JPH11196831A - 物質の改質材料及び物質の改質方法 - Google Patents

物質の改質材料及び物質の改質方法

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JPH11196831A
JPH11196831A JP10017677A JP1767798A JPH11196831A JP H11196831 A JPH11196831 A JP H11196831A JP 10017677 A JP10017677 A JP 10017677A JP 1767798 A JP1767798 A JP 1767798A JP H11196831 A JPH11196831 A JP H11196831A
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Kenji Nakamura
憲司 中村
Koji Nakamura
興司 中村
Shigeru Matsuo
松尾  茂
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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】 鮮度保持、腐敗防止、糖度又はうま味の
向上のための物質改質材料とその改質方法の提供 【解決手段】 磁場の作用を付加したミネラルと、銀ゼ
オライト抗菌剤からなる鮮度保持、腐敗防止、糖度又は
うま味の向上のなされた食品又は飲料水

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、物質の改質に関
し、主として水又は食品を対象とする物質の改質材料及
び物質の改質方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現代の多様化社会においては、食品など
の消費材料へのニ−ズも多様化し、清潔志向や美味指向
を背景に、腐敗防止などの品質保証はもちろん、鮮度や
旨味などへの要求が強い。かゝるニ−ズに応じるため
に、種々の工夫や改良がなされ、例えば健康食品にみら
れるように大きく宣伝されているが、その開発あるいは
論理的解明は未だ十分でなく、さらなる検討や進展が必
要となっている。
【0003】具体的には、清潔志向を反映して、日常生
活において抗菌剤を用いた抗菌製品は溢れており、これ
に関する特許公報も多数提示され、例えば特開平7−1
09672号公報には銀系無機抗菌剤を使用した、抗菌
性繊維製品が開示されている。また、鮮度保持や腐敗防
止などの効果を強調する食品も多数見られ、特開平2−
167060号公報にはアルミノ珪酸塩担持重金属を使
用した野菜や魚貝類などの食品の鮮度保持剤、特開平3
−148470号公報には無機抗菌剤を使用した葉菜類
の鮮度保持用シ−ト、特開平7−31367号公報には
銀系抗菌剤を使用したキムチの品質保持方法などが開示
されている。さらに、美味指向の代表例として、ミネラ
ルウォタ−に見られる”おいしい水”への需要も非常に
高く、活性炭フィルタ−やフィルタ−繊維などを使用し
た浄水器が流行し、特開昭60−193586号公報に
は殺菌灯と濾過剤を使用した、ミネラルウォタ−製造装
置、実開昭61−899号公報には磁石と麦飯石を備え
た卓上ミネラル製水器などが開示されている。さらにま
た、近年、健康への関心への高まりの風潮により、”健
康に良い水”も流行しており、最近では高機能水や超科
学的な”波動水”という、現在科学では説明できない不
可思議な能力を有す水まで現れ、実開平1−99496
号公報のゼオライト鉱石と磁場を使用する高性能水の処
理装置、特開平5−337475号公報のミネラルを溶
解した水に交番電磁場をかける水溶液の活性化方法など
が開示され、特に注目を浴びようとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように多様化社
会のニ−ズを受けて、食品や飲料水などの”高機能化”
のために、多数の技術が提案されているが、いずれもそ
れらの開発程度は十分でないので、本発明はこれら食品
や飲料水などの”高機能化”の実現を課題とし、さら
に、鮮度や旨味あるいは他の高付加価値化などを一度に
実現することをも併せて目指すものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者などは、上記の
従来の技術を発展させるために、かゝる課題を鋭意に検
討し、食品や飲料水などの”高付加価値化”もしくは”
高機能化”の実現を具現化し、本発明に至った。本発明
は、磁場の作用下におけるミネラルと抗菌剤を用いて物
質の改質をなすことを基本的な特徴とし、その発明の構
成は次の(1)〜(12)に示されるものである。 (1)ミネラルと抗菌剤に対して磁場作用を付加するこ
とを特徴とする物質の改質材料。 (2)上記抗菌剤が、銀ゼオライトである物質の改質材
料。 (3)上記ミネラルが、長石、珪石、安山岩及び粘土質
セラミックから選ばれた一種以上の成分である物質の改
質材料 (4)改質されるべき物質の性質が、鮮度の保持、腐敗
防止、糖度の向上又は旨味の増加である物質の改質材
料。 (5)改質されるべき物質が、食品又は自然水である物
質の改質材料。 (6)改質されるべき物質にミネラルと抗菌剤を付与
し、磁場の作用を付加する物質の改質方法。 (7)磁場の作用を付加したミネラルと抗菌剤を使用す
ることにより改質されるべき物質を処理する上記物質の
改質方法。 (8)自然水を介在させる上記物質の改質方法 (9)抗菌剤が、銀ゼオライトである上記物質の改質方
法。 (10)ミネラルが、長石、珪石、安山岩及び粘土質セラ
ミックから選ばれた一種以上の成分である上記物質の改
質方法 (11)改質されるべき物質の性質が、鮮度の保持、腐敗
防止、糖度の向上又は旨味の増加である上記物質の改質
方法。 (12)改質されるべき物質が、食品又は自然水である上
記物質の改質方法。
【0006】以下において、本発明を詳述する。本発明
は、従来に例をみない新規の物質の改質に関する発明
で、主として食品や自然水の”高機能化”などの物質改
質を具現化するものである。即ち、磁場の作用を付加し
た、ミネラルと抗菌剤からなることを特徴とする、物質
の改質材料における磁場作用の付加とは、磁界の影響下
にその物体を置くことであり、磁界自体、例えば磁石の
上に白紙を乗せ鉄粉を撒けば、磁力線に沿って鉄粉が両
極を結ぶ湾曲線状に並ぶ現象としてよく知られており、
磁石の両極の影響範囲を意味するもので、本発明ではこ
れを利用するものである。磁場は、磁石の外に巻回電流
による電界によっても発生することも周知のことであ
り、広義には地球も北極と南極による磁場の影響下にあ
るが、本発明は磁石と電界による磁場の作用の積極的な
付加、例えば通常の磁石の影響下に、磁場の作用を加え
るべき物体を数秒間置けばよいし、あるいはその物体の
周囲に電界による数ガウスの磁場を発生させる。本発明
では、磁場作用はミネラルと抗菌剤に予め付与しておい
てもよいし、予めミネラルと抗菌剤を含ませた改質すべ
き材料に磁場作用を与えてもよい。
【0007】本発明のミネラルは、好ましくは長石や珪
石や安山岩や粘土質セラミックなどが代表的なものであ
り、平均粒径として数mmから1mμ程度の粒体ないし
粉体を使用する。これらのミネラルは、使用時に炭素や
カルシュウムやマグネシウムやリンや鉄などで代表され
る元素の酸化物や塩化物や炭酸塩などの化合物又はその
混合物であり、こららのミネラル成分が徐々に溶出し、
さらに、鉱物の有す極微量の自然放射線などを放射し
て、本発明における物質の改質をなすものと推定され、
言葉を換えれば、自然の秘めた”ミネラルパワ−”とい
えるかも知れない。これらのミネラル成分は、水分の存
在下では主としてイオンの形で溶出され、これが食品や
飲料水の旨味をかもしだす役割を担っていると考えられ
る。本発明のミネラルは、自然産出のまゝで使用できる
が、焼成炉で数時間焼成してセラミック化した方が好ま
しい。これは、ミネラルに付着した不純物の有機物が焼
失し、さらに、極微量の自然放射線の放射能力が高まる
からである。ミネラルは2種以上の混合物で使用しても
よい。
【0008】抗菌剤は、汎用されており、無機系抗菌剤
が主として使用され、銀や亜鉛や銅などの重金属系のも
のが代表的である。本発明では、主として無機系抗菌剤
を使用し、銀系抗菌剤が殺菌作用において最も効果的で
好ましい。銀系抗菌剤としは、ゼオライトを単体とした
銀ゼオライトが主たるもので、実際には”ゼオミック”
(商品名:シナネンゼオミック株式会社製)や”バクテ
キラ−”(商品名:鐘紡株式会社製)などを使用する。
これらは重金属イオンを担持するゼオライト固体粒子か
らなり、アルミノシリケ−トよりなる天然又は合成ゼオ
ライトが金属イオンの1種又は2種以上をイオン交換し
て担持しているものである。また、銀燐酸ジリコニウム
や銀燐酸カルシウムなども使用可能であるが、銀ゼオラ
イトに比して抗菌性能がやゝ劣る。銀イオンを活性炭や
アパタイトに担持させたものなど、他にも多数知られて
いる。
【0009】本発明における改質対象とする物質の主要
なものは、食品と、飲料水を含む自然水であるが、その
他にも得られた自然水によって鮮度保持としての切り花
や腐敗防止としての動物飼料や成長促進剤としての植物
肥料などに多岐に亘って利用することができる。
【0010】物質の改質すべき性質としては、主として
物質の鮮度の保持又は腐敗防止もしくは糖度の向上ある
いは旨味の増加などが主たるもので、他には植物の成長
促進などにも利用可能である。鮮度の保持は、食品一般
の最も重要な機能であり、特に野菜類や魚貝類の生命で
あり、”みずみずしさ”のフィ−リング、即ち、視覚か
らの新鮮さと味覚からの新鮮さの両方が満たされること
が必須であり、本発明はこれを達成するものである。ま
た、腐敗防止も、同様に食品一般の最も重要な機能であ
り、古来から塩づけや燻製など多くの工夫がなされてい
るが、本発明は食品の鮮度やいわゆる”生”を生かした
まゝ腐敗防止の改質ができる。特に、最近では食品にお
いては、腐敗防止以前の問題として、賞味期限や品質保
証期限が重要となっており、本発明はこの要求にも応え
るものである。さらに、本発明の特異的な機能は、食品
の旨味に関するもので、いわゆるグルメ時代の美味指向
をも満たすものであり、食品の固有の味に加えて不思議
な”旨味”を添えることができるものである。”旨味”
の付与も古来から多くの工夫がなされ、種々の”ダシ”
や調味料として重用されてきたものであり、また、味や
旨味などは個人の嗜好に左右され特定し難たいものであ
るが、本発明はかゝる不確定な要素を超えて味について
も、新しく改質できるものである。さらにまた、本発明
の他の機能として、糖度の向上もあり、糖度の必要な食
品においては、本発明の改質処理により、糖度が向上す
るものである。
【0011】次に、本発明では上述するように、磁場の
作用を付加したミネラルと抗菌剤からなることを特徴と
する物質の改質のための「材料」の発明に加えて、本発
明は、物質にミネラルと抗菌剤を付与し、磁場の作用を
付加することを特徴とする物質を改質にかかる「方法」
の発明をも包含するものである。即ち、上記「方法」に
かかる、物質にミネラルと抗菌剤を予め付与し、磁場の
作用を付加することを特徴とする物質を改質する方法と
は、改質すべき物質に対してミネラルと抗菌剤を付与
し、その前後に磁場の作用を付加する方法であって、改
質対象となる物質あるいはミネラル、抗菌剤、磁場作用
の付加及び物質の改質すべき性質などについては上述す
るところのものである。さらに、本発明は、磁場作用を
付加したミネラルと抗菌剤とから成る改質材料によって
水道水を含む自然水を処理し、その処理水により物質を
改質する方法、及び磁場の作用を付加したミネラルと抗
菌剤により処理した処理水をも別の発明として包含す
る。
【0012】本発明の実施においては、「物質の改質材
料」の発明では、ミネラルと抗菌剤は直接に、改質すべ
き物質に添加してもよいし、ミネラルと抗菌剤とを、孔
あきパック袋のような袋詰めにして使用してもよく、ミ
ネラルと抗菌剤とをデンプンのような水溶性バインダ−
で固形化してもよい。ミネラルは上記のような粒体ない
し粉体で使用し、抗菌剤は市販のものが好都合であり、
これは、通常、粉体である。孔あきパック袋の代わり
に、不織布の袋でもよく、いずれにしろ、袋詰めで使用
すると、食品や飲料水から使用後に除去しやすく便利で
ある。本発明で使用する使用するミネラルと抗菌剤の割
合は、重量比で、1:10〜10:1程度が好ましく、
改質すべき物質への添加量は、0.01重量%〜5重量
%が好ましく、0.01重量%より少ないと、効果が乏
しくなり、5重量%より多くても効果は変わらない。
【0013】
【発明の作用】本発明においては、ミネラルがミネラル
成分の溶出や極微量の自然放射線の放出を行ない、抗菌
剤が殺菌作用などを行なって、基本的な物質の改質作用
をなすものであるが、さらに磁場の作用を付加すること
により、磁力線の影響をミネラルと抗菌剤に与え、磁力
線が、ミネラルのミネラル成分の溶出や、ミネラルから
の極微量の自然放射線の放出を促し、また、抗菌剤の担
持体からの殺菌性イオンの放出を促し、殺菌反応機構に
触媒的加担をなして、物質の改質を促進するものと推定
される。また、改質されるべき物質にも磁場の作用が付
加されると、磁力線がその物質にも影響を与え物質の物
理的構造に振動などの変化を起こし、改質作用を促進す
るものと考えられる。
【0014】本発明の食品や飲料水においては、このよ
うな改質作用が、鮮度の保持や腐敗防止や糖度の向上や
旨味の増加などの形となって顕出する。この詳しいメカ
ニズムは不明であるが、抗菌剤の殺菌作用が直接に鮮度
の保持や腐敗防止に関与し、ミネラルからの極微量の自
然放射線や磁力線が、食品のミクロな内部変化の停止を
行ない鮮度を保持すると推量される。さらに、ミネラル
から溶出するミネラル成分の旨味付与作用に加えて、付
加される磁力線やミネラルからの極微量の自然放射線
が、食品や飲料水などのミクロな内部構造に微妙な変化
を与え、旨味現出機構を活性化し、また糖度の向上を醸
しだすものと考えられる。
【0015】磁場の作用を付加した、ミネラルと抗菌剤
により自然水を処理し、この処理水により物質を改質す
る場合には、自然水が同様に、付加される磁力線やミネ
ラルからの極微量の自然放射線や抗菌剤の殺菌作用など
により作用を受け、ミクロな内部構造に微妙な変化が与
えられ、物質の改質を行なう”活性水”になるものと考
えられる。また、自然水中に微量に含まれる常磁性体が
磁性化され、上記活性化の作用に含まれるものと考えら
れる。ここで得られる”活性化水”は、いわゆる、機能
水の一部と言うことができる。
【0016】
【実施の態様】次に、実施例に基いて、本発明の実施の
態様を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定され
るものではない。
【実施例1】A.ミネラル 珪素、アルミニウム、カルシウム、鉄、マグネシウム、
カリウム、ナトリウム、を含む酸化物である石英安山岩
の粉砕物で平均粒子径が1〜4μにした鉱石微粒子を使
用した。 B.抗菌剤 銀ゼオライトとしてゼオミックAJ−10N(シナネンゼ
オミック株式会社製品) を使用した。 C.改質材料の製造 精製水1Lに上記鉱石微粒子3gとゼオミックAJ−10
N2gをステンレス容器に入れて90℃で撹拌混合し、更
に容器の側面から 12000ガウスの磁石10個を用いて1時
間磁場処理を行った。この処理水にコットン不織布(目
付60g/m2) に浸漬して絞りロールを用いて含液率 200%
に絞って乾燥して新鮮保持用の改質材料シートを得た。
【0017】鮮度保持テスト ポリエチレンの容器に入れた「いちご」20パックを用意
して、10パックを上記の鮮度保持用の改質材料シートに
包んで冷蔵庫に保管した。半分の10パック(比較例)は
包まないで別に冷蔵庫に保管した。
【0018】評価結果 以下に見られるように鮮度保持及び旨味の増加に有効で
あった。
【表1】
【0019】
【実施例2】A.ミネラル 珪素、アルミニウム、カルシウム、鉄、マグネシウム、
カリウム、ナトリウム、を含む酸化物である石英安山岩
60%長石20%珪石20%の粉砕物で平均粒子径1〜4μに
した鉱石微粒子を使用した。 B.抗菌剤 銀ゼオライトとしてゼオミックAJ−10N (シナネンゼ
オミック株式会社製品) を使用した。 C.改質材の製造 精製水1Lに上記鉱石微粒子3gとゼオミックAJ−10N
2gをステンレス容器に入れて90℃で撹拌混合し、更に
容器の側面から 12000ガウスの磁石10個を用いて1時間
磁場処理を行った。この処理水を1日放置して沈殿物を
除去し自然水の改質をした。
【0020】化粧水テスト この改質水をスプレーによりアトピーの著しい肌に噴霧
して手で均一にこすり乾燥後の肌の状態を観察し2週間
継続した。なお、比較例として精製水、市販のスキンケ
ヤー水を用いて同様のテストを行った。
【0021】評価結果 以下に見られるように実施例によれば、肌の保湿性と平
滑性に優れた2週間の継続使用でアトピー部の治癒が認
められた。
【表2】
【0022】
【実施例3】A.ミネラル 珪素、アルミニウム、カルシウム、鉄、マグネシウム、
カリウム、ナトリウム、を含む酸化物である石英安山岩
60%長石20%珪石20%の粉砕物で平均粒子径5〜8mmに
した粉砕した鉱石を使用した。 B.抗菌剤 銀ゼオライトとしてバクテキラーBM 102B (カネボウ
合維株式会社製品) を使用した。 C.改質材の製造 上記鉱石粉砕物30gにバクテキラーBM 102B10gを混
合して100 Vの巻回電流により50ガウスの磁場で30分磁
場処理をした。これを椰子殻活性炭50gに混合して冷蔵
庫に入れた。なお、比較例として椰子殻活性炭50gのみ
を別途冷蔵庫に入れて効果を比較した。
【0023】評価結果 以下に見られるように実施例によれば、冷蔵庫に入れた
野菜、肉類、の鮮度保持に顕著な効果が認められた。
【表3】
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかわる、物質
の改質材料及び物質を改質する方法は、物質の改質とい
う新規で特異的であり、日常生活に非常に役立つ技術を
提供するもので、特に、食品や飲料水などの、鮮度の保
持、腐敗防止、糖度の向上や旨味の増加などにおいて顕
著な効果を奏すものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A23L 1/025 A23L 1/025 C02F 1/48 C02F 1/48 A 1/50 510 1/50 510A 520 520B 531 531E 540 540F 560 560G 560Z 1/68 510 1/68 510B 520 520N 520V 540 540F 540G (72)発明者 中村 憲司 大阪府大阪市東淀川区西淡路6丁目3番41 号 中村物産株式会社淡路工場内 (72)発明者 中村 興司 大阪府大阪市東淀川区西淡路6丁目3番41 号 中村物産株式会社淡路工場内 (72)発明者 松尾 茂 愛媛県越智郡菊間町佐方58ミネラル鉱石セ ラミックス研究所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミネラルと抗菌剤に対して磁場作用を付
    加することを特徴とする物質の改質材料。
  2. 【請求項2】 抗菌剤が、銀ゼオライトであることを特
    徴とする請求項1に記載の物質の改質材料。
  3. 【請求項3】 ミネラルが、長石、珪石、安山岩及び粘
    土質セラミックから選ばれた一種以上の成分であること
    を特徴とする請求項1又は2の物質の改質材料。
  4. 【請求項4】 改質されるべき物質の性質が、鮮度の保
    持、腐敗防止、糖度の向上又は旨味の増加であることを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の物質の改
    質材料。
  5. 【請求項5】 改質されるべき物質が、食品又は自然水
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれ
    かに記載の物質の改質材料。
  6. 【請求項6】 改質されるべき物質にミネラルと抗菌剤
    を付与し、磁場の作用を付加することを特徴とする物質
    の改質方法。
  7. 【請求項7】 磁場の作用を付加したミネラルと抗菌剤
    を使用することにより、改質されるべき物質を処理する
    ことを特徴とする物質の改質方法。
  8. 【請求項8】 自然水を介在させることを特徴とする請
    求項7の物質の改質方法。
  9. 【請求項9】 抗菌剤が、銀ゼオライトであることを特
    徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の物質の改質
    方法。
  10. 【請求項10】 ミネラルが、長石、珪石、安山岩及び粘
    土質セラミックから選ばれた一種以上の成分であること
    を特徴とする請求項6乃至9の物質の改質方法。
  11. 【請求項11】 改質されるべき物質の性質が、鮮度の保
    持、腐敗防止、糖度の向上又は旨味の増加である請求項
    6乃至10のいずれかに記載の物質の改質方法。
  12. 【請求項12】 改質されるべき物質が、食品又は自然水
    であることを特徴とする請求項6乃至請求項11のいずれ
    かに記載の物質の改質方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002079068A (ja) * 2000-09-11 2002-03-19 Mikio Kobayashi 気液混合流体分散装置
JP2006006172A (ja) * 2004-06-24 2006-01-12 Tocera:Kk 家畜、家禽用添加剤

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