
行うと共に、自動閉塞機構のバネを圧縮方向に加圧し、
引戸の閉扉方向への移動時はクラッチの解放により自動
閉塞機構のバネ圧の復元力により行うことを特徴とする
ものである。
【0005】上記の構成からなる本発明は、引戸の開扉
時は、駆動モータにより行い、閉扉は自動閉塞機構によ
り行う。この際、該自動閉塞機構はバネ圧を利用するこ
とにより、安全に閉扉を行うことができる。
【0006】また第2の発明は、上記クラッチは、常時
は開放状態に保持され、駆動モータによる駆動時のみ係
合状態に切替え保持することを特徴とする。
【0007】上記の構成からなる本発明は、常時はクラ
ッチを開放状態に保持され、かつ自動閉塞機構はバネ圧
による閉塞手段で構成されている故、停電時等において
は、手動で開閉することができる。
【0008】また第3の発明は、上記クラッチの解放
は、引戸の開扉完了時よりタイマにより所定時間遅れて
作動し、これにより自動閉塞機構は作動して引戸を閉扉
方向に移動することを特徴とする。
【0009】上記の構成からなる本発明は、引戸の開扉
完了時より所定時間経過後に引戸は閉扉方向に移動する
故、閉扉による危険を防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施例
に基づいて説明する。図において引戸Aは、門型の戸口
Bの上枠Ba内に取付けられたレールC上を走行する戸
車Dに吊金具Eを介して懸垂して取付けられる。なお、
図は引戸Aは閉塞位置にある状態を示す。この引戸Aの
自動開閉装置1は、引戸Aの前後に連結されるチエン2
と、該チエンを懸架する戸口Bの前後に取付けられた駆
動スプロケットホイール3、従動スプロケットホイール
4と、該駆動スプロケットホイール3に接続される引戸
開放用駆動モータ5並びに引戸閉塞用自動閉塞機構6と
を備える。なお、これら駆動スプロケットホイール3、
駆動モータ5並びに引戸自動閉塞機構6は、引戸Aの閉
止側壁側に取付けられる。
【0011】上記駆動スプロケットホイール3の駆動軸
7には、クラッチ8(例えば電動クラッチやカムクラッ
チ等)を該スプロケットホイールと重合して取付け、こ
のクラッチ8を介して駆動モータ5に連結される。9は
このクラッチ8に取付けられるスプロケットホイール、
10はこのスプロケットホイールと駆動モータ5とを連
結するチエンを示す。
【0012】上記引戸自動閉塞機構6は、駆動軸7と歯
車機構11を介して接続される。この引戸自動閉塞機構
6は、バネ圧による牽引作用と、油圧による走行速度規
制手段とを備えたもので、実施例はこの引戸自動閉塞機
構6として、前記実公昭60ー3230号公報に示され
た引戸の自動閉塞装置を適用した例を示す。その概略を
図2に示す。
【0013】この自動閉塞機構6は、戸口Bの閉止側壁
に取付けられる取付け板12の下面に台座14を介して
シリンダ13を引戸の開閉移動方向に沿って取付けられ
る。シリンダ13は両端が閉塞され、内部に一方端が開
放されたスリーブ管15が挿入され、その内部にバネ1
6を備える。ただしスリーブ管15は引戸の閉塞方向
(図において左方向)に開口され、バネ16により引戸
開放方向(図において右方向)に付勢されている。この
スリーブ管15の上面にはラック17が刻設され、これ
にピニオン18を噛合させる。このピニオン18は、上
記台座14に形成したハウジング19内に収納されてい
る。このピニオン18は、前記歯車機構11の従動歯車
20の支軸21に固定して取付けられる。
【0014】上記シリンダ13内には作動油が装填さ
れ、スリーブ管15の閉端部に形成されたボール弁30
を有する弁孔31と、ハウジング19に連なる段付孔3
2と、この段付孔32とシリンダ13とを連通する2個
の連通孔33、34と、スリーブ管15に穿孔されハウ
ジング19とスリーブ管内とを連通する排出孔35とに
より作動油循環路を形成する。この作動油循環回路は速
度規制回路Fとしたもので、、段付孔32には進退可能
に流量調整弁36を螺合する。
【0015】なお、41は引戸Aが開扉終了位置に到達
したときこれを検知する検知スイッチで、戸口Bの戸袋
側の縦枠Bbに取付けられる。40は制御回路を示し、
駆動モータ5に駆動または停止信号を送ると共に、クラ
ッチ8を作動、開放するようにしたものである。図中、
Tはタイマを示し、引戸Aの開扉終了位置に到達したと
きより所定時間経過後、クラッチ8を作動するようにし
たものである。またSは引戸開扉用スイッチを示し、踏
板その他適宜の位置に取付けられる。また電動クラッチ
を使用する場合は、常時開放されているものを使用し、
カムクラッチを使用する場合は、開扉方向でクラッチが
噛み合い、閉塞方向でクラッチが空転するものを使用す
るのが好ましい。
【0016】上記構成において、電動クラッチを使用す
る例を用いて説明する。クラッチ8は常時開放状態に保
持されている。開扉に際しては、スイッチSを閉じ制御
回路40に開扉信号を付与する。制御回路40はクラッ
チ8を閉塞すると共に駆動モータ5を起動する。これに
より駆動スプロケットホイール3、及びチエン2を介し
て引戸Aを開扉方向(矢符G方向)に移行する。これに
伴い歯車機構11を介して自動閉塞機構6を作動し、ピ
ニオン18を回動し、スリーブ管15をバネ16を圧縮
方向に加圧しつゝ移行する。
【0017】開扉位置に到達し、検知スイッチ41を閉
塞したとき、制御回路40は駆動モータ5を停止する。
この時、引戸Aにはバネ16による復帰方向の力が作用
するが、駆動モータ5には減速機を備えるため、そのま
ゝの状態が保持される。同時にタイマTを作動し、所定
時間経過後クラッチ8を開放する。これにより自動閉塞
機構6のバネ16の復元力によりスリーブ管15、ピニ
オン18、歯車機構11を介して駆動軸7を回動し、駆
動スプロケットホイール3を介してチエン2を左方向
(矢符Gとは反対方向)に牽引し、引戸Aは閉扉方向に
移行する。この際、その速度は作動油循環路に設けた流
量調整弁36により調整される。またカムクラッチを使
用する場合は駆動モータ5は開扉状態時にスリップさせ
るものを使用するのが好ましい。
【0018】引戸Aが閉扉位置(図の位置)に復帰する
途中に障害物または操作者に引戸が衝突しても、引戸は
バネ16の復元力により移行し、かつその走行速度は規
制されている故、その力は弱く、手で容易に停止または
開放方向への移行が可能である。引戸Aが閉塞位置に近
づくに従い、作動油循環回路Fの一方の連通路33は閉
じられ、他方の連通路34のみとなり、走行速度は遅く
なり、静かに閉塞される。
【0019】
【発明の効果】以上の如く本発明によるときは、引戸の
開扉方向への移行は駆動モータにより行うようにしたか
ら、開扉動作は迅速に行うことが出来る。また閉扉はバ
ネの復元力により行うようにしたから、その力は弱く、
扉に挟まれる等の事故を生ずる恐れはない。しかもその
切替えは、クラッチの開閉により行うようにしたから、
極めて簡単に行うことができる。またクラッチは、常時
は開放状態に保持され、駆動モータによる駆動時のみ係
合状態に切替え保持することにより、自動閉塞機構はバ
ネ圧による閉塞手段で構成されている故、停電時等にお
いては、手動で開閉することができる。また引戸の開放
完了時よりクラッチを開放し、自動閉塞機構を作動させ
る時間間隔を、タイマにより調整するときは、操作者の
通過等に更に安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の引戸の自動開閉装置の全体説明図であ
る。
【図2】本発明に使用する自動閉塞機構の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 引戸の自動開閉装置 2 チエン 3 駆動スプロケットホイール 5 引戸開放用モータ 6 自動閉塞機構 8 クラッチ 16 バネ A 引戸 C レール F 速度規制回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レール上を戸車を介して水平に移動する
    引戸の前後に連結されるチエンと、該チエンを駆動する
    駆動スプロケットホイールと、該駆動スプロケットホイ
    ールに接続される駆動モータ並びに該駆動スプロケット
    ホイールに歯車機構を介して接続される自動閉塞機構と
    を備え、上記駆動モータにより駆動される駆動軸と駆動
    スプロケットホイールとの間にはクラッチ機構を介在さ
    せ、上記自動閉塞機構は、バネ圧による閉塞手段並びに
    走行速度規制手段を備え、引戸の開扉方向への移動は駆
    動モータにより駆動スプロケットホイールを回動して行
    うと共に、自動閉塞機構のバネを圧縮方向に加圧し、引
    戸の閉扉方向への移動時はクラッチの解放により自動閉
    塞機構のバネ圧の復元力により行うことを特徴とする引
    戸の自動開閉装置。
  2. 【請求項2】 クラッチは、常時は開放状態に保持さ
    れ、駆動モータによる駆動時のみ係合状態に切替え保持
    することを特徴とする請求項1記載の引戸の自動開閉装
    置。
  3. 【請求項3】 クラッチの解放は、引戸の開扉完了時よ
    りタイマにより所定時間遅れて作動し、これにより自動
    閉塞機構は作動して引戸を閉扉方向に移動することを特
    徴とする請求項1記載の引戸の自動開閉装置。
JP10013344A 1998-01-06 1998-01-06 引戸の自動開閉装置 Pending JPH11200706A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10013344A JPH11200706A (ja) 1998-01-06 1998-01-06 引戸の自動開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10013344A JPH11200706A (ja) 1998-01-06 1998-01-06 引戸の自動開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11200706A true JPH11200706A (ja) 1999-07-27

Family

ID=11830508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10013344A Pending JPH11200706A (ja) 1998-01-06 1998-01-06 引戸の自動開閉装置

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JP (1) JPH11200706A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6633094B1 (en) * 1999-02-10 2003-10-14 Howa Corporation Speed regulator for automatically closing slide door

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6633094B1 (en) * 1999-02-10 2003-10-14 Howa Corporation Speed regulator for automatically closing slide door

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