JPH11197779A - 閉塞鍛造用油圧発生装置 - Google Patents

閉塞鍛造用油圧発生装置

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JPH11197779A
JPH11197779A JP1786698A JP1786698A JPH11197779A JP H11197779 A JPH11197779 A JP H11197779A JP 1786698 A JP1786698 A JP 1786698A JP 1786698 A JP1786698 A JP 1786698A JP H11197779 A JPH11197779 A JP H11197779A
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JP
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pressure
hydraulic
chamber
hydraulic chamber
oil
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JP1786698A
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Isamu Matsumoto
勇 松本
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 閉塞鍛造時に、下死点近傍でのバリ発生を防
止し、上死点での安全性を向上できる閉塞鍛造用油圧発
生装置を提供する。 【解決手段】 閉塞鍛造用油圧発生装置において、下ダ
イセット3及び/又は上ダイセット1に閉塞鍛造用金型
の油圧室3a,1aを設け、この油圧室3a,1aにス
ライド下死点近くより下死点まで高圧を発生させる高圧
シリンダ21の上室21-1を接続すると共に、高圧シリ
ンダ21の下室21-3には第1の高圧用アキュムレータ
22を接続する。あるいは、油圧室3a,1aに下死点
近傍で高圧を発生させる第2の高圧用アキュムレータ2
3を接続する。また、上型2と下型4の接触が離れると
きに油圧室3a,1aの高圧油を逃がして低圧にする残
圧抜き用切換弁25を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍛造プレスの上下
金型間を密閉した後、この金型内の素材をパンチにて成
形加工するようにした閉塞鍛造装置における油圧発生装
置に関し、特には、下死点近傍で上下金型間を閉塞する
加圧力を高圧に維持できる閉塞鍛造用油圧発生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、閉塞鍛造成形に使用するプレス機
械は、必要な加圧力を確保し、成形する時の押し圧速度
をできるだけ低速にすることが要求されている。このた
めに、例えば図3に示すようなスライドのモーションダ
イアグラムとなるように、プレス機械のスライド駆動方
式にはナックル機構にしたリンク式が使用されている。
そして、閉塞鍛造プレスにおいては、通常下死点近傍に
て上下の金型を閉塞する所定の加圧力が得られるように
しており、このために、従来から様々な閉塞鍛造用油圧
発生装置が提案されている。
【0003】例えば実開平4−33439号公報には、
図4に示す閉塞鍛造用油圧発生装置が開示されている。
同図において、プレス機械の下部に設けられたボルスタ
(図示せず)の上面に下ダイセット3が配設されてお
り、この下ダイセット3の内部の油圧室3a内に設けら
れたピストン3bにクッションピン3cを介して下型4
が支持されている。また、 プレス機械の上部で、かつ前
記ボルスタに対向する位置に上下動自在に設けられたス
ライド(図示せず)の下面には上ダイセット1が配設さ
れており、この上ダイセット1の内部の油圧室1a内に
設けられたピストン1bにクッションピン1cを介して
上型2が支持されている。ここで、同図は、スライドが
上死点にて停止している状態を示している。
【0004】上ダイセット1及び下ダイセット3の各油
圧室1a,3aは、管路5を介して中圧発生装置6のシ
リンダ7(以後、中圧シリンダ7と呼ぶ)に接続されて
いる。この中圧シリンダ7は内部がピストン7aにより
上室7-1と中室7-2に区割りされており、この上室7-1
に上記管路5が接続されていると共に、この中室7-2は
通孔7bを介して下室7-3に接続されている。また、こ
の下室7-3には、アキュムレータ8(以後、中圧用アキ
ュムレータ8と呼ぶ)及びリリーフ弁9が接続されてお
り、このリリーフ弁9は下室7-3及び中圧用アキュムレ
ータ8に異常圧が発生した場合にこれを逃す安全弁とし
て機能するものであり、通常は作動しないようになって
いる。また、中圧シリンダ7の上室7-1と油タンク11
との間には高圧設定用のリリーフ弁14が設けられてお
り、油タンク11は工場エアライン12よりエアタンク
13を介して導入されたエアにより内部が加圧されてい
る。また、エア駆動されるチャージポンプ15は、前記
中圧シリンダ7の下室7-3及び中圧用アキュムレータ8
に予め所定量及び所定圧の油を送給しておく。
【0005】つぎに、上記の油圧発生装置の作動を説明
する。まず、図示しないスライドが上死点に停止してい
る状態では、中圧用アキュムレータ8内の圧力により中
圧シリンダ7のピストン7aは中圧シリンダ7の上室7
-1側(図示で上部)に移動されており、したがって、上
ダイセット1内のピストン1b及び上型2は下限位置
に、また下ダイセット3内のピストン3b及び下型4は
上限位置に停止している。
【0006】つぎに、プレス機械が起動され、上記の状
態からスライドが下降すると、スライドに上ダイセット
1を介して取着されている上型2が下型4に当接閉塞さ
れ、さらにスライドが下降すると、上ダイセット1内の
ピストン1b及び下ダイセット3内のピストン3bがク
ッションピン1c,3cを介して移動され、油圧室1
a,3aが加圧されて閉塞鍛造成形が開始される。この
油圧室1a,3a内の圧油は管路5を経由して中圧発生
装置6の中圧シリンダ7の上室7-1に流入し、ピストン
7aが押し下げられる。これに伴って、中室7-2内の油
が下室7-3を経由して中圧用アキュムレータ8内に流入
して蓄圧されると同時に、ピストン7aがストロークク
エンドで停止し、そのとき上室7-1に発生する油圧で上
型2と下型4の間が閉塞される。
【0007】この後、さらにスライドが下降することに
より、上型2と下型4内で閉塞鍛造による成形が行われ
ると共に、中圧シリンダ7の上室7-1内の圧力は高圧設
定用のリリーフ弁14により設定された高圧にまで上昇
し、この高圧により閉塞鍛造が行われる。そして、前記
上室7-1内の圧力がリリーフ弁14により設定された高
圧に達すると、リリーフ弁14がリリーフして上室7-1
内の圧力を油タンク11に逃すので、上室7-1内の圧
力、すなわち油圧室1a,3aの圧力は前記高圧に維持
される。そして、この状態でスライドが下死点に達する
と、閉塞鍛造成形を終了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術に係わる閉塞鍛造装置の油圧発生装置に
おいて、下死点近くの最終成形段階から下死点までの過
程では、スライドの下降速度は図3に示したように微速
からゼロになっているので、上下のダイセット内の油圧
室1a,3aから押し出されてリリーフ弁14(通常、
バランスピストン型圧力調整弁が使用される)に供給さ
れる高圧油の油量がこのリリーフ弁14の定格容量に比
較して極端に少量となる。このため、リリーフ弁14の
内部ピストンが作動して高圧油を逃がしてから、内部ピ
ストンが復帰して圧力が上昇して設定圧力になるまでに
時間がかかることになり、またこの間には圧力が低下し
ていることより、前記油圧室1a,3aの油圧が下死点
近くでは低下する場合がある。しかも、この状態におい
ては成形素材の変形抵抗が最も大きくなっていることか
ら、上型2と下型4の接触面を完全に密閉することがで
きずに隙間が発生し、この隙間に閉塞鍛造成形中の素材
の一部が押し込まれ、成型品にバリが発生するという問
題がある。
【0009】また上型2と下型4を密閉し、スライドを
下降して成形する過程において、前記油圧室1a,3a
内の圧力を高圧に保持するために、油圧室1a,3aか
ら押し出される油をリリーフ弁14を経由して油タンク
11に戻している。このために、この戻り油が発熱する
ので、油を冷却することが必要となり、油冷却器28を
この油タンク11内に設けなければならない。この結
果、本油圧発生装置の製造コストの増大や、エネルギー
の浪費を招くという問題がある。
【0010】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、スライドの下死点近傍でのバリ発生を防
止する閉塞鍛造用油圧発生装置を提供することを目的と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、プレス
機械の下部に設けられたボルスタ17の上面に取着さ
れ、下型4を支持する下ダイセット3と、プレス機械の
上部で、かつボルスタ17に対向する位置に上下動自在
に設けられたスライド16の下面に取着され、上型2を
支持する上ダイセット1と、下ダイセット3に設けら
れ、ピストンを介して下型4を支持する第1の油圧室3
a、又は、上ダイセット1に設けられ、ピストンを介し
て上型2を支持する第2の油圧室1aの少なくともいず
れか一方とを備え、所定の油圧で下型4と上型2との間
を閉塞鍛造する閉塞鍛造用油圧発生装置において、前記
第1の油圧室3a又は第2の油圧室1aの少なくともい
ずれかに上室21-1が接続されると共に、下室21-3に
は所定圧の圧油が供給され、スライド16が下死点近傍
にあるときに、下型4と上型2との間を閉塞する第1の
油圧室3a及び/又は第2の油圧室1aの油圧を所定値
以上の高圧にする高圧シリンダ21と、高圧シリンダ2
1の下室21-3に接続され、前記所定値以上の高圧を発
生させる第1の高圧用アキュムレータ22とを設けた構
成としている。
【0012】請求項1に記載の発明によると、スライド
が下死点近くから下死点までに低速で下降する閉塞鍛造
成形の最終過程において、下ダイセット内の第1の油圧
室及び/又は上ダイセット内の第2の油圧室から押し出
される油は微量となるが、スライド下降により高油圧を
保持しながら高圧シリンダ内の上室に流入する。この高
圧シリンダ内のピストンは上記高油圧によって下降し
て、高圧シリンダの下室内の高圧油を第1の高圧用アキ
ュムレータの内部に蓄圧する。また、スライドが下死点
に到達し、高圧シリンダの上室に新たに流入する油量が
無くなっても、第1の高圧用アキュムレータに蓄圧され
た高圧油が高圧シリンダの下室に作用し、この高圧力に
よって高圧シリンダの上室の油圧はこれまでの下死点近
傍での高圧を維持し、第1の油圧室及び/又は第2の油
圧室の高油圧が維持される。したがって、下型と上型間
を閉塞した状態を保持して、閉塞鍛造成形を終了するこ
とができる。 この結果、スライドが下死点近くから下
死点に下降して成形素材の変形抵抗が大きくなっても上
型と下型の間に隙間が発生しないので、成型品にバリが
発生しない。さらに、成型品にバリが無いことより、バ
リ除去作業の工程が不要となり、作業時間の短縮を図る
ことができる。また、このバリ除去作業には通常グライ
ンダ等を使用して研磨が行われるので、研磨作業によっ
て発生する騒音と粉塵による作業環境の悪化の問題があ
ったが、この研磨作業が不要となり、作業環境の改善を
も図ることができる。さらに、従来の閉塞鍛造用油圧装
置では、高圧保持のためのリリーフ弁(通常はバランス
ピストン型圧力調整弁)を経由して油タンクに戻る高温
の高圧油を油冷却器により冷却していたが、本発明で
は、高圧シリンダとアキュムレータを使用しているので
油に発熱が無くなる。したがって、油冷却器が不要とな
るので、製造コストが低減され、保守管理が容易とな
る。また、油が高温にならないので油の性質が低下しに
くくなり、よって、要求する油圧力を一定に維持でき、
しかも油、及び、パッキンやOリング等の寿命も長くす
ることができる。
【0013】請求項2に記載の発明は、プレス機械の下
部に設けられたボルスタ17の上面に取着され、下型4
を支持する下ダイセット3と、プレス機械の上部で、か
つボルスタ17に対向する位置に上下動自在に設けられ
たスライド16の下面に取着され、上型2を支持する上
ダイセット1と、下ダイセット3に設けられ、ピストン
を介して下型4を支持する第1の油圧室3a、又は、上
ダイセット1に設けられ、ピストンを介して上型2を支
持する第2の油圧室1aの少なくともいずれか一方とを
備え、所定の油圧で下型4と上型2との間を閉塞鍛造す
る閉塞鍛造用油圧発生装置において、前記第1の油圧室
3a又は第2の油圧室1aの少なくともいずれかに接続
され、スライド16が下死点近傍にあるときに、下型4
と上型2との間を閉塞する第1の油圧室3a及び/又は
第2の油圧室1aの油圧を所定値以上の高圧にする第2
の高圧用アキュムレータ23を設けた構成としている。
【0014】請求項2に記載の発明によると、スライド
が下死点近くから下死点までに低速で下降する閉塞鍛造
成形の最終過程において、下ダイセット内の第1の油圧
室及び/又は上ダイセット内の第2の油圧室から押し出
される油は微量となるが、スライド下降により高油圧を
保持しながら第2の高圧用アキュムレータのピストンの
頭部に流入する。これにより、この高油圧が第2の高圧
用アキュムレータ内部に流入し、アキュムレータ室内の
高圧窒素ガスを圧縮して高油圧が蓄圧され、第1の油圧
室及び/又は第2の油圧室の高油圧を維持することがで
きる。また、スライドが下死点に到達し、第1の油圧室
及び/又は第2の油圧室からの吐出量が無くなっても、
第2の高圧用アキュムレータ内の前記高圧窒素ガスの高
圧力が内部のピストンに働き、これにより第1の油圧室
及び/又は第2の油圧室のこれまでの高油圧が維持され
る。したがって、下型と上型間を閉塞した状態を保持し
て、閉塞鍛造成形を終了することができる。この結果、
前述の請求項1と同様にして、成型品のバリが無くなる
のでバリ除去作業の工程が削除され、よって、作業時間
の短縮を図ることが可能である。また、このバリ除去作
業に伴う研磨作業によって発生する騒音と粉塵による作
業環境の劣化を無くし、作業環境の改善を図ることがで
きる。さらに、従来のような高圧保持のためのバランス
ピストン型圧力調整弁による油温の上昇が無くなるので
油冷却器が不要となり、よって製造コストの低減、保守
管理の容易化が図れると共に、油圧力の維持、及び、
油、パッキンやOリング等の長寿命化も実現可能とな
る。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
記載の閉塞鍛造用油圧発生装置において、上型2と下型
4の接触が離れるときに前記第1の油圧室3a及び/又
は第2の油圧室1aの油圧を逃がして低圧にする残圧抜
き用切換弁25を設けた構成としている。
【0016】請求項3に記載の発明によると、上型と下
型の接触が離れるとき、残圧抜き用切換弁を作動させ、
上ダイセット内の第1の油圧室及び/又は下ダイセット
内の第2の油圧室の油圧を逃がして、例えば低圧の油タ
ンク等に流入させて低圧にしている。これにより、スラ
イドが上死点近傍にあるときは上下ダイセット内の油圧
室の油圧は確実に低圧となる。したがって、請求項1,
2の効果に加えて、スライドが上死点近傍で停止してい
る状態で、作業者がダイセット付近で作業するときに上
下ダイセットの油圧室から高圧油が噴出するというよう
なことがなく、安全性をより高めることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係わる閉塞鍛造
用油圧発生装置の実施形態について、図1〜図2を参照
して詳述する。図1は、第1実施形態に係わる閉塞鍛造
用油圧発生装置の一例を示す油圧回路図である。なお、
同図において図4と同一の構成には同じ符号を付し、以
下での説明を省く。
【0018】本実施形態における油圧発生装置は、チャ
ージポンプ15と中圧シリンダ7、中圧用アキュムレー
タ8、高圧シリンダ21、第1の高圧用アキュムレータ
22、圧縮空気用タンク13、油タンク11及び残圧抜
き用切換弁25などを主要機器として構成してある。
【0019】ボルスタ17の上面に配設された下ダイセ
ット3の内部に形成された円柱状の中空部の中心に、円
柱軸心に平行な軸心を有するピストンロッド18が固着
されており、このピストンロッド18の外周面と下ダイ
セット3の内周面とにより油圧室3aが形成されてい
る。この油圧室3aの内部にピストン3bが前記円柱軸
心の方向に褶動自在に挿入されており、このピストン3
bの上面には数本のクッションピン3cを介して下型4
が取着されている。また、同様に、スライド16の下面
に配設された上ダイセット1の内部に形成された円柱状
の中空部の中心に、円柱軸心に平行な軸心を有するピス
トンロッド19が固着されており、このピストンロッド
19の外周面と上ダイセット1の内周面とにより油圧室
1aが形成されている。この油圧室1aの内部にピスト
ン1bが前記ピストンロッド19の軸心方向に摺動自在
に挿入されており、このピストン1bの下面には数本の
クッションピン1cを介して上型2が取着されている。
【0020】前記油圧室3a,1aは管路41,42,
43,46を介して中圧シリンダ7の上室7-1、及び高
圧シリンダ21の上室21-1に接続されている。この高
圧シリンダ21は、ピストン21aにより区割りされた
上室21-1及び中室21-2と、この中室21-2に通孔2
1bを経由して接続された下室21-3とを有している。
また、チャージポンプ15から吐出される油は逆止弁3
3及び管路44を経由して中圧シリンダ7の下室7-3に
送給され、この管路44には中圧用アキュムレータ8の
油圧室8aが接続されている。また、同様に、チャージ
ポンプ15から吐出される油は逆止弁34及び管路47
を経由して高圧シリンダ21の下室21-3に送給され、
この管路47に第1の高圧用アキュムレータ22が接続
されている。ここでは、第1の高圧用アキュムレータ2
2はブラダ型アキュムレータによって構成しているが、
本発明はこれに限定されず他のアキュムレータでもよ
い。
【0021】また、工場エアライン12から供給される
圧縮空気は、エアタンク13を経由して油タンク11の
内部を加圧している。そして、油タンク11の油室は、
管路45と逆止弁29を介して前記上ダイセット1内の
油圧室1aに、また管路45と逆止弁30を介して前記
下ダイセット3内の油圧室3aに接続されている。さら
に、この油タンク11の油室は管路45、管路32、残
圧抜き用切換弁25及び管路31を経由して中圧シリン
ダ7の前記上室7-1、及び高圧シリンダ21の上室21
-1に接続されている。なお、本実施形態においては、上
記の残圧抜き用切換弁25は方向切換電磁弁により構成
しているが、本発明はこれに限定されず、他の切換弁で
あってもよい。残圧抜き用切換弁25のソレノイド25
cは制御器26に接続されており、この制御器26から
残圧抜き用切換弁25の開閉信号を入力する。なお、制
御器26は、例えばマイクロコンピュータ等のコンピュ
ータ装置を主体に構成されている。また、スライド16
が上型2と下型4の接触が離れる位置に上昇したことを
検出する位置検出器35が備えられており、この位置信
号は制御器26に入力されている。ここで、位置検出器
35は、例えばスライド16のクランク角度、すなわち
スライド16を駆動するクランク軸の回転角度を検出す
るような、ロータリカムとリミットスイッチからなるロ
ータリカムスイッチや、エンコーダ等により構成するこ
とができる。
【0022】つぎに、上記の閉塞鍛造装置の油圧発生装
置による作動を説明する。まず、スライド16が上死点
にあるとき、中圧用アキュムレータ8内に蓄圧された中
圧力の油により、中圧シリンダ7内のピストン7aは中
圧シリンダ7の上室側ストローク端位置(図示では上
部)に押し上げられ、中圧シリンダ7の上室7-1の油が
管路46,43,41,42を経由して上下ダイセット
1,3内の油圧室1a,3aに流入している。また、エ
アタンク13からの圧縮空気圧が油タンク11の油を加
圧し、この圧力油が管路45及び逆止弁29を経由して
上ダイセット1内の油圧室1aに流入し、同様に逆止弁
30を経由して下ダイセット3内の油圧室3aに流入す
る。よって、上下ダイセット1,3内のピストン1b,
3bはそれぞれ上下方向に押され、これに伴ってクッシ
ョンピン1c,3cを介して上型2及び下型4もそれぞ
れ上下方向に押され、ピストン1b,3bは位置決め端
面1d及び位置決め端面3dで停止して保持されてい
る。
【0023】つぎに、プレス機械が起動すると、スライ
ド16の下降と共に上ダイセット1が下降し、上型2の
下面が下型4の上面に接触すると、上ダイセット1及び
下ダイセット3は、油圧室1a及び油圧室3a内の油圧
によりピストン1b及びピストン3bを介して上型2と
下型4の接触面に隙間ができないように互いに押し付け
合いながら、上型2と下型4との間で閉塞鍛造成形を始
める。
【0024】さらに、スライド16の下降が進行する
と、上下ダイセット1,3内のピストン1b,3bが移
動して油圧室1a,3aの油圧が上昇する。このとき、
油圧室1a,3a内の圧油は、逆止弁29,30により
閉鎖されているので、管路41,42,43,46を経
由して中圧シリンダ7の上室7-1に流入し、中圧シリン
ダ7の下室7-3の油圧、すなわち中圧用アキュムレータ
8によって設定された中圧値よりも高くなると、ピスト
ン7aを下方に押し下げる。これによって、中圧シリン
ダ7の中室7-2内の油が下室7-3を経由して中圧用アキ
ュムレータ8内に流入して蓄圧されると同時に、ピスト
ン7aの下面が中圧シリンダ7のストローク端位置7c
まで達してピストン7aが停止する。このとき上室7-1
に発生する油圧で上型2と下型4との間が閉塞される。
【0025】この後スライド16の下降がさらに続き、
下死点近傍になると、上下ダイセット1,3の油圧室1
a,3aの油圧がさらに上昇し、この油圧が第1の高圧
用アキュムレータ22と接続してある高圧シリンダ21
の下室21-3の高圧力以上になると、高圧シリンダ21
のピストン21aを下方に押し下げる。このとき、高圧
シリンダ21の中室21-2の油は下室21-3を経由して
第1の高圧用アキュムレータ22の油圧室22a内に流
入し、第1の高圧用アキュムレータ22内の高圧窒素ガ
スを圧縮して高圧力を蓄圧した状態で油圧室22a内に
収まる。このとき、高圧シリンダ21の下室21-3の高
圧力に拮抗して、上室21-1と連通している上下ダイセ
ット1,3の油圧室1a,3aの油圧は高圧を維持し、
スライド16が下死点に到達するまでこの高圧状態で下
降し、閉塞鍛造成形が終了する。
【0026】そして、スライド16が下死点を過ぎて上
昇すると、上型2が取着された上ダイセット1はスライ
ド16と共に上昇し、下型4もその上面に成型品を置い
た状態で同時に上昇する。したがって、上型2及び下型
4にかかる負荷が低下して行くので、上ダイセット1の
油圧室1a及び下ダイセット3の油圧室3aに高圧シリ
ンダ21の上室21-1内の油が戻り、続いて中圧シリン
ダ7の上室7-1内の油も流入する。したがって、上下ダ
イセット1,3内のピストン1b,3bは元の位置決め
端面1d,3dに戻る。
【0027】このとき、油圧室1a,3aの油は逆止弁
29,30により油タンク11に流入することができな
いので、油圧室1a,3aの油圧が圧力を残した状態に
ある場合がある。このため、制御器26は位置検出器3
5からスライド16の位置信号を入力し、この位置信号
に基づいてスライド16が上型2と下型4の接触が離れ
る位置近傍まで上昇したと判断したときには、残圧抜き
用切換弁25のソレノイド25cを励磁して、この残圧
抜き用切換弁25の弁を位置25bに切り換え、管路3
1,32を経由して中圧シリンダ7の上室7-1、高圧シ
リンダ21の上室21-1及び上下ダイセットの油圧室1
a,3aと、油タンク11とを連結する。これにより、
油圧室1a,3aの油圧を油タンク11に戻して油タン
ク11内の油圧と同じ低圧にまで低くした状態にして、
スライド16は上死点に到達し、停止することができ
る。さらに、前記同様に、エアタンク13からの圧縮空
気圧によって、油タンク11内の低圧油が逆止弁29,
30を介して油圧室1a,3aに流入される。
【0028】なお、スライド16を上死点から下降させ
るとき、制御器26は残圧抜き用切換弁25のソレノイ
ド25cの通電をオフして、残圧抜き用切換弁25の弁
を位置21aに切り換え、管路31と管路32間を閉鎖
する。
【0029】以上説明したように、本実施形態において
は、スライド16が下死点近くになって下降速度が遅く
なっても、第1の高圧用アキュムレータ22内に蓄圧さ
れた高圧油によって上下ダイセット1,3の油圧室1
a,3a内の高油圧は維持される。したがって、下死点
近傍では成形中の成形素材の変形抵抗は大きくなるが、
上記高油圧により上型2と下型4の間が完全に閉塞され
て成形を継続しながら、下死点の位置で閉塞鍛造成形を
終了することができる。これにより、成型品にバリが発
生しないので成形品質が良くなると共に、バリ除去作業
工程が不要となるので製造コストの削減と製造時間の低
減に有効となる。更に、バリ除去作業工程の削減によ
り、グラインダ等を使用した研磨作業時に発生する騒音
と粉塵による作業環境の悪化の問題点が解消し、作業環
境の改善を図ることができる。
【0030】さらに、スライド16が上型2と下型4の
接触が離れた位置に上昇すると、上下ダイセット1,3
内の油圧室1a,3aの油が低圧となるように、油圧室
1a,3a内の高圧油を残圧抜き用切換弁25によって
低圧な油タンク11に逃がしている。これにより、スラ
イド16を上死点停止した状態で、作業者が成形素材を
下型4内に搬入する時、成型品を搬出する時、プレス作
業の途中で上下金型の点検、補修する時、あるいは、成
型品のチェックを行う時など、上型2の下方又は下型4
の上方に作業者の身体の一部を入れることがある場合
に、上下ダイセット1,3内の油圧室1a,3aの油が
低圧なので噴出する危険性が無く、安全性が向上する。
【0031】また、本発明では、高圧シリンダとアキュ
ムレータによってダイセット内の油圧室の高圧油を高圧
に維持しているので、油に発熱が無く、よって油冷却装
置が不要となる。したがって、従来の閉塞鍛造用油圧装
置のように高圧保持のためのバランスピストン型圧力調
整弁を用いた場合と比較して、製造コストを低減し、保
守管理を容易にすることが可能となる。また、油が高温
にならないので、油の性質が低下しにくく、要求する油
圧力を一定に維持できると共に、油や、本装置内に使用
しているパッキンやOリング等の寿命も長くすることが
できる。
【0032】図2は、本発明の第2実施形態に係わる閉
塞鍛造用油圧発生装置の一例を示す油圧回路図である。
なお、同図においては、図1と同一の構成には同じ符号
を付して以下での説明を省き、ここでは異なる構成につ
いて説明する。
【0033】本実施形態は、高圧保持のための高圧用ア
キュムレータを備えた例を示している。同図において、
下ダイセット3の内部に形成された油圧室3a及び上ダ
イセット1の内部に形成された油圧室1aは、管路4
1,42,43,46を介して中圧シリンダ7の上室7
-1と第2の高圧用アキュムレータ23内のピストン24
の頭部とに接続されている。なお、本実施形態では第2
の高圧用アキュムレータ23はピストン型アキュムレー
タにより構成されているが、本発明はこれに限定されず
他のアキュムレータでもよい。また、この中圧シリンダ
7の上室7-1、及び第2の高圧用アキュムレータ23内
のピストン24の頭部は、管路31、残圧抜き用切換弁
25及び管路32,45を介して油タンク11に接続さ
れている。
【0034】以上の構成による作動を説明すると、スラ
イド16が上死点にある時は、チャージポンプ15の吐
出油は、逆止弁33を介して中圧シリンダ7の下室7-3
と中圧用アキュムレータ8の油圧室8aに流入し、中圧
用アキュムレータ8内の窒素ガスの圧力により中圧シリ
ンダ7内のピストン7aは中圧シリンダ7の上室側端部
に押し上げられて停止し、逆止弁33によりこの状態が
保持されている。また、第2の高圧用アキュムレータ2
3内のピストン24はアキュムレータ室23a内の窒素
ガスの圧力により位置決め端面23bに押し付けられて
いる。
【0035】スライド16が下降を開始すると、これと
共に上ダイセット1も下降し、上型2の下面が下型4の
上面に接触して上型2と下型4の間を閉塞する。この
後、スライド16の下降が進行すると、上型2は下型4
を下方に押し下げ、下型4はクッションピン3cを介し
てピストン3bを下方に押し下げる。そして、下ダイセ
ット3内の油圧室3aの油と、上ダイセット1内の油圧
室1aの油がスライド16の下降により圧縮されて圧力
が上昇し、この圧力が中圧用アキュムレータ8により設
定された中圧力以上になると、中圧シリンダ7内のピス
トン7aを下方に押し下げながらスライド16は下降を
続け、ピストン7aは中圧シリンダ7の下部のストロー
ク端位置7cに達して停止する。このとき上室7-1に発
生する油圧で上型2と下型4との間が閉塞される。
【0036】スライド16の下降がさらに進行し、下死
点近傍になると、上下ダイセット1,3の油圧室1a,
3aの油圧がさらに上昇し、この油圧により上型2と下
型4の接触面に隙間ができないように押し付けながら、
上型と下型により閉塞鍛造成形を始める。そして、この
油圧室1a,3aの油圧が、第2の高圧用アキュムレー
タ23内のピストン24を位置決め端面23bに押し付
けているアキュムレータ室23a内の窒素ガスの作動圧
力以上になると、この高圧窒素ガスを圧縮してピストン
24をアキュムレータ室23a内に押し込みながら、ス
ライド16は下降を続ける。このとき、ピストン24に
より圧縮されて発生するこのアキュムレータ室23a内
の高圧窒素ガスの作動圧力に拮抗して、ピストン24の
頭部と連通している上下ダイセット1,3の油圧室1
a,3aの油圧は高圧を維持し、スライド16が下死点
に到達するまでこの高圧状態で下降し、閉塞鍛造成形が
終了する。
【0037】つぎに、スライド16が下死点を過ぎて上
昇すると、上型2及び下型4にかかる負荷が低下し、上
下ダイセット1,3の油圧室1a,3aに第2の高圧用
アキュムレータ23のピストン24の頭部に蓄積された
油が戻り、続いて中圧シリンダ7の上室7-1内の油も流
入する。したがって、上下ダイセット1,3内のピスト
ン1b,3bは元の位置決め端面1d,3dに戻る。
【0038】以上説明したように、本実施形態において
は、スライド16が下死点近傍になって下降速度が遅く
なっても、第2の高圧用アキュムレータ23内に蓄圧さ
れた高圧油によって上下ダイセット1,3の油圧室1
a,3a内の高油圧は維持される。したがって、成形中
の成形素材の変形抵抗は大きくなるが、上記高油圧によ
り上型2と下型4の間が完全に閉塞され、閉塞鍛造成形
を終了することができる。これにより、成型品のバリが
なくなり、成形品質の向上、製造コストの削減、製造時
間の低減等を図ることができる。さらに、バリ除去作業
時のグラインダ等を使用した研磨作業が不要となり、騒
音や粉塵に対する作業環境の改善を図ることができる。
【0039】なお、上記の実施形態では、油圧室3aを
設けた下ダイセット3をボルスタ17の上面に取着し、
かつ、油圧室1aを設けた上ダイセット1をスライド1
6の下面に取着した例を説明したが、本発明はこれに限
定されるものではない。すなわち、成型品の形状又は成
形素材の材質等により、ボルスタ17又はスライド16
の内少なくともいずれか一方にのみ、油圧室を設けたダ
イセットを使用し、このダイセットに対向する他方のダ
イセットには油圧室を設けないようにして使用すること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わる閉塞鍛造用油圧
発生装置の一例を示す回路図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係わる閉塞鍛造用油圧
発生装置の一例を示す回路図である。
【図3】閉塞鍛造用プレス機械のスライドのモーション
ダイアグラムである。
【図4】従来技術に係わる閉塞鍛造用油圧発生装置の回
路図である。
【符号の説明】
1 上ダイセット 1a 油圧室 1b、3b、7a、21a、24 ピストン 1c、3c クッションピン 2 上型 3 下ダイセット 3a 油圧室 4 下型 6 中圧発生装置 7 中圧シリンダ 7-1、21-1 上室 7-2、21-2 中室 7-3、21-3 下室 8 中圧用アキュムレータ 11 油タンク 13 エアタンク 14 リリーフ弁 15 チャージポンプ 16 スライド 17 ボルスタ 18、19 ピストンロッド 21 高圧シリンダ 22 第1の高圧用アキュムレータ 23 第2の高圧用アキュムレータ 23a アキュムレータ室 25 残圧抜き用切換弁 25c ソレノイド 26 制御器 28 油冷却器 29、30、33、34 逆止弁 35 位置検出器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス機械の下部に設けられたボルスタ
    (17)の上面に取着され、下型(4) を支持する下ダイセッ
    ト(3) と、プレス機械の上部で、かつボルスタ(17)に対
    向する位置に上下動自在に設けられたスライド(16)の下
    面に取着され、上型(2) を支持する上ダイセット(1)
    と、下ダイセット(3) に設けられ、ピストンを介して下
    型(4) を支持する第1の油圧室(3a)、又は、上ダイセッ
    ト(1) に設けられ、ピストンを介して上型(2) を支持す
    る第2の油圧室(1a)の少なくともいずれか一方とを備
    え、所定の油圧で下型(4) と上型(2) との間を閉塞鍛造
    する閉塞鍛造用油圧発生装置において、 前記第1の油圧室(3a)又は第2の油圧室(1a)の少なくと
    もいずれかに上室(21-1)が接続されると共に、下室(21-
    3)には所定圧の圧油が供給され、スライド(16)が下死点
    近傍にあるときに、下型(4) と上型(2) との間を閉塞す
    る第1の油圧室(3a)及び/又は第2の油圧室(1a)の油圧
    を所定値以上の高圧にする高圧シリンダ(21)と、 高圧シリンダ(21)の下室(21-3)に接続され、前記所定値
    以上の高圧を発生させる第1の高圧用アキュムレータ(2
    2)とを設けたことを特徴とする閉塞鍛造用油圧発生装
    置。
  2. 【請求項2】 プレス機械の下部に設けられたボルスタ
    (17)の上面に取着され、下型(4) を支持する下ダイセッ
    ト(3) と、プレス機械の上部で、かつボルスタ(17)に対
    向する位置に上下動自在に設けられたスライド(16)の下
    面に取着され、上型(2) を支持する上ダイセット(1)
    と、下ダイセット(3) に設けられ、ピストンを介して下
    型(4) を支持する第1の油圧室(3a)、又は、上ダイセッ
    ト(1) に設けられ、ピストンを介して上型(2) を支持す
    る第2の油圧室(1a)の少なくともいずれか一方とを備
    え、所定の油圧で下型(4) と上型(2) との間を閉塞鍛造
    する閉塞鍛造用油圧発生装置において、 前記第1の油圧室(3a)又は第2の油圧室(1a)の少なくと
    もいずれかに接続され、スライド(16)が下死点近傍にあ
    るときに、下型(4) と上型(2) との間を閉塞する第1の
    油圧室(3a)及び/又は第2の油圧室(1a)の油圧を所定値
    以上の高圧にする第2の高圧用アキュムレータ(23)を設
    けたことを特徴とする閉塞鍛造用油圧発生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の閉塞鍛造用油圧発
    生装置において、上型(2) と下型(4) の接触が離れると
    きに前記第1の油圧室(3a)及び/又は第2の油圧室(1a)
    の油圧を逃がして低圧にする残圧抜き用切換弁(25)を設
    けたことを特徴とする閉塞鍛造用油圧発生装置。
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