JPH11197962A - 自動販売機の組立製造ラインシステム - Google Patents

自動販売機の組立製造ラインシステム

Info

Publication number
JPH11197962A
JPH11197962A JP136098A JP136098A JPH11197962A JP H11197962 A JPH11197962 A JP H11197962A JP 136098 A JP136098 A JP 136098A JP 136098 A JP136098 A JP 136098A JP H11197962 A JPH11197962 A JP H11197962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vending machine
parts
assembly
conveyor
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP136098A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Fukuda
豊 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Tobacco Inc filed Critical Japan Tobacco Inc
Priority to JP136098A priority Critical patent/JPH11197962A/ja
Publication of JPH11197962A publication Critical patent/JPH11197962A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品供給を効率的に行い、また自動販売機本
体に対する部品の組み付け作業性の向上を図り得る自動
販売機の組立製造ラインシステムを提供する。 【解決手段】 前面が開放された箱状の自動販売機本体
の前面に作業者が乗り込む作業空間を形成して上記自動
販売機本体を載置して搬送するコンベアと、このコンベ
アの側部に沿って設けられて、その裏面側より供給され
た前記自動販売機本体への組み込み部品を前記コンベア
側から取り出し可能に位置付ける部品棚とを備える。更
に前記部品棚の裏面側に該部品棚から組立部品の組立作
業空間を隔て、その裏面側より供給された組立部品用部
品を上記組立作業空間側から取り出し可能に位置付ける
組立部品用部品棚を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業性の向上を図
った自動販売機の組立製造ラインシステムに関する。
【0002】
【関連する背景技術】たばこや飲料缶等のパッケージ化
された商品の自動販売機は、例えば図6に示すように一
般的に大型箱状の筐体をなす販売機本体1の内部に複数
種の商品を銘柄別に収納する複数の商品コラム2を備
え、また販売機本体1の開放された前面に、前記商品コ
ラム2から払い出された商品の落下シュート3や商品選
択釦等の操作部(図示せず)を組み込んだ前扉4を開閉
自在に設けた構造を有する。そして上記前扉4を開ける
ことで前記商品コラム2への商品の装填作業を行った
り、またメインテナンスを行い得るようになっている。
【0003】ちなみに上記販売機本体1は、外側からの
分解や破壊を阻止して、その内部に収納した商品や売上
げ金等の盗難を防止するべく、その前面だけを開放した
箱状の強固な筐体構造を有する。また販売機本体1は、
例えば高さ1830mm,幅1105mm,奥行き50
0mmと大型であり、また鉄板等を用いて構成されるの
でその重量も重い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような自
動販売機を組み立てる製造ラインは、例えば図7に示す
ようにスラットコンベア5上に販売機本体1を載置して
搬送しながら、該コンベア5の側部の作業空間から上記
販売機本体1の内部に順次部品を組み付けていくように
構成される。この際、販売機本体1は前述したように重
くて大型形状であることから、通常、その開放された前
面を作業空間側に向け、直立させた状態でコンベア5上
に載置される。換言すれば販売機本体1への部品の組み
付けを、コンベアの5の側部の作業空間から直接的に行
い得るように、該販売機本体1の開放された前面をコン
ベア5の側部に向けて搬送するようにしている。
【0005】しかしながらこのような製造ラインシステ
ムにおいては、その作業空間がコンベア5の片側にだけ
設けられるので、販売機本体1への組付部品の種類が多
いような場合、組付部品が供給される部品供給台(部品
棚)6を、例えばコンベア5に沿って幅広く設けること
が必要となるので、コンベア5による販売機本体1の搬
送ラインを長くせざるを得なくなる等の不具合が生じ
る。
【0006】またコンベア5による販売機本体1の移動
が連続的に行われる場合、作業者Wは販売機本体1の移
動に伴って移動しながら部品の組み付け作業を行うこと
が必要となる。しかも作業者Wによる部品の組み付け作
業を邪魔することなくその組付部品を順次供給可能なよ
うに部品供給台(部品棚)6を組付作業空間の後方に設
けた場合、作業者Wは略180°向きを変えて上記部品
供給台6から組付部品を取り出しながら販売機本体1に
組み付ける必要がある。この為、組み付け作業性が悪
く、その作業負担が大きいと言う問題がある。
【0007】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、自動販売機本体に組み付けられ
る部品の供給を安定に、且つ効率的に行うことができ、
また自動販売機本体に対する部品の組み付け作業性の向
上を図ることのできる自動販売機の組立製造ラインシス
テムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
べく本発明に係る自動販売機の組立製造ラインシステム
は、前面が開放された箱状の自動販売機本体の前面に作
業者が乗り込む作業空間を形成して上記自動販売機本体
を載置して搬送するコンベアと、このコンベアの側部に
沿って設けられて、その裏面側より供給された前記自動
販売機本体への組み込み部品を前記コンベア側から取り
出し可能に位置付ける部品棚とを備えたことを特徴とし
ている。
【0009】即ち、本発明は、自動販売機本体を載置し
て搬送するコンベア上に、該自動販売機本体に対する部
品の組み付け作業を行う作業者が乗り込む作業空間を設
けると共に、このコンベア上の作業空間に組み付け部品
を供給し得るように、その部品棚を前記コンベアの側部
に沿って設けたことを特徴としている。特に本発明の好
ましい態様として、請求項2に記載するように前記部品
棚を、前記コンベアの一方の側部に沿って設けられた単
部品棚と、前記コンベアの他方の側部に沿って設けられ
た組立部品棚として、前記コンベアの両側にそれぞれ沿
わせて設けることを特徴としている。
【0010】また本発明に係る別の自動販売機の組立製
造ラインシステムは、請求項3に記載するように、更に
前記部品棚の裏面側に該部品棚から組立部品の組立作業
空間を隔てて平行に設けられて、その裏面側より供給さ
れた組立部品用部品を上記組立作業空間側から取り出し
可能に位置付ける組立部品用部品棚を設けたことを特徴
としている。
【0011】即ち、本発明に係る別の組立製造ラインシ
ステムは、コンベアに載置されて搬送される自動販売機
本体に対する部品の組立ラインの側部に、組立部品(ア
ッシー部品)の組立作業空間を設け、組立部品用部品棚
から供給された組立部品用部品を上記組立作業空間で組
み立てて組立部品とし、この組立部品を前記コンベアの
側部に設けられた部品棚に直接的に供給し得るようにし
たことを特徴としている。
【0012】この際、本発明の好ましい態様として、請
求項4に記載するように前記部品棚を前記コンベアの一
方の側部に沿って設けられた単部品棚と、前記コンベア
の他方の側部に沿って前記組立部品の組立作業空間との
間に設けられた組立部品棚とし、前記組立部品用部品棚
と共に前記コンベアおよび前記組立作業空間をそれぞれ
挟んで3列に設けることを特徴としている。
【0013】また本発明の好ましい態様として、請求項
5に記載するように前記コンベア上には、複数の自動販
売機本体をその搬送方向に作業者が乗り込む作業空間を
隔てて、且つその開放された前面を上記搬送方向とは逆
向きに向けて載置することを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係る自動販売機の組立製造ラインシステムに
ついて説明する。図1は自動販売機の組立製造ラインシ
ステムの概略的な構成を模式的に示す図で、11は所定
のライン長に亘って設けられてその上面に自動販売機の
筐体をなす箱状の販売機本体1を載置して搬送するスラ
ットコンベアである。この販売機本体1は、例えば木枠
台12上に直立(製品状態の姿勢)させて設けられたも
ので、該木枠台12と共にフォークリフト(図示せず)
により持ち上げられてスラットコンベア11の上流側に
供給されて部品の組み付けに供され、また部品の組み付
けが完了した販売機本体1は木枠台12と共にスラット
コンベア11の下流側から取り出される。
【0015】しかして販売機本体1は、その開放された
前面側に作業者Wが乗り込んで組み付け部品の組み付け
作業を行うための作業空間を形成して前記スラットコン
ベア11上に載置される。この際、販売機本体1は、そ
の開放された前面が該販売機本体1の搬送方向と逆向き
となるように、特にその前面が後ろ向きとなり、作業者
Wがスラットコンベア11の進行方向に向いて組み付け
作業を行い得るようにその載置の向きが設定される。
【0016】尚、上記作業空間としては、販売機本体1
の前面に開放可能に取り付けられた前扉4を略直角に開
いた状態で、作業者Wがその前端を回り込むことができ
る空間を確保して設定される。換言すればスラットコン
ベア11上に順に並べて載置される複数の販売機本体1
は、販売機本体の前面に取り付けた前扉4を開いた状態
においても該スラットコンベア11の両側部へそれぞれ
出入りし、また組み付け部品を円滑に移動可能な間隔を
隔てて載置される。
【0017】一方、前記スラットコンベア11の側部に
は、該スラットコンベア11に沿って部品棚13が設け
られる。この部品棚13は、その裏面側より供給された
前記販売機本体1への組み付け部品を前記スラットコン
ベア11側から取り出し可能に位置付けるもので、例え
ばスラットコンベア11の両側にそれぞれ設けられる。
特にスラットコンベア11の一方の側に沿って設けられ
た部品棚13は単部品を供給するための単部品棚13a
として用いられ、また上記スラットコンベア11の他方
の側に沿って設けられた部品棚13は組立部品(アッシ
ー部品)を供給するための組立部品棚13bとして用い
られるようになっている。尚、上記組立部品は、複数の
単部品を予め組み立ててユニット化(アッセンブル化)
した部品からなる。
【0018】ちなみに図1に示す組立製造ラインシステ
ムにおいては、組立部品棚13bの裏面側に上記組立部
品(アッシー部品)を組み立てるための組立作業空間P
が設けられている。そしてこの組立作業空間Pを挟んで
前記組立部品棚13b(スラットコンベア11)と平行
に組立部品用部品棚14が設けられている。この組立部
品用部品棚14は、その裏面側より供給された組立部品
用部品を上記組立作業空間P側から取り出し可能に位置
付けるものである。
【0019】しかして組立作業空間Pには組立作業机1
5が設けられており、作業者Wは組立部品用部品棚14
から取り出した組立部品用部品を上記組立作業机15上
にて組み立て、その組立部品を前記スラットコンベア1
1の側部に設けられた部品棚13(組立部品棚13b)
に、その裏面側から直接的に供給するものとなってい
る。
【0020】即ち、本発明に係る自動販売機の組立製造
ラインシステムは、図2に平面的なレイアウト構成を示
すように、スラットコンベア11によって規定される組
み付けラインL1と、組立部品を組み立てるための組立
作業空間Pからなる部品組立ラインL2とが平行に配置
されている。そして上記ラインL1,L2間に前記スラッ
トコンベア11に沿って組立部品棚13bを配置し、ま
た前記スラットコンベア11の上記組立部品棚13bと
は反対側の側部に沿って単部品棚13aを配置すると共
に、更に前記組立作業空間Pを挟んで組立部品用部品を
供給する為の組立部品用部品棚14を前記各部品棚13
と平行に配置したレイアウト構成となっている。
【0021】また販売機本体1を載置してライン方向に
搬送するスラットコンベア11上に作業者Wが乗り込ん
で上記販売機本体1への部品の組み付け作業を行う作業
空間を設定すると共に、スラットコンベア11上に乗り
込んだ作業者Wがライン方向に向いて作業を進め得るよ
うに、販売機本体1をその開口された前面がライン方向
と逆向きとなるように載置するものとなっている。
【0022】かくしてこのような組立製造ラインシステ
ムによれば、スラットコンベア11上に乗り込んだ作業
者Wは販売機本体1と共にライン方向に移送されるの
で、スラットコンベア11上に設定された販売機本体1
の前面側の作業空間内を僅かに移動するだけで、該スラ
ットコンベア11の両側に沿ってそれぞれ設けられた部
品棚13(単部品棚13aと組立部品棚13b)から順
次部品を取り出しながら販売機本体1に組み付けていく
ことが可能となる。しかも部品棚が13がスラットコン
ベア11に沿って配置されているので、作業者Wは略9
0°横に向くだけで部品棚13上から必要な組み付け部
品を取り出して販売機本体1に組み付けることができ
る。従ってその作業性の向上を図り得ることのみなら
ず、作業者Wに対する作業負担を大幅に軽減することが
できる。
【0023】また上記の如くスラットコンベア11の両
側に配置された部品棚13に対しては、その裏面側から
順次部品を供給することができるので、スラットコンベ
ア11上で実施される販売機本体1への部品の組み付け
作業を邪魔することなく効率的に部品の供給を行い得
る。特に組立部品棚13bの裏面側に組立部品の作業空
間Pが設けられており、該作業空間Pで組み立てられた
組立部品を上記組立部品棚13bに対してその裏面側か
ら直接に供給し得るので、組立部品を組み立てる部品組
立ラインL2と販売機本体1への部品組み付けラインL1
とを効率的に結合することができる。
【0024】しかも組立部品の作業空間Pにおいては、
この作業空間Pを挟んで前記組立部品棚13bと平行に
配置された組立部品用部品棚14から組立部品用部品
(単部品)を取り出し、これを組立作業机15上にて組
み立てて前記組立部品棚13bに供給すれば良いので、
そこでの作業者Wも左右に略90°身体の向きを変える
だけで組立部品用部品棚14からの部品の取り出し、組
立作業机15上での組み立て作業、そして組立部品の組
立部品棚13bへの供給を行うことができ、そこでの作
業性も十分に高い。また上記組立部品用部品棚14に対
しても、その裏面側から部品供給を行い得るので上記作
業空間Pにおける組立部品の組立作業を邪魔することが
ない。
【0025】従って上記組立製造ラインシステムによれ
ば、販売機本体1への部品組み付け作業性を高めると共
にその作業負担を大幅に軽減することができ、また部品
の供給も円滑に行い得るので、作業効率の向上を図るこ
とが可能となる。特に重量のある大型の箱状筐体からな
る販売機本体1に対して、該販売機本体1を載置して移
送するスラットコンベア11上に作業者Wが乗り込み、
その開放された前面側より部品の組み付け作業を行うの
で、その作業空間を広く設定する必要がなく、またスラ
ットコンベア11の側部に接近させて部品棚13を配置
することができる。この結果、全体的な製造ラインスペ
ースを少なくすることができ、例えば工場内の限られた
スペースを有効に活用して自動販売機の組立製造ライン
を構築することが可能となる等の効果が奏せられる。
【0026】尚、前述した各部品棚13,14について
は、例えば図3に模式的な断面構成を示すように僅かに
前下がりに傾斜した複数段の棚部17を有する構造と
し、その裏面側から供給された部品18を順次上記棚部
17上を滑らせながらその前端部に位置付けることで、
その前面側より順に取り出し得るように構成しておけば
良い。このような構造の部品棚13,14とすれば、供
給部品の所謂先入れ先出しが簡単に実現でき、該部品棚
13への部品供給も効率的に行うことが可能となる。
【0027】また図4に示すように部品棚13の前面
に、販売機本体1への部品の組み付けに用いるねじ類や
工具等を収納するパーツボックス20を、スラットコン
ベア11の搬送方向に移動自在に設けておくことも有用
である。特にこのパーツボックスについては、図5に示
すようにライン方向に沿って設けられたレール21にホ
イール22を介して取り付け、レール21に沿って円滑
に移動させ得るように設けておけば良い。この場合、レ
ール21の両側を支持するスタンド23に対して上記レ
ール21自体の高さを適宜調整可能としておけば、スラ
ットコンベア11上に乗り込んだ作業者Wの作業姿勢に
応じた最適位置にパーツボックス20を位置付けること
が可能なる。
【0028】このようなパーツボックス20を部品棚1
3の前面に設けるようにすれば、スラットコンベア11
上に工具箱を持ち込む必要がなくなるので、スラットコ
ンベア11上の限られた作業空間を有効に活用すること
が可能となる。しかもスラットコンベア11の移動に応
じて、例えば片手による軽い力でパーツボックス20を
移動させて作業空間の側部に位置付けることが可能とな
るので、この点でも作業性の向上を図ることが可能とな
る。
【0029】尚、部品棚13を介して供給される部品に
ついては、販売機本体1への部品の組み付け順序に従っ
てスラットコンベア11の上流側位置より順に配置され
ることは言うまでもない。また販売機本体1の前面に取
り付けられる前扉4についても組立部品の1つとして供
給するようにすれば良い。このような大型の組み付け部
品については、部品棚13を介することなく直接的にス
ラットコンベア11の側部に供給するようにすれば良
い。また部品棚13を介して供給する部品を単部品とす
るか組立部品とするかは、その工程バランスを考慮して
定めれば良く、また他工場や別のライン等の別の箇所に
て予め組み立てられて供給される組立部品(アッシー部
品)については単部品として扱うようにすれば良い。
【0030】尚、本発明は上述した実施形態に限定され
るものではない。例えば販売機本体を載置して移送する
コンベアとしてベルトコンベアを用いることも可能であ
り、或いは販売機本体を載置するパレットを移送するロ
ーラコンベアを用いることも可能である。またコンベア
の長さ(ライン長)やその移送速度は、組立工数や組立
のタクトを考慮して設定すれば良い。更には部品棚をコ
ンベアの両側に配置するか、或いは片側にだけ配置する
か、またコンベアに沿う組立作業空間をライン上のどの
位置に設けるか等のレイアウトについても、組立工程の
仕様に応じて定めれば良いものである。その他、本発明
はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施するこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、前
面が開放された自動販売機本体を載置して移送するコン
ベア上に作業者が乗り込み、該コンベアの側部に沿って
設けられた部品棚から部品を取り出しながら組み付け作
業を進めることができるので、作業負担を軽減すると共
に、作業性を高めて作業効率の大幅な向上を図ることが
できる。
【0032】またコンベアの側部に沿って配置された部
品棚に対して、その裏面側から部品を供給すると共に、
部品棚を挟んでコンベアの側部に配置された組立部品の
作業空間から上記部品棚に直接的に組立部品を供給する
ので、部品の流れの円滑化を図り、この点でも作業効率
の向上を図ることができる等の効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る自動販売機の組立製
造ラインシステムの概略的な構成を模式的に示す図。
【図2】図1に示す組立製造ラインシステムの平面的な
レイアウト構成を示す図。
【図3】部品棚の構成例を示す図。
【図4】部品棚の前面に設けられるパーツボックスの例
を示す図。
【図5】パーツボックスの支持例を模式的に示す図。
【図6】たばこの自動販売機の概略的な内部構造を示す
図。
【図7】従来の自動販売機の組立製造ラインの例を示す
図。
【符号の説明】
1 販売機本体 2 商品コラム 4 前扉 11 スラットコンベア 12 木枠台 13 部品棚 13a 単部品棚 13b 組立部品棚 14 組立部品用部品棚 15 組立作業机 20 パーツボックス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面が開放された箱状の自動販売機本体
    の前面に作業者が乗り込む作業空間を形成して該自動販
    売機本体を載置して搬送するコンベアと、 このコンベアの側部に沿って設けられてその裏面側より
    供給された前記自動販売機本体への組み込み部品を前記
    コンベア側から取り出し可能に位置付ける部品棚とを備
    えたことを特徴とする自動販売機の組立製造ラインシス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記部品棚は、前記コンベアの一方の側
    部に沿って設けられた単部品棚と、前記コンベアの他方
    の側部に沿って設けられた組立部品棚とからなることを
    特徴とする請求項1に記載の自動販売機の組立製造ライ
    ンシステム。
  3. 【請求項3】 前面が開放された箱状の自動販売機本体
    の前面に作業者が乗り込む作業空間を形成して該自動販
    売機本体を載置して搬送するコンベアと、 このコンベアの側部に沿って設けられてその裏面側より
    供給された前記自動販売機本体への組み込み部品を前記
    コンベア側から取り出し可能に位置付ける部品棚と、 この部品棚の裏面側に該部品棚から組立部品の組立作業
    空間を隔てて平行に設けられてその裏面側より供給され
    た組立部品用部品を上記組立作業空間側から取り出し可
    能に位置付ける組立部品用部品棚とを備えたことを特徴
    とする自動販売機の組立製造ラインシステム。
  4. 【請求項4】 前記部品棚は、前記コンベアの一方の側
    部に沿って設けられた単部品棚と、前記コンベアの他方
    の側部に沿って前記組立部品の組立作業空間との間に設
    けられた組立部品棚とからなることを特徴とする請求項
    3に記載の自動販売機の組立製造ラインシステム。
  5. 【請求項5】 前記コンベアは、複数の自動販売機本体
    をその搬送方向に作業者が乗り込む作業空間を隔てて、
    且つその開放された前面を上記搬送方向とは逆向きに向
    けて載置することを特徴とする請求項1または3に記載
    の自動販売機の組立製造ラインシステム。
JP136098A 1998-01-07 1998-01-07 自動販売機の組立製造ラインシステム Pending JPH11197962A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP136098A JPH11197962A (ja) 1998-01-07 1998-01-07 自動販売機の組立製造ラインシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP136098A JPH11197962A (ja) 1998-01-07 1998-01-07 自動販売機の組立製造ラインシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11197962A true JPH11197962A (ja) 1999-07-27

Family

ID=11499337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP136098A Pending JPH11197962A (ja) 1998-01-07 1998-01-07 自動販売機の組立製造ラインシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11197962A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107138946A (zh) * 2017-05-25 2017-09-08 苏州富强科技有限公司 全自动柔性组装线

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107138946A (zh) * 2017-05-25 2017-09-08 苏州富强科技有限公司 全自动柔性组装线

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5237097B2 (ja) 搬送装置およびこれを備えた箱詰め装置
CN100556775C (zh) 玻璃基板用输送设备
JP4145180B2 (ja) 組立て方法および組立て生産設備
JPH0265934A (ja) 組立ラインにおける部品の供給方法
JPH11197962A (ja) 自動販売機の組立製造ラインシステム
JP4183686B2 (ja) 組立用ハンガー
JP2001097323A (ja) 物品パック機
JPH04322981A (ja) 製品搬送装置
JPH04201131A (ja) ワークの搬送ラインにおけるワークの傾斜装置
JP2020083510A (ja) ピッキングシステム
JP2006327387A (ja) 移動台車
JP3974410B2 (ja) 搬送装置及びそれを備えた箱詰め装置
JP2768601B2 (ja) 自動販売機のストッカー装置
JP2001293634A (ja) 工作機械及び製造システム
JPS62259902A (ja) 物品仕分け設備
JP3938084B2 (ja) 物品仕分け設備
JP2000211704A (ja) 物品仕分け設備
JP2001219322A (ja) 組立装置
JP2003160103A (ja) 箱詰め作業用ラック
JP2021126155A (ja) 商品提供装置
JP4488270B2 (ja) ピッキング装置
JP4103778B2 (ja) 自動販売機の商品収納搬出装置
JP2506004Y2 (ja) 自動販売機の商品搬送装置
JPH07276163A (ja) 自動組立装置
JPH03141697A (ja) トレー自動供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070808

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071205