JP2545533B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP2545533B2
JP2545533B2 JP62054596A JP5459687A JP2545533B2 JP 2545533 B2 JP2545533 B2 JP 2545533B2 JP 62054596 A JP62054596 A JP 62054596A JP 5459687 A JP5459687 A JP 5459687A JP 2545533 B2 JP2545533 B2 JP 2545533B2
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JPS63220838A (ja
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高嗣 山谷
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、固体撮像素子を用いた内視鏡装置に関す
る。
[従来の技術と発明が解決しようとする問題点] 近年、電荷結合素子(CCD)等の固体撮像素子を撮像
手段として用いる電子内視鏡が種々提案されている。
この固体撮像素子は細長な挿入部の先端部に組込ま
れ、さらにその固体撮像素子の近傍には固体撮像素子か
らの信号を増幅するアンプ等の電気回路部が設けられて
いるが、これらの構成には、特開昭61−163316号公報に
示されるように、固体撮像素子および電気回路部の外周
を、導電性部材によって覆いユニット化しているもの
や、米国特許第4491865号公報に示されるように、内視
鏡先端部をパッケージ化するために電気回路部外周を金
属部材で覆い密閉しているものが知られている。
このように構成された内視鏡先端部では、例えば電気
回路内で短絡を起こした場合のどの修理は、ほとんどの
内視鏡先端部の内蔵物を取外してからでなければ修理で
きないという問題点があり、また、電気回路部を内視鏡
先端の中央に挿入部の長手方向に対して、平行に配設す
る場合は特にスペースが多く取られ先端部外径が太くな
り、電気回路の形状もシールドしにくいという問題点が
あった。
[発明の目的] 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、電
気回路部の修理性の向上をねらい、また、電気回路部を
平行に配設した構成でもシールドしやすく、且つ先端部
外径が、太くならないような内視鏡装置を提供すること
を目的とする。
[問題点を解決するための手段および作用] 本発明は、内視鏡先端部内の電気回路部を挿入部の長
手方向に対して平行かつ、内周壁近傍に配置し、第1の
湾曲駒の前記電気回路近傍外周を一部切欠き、この切欠
き部に着脱可能なカバー部材を設けたことにより、電気
回路部に故障が生じた場合でも修理を容易に行えるよう
にしたものである。
[実施例] 第1図ないし第4図は第1実施例に係り、第1図は内
視鏡先端部の拡大断面図、第2図は第1図のA−A′方
向断面図、第3図は第1図のB−B′方向正面図、第4
図は内視鏡先端部の構成部品の斜視図である。
内視鏡の細長な挿入部1の先端部2は、金属等の構成
の材料からなる円柱の円周の一部を切欠いて平面となし
て、この平面の挿入部1に対して長手方向に凹部5を形
成した先端部本体3を備えている。この先端部本体3の
先端面には、絶縁性の保護部材4が被着されている。前
記先端部本体3には、挿入部1に対して長手方向に平行
に貫通する鉗子チャンネル用透孔7、照明用透孔8及び
送気送水チャンネル用透孔9が形成されており、保護部
材4には、挿入部1に対して長手方向に平行に貫通する
観察用透孔6、鉗子チャンネル用透孔7、照明用透孔8
及び送気送水チャンネル用透孔9が形成されている。
前記先端部本体3の凹部に嵌入する凸部を設けた三日
月状の絶縁材料よりなっている第1の対物レンズ枠11
は、先端部本体3と嵌着することにより先端部2の外周
を略円形とし、挿入部1に対して長手方向と平行に観察
用透孔12を形成している。前記観察用透孔6,12には第2
の対物レンズ枠13が内嵌固定され、先端部本体3とは絶
縁されている。そして、第2の対物レンズ枠13に対物レ
ンズ系14が段部16によって位置決めされて装着されてい
る。
前記第2の対物レンズ枠13の後端部には、プリズム17
を設けたプリズム枠18が光学系のピント調整が行なわれ
固定ビス19によって外嵌固定されている。前記プリズム
17の出射側のプリズム枠18上には、固体撮像素子21が接
着固定されている。前記固体撮像素子21はベース基板22
下面に形成された凹部に固体撮像チップ24がダイボンデ
ィングされ、この固体撮像チップ24に設けられた図示し
ない電極と、前記ベース基板22とが図示しないボンディ
ングワイヤで接続されている。また、前記ベース基板22
の下面には、図示しないカバーガラスが接着され、前記
固体撮像チップ24が密封されている。
前記固体撮像素子21の固体撮像チップ24は、前記対物
レンズ系14の光軸に平行に配置されている。また、前記
プリズム17は入射面34が前記対物レンズ系14の光軸に垂
直になるように配置され、反射面36によって前記対物レ
ンズ系14の光路が直角方向に変えられ、前記固体撮像チ
ップ24に導かれるようになっている。
ベース基板22上には、電子部品39が配設された基板38
が固定され電気的に接続されている。
前記基板38は、前記先端部本体3の凹部5に絶縁シー
ト41を介装して嵌合された溝部の上部両端にフランジを
有する第1の導電性部材42上に固定されている。また、
基板38上にはカバー部材としての円弧状の第2の導電性
部材43が前記第1の導電性部材42と導通され、さらにこ
の第2の導電性部材43は後述する第1の湾曲駒53ととも
に先端部2の円筒状の外殻を形成している。
前記第1の導電性部材42と第2の導電性部材43の後端
には、前記第1の対物レンズ枠11と同様の断面形状を持
つ導電性の蓋44が配置され、前記先端部本体3および後
述する第1の湾曲駒53と絶縁され固定されている。ま
た、蓋44の凸部中央には貫通穴40が設けられ、これを貫
通する信号線45は前記基板38に接続され、シールドライ
ン45aは前記フタ44に接続されている。
一方、前記鉗子チャンネル用透光7の後端側には、鉗
子チャンネル接続パイプ46が嵌着されている。この鉗子
チャンネル接続パイプ46は、後端部が拡径にされている
と共に、この後端部に鉗子チャンネル47を形成する鉗子
チャンネルチューブ48が接続されている。また、照明用
透光8には、図示しない配光レンズ系が装着され、この
配光レンズ系の後端には、第2図に示すように、チュー
ブ49に被覆されたライトガイド50が接続されている。ま
た、送気送水チャンネル用透孔9には、図示しない送気
送水ノズルが装着され、この送気送水ノズルには、第2
図に示すように、送気送水チャンネル51を形成する送気
送水チューブ52が接続されている。
なお、本実施例では前記ライトガイド50、送気送水チ
ャンネル51が2つずつ設けられている。
前記先端部2に隣接する湾曲部53内には、多数の略環
状の湾曲駒54が回動自在に長手方向に連続されており、
最先端の第1の湾曲駒55が前記第2の導電性部材43に対
応する部分に切欠き部58を設け、前記先端部本体3の後
端部に外嵌固定されている。
前記湾曲駒54は、金属等の細線を網状に編組したブレ
ード56内に収納され、また、前記先端部2及び湾曲部53
は、外被としての湾曲管ゴム57に被覆されている。この
湾曲管ゴム57の先端部は、前記第1の湾曲駒55に、例え
ば糸巻き後接着剤にて固定されている。
このような構成によれば、なんらかの原因によって電
気回路に故障が生じたり、調整が必要になった場合で
も、カバー部材4、湾曲管ゴム57および第2の導電性部
材43を取り外すことによって容易に電気回路を修理する
ことが可能になる。また、電気回路を第1の導電性部材
42、第2の導電性部材43、蓋44などで包み込みシールド
ライン45aと接続し、先端部本体3と絶縁することによ
って電気回路を挿入部の長手方向に対して平行に配設し
て、先端部外径を太くすることなくシールドを行うこと
ができる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されず、例えばフ
ィルタアレイを用いることによってカラーモザイク方式
等の種々の電子内視鏡に適用できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、基板上に配設さ
れた電子部品が、なんらかの原因により故障した場合で
も、電子部品が先端部外周近傍に位置しているために、
他の内蔵物に影響を与えずに修理を容易に行なうことが
できるという効果がある。また電気回路を挿入部の長手
方向に対して平行に配設して、先端部外径を太くするこ
となくシールドを行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は第1実施例に係り、第1図は内視
鏡先端部の拡大断面図、第2図は第1図のA−A′方向
断面図、第3図は第1図のB−B′方向正面図、第4図
は内視鏡先端部の構成部品の斜視図である。 1……挿入部、2……先端部 3……先端部本体、21……固体撮像素子 24……固体撮像チップ、39……電子部品 43……第2の導電性部材 55……第1の湾曲駒、58……切欠き部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】細長な挿入部の先端部内に固体撮像素子
    と、電気回路部とを有する内視鏡において、前記電気回
    路部を挿入部の長手方向に対して平行且つ、内周壁近傍
    に配置し、第1の湾曲駒の前記電気回路部近傍外殻を一
    部切欠き、該切欠き部をカバー部材で閉塞したことを特
    徴とする内視鏡装置。
JP62054596A 1987-03-10 1987-03-10 内視鏡装置 Expired - Lifetime JP2545533B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP62054596A JP2545533B2 (ja) 1987-03-10 1987-03-10 内視鏡装置

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JP62054596A JP2545533B2 (ja) 1987-03-10 1987-03-10 内視鏡装置

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JPS63220838A JPS63220838A (ja) 1988-09-14
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US7342949B2 (en) 2002-10-21 2008-03-11 Pentax Corporation Laser scanning device

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JP2014226374A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 オリンパス株式会社 内視鏡先端構造および内視鏡
WO2020188687A1 (ja) * 2019-03-18 2020-09-24 オリンパス株式会社 内視鏡の先端枠及び先端ユニット

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