JPH11197664A - 梅干加工の合理化と排水浄化 - Google Patents

梅干加工の合理化と排水浄化

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JPH11197664A
JPH11197664A JP3953598A JP3953598A JPH11197664A JP H11197664 A JPH11197664 A JP H11197664A JP 3953598 A JP3953598 A JP 3953598A JP 3953598 A JP3953598 A JP 3953598A JP H11197664 A JPH11197664 A JP H11197664A
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友爾 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】梅干加工に於ける産廃物の梅干塩水加工液を、
梅干と分離した後に脱塩して中和し、更に漂白して脱色
せしめたものを更に、脱塩精製せしめた廃液を健康食
品、健康飲料、アイスクリーム氷菓子、パン等に添加利
用し、また、メツキ液やアトピー性皮膚炎入浴剤治療用
に使用して、従来公害排水として問題になっていた梅干
塩漬水の公害物を有効利用する事を目的とした。 【構成】梅干を分離した塩漬水を隔膜電解器で脱塩し
て、副生のアルカリ塩漬水を原液に加えて中和して中性
とし、更に陽極酸化する事によって漂したものは水で稀
釈放流する事により公害排水を改善し、更に、この電解
処理液を食品、飼料、医療品、入浴剤、メッキ液に有効
利用せしめ、梅干の生産性の向上を計らんとするもので
ある。 【結果】産廃物の梅干塩漬水液を電解処理する事によっ
て公害排水を浄化する外に、梅干塩漬水液を健康食品、
健康飲料、パンやアイスクリーム、入浴剤、飼料に利用
するから総合的梅干加工の生産の合理化が達成され、従
来排水浄化に要した費用がされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】梅干加工が和歌山県南部近郊に集
中しているので、その排水は塩分が多く酸化濃度が高
く、着色料が多くその儘で放流すると農業用水に利用出
来ず零細業者が多いので、浄化設備に金をかける事が出
来ない現状であり、排水の浄化は零細業者にとって頭の
痛い問題であった。そこでこの発明は、梅干漬時に廃棄
される梅汁を浄化回収して、健康食品や健康飲料、脱塩
や脱酸したものを回収利用する事によって排水処理の経
費を節減する。
【従来の技術】従来の梅干加工は梅の実を採取して、先
ず、天日で乾燥して水分を40〜50%を除去したもの
を外国から輸入して梅干原料として、国内産の梅の実も
同様に加工して併用した原料を作り、これをプラスチッ
クスタンクに投入して食塩、シソ葉等を入れて食塩を散
布して水を入れて塩漬けする色彩を調整するに、赤色染
料を入れて長時間塩漬けを行う。必要に応じて、蛋白
質、甘味料、香辛料を入れて味付を行うが、塩漬けした
梅干はスクリーンで塩水と梅干とを分離して、味を調整
して包装出荷するが、この分離液は塩分が高く赤色染料
が存在し、その他含水炭素繊維質、芳香剤のベンツアル
デヒドと梅酸が含有し、その儘河川に放出すると塩害を
生じ、汚染されて農業用水に使用する事が出来ないので
海水中に直接放流していたが、そのB.O.Dは100
0〜1200P.P.Mに達し、水質汚染の要因となり
市町村に於いて産廃物として総合処理を行って来た。
【本発明が解決しようとする課題】この発明は、産業廃
棄物の梅汁を回収し健康食品と健康飲料とに加工すると
共に加工課程で多量に発生する梅干の塩分を加熱濃縮し
て、塩酸類の結晶を抽出分離した梅汁の塩分を電解によ
って脱塩し、梅酸を電解中の副生アルカリ陰極液で中和
し中性とし、陽極液で脱色せしめて回収した梅汁液を加
熱殺菌してステビア葉粉、螺線水藻にローヤルゼリー、
茶粉、田七粉、豆腐粕や大豆粉、酵素、アミノ酸、蛋白
質、含水炭素、カルシウム、アルコール等を混合して粗
練りして、粒状や錠剤に成型加工し、又、殺菌した梅汁
液にビタミン、キチンキトサンを添加して粘液を作り、
これにカルシウム、マグネシウム、ジンジャオイルやピ
ペルミン酸やバニリン、ニンニク液や防腐剤を必要に応
じて添加して、ドリンク瓶に入れて健康飲料に加工す
る。これを氷結するとアイスクリーム、シャーベットが
出来る。又この梅汁を殺菌加熱したものにラヂエーショ
ン性カルシウム、漢方生薬を入れたものを入浴剤として
使用する時は、アトピー入浴剤として極めて有用でこれ
にラウリン酸、田七、ステロイドペーストを添加しクリ
ームとして人体に塗布し前記健康食品を服用するときは
約3ケ月でアトピー患者の80%は完治する。又、梅漬
汁を金属錫の鍍金液に利用し、染料に利用して絹織物の
捺染に使用するこの様に酸廃物の梅漬汁は従来活性汚泥
法によって処理された1tonの梅漬汁の処理費が5,
000〜10,000/tonがかかっていたものが、
この方法により2,400/ton以下に低下されるば
かりでなく、健康食品や健康飲料、医療用に利用すると
直ちに利益が20%も上昇するので梅汁や梅酒加工の生
産合理化が行われる。
【課題を解決するための手段】一般に梅干加工に於ける
梅漬液の排水は、塩分が20%以上あり、梅酸がPH3
以下であり、スカレット等の着色料、シソ葉の天然着色
料等による赤色着色性によって汚染しその他梅肉繊維等
によりB.O.Dは多いので1000〜2000P.
P.Mであり、その儘で放流すれば農作物への塩害とな
り、梅肉繊維コロイドによる汚染物、ベンツアルデヒド
等の梅肉中の芳香剤による殺菌作用による、悪臭公害が
惹起して魚類への障害があり、このままでの放流が禁止
されていたが零細工場が多い為にその処理の改善が要求
されていた。そこで、この梅干の塩水漬の終わった塩水
をフィルターで瀘別して、梅干と塩水とに分離した後の
塩水を隔膜電解器にかけて陰極液中に生ずるアルカリ液
を塩水液に加えて梅酸を中和してPH価3をPH7まで
上昇せしめて中性に保持し、陽極電解液中に加えて脱食
を行う。そして、隔膜電解室の中央中性室中で塩類をイ
オン輸率で除去して、電解精製を行う。 そして、出来
た陽極液と陰極液し中和して濃縮して結晶を取り出して
電解して塩類を分離した水液を放流する。更に、この電
解装置を改良して連続電解精製を行い、B.O.Dが2
0〜100P.P.Mとして排水する。電解精製した脱
塩梅干加工による塩分除去による健康梅干加工品の生産
と、梅干塩水の健康食品への加工や健康飲料の生産を行
い、更に、余剰梅干液を金属メッキ液に使用し、又、ア
トピー入浴剤に利用する。
【作用】梅干を作るには、梅果を採取した後に天日乾燥
して水分を除去したものを塩漬加工を行うが、国産の梅
果が少ないのでその大半は輸入に頼っている。これを、
大型のポリタンクに食塩少量と水を入れてシソ葉と染料
を投入して塩漬とする。 この塩分によって梅果中の水
分は長時間の浸漬によって脱水し、梅果肉と梅汁とに分
離され赤色の着色が行われるが、この時に副生する水分
はスクリーンによって分離され、分離された梅汁はその
儘排水になり河川や海に放流されていた。 この為、河
川に放流される塩分が農業用水に使用すると1%以上で
塩害を生じて、植物が育たず枯死してしまう。大規模の
工場では、その為に好気性菌と嫌気性菌を作って水槽中
で40倍の水で稀釈して曝気して分解するが、梅酸が汁
中に多量に溶入しているので発酵分解が困難となるが、
苛性ソーダー液で梅汁をPH3からPH6.3〜8まで
中和した梅汁として曝気槽中で10時間処理したもの
を、高濃汁液と上澄液を更に沈殿槽に移行して、水で稀
釈しながら透明上澄液を放流し、高濃汁液は沈殿分離槽
で分離して上澄液を曝気槽に返して曝気し循環して浄化
するが、スカムケーキは遠心分離機にかけてスカムケー
キを分離し、脱水液は曝気槽中に還元分離する従来の活
性法を利用して処理されているが、この方法では塩分濃
度が高い事と赤色着色液の調整を行はないと発酵分解性
が悪く、特に梅果中のベンツアルデヒドの香料によって
殺菌効果が発揮される為に分解が遅れ、特に冬期の水温
の低下が分解を遅らせる要因なっいた。しかし梅干加工
の業者は零細企業者が多く生産量が少なく、活性汚泥法
による設備は実施化が困難で産廃業者の手によって回収
され、市町村でこれを処理していた。しかし、この梅汁
中には塩分や含水炭素やベンツアルデヒド、糖分、有機
酸等が含有されて、これを回収すれば排水処理費を節減
するばかりでなく、付加価値を高める健康食品や健康飲
料やアトピー入浴剤に加工して従来廃棄されて公害にな
っていた梅干塩水を有効利用する事によって、梅干の生
産性を向上せしめるものである。
【本発明の実施例】以下、図面に示す実施例により本発
明を詳細に説明すると、次ぎの如くである。
【図1】は、梅干加工と排水処理の工程図を示し、先
ず、(1)の梅果採取して(2)の木皿に入れて天日乾
燥する。 次ぎに60%に減量した梅干とシソ葉を塩漬
タンク(3)に入れて(4)の貯蔵庫に貯蔵する。一定
期間後にフィルター(5)で梅干固形物と塩漬水とを分
離し、梅干は一部乾燥(7)して(8)の脱塩乾燥梅干
を作る。 他の一部の生梅干(6)は味付して秤量して
包装(10)したものを貯蔵(11)して出荷(12)
を行う。梅干を分離した塩漬水は(9)の電解装置で
(13)(14)(15)の脱塩脱色、中和を行って、
加熱殺菌(17)し健康飲料(18)として瓶詰加工し
て(22)の包装を行い、商品(23)の健康食品とす
る。その一部塩漬液は脱塩して、アイスクリーム氷菓子
原料(24)として甘味料、含水炭素、ステビア、螺線
水藻、茶粉を入れて、更に田七粉、酵素を入れて混合機
で混合して氷結加工して(22)包装を行って(25)
の冷凍貯蔵を行う。一方、メッキ液は隔膜電解器(1
4)で濃度PHを調整した後、金属錫を溶解して錫液と
してドブ漬けメッキ液とする。このメッキ用金属として
は、銅、錫、鉄、白金、亜鉛、カドミウム等が使用さ
れ、金属鉄を溶解したものはアトピー用入浴剤(16)
として利用される。このアトピー用入浴剤は、入浴水に
300kgに対してそのまま塩漬水50g混合したもの
で入浴するものや、カルシウムを溶解した液を使用する
事も出来るが、漢方薬を入れて遠赤外線のある砿物粉を
添加する事も出来る。
【図2】は、二室の隔膜電解器の側面図を示し、陰極室
(1a)と陽極室(2a)とを隔膜(3a)で仕切っ
て、それぞれの室(1a)(2a)に塩漬水の分離液
(4a)(4’a)を入れて陰極(5a)と陽極(5’
a)とに直流又は整流(K)を以って電力を印加し、電
解を行う時は陰極室(1a)はNaイオンが集中して、
clイオンは隔膜(3a)を通り陽極室(2a)に入
り、陰極室はアルカリ性に変化し、陽極室のNaイオン
は減少し、遂に陰極のclイオンは隔膜(3a)を通り
梅酸−2イオンと共に陽極室に移行する。そして、陽極
は酸性液となりclガスが発生する。
【図3】は、三室隔膜電解器の側面図を示す。
【図3】に於いて、塩漬水をタンク(6a)に導入して
撹拌機(7a)で撹拌しながら陰極室(1a)のアルカ
リ電解処理液(4a)をタンク(6a)中に投入すると
梅干の塩漬水は、梅酸によるPH3の酸性液であるから
アルカリ電解液によって中和し、PH7〜8にする時は
弱アルカリ性塩漬水液(8a)が形成される。 この弱
アルカリ塩漬水液(8a)をタンク(6’a)に入れ
て、陽極液(4’a)を塩漬水(8a)を電解中和した
液(8’a)に混合すると、陽極電解液中のclcl
イオンによって漂白脱色して薄黄液に変化するから、
これを
【図3】の三室隔膜電解器中央の中性室(10a)に導
入して、残りのアルカリ電解液(4a)を酸性電解液
(4’a)をそれぞれ陰極室(11a)と陽極室(1
1’a)に薄稀して入れて、陰電極(12a)と陽電極
(12’a)とを挿入して電解する時は、中性室の塩分
は更に精製除去されてそれぞれ陰極室(11a)と陽極
室(11’a)に流れ込んで中性室は中性ないし弱酸性
に変化する。これを健康食品に使用すると塩分の少ない
塩漬液が出来て健康食品の原料して、菓子やアイスクリ
ーム、保健薬に利用される。そして、この陰極電解液
は、梅塩漬水のアルカリ中和液として事後の中和に利用
され、陽極も脱色液に利用されるが、余剰分は更に
【図3】の中性室に入れて脱塩すれば健康食品用に利用
される。食塩酸性の梅干塩漬液の原液は加熱殺菌すれば
アトピー入浴剤として、そのまま使用されるが鉄イオン
の入ったものは更に効果が高く、これに漢方薬、ラヂエ
ーション性石灰等を入れると更に効力が増大する。この
梅干塩漬水の電解精製液を使用した健康食品の配合例を
示すと次ぎの如くである。
【例1】 健康保健食品 電解梅干塩漬水 200部 田七粉 10部 茶紛 10部 ステビア茶粉 6部 豆腐粕粉 100部 螺線水藻 5部 アルギニン酸ソーダー 1部 酵素 0.1部 芳香剤バニリン 0.1部 カルシウムキトサン 0.1部
【例1】は、アルギニン酸ソーダーを塩漬電解精製液に
入れて加熱溶解したものに各成分を入れて撹拌素練した
ものを球状加工機に入れて混合して造粒し、乾燥して球
状に加工する。 これは健康保健薬食品として利用され
るが顆粒状に加工したものでも差し支えない。
【例2】 健康食品 ニンニク粉 100部 ジンジャ油 30部 ステビア粉 6部 螺線水藻粉 10部 オカラ粉 120部 ビタミンE.B1.B2入キトサン液 10部 酵 素 1部 芳香剤バニリン 3部
【例2】には、先ずニンニク球とジンジャ油とを混合
し、これにビタミンC水にキトサンを溶解した液を加え
て事後、他の成分を混合して造形機で成型して錠剤加工
して健康食品とする。
【例3】 健康飲料水 電解精製梅干塩水液 100部 エチルアルコール 18部 ステビア液12% 6部 芳香剤バニリン 1部 防腐剤ソルビット 0.01部 アミノ酸塩 0.01部 水 100部
【例4】 アイスクリーム氷菓用水液 電解精製塩漬水 100部 ステビア水12% 30部 田七 煮沸液 10部 ビタミンCキトサン液 1部 螺線水藻粉 1部
【例4】は、アイスクリーム氷菓用水液で、アイスクリ
ームにはオカラ粉を30%添加してペースト状とし、乳
酸10%を加えたものをアイスクリーム用液とし、ダイ
エット健康アイスクリームとして使用される。
【例5】 眠気覚ましのドリンク液 電解精製梅干塩水液 30部 乳 酸 1部 田七液 漢方薬 1部 バニリン 5部 タンニン酸粉 0.1部 ステビア液 10部 メントール 0.2部 緑茶粉 1部
【例6】 飴加工品 砂 糖 130部 水 飴 10部 γリノリン酸エステル 1部 グリセリン 0.1部 電解梅干塩水液 20部 田七粉 3部 茶 粉 1部 タンニン酸粉 1部 バニリン 1部 メントール 1部 乳 酸 0.1部
【例6】は飴加工品で、アルコール消臭剤飴として加工
する。
【例7】 メッキ液 梅干塩漬水 100部 錫屑粉 20部
【例8】 アトピー入浴剤 梅干塩漬水 200部 クエン酸鉄 2部 ラヂエーション性カルシウム 2部 漢方薬 2部 炭酸ソーダー 1部 酵 素 0.4部 芳香剤 0.1部 この外、梅干塩漬水は飼料としても使用され、次ぎの配
合は飼料添加剤を示す。
【例9】 飼料添加剤 オカラ粉 1000部 螺線水藻粉 10部 茶 紛 10部 田 七 粉 10部 酵 素 粉 0.3部 芳 香 剤 0.6部 梅干塩漬水電解精製液 10部 ステビア葉茎粉 5部 この
【例9】を一般飼料に1%混合して子豚の飼育を行う時
は、6ケ月で体重が100kgとなるものが4ケ月半で
110kgとなり、3ケ月で50kgのものが1ケ月半
で50kgに達し、突然死の死亡率は従来30%であっ
たものが0になり、1,000頭飼育で約100万円強
の利益が加味される。魚の場合では、養鰻のシラス10
0万匹の飼育に於いて、サバのスリ肉1に対して1の割
合で混合した飼料は死亡率50%のものが2%以下まで
低下する。
【本発明の効果】この発明の効果は従来、梅干加工の排
水は梅干を塩漬した水液を分離した塩水液体を活性汚泥
法による浄化処理によって処理し、スカムケーキを採集
して発酵して肥料に加工していた。 その為、梅干塩漬
水はアルカリ中和、脱色等の二次処理を必要として来た
が、本発明はこの梅干塩漬水を産廃処分する事をやめて
回収し、電解処理により脱塩と中和と漂白を一部行った
塩漬水を食品や飲料、飼料、アイスクリーム氷菓子、パ
ンに利用する事によって処理費を節減し、その廃液を有
効利用する事によって排水処理費を10分の1以下に低
下すると共に、新商品の開発によって付加価値を高め、
処理コストを差引き0に低下せしめると共に、排水公害
による公害性を改善する。梅干加工に於けるスカムケー
キが1000P.P.Mもあったものも、そのまま利用
出来るので産業上有用な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 梅干加工と排水浄化の工程図
【図2】 二室隔膜電解器の側面図
【図3】 三室隔膜電解器の側面図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A23L 2/52 A61K 7/50 ABF A61K 7/50 ABF 35/78 ABEH 35/78 ABE ADA ADA A23L 2/00 F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 後文記載の如く、梅干食品加工中に多量に生ずる公害排
    水の梅干着色塩水を隔膜電解によって処理し、梅干塩水
    中の梅酸を陰極アルカリ液で中和し、陽極酸性液中で酸
    化脱色して中性隔膜中で脱塩した脱塩梅干液に漢方薬田
    七とステビア、キトサン含水炭素、アミノ酸カルシウム
    等を添加して健康食品菓子を作り、又、脱塩梅干廃液や
    漢方薬液にステビア、アミノ酸、ビタミンミネラル成
    分、香料、防腐剤、アルコール等を入れた健康飲料を作
    り、更に、梅干塩水とキトサンを溶解し金属メッキ液に
    使用するとメッキ液が作られ、又、この梅干塩水をアト
    ピー性皮膚炎にこれを入浴剤として使用する医療品が得
    られる事を特徴とする、梅干加工の酸廃物の有効利用す
    る合理化と排水浄化。
JP3953598A 1998-01-14 1998-01-14 梅干加工の合理化と排水浄化 Pending JPH11197664A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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