JPH11197094A - 内視鏡先端部 - Google Patents

内視鏡先端部

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JPH11197094A
JPH11197094A JP10014979A JP1497998A JPH11197094A JP H11197094 A JPH11197094 A JP H11197094A JP 10014979 A JP10014979 A JP 10014979A JP 1497998 A JP1497998 A JP 1497998A JP H11197094 A JPH11197094 A JP H11197094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endoscope
tip end
insertion channel
distal end
channel
Prior art date
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Pending
Application number
JP10014979A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiji Minami
逸司 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication of JPH11197094A publication Critical patent/JPH11197094A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処置具挿通チャンネルと先端筒との隙間を小
さくして、細径化を図る。 【解決手段】 内視鏡中心軸100に対しCCD20の
撮像面が略平行に配置された内視鏡先端部で、処置具挿
通チャンネル16の後端側を途中から内視鏡中心軸10
0側へ傾けながら配置すると共に、上記CCD20に電
気的に接続される回路基板21を上記処置具挿通チャン
ネル16に沿って斜めに配置する。これによれば、先端
部筒体13の後側にアングルリング接続のために環状凹
部13Fが設けられていても、上記チャンネルの先端側
16Aを上記筒体13の内周面に近接配置して細径化が
できる。また、このチャンネル16が上記回路基板21
に接触してこの基板21自体を壊すことも防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡先端部、特に
撮像素子と共に、処置具を導くための処置具挿通チャン
ネルが配設される先端部の配置構成に関する。
【0002】
【従来の技術】図3には、電子内視鏡の先端部の構成が
示されており、図示の先端部1では、先端面に向けて対
物光学系部材2が配置され、この対物光学系部材2にプ
リズム3を介してカバーガラス4及びCCDパッケージ
(回路基板でもある)5が取り付けられる。このCCD
パッケージ5の内部に、撮像素子であるCCD6が接続
配置されており、このCCD6で得られたビデオ信号は
信号線7を介して外部へ取り出される。なお、被観察体
内に照射光を供給するためのライトガイド8等も配置さ
れる。
【0003】一方、上記CCDパッケージ5の下側に
は、同様に先端面に向けて処置具挿通チャンネル9が配
設されている。この処置具挿通チャンネル9は、鉗子等
の処置具を被観察体内へ導くものであり、これによって
上記CCD6で撮像されたモニタ映像を見ながら、処置
具による各種の処置が可能となる。
【0004】そして、この先端部1の筒体1Aの後側に
は、アングルリング10(又はアングルリングへの接続
リング)が取り付けられる。このアングルリング10
は、その複数個を連結させ上下左右に曲るアングル部
(長い筒状体)を構成するものであり、このアングル部
(挿入部)の存在によって、先端部1が任意の方向へ曲
げ操作できるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来から内
視鏡の細径化が図られているが、この細径化の観点で上
記内視鏡を検討すると、図3に示したように、処置具挿
通チャンネル9(の外周面)と先端部筒体1A(の内周
面)との間に、隙間d1 が存在することが分る。この隙
間d1 は、上述したアングルリング10の取付け部を先
端部1の後側に設けるために、筒体1Aの後端側の径が
小さくなり、この後端側の径に合せて上記処置具挿通チ
ャンネル9を配置することから生じている。
【0006】この隙間d1 は、先端部1内で不要な空間
を形成しており、この隙間d1 を小さくすることができ
れば、先端部1を含む内視鏡挿入部のさらなる細径化が
可能となる。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、処置具挿通チャンネルと先端筒と
の隙間を小さくして、細径化の促進が可能となる内視鏡
先端部を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、撮像素子の撮像面が内視鏡中心軸に対し
略平行に配置される内視鏡先端部において、後端側を途
中から内視鏡中心軸側へ傾けながら配置した処置具挿通
チャンネルと、上記撮像素子に電気的に接続され、傾斜
させた上記処置具挿通チャンネルに沿って斜めに配置し
た回路基板と、を含んでなることを特徴とする。
【0009】上記の構成によれば、先端部筒体の内周面
に沿って配置された処置具挿通チャンネルを途中から中
心軸側へ傾けるので、アングルリングの取付け部で内径
が小さくなっていても、上記チャンネルの先端側は先端
部筒体の内周面に近接させることができる。従って、こ
のチャンネルと先端部筒体との隙間を小さくして細径化
を図ることができる。
【0010】また、上記チャンネルに近接して内視鏡中
心軸に沿って撮像素子の回路基板が配置されており、こ
の場合は、処置具挿通チャンネル自体の傾き角度を十分
に採ることができなかったり、回路基板が中心軸側へ傾
けられた上記チャンネルに接触して、基板を破損させて
しまう等の不都合がある。しかし、本発明では上述のよ
うに、回路基板を上記チャンネルに沿って斜に配置した
ので、当該チャンネルの傾き角度も十分に確保して細径
化に貢献でき、しかも基板の破損等がなくなるという利
点がある。
【0011】
【発明の実施の形態】図1及び図2には、実施形態の一
例に係る内視鏡(電子内視鏡)先端部が示されており、
この先端部12では、図1(A)の先端面に示されるよ
うに、対物光学系部材(観察窓)14、ライトガイド
(照射窓)15A,15B、処置具挿通チャンネル(導
出口)16が配置される。そして、この処置具挿通チャ
ンネル16は、図1(B)に示されるように、その先端
側16Aが内視鏡の中心軸100に対し平行な状態で先
端部筒体(長手方向)13に沿うように配置され、途中
から後端側16Bが上記中心軸100へ向けて傾けて配
置される。
【0012】即ち、上記筒体13の後側は、アングル部
のアングルリング(又はアングルリングへの接続リン
グ)を取り付けるために、内径が小さくなる環状凹部1
3Fが形成されている。従って、当該発明では、小さく
なる内径に対応して上記チャンネル16の後端側16B
を中心側へシフトさせ、これによって先端側16Aを先
端部筒体13の内周面に近接配置することとしている。
【0013】また、図1(B)、図2(A)に示される
ように、上記対物光学系部材14には、プリズム18、
カバーガラス19を介してCCD20が取り付けられて
おり、このCCD20は、上記対物光学系部材14、プ
リズム18等との関係から、その撮像面Sが中心軸10
0に対し平行に配置される。このCCD20に、上記処
置具挿通チャンネル16の後端側16Bの傾きに合せて
斜めにした状態で回路基板21が接続され、この回路基
板21にはビデオ信号を取り出すための信号線22が接
続される。
【0014】即ち、図2(A),(B)に示されるよう
に、上記CCD20を回路基板21の貫通孔に配置し、
かつこの回路基板21は図示のように尻上りに傾けた状
態とし、それぞれの端子をリード線24で接続(圧着)
しており、このCCD20の上面の撮像面Sに僅かな空
隙を設けてカバーガラス19が接着される。なお、上記
回路基板21では端子Tに信号線22が接続されるが、
この回路基板21の上下面には回路素子が取り付けられ
る場合もある。
【0015】そして、上記CCD20と回路基板21の
接続部(リード線24)の周辺には接着剤(充填材)が
充填され、これにより回路基板21の傾きが確実に保持
される。当該例では、この回路基板21の傾き角度α
を、中心軸100に対し例えば4〜5度としているが、
この角度αは内視鏡のタイプに応じて適宜変更すること
になる。
【0016】実施形態例は以上の構成からなり、図1に
示されるように、処置具挿通チャンネル16の後端側1
6Bを中心軸100へ向けて傾けて配置したので、先端
部筒体13の後側にアングルリングを接続するための環
状凹部13Fが設けられている場合でも、その先端側1
6Aを筒体13の内周面に近接配置できることになる。
従って、当該例では従来の図3で示した、処置具挿通チ
ャンネル(9)と先端部筒体(1A)との隙間d1 を極
力小さくすることができ、その分、先端部12の細径化
を図ることが可能となる。
【0017】また、この処置具挿通チャンネル16の後
端側16Bの傾きに合せてその上部に存在する回路基板
21を傾けてCCD20に取り付けたので、傾けた上記
チャンネル16と回路基板21との物理的な干渉が避け
られる。即ち、この処置具挿通チャンネル16の上記環
状凹部13Fからの十分なシフト量を確保することがで
きると共に、このチャンネル16が回路基板21に接触
してこれ自体を壊すことも防止される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内視鏡先端部において処置具挿通チャンネルの後端側を
途中から内視鏡中心軸側へ傾けながら配置し、また撮像
素子への回路基板を上記処置具挿通チャンネルの傾斜に
沿って斜めに配置したので、処置具挿通チャンネルと先
端部筒体との間の隙間を小さくして、細径化を図ること
が可能となる。しかも、上記処置具挿通チャンネルと回
路基板との物理的な干渉も避けられ、回路基板の破損等
が防止できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例に係る内視鏡先端部の構成
を示し、図(A)は先端面の図、図(B)は側面断面図
である。
【図2】図1の対物光学系部材に接続されたCCD及び
回路基板を示し、図(A)は側面図、図(B)はCCD
及び回路基板の上面図である。
【図3】従来の内視鏡先端部の内部構成を示す側面断面
図である。
【符号の説明】
1,12 … 内視鏡先端部、 2,14 … 対物光学系部材、 5 … CCDパッケージ、 6,20 … CCD、 9,16 … 処置具挿通チャンネル、 13 … 先端部筒体、 21 … 回路基板、 100 … 内視鏡中心軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子の撮像面が内視鏡中心軸に対し
    略平行に配置される内視鏡先端部において、 後端側を途中から内視鏡中心軸側へ傾けながら配置した
    処置具挿通チャンネルと、 上記撮像素子に電気的に接続され、傾斜させた上記処置
    具挿通チャンネルに沿って斜めに配置した回路基板と、
    を含んでなることを特徴とする内視鏡先端部。
JP10014979A 1998-01-09 1998-01-09 内視鏡先端部 Pending JPH11197094A (ja)

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JP10014979A JPH11197094A (ja) 1998-01-09 1998-01-09 内視鏡先端部

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JP10014979A Pending JPH11197094A (ja) 1998-01-09 1998-01-09 内視鏡先端部

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006136488A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Fujinon Corp 内視鏡用撮像装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006136488A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Fujinon Corp 内視鏡用撮像装置
JP4699741B2 (ja) * 2004-11-11 2011-06-15 富士フイルム株式会社 内視鏡用撮像装置

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