JPH02106910A - 電気巻線部品の巻線方法 - Google Patents

電気巻線部品の巻線方法

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JPH02106910A
JPH02106910A JP63259313A JP25931388A JPH02106910A JP H02106910 A JPH02106910 A JP H02106910A JP 63259313 A JP63259313 A JP 63259313A JP 25931388 A JP25931388 A JP 25931388A JP H02106910 A JPH02106910 A JP H02106910A
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JP
Japan
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winding
windings
coil
turns
wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP63259313A
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English (en)
Inventor
Seiichi Kijima
木嶋 精一
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Kijima Co Ltd
Original Assignee
Kijima Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、チョークコイルやトランスなどの電気巻線
部品に適する巻線方法に関する。
「従来の技術」 第1図は従来例として示したチョークコイルの断面図で
、このチョークコイルは、鉄心巻線部11aの両側に鍔
11b、llcを一体形成した鉄心11と、この鉄心1
1の鉄心巻線部11aに巻線されたコイル12と、コイ
ル12の巻始端と巻終端を止着した端子ピン13.14
とより構成されている。コイル12は整列巻き、ガラ巻
きなど各種の巻線方法によって形成されるが、特に、耐
電圧、効率を高めることができる巻線方法として第9図
に示した、いわゆる斜向重ね巻きの方法が知られている
この巻線方法は、鍔11bの立上り部に第1巻線P1を
、その上に第2巻線P2を巻回してから、第1巻線P工
の横位置に第3巻線P3を巻回す。続1)で、第3巻線
Plの横位置に第4巻線P、を巻回した後、Pl、P6
・・・・の順序で巻回し、以下同様にPnまで巻回す。
この巻線Pnが巻回された時点では、巻線P1、Pk、
Pnを結ぶ線にしたがって巻線断面の三角形層が形成さ
れるから、巻線Pnに引き続いて巻回す巻線をこの三角
形層の対角辺に沿って巻回し、図示する一点鎖4s15
のように巻線ピッチを進めて巻線する。
「発明が解決しようとする課題」 上記のように巻線されたコイル12は、線間に表われる
電位差と分布容量が少なく、1を気巻線部品の耐電圧と
効率を高める上に有利である。
しかしながら、上記したところの斜向重ね巻きは、巻線
部れを伴い正確に巻線することが困難である。
これは、鉄心巻線部11aの面上で線材が滑って位置ず
れしたり、下層の巻線に乗らず滑り落ちたりするなど、
巻線ピッチが正確に斜向して進まないことに原因す。
巻線部れが生ずると、低電圧部分の巻線と高電圧部分の
巻線とが接近することがあり、この場合、線間の電位差
が増大してコロナ放電や絶縁破壊を誘発する6 本発明は上記した課題を解決することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記した目的を達成するため、本発明では、鉄心または
ボビンの鍔間に巻線する方法において、巻線ピッチが進
む往路とその復路とが同じ巻回数の巻線工程を、その路
長を一方の鍔から他方の鍔に向かって一定の巻回数単位
で順次増加させながら繰返して第1巻線部を形成した後
、往路に対して復路を一定の巻回数単位で減少させた巻
線工程を順次繰返して第2巻線部を形成し、さらに、往
路と復路とが同じ巻回数の巻線工程を、その路長を他方
の鍔から一方の鍔に向かって一定の巻回数単位で順次増
加させながら繰返して第3巻線部を形成して巻線するこ
とを特徴とする電気巻線部品の巻線方法を提案する。
また1本発明は、上記した第1巻線部を形成した後、第
3巻線部を形成する巻線でもよく、上記した第2巻線部
については整列巻き、または不整列巻きの巻線工程とし
てもよい。
「実施例」 次に本発明の実施例について図面に沿って説明する。
第1図は本発明の巻線方法を実施したチョークコイルの
簡略断面図であり、21は鉄心巻線部21aの両側に鍔
21b、21cを有する鉄心、22は鉄心巻線部21a
に巻線形成したコイル、23.24はコイル22の巻始
端と巻終端とを止着した端子ピンである。
コイル22は一本の線材で巻線した第1巻線部22a、
第2巻線部22b、第3巻線部22cより形成しである
第2図は上記コイル22の巻線方法を示す説明図である
図示する如く、第1巻線部22aでは、鍔21bの内面
より巻き始めて鍔21c方向に巻線した3ターンの巻線
ピッチ往路と、引き続いてこの往路の上に巻線して鍔2
1b方向に巻線ピッチを進めた3ターンの復路とによっ
て巻線工程a1が行なわれ、続いて、鍔21 c方向に
巻線ピッチ往路を進めた6ターンの巻線と、この巻線の
上に巻線されて鍔21b方向に巻線ピッチ復路を進めた
6ターンの巻線とによって巻線工程a2が行なわれる。
以下同様に巻線工程が繰り返される毎に往路と復路とに
3ターンの巻線を増加させるようにal、a、・・・・
・・・・anの巻線工程が行なわれる。
このようにして巻線された第1巻線部22aは。
巻線P1、Pk、Pnを結ぶ線で囲まれた三角形断面層
として形成され、その斜辺部分が鉄心21の軸心に対し
一定の角度θをもつようになる。
第2巻線部22bは上記した三角形断面層の斜辺に沿っ
て巻線ピッチを進めるように巻線される。
すなわち、三角形断面層の斜辺に沿って巻線し。
コイル外周より鉄心巻線部21aに向がって巻線ピンチ
を進めた往路は鉄心巻線部21aに達したときにIlj
’J 21 c方向に3ターンの巻線を増加する。
続いて、この巻線はコイル外周方向に巻線ピッチを進め
て復路巻線が行なわれるが、この復路巻線は往路巻線に
比べ3ターン少なくする。このように巻線ピッチを進め
ることによって巻線工程b工が行なわれ、以下同様にb
2、bl、b4・・・・・・bnの巻線工程が順次行な
われ第2巻線部22bが形成される。
第3巻線部22cは、第1巻線部22aと同様に、各工
程において往路と復路が同じ巻回数の巻線工程がcl、
c2.cl、c4・・・−・cnのように繰返される毎
に巻線ピッチの往路と復路とが3ターンの巻線を増加す
るように巻線される。
ただ、この第3巻線部22cでは、前段の巻線工程の復
路が終わり次段の巻線工程に移るときに巻線数を増加さ
せる。つまり、往路と復路の路長を鍔21cからt42
1bに向かって増加させるようになっている。
このように巻線された第3巻線部22cは、図示するよ
うに三角形断面層の巻線として形成される。
コイル22は上記したように巻線されるが、実際には、
下層のコイル線間に上層のコイル線が部分的に落ち込む
ため、下層コイルの各線の直上に上層コイルの各線が位
置するようにはならない。したがって、巻線ピッチの進
路を段階状に示しであるが、この進路は鉄心21の軸心
に対して角度θをもった傾斜進路となる。
このように巻線したコイル22は、第1巻線部22aに
巻線部れがほとんど発生しないため、この巻線部22a
が正確な三角形断面層として形成される結果、第2巻線
部22b、第3巻線部22cに巻線部れが起らない。
なお、鉄心巻線部21aの巻線滑りを防止するため、こ
の巻線部21a表面を部分的に細かい凹凸面として効果
的である。
また、巻線部れは巻線ピッチの進路の角度θを小さくす
る程起り難くなるが、反面、この角度θを小さくする程
線間に表われる電位差と分布容量とが増加することにな
る。
一方、この進路に関する角度θは、繰返される巻線工程
の巻回数増加割合によって決まる。すなわち、上記実施
例では、4線工程が繰返される毎に往復路共に3ターン
の巻回数単位で増加させであるが、この巻回数単位を小
さく選べば角度θが大きくなり、この単位を大きく選べ
ばこの角度θが小さくなるに の結果、角度θを大きくして巻線ピッチの進路勾配を急
にするほど有利となるが、巻線部れを考慮して上記巻回
数単位の巻回数を定めることが好ましい。
第3図は上記したコイル22の巻線ピッチ進路を示した
説明図であり、この図の如く、第1巻線部22aでは各
巻線工程毎に鍔21bからp 21 cに向かって一定
の巻回数単位Xが増加し、第2巻線部22bでは各巻線
工程の復路が往路に対して巻回数単位Xだけ減少し、ま
た、第3巻線部22Cでは各巻線工程毎に鍔21cから
鍔21bに向かって一定の巻回数単位Xが増加している
なお、上記実施例ではチョークコイルについて説明した
が、トランスとして実施する場合には、第1巻線部22
aを一次コイル、第2、第3巻線部を二次コイルとして
構成したり、或は、コイル22を二次コイルとしてその
下層または上層となるようにして整列巻きの一次コイル
を設ける。また、上記したようなコイルは鉄心21に直
′巻きせずに、ボビンに巻線する構成としてもよい。
第4図はトランスに本発明を実施した一例で、鉄心25
、ボビン26、コイル27、端子ピン28.29を示し
ている。
そして、このトランスのコイル27は上記実施例のコイ
ル22と同様に巻線してあり、第1巻線部27aが一次
コイル、第2巻線部27b、第3巻線部27cとが二次
コイルとなっているにのようなトランスのコイル27は
第5図に示した如く、第1巻線部27aと第3巻線部2
7cとによって構成することもできる。第6図はこのよ
うに構成した場合の巻線ピッチの進路を示している。
第7図は第1巻線部27aと第3巻線部27cとの間に
整列巻き、或は不整列巻きの第2巻線部30を設けた(
−ランスの実施例であり、その他は第4図実施例と同様
である。
以上、各実施例について説明したが、本発明は鉄心を備
えない電気巻線部品についても同様に実施することがで
きる。
「発明の効果」 −に:記した通り、本発明に係る巻線方法は、一定の巻
回数単位で順次増加させた巻線工程を繰返し、また、往
路に対して復路の巻回数を一定の巻回数巣位て・減少さ
せた巻線工程を順次繰返して巻線するため、鉄心または
ボビンの軸心に対して傾斜巻きする。いわゆる、斜面重
ね巻きのコイルが巻線部れなく、正確な順序と方向にし
たがって巻線することができ、その上、巻回数単位を変
えて巻線ピッチの進路角度を調整し、電気巻線部品の耐
電圧、効率を最も高めるコイルとして巻線することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の巻線方法を実施したチョークコイルの
簡略的な断面図、第2図は上記チョークコイルの巻線方
法を示す説明図、第3図は巻線ピッチの進路を示した説
明図、第4図は本発明の巻線方法による第1、第2、第
3巻線部によってコイル巻線したトランスの実施例を示
す簡略断面図、第5図は第1.第3巻線部によってコイ
ル巻線したトランスの実施例を示す簡略断面図、第6図
は第5図実施例の巻線ピッチの進路を示す説明図、第7
図は第2巻線部を整列巻き、或は不整列巻きとした第4
図実施例同様のトランスの簡略断面図。 第8図は従来例として示したチョークコイルの断面図、
第9図は従来の巻線方法を示す説明図である。 21・・・・鉄心 21b、21c・・・・鍔 22・・・・コイル 22a・・・・第1巻線部 22b・・・・第2巻線部 22c・・・・第3巻線部 25・・・・鉄心 26・・・・ボビン 27・・・・コイル 27a・・・・第1巻線部 27b・・・・第2巻線部 27c・・・・第3巻線部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄心またはボビンの鍔間に巻線する方法において
    、巻線ピッチが進む往路と復路とが同じ巻回数の巻線工
    程を、その路長を一方の鍔から他方の鍔に向かって一定
    の巻回数単位で順次増加させながら繰返した後、往路に
    対して復路を一定の巻回数単位で減少させた巻線工程を
    順次繰返し、さらに、往路と復路とが同じ巻回数の巻線
    工程を、その路長を他方の鍔から一方の鍔に向かって一
    定の巻回数単位で順次増加させながら繰返して巻線する
    ことを特徴とする電気巻線部品の巻線方法。
  2. (2)鉄心またはボビンの鍔間に巻線する方法において
    、巻線ピッチが進む往路と復路とが同じ巻回数の巻線工
    程を、その路長を一方の鍔から他方の鍔に向かって一定
    の巻回数単位で順次増加させながら繰返した後、往路と
    復路とが同じ巻回数の巻線工程を、その路長を他方の鍔
    から一方の鍔に向かって一定の巻回数単位で順次増加さ
    せながら繰返して巻線することを特徴とする電気巻線部
    品の巻線方法。
  3. (3)鉄心またはボビンの鍔間に巻線する方法において
    、巻線ピッチが進む往路と復路とが同じ巻回数の巻線工
    程を、その路長を一方の鍔から他方の鍔に向かって一定
    の巻回数単位で順次増加させながら繰返した後、整列巻
    きまたは不整列巻きの巻線工程を繰返し、さらに、往路
    と復路とが同じ巻回数の巻線工程を、その路長を他方の
    鍔から一方の鍔に向かって一定の巻回数単位で順次増加
    させながら繰返して巻線することを特徴とする電気巻線
    部品の巻線方法。
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Cited By (5)

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