JPH11196452A - 移動通信端末、処理装置、および、位置登録エリア設定方法 - Google Patents

移動通信端末、処理装置、および、位置登録エリア設定方法

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JPH11196452A
JPH11196452A JP9360944A JP36094497A JPH11196452A JP H11196452 A JPH11196452 A JP H11196452A JP 9360944 A JP9360944 A JP 9360944A JP 36094497 A JP36094497 A JP 36094497A JP H11196452 A JPH11196452 A JP H11196452A
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JP
Japan
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mobile communication
wireless zone
area
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communication terminal
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JP9360944A
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English (en)
Inventor
Kenji Maki
健志 槙
Masaro Suzuki
政朗 鈴木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】移動体通信システムにおいて、各移動通信端末
の移動特性に応じた固有の位置登録エリアを設定するこ
とで、各移動通信端末での位置登録処理の発生頻度を低
減させる。 【解決手段】移動通信端末(PS)100は、自身が在
圏してきた無線ゾーン200に関する情報である在圏無
線ゾーン群履歴情報を蓄積し、予め定めたタイミング
で、この情報を処理装置800へ向けて送信する。処理
装置800は、受信した情報に基づいて、PS100ご
とに、在圏率が高い無線ゾーン群を導出し、導出した高
在圏率無線ゾーン群を、該PS100に固有の位置登録
エリアとして、全てのPS100に共通に予め定めた位
置登録エリアに優先させて扱うよう、交換機600を制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の移動通信端
末と、複数の無線基地局と、交換機と、ネットワークと
を備えて構築される移動体通信システムにおいて、各移
動通信端末での位置登録処理の発生頻度を低減させるこ
とを可能とする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、移動体通信システムにおいて
は、着信先の移動通信端末を呼出す際に、無効な呼出し
を低減する目的から、サービスエリア内の全ての無線基
地局から該移動通信端末を呼出すのではなく、サービス
エリア内における該移動通信端末の存在位置をある程度
の範囲で特定した上で、その範囲内の無線基地局のみか
ら該移動通信端末を呼出すという方法を採用している。
【0003】移動通信端末の存在位置をある程度の範囲
で特定するためには、各移動通信端末がサービスエリア
内のどの範囲内に存在しているかを、ネットワーク側で
管理することが必要である。
【0004】そこで、移動体通信システムにおいては、
各移動通信端末は、自身の存在範囲をネットワーク側に
登録するようになっており、移動通信端末が自身の存在
範囲をネットワーク側に登録する動作を「位置登録」と
言う。また、位置登録単位となる範囲を「位置登録エリ
ア」と言い、この位置登録エリアは、無線ゾーン単位で
構成されるようになっている。ここで、無線ゾーンと
は、1つの無線基地局によって形成され、該無線基地局
からの無線信号の到達範囲のことである。
【0005】原理的には、全てのサービスエリアを1つ
の位置登録エリアとすることも可能であり、また、1つ
の無線ゾーンを1つ位置登録エリアとすることも可能で
あるが、複数の無線ゾーン群からなる範囲を、1つの位
置登録エリアとするのが一般的である。どの程度の規模
の無線ゾーン群を1つの位置登録エリアとするかについ
ては、呼出処理および位置登録処理の処理負荷について
勘案検討する必要がある。
【0006】各無線基地局は、自身が属する位置登録エ
リアの識別情報を、自身が形成する無線ゾーン内に無線
信号で通知している。
【0007】各移動通信端末は、自身の移動に伴い、在
圏する無線ゾーンを形成する無線基地局が属する位置登
録エリアが変わる度に、ネットワーク側に対して、位置
登録処理を実施しなければならない。具体的には、各移
動通信端末は、現時点で自身が在圏している位置登録エ
リアの識別情報(すなわち、現時点で自身が在圏してい
る無線ゾーンを形成する無線基地局から通知されている
位置登録エリアの識別情報)を蓄積しておき、自身の移
動に伴い、在圏する無線ゾーンが変わる度に、進入先の
無線ゾーンを形成する無線基地局から通知されている位
置登録エリアの識別情報が変化するか否かを監視する。
そして、位置登録エリアの識別情報の変化を検知する
と、位置登録信号をネットワーク側へ送出することによ
り、位置登録処理を実現する。
【0008】ところで、従来、移動体通信システムにお
いては、地理的特性や通行者の移動特性等から各移動通
信端末の携行者の移動特性をある程度予測し、その予測
結果に基づいて、各移動通信端末で位置登録処理がなる
べく生じないように、位置登録エリアを設定していた。
すなわち、各移動通信端末が位置登録エリアをまたいで
移動することがなるべく少なくなるよう配慮して、全て
の移動通信端末に共通の位置登録エリアを設定してい
た。このような位置登録エリアの設定方法は、地理的特
性や通行者の移動特性等が明確であり、各移動通信端末
の携行者の移動特性が画一的であると予測される地域で
は有効な方法となる。
【0009】移動体通信システムにおける位置登録エリ
アの設定に関しては、「ディジタル移動体通信」(桑原
守二著,科学新聞社刊)の186頁〜189頁に、技術
的な検討の概要が記載されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、地理的
特性や通行者の移動特性等が不明確であり、各移動通信
端末の携行者の移動特性を画一的に捉えるのが困難であ
る地域においては、上述したように、全ての移動通信端
末に共通の位置登録エリアを設定しても、この設定され
た位置登録エリアは、必ずしも、全ての移動通信端末に
とって適切とはならない。その結果、位置登録エリアを
またいで移動する移動通信端末が多くなり、各移動通信
端末で位置登録処理が頻繁に発生するという問題があっ
た。
【0011】この傾向は、無線ゾーンの半径が小さくな
るほど顕著であり、特に、マイクロセル方式であるパー
ソナルハンディホンシステム(PHS)では、位置登録
エリアの範囲が半径1〜数km程度であるので、位置登
録エリアの設定の仕方によって、位置登録処理の発生頻
度が大きく変化する可能性がある。
【0012】さらに、このような位置登録処理の頻発に
伴い、以下の問題が派生的に生じる。
【0013】(1)ネットワーク側での位置登録処理が
増大し、ネットワークリソースを圧迫する。
【0014】(2)移動通信端末から送出される位置登
録信号が増大し、無線リソースを圧迫する。
【0015】(3)移動通信端末からの位置登録信号の
送出が頻繁になり、移動通信端末の電池消費量が増大す
る。
【0016】一方、公開平3−131131号公報に
は、位置登録処理の頻度を低減させるための方法が開示
されている。これによると、全ての移動通信端末に共通
の位置登録エリアを設定し、各移動通信端末は、在圏率
が高い位置登録エリアに進入したときには、位置登録処
理を行わないようにしている。そして、ネットワーク側
は、各移動通信端末ごとに、該移動通信端末の在圏率が
高い位置登録エリアの識別情報を蓄積しておき、着信先
の移動通信端末を呼出す際には、該移動通信端末による
位置登録処理がなされていない場合は、該移動通信端末
の在圏率が高い位置登録エリアに属する無線基地局から
該移動通信端末を呼出すようにしている。
【0017】しかし、公開平3−131131号公報に
開示されている方法では、全ての移動通信端末に共通に
設定された位置登録エリアを基本としているので、各移
動通信端末の携行者の移動特性を画一的に捉えるのが困
難である地域においては、個々の移動通信端末の高在圏
率範囲と高在圏率位置登録エリアとが一致しない可能性
がある。この場合、各移動通信端末での位置登録処理の
頻度はあまり低減せず、大きな効果は期待できない。特
に、マイクロセル方式等の無線ゾーンの半径が小さい移
動体通信システムでは、その傾向が顕著である。
【0018】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、各移動通信端末ごとに、該移動通信端末の
在圏率が高い範囲を、該移動通信端末に固有の位置登録
エリアとして設定することにより、各移動通信端末での
位置登録処理の発生頻度を低減させることを可能とする
ことを目的とする。
【0019】この目的を達成すれば、移動体通信システ
ムにかかる位置登録処理の処理負荷を低減させると共
に、位置登録トラヒックによる無線リソースの圧迫を低
減させることが可能となり、さらに、位置登録信号の送
出頻度を低減させることが可能となるので、移動通信端
末の電池消費量を低減させることが可能となる。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の移動通信端末と、これらの移動通
信端末を無線伝送路を介して収容する複数の無線基地局
と、これらの無線基地局を伝送路を介して収容する少な
くとも1つの交換機と、該交換機が接続されるネットワ
ークとを備えた移動体通信システムで用いられる移動通
信端末であって、現時点から予め定めた過去の時点まで
の間の、自身が在圏実績のある無線ゾーン群の各々を形
成する無線基地局の識別情報、および、自身が在圏実績
のある各無線ゾーンごとの在圏日時情報を含む在圏無線
ゾーン群履歴情報を蓄積する第1の蓄積手段と、自身の
在圏率が高い無線ゾーン群の各々を形成する無線基地局
の識別情報を含む高在圏率無線ゾーン群情報を蓄積する
第2の蓄積手段とを有することを特徴とした移動通信端
末を提供している。
【0021】なお、本発明が提供する移動通信端末は、
予め定めたタイミングで、上記第1の蓄積手段が蓄積し
ている在圏無線ゾーン群履歴情報を送出する送出手段
と、上記高在圏率無線ゾーン群情報を受信する受信手段
とをさらに有するようにし、上記第2の蓄積手段は、上
記受信手段が受信した高在圏率無線ゾーン群情報を蓄積
するようにすることができる。
【0022】また、本発明が提供する移動通信端末は、
予め定めたタイミングで、上記第1の蓄積手段が蓄積し
ている在圏無線ゾーン群履歴情報に基づいて、自身の在
圏率が高い無線ゾーン群の各々を形成する無線基地局の
識別情報を含む高在圏率無線ゾーン群情報を導出する導
出手段と、上記導出手段が導出した高在圏率無線ゾーン
群情報を送出する送出手段とをさらに有するようにし、
上記第2の蓄積手段は、上記導出手段が導出した高在圏
率無線ゾーン群情報を蓄積するようにすることができ
る。
【0023】さらに、各無線基地局が形成する無線ゾー
ンは、全ての移動通信端末に共通に予め定めた複数の位
置登録エリアのうちのいずれかにするようになってお
り、本発明が提供する移動通信端末は、上記第2の蓄積
手段が蓄積している高在圏率無線ゾーン群情報に識別情
報が含まれていない無線基地局が形成する無線ゾーンか
ら、上記第2の蓄積手段が蓄積している高在圏率無線ゾ
ーン群情報に識別情報が含まれていない別の無線基地局
が形成する無線ゾーンに進入した場合に、進入前の無線
ゾーンおよび進入先の無線ゾーンが各々属する位置登録
エリアが異なるならば、予め定めた第1の位置登録信号
を送出し、上記第2の蓄積手段が蓄積している高在圏率
無線ゾーン群情報に識別情報が含まれていない無線基地
局が形成する無線ゾーンから、上記第2の蓄積手段が蓄
積している高在圏率無線ゾーン群情報に識別情報が含ま
れている無線基地局が形成する無線ゾーンに進入した場
合に、進入前の無線ゾーンおよび進入先の無線ゾーンが
各々属する位置登録エリアに関わらず、上記第1の位置
登録信号とは別に予め定めた第2の位置登録信号を送出
する位置登録手段をさらに有するようにし、上記位置登
録手段は、上記第2の蓄積手段が蓄積している高在圏率
無線ゾーン群情報に識別情報が含まれている無線基地局
が形成する無線ゾーンから、上記第2の蓄積手段が蓄積
している高在圏率無線ゾーン群情報に識別情報が含まれ
ている別の無線基地局が形成する無線ゾーンに進入した
場合には、進入前の無線ゾーンおよび進入先の無線ゾー
ンが各々属する位置登録エリアに関わらず、位置登録信
号を送出しないようにすることができる。
【0024】また、上記目的を達成するために、本発明
は、複数の移動通信端末と、これらの移動通信端末を無
線伝送路を介して収容する複数の無線基地局と、これら
の無線基地局を伝送路を介して収容する少なくとも1つ
の交換機と、該交換機が接続されるネットワークとを備
えた移動体通信システムで用いられ、上記ネットワーク
を介して上記交換機と接続される処理装置であって、各
移動通信端末について、該移動通信端末の在圏率が高い
無線ゾーン群の各々を形成する無線基地局の識別情報を
含む高在圏率無線ゾーン群情報を蓄積する第1の蓄積手
段を有することを特徴とした処理装置を提供している。
【0025】なお、本発明が提供する処理装置は、いず
れかの移動通信端末から、現時点から予め定めた過去の
時点までの間の、該移動通信端末が在圏実績のある無線
ゾーン群の各々を形成する無線基地局の識別情報、およ
び、該移動通信端末が在圏実績のある各無線ゾーンごと
の在圏日時情報を含む在圏無線ゾーン群履歴情報を受信
する受信手段と、上記受信手段が受信した在圏無線ゾー
ン群履歴情報を蓄積する第2の蓄積手段と、予め定めた
タイミングで、上記第2の蓄積手段が蓄積している在圏
無線ゾーン群履歴情報に基づいて、各移動通信端末につ
いて、該移動通信端末の在圏率が高い無線ゾーン群の各
々を形成する無線基地局の識別情報を含む高在圏率無線
ゾーン群情報を導出する導出手段と、上記導出手段が導
出した各移動通信端末の高在圏率無線ゾーン群情報を、
対応する移動通信端末に送出する送出手段とをさらに有
するようにし、上記第1の蓄積手段は、上記導出手段が
導出した高在圏率無線ゾーン群情報を蓄積するようにす
ることができる。
【0026】また、本発明が提供する処理装置は、いず
れかの移動通信端末から、該移動通信端末の在圏率が高
い無線ゾーン群の各々を形成する無線基地局の識別情報
を含む高在圏率無線ゾーン群情報を受信する受信手段を
さらに有するようにし、上記第1の蓄積手段は、上記受
信手段が受信した高在圏率無線ゾーン群情報を蓄積する
ようにすることができる。
【0027】さらに、各無線基地局が形成する無線ゾー
ンは、全ての移動通信端末に共通に予め定めた複数の位
置登録エリアのうちのいずれかに属するようになってお
り、本発明が提供する処理装置は、各無線基地局が形成
する無線ゾーンは、全ての移動通信端末に共通に予め定
めた複数の位置登録エリアのうちのいずれかに属し、い
ずれかの移動通信端末から、別の位置登録エリアに属す
る無線ゾーンに進入したときに送出されてくる、予め定
めた第1の位置登録信号を受信した場合に、該第1の位
置登録信号に基づいて、該移動通信端末が在圏している
無線ゾーンが属する位置登録エリアの識別情報を蓄積
し、いずれかの移動通信端末から、該移動通信端末の高
在圏率無線ゾーン群情報に識別情報が含まれている無線
基地局が形成する無線ゾーンに進入したときに送出され
てくる、上記第1の位置登録信号とは別に予め定めた第
2の位置登録信号を受信した場合に、その旨を示す情報
を蓄積する位置登録管理手段と、上記交換機から、着信
があった移動通信端末の呼出し先となる無線基地局につ
いての問合せがあった場合に、該移動通信端末が在圏し
ている無線ゾーンが属する位置登録エリアの識別情報を
上記位置管理手段が蓄積しているならば、該位置登録エ
リアに属する全ての無線基地局の識別情報を、該交換機
に通知し、上記交換機から、着信があった移動通信端末
の呼出し先となる無線基地局についての問合せがあった
場合に、該移動通信端末から第2の位置登録信号を受信
した旨を示す情報を上記位置管理手段が蓄積しているな
らば、上記第1の蓄積手段が蓄積している該移動通信端
末の高在圏率無線ゾーン群情報に含まれている全ての識
別情報を、該交換機に通知する呼出先決定手段とをさら
に有するようにすることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0029】図1に、本発明の実施形態に係る移動体通
信システムの構成例を示す。
【0030】図1に示すように、本発明の実施形態に係
る移動体通信システムは、複数の移動通信端末(PS)
100a〜100cと、複数の無線基地局(CS)40
0a〜400cと、交換機600と、処理装置800が
接続されたネットワーク700とを備えて構成される。
【0031】CS400a〜400cは、各々、無線伝
送路300a〜300cを介して、自身が形成する無線
ゾーン200a〜200cに在圏する複数のPS100
を収容すると共に、伝送路500a〜500cを介し
て、交換機600に収容される。交換機600は、処理
装置800が接続されたネットワーク700に接続され
る。処理装置800は、詳細を後述するように、各PS
100から在圏無線ゾーン群履歴情報を取得し、各PS
100ごとに、在圏率が高い無線ゾーン群を導出する処
理を行う。
【0032】図2に、本発明の実施形態におけるPS1
00の構成例を示す。
【0033】図2に示すように、本発明の実施形態にお
けるPS100は、アンテナ101と、無線信号送受信
部102と、制御部103と、音声処理部104と、マ
イク105と、スピーカ106と、電波品質監視部10
7と、処理部108と、データ記憶部109と、キーボ
ード110と、ディスプレイ111と、在圏無線ゾーン
群履歴情報蓄積部112と、高在圏率無線ゾーン群情報
蓄積部113とを備えて構成される。
【0034】電波品質管理部107は、受信中のCS4
00からの電波品質を監視する。電波品質管理部107
による監視結果は、自身が在圏する無線ゾーン200の
変更を判断する際の判断材料等に利用される。在圏無線
ゾーン群履歴情報蓄積部112は、自身が在圏してきた
無線ゾーン群に関する情報である在圏無線ゾーン群履歴
情報を蓄積する。この在圏無線ゾーン群履歴情報は、例
えば、自身が在圏してきた無線ゾーン群の各々を形成す
るCS400の識別情報(無線基地局ID)、および、
自身が在圏してきた各無線ゾーンごとの在圏日時情報
(対応する無線ゾーンに進入した時点の進入日時)が格
納されたリストとして実現することができる。
【0035】図3に、本発明の実施形態における処理装
置800の構成例を示す。
【0036】図3に示すように、本発明の実施形態にお
ける処理装置800は、ネットワークインタフェース
(I/F)部801と、制御部802と、処理部803
と、在圏無線ゾーン群履歴情報蓄積部804と、高在圏
率無線ゾーン群情報蓄積部805とから構成される。
【0037】処理部803は、各PS100から取得し
た在圏無線ゾーン群履歴情報に基づいて、各PS100
ごとに、在圏率が高い無線ゾーン群(高在圏率無線ゾー
ン群)を導出する。在圏無線ゾーン群履歴情報蓄積部8
04は、各PS100から取得した在圏無線ゾーン群履
歴情報を蓄積する。高在圏率無線ゾーン群情報蓄積部8
05は、各PS100ごとに導出された高在圏率無線ゾ
ーン群に関する情報である高在圏率無線ゾーン群情報を
蓄積する。この高在圏率無線ゾーン群情報は、例えば、
対応するPS100の在圏率が高い無線ゾーン群の各々
を形成するCS400の識別情報(無線基地局ID)が
格納されたリストとして実現することができる。
【0038】なお、処理装置800は、ワークステーシ
ョン等の、メモリおよびプロセッサを有する汎用機に、
ネットワークI/F部801を設けて実現することがで
き、このようにした場合、在圏無線ゾーン群履歴情報蓄
積部804および高在圏率無線ゾーン群蓄積部805
は、汎用機が有するメモリに相当し、また、制御部80
2および処理部803は、汎用機が有するプロセッサが
メモリに格納されているプログラムを実行することで実
現することができる。すなわち、処理装置800の動作
は、ソフトウェアによって実現することができる。
【0039】次に、本発明の実施形態に係る移動体通信
システムの動作概要について説明する。
【0040】PS100は、自身が在圏してきた無線ゾ
ーン群に関する情報である在圏無線ゾーン履歴情報を、
以下に示すように、内部の在圏無線ゾーン群履歴情報蓄
積部112に蓄積する。
【0041】各無線ゾーン200では、該無線ゾーン2
00を形成するCS400から、無線基地局IDが定期
的に通知されており、PS100は、この無線基地局I
Dを受信することにより、どのCS400が形成する無
線ゾーン200に自身が在圏しているかを認識すること
ができる。そこで、PS100は、定期的に無線基地局
IDを受信し、無線基地局IDの変化を検知した場合に
は、新たに別の無線ゾーン200に進入したことを認識
し、新たな無線ゾーン200を形成するCS400の無
線基地局IDおよびその時点の日時を、内部の在圏無線
ゾーン群履歴情報蓄積部112に蓄積する。新たな無線
ゾーン200に進入する度にこの動作を実行すること
で、PS100において、内部の在圏無線ゾーン群履歴
情報蓄積部112には、在圏無線ゾーン群履歴情報が、
無線基地局IDおよび進入日時が格納されたリストとし
て蓄積されることとなる。
【0042】図4に、本発明の実施形態におけるPS1
00が蓄積する在圏無線ゾーン群履歴情報の一例を示
す。
【0043】図4(a)において、矢印に示す移動経路
でPSa100が移動した場合に、PSa100におい
て、内部の在圏無線ゾーン群履歴情報蓄積部112に
は、地点1〜地点4の各地点で、図4(b)に示すよう
に、無線基地局IDおよび進入日時が各々蓄積される。
【0044】PS100は、内部の在圏無線ゾーン群履
歴情報蓄積部112に蓄積されている在圏無線ゾーン群
履歴情報を、予め定めた送出タイミングで、移動体通信
システムのネットワーク700へ向けて送出する。
【0045】なお、在圏無線ゾーン群履歴情報の送出方
法としては、予め定めた時間ごとに一括して送出する方
法や、発信/着信時といったイベントトリガが発生する
度に順次送出する方法等、様々な方法が考えられる。
【0046】このようにして各PS100からネットワ
ーク700へ向けて送出された在圏無線ゾーン群履歴情
報は、ネットワーク700に接続された処理装置800
において、在圏無線ゾーン群履歴情報蓄積部804に蓄
積される。そして、処理装置800においては、処理部
803が、在圏無線ゾーン群履歴情報蓄積部804に蓄
積されている各PS100の在圏無線ゾーン群履歴情報
に基づいて、各PS100ごとに、高在圏率無線ゾーン
群を導出する。
【0047】高在圏率無線ゾーン群を導出する方法とし
ては、例えば、在圏無線ゾーン群履歴情報の蓄積時間を
分母とし、各無線ゾーン200での在圏時間を分子とす
ることにより、各無線ゾーン200でのPS100の在
圏率を求め、求めた在圏率が上位30位までの無線ゾー
ン群を、高在圏率無線ゾーン群とする方法等が考えられ
る。
【0048】図5に、本発明の実施形態における処理装
置800が高在圏率無線ゾーン群を導出する手順の一例
を示す。
【0049】図5では、説明を簡略化するために、便宜
上、PS100が小規模な範囲内を移動するものとし、
在圏率が上位5位までの無線ゾーン群を高在圏率無線ゾ
ーン群とするものとしている。
【0050】処理装置800において、まず、処理部8
03は、在圏無線ゾーン群履歴情報蓄積部804に蓄積
されている在圏無線ゾーン群履歴情報に基づいて、各P
S100ごとに、該PS100が在圏した各無線ゾーン
200での在圏率を求める。本例では、在圏無線ゾーン
群履歴情報の蓄積時間が、12:00〜15:00の18
0分間であるものとしているので、分母を「180」と
し、無線ゾーン200での在圏時間を分子とすること
で、各無線ゾーン200での在圏率を求めることができ
る。
【0051】例えば、図5においては、PSaについ
て、CSaが形成する無線ゾーン200での在圏率は、
12:00〜15:00の180分間にCSaが形成する
無線ゾーン200にPSaが在圏していた時間が13+
14=27分間であるので、27/180=15%と求
まる。
【0052】このように、処理部803は、各PS10
0ごとに、該PS100が在圏した各無線ゾーン200
での在圏率を求め、求めた在圏率が上位5位までの無線
ゾーン群を、該PS100の高在圏率無線ゾーン群とし
て導出する。そして、高在圏率無線ゾーン群として導出
した各無線ゾーン200を形成するCS400の識別情
報(無線基地局ID)を、高在圏率無線ゾーン群情報と
して、高在圏率無線ゾーン群情報蓄積部805に蓄積す
る。
【0053】本発明の実施形態においては、このように
して各PS100ごとに導出された高在圏率無線ゾーン
群を、該PS100に固有の位置登録エリアとして設定
するようにする。以下、このようにして設定される位置
登録エリアを「高在圏率位置登録エリア」と呼ぶことに
する。
【0054】図6に、本発明の実施形態において設定さ
れる高在圏率位置登録エリアの一例を示す。ここでは、
図5で導出された高在圏率無線ゾーン群に従い、高在圏
率位置登録エリアを設定した場合の例を示す。
【0055】これまでの説明で明らかなように、高在圏
率位置登録エリアは、各PS100ごとに異なったもの
となる。なお、各PS100は、共に、高在圏率位置登
録エリア外では、従来と同様に、全てのPS100に共
通に設定されている位置登録エリア(これを「一般位置
登録エリア」と呼ぶことにする。)に従って、位置登録
処理を行うようにする。
【0056】各PS100ごとに導出された高在圏率無
線ゾーン群に関する情報である高在圏率無線ゾーン群情
報は、該当するPS100へ向けて送信され、各PS1
00において、内部の高在圏率無線ゾーン群情報蓄積部
113に蓄積される。
【0057】高在圏率無線ゾーン群蓄積部113に蓄積
された高在圏率無線ゾーン群情報は、以下に示すよう
に、PS100が行う位置登録処理で参照される。
【0058】図7に、本発明の実施形態におけるPS1
00が行う位置登録処理の処理手順を示す。
【0059】PS100は、新たな無線ゾーン200に
進入した場合に、まず、進入先の無線ゾーン200を形
成するCS400の無線基地局IDが、高在圏率無線ゾ
ーン群情報蓄積部113に蓄積されている高在圏率無線
ゾーン群情報に含まれているか否かを判断することで、
進入先の無線ゾーン200が高在圏率無線ゾーン群に属
するか否かを判断する。そして、属している場合には、
高在圏率位置登録エリアに属する無線ゾーン200に進
入したことを認識し、このとき、高在圏率位置登録エリ
アに属する無線ゾーン200に属していない無線ゾーン
200から進入してきたならば、高在圏率位置登録エリ
アに入圏した旨を示す位置登録信号を、ネットワーク7
00へ向けて発信する。このような位置登録処理を「高
在圏率エリア位置登録処理」と呼ぶことにする。
【0060】一方、PS100は、進入先の無線ゾーン
200が高在圏率無線ゾーン群に属していない場合に
は、従来の位置登録処理と同様の手順で、各無線ゾーン
200で通知されている位置登録エリアの識別情報の変
化を監視し、変化を認識したら、従来の位置登録信号と
同様の位置登録信号を、ネットワーク700へ向けて発
信する。このような位置登録処理を「一般位置登録処
理」と呼ぶことにする。
【0061】すなわち、本発明の実施形態においては、
高在圏率位置登録エリア外のサービスエリアでは、従来
と同様に、全てのPS100に共通に位置登録エリアを
設定し、それに従って、一般位置登録処理が行われる。
【0062】例えば、図7(a)における地点1〜地点
8の各地点では、PSaは、各々、図7(b)に示すよ
うな位置登録処理を行う。
【0063】このようにして、PS100ごとに、該P
S100について導出した高在圏率無線ゾーン群を、該
PS100の1つの位置登録エリア(高在圏率位置登録
エリア)とすることにより、各PS100ごとに、該P
S100の在圏率が高い無線ゾーン群からなるエリア
が、該PS100に固有の位置登録エリアとして設定さ
れるので、各PS100は、共に、位置登録エリアをま
たがる移動が低減することとなり、位置登録処理の発生
頻度が低減する。
【0064】また、一般的に、通行者の行動パターン
は、曜日(平日と休日)や時間帯(昼間と夜間)等で変
化するので、その変化に合わせて、曜日別や時間帯別
に、高在圏率無線ゾーン群を導出するようにし、曜日別
や時間帯別に、高在圏率位置登録エリアを設定すること
により、各PS100が位置登録エリアをまたがる頻度
をさらに低減させることができ、位置登録処理の発生頻
度をさらに低減させることが可能である。
【0065】図8〜図9に、本発明の実施形態における
PS100の処理フローチャートを示す。
【0066】図8は、本発明の実施形態におけるPS1
00が在圏無線ゾーン群履歴情報を蓄積する際の処理フ
ローチャートを示している。
【0067】図8に示すように、本発明の実施形態にお
けるPS100は、まず、在圏無線ゾーン群履歴情報蓄
積部112の全てのレコードをクリアし(ステップ80
1)、新たな無線ゾーン200に進入したことを検知し
た場合に(ステップ802)、新たな無線ゾーン200
を形成するCS400の無線基地局IDを、在圏無線ゾ
ーン群履歴情報蓄積部112の最後尾レコードに追加す
る(ステップ803)。
【0068】そして、PS100は、予め設定された在
圏無線ゾーン群履歴情報の送信タイミングになると(ス
テップ804)、在圏無線ゾーン群履歴情報蓄積部11
2に蓄積されている在圏無線ゾーン群履歴情報を、ネッ
トワーク700に接続された処理装置800へ向けて送
出してから(ステップ805)、ステップ801に戻
る。
【0069】図9は、本発明の実施形態におけるPS1
00が行う位置登録処理の処理フローチャートを示して
いる。
【0070】図9に示すように、本発明の実施形態にお
けるPS100は、まず、新たな無線ゾーン200に進
入したことを検知した場合に(ステップ901)、進入
先の無線ゾーン200を形成するCS400の無線基地
局IDが、高在圏率無線ソーン群情報蓄積部113に蓄
積されている高在圏率無線ゾーン群情報に含まれている
か否かを検索する(ステップ902)。
【0071】そして、ステップ902の検索の結果、含
まれている場合には(ステップ903)、PS100
は、これまで在圏していた無線ゾーン200を形成する
CS400の無線基地局IDも、高在圏率無線ゾーン群
情報に含まれるものであったならば(ステップ90
5)、位置登録処理を行わずに、ステップ901に戻
り、また、これまで在圏していた無線ゾーン200を形
成するCS400の無線基地局IDが、高在圏率無線ゾ
ーン群情報に含まれないものであったならば(ステップ
905)、高在圏率エリア位置登録処理を行ってから
(ステップ907)、ステップ901に戻る。
【0072】また、ステップ902の検索の結果、含ま
れていない場合は(ステップ903)、PS100は、
これまで在圏していた無線ゾーン200と進入先の無線
ゾーン200とで、一般位置登録エリアが変化するなら
ば(ステップ904)、一般位置登録処理を行い(ステ
ップ906)、変化しないならば(ステップ904)、
位置登録処理を行わずに、ステップ901に戻る。
【0073】図10に、本発明の実施形態における処理
装置800が高在圏率無線ゾーン群を導出する際の処理
フローチャートを示す。
【0074】図10に示すように、本発明の実施形態に
おける処理装置800は、各PS100から在圏無線ゾ
ーン群履歴情報が送出されてくると(ステップ100
1)、この在圏無線ゾーン群履歴情報を、内部の在圏無
線ゾーン群履歴情報蓄積部804に蓄積する(ステップ
1002)。
【0075】そして、処理装置800は、予め設定され
た高在圏率無線ゾーン群の導出タイミングになると(ス
テップ1003)、PS100ごとに、各無線ゾーン2
00での在圏率を算出し(ステップ1004)、各PS
100ごとに、在圏率が上位の無線ゾーン群を抽出する
(ステップ1005)。このとき、上位何位までを抽出
するかについては、予め定めておく。
【0076】なお、処理装置800における導出タイミ
ングと、PS100における送出タイミングとは、必ず
しも、同じ時間ごとである必要はない。例えば、PS1
00が、180分ごとに在圏無線ゾーン群履歴情報を送
出するようにした場合でも、処理装置800は、6時間
ごとに高在圏率無線ゾーン群を導出するようにすること
ができる。すなわち、処理装置800は、PS100に
おける送出タイミングに関係なく、高在圏率位置登録エ
リアを設定したときに、高在圏率無線ゾーン群を導出す
るようにすることができる。
【0077】続いて、処理装置800は、各PS100
ごとの抽出結果に基づいて、高在圏率無線ゾーン群とし
て導出された無線ゾーン200の各々を形成するCS4
00の無線基地局IDを、高在圏率無線ゾーン群情報と
して、内部の高在圏率無線ゾーン群情報蓄積部805に
蓄積すると共に(ステップ1006)、各PS100の
高在圏率無線ゾーン群情報を、該当するPS100へ向
けて送信してから(ステップ1007)、ステップ10
01に戻る。各PS100は、高在圏率無線ゾーン群情
報を受信すると、内部の高在圏率無線ゾーン群情報蓄積
部113に蓄積する。
【0078】図11に、本発明の実施形態における交換
機600がPS100を呼出す際の処理装置800の処
理フローチャートを示す。
【0079】本発明の実施形態における交換機600
は、PS100への着信要求を受信すると、処理装置8
00に対して、着信先のPS100の呼出し先となるC
S400を問合せる。
【0080】なお、処理装置800は、PS100が一
般位置登録処理を行い、PS100から、従来の位置登
録信号と同様の位置登録信号が送信されてきた場合は、
該PS100が在圏している無線ゾーン200が属する
位置登録エリアの識別情報を、PS100の位置情報と
して、内部の位置情報蓄積部(図3では示していな
い。)に登録し、また、PS100が高在圏率エリア位
置登録処理を行い、PS100から、高在圏率位置登録
エリアに入圏した旨を示す位置登録信号が送信されてき
た場合は、高在圏率エリア位置登録処理を行った旨を示
す情報を、PS100の位置情報として、内部の位置情
報蓄積部に登録するようになっている。
【0081】そこで、図11に示すように、本発明の実
施形態における処理装置800は、交換機600から、
着信先のPS100の呼出し先となるCS400の問合
せがあると、内部の位置情報蓄積部から、着信先のPS
100の位置情報を検索する(ステップ1101)。
【0082】そして、処理装置800は、ステップ11
01の検索の結果、高在圏率位置登録処理を行った旨を
示す情報が、着信先のPS100の位置情報として登録
されていた場合は(ステップ1102)、内部の高在圏
率無線ゾーン群情報蓄積部805に蓄積されている、着
信先のPS100の高在圏率無線ゾーン群情報を取得し
(ステップ1103)、取得した高在圏率無線ゾーン群
情報に含まれている全ての無線基地局IDを、呼出し先
のCS400の無線基地局IDとして、交換機600に
通知する(ステップ1105)。
【0083】これにより、着信先のPS100が、該P
S100の高在圏率位置登録エリアに属する無線ゾーン
200に在圏している場合には、交換機600は、該高
在圏率位置登録エリアに属する無線ゾーン群を各々形成
するCS400に対して、該PS100の呼出信号を送
出することとなる。
【0084】また、処理装置800は、ステップ110
1の検索の結果、高在圏率位置登録処理を行った旨を示
す情報が、着信先のPS100の位置情報として登録さ
れていない場合は(ステップ1102)、該PS100
が在圏している無線ゾーン200が属する位置登録エリ
アの識別情報に基づいて、該位置登録エリア(一般位置
登録エリア)に属する全ての無線ゾーン群を各々形成す
るCS400の無線基地局IDを、呼出し先のCS40
0の無線基地局IDとして、交換機600に通知する
(ステップ1104)。
【0085】これにより、着信先のPS100が、一般
位置登録エリアに属する無線ゾーン200に在圏してい
る場合には、交換機600は、該一般位置登録エリアに
属する無線ゾーン群を各々形成するCS400に対し
て、該PS100の呼出信号を送出することとなる。
【0086】以上説明したように、本発明の実施形態に
よれば、各PS100での位置登録処理の発生頻度を低
減させることができるので、位置登録処理にかかる移動
体通信システムの処理負荷を低減させると共に、位置登
録トラフィックによる無線リソースの圧迫を低減させる
ことが可能となる。さらに、位置登録信号の送出頻度を
低減させることができるので、PS100の電池消費量
を低減させることが可能となる。特に、従来から、位置
登録信号は、PS100とCS400との間の無線リソ
ースにおいて、通話チャネルを用いて送出されるように
なっているので、位置登録信号の送出頻度を低減させる
ことで、実際の通話に通話チャネルを用いる機会が多く
なり、発着信がしやすくなるという効果も生まれる。
【0087】なお、本発明の実施形態においては、処理
装置800が高在圏率無線ゾーン群の導出を行うように
なっているが、PS100が、自身の高在圏率無線ゾー
ン群を導出し、高在圏率無線ゾーン群として導出した無
線ゾーン200の各々を形成するCS400の無線基地
局IDを、高在圏率無線ゾーン群情報をとして、内部の
高在圏率無線ゾーン群情報蓄積部113に蓄積すると共
に、処理装置800に送出するようにしてもよい。この
ようにすれば、処理装置800は、各PS100から受
信した高在圏率無線ゾーン群情報を、内部の高在圏率無
線ゾーン群情報蓄積部805に蓄積すればよく、在圏無
線ゾーン群履歴情報蓄積部804を備える必要がなくな
る。
【0088】また、高在圏率無線ゾーン群を導出する方
法として、各無線ゾーン200でのPS100の在圏率
を求め、求めた在圏率が上位N位までの無線ゾーン群
を、高在圏率無線ゾーン群とする方法を例に挙げている
が、例えば、予め定めた閾値以上の在圏率の無線ゾーン
群を、高在圏率無線ゾーン群とする方法も考えられる。
本方法によれば、PS100ごとに、高在圏率無線ゾー
ン群として導出される無線ゾーン200の数が異なるこ
ととなる。
【0089】また、本発明の実施形態においては、交換
機600およびCS400は、従来と同様の構成および
動作であり、特に、交換機600は、各PS100から
送出された在圏無線ゾーン群履歴情報を、位置登録信号
と同様に、処理装置800に送出するだけであるが、交
換機600と処理装置800との間は、在圏無線ゾーン
群履歴情報および位置登録信号のほかにも、上述したよ
うに、呼出し先となるCS400を問合せるためのやり
取りが行われたり、また、本発明の実施形態に関係ない
ので説明を省略したが、PS100に関する情報(例え
ば、加入者データや認証データ等)を問合せるためのや
り取りも行われる。
【0090】そこで、ネットワーク700のトラフィッ
クを考慮して、在圏無線ゾーン群履歴情報については、
他の送出ルートを設けるようにすることができる。
【0091】すなわち、例えば、図12に示すように、
交換機600に直接接続された別の処理装置1200を
設け、この処理装置1200と処理装置800との間
を、別のネットワーク1300で接続するようにする。
そして、処理装置1200が、各PS100から送出さ
れた在圏無線ゾーン群履歴情報を一旦蓄積し、予め定め
た送出タイミングで、蓄積している全てのPS100の
在圏無線ゾーン群履歴情報を、ネットワーク1300を
経由して、一括して処理装置800に送出するようにす
る。なお、この場合、交換機600は、PS100から
送出された在圏無線ゾーン群履歴情報については、処理
装置800ではなく、処理装置1200に送出するよう
にする必要がある。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各移動通信端末ごとに、該移動通信端末の在圏率が高い
範囲を、該移動通信端末に固有の位置登録エリアとして
設定することにより、各移動通信端末での位置登録処理
の発生頻度を低減させることが可能となる。
【0093】従って、移動体通信システムにかかる位置
登録処理の処理負荷を低減させると共に、位置登録トラ
ヒックによる無線リソースの圧迫を低減させることが可
能となり、さらに、位置登録信号の送出頻度を低減させ
ることが可能となるので、移動通信端末の電池消費量を
低減させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る移動体通信システムの
構成例を示す説明図。
【図2】本発明の実施形態における移動通信端末(P
S)の構成例を示す説明図。
【図3】本発明の実施形態における処理装置の構成例を
示す説明図。
【図4】本発明の実施形態における移動通信端末(P
S)が蓄積する在圏無線ゾーン群履歴情報の一例を示す
説明図。
【図5】本発明の実施形態における処理装置が高在圏率
無線ゾーン群を導出する手順の一例を示す説明図。
【図6】本発明の実施形態において設定される高在圏率
位置登録エリアの一例を示す説明図。
【図7】本発明の実施形態における移動通信端末(P
S)が行う位置登録処理の処理手順を示す説明図。
【図8】本発明の実施形態における移動通信端末(P
S)が在圏無線ゾーン群履歴情報を蓄積する際の処理フ
ローチャート。
【図9】本発明の実施形態における移動通信端末(P
S)が行う位置登録処理の処理フローチャート。
【図10】本発明の実施形態における処理装置が高在圏
率無線ゾーン群を導出する際の処理フローチャート。
【図11】本発明の実施形態における交換機が移動通信
端末(PS)を呼出す際の処理装置の処理フローチャー
ト。
【図12】本発明の実施形態に係る移動体通信システム
の別の構成例を示す説明図。
【符号の説明】
100…移動通信端末(PS)、101…アンテナ、1
02…無線信号送受信部、103…制御部、104…音
声処理部、105…マイク、106…スピーカ、107
…電波品質監視部、108…処理部、109…データ記
憶部、110…キーボード、111…ディスプレイ、1
12…在圏無線ゾーン群履歴情報蓄積部、113…高在
圏率無線ゾーン群情報蓄積部、200…無線ゾーン、3
00…無線伝送路、400…無線基地局(CS)、50
0…伝送路、600…交換機、700…ネットワーク、
800…処理装置、801…ネットワークインタフェー
ス部、802…制御部、803…処理部、804…在圏
無線ゾーン群履歴情報蓄積部、805…高在圏率無線ゾ
ーン群情報蓄積部、1200…処理装置、1300…ネ
ットワーク。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の移動通信端末と、これらの移動通信
    端末を無線伝送路を介して収容する複数の無線基地局
    と、これらの無線基地局を伝送路を介して収容する少な
    くとも1つの交換機と、該交換機が接続されるネットワ
    ークとを備えた移動体通信システムで用いられる移動通
    信端末であって、 現時点から予め定めた過去の時点までの間の、自身が在
    圏実績のある無線ゾーン群の各々を形成する無線基地局
    の識別情報、および、自身が在圏実績のある各無線ゾー
    ンごとの在圏日時情報を含む在圏無線ゾーン群履歴情報
    を蓄積する第1の蓄積手段と、 自身の在圏率が高い無線ゾーン群の各々を形成する無線
    基地局の識別情報を含む高在圏率無線ゾーン群情報を蓄
    積する第2の蓄積手段とを有することを特徴とする移動
    通信端末。
  2. 【請求項2】請求項1記載の移動通信端末であって、 予め定めたタイミングで、上記第1の蓄積手段が蓄積し
    ている在圏無線ゾーン群履歴情報を送出する送出手段
    と、 上記高在圏率無線ゾーン群情報を受信する受信手段とを
    さらに有し、 上記第2の蓄積手段は、 上記受信手段が受信した高在圏率無線ゾーン群情報を蓄
    積することを特徴とする移動通信端末。
  3. 【請求項3】請求項1記載の移動通信端末であって、 予め定めたタイミングで、上記第1の蓄積手段が蓄積し
    ている在圏無線ゾーン群履歴情報に基づいて、自身の在
    圏率が高い無線ゾーン群の各々を形成する無線基地局の
    識別情報を含む高在圏率無線ゾーン群情報を導出する導
    出手段と、 上記導出手段が導出した高在圏率無線ゾーン群情報を送
    出する送出手段とをさらに有し、 上記第2の蓄積手段は、 上記導出手段が導出した高在圏率無線ゾーン群情報を蓄
    積することを特徴とする移動通信端末。
  4. 【請求項4】請求項1, 2または3記載の移動通信端末
    であって、 各無線基地局が形成する無線ゾーンは、全ての移動通信
    端末に共通に予め定めた複数の位置登録エリアのうちの
    いずれかに属し、 上記第2の蓄積手段が蓄積している高在圏率無線ゾーン
    群情報に識別情報が含まれていない無線基地局が形成す
    る無線ゾーンから、上記第2の蓄積手段が蓄積している
    高在圏率無線ゾーン群情報に識別情報が含まれていない
    別の無線基地局が形成する無線ゾーンに進入した場合
    に、進入前の無線ゾーンおよび進入先の無線ゾーンが各
    々属する位置登録エリアが異なるならば、予め定めた第
    1の位置登録信号を送出し、 上記第2の蓄積手段が蓄積している高在圏率無線ゾーン
    群情報に識別情報が含まれていない無線基地局が形成す
    る無線ゾーンから、上記第2の蓄積手段が蓄積している
    高在圏率無線ゾーン群情報に識別情報が含まれている無
    線基地局が形成する無線ゾーンに進入した場合に、進入
    前の無線ゾーンおよび進入先の無線ゾーンが各々属する
    位置登録エリアに関わらず、上記第1の位置登録信号と
    は別に予め定めた第2の位置登録信号を送出する位置登
    録手段をさらに有し、 上記位置登録手段は、 上記第2の蓄積手段が蓄積している高在圏率無線ゾーン
    群情報に識別情報が含まれている無線基地局が形成する
    無線ゾーンから、上記第2の蓄積手段が蓄積している高
    在圏率無線ゾーン群情報に識別情報が含まれている別の
    無線基地局が形成する無線ゾーンに進入した場合には、
    進入前の無線ゾーンおよび進入先の無線ゾーンが各々属
    する位置登録エリアに関わらず、位置登録信号を送出し
    ないことを特徴とする移動通信端末。
  5. 【請求項5】複数の移動通信端末と、これらの移動通信
    端末を無線伝送路を介して収容する複数の無線基地局
    と、これらの無線基地局を伝送路を介して収容する少な
    くとも1つの交換機と、該交換機が接続されるネットワ
    ークとを備えた移動体通信システムで用いられ、上記ネ
    ットワークを介して上記交換機と接続される処理装置で
    あって、 各移動通信端末について、該移動通信端末の在圏率が高
    い無線ゾーン群の各々を形成する無線基地局の識別情報
    を含む高在圏率無線ゾーン群情報を蓄積する第1の蓄積
    手段を有することを特徴とする処理装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の処理装置であって、 いずれかの移動通信端末から、現時点から予め定めた過
    去の時点までの間の、該移動通信端末が在圏実績のある
    無線ゾーン群の各々を形成する無線基地局の識別情報、
    および、該移動通信端末が在圏実績のある各無線ゾーン
    ごとの在圏日時情報を含む在圏無線ゾーン群履歴情報を
    受信する受信手段と、 上記受信手段が受信した在圏無線ゾーン群履歴情報を蓄
    積する第2の蓄積手段と、 予め定めたタイミングで、上記第2の蓄積手段が蓄積し
    ている在圏無線ゾーン群履歴情報に基づいて、各移動通
    信端末について、該移動通信端末の在圏率が高い無線ゾ
    ーン群の各々を形成する無線基地局の識別情報を含む高
    在圏率無線ゾーン群情報を導出する導出手段と、 上記導出手段が導出した各移動通信端末の高在圏率無線
    ゾーン群情報を、対応する移動通信端末に送出する送出
    手段とをさらに有し、 上記第1の蓄積手段は、 上記導出手段が導出した高在圏率無線ゾーン群情報を蓄
    積することを特徴とする処理装置。
  7. 【請求項7】請求項5記載の処理装置であって、 いずれかの移動通信端末から、該移動通信端末の在圏率
    が高い無線ゾーン群の各々を形成する無線基地局の識別
    情報を含む高在圏率無線ゾーン群情報を受信する受信手
    段をさらに有し、 上記第1の蓄積手段は、 上記受信手段が受信した高在圏率無線ゾーン群情報を蓄
    積することを特徴とする処理装置。
  8. 【請求項8】請求項5, 6または7記載の処理装置であ
    って、 各無線基地局が形成する無線ゾーンは、全ての移動通信
    端末に共通に予め定めた複数の位置登録エリアのうちの
    いずれかに属し、 いずれかの移動通信端末から、別の位置登録エリアに属
    する無線ゾーンに進入したときに送出されてくる、予め
    定めた第1の位置登録信号を受信した場合に、該第1の
    位置登録信号に基づいて、該移動通信端末が在圏してい
    る無線ゾーンが属する位置登録エリアの識別情報を蓄積
    し、 いずれかの移動通信端末から、該移動通信端末の高在圏
    率無線ゾーン群情報に識別情報が含まれている無線基地
    局が形成する無線ゾーンに進入したときに送出されてく
    る、上記第1の位置登録信号とは別に予め定めた第2の
    位置登録信号を受信した場合に、その旨を示す情報を蓄
    積する位置登録管理手段と、 上記交換機から、着信があった移動通信端末の呼出し先
    となる無線基地局についての問合せがあった場合に、該
    移動通信端末が在圏している無線ゾーンが属する位置登
    録エリアの識別情報を上記位置管理手段が蓄積している
    ならば、該位置登録エリアに属する全ての無線基地局の
    識別情報を、該交換機に通知し、 上記交換機から、着信があった移動通信端末の呼出し先
    となる無線基地局についての問合せがあった場合に、該
    移動通信端末から第2の位置登録信号を受信した旨を示
    す情報を上記位置管理手段が蓄積しているならば、上記
    第1の蓄積手段が蓄積している該移動通信端末の高在圏
    率無線ゾーン群情報に含まれている全ての識別情報を、
    該交換機に通知する呼出先決定手段とをさらに有するこ
    とを特徴とする処理装置。
  9. 【請求項9】複数の移動通信端末と、これらの移動通信
    端末を無線伝送路を介して収容する複数の無線基地局
    と、これらの無線基地局を伝送路を介して収容する少な
    くとも1つの交換機と、該交換機が接続されるネットワ
    ークとを備えた移動体通信システムにおいて、各移動通
    信端末に固有の位置登録エリアを設定する位置登録エリ
    ア設定方法であって、 上記ネットワークを介して上記交換機に接続される処理
    装置は、 各移動通信端末から、該移動通信端末が蓄積している在
    圏無線ゾーン群履歴情報であって、現時点から予め定め
    た過去の時点までの間の、該移動通信端末が在圏実績の
    ある無線ゾーン群の各々を形成する無線基地局の識別情
    報、および、該移動通信端末が在圏実績のある各無線ゾ
    ーンごとの在圏日時情報を含む在圏無線ゾーン群履歴情
    報を取得し、 各移動通信端末について、該移動通信端末から取得した
    在圏無線ゾーン群履歴情報に基づいて、該移動通信端末
    の在圏率が高い無線ゾーン群(以下、「高在圏率無線ゾ
    ーン群」と称す。)を導出し、導出した高在圏率無線ゾ
    ーン群を、該移動通信端末に固有の位置登録エリアとし
    て、全ての移動通信端末に共通に予め定めた位置登録エ
    リアに優先させて扱うよう、上記交換機を制御すること
    を特徴とする位置登録エリア設定方法。
  10. 【請求項10】複数の移動通信端末と、これらの移動通
    信端末を無線伝送路を介して収容する複数の無線基地局
    と、これらの無線基地局を伝送路を介して収容する少な
    くとも1つの交換機と、該交換機が接続されるネットワ
    ークとを備えた移動体通信システムにおいて、各移動通
    信端末に固有の位置登録エリアを設定する位置登録エリ
    ア設定方法であって、 上記ネットワークを介して上記交換機に接続される処理
    装置は、 各移動通信端末から、該移動通信端末が導出して蓄積し
    ている高在圏率無線ゾーン群情報であって、該移動通信
    端末の在圏率が高い無線ゾーン群(以下、「高在圏率無
    線ゾーン群」と称す。)の各々を形成する無線基地局の
    識別情報を含む高在圏率無線ゾーン群情報を取得し、 各移動通信端末について、該移動通信端末から取得した
    高在圏率無線ゾーン群情報に識別情報が含まれている全
    ての無線基地局が各々形成している高在圏率無線ゾーン
    群を、該移動通信端末に固有の位置登録エリアとして、
    全ての移動通信端末に共通に予め定めた位置登録エリア
    に優先させて扱うよう、上記交換機を制御することを特
    徴とする位置登録エリア設定方法。
  11. 【請求項11】請求項10記載の位置登録エリア設定方
    法であって、 上記高在圏率無線ゾーン群は、予め定めた時間帯別に導
    出され、 上記処理装置は、 上記高在圏率無線ゾーン群を、対応する時間帯における
    該移動信端末に固有の位置登録エリアとして、全ての移
    動通信端末に共通に予め定めた位置登録エリアに優先さ
    せて扱うよう、上記交換機を制御することを特徴とする
    位置登録エリア設定方法。
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