JPH1119672A - 活性汚泥濾過装置 - Google Patents
活性汚泥濾過装置Info
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- JPH1119672A JPH1119672A JP9177201A JP17720197A JPH1119672A JP H1119672 A JPH1119672 A JP H1119672A JP 9177201 A JP9177201 A JP 9177201A JP 17720197 A JP17720197 A JP 17720197A JP H1119672 A JPH1119672 A JP H1119672A
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Abstract
好な活性汚泥の付着物層を形成させて、活性汚泥を効率
的に分離することにより、高水質処理水を安定に得る。 【解決手段】 生物反応槽31内に浸漬配置する濾過体
ユニット30の濾過体同士の間隔を8mm以上とする。 【効果】 濾過体同士の間隔が8mm以上であれば、実
用的な濾過流速0.1〜0.3m/secにおいて、良
好なダイナミック濾過層を形成できる。
Description
係り、特に、生物反応槽内に浸漬配置した複数の濾過体
により、活性汚泥を効率的に分離して生物処理水を得る
活性汚泥濾過装置に関する。
する活性汚泥などの生物処理装置では、生物汚泥を固液
分離するために沈殿池等の沈降分離手段を用いることが
あるが、生物反応槽の後段に沈殿池を設けた従来の生物
処理装置では、次のような問題がある。
処理では汚泥の分離性能に限界があり、流入負荷の変動
時やバルキング発生時等に処理水質が悪化する。このた
め、高度な処理水質が要求される場合には沈殿池の後段
に更に急速濾過機やストレーナー等の設備が必要であ
る。 最終沈殿池で分離した生物汚泥を生物反応槽に返送
する操作も必要とされる。 汚泥返送操作や汚泥濃度管理を行っても、最終沈殿
池でスカムが発生したり、汚泥が浮上したりする等のト
ラブルが発生し、水質が悪化する場合が多い。 沈殿池は、大きな設備スペースを必要とする。 上記の沈降分離の代りに、生物汚泥を限外濾過(UF)
膜や精密濾過(MF)膜により膜分離する場合もある。
この膜分離処理によれば、沈殿池のような大きなスペー
スを必要とすることなく、SSが高度に除去された高水
質処理水を得ることができる。
離処理では、消費動力が大きい上に、膜で阻止した物質
(この膜汚染物質は、高分子状の微生物代謝産物などが
主体となっている。)により膜が汚染され、膜孔の閉塞
で濾過性能が低下するため、定期的な薬品洗浄が必須で
あるという欠点がある。
するものとして、濾布を備える濾過体を生物反応槽に浸
漬配置し、この濾過体の濾布を通過した濾過水を処理水
として取り出すことで、生物汚泥を固液分離する活性汚
泥濾過装置が提案されている。通常の場合、濾過体は、
生物反応槽内に複数個浸漬配置され、各濾過体から処理
水の取り出しを行っている。
の進行により濾過体の濾布表面に形成された活性汚泥粒
子の付着物層(ダイナミック濾過層。以下、単に「濾過
層」と称する場合がある。)によって行われている。即
ち、濾過体の濾布は、実質的には活性汚泥粒子を通過さ
せる、金属や高分子繊維の不織布よりなる厚み1mm以
下のものであるが、濾過の駆動圧が小さい条件下におい
て、濾布の表面に活性汚泥粒子の付着物層が形成され、
この付着物層により活性汚泥粒子の通過を阻止すること
ができるようになる。
おいては、濾過体の濾布の表面に濾過層としての活性汚
泥粒子の付着物層を活性汚泥の濾過に適当な厚さ及び圧
密度等となるように効率的に形成させることが、活性汚
泥粒子の通過を確実に阻止して良好な水質の処理水を安
定に得る上で重要となる。
過装置において、生物反応槽内に浸漬配置する濾過体の
数を増やすことにより、採水量が多くなり、処理効率が
向上する上に、単位面積当りの濾過体の個数が増え、結
果として省スペース化を図ることができるが、生物反応
槽内の濾過体の設置数が過度に多くなると、活性汚泥の
濾過に有効な濾過層を形成させることができなくなり、
処理水質が悪化したり処理水量が著しく低下したりする
という問題が生じていた。
反応槽に浸漬配置した複数の濾過体に良好な活性汚泥の
付着物層を形成させて、活性汚泥を効率的に分離するこ
とにより、高水質処理水を安定に得ることができる活性
汚泥濾過装置を提供することを目的とする。
置は、生物反応槽内の活性汚泥混合液内に、活性汚泥が
通過する複数の濾過体を浸漬配置し、該濾過体に生物汚
泥の付着物層を形成させて該活性汚泥混合液を濾過する
活性汚泥濾過装置において、該濾過体同士の間隔が8m
m以上であることを特徴とする。
は、濾過体の不織布(濾布)表面に活性汚泥の粒子やフ
ロックが緩やかに層を形成する必要があるが、活性汚泥
混合液の流速(クロスフロー流速)が速すぎると不織布
面に剪断力が強く働くため、良好なダイナミック濾過層
が形成されず、従って、活性汚泥粒子や濁質が不織布を
通過して濾過水中に混入し良好な水質の処理水が得られ
ない。
して0.4m/sec前後であり、これ以下の流速であ
れば、不織布面に活性汚泥の粒子やフロックが緩やかに
層を形成し、良好な処理水を得ることができる。
フロー流速とダイナミック濾過層の形成状況について鋭
意研究を重ねた結果、生物反応槽内に複数の濾過体を設
置した場合、隣り合う濾過体同士の間隔が狭い場合に
は、クロスフロー流速を小さくしないとダイナミック濾
過層が形成されないことを知見した。これはクロスフロ
ー流速に応じてダイナミック濾過層に応力(ずり速度)
がかかるが、その応力は濾過体間の距離に反比例するか
らであり、濾過体同士の間隔を8mm以上とするとダイ
ナミック濾過層への応力の影響が少なく実用的なクロス
フロー流速で使用することができることが見出された。
濾過体同士の間隔が狭いとダイナミック濾過層を形成す
るには上記流速を低くしなければならなくなる。ダイナ
ミック濾過層が形成できる流速の上限は、濾過体同士の
間隔8mm以下において、その間隔に比例して低くな
る。これは、ずり速度と呼ばれる応力が不織布面に働く
ためである。このずり速度は下式(1)で表され(W.F.
Blatt et al.,MembraneScience and Technology, Ed.by
J.E.Flinn, Prenum Press, 47(1970))、ずり速度は濾
過体同士の間隔が小さいほど大きくなることがわかる。
ナミック濾過層が形成でき、良好な濾過水が得られる。
も、クロスフロー流速を遅くすればダイナミック濾過層
を形成できるが、例えば、0.05m/sec未満の流
速にすると濾過体を浸漬した生物反応槽内で活性汚泥が
沈積する恐れがあり、運転に支障をきたす。このため、
濾過層を形成でき、なおかつ、活性汚泥沈積の問題もな
い流速はごく限られた範囲となる。このように採用可能
な濾過流速が狭い範囲に制限されることは運転管理が難
しくなるため好ましいことではない。また、下水処理の
ような、通常の活性汚泥処理法では曝気量は負荷などに
より変動するが、曝気槽の下降流速部に濾過体を浸漬し
ている場合には、濾過体間を通過するクロスフロー流速
はほぼ0.1〜0.3m/secであることが多い。従
って、ダイナミック濾過層を形成する濾過流速もこの範
囲であると安定な濾過が可能であるため、極めて有利で
ある。
は、膜面でのケーキ層生成や膜汚染物質付着防止のため
に活性汚泥混合液の流速を大きくする必要があり、前記
ずり速度は、し尿処理の槽外型のUF膜濾過で1000
〜2500sec-1、省エネルギーと言われているMF
膜を用いる浸漬吸引濾過でも400〜500sec-1以
上である。
布面に活性汚泥の緩やかな濾過層を形成させることによ
り行われるため、従来の槽外型のUF濾過や、MF膜を
用いた曝気層浸漬型の膜濾過法のように、膜面の汚染を
防ぐために、下方よりの強曝気等による強い剪断力を付
与する必要がなく、逆にこのような剪断力は濾過の阻害
となる。
過法は、濾過水を得るためや汚染防止のためのエネルギ
ーを殆ど必要としない運転が可能となる点からも好まし
い方法である。
性汚泥濾過装置の実施の形態について説明する。
泥濾過装置で用いられる濾過体について説明する。
好適な濾過体の一例を示す図であって、各々、(a)図
は一部切欠正面図、(b)図は(a)図のB−B線に沿
う模式的な断面図である。
にスペーサ3を介して不織布4を取り付け、取付枠5で
固定したものである。支持体2にはその厚さ方向に両板
面に連通する連通管21が2箇所に設けられている。こ
の連通管21に支持体2の底部の端面側から連通する、
洗浄水流入管を兼ねる濾過水取出管22が設けられてい
る。
その不織布4Aに対面する部分が空洞部2Bとなる枠状
部材からなる。この空洞部2Bを塞ぐようにスペーサ3
Aを介して不織布4Aが取り付けられ、取付枠5Aで固
定されている。また、支持体2Aの上部の端面側から支
持体2Aの空洞部2Bに連通する洗浄水流入管22Aが
2本設けられ、支持体2Aの底部の端面側から支持体2
Aの空洞部2Bに連通する濾過水取出管22Bが2本設
けられている。
を支持し、活性汚泥濾過装置内に浸漬配置された際の水
圧に耐え得る十分な剛性を有するものであれば良く、特
に制限はないが、例えば銅等の金属、ABS樹脂、ポリ
エステル等の合成樹脂、或いは、酸化アルミニウム等の
セラミックスなどで構成された板状体又は枠状体が好適
である。
テル、ポリプロピレン等の高分子材料よりなるものであ
って、分離粒径30μm以上、好ましくは30〜100
0μmの目開きを有し、厚さが2mm以下、特に0.1
〜1mmのものが不織布の目詰りを防止して安定な濾過
を行う上で好ましい。
のものを用いることができる。なお、図1に示す如く板
状の支持体2を採用する場合には、不織布4と支持体2
との間の濾過体の流路を確保するために、ハニカムネッ
トスペーサのようなものが好適である。図2に示す如く
空洞部2Bを有する支持体2Aの場合には、金網状のス
ペーサで良い。
4,4Aを通過した濾過水は、連通管21及び取出管2
2を経て、或いは、支持体2Aの空洞部2B及び取出管
22Bを経て取り出される。
ち濾過水の流れの悪い部分に少しずつ濁質や活性汚泥粒
子が蓄積され、濾過性能が悪くなった場合には、これら
を濾過体内から排除するために、洗浄水を供給して濾過
体内を洗浄する。即ち、図1の濾過体1では、洗浄水を
取出管22から供給し、連通管21を経て不織布4を通
過させることにより、取出管22、連通管21やスペー
サ3或いはスペーサ3と支持体2又は不織布4との間の
濁質等を不織布4を通して活性汚泥濾過装置の反応液側
へ排出する。また、図2に示す濾過体1Aでは、洗浄水
を流入管22Aより供給し、取出管22Bより排出する
ことで濾過体1A内の濁質等を洗い出す。
物反応槽内に複数個並列させて浸漬配置するが、その場
合、濾過体の設置方法としては、次のような方法を採用
することができる。
1,2に示すような濾過体6A,6B,6C,6Dを支
持して固定する。 図4(a)(平面図),(b)(側面図)に示す如
く、濾過体11A,11B,11C,11Dを適当な間
隔で並設し、各濾過体11A〜11Dの上部に設けられ
た洗浄水流入管12A,12B,12C,12Dを連通
する洗浄水流入集合管13と、各濾過体11A〜11D
の下部に設けられた濾過水取出管14A,14B,14
C,14Dを連通する濾過水取出集合管15で濾過体1
1A〜11Dを連結する。
のものに限らず、図5に示す如く、濾布を円筒状に成形
した円筒状濾過体7A,7B,7Cであっても良い。
3,4の板状濾過体においては隣接する濾過体の濾布表
面同士の間隔d、図5の円筒状濾過体においては円筒表
面の最短距離d)は8mm以上の値で、原水水質、処理
水の許容水質(濁度)、その他の通水条件等により決定
されるが、好ましくは10mm以上、より好ましくは1
2mm以上である。濾過体同士の間隔が8mm以上であ
れば、濾過流速0.05〜0.3m/secの範囲で良
好なダイナミック濾過層が形成され高水質の濾過水を効
率的に得ることができる。
ミック濾過層の形成には有利であるが、生物反応槽内に
多数の濾過体を浸漬配置して省スペース化を図る点から
は、濾過体同士の間隔は100mm以下とするのが好ま
しい。
の形態を示す図6を参照して本発明の活性汚泥濾過装置
による処理方法を説明する。
過体同士の間隔が8mm以上となるように連結して、濾
過体ユニット30とし、これを生物反応槽31の一側部
に浸漬配置した。用いた各濾過体の構成は図2に示す通
りである。また、その連結構造は、図4に示す通りであ
る。なお、図6の30Aは濾過水取出集合管、30Bは
洗浄水流入集合管である。
に必要な酸素を供給するための散気管32が設けられて
いる。また、濾過体ユニット30の下方には通気管33
が設けられている。34は仕切壁である。
理水槽35内の処理水を給水ポンプ36で汲み上げて給
水槽37に貯留し、この水を洗浄水流入集合管30Bを
経て濾過体ユニット30の各濾過体に供給するように構
成されている。
(生物反応処理時)には、生物反応槽31に原水を供給
すると共に、散気管32から空気等の酸素含有ガスを散
気して生物処理を行い、生物処理液を濾過体ユニット3
0で水頭差ΔHによる駆動力で濾過を行い、処理水(濾
過水)を濾過水取出集合管30Aを経て処理水槽35に
導入する。即ち、生物反応槽31の水位よりも処理水槽
35の水位を低水位とし、この水頭差ΔHを駆動力とし
て濾過を進行させる。
30の各濾過体の不織布面に形成された濾過層が圧密化
し、濾過抵抗が増大し、濾過水量が低下してくるため、
定期的に濾過体のガス洗浄を行う。即ち、バルブV1 を
開いて通気管33より曝気を行うことにより、濾過体の
不織布表面の濾過層を気液混合流の掃流で洗浄除去す
る。なお、このガス洗浄時には、通常、散気管32から
の散気は停止する。このようにガス洗浄時に散気を停止
するようにすることにより、散気管32と通気管33と
で空気供給用のブロワ等を共用することができる。
は、上記ガス洗浄と同時に行っても良く、ガス洗浄とは
別に独立して行っても良い。
ると共に、バルブV2 を開として、給水槽37内の水を
洗浄水として自然流下で洗浄水流入集合管30Bを経て
濾過体ユニット30内に供給する(なお、この洗浄水の
供給は処理水槽35から給水ポンプ36より、直接行っ
ても良い。)。この洗浄水の一部は不織布を通過して生
物反応槽31の液側に流出し、その過程で濾過体内の濁
質等を排出する。また、洗浄水の残部は濾過水取出集合
管30Aより排出され、その過程で濾過体内の濁質等を
処理水槽35側へ排出する。この排出液は、再度処理を
要する場合には、バルブV4 を開として給水ポンプ36
で原水槽(図示せず)又は生物反応槽31に返送され
る。
明の一実施例であって、本発明はその要旨を超えない限
り、何ら図示のものに限定されるものではない。生物反
応槽に浸漬する濾過体の個数や濾過水の採水方法、散気
管や通気管の配置等も任意である。
説明する。
定性との関係を調べた。
m3 )41、好気槽(有効容積1.4m3 )42及び沈
殿槽(有効容積0.27m3 )43を有する循環法によ
る硝化・脱窒装置であって、好気槽42の一方の側に濾
過体44を浸漬し、この濾過体44の下部に洗浄用の散
気管45を設け、他方の側に仕切壁46を介して曝気用
の散気管47を設けてある。
る。
プ、Bはブロワ、Mはモータを示す。
に示す構成の濾過体を8個所定の間隔で並設した。この
濾過体の仕様は次の通りである。
7 WTD) 目付量15g/m2 分離粒径100μm 厚さ0.11mm 濾過体1個当りの濾過有効面積約0.4m2 濾過の駆動圧は好気槽42の水位と濾過水取出管50の
出口部の水位との水位差とし、この取出管50の高さに
より圧力を調整した。
原液を配管51より導入すると共に、配管52より希釈
水(水道水)を導入して希釈したものを連続通水した。
に示す通りであり、表3に示すような負荷量となるよう
に導入した。
42に送給し、好気槽42の液の一部は配管54により
嫌気槽41に返送した。
55で抜き出して沈殿槽43に送給することにより、原
水負荷量が一定となるように調整した。
外へ排出される。また、分離汚泥の一部は配管57より
嫌気槽41に返送され、残部は配管58より系外へ排出
される。
汚泥混合液の流速を表4に示す値に変更し、下記条件で
処理を行い、その時の濾過水の平均濁度を調べ、結果を
表4に示した。
47の曝気を停止し、散気管45からの散気でガス洗浄
を行った。このとき、濾過水の取り出しは停止した。
混合液の流速が0.1m/secにおいては不織布面に
ダイナミック濾過層が形成され、良好な濾過水が得られ
るが、0.2m/secではダイナミック濾過層が形成
されず高濁度の濾過水となっている。
であれば、0.3m/secまで比較的良好な濾過水が
得られ、特に、間隔12mm,20mmでは、活性汚泥
混合液の流速が0.3m/secまで不織布面に良好な
ダイナミック濾過層が形成され低濁度の濾過水が得られ
ている。ただし、流速0.4m/secではダイナミッ
ク濾過層が形成されず高濁度の濾過水となっている。
場合によっては50以下に設定される場合が多く、濾過
体同士の間隔が8mm以上であれば、流速が0.05〜
0.3m/secの範囲で所定以下の濁度の濾過水が得
られ、特にこの間隔が12mm以上であればより良好な
結果が得られることが明らかである。
隔を40mmとした場合について、濾過流束の経時変化
及び濾過水の濁度(濾過体の洗浄150分後の濁度)の
経時変化をそれぞれ図8,9に示した。
2.0m/dayにおいて1000時間以上の安定した
濾過が可能であり、濾過水の濁度も良好に維持されるこ
とがわかる。
過装置によれば、生物反応槽に浸漬配置した複数の濾過
体に良好な活性汚泥の付着物層を形成させて、活性汚泥
を効率的に分離することにより、高水質処理水を長期に
わたり安定に得ることができる、省スペース、省エネル
ギーの活性汚泥濾過装置が提供される。
す図であって、(a)図は一部切欠正面図、(b)図は
(a)図のB−B線に沿う断面図である。
示す図であって、(a)図は一部切欠正面図、(b)図
は(a)図のB−B線に沿う断面図である。
断面図である。
す図であって、(a)図は平面図、(b)図は側面図で
ある。
を示す平面図である。
断面図である。
の経時変化を示すグラフである。
濁度の経時変化を示すグラフである。
Claims (2)
- 【請求項1】 生物反応槽内の活性汚泥混合液内に、活
性汚泥が通過する複数の濾過体を浸漬配置し、該濾過体
に生物汚泥の付着物層を形成させて該活性汚泥混合液を
濾過する活性汚泥濾過装置において、 該濾過体同士の間隔が8mm以上であることを特徴とす
る活性汚泥濾過装置。 - 【請求項2】 請求項1において、濾過体同士の間隔が
8〜100mmであることを特徴とする活性汚泥濾過装
置。
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ID=16026951
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