JPH11196546A - 磁気浮上式鉄道用地上コイル - Google Patents

磁気浮上式鉄道用地上コイル

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JPH11196546A
JPH11196546A JP35917997A JP35917997A JPH11196546A JP H11196546 A JPH11196546 A JP H11196546A JP 35917997 A JP35917997 A JP 35917997A JP 35917997 A JP35917997 A JP 35917997A JP H11196546 A JPH11196546 A JP H11196546A
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JP
Japan
Prior art keywords
conductors
transposed
conductor
ground coil
displaced
Prior art date
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Pending
Application number
JP35917997A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Koike
正敏 小池
Tomomichi Koide
智通 小出
Motoaki Terai
元昭 寺井
Takeshi Umeki
健 梅木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Central Japan Railway Co
Original Assignee
Hitachi Ltd
Central Japan Railway Co
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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
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  • Linear Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の導電体を複数回巻回しし、これを連続し
て複数段重ね、段移動部を転位させる場合、転位させる
導電体の角度を変えることによって、導電体自身の強度
を損なわず、かつ、導電体を転位させるための転位範囲
を極力最小限に調節することができる磁気浮上式鉄道用
地上コイルを提供する。 【解決手段】地上コイル1,2は、転位部(段移動部)
で転位している導電体3a,3bにより成り立っている
導電体コイル3と、転位部(段移動部)で転位している
導電体4a,4bにより成り立っている導電体コイル4
と、転位部(段移動部)で転位している導電体5a,5
bにより成り立っている導電体コイル5とを2段に重ね
ることによって成形されている。 【効果】導電体自身の強度を損なわず、かつ、導電体を
転位させるための転位範囲を極力最小限に調節すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は段移動部を転位する
磁気浮上式鉄道用地上コイルに関し、特に、導電体の強
度を損なわずに転位する磁気浮上式鉄道用地上コイルに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような方法を用いる磁気浮上
式鉄道用地上コイルとしては、図7に示すように、段移
動部を転位させるために、転位させる導電体3a−3
b,4a−4b,5a−5bの転位角度qを同一にして
転位させているものが知られている。これによれば、転
位電線を使用しなくても導電体の位置を入れ換えること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の磁気浮上式鉄道用地上コイルでは、転位させる導
電体の角度が同一のため、導電体自身に無理な力が加わ
り強度を損なう可能性がある。また、強度を損なわない
ようにするために、角度を小さくしようとすると、導電
体を転位させるための転位範囲を大きくとる必要性がで
てくる。
【0004】本発明は、転位させる導電体の角度を変え
ることによって、導電体自身の強度を損なわず、かつ、
導電体を転位させるための転位範囲を極力最小限に調節
することができる磁気浮上式鉄道用地上コイルを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気浮上式鉄道
用地上コイルは、複数の導電体を複数回巻回しし、これ
を連続して複数段重ね、段移動部を転位する場合、転位
させる複数の導電体の角度を変えて転位することを特徴
とする。
【0006】また、本発明の磁気浮上式鉄道用地上コイ
ルは、複数の導電体を複数回巻回しし、これを連続して
複数段重ね、段移動部を転位する場合、転位させる複数
の導電体のうち数本の導電体は同じ角度で転位させ、残
りの数本の導電体の角度は変えて転位することを特徴と
する。
【0007】また、本発明の磁気浮上式鉄道用地上コイ
ルは、複数の導電体を複数回巻回しし、これを連続して
複数段重ね、段移動部を転位する場合、転位させる複数
の導電体のうち最内側で転位させた導電体の上で残りの
導電体のうちの1本だけを同じ角度で転位させ、その他
の残りの数本の導電体は他の所で角度を変えて転位する
ことを特徴とする。
【0008】また、本発明の磁気浮上式鉄道用地上コイ
ルは、複数の導電体を複数回巻回しし、これを連続して
複数段重ね、段移動部を転位する場合、転位させる複数
の導電体の転位長さのピッチを同一にし、導電体の角度
を変えて転位することを特徴とする。
【0009】本発明の磁気浮上式鉄道用地上コイルにお
いては、複数の導電体を複数回巻回しし、これを連続し
て複数段重ね、段移動部を設けて転位する場合、そこで
転位させる導電体の角度を変えることによって、導電体
自身の強度を損なわず、かつ、導電体を転位させるため
の転位範囲を極力最小限に調節することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
を参照して説明する。
【0011】図1は、本発明の第1実施例にかかる磁気
浮上式鉄道用地上コイルの説明図で、(a)が転位部の
詳細を示す平面の拡大図、(b)が転位部の詳細を示す
正面の拡大図である。
【0012】これらの図において、地上コイル1,2
は、転位部(段移動部)で転位している導電体3a,3
bにより成り立っている導電体コイル3と、転位部(段
移動部)で転位している導電体4a,4bにより成り立
っている導電体コイル4と、転位部(段移動部)で転位
している導電体5a,5bにより成り立っている導電体
コイル5とを2段に重ねることによって成形されてい
る。導電体コイル3,4,5のうち、転位に使用されて
いる導電体3a−3b,4a−4b,5a−5bの転位
角度a,b,cは、a<b<cの関係にあり、内側より
も外側の角度の方を大きくとっているため、導電体自身
に無理な力がかからないので強度を損なわず、かつ、導
電体を転位させるための転位範囲を極力最小限に調節す
ることができる。
【0013】図2は、本発明の第2実施例にかかる磁気
浮上式鉄道用地上コイルの説明図である。なお、図1に
示す第1実施例の構成要素と同一のものには同一符号を
付している。また、図1と同一図、例えば、地上コイル
1,2は、図1を参照にして説明する。これらの図にお
いて、地上コイル1,2は、転位部(段移動部)で転位
している導電体3a,3bにより成り立っている導電体
コイル3と、転位部(段移動部)で転位している導電体
4a,4bにより成り立っている導電体コイル4と、転
位部(段移動部)で転位している導電体5a,5bによ
り成り立っている導電体コイル5とを2段に重ねること
によって成形されている。導電体コイル3,4,5のう
ち、転位に使用されている2本の導電体3a−3b,4
a−4bの転位角度dを同一にし、転位に使用されてい
る残りの導電体5a−5bの転位角度eとの関係をd<
eとする。ゆえに、転位角度を変えることによって導電
体自身に無理な力がかからないので強度を損なわず、か
つ、導電体を転位させるための転位範囲を極力最小限に
調節することができる。
【0014】図3は、本発明の第3実施例にかかる磁気
浮上式鉄道用地上コイルの説明図である。なお、図1に
示す第1実施例の構成要素と同一のものには同一符号を
付している。また、図1と同一図、例えば、地上コイル
1,2は、図1を参考にして説明する。これらの図にお
いて、地上コイル1,2は、転位部(段移動部)で転位
している導電体3a,3bにより成り立っている導電体
コイル3と、転位部(段移動部)で転位している導電体
4a,4bにより成り立っている導電体コイル4と、転
位部(段移動部)で転位している導電体5a,5bによ
り成り立っている導電体コイル5とを2段に重ねること
によって成形されている。導電体コイル3,4,5のう
ち、転位に使用されている一番内側の導電体3a−3b
は平行移動するだけで段移動できるため、その上に次の
側の導電体4a−4bを転位角度fを同一にして転位さ
せる。残りの導電体5a−5bを他の所で転位角度gに
て転位させ、転位角度f,gとの関係をf<gとする。
転位角度を変えると導電体自身に無理な力がかからない
ので、強度を損なわず、かつ、導電体を転位させるため
の転位範囲を極力最小限に調節することができる。
【0015】図4は、本発明の第4実施例にかかる磁気
浮上式鉄道用地上コイルの説明図である。なお、図1に
示す第1実施例の構成要素と同一のものには同一符号を
付している。また、図1と同一図、例えば、地上コイル
1,2は、図1を参考にして説明する。これらの図にお
いて、地上コイル1,2は、転位部(段移動部)で転位
している導電体3a,3bにより成り立っている導電体
コイル3と、転位部(段移動部)で転位している導電体
4a,4bにより成り立っている導電体コイル4と、転
位部(段移動部)で転位している導電体5a,5bによ
り成り立っている導電体コイル5とを2段に重ねること
によって成形されている。導電体コイル3,4,5のう
ち、転位に使用されている一番内側の導電体3a−3b
は平行移動するだけで段移動できるため、転位角度hに
て転位させ、その上に次の側の導電体4a−4bの転位
角度iを大きくして転位させる。残りの導電体5a−5
bを他の所で転位角度jにて転位させ、転位角度h,
i,jとの関係をh<i<jとする。転位角度を変える
と導電体自身に無理な力がかからないので、強度を損な
わず、かつ、導電体を転位させるための転位範囲を極力
最小限に調節することができる。
【0016】図5,図6は、本発明の第5実施例にかか
る磁気浮上式鉄道用地上コイルの説明図である。なお、
図1に示す第1実施例の構成要素と同一のものには同一
符号を付している。また、図1と同一図、例えば、地上
コイル1,2は、図1を参考にして説明する。図5にお
いて、地上コイル1,2は、転位部(段移動部)で転位
している導電体3a,3bにより成り立っている導電体
コイル3と、転位部(段移動部)で転位している導電体
4a,4bにより成り立っている導電体コイル4と、転
位部(段移動部)で転位している導電体5a,5bによ
り成り立っている導電体コイル5とを2段に重ねること
によって成形されている。導電体コイル3,4,5のう
ち、転位に使用されている導電体3a−3b,4a−4
b,5a−5bの転位長さのピッチをL1とする。転位
長さのピッチを同一にすると、転位角度k,l,mは、
k<l<mの関係になり、内側よりも外側の角度の方が
大きくなるため、導電体自身に無理な力がかからないの
で強度を損なわず、かつ、導電体を転位させるための転
位範囲を極力最小限に調節することができる。図6にお
いて、図5と異なる構成について説明すると、導電体コ
イル3,4,5のうち、転位に使用されている導電体3
a−3b,4a−4b,5a−5bの転位長さのピッチ
L2のとり方を、隣りの導電体と重なるようにすると、
転位角度n,o,pは、n<o<pの関係になり、内側
よりも外側の角度の方が大きくなるため、導電体自身に
無理な力がかからないので強度を損なわず、かつ、導電
体を転位させるための転位範囲を極力最小限に調節する
ことができる。
【0017】以上の様に、本実施例では、導電体の数を
3本,段数を2段について説明したが、本方法を採り入
れた場合、導電体の数を2本以上,段数を2段以上使用
して成形される地上コイル全般に適用できる。更に、本
実施例では、地上コイル1,2の内周で転位させる方法
について説明したが、地上コイル1,2の外周で転位さ
せる方法もある。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転位させる導電体の角度を変えることによって、導電体
自身の強度を損なわず、かつ、導電体を転位させるため
の転位範囲を極力最小限に調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかる磁気浮上式鉄道用
地上コイルの説明図である。
【図2】本発明の第2実施例にかかる磁気浮上式鉄道用
地上コイルの説明図である。
【図3】本発明の第3実施例にかかる磁気浮上式鉄道用
地上コイルの説明図である。
【図4】本発明の第4実施例にかかる磁気浮上式鉄道用
地上コイルの説明図である。
【図5】本発明の第5実施例にかかる磁気浮上式鉄道用
地上コイルの説明図である。
【図6】本発明の第5実施例にかかる磁気浮上式鉄道用
地上コイルの説明図である。
【図7】従来の磁気浮上式鉄道用地上コイルの説明図で
ある。
【符号の説明】
1,2…地上コイル、3,4,5…導電体コイル、3
a,3b,4a,4b,5a,5b…導電体、a,b,
c,d,e,f,g,h,i,j,k,l,m,n,
o,p,q…転位角度、L1,L2…転位長さのピッ
チ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺井 元昭 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 梅木 健 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の導電体を複数回巻回しし、これを連
    続して複数段重ね、段移動部で前記導電体を転位する磁
    気浮上式鉄道用地上コイルにおいて、転位させる複数の
    導電体の角度を変えて転位することを特徴とする磁気浮
    上式鉄道用地上コイル。
  2. 【請求項2】複数の導電体を複数回巻回しし、これを連
    続して複数段重ね、段移動部で前記導電体を転位する磁
    気浮上式鉄道用地上コイルにおいて、転位させる複数の
    導電体のうち数本の導電体は同じ角度で転位させ、残り
    の数本の導電体の角度は変えて転位することを特徴とす
    る磁気浮上式鉄道用地上コイル。
  3. 【請求項3】複数の導電体を複数回巻回しし、これを連
    続して複数段重ね、段移動部で前記導電体を転位する磁
    気浮上式鉄道用地上コイルにおいて、転位させる複数の
    導電体のうち最内側で転位させた導電体の上で残りの導
    電体のうちの1本だけを同じ角度で転位させ、その他の
    残りの数本の導電体は他の所で角度を変えて転位するこ
    とを特徴とする磁気浮上式鉄道用地上コイル。
  4. 【請求項4】複数の導電体を複数回巻回しし、これを連
    続して複数段重ね、段移動部で前記導電体を転位する磁
    気浮上式鉄道用地上コイルにおいて、転位させる複数の
    導電体のうち最内側で転位させた導電体の上で残りの導
    電体のうちの1本だけを角度を変えて転位させ、その他
    の残りの数本の導電体も他の所で角度を変えて転位する
    ことを特徴とする磁気浮上式鉄道用地上コイル。
  5. 【請求項5】複数の導電体を複数回巻回しし、これを連
    続して複数段重ね、段移動部で前記導電体を転位する磁
    気浮上式鉄道用地上コイルにおいて、転位させる複数の
    導電体の転位長さのピッチを同一にし、導電体の角度を
    変えて転位することを特徴とする磁気浮上式鉄道用地上
    コイル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002198290A (ja) * 2000-12-26 2002-07-12 Canon Inc 露光装置、デバイス製造方法、半導体製造工場および露光装置の保守方法
WO2005087532A1 (de) * 2004-03-09 2005-09-22 Thyssenkrupp Transrapid Gmbh Magnetpol für magnetschwebefahrzeuge
EP1722997B1 (de) * 2004-03-09 2018-06-06 ThyssenKrupp Transrapid GmbH Magnetpol für magnetschwebefahrzeug

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