JPH11198393A - インクジェット記録装置のインク供給装置 - Google Patents

インクジェット記録装置のインク供給装置

Info

Publication number
JPH11198393A
JPH11198393A JP25798798A JP25798798A JPH11198393A JP H11198393 A JPH11198393 A JP H11198393A JP 25798798 A JP25798798 A JP 25798798A JP 25798798 A JP25798798 A JP 25798798A JP H11198393 A JPH11198393 A JP H11198393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
hole
tank
sub
ink supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25798798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3807115B2 (ja
Inventor
Hideaki Haigo
英明 拜郷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP25798798A priority Critical patent/JP3807115B2/ja
Priority to US09/192,405 priority patent/US6257712B1/en
Publication of JPH11198393A publication Critical patent/JPH11198393A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3807115B2 publication Critical patent/JP3807115B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メインインクタンクからサブインクタンクを
とおして印字ヘッドにインクを供給するものにおいて、
サブインクタンク内でインクから気泡を分離し、かつイ
ンクを速やかに流して、気泡の含有が少ないインクを印
字ヘッドへスムーズに供給する。 【解決手段】 サブインクタンク11内を仕切壁25,
26で複数のインク室22〜24に分ける。仕切壁2
5,26には、上部に空気の移動を許容する上側連通部
28,29を、下部にインクの移動を許容する下側連通
孔30,31を設ける。メインインクタンクからのイン
ク供給孔11b、下側連通孔30,31及び印字ヘッド
へのインク排出孔11aを同一直線上にないよう配設
し、サブインクタンク11内でインクが蛇行して流れる
ように構成する。下側連通孔30,31は、その高さB
を2〜4mm、それの上縁のタンク底面よりの高さDを2
〜7mm、幅Cを3〜8mm、及び下側連通孔30,31の
中心からインク供給孔11b又はインク排出孔11aま
での長さEをタンク全長Fの50%以上とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット式
記録装置において、メインインクタンクからインク供給
孔を通じてサブインクタンクに供給し、該サブインクタ
ンクからインク排出孔を通じて印字ヘッドにインクを供
給するインク供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、メインインクタンクからイン
ク供給孔を通じてサブインクタンクに供給し、該サブイ
ンクタンクからインク排出孔を通じて印字ヘッドにイン
クを供給するインク供給装置は知られている(例えば特
公昭63−44064号公報参照)。
【0003】前記サブインクタンクは、メインタンクか
ら供給されたインクを印字ヘッドに所定圧力で供給する
もので、インクを貯留するケーシングの内部が、上部に
空気の移動を許容する上側連通部を、下部にインクの移
動を許容する下側連通孔を備える仕切壁にて、複数のイ
ンク室に仕切られている。前記公報に記載のものでは、
仕切壁及び下側連通孔の抵抗作用でサブインクタンク内
に多量のインクを充填するようにしている。
【0004】また、この種のものでは、サブインクタン
ク内でインク中の空気即ち気泡を分離し、印字ヘッド側
には気泡を流入させないようにしたり、サブインクタン
ク内のインク液面と印字ヘッドとの位置関係で、印字ヘ
ッドに作用するインクの圧力を所定値に設定し、印字品
質を保つことをしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述したよ
うな仕切壁の下側連通孔は、その位置や大きさによって
は、インクから気泡が分離せずに印字ヘッド側に気泡が
入ってしまうことがある。また前記公報に記載のものの
ように下側連通孔に抵抗作用をもたせたものでは、サブ
インクタンク内にインクを充填するとき、各インク室の
液面が揃うまで時間がかかって印字の開始が遅くなった
り、インクの消費にともない各インク室の液面が不揃い
になるとともにインクの補充が遅れて印字ヘッドに作用
するインクの圧力が設定値から外れ、印字品質が低下す
ることがしばしばあった。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
で、インク中から気泡の分離を確実に行い、かつインク
が各インク室を速やかに流れて、気泡の含有が少ないイ
ンクを印字ヘッドへスムーズに供給するインク供給装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1の発明は、メインインクタンクからインク供給孔を通
じてサブインクタンクに供給し、該サブインクタンクか
らインク排出孔を通じて印字ヘッドにインクを供給する
インク供給装置において、前記サブインクタンクが、イ
ンクを貯留するケーシングと、該ケーシング内を仕切り
複数のインク室を形成する仕切壁とを有し、前記仕切壁
が上部に空気の移動を許容する上側連通部を、下部にイ
ンクの移動を許容する下側連通孔を備え、前記インク供
給孔、仕切壁の下側連通孔及びインク排出孔が、同一直
線上にないよう配設されて、サブインクタンク内でイン
クが蛇行して流れるように構成されている。
【0008】この構成によれば、サブインクタンクにお
いてインクがインク供給孔から下側連通孔を経てインク
排出孔へ蛇行して流れ、その流れの間にインク中の気泡
が浮力で上方へ移動し分離される。その結果、印字ヘッ
ド側に気泡が流入するのが抑えられ、印字ヘッドの良好
な吐出状態が維持される。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の構成におい
て、前記インク供給孔とインク排出孔が、前記サブイン
クタンクの底部に開口しており、インクがインク供給孔
から下側連通孔を経てインク排出孔へサブインクタンク
の底部に沿って流れ、気泡が浮力で上方へ移動し良好に
分離される。
【0010】請求項3の発明は、請求項2の構成におい
て、前記インク供給孔とインク排出孔が、前記サブイン
クタンクの底部の隅に近接した位置にあり、前記仕切壁
の下側連通孔が、前記底部の隅とは反対側の前記サブイ
ンクタンクの側面に近接した位置にある。これにより、
インクが、サブタンクの底部に沿ってほぼ最大限に往復
する状態で流れ、気泡の分離が一層良好に行われる。
【0011】請求項4の発明は、請求項3の構成におい
て、前記仕切壁が、前記インク供給孔とインク排出孔と
の間に複数の仕切壁を有し、前記複数の仕切壁のうち相
互に隣接する仕切壁の下側連通孔は、前記サブインクタ
ンクの相互に反対側の側面に近接した位置にそれぞれあ
る。これにより、インクの流れの長さが一層大きくな
り、さらに気泡の分離が良好に行われる。
【0012】請求項5の発明は、請求項2の構成におい
て、前記仕切壁の下側連通孔は、その幅Cがほぼ3〜8
mm、及び下側連通孔の中心からインク供給孔又はインク
排出孔までの長さEがタンク全長Fのほぼ50%以上で
ある。これにより、インクが蛇行して流れる際に、下側
連通孔をインクとともに多量の気泡が通過することがな
く、気泡の分離がより確実になされるとともに、下側連
通孔がインクの流通の抵抗になったり、インクの初期充
填時に下側連通孔にインク膜が張ったりすることがなく
なり、インク室の液面が速やかに揃って、インクの印字
ヘッドへの供給が設定圧力で、スムーズに行われる。
【0013】請求項6の発明は、請求項5の構成におい
て、前記仕切壁の下側連通孔は、その高さBがほぼ2〜
4mm、それの上縁のタンク底面よりの高さDがほぼ2〜
7mmである。これにより、下側連通孔をインクとともに
多量の気泡が通過することが一層少なくなり、気泡の分
離がより確実になされるとともに、下側連通孔がインク
の流通の抵抗になったり、インクの初期充填時に下側連
通孔にインク膜が張ったりすることがなくなり、インク
室の液面が一層速やかに揃って、インクの印字ヘッドへ
の供給が設定圧力で、スムーズに行われる。
【0014】請求項7の発明は、請求項2の構成におい
て、前記仕切壁は、前記インク供給孔とインク排出孔と
の間に複数の仕切壁を有し、前記インク供給孔側の仕切
壁の下側連通孔は、その幅Cがほぼ3〜8mm、及び下側
連通孔の中心からインク供給孔までの長さEがタンク全
長Fのほぼ50%以上であり、前記インク排出孔側の仕
切壁の下側連通孔は、その幅Cがほぼ3〜8mm、及び下
側連通孔の中心からインク排出孔までの長さEがタンク
全長Fのほぼ50%以上である。インクが複数の仕切壁
を蛇行して流れる際、各仕切板の下側連通孔においてそ
れぞれ多量の気泡が通過することがなく、気泡の分離が
より確実になされるとともに、各下側連通孔がインクの
流通の抵抗になったり、インクの初期充填時に下側連通
孔にインク膜が張ることがなくなり、インク室の液面が
速やかに揃って、インクの印字ヘッドへの供給が設定圧
力で、スムーズに行われる。
【0015】請求項8の発明は、請求項1の構成におい
て、前記印字ヘッドは、記録媒体上にインクを吐出する
ための多数の吐出口を有し、該印字ヘッドにはその多数
の吐出口にインクを分配するためのインク収容部が接続
され、該インク収容部の一端は、前記サブインクタンク
の前記インク排出孔に、他端は、前記サブインクタンク
の第2のインク供給孔にそれぞれ接続されて前記インク
収容部と前記サブインクタンクとでインクの循環路が形
成され、前記第2のインク供給孔、前記仕切壁の下側連
通孔及び前記インク排出孔は、同一直線上にないよう配
設されている。
【0016】この構成によれば、上記のように、メイン
インクタンクからサブインクタンクに供給されたインク
の気泡が分離されるだけでなく、サブインクタンクと印
字ヘッドのインク収容部との間でインクを循環させるこ
とで、サブインクタンクと印字ヘッド間の流路に溜まっ
た気泡を、サブインクタンクに回収する。そして、上記
のようにインクが蛇行して流れることにより、インク中
の気泡が浮力で分離され、印字ヘッドに気泡が流入する
のが抑えられ、印字ヘッドの良好な吐出状態が維持され
る。
【0017】請求項9の発明は、請求項8の構成におい
て、前記仕切壁の下側連通孔は、その幅Cがほぼ3〜8
mm、及び下側連通孔の中心から前記第2のインク供給孔
又はインク排出孔までの長さEがタンク全長Fのほぼ5
0%以上である。これにより、循環するインクにおいて
も、下側連通孔を多量の気泡が通過することがなく、気
泡の分離がより確実になされるとともに、下側連通孔が
インクの流通の抵抗になったり、インクの初期充填時に
下側連通孔にインク膜が張ることがなくなり、インク室
の液面が速やかに揃って、インクの印字ヘッドへの供給
が設定圧力で、スムーズに行われる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に沿って説明する。
【0019】図1は本発明に係るインクジェット記録装
置の概略構成を示す斜視図であり、図2はインク供給装
置のサブインクタンクを示す縦断面図である。図1にお
いて、インクジェット記録装置1は、インクジェット式
の印字ヘッド2をキャリッジ3に搭載し、公知のように
印字ヘッド2に設けた多数の吐出口から記録媒体に向け
インクを吐出して、ドットマトリクス状に記録をおこな
う。キャリッジ3は、平行に設けられたガイドロッド4
及びガイドバー5に移動可能に支持されている。1対の
プーリ6,7間にタイミングベルト8が回転可能に巻き
掛けられ、該タイミングベルト8にキャリッジ3が取り
付け部3aにおいて取付固定されている。そして、図示
しない駆動モータにてタイミングベルト8が回転駆動さ
れることで、キャリッジ3が記録媒体に沿って往復移動
するようになっている。
【0020】また、前記キャリッジ3上の印字ヘッド2
には、インクを収容するインク収容部9が接続され、該
インク収容部9に収容されたインクを、前記印字ヘッド
2の多数の吐出口に分配して吐出口から吐出するように
なっている。インク収容部9は、インク供給管10を通
じてサブインクタンク11のインク排出孔11aに接続
され、該サブインクタンク11のインク供給孔11bが
別のインク供給管12を通じてメインインクタンク(図
示せず)に連係されている。よって、メインインクタン
クに貯留されるインクは、前記メインインクタンクか
ら、ポンプ等の送出手段(図示しない)によってインク
供給管12及びインク供給孔11bを通りサブインクタ
ンク11内に供給され、該サブインクタンク11からイ
ンク排出孔11a及びインク供給管10を通じてインク
収容部9に供給され、それから、インク収容部9から最
終的に印字ヘッド2にインクが供給される。サブインク
タンク11は、その内部のインクの液面が印字ヘッド2
の吐出口よりも低い位置になるように、キャリッジ3外
の静止位置に設置され、水頭差でもって吐出口に所定の
負圧が付与されている。このようにして、インクを印字
ヘッド2に供給するインク供給装置15が構成される。
【0021】そして、キャリッジ3の走行方向に沿って
設けられ透明なPETフィルムに黒色の縦ストライプが
形成されたリニアエンコーダ13と、キャリッジ3に設
けられ前記リニアエンコーダ13に基づいてキャリッジ
3の位置を検出するフォトセンサ14(例えば透過型フ
ォトインタラプタ)により、位置検出手段が構成され、
キャリッジ3の走査量がフォトセンサ14によりリニア
エンコーダ13の縦ストライプを計数することによって
決定される。前記位置検出手段よりの信号を、マイクロ
コンピュータなどからなる制御手段が受け、その信号に
基づいて印字タイミングが生成され、印字ヘッド2及び
キャリッジ3の駆動などを制御するようになっている。
【0022】前記サブインクタンク11は、図2に詳細
を示すように、上部開口を有しインクを貯留するケーシ
ング21と、該ケーシング21内を仕切り第1〜第3の
インク室22,23,24を形成する第1及び第2の仕
切壁25,26と、前記ケーシング21の上部開口を閉
塞する蓋体27とを有し、前記仕切壁25,26は、そ
れぞれ上部に空気の移動を許容する第1及び第2の上側
連通部28,29(例えば間隙)を、下部にインクの移
動を許容する第1及び第2の下側連通孔30,31を備
える。前記インク供給孔11b、仕切壁25,26の下
側連通孔30,31及びインク排出孔11aは、同一直
線上にないよう配設されている。具体的には、図3に示
すように、平面方向から見て、インク供給孔11b及び
インク排出孔11aは、ケーシング21の底壁の隅に形
成され、その底壁の隅とは反対側のサブインクタンクの
側面に近接した仕切壁25の端に、下側連通孔30が形
成されている。また下側連通孔31は、仕切壁25の下
側連通孔30およびインク排出孔11aとは反対側のサ
ブインクタンクの側面に近接した仕切壁26の端に形成
されている。したがって、インク供給孔11bより供給
されたインクは、サブインクタンク11の底部に沿って
その両側壁間を往復するように、各インク室22〜24
を蛇行して流れ、インク排出孔11aを通じて印字ヘッ
ド2に供給される。なお、前記両上側連通部28,29
は、インク室22〜24間の空気の移動を許容するため
に、常に液面より上方に位置するように形成されてい
る。
【0023】また、第3のインク室24に臨む蓋体27
の部位には、第3のインク室24を大気に開放する大気
連通孔32が設けられ、各インク室22〜24の上部空
間が上側連通部28,29を通じて大気に連通されてい
る。それと共に、サブインクタンク11内のインク残量
を検出するインク残量検出手段としてのインクセンサ3
3が設けられている。インクセンサ33は、インク室に
挿入された一対の電極で構成され、公知のように電極間
の電気抵抗または静電容量を測定することによりインク
残量を検出する。またインクセンサはインク室に対し外
部から対向して設けられた光学的手段であってもよい。
本実施の形態の場合、インクセンサ33は、他のインク
室22,23に設けるようにしてもよい。
【0024】インクセンサ33は、サブインクタンク1
1とメインインクタンクとの間のインク供給管12に設
けられたポンプ等の送出手段に接続されている。印字ヘ
ッドでのインクの吐出にともない、サブタンク11でイ
ンクが減少したことが、インクセンサ33によって検出
されると、ポンプ等の送出手段が駆動され、図示しない
メインタンクからインクが補給される。
【0025】そして、図3及び図4に詳細を示すよう
に、インク供給孔11b側の第1の仕切壁25の下側連
通孔30は、その高さBが2〜4mm、それの上縁のタン
ク底面よりの高さDが2〜7mm、幅Cが3〜8mmで下側
連通孔30の中心からインク供給孔11bまでの長さE
の50%以下、及びその長さEがタンク全長Fの50%
以上、より好ましくは70%以上であり、インク排出孔
11a側の第2の仕切壁26の下側連通孔31は、その
高さBが2〜4mm、それの上縁のタンク底面よりの高さ
Dが2〜7mm、幅Cが3〜8mmで下側連通孔31の中心
からインク排出孔11aまでの長さEの50%以下、及
びその長さEがタンク全長Fの50%以上、より好まし
くは70%以上とされている。
【0026】前記第1及び第2の仕切壁25,26の下
側連通孔30,31の位置・大きさを上述のようにする
ことについて行った試験について説明する。
【0027】
【表1】 上記試験結果より、下側連通孔30,31の高さBが、
1mm程度では、インクをサブインクタンクに初期充填す
るとき下側連通孔30,31にインク膜が張り、隣のイ
ンク室23,24にインクが流れ込みにくい。また印字
中のインクの消費によっても、下側連通孔30,31を
とおしてインクが流れにくくなって、インク室22,2
3,24の液面が一様に揃いにくくなる。5mm程度で
は、高さDの影響を受けるものの、気泡がインクの流れ
につれて通過しやすくなることが確かめられた。高さB
の範囲としては、2〜4mmの範囲であることが望ましい
とわかる。
【0028】また、下側連通孔30,31の幅Cについ
ても、高さBの場合と同様に、2mm程度では、インクを
サブインクタンクに初期充填するとき下側連通孔30,
31にインク膜が張り、隣のインク室23,24にイン
クが流れ込みにくい。また印字中のインクの消費によっ
ても、下側連通孔30,31をとおしてインクが流れに
くくなって、インク室22,23,24の液面が揃いに
くく、9mm程度では、気泡がインクの流れにつれて通過
しやすくなることが確かめられた。高さCの範囲として
は、3〜8mmの範囲であることが望ましいとわかる。
【0029】さらに、下側連通孔30,31の上縁のタ
ンク底面よりの高さDについても、高さBや幅Cの場合
と同様に、1mm程度では、インクをサブインクタンクに
初期充填するとき下側連通孔30,31にインク膜が張
り、隣のインク室23,24にインクが流れ込みにく
い。また印字中のインクの消費によっても、下側連通孔
30,31をとおしてインクが流れにくくなって、イン
ク室22,23,24の液面が揃いにくく、8mm程度で
は、気泡がインクの流れにつれて通過しやすくなること
が確かめられた。高さDの範囲としては、2〜7mmの範
囲であることが望ましいとわかる。
【0030】また、下側連通孔30,31の中心からイ
ンク排出孔11aまでの長さEがタンク全長Fの50%
未満では、インクの流れが蛇行する距離が短く、気泡が
浮力により分離されることが少なくなり、下側連通孔3
0,31を通過しやすくなることが確かめられた。長さ
Eがタンク全長Fの50%以上とすることが望ましいと
わかる。
【0031】上記のように構成することによって、イン
ク中の気泡の分離が促進され、印字ヘッド2へ気泡の含
有が少ないインクを供給することができる。また、イン
クをサブインクタンクに初期充填するとき下側連通孔3
0,31にインク膜が張りにくくなり、各インク室2
2,23,24にインクを速やかに充填することがで
き、印字を速やかに開始することができる。さらに、イ
ンクの消費による下側連通孔30,31をとおしてのイ
ンクの流れがスムーズになり、各インク室22,23,
24の液面が速やかに揃う。その結果、インクセンサ3
3での液面制御が確実に行われ、メインインクタンクか
らサブインクタンク11に速やかにインクが補充されて
サブインクタンク11内の液面がほぼ一定に維持され、
印字ヘッドへインクが設定圧力で供給され、高い印字品
質を保つことができる。
【0032】なお、前記実施の形態においては、前記第
1及び第2の下側連通孔30,31は長円形状である
が、矩形状とすることにより、よりインク膜が形成され
にくくすることができる。
【0033】また、第1及び第2の上側連通部28,2
9を、第1及び第2の仕切壁25,26の上端部と蓋体
27に下面との間に形成される間隙でもって形成してい
るが、本発明はそのような構造に限定されるものではな
く、間隙に代えて、例えば長円形状あるいは矩形状の連
通孔とすることも可能である。
【0034】仕切壁25,26は、2枚だけでなく、1
枚、または3枚以上設けることもできる。
【0035】図5,6は、他の実施の形態を示すもの
で、前記実施の形態と同一部分には同一符号を付して説
明を省略する。この実施の形態は、前記実施の形態にお
いて、インク収容部9からサブインクタンク11に戻る
インク流路を付加したものである。すなわち、サブタン
ク11のインク排出孔11aに接続されたインク供給管
10はインク収容部9の一端に接続され、インク収容部
9の他端は、インク戻し管16によってサブインクタン
ク11のインク供給孔11bに隣接した底部に開口した
第2のインク供給孔11c(図6)に接続されている。
第2のインク供給孔11cの位置は、下側連通孔30の
中心から第2のインク供給孔11cまでの長さをE2と
したとき、下側連通孔30の幅Cおよびタンク全長Fと
の関係を、前記実施の形態における前記長さEと下側連
通孔30の幅Cおよびタンク全長Fとの関係と同様に設
定する。サブインクタンク11内の他の構成、寸法関係
は、前記実施の形態のものと同じである。
【0036】インク供給管10にはポンプ等の送出手段
17が設けられている。たとえば、インク供給管10を
弾性のあるチューブによって構成し、複数のローラがそ
のチューブを押しつぶしながらインクの送り出し方向
(図5の矢印方向)に移動することによって、インクを
インク収容部9に充填する。充填中、余ったインクはイ
ンク戻し管16によってサブインクタンク11に戻され
る。
【0037】印字動作中には、送出手段17を停止する
が、複数のローラはチューブを完全には押しつぶしてい
ないので、サブインクタンク11からインク収容部9へ
の流路は確保される。また、インク戻し管16に設けら
れた弁手段18は閉じられる。したがって、印字動作中
にはインクは循環しないが、印字ヘッド2で消費される
のにともなって、サブインクタンク11からインク供給
管10、インク収容部9をとおして供給される。
【0038】前記実施の形態で説明したように、印字ヘ
ッド2に供給されるインク中の気泡は、サブインクタン
ク11で可能な限り除かれるが、わずかの気泡が、イン
ク供給管10およびインク収容部9に流入し、その内面
に蓄積される。この気泡が印字ヘッド2に流れ込むと、
印字ヘッドの吐出を阻害することがある。
【0039】蓄積されたインクを除去するために、弁手
段18が開放され、送出手段17が駆動される。これに
より、インクは、サブインクタンク11−インク供給管
10−インク収容室9−インク戻し管16−サブインク
タンク11の循環路を、圧力をもって強制循環される。
その循環路に蓄積した気泡は、インクとともにサブイン
クタンク11に回収される。そして、インクが、前記実
施の形態と同様に、サブインクタンク11内を蛇行して
流れることにより、気泡が浮上して分離される。その結
果、インク供給管10およびインク収容部9中の気泡が
除去される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインク供給装置を用いたインクジ
ェット記録装置の概略構成を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るインク供給装置のサブインクタン
クを示す縦断面図である。
【図3】本発明に係るサブインクタンクを、蓋体を取り
除いた状態で示すの平面図である。
【図4】図3のA−A線における断面図である。
【図5】他の実施の形態に係るサブインクタンクと印字
ヘッドの間のインク流路の概略構成図である。
【図6】図5のサブインクタンクの図3と同様の状態の
平面図である。
【符号の説明】
1 インクジェット記録装置 2 印字ヘッド 9 インク収容部 11 サブインクタンク 11a インク排出孔 11b インク供給孔 15 インク供給装置 21 ケーシング 22 第1のインク室 23 第2のインク室 24 第3のインク室 25 第1の仕切壁 26 第2の仕切壁 28 第1の上側連通部 29 第2の上側連通部 30 第1の下側連通孔 31 第2の下側連通孔

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインインクタンクからインク供給孔を
    通じてサブインクタンクに供給し、該サブインクタンク
    からインク排出孔を通じて印字ヘッドにインクを供給す
    るインクジェット記録装置のインク供給装置において、 前記サブインクタンクが、インクを貯留するケーシング
    と、該ケーシング内を仕切り複数のインク室を形成する
    仕切壁とを有し、前記仕切壁は、上部に空気の移動を許
    容する上側連通部を、下部にインクの移動を許容する下
    側連通孔を備え、 前記インク供給孔、仕切壁の下側連通孔及びインク排出
    孔は、同一直線上にないよう配設されて、前記サブイン
    クタンク内でインクが蛇行して流れるように構成されて
    いることを特徴とするインクジェット記録装置のインク
    供給装置。
  2. 【請求項2】 前記インク供給孔とインク排出孔は、前
    記サブインクタンクの底部に開口していることを特徴と
    する請求項1記載のインクジェット記録装置のインク供
    給装置。
  3. 【請求項3】 前記インク供給孔とインク排出孔は、前
    記サブインクタンクの底部の隅に近接した位置にあり、
    前記仕切壁の下側連通孔は、前記底部の隅とは反対側の
    前記サブインクタンクの側面に近接した位置にあること
    を特徴とする請求項2記載のインクジェット記録装置の
    インク供給装置。
  4. 【請求項4】 前記仕切壁は、前記インク供給孔とイン
    ク排出孔との間に複数の仕切壁を有し、 前記複数の仕切壁のうち相互に隣接する仕切壁の下側連
    通孔は、前記サブインクタンクの相互に反対側の側面に
    近接した位置にそれぞれあることを特徴とする請求項3
    記載のインクジェット記録装置のインク供給装置。
  5. 【請求項5】 前記仕切壁の下側連通孔は、その幅Cが
    ほぼ3〜8mm、及び下側連通孔の中心からインク供給孔
    又はインク排出孔までの長さEがタンク全長Fのほぼ5
    0%以上であることを特徴とする請求項2載のインクジ
    ェット記録装置のインク供給装置。
  6. 【請求項6】 前記仕切壁の下側連通孔は、その高さB
    がほぼ2〜4mm、それの上縁のタンク底面よりの高さD
    がほぼ2〜7mmであることを特徴とする請求項5載のイ
    ンクジェット記録装置のインク供給装置。
  7. 【請求項7】 前記仕切壁は、前記インク供給孔とイン
    ク排出孔との間に複数の仕切壁を有し、 前記インク供給孔側の仕切壁の下側連通孔は、その幅C
    がほぼ3〜8mm、及び下側連通孔の中心からインク供給
    孔までの長さEがタンク全長Fのほぼ50%以上であ
    り、 前記インク排出孔側の仕切壁の下側連通孔は、その幅C
    がほぼ3〜8mm、及び下側連通孔の中心からインク排出
    孔までの長さEがタンク全長Fのほぼ50%以上である
    ことを特徴とする請求項3記載のインクジェット記録装
    置のインク供給装置。
  8. 【請求項8】 前記印字ヘッドは、記録媒体上にインク
    を吐出するための多数の吐出口を有し、該印字ヘッドに
    はその多数の吐出口にインクを分配するためのインク収
    容部が接続され、該インク収容部の一端は、前記サブイ
    ンクタンクの前記インク排出孔に、他端は、前記サブイ
    ンクタンクの第2のインク供給孔にそれぞれ接続されて
    前記インク収容部と前記サブインクタンクとでインクの
    循環路が形成され、前記第2のインク供給孔、前記仕切
    壁の下側連通孔及び前記インク排出孔は、同一直線上に
    ないよう配設されていることを特徴とする請求項1記載
    のインクジェット記録装置のインク供給装置。
  9. 【請求項9】 前記仕切壁の下側連通孔は、その幅Cが
    ほぼ3〜8mm、及び下側連通孔の中心から前記第2のイ
    ンク供給孔又はインク排出孔までの長さEがタンク全長
    Fのほぼ50%以上であることを特徴とする請求項8記
    載のインクジェット記録装置のインク供給装置。
JP25798798A 1997-11-14 1998-09-11 インクジェット記録装置のインク供給装置 Expired - Fee Related JP3807115B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25798798A JP3807115B2 (ja) 1997-11-14 1998-09-11 インクジェット記録装置のインク供給装置
US09/192,405 US6257712B1 (en) 1997-11-14 1998-11-16 Ink feeder

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31342697 1997-11-14
JP9-313426 1997-11-14
JP25798798A JP3807115B2 (ja) 1997-11-14 1998-09-11 インクジェット記録装置のインク供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11198393A true JPH11198393A (ja) 1999-07-27
JP3807115B2 JP3807115B2 (ja) 2006-08-09

Family

ID=26543486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25798798A Expired - Fee Related JP3807115B2 (ja) 1997-11-14 1998-09-11 インクジェット記録装置のインク供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3807115B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003533380A (ja) * 2000-05-18 2003-11-11 ミコー・イメージング・システムズ・ピーティーワイ・リミテッド 印刷ステーション
US7198351B2 (en) 2002-09-24 2007-04-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink jet recording apparatus
JP2009045744A (ja) * 2007-08-13 2009-03-05 Seiko Epson Corp インクカートリッジおよび印刷装置
JP2009096015A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Brother Ind Ltd インク容器
JP2010173199A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Brother Ind Ltd インクジェットヘッドおよびそれを備えたプリンタ
JP2010214693A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Fujifilm Corp 液循環タンクおよび画像形成装置
JP2011037107A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Brother Industries Ltd タンク、及び、これを含む液体吐出装置
WO2014148307A1 (ja) 2013-03-21 2014-09-25 富士フイルム株式会社 液体吐出装置
CN107107620A (zh) * 2015-04-23 2017-08-29 惠普发展公司有限责任合伙企业 液体容器
EP3308966A1 (en) * 2016-10-12 2018-04-18 Seiko Epson Corporation Liquid container
CN108973336A (zh) * 2017-06-02 2018-12-11 京瓷办公信息系统株式会社 供给液容器单元及具备该供给液容器单元的喷墨记录装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108340682A (zh) 2017-01-25 2018-07-31 精工爱普生株式会社 液体容纳体

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003533380A (ja) * 2000-05-18 2003-11-11 ミコー・イメージング・システムズ・ピーティーワイ・リミテッド 印刷ステーション
US7198351B2 (en) 2002-09-24 2007-04-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink jet recording apparatus
JP2009045744A (ja) * 2007-08-13 2009-03-05 Seiko Epson Corp インクカートリッジおよび印刷装置
JP2009096015A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Brother Ind Ltd インク容器
US8197044B2 (en) 2007-10-15 2012-06-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink cartridges
JP2010173199A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Brother Ind Ltd インクジェットヘッドおよびそれを備えたプリンタ
US8272726B2 (en) 2009-01-29 2012-09-25 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Inkjet head and printing apparatus
JP2010214693A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Fujifilm Corp 液循環タンクおよび画像形成装置
JP2011037107A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Brother Industries Ltd タンク、及び、これを含む液体吐出装置
US9561665B2 (en) 2013-03-21 2017-02-07 Fujifilm Corporation Liquid discharge device
WO2014148307A1 (ja) 2013-03-21 2014-09-25 富士フイルム株式会社 液体吐出装置
CN107107620A (zh) * 2015-04-23 2017-08-29 惠普发展公司有限责任合伙企业 液体容器
US10220625B2 (en) 2015-04-23 2019-03-05 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Liquid container
CN107107620B (zh) * 2015-04-23 2019-03-08 惠普发展公司有限责任合伙企业 液体容器
US10562310B2 (en) 2015-04-23 2020-02-18 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Liquid container
EP3308966A1 (en) * 2016-10-12 2018-04-18 Seiko Epson Corporation Liquid container
CN107933097A (zh) * 2016-10-12 2018-04-20 精工爱普生株式会社 液体容纳体
US10399344B2 (en) 2016-10-12 2019-09-03 Seiko Epson Corporation Liquid container
US10857802B2 (en) 2016-10-12 2020-12-08 Seiko Epson Corporation Liquid container
CN108973336A (zh) * 2017-06-02 2018-12-11 京瓷办公信息系统株式会社 供给液容器单元及具备该供给液容器单元的喷墨记录装置
CN108973336B (zh) * 2017-06-02 2020-07-03 京瓷办公信息系统株式会社 供给液容器单元及具备该供给液容器单元的喷墨记录装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3807115B2 (ja) 2006-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7360864B2 (en) Waste ink tank and inkjet recording apparatus
US6257712B1 (en) Ink feeder
JP3807115B2 (ja) インクジェット記録装置のインク供給装置
JP2016159620A (ja) インクジェット記録装置
KR102661718B1 (ko) 잉크젯 기록 장치 및 잉크 탱크
US11701892B2 (en) Image-recording apparatus including first tank, second tank connectable to first tank, and head for ejecting liquid supplied from second tank
US11084294B2 (en) Liquid supply apparatus and image recording apparatus
JP2008137349A (ja) 廃液回収機構及び液体噴射装置
JP2020111031A (ja) システム
US10391780B2 (en) Inkjet recording apparatus
JP2022126764A (ja) 画像記録装置
JP2005074627A (ja) インクジェット記録装置
US8172380B2 (en) Dual chamber, liquid apparatus having liquid permeability
US6666550B2 (en) Ink cartridge
JP6922216B2 (ja) 画像記録装置
JP2012206370A (ja) 流体カートリッジ
JP2018122516A (ja) 画像記録装置
JP2004291297A (ja) インクジェットプリンタ
JP6880734B2 (ja) インクジェット記録装置
JP6969196B2 (ja) 液体消費装置
JP2019043019A (ja) インクタンクおよびインクジェット記録装置
JPH11138839A (ja) インク供給装置
JP5299091B2 (ja) 画像記録装置
JP2020111034A (ja) システム
JP2020111035A (ja) システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050802

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050929

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060425

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060508

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090526

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100526

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110526

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120526

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120526

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130526

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130526

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140526

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees