JPH1119605A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JPH1119605A
JPH1119605A JP17406797A JP17406797A JPH1119605A JP H1119605 A JPH1119605 A JP H1119605A JP 17406797 A JP17406797 A JP 17406797A JP 17406797 A JP17406797 A JP 17406797A JP H1119605 A JPH1119605 A JP H1119605A
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JP
Japan
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pure water
chemical
pressure
supplied
mixing
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JP17406797A
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English (en)
Inventor
Seiichiro Sato
誠一郎 佐藤
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 純水と薬液とを混合させる混合部に供給する
純水の供給量を一定に維持し、純水供給源側での圧力変
動に起因する処理液の濃度変動を防止する。 【解決手段】 耐圧密閉構造の薬液タンク7内の薬液を
薬液供給路6へ設定圧力で加圧供給して混合部5へ供給
するとともに、純水供給源17からの純水を純水供給路
16を介して混合部5へ供給し、純水と薬液とを混合し
た処理液を処理液供給路3を介して処理槽1へ供給す
る。純水供給路16に純水圧力制御弁18を設け、混合
部5へ供給される純水の圧力を空気圧の付与によって制
御する。純水圧力センサ21によって検出された純水の
圧力値に基づいて、純水コントローラ22から第2の電
空変換器19に第2の制御信号を出力し、この第2の電
空変換器19で、混合部5へ供給される純水の圧力が一
定に維持されるように純水圧力制御弁18に付与される
空気圧を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハや液
晶表示器用ガラス基板などの基板を、純水と薬液とを混
合した処理液で処理する基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の基板処理装置は、従来一般に、
図5の概略構成図に示すように構成されている。すなわ
ち、純水と薬液とを混合した処理液で基板を処理する基
板処理槽01に処理液供給路02を介して混合部03が
接続されている。
【0003】混合部03には、薬液供給路04を介し
て、薬液を貯留する耐圧密閉構造の薬液タンク05が接
続されている。また、薬液タンク05には、不活性ガス
である窒素ガスを導入する窒素ガス導入管06が接続さ
れている。
【0004】窒素ガス導入管06には、導入する窒素ガ
スの圧力を制御するガス圧力制御弁07が設けられ、こ
のガス圧力制御弁07が、第1の電空変換器08から所
定圧力の空気圧を付与することにより操作され、薬液タ
ンク05内に導入する不活性ガス(N2 )の圧力を調整
し、薬液タンク05から混合部03に設定量の薬液が供
給される。
【0005】薬液供給路04には、薬液の吐出圧を測定
する薬液圧力センサ09が設けられ、この薬液圧力セン
サ09に薬液コントローラ010が接続されるととも
に、薬液コントローラ010に第1の電空変換器08が
接続されている。
【0006】薬液コントローラ010では、薬液圧力セ
ンサ09で測定される薬液の吐出圧と設定圧力とを比較
し、その比較結果に基づいて、設定圧力に戻すのに必要
な制御値を求め、その制御値に対応する制御信号を第1
の電空変換器08に出力し、薬液タンク05内に導入す
る不活性ガスの圧力が一定に維持されるように、ガス圧
力制御弁07に付与する空気圧を制御し、薬液タンク0
5からの薬液を薬液供給路04を介して混合部03に設
定圧力で加圧供給される。
【0007】また、混合部03には、純水供給路011
を介して純水供給源012が接続されている。純水供給
路011には、純水の吐出圧を制御する純水圧力制御弁
013が設けられ、この純水圧力制御弁013が、第2
の電空変換器014から設定圧力の空気圧を付与するこ
とにより操作される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような構成を有する基板処理装置では、次のような問題
がある。すなわち、通常、純水供給源012からの純水
ラインが分岐され、それらの分岐された純水ラインとの
接続部が各所に配置され、その接続部に純水供給路01
1の一端側を接続して使用するようになっている。
【0009】そのため、純水の使用量が一時的に集中し
たような場合、純水圧力制御弁013の一次圧が変動す
る。純水圧力制御弁013は、第2の電空変換器014
から設定圧力の空気圧を付与することにより、二次圧を
一定に維持するものであるが、上述一次圧の急激な変動
に伴って二次圧も変動し、混合部03に供給される純水
の流量が微妙に変動してしまう。
【0010】また、純水圧力制御弁013は、一次圧と
二次圧の差圧がある一定の値以上であるときには安定し
て作動するが、純水の使用量が増して、純水圧力制御弁
013の一次圧が低くなってくると動作が不安定とな
り、二次圧の変動が生じてくる。この結果、薬液供給側
において、混合部03に設定量の薬液を供給できるよう
に構成していても、混合部03から基板処理槽01に供
給される処理液の濃度が変動するという欠点があった。
【0011】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、混合部へ供給する純水の供給量を一定
に維持し、純水供給源側での圧力変動に起因する処理液
の濃度変動を防止することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、請求項1に記載の発明は、純水と薬液とを混合
して得られた処理液で基板の処理を行う基板処理部と、
前記基板処理部に処理液供給路を介して接続され、純水
と薬液とを混合させる混合部と、前記混合部に一端が接
続され、他端が純水供給源に接続される純水供給路と、
前記純水供給路に設けられ、前記混合部へ供給される純
水の圧力を空気圧を付与することによって制御する純水
圧力制御弁と、前記混合部と前記純水圧力制御弁との間
に設けられ、前記混合部へ供給される純水の圧力値を検
出する純水圧力検出手段と、前記純水圧力検出手段によ
って検出された純水の圧力値に基づいて、前記純水圧力
制御弁に付与される空気圧を制御する純水制御手段と、
を備えたものである。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の基板処理装置において、前記混合部に一端が接
続され、他端が薬液供給源に接続される薬液供給路と、
前記混合部と前記薬液供給源との間に設けられ、前記混
合部へ供給される薬液の圧力値を検出する薬液圧力検出
手段と、前記薬液圧力検出手段によって検出された薬液
の圧力値に基づいて、前記薬液供給源から前記混合部へ
供給される薬液の圧力を制御する薬液制御手段と、をさ
らに備えたものである。
【0014】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の基板処理装置において、前記混合部に一端が接
続され、他端が薬液供給源に接続される薬液供給路と、
前記混合部と前記薬液供給源との間に設けられ、前記混
合部へ供給される薬液の流量値を検出する薬液流量検出
手段と、前記薬液流量検出手段によって検出された薬液
の流量値に基づいて、前記薬液供給源から前記混合部へ
供給される薬液の流量を制御する薬液制御手段と、をさ
らに備えたものである。
【0015】また、請求項4に記載の発明は、純水と薬
液とを混合して得られた処理液で基板の処理を行う基板
処理部と、前記基板処理部に処理液供給路を介して接続
され、純水と薬液とを混合させる混合部と、前記混合部
に一端が接続され、他端が薬液供給源に接続される薬液
供給路と、前記薬液供給路に設けられ、前記混合部へ供
給される薬液の圧力値を検出する薬液圧力検出手段と、
前記混合部に一端が接続され、他端が純水供給源に接続
される純水供給路と、前記純水供給路に設けられ、前記
混合部に供給される純水の圧力値を検出する純水圧力検
出手段と、前記薬液圧力検出手段によって検出された圧
力値と前記純水圧力検出手段によって検出された圧力値
とに基づいて、前記混合部へ供給される薬液の供給量と
前記混合部へ供給される純水の供給量とが所定の関係に
維持されるように、前記薬液供給源から前記混合部へ供
給される薬液の圧力を制御する制御手段と、を備えたも
のである。
【0016】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載の基板処理装置において、前記制御手段は、さら
に、前記薬液圧力検出手段によって検出された圧力値と
前記純水圧力検出手段によって検出された圧力値とに基
づいて、前記混合部へ供給される薬液の供給量と前記混
合部へ供給される純水の供給量とが所定の関係に維持さ
れるように、前記純水供給源から前記混合部へ供給され
る薬液の圧力を制御するものである。
【0017】また、請求項6に記載の発明は、純水と薬
液とを混合して得られた処理液で基板の処理を行う基板
処理部と、前記基板処理部に処理液供給路を介して接続
され、純水と薬液とを混合させる混合部と、前記混合部
に一端が接続され、他端が薬液供給源に接続される薬液
供給路と、前記薬液供給路に設けられ、前記混合部へ供
給される薬液の流量値を検出する薬液流量検出手段と、
前記混合部に一端が接続され、他端が純水供給源に接続
される純水供給路と、前記純水供給路に設けられ、前記
混合部へ供給される純水の流量値を検出する純水流量検
出手段と、前記薬液流量検出手段によって検出された流
量値と前記純水流量検出手段によって検出された流量値
とに基づいて、前記混合部へ供給される薬液の供給量と
前記混合部へ供給される純水の供給量とが所定の関係に
維持されるように、前記薬液供給源から前記混合部へ供
給される薬液の流量を制御する制御手段と、を備えたも
のである。
【0018】また、請求項7に記載の発明は、請求項6
に記載の基板処理装置において、前記制御手段は、さら
に、前記薬液流量検出手段によって検出された流量値と
前記純水流量検出手段によって検出された流量値とに基
づいて、前記混合部へ供給される薬液の供給量と前記混
合部へ供給される純水の供給量とが所定の関係に維持さ
れるように、前記純水供給源から前記混合部へ供給され
る純水の流量を制御するものである。
【0019】
【作用】請求項1に記載の発明では、純水と薬液とを混
合させる混合部と純水圧力制御弁との間に設けられた純
水圧力検出手段が、混合部へ供給される純水の圧力値を
検出し、この圧力値に基づいて、純水制御手段が純水圧
力制御弁に付与される空気圧を制御して、混合部へ供給
される純水の圧力を制御している。
【0020】また、請求項2に記載の発明では、純水と
薬液とを混合させる混合部と薬液供給源との間に設けら
れた薬液圧力検出手段が、混合部へ供給される薬液の圧
力値を検出し、この圧力値に基づいて、薬液制御手段が
薬液供給源から混合部へ供給される薬液の圧力を制御し
ている。
【0021】また、請求項3に記載の発明では、純水と
薬液とを混合させる混合部と薬液供給源との間に設けら
れた薬液流量検出手段が、混合部へ供給される薬液の流
量値を検出し、この流量値に基づいて、薬液制御手段が
薬液供給源から混合部へ供給される薬液の流量を制御し
ている。
【0022】また、請求項4に記載の発明では、薬液供
給路に設けられた薬液圧力検出手段が混合部へ供給され
る薬液の圧力値を検出し、純水供給路に設けられた純水
圧力検出手段が混合部へ供給される純水の圧力値を検出
し、制御手段はこれらの圧力値に基づいて、混合部へ供
給される薬液の供給量と混合部へ供給される純水の供給
量とが所定の関係に維持されるように、薬液供給源から
混合部へ供給される薬液の圧力を制御している。
【0023】また、請求項5に記載の発明では、さら
に、制御手段はこれらの圧力値に基づいて、混合部へ供
給される薬液の供給量と混合部へ供給される純水の供給
量とが所定の関係に維持されるように、純水供給源から
混合部へ供給される純水の圧力を制御している。
【0024】また、請求項6に記載の発明では、薬液供
給路に設けられた薬液流量検出手段が混合部へ供給され
る薬液の流量値を検出し、純水供給路に設けられた純水
流量検出手段が混合部へ供給される純水の流量値を検出
し、制御手段はこれらの流量値に基づいて、混合部へ供
給される薬液の供給量と混合部へ供給される純水の供給
量とが所定の関係に維持されるように、薬液供給源から
混合部へ供給される薬液の流量を制御している。
【0025】また、請求項7に記載の発明では、さら
に、制御手段はこれらの流量値に基づいて、混合部へ供
給される薬液の供給量と混合部へ供給される純水の供給
量とが所定の関係に維持されるように、純水供給源から
混合部へ供給される純水の流量を制御している。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る基板処理
装置の第1実施例を示す概略構成図である。この基板処
理装置は、半導体ウエハなどの基板を複数枚収納した図
示しないウエハキャリアが浸漬される処理槽1と、この
処理槽1の周囲に、処理槽1から溢れた処理液を滞留す
るためのオーバーフロー槽2とを備えている。
【0027】処理槽1の底部には、薬液と純水とを混合
した処理液を供給する処理液供給路3の一端側が接続さ
れ、また、このオーバーフロー槽2には、余剰の処理液
を排出する廃液路4が接続されている。
【0028】処理液供給路3の他端側に混合部5が接続
されている。この混合部5には、薬液供給路6を介し
て、薬液を貯留する耐圧密閉構造の薬液タンク7が接続
されている。薬液タンク7には、薬液タンク7内の薬液
を薬液供給路6に加圧供給するように、不活性ガスであ
る窒素ガスを導入する窒素ガス導入管8を介して窒素ボ
ンベなどの窒素ガス供給源9が接続されている。
【0029】窒素ガス導入管8には、導入する窒素ガス
の圧力を制御するガス圧力制御弁10が設けられ、この
ガス圧力制御弁10は、第1の電空変換器11から所定
圧力の空気圧を付与することにより操作される。
【0030】薬液供給路6には、フィルター12と薬液
開閉弁13とが設けられている。また、薬液供給路6に
は、薬液タンク7から混合部5へ供給される薬液の圧力
値を検出する薬液圧力センサ14が設けられ、この薬液
圧力センサ14が薬液コントローラ15に接続されると
ともに、さらに、薬液コントローラ15には、第1の電
空変換器11が接続されている。
【0031】薬液コントローラ15では、薬液圧力セン
サ14により検出された薬液の圧力値と、予め設定され
ている設定圧力値とを比較し、その比較結果に基づい
て、設定圧力に戻すのに必要な制御値を求め、その制御
値に対応する第1の制御信号を第1の電空変換器11へ
出力する。この第1の電空変換器11は、薬液タンク7
内に導入する不活性ガスの圧力が一定に維持されるよう
に、第1の制御信号に基づいてガス圧力制御弁10に付
与する空気圧を制御する。その結果、薬液タンク7から
の薬液が薬液供給路6を介して混合部5へ設定圧力で加
圧供給される。
【0032】なお、上記制御値としては、例えば、薬液
用制御値をCM 、設定圧力値をPC、検出された薬液の
圧力値をPCMとしたときに、CM =PC /PCMとして求
められる。
【0033】混合部5には、純水供給路16を介して純
水供給源17が接続されている。純水供給路16には、
純水の吐出圧を制御する純水圧力制御弁18と純水開閉
弁20とが設けられ、この純水圧力制御弁18が、第2
の電空変換器19から設定圧力の空気圧を付与すること
により操作される。
【0034】また、純水供給路16には、純水供給源1
7から混合部5へ供給される純水の圧力値を検出する純
水圧力センサ21が設けられ、この純水圧力センサ21
が純水コントローラ22に接続されるとともに、さら
に、この純水コントローラ22には、第2の電空変換器
19が接続されている。
【0035】純水コントローラ22では、純水圧力セン
サ21により検出された純水の圧力値と、予め設定され
ている設定圧力値とを比較し、その比較結果に基づい
て、設定圧力値に戻すのに必要な制御値を求め、その制
御値に対応する第2の制御信号を第2の電空変換器19
へ出力する。この第2の電空変換器19は、混合部5に
供給される純水の圧力が一定に維持されるように、純水
圧力制御弁18に付与する空気圧を制御する。その結
果、純水供給源17からの純水が純水供給路16を介し
て混合部5へ設定圧力で供給される。
【0036】なお、上記制御値としては、例えば、純水
用制御値をCW 、設定圧力値をPW、検出された薬液の
圧力値をPWMとしたときに、CW =PW /PWMとして求
められる。
【0037】混合部5には、薬液開閉弁13a,13b
を介装した薬液供給路6a,6bを介して複数の他の薬
液タンク(図示せず)が接続され、それらに対しても同
様に、混合部5に薬液が設定圧力で加圧供給される。
【0038】以上の構成により、純水供給源17での圧
力変動にかかわらず、混合部5へ薬液を設定圧力で加圧
供給するとともに、混合部5へ純水を設定圧力で供給
し、設定濃度の処理液を得ることができる。
【0039】図2は、本発明に係る基板処理装置の第2
実施例を示す概略構成図であり、第1実施例と異なると
ころは次の通りである。
【0040】すなわち、図2に示すように、薬液供給路
6には、薬液タンク7から混合部5へ供給される薬液の
流量値を検出する薬液流量センサ14Aが設けられ、こ
の薬液流量センサ14Aが薬液コントローラ15に接続
されているとともに、さらに、薬液コントローラ15に
は、第1の電空変換器11が接続されている。
【0041】薬液コントローラ15では、薬液流量セン
サ14Aにより検出された薬液の流量値と、予め設定さ
れている設定流量値とを比較し、その比較結果に基づい
て、設定流量に戻すのに必要な制御値を求め、その制御
値に対応する制御信号を第1の電空変換器11に出力す
る。この第1の電空変換器11は、薬液タンク7内に導
入する不活性ガスの圧力が一定に維持されるように、制
御信号に基づいてガス圧力制御弁10に付与する空気圧
を制御する。その結果、薬液タンク7からの薬液が薬液
供給路6を介して混合部5へ設定流量に対応する圧力で
加圧供給される。
【0042】したがって、図1に示す薬液圧力センサ1
4のかわりに薬液流量センサ14Aを設けて、薬液の流
量を検出しても、実施例1と同様に、純水供給源17で
の圧力変動にかかわらず、混合部5へ薬液を設定流量に
したがって加圧供給できる。
【0043】図3は、本発明に係る基板処理装置の第3
実施例を示す概略構成図である。
【0044】純水供給路16には、純水供給源17から
混合部5へ供給される純水の圧力値を検出する純水圧力
センサ27が設けられ、この純水圧力センサ27が薬液
コントローラ28に接続されている。さらに、薬液コン
トローラ28には、ガス圧力制御弁10に対する第1の
電空変換器11が接続されている。また、薬液供給路6
には、薬液タンク7から混合部5へ供給される薬液の圧
力値を検出する薬液圧力センサ29が設けられ、この薬
液圧力センサ29が薬液コントローラ28に接続されて
いる。
【0045】この薬液コントローラ28では、検出され
た純水の圧力値に基づいて、その時点での薬液の圧力値
を入力し、純水の圧力値と混合部5に供給される薬液の
圧力値との相対関係を一定に維持するのに必要な制御値
を求め、その制御値に対応する制御信号を第1の電空変
換器11に出力する。第1の電空変換器11は、純水の
圧力、すなわち、混合部5への純水の供給量と、薬液の
圧力、すなわち、混合部5への薬液の供給量との相対関
係を一定に維持するように操作される。その結果、純水
供給源17での圧力変動にかかわらず、設定濃度の処理
液を得ることができる。
【0046】また、上記制御値に対応する制御信号は、
第2の電空変換器19へも出力される。第2の電空変換
器19は、混合部5への純水の供給量と、混合部5への
薬液の供給量との相対関係を一定に維持するように操作
される。その結果、純水供給源17での圧力変動にかか
わらず、設定濃度の処理液を得ることができる。
【0047】なお、上記制御値としては、例えば、制御
値をC、純水の設定圧力値をPW 、検出された純水の圧
力値をPWM、薬液の設定圧力値をPC 、検出された薬液
の圧力値をPCMとしたときに、C=(PC /PCM)×
(PWM/PW )として求められるようになっている。
【0048】図4は、本発明に係る基板処理装置の第4
実施例を示す概略構成図である。純水供給路16には、
純水供給源17から混合部5へ供給される純水の流量値
を検出する純水流量センサ27Aが設けられ、この純水
流量センサ27Aが薬液コントローラ28に接続されて
いる。また、薬液供給路6には、薬液タンク7から混合
部5へ供給される薬液の流量値を検出する薬液流量セン
サ29Aが設けられ、この薬液流量センサ29Aが薬液
コントローラ28に接続されている。
【0049】この薬液コントローラ28では、検出され
た純水の流量値に基づいて、その時点での薬液の流量値
を入力し、純水の流量値と薬液の流量値と相対関係を一
定に維持するのに必要な制御値を求め、その制御値に対
応する制御信号を第1の電空変換器11へ出力する。第
1の電空変換器11は、純水の流量に対応する純水の供
給量と薬液の流量に対応する薬液の供給量との相対関係
を一定に維持するように操作される。その結果、純水供
給源17での圧力変動にかかわらず、設定濃度の処理液
を得ることができる。
【0050】また、第3実施例と同様に、上記制御値に
対応する制御信号は、第2の電空変換器19へも出力さ
れる。第2の電空変換器19は、混合部5への純水の供
給量と、混合部5への薬液の供給量との相対関係を一定
に維持するように操作される。その結果、純水供給源1
7での圧力変動にかかわらず、設定濃度の処理液を得る
ことができる。
【0051】本発明としては、基板を処理槽1内に浸漬
して処理するタイプの基板処理装置に限らず、回転可能
に保持した基板にノズルから処理液を噴出供給して処理
するタイプの基板処理装置にも適用でき、処理槽1や、
基板を回転可能に保持する構成などをして基板処理部と
総称する。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明では、混合部と純水圧力制御弁との間に
設けられた純水圧力検出手段が、混合部へ供給される純
水の圧力値を検出し、この圧力値に基づいて、純水制御
手段が純水圧力制御弁に付与される空気圧を制御して、
混合部へ供給している純水の圧力を制御しているので、
混合部へ供給される純水の供給量を一定にでき、純水供
給源での圧力変動に伴う処理液の濃度の変動を防止でき
る。
【0053】また、請求項2に記載の発明では、混合部
と薬液供給源との間に設けられた薬液圧力検出手段が、
混合部へ供給される薬液の圧力値を検出し、この圧力値
に基づいて、薬液制御手段が薬液供給源から混合部へ供
給し薬液の圧力を制御しているので、混合部へ供給する
純水の供給量に加えて、混合部へ供給される薬液の供給
量をも一定にでき、純水供給源での圧力変動に伴う処理
液の濃度の変動をさらに効果的に防止できる。
【0054】また、請求項3に記載の発明では、混合部
と薬液供給源との間に設けられた薬液流量検出手段が、
混合部へ供給される薬液の流量値を検出し、この流量値
に基づいて、薬液制御手段が薬液供給源から混合部へ供
給される薬液の流量を制御しているので、混合部へ供給
する純水の供給量に加えて、混合部へ供給される薬液の
供給量をも一定にでき、純水供給源での圧力変動に伴う
処理液の濃度の変動をさらに効果的に防止できる。
【0055】また、請求項4に記載の発明では、薬液圧
力検出手段によって検出された薬液の圧力値と純水圧力
検出手段によって検出された純水の圧力値に基づいて、
混合部へ供給される薬液の供給量と混合部へ供給される
純水の供給量とが所定の関係に維持されるように、薬液
供給源から混合部へ供給される薬液の圧力を制御してい
るので、混合部へ供給する薬液の供給量を一定にでき、
純水供給源での圧力変動に伴う処理液の濃度の変動を防
止できる。
【0056】また、請求項5に記載の発明では、薬液圧
力検出手段によって検出された薬液の圧力値と純水圧力
検出手段によって検出された純水の圧力値に基づいて、
混合部へ供給される薬液の供給量と混合部へ供給される
純水の供給量とが所定の関係に維持されるように、純水
供給源から混合部へ供給される純水の圧力を制御してい
るので、混合部へ供給する薬液の供給量に加えて、混合
部へ供給される純水の供給量をも一定にでき、純水供給
源での圧力変動に伴う処理液の濃度の変動をさらに効果
的に防止できる。
【0057】また、請求項6に記載の発明では、薬液流
量検出手段によって検出された薬液の流量値と純水流量
検出手段によって検出された純水の流量値に基づいて、
混合部へ供給される薬液の供給量と混合部へ供給される
純水の供給量とが所定の関係に維持されるように、薬液
供給源から混合部へ供給される薬液の流量を制御してい
るので、混合部へ供給する薬液の供給量を一定にでき、
純水供給源での圧力変動に伴う処理液の濃度の変動を防
止できる。
【0058】また、請求項7に記載の発明では、薬液流
量検出手段によって検出された薬液の流量値と純水流量
検出手段によって検出された純水の流量値に基づいて、
混合部へ供給される薬液の供給量と混合部へ供給される
純水の供給量とが所定の関係に維持されるように、純水
供給源から混合部へ供給される純水の流量を制御してい
るので、混合部へ供給する薬液の供給量に加えて、混合
部へ供給される純水の供給量をも一定にでき、純水供給
源での圧力変動に伴う処理液の濃度の変動をさらに効果
的に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板処理装置の第1実施例を示す
概略構成図である。
【図2】本発明に係る基板処理装置の第2実施例を示す
概略構成図である。
【図3】本発明に係る基板処理装置の第3実施例を示す
概略構成図である。
【図4】本発明に係る基板処理装置の第4実施例を示す
概略構成図である。
【図5】従来例の基板処理装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1…処理槽(基板処理部) 3…処理液供給路 5…混合部 6…薬液供給路 7…薬液タンク 16…純水供給路 17…純水供給源 18…純水圧力制御弁 21…純水圧力センサ 22…純水コントローラ 27…純水圧力センサ 28…薬液コントローラ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】純水と薬液とを混合して得られた処理液で
    基板の処理を行う基板処理部と、 前記基板処理部に処理液供給路を介して接続され、純水
    と薬液とを混合させる混合部と、 前記混合部に一端が接続され、他端が純水供給源に接続
    される純水供給路と、前記純水供給路に設けられ、前記
    混合部へ供給される純水の圧力を空気圧を付与すること
    によって制御する純水圧力制御弁と、 前記混合部と前記純水圧力制御弁との間に設けられ、前
    記混合部へ供給される純水の圧力値を検出する純水圧力
    検出手段と、 前記純水圧力検出手段によって検出された純水の圧力値
    に基づいて、前記純水圧力制御弁に付与される空気圧を
    制御する純水制御手段と、 を備えたことを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の基板処理装置において、 前記混合部に一端が接続され、他端が薬液供給源に接続
    される薬液供給路と、 前記混合部と前記薬液供給源との間に設けられ、前記混
    合部へ供給される薬液の圧力値を検出する薬液圧力検出
    手段と、 前記薬液圧力検出手段によって検出された薬液の圧力値
    に基づいて、前記薬液供給源から前記混合部へ供給され
    る薬液の圧力を制御する薬液制御手段と、 をさらに備えたことを特徴とする基板処理装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の基板処理装置において、 前記混合部に一端が接続され、他端が薬液供給源に接続
    される薬液供給路と、 前記混合部と前記薬液供給源との間に設けられ、前記混
    合部へ供給される薬液の流量値を検出する薬液流量検出
    手段と、 前記薬液流量検出手段によって検出された薬液の流量値
    に基づいて、前記薬液供給源から前記混合部へ供給され
    る薬液の流量を制御する薬液制御手段と、 をさらに備えたことを特徴とする基板処理装置。
  4. 【請求項4】純水と薬液とを混合して得られた処理液で
    基板の処理を行う基板処理部と、 前記基板処理部に処理液供給路を介して接続され、純水
    と薬液とを混合させる混合部と、 前記混合部に一端が接続され、他端が薬液供給源に接続
    される薬液供給路と、 前記薬液供給路に設けられ、前記混合部へ供給される薬
    液の圧力値を検出する薬液圧力検出手段と、 前記混合部に一端が接続され、他端が純水供給源に接続
    される純水供給路と、 前記純水供給路に設けられ、前記混合部に供給される純
    水の圧力値を検出する純水圧力検出手段と、 前記薬液圧力検出手段によって検出された圧力値と前記
    純水圧力検出手段によって検出された圧力値とに基づい
    て、前記混合部へ供給される薬液の供給量と前記混合部
    へ供給される純水の供給量とが所定の関係に維持される
    ように、前記薬液供給源から前記混合部へ供給される薬
    液の圧力を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする基板処理装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の基板処理装置において、 前記制御手段は、さらに、前記薬液圧力検出手段によっ
    て検出された圧力値と前記純水圧力検出手段によって検
    出された圧力値とに基づいて、前記混合部へ供給される
    薬液の供給量と前記混合部へ供給される純水の供給量と
    が所定の関係に維持されるように、前記純水供給源から
    前記混合部へ供給される薬液の圧力を制御することを特
    徴とする基板処理装置。
  6. 【請求項6】純水と薬液とを混合して得られた処理液で
    基板の処理を行う基板処理部と、 前記基板処理部に処理液供給路を介して接続され、純水
    と薬液とを混合させる混合部と、 前記混合部に一端が接続され、他端が薬液供給源に接続
    される薬液供給路と、 前記薬液供給路に設けられ、前記混合部へ供給される薬
    液の流量値を検出する薬液流量検出手段と、 前記混合部に一端が接続され、他端が純水供給源に接続
    される純水供給路と、 前記純水供給路に設けられ、前記混合部へ供給される純
    水の流量値を検出する純水流量検出手段と、 前記薬液流量検出手段によって検出された流量値と前記
    純水流量検出手段によって検出された流量値とに基づい
    て、前記混合部へ供給される薬液の供給量と前記混合部
    へ供給される純水の供給量とが所定の関係に維持される
    ように、前記薬液供給源から前記混合部へ供給される薬
    液の流量を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする基板処理装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の基板処理装置において、 前記制御手段は、さらに、前記薬液流量検出手段によっ
    て検出された流量値と前記純水流量検出手段によって検
    出された流量値とに基づいて、前記混合部へ供給される
    薬液の供給量と前記混合部へ供給される純水の供給量と
    が所定の関係に維持されるように、前記純水供給源から
    前記混合部へ供給される純水の流量を制御することを特
    徴とする基板処理装置。
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