JPH11195979A - 従属クロック切替回路および従属クロック切替システム - Google Patents

従属クロック切替回路および従属クロック切替システム

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JPH11195979A
JPH11195979A JP9360177A JP36017797A JPH11195979A JP H11195979 A JPH11195979 A JP H11195979A JP 9360177 A JP9360177 A JP 9360177A JP 36017797 A JP36017797 A JP 36017797A JP H11195979 A JPH11195979 A JP H11195979A
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dividing
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Naoki Toyama
直樹 外山
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部クロックの異常時、外部クロックの切替
え時、又は、二重系システムの系の切替時に、システム
クロックの周波数変動を防止できるようにすることを課
題とする。 【解決手段】 外部選択クロック分周回路14において
外部クロック選択回路11で得られた外部選択クロック
を予備発振器12及び予備クロック分周回路13で得ら
れる予備用の分周クロックを基準に分周し、セレクタ1
7において外部選択クロック異常検出回路16における
外部選択クロックの異常検出結果に応じて予備用の分周
クロックと外部選択クロックに基づく分周クロックとの
いずれか一方を選択し、次段のPLL回路18において
その選択された分周クロックに基づくシステムクロック
B(従属クロック)を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、従属クロック切
替回路に関し、詳細には、クロック切替時にクロックの
連続性を保持する従属クロック切替回路および従属クロ
ック切替システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来例による従属クロック切替回
路を示すブロック図である。同図において、81は複数
の外部クロックから1クロックを選択する外部クロック
選択回路、82は外部クロック選択回路81で選択され
た外部クロック(以下に外部選択クロックと称する)を
分周する外部クロック分周回路、83は外部クロック分
周回路82で分周されたクロック(以下に分周クロック
と称する)に従ってシステムクロック(従属クロック)
を生成するPLL(Phase−LockedLoo
p)回路、A1〜An(nは自然数)は本従属クロック
切替回路へ供給される外部クロック、そして、Bは本従
属クロック切替回路から出力するシステムクロックであ
る。
【0003】つぎに、動作について説明する。図8に示
した従属クロック切替回路では、外部クロック選択回路
81に複数の外部クロックA1〜Anが入力されると、
そこで1クロックが選択される。その選択外部クロック
は外部クロック選択回路81から外部選択クロック分周
回路82へ出力される。外部選択クロック分周回路82
では、外部クロック選択回路81から入力された外部選
択クロックが次段のPLL回路83で位相を比較するた
めの周波数まで分周される。
【0004】この分周クロックは、外部選択クロック分
周回路82からPLL回路28へ出力される。PLL回
路83では、入力された分周クロックに従ってその分周
クロックの基である外部選択クロックに同期したシステ
ムクロックBが生成される。
【0005】さて、上述した技術に近似したものとし
て、例えば、特開平5−199107号公報と同6−1
77754号公報がある。特開平5−199107号公
報には、PLL出力を基準に予備用発振器の出力クロッ
ク及び外部クロックを分周するとともに、外部クロック
が異常となった場合に予備用発振器の分周クロックをセ
レクタによって選択する技術が開示されている。また、
特開平6−177754号公報には、外部クロックが
“有”の時に、PLL出力を基準に予備用発振器の出力
クロックを分周する技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の従属クロック切
替回路は以上のように構成されているので、システムク
ロックBの周波数の精度がPLL回路83内部の電圧制
御発振器の精度に依存していた。それゆえ、外部クロッ
ク選択回路81で選択された外部選択クロックが“断”
になった場合には、システムクロックの精度向上に伴っ
て、高精度の電圧制御発振器が必要であるという問題が
あった。
【0007】また、上記外部選択クロックが“断”から
“有”に変化した場合には、その外部選択クロックとシ
ステムクロックBとが同期していないため、これらクロ
ックをPLL回路83によって同期させるまでの間、一
時システムクロックBの周波数が大きく変動してしまう
という問題点があった。
【0008】また、従属クロック選択回路81におい
て、外部選択クロックを他の外部クロックへ切り替える
際にも、切替後の外部選択クロックとシステムクロック
Bとが同期していないため、これらクロックをPLL回
路83で同期させるまでの間、一時システムクロックB
の周波数が大きく変動するという問題点があった。
【0009】また、システムの安全性を考慮して現用と
予備用とからなる二重系システムを構築した場合には、
現用の従属クロック切替回路が生成するシステムクロッ
クと予備用の従属クロック切替回路が生成するシステム
クロックとは必ずしも同期していないため、現用から予
備用への切替えの際に、システムクロックが不連続にな
るという問題点があった。
【0010】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、外部クロックの異常時、外部
クロックの切替え時、又は、二重系システムの系の切替
時に、システムクロックの周波数変動を防止することが
可能な従属クロック切替回路および従属クロック切替シ
ステムを得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、この発明に係る従属クロック切替
回路は、従属クロックを得るためのクロック切替を行う
従属クロック切替回路において、複数の外部クロックか
ら1外部クロックを選択する外部クロック選択手段と、
予備用分周クロックを生成する生成手段と、前記外部ク
ロック選択手段により選択された外部クロックを前記生
成手段により生成された予備用分周クロックに同期する
ように分周する分周手段と、前記選択された外部クロッ
クの異常を検出する異常検出手段と、前記異常検出手段
の検出結果に応じて前記生成手段により生成された予備
用分周クロックと前記分周手段により分周されたクロッ
クとのいずれか一方を選択する選択手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0012】この発明によれば、複数の外部クロックか
ら選択された外部クロックを予備用分周クロックに同期
するように分周するようにしたので、外部クロックの分
周クロックと予備用分周クロックとの同期状態が得られ
る。これにより、外部クロックの異常によりクロック切
替が行われても、そのクロック切替で得られる従属クロ
ックの周波数変動を防止することが可能である。
【0013】つぎの発明に係る従属クロック切替回路
は、前記分周手段は、前記生成手段により生成された予
備用分周クロックに基づいて前記外部クロック選択手段
により選択された外部クロックを分周する際のカウンタ
値をクリアする回路を有したことを特徴とする。
【0014】この発明によれば、予備用分周クロックに
基づいて外部クロックを分周する際のカウンタ値をクリ
アするようにしたので、外部クロックの分周クロックと
予備用分周クロックとの同期を確実に取得することが可
能である。
【0015】つぎの発明に係る従属クロック切替回路
は、従属クロックを得るためのクロック切替を行う従属
クロック切替回路において、複数の外部クロックから1
外部クロックを選択する第1外部クロック選択手段と、
前記第1外部クロック選択手段により選択された外部ク
ロックを分周する第1分周手段と、前記複数の外部クロ
ックから1外部クロックを選択する第2外部クロック選
択手段と、前記第2外部クロック選択手段により選択さ
れた外部クロックを分周する第2分周手段と、前記第1
分周手段に対して前記第1外部クロック選択手段により
選択された外部クロックの分周クロックが前記第2分周
手段により分周されたクロックに同期するように制御す
る第1分周制御手段と、前記第2分周手段に対して前記
第2外部クロック選択手段により選択された外部クロッ
クの分周クロックが前記第1分周手段により分周された
クロックに同期するように制御する第2分周制御手段
と、前記第1及び第2外部クロック選択手段により選択
された2つの外部クロックの異常を検出する異常検出手
段と、前記異常検出手段の検出結果に応じて前記第1分
周手段により分周されたクロックと前記第2分周手段に
より分周されたクロックとのいずれか一方を選択する選
択手段と、を備えたことを特徴とする。
【0016】この発明によれば、複数の外部クロックか
ら別々に選択された2つの外部クロックを同期するよう
に分周するようにしたので、2つの外部クロックの分周
クロックについて同期状態が得られる。これにより、外
部クロックの異常によりクロック切替が行われても、そ
のクロック切替で得られる従属クロックの周波数変動を
防止することが可能である。
【0017】つぎの発明に係る従属クロック切替回路
は、従属クロックを得るためのクロック切替を行う従属
クロック切替回路において、予備用分周クロックを生成
する生成手段と、複数の外部クロックから1外部クロッ
クを選択する第1外部クロック選択手段と、前記第1外
部クロック選択手段により選択された外部クロックを前
記生成手段により生成された予備用分周クロックに同期
するように分周する第1分周手段と、前記複数の外部ク
ロックから1外部クロックを選択する第2外部クロック
選択手段と、前記第2外部クロック選択手段により選択
された外部クロックを前記生成手段により生成された予
備用分周クロックに同期するように分周する第2分周手
段と、前記第1及び第2外部クロック選択手段により選
択された2つの外部クロックの異常を検出する異常検出
手段と、前記異常検出手段の検出結果に応じて前記第1
分周手段により分周されたクロックと前記第2分周手段
により分周されたクロックとのいずれか一方を選択する
とともに、その選択されたいずれか一方の分周されたク
ロックと前記生成手段により生成された予備用分周クロ
ックとのいずれか一方を選択する選択手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0018】この発明によれば、複数の外部クロックか
ら別々に選択された2つの外部クロックをそれぞれ予備
用分周クロックに同期するように分周するようにしたの
で、2つの外部クロックの分周クロックについて予備用
分周クロックとの同期状態が得られる。これにより、外
部クロックの異常によりクロック切替が行われても、そ
のクロック切替で得られる従属クロックの周波数変動を
防止することが可能である。
【0019】つぎの発明に係る従属クロック切替回路
は、前記第1,第2分周手段は、それぞれ前記生成手段
により生成された予備用分周クロックに基づいて前記選
択された外部クロックを分周する際のカウンタ値をクリ
アする回路を有したことを特徴とする。
【0020】この発明によれば、予備用分周クロックに
基づいて2つの外部クロックを分周する際のカウンタ値
をクリアするようにしたので、2つの外部クロックの分
周クロックと予備用分周クロックとの同期を確実に取得
することが可能である。
【0021】つぎの発明に係る従属クロック切替回路
は、2重系システムを構成するための第1系及び第2系
とを備え、前記第1,第2系でそれぞれ従属クロックを
得るためのクロック切替を行う従属クロック切替回路に
おいて、前記第1系は、複数の外部クロックから1外部
クロックを選択する第1外部クロック選択手段と、前記
第1外部クロック選択手段により選択された外部クロッ
クを分周する第1分周手段と、前記第1分周手段に対し
て前記第1外部クロック選択手段により選択された外部
クロックの分周クロックを前記第2系において分周され
たクロックに同期するように制御する第1分周制御手段
と、前記第1分周手段により分周されたクロックと前記
第2系において分周されたクロックとのいずれか一方を
選択する第1選択手段と、を有し、前記第2系は、前記
複数の外部クロックから1外部クロックを選択する第2
外部クロック選択手段と、前記第2外部クロック選択手
段により選択された外部クロックを分周し、当該分周さ
れたクロックを前記第1分周制御手段と前記第1選択手
段とに供給する第2分周手段と、前記第2分周手段に対
して前記第2外部クロック選択手段により選択された外
部クロックの分周クロックを前記第1分周手段により分
周されたクロックに同期するように制御する第2分周制
御手段と、前記第2分周手段により分周されたクロック
と前記第1系の前記第1分周手段により分周されたクロ
ックとのいずれか一方を選択する第2選択手段と、を備
えたことを特徴とする。
【0022】この発明によれば、第1系,第2系それぞ
れにおいて、相手の系から供給される分周クロックを基
準にして自系の外部クロックを分周して、自系の分周ク
ロックと相手の系の分周クロックとのいずれか一方を選
択するようにしたので、クロック切替前後での同期を得
ることができ、これにより、二重化システムにおいても
系切替時の従属クロックの周波数変動を防止することが
可能である。
【0023】つぎの発明に係る従属クロック切替システ
ムは、2重系システムを構成するための第1系及び第2
系とを備え、前記第1,第2系でそれぞれ従属クロック
を得るためのクロック切替を行う従属クロック切替シス
テムにおいて、前記第1系は、複数の外部クロック内で
クロック切替を行って従属クロックを得る第1従属クロ
ック切替回路と、前記第1従属クロック切替回路により
得られた従属クロックを分周する第1従属クロック分周
手段と、前記第1従属クロック分周手段に対して前記第
1従属クロック切替回路により得られた従属クロックの
分周クロックを前記第2系において分周されたクロック
に同期するように制御する従属クロック用第1分周制御
手段と、前記第1従属クロック分周手段により分周され
たクロックと前記第2系において分周されたクロックと
のいずれか一方を選択する第1選択手段と、を有し、前
記第2系は、前記複数の外部クロック内で黒く切替を行
って従属クロックを得る第2従属クロック切替回路と、
前記第2従属クロック切替回路により得られた従属クロ
ックを分周し、当該分周されたクロックを前記従属クロ
ック用第1分周制御手段と前記第1選択手段とに供給す
る第2従属クロック分周手段と、前記第2分周手段に対
して前記第2従属クロック切替回路により得られた従属
クロックの分周クロックを前記第1従属クロック分周手
段により分周されたクロックに同期するように制御する
第2分周制御手段と、前記第2従属クロック分周手段に
より分周されたクロックと前記第1系の前記第1従属ク
ロック分周手段により分周されたクロックとのいずれか
一方を選択する第2選択手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0024】この発明によれば、第1系,第2系それぞ
れにおいて、相手の系から供給される従属クロックに基
づく分周クロックを基準にして自系で得た従属クロック
を分周して、自系の分周クロックと相手の系の分周クロ
ックとのいずれか一方を選択するようにしたので、クロ
ック切替前後での同期を得ることができ、これにより、
従属クロック切替回路を有する二重化システムにおいて
も系切替時の従属クロックの周波数変動を防止すること
が可能である。
【0025】つぎの発明に係る従属クロック切替システ
ムは、前記第1,第2従属クロック切替回路は、それぞ
れ、複数の外部クロックから1外部クロックを選択する
外部クロック選択手段と、予備用分周クロックを生成す
る生成手段と、前記選択された外部クロックを前記生成
手段により生成された予備用分周クロックに同期するよ
うに分周する外部クロック分周手段と、前記外部クロッ
ク選択手段により選択された外部クロックの異常を検出
する異常検出手段と、前記異常検出手段の検出結果に応
じて前記生成手段により生成された予備用分周クロック
と前記外部クロック分周手段により分周されたクロック
とのいずれか一方を選択する選択手段と、を有したこと
を特徴とする。
【0026】この発明によれば、従属クロック切替シス
テムにおける従属クロック切替回路では、複数の外部ク
ロックから選択された外部クロックを予備用分周クロッ
クに同期するように分周するようにしたので、外部クロ
ックの分周クロックと予備用分周クロックとの同期状態
が得られる。これにより、外部クロックの異常によりク
ロック切替が行われても、そのクロック切替で得られる
従属クロックの周波数変動を防止することが可能であ
る。
【0027】つぎの発明に係る従属クロック切替システ
ムは、前記第1,第2従属クロック切替回路は、それぞ
れ、複数の外部クロックから1外部クロックを選択する
第1外部クロック選択手段と、前記第1外部クロック選
択手段により選択された外部クロックを分周する第1外
部クロック分周手段と、前記複数の外部クロックから1
外部クロックを選択する第2外部クロック選択手段と、
前記第2外部クロック選択手段により選択された外部ク
ロックを分周する第2外部クロック分周手段と、前記第
1外部クロック分周手段に対して前記第1外部クロック
選択手段により選択された外部クロックの分周クロック
を前記第2外部クロック分周手段により分周されたクロ
ックに同期するように制御する外部クロック用第1分周
制御手段と、前記第2外部クロック分周手段に対して前
記第2外部クロック選択手段により選択された外部クロ
ックの分周クロックを前記第1外部クロック分周手段に
より分周されたクロックに同期するように制御する外部
クロック用第2分周制御手段と、前記第1及び第2外部
クロック選択手段により選択された2つの外部クロック
の異常を検出する異常検出手段と、前記異常検出手段の
検出結果に応じて前記第1外部クロック分周手段により
分周されたクロックと前記第2外部クロック分周手段に
より分周されたクロックとのいずれか一方を選択する選
択手段と、を有したことを特徴とする。
【0028】この発明によれば、従属クロック切替シス
テムにおける従属クロック切替回路では、複数の外部ク
ロックから別々に選択された2つの外部クロックを同期
するように分周するようにしたので、2つの外部クロッ
クの分周クロックについて同期状態が得られる。これに
より、外部クロックの異常によりクロック切替が行われ
ても、そのクロック切替で得られる従属クロックの周波
数変動を防止することが可能である。
【0029】つぎの発明に係る従属クロック切替システ
ムは、前記第1,第2従属クロック切替回路は、それぞ
れ、予備用分周クロックを生成する生成手段と、複数の
外部クロックから1外部クロックを選択する第1外部ク
ロック選択手段と、前記第1外部クロック選択手段によ
り選択された外部クロックを前記生成手段により生成さ
れた予備用分周クロックに同期するように分周する第1
外部クロック分周手段と、前記複数の外部クロックから
1外部クロックを選択する第2外部クロック選択手段
と、前記第2外部クロック選択手段により選択された外
部クロックを前記生成手段により生成された予備用分周
クロックに同期するように分周する第2外部クロック分
周手段と、前記第1及び第2外部クロック選択手段によ
り選択された2つの外部クロックの異常を検出する異常
検出手段と、前記異常検出手段の検出結果に応じて前記
第1外部クロック分周手段により分周されたクロックと
前記第2外部クロック分周手段により分周されたクロッ
クとのいずれか一方を選択するとともに、その選択され
たいずれか一方の分周されたクロックと前記生成手段に
より生成された予備用分周クロックとのいずれか一方を
選択する選択手段と、を有したことを特徴とする。
【0030】この発明によれば、従属クロック切替シス
テムにおける従属クロック切替回路では、複数の外部ク
ロックから別々に選択された2つの外部クロックをそれ
ぞれ予備用分周クロックに同期するように分周するよう
にしたので、2つの外部クロックの分周クロックについ
て予備用分周クロックとの同期状態が得られる。これに
より、外部クロックの異常によりクロック切替が行われ
ても、そのクロック切替で得られる従属クロックの周波
数変動を防止することが可能である。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る従属クロック切替回路および従属クロック切
替システムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0032】実施の形態1.まず、構成について説明す
る。図1はこの発明の実施の形態1による従属クロック
切替回路を示すブロック図である。同図において、11
は外部クロックA1〜Anから1クロックを選択する外
部クロック選択回路、12は内部的に予備用クロックを
発振する予備用発振器、13は予備用クロックを分周す
る予備用クロック分周回路、14は外部選択クロックを
位相比較する周波数まで分周する外部選択クロック分周
回路、15は外部選択クロック分周回路14のカウンタ
クリア信号を生成するカウンタクリア信号生成回路、1
6は外部選択クロック異常を検出する外部選択クロック
異常検出回路、17は外部選択クロックの分周クロック
と予備用クロックの分周クロックとを切り替えるセレク
タ、18は入力クロックに基づいてシステムクロックを
生成するPLL回路である。なお、本従属クロック切替
回路に入力される外部クロックは前述した従来例と同様
にA1〜Anとし、本従属クロック切替回路から出力さ
れるシステムクロックをこれも従来例と同様にBとす
る。
【0033】つぎに、動作について説明する。図1に示
した従属クロック切替回路では、外部クロック瀬田区回
路11において複数の外部クロックA1〜Anから1ク
ロックが選択される。一方、システムに備えられている
予備用発振器12の出力クロックは予備用クロック分周
回路13で位相比較する周波数まで分周される。カウン
タクリア信号生成回路15では、以上の予備用クロック
に基づく分周クロックと外部選択クロックとから、外部
選択クロック分周回路14に対するカウンタクリア信号
が生成される。これにより、外部選択クロックの分周ク
ロックは予備用発振器12の分周クロックと同期する。
【0034】そして、外部選択クロック異常検出回路1
6では、外部クロック選択回路11から供給される外部
選択クロックから異常の有無が検出され、その検出結果
に応じてセレクタ17のクロック切替制御が行われる。
すなわち、通常は外部選択クロックが現用として使用さ
れている場合には、正常という検出結果に対してそのま
ま外部選択クロックの分周クロックへの切替状態が保持
される。一方、異常という検出結果が得られた場合に
は、外部選択クロックの分周クロックから予備用クロッ
クの分周クロックへの切替え制御が実施される。
【0035】このようにしてセレクタ17において選択
されたいずれか一方の分周クロックがPLL回路18へ
出力される。このセレクタ17の選択対象の2本の分周
クロック(外部選択クロックの分周クロック,予備用ク
ロックの分周クロック)は常時同期関係を有しているこ
とから、PLL回路18で周波数変動のないシステムク
ロックBが生成される。
【0036】以上説明したように、この実施の形態1に
よれば、予備用発振器12及び予備用クロック分周回路
13により予備用の内部クロックから分周クロックが生
成され、その予備用の分周クロックを基準に外部選択ク
ロックを分周するようにしたので、外部選択クロックの
分周クロックと内部クロックの分周クロックとが常に同
期することになる。これにより、外部クロックの異常時
に内部クロックを用いてシステムクロック(従属クロッ
ク)を生成するようにしても、そのシステムクロック
(従属クロック)の周波数変動を防止することが可能で
ある。
【0037】実施の形態2.さて、前述した実施の形態
1では、予備用発振器12及び予備用クロック分周回路
13による分周クロックを基準にして外部クロックを分
周するようにしていたが、以下に説明する実施の形態2
のように、現用と予備用の外部クロック選択回路を設け
て現用側の分周クロックを基準にして予備用の外部クロ
ックを分周するようにしてもよい。
【0038】まず、構成について説明する。図2はこの
発明の実施の形態2による従属クロック切替回路を示す
ブロック図である。ここでは、前述した実施の形態1と
同様の構成についての説明は省略し、動作説明において
同様の符号を用いることにする。図2において、21は
現用の外部クロック選択回路11に対して設けられた予
備用の外部クロック選択回路、24は予備用の外部選択
クロック分周回路、25は予備用すなわち外部選択クロ
ック分周回路24用のカウンタクリア信号生成回路、2
6は外部クロック選択回路11及び21の外部選択クロ
ック異常検出回路、そして、27は外部選択クロック分
周回路14,24からそれぞれ出力される分周クロック
のいずれか一方を選択するセレクタである。
【0039】つぎに、動作について説明する。図2に示
した従属クロック切替回路において、外部クロック選択
回路11,21では、それぞれ複数の外部クロックA1
〜Anから1クロックが選択される。外部クロック選択
回路11,21から出力される外部選択クロックはいず
れも外部選択クロック異常検出回路26へ出力されると
ともに、各々外部選択クロック分周回路14,24へ出
力される。
【0040】前述した実施の形態1では、現用であるカ
ウンタクリア生成回路15には、外部クロック選択回路
11からの外部選択クロックとともに予備用クロックに
基づく分周クロックが供給されたが、この実施の形態2
では、予備用側の外部選択クロックに基づく分周クロッ
クが供給される。すなわち、予備用の外部選択クロック
分周回路24の出力である分周クロックが供給される。
カウンタクリア信号生成回路15では、このような入力
の違いがある他は、前述した実施の形態1と同様に、生
成したカウンタクリア信号が外部選択クロック分周回路
14へ出力される。
【0041】一方、予備用側では、外部クロック選択回
路21から外部選択クロック分周回路24へ外部選択ク
ロックが出力され、そこで分周されることになるが、そ
の際に、カウンタクリア信号生成回路25から供給され
るカウンタクリア信号が採用される。このカウンタクリ
ア信号は、外部クロック選択回路21から出力される外
部選択クロックと外部選択クロック分周回路14から出
力される分周クロックとに基づいて生成される。
【0042】このように、現従属先の外部選択クロック
はそのまま外部選択クロック分周回路(14又は24)
で分周され、予備用従属先の外部選択クロックは、現従
属先クロックの分周クロックと自身のクロック(外部選
択クロック)とから、カウンタクリア信号生成回路(1
5又は25)で生成されるカウンタクリア信号に基づい
て分周される。これにより現従属先クロックの分周クロ
ックと予備用従属先クロックの分周クロックとが同期す
る。
【0043】そして、外部選択クロック異常検出回路2
6では、外部クロック選択回路11及び21からの2本
の外部選択クロックについて異常検出が実施される。次
段のセレクタ27では、この異常検出の結果に応じて分
周クロックの切替が行われる。具体的には、このセレク
タ27で切り替え対象となっている2本の分周クロック
は既に同期しているため、外部選択クロックを切り替え
るときに、現従属先クロックから予備用従属先クロック
へ切り替えることにより、PLL回路18で周波数変動
のないシステムクロックBを生成することができる。
【0044】以上説明したように、この実施の形態2に
よれば、現用、予備用として2つの外部クロック選択回
路を設け、現用側の分周クロックを基準にして予備用の
外部クロックを分周するようにしたので、現従属先クロ
ックの分周クロックと予備用従属先クロックの分周クロ
ックとが同期する。これにより、外部クロック切替時
(異常時など)におけるシステムクロックの周波数変動
を防止することが可能である。
【0045】実施の形態3.さて、この発明は、以下に
説明する実施の形態3のように、前述した実施に形態1
及び2を組み合わせた構成を適用してもよい。したがっ
て、この実施の形態3では、前述した実施の形態1及び
2と同様の構成が使用されることから、同一符号を用い
て説明する。
【0046】まず、構成について説明する。図3はこの
発明の実施の形態3による従属クロック切替回路を示す
ブロック図である。この実施の形態3による従属クロッ
ク切替回路は、図3に示したように、図2の回路構成に
図1の予備用発振器12及び予備用クロック分周回路1
3の構成を付加したものである。前述した実施の形態2
では、現用側,予備用側がそれぞれ他方のカウンタ信号
生成回路側へ分周クロックを供給してカウンタクリアし
ていたが、ここでは、予備用クロック分周回路13の出
力である分周クロックを供給してカウンタクリアを行う
ことになる。
【0047】さらに、図3の装置は、外部選択クロック
異常検出回路26に替わって外部選択クロック異常検出
回路36が設けられ、その異常検出結果が実施の形態2
のセレクタ27と実施の形態1のセレクタ17へ出力さ
れる構成となる。信号の流れに沿ってセレクタ27,1
7の順に接続されることから、まず2つの分周クロック
の内のいずれか一方が選択され、さらにその選択された
分周クロックと予備用クロック分周回路13からの分周
クロックとのいずれか一方が選択される構成である。
【0048】つぎに、動作について説明する。図3に示
した従属クロック切替回路において、外部クロック選択
回路11及び21では、それぞれ複数の外部クロックA
1〜Anから1クロックが選択される。一方、システム
に備えられている予備用発振器12の出力クロック(予
備用クロック)は、予備用クロック分周回路13で位相
比較する周波数まで分周される。
【0049】カウンタクリア信号生成回路15及び25
では、予備用クロックに基づく分周クロックと外部クロ
ックに基づく2本の外部選択クロックとからカウンタク
リア信号が生成される。外部選択クロック分周回路14
及び24では、以上のようにして生成されたカウンタク
リア信号に従って各外部選択クロックが位相比較する周
波数まで分周される。これにより、2本の外部選択クロ
ック及び予備用クロック間でどの分周クロックとも同期
することになる。
【0050】そして、外部選択クロック異常検出回路3
6では、上述した2本の外部選択クロックの異常検出が
実施され、その結果に従ってセレクタ27及び17の切
替制御が行われる。この2つのセレクタ27及び17で
選択対象となる3本の分周クロック(外部選択クロック
分周回路14,24の出力及び予備用クロック分周回路
13の出力)は既に同期している。このため、外部選択
クロックを切り替えるとき、外部選択クロックが“断”
の時や“断”から“有”になった時、PLL回路18で
周波数変動のないシステムクロックBを生成することが
できる。
【0051】以上説明したように、この実施の形態3に
よれば、実施の形態2による従属クロック切替回路に実
施の形態1の予備発振器を設けるようにしたので、予備
発振器の分周クロックを基準にして現用と予備用の両外
部クロックを分周するようにしたので、分周クロック間
の同期が得られる。これにより、外部クロック切替時や
外部クロック異常時におけるシステムクロックの周波数
変動を防止することが可能である。
【0052】実施の形態4.さて、前述した実施の形態
1〜3では、1つの系に適用される構成が示されていた
が、以下に説明する実施の形態4のように、2つの系に
よる二重系システムに適用してもよい。
【0053】まず、二重系システムをもつ従属クロック
切替回路の構成について説明する。図4はこの発明の実
施の形態4による従属クロック切替回路を示すブロック
図である。この実施の形態4による従属クロック切替回
路は、図4に示したように、第1の系である系aと第2
の系である系bとに区分される。まず、系aにおいて、
41Aは外部クロックA1〜Anから1クロックを選択
する外部クロック選択回路、44Aは外部選択クロック
を位相比較する周波数まで分周する外部選択クロック分
周回路、45Aは外部選択クロック分周回路44Aのカ
ウンタクリア信号を生成するカウンタクリア信号生成回
路、47Aは自系aの外部選択クロックに基づく分周ク
ロックと系b側より供給される外部選択クロックに基づ
く分周クロックとを切り替えるセレクタ、そして、48
Aは入力クロックに基づいてシステムクロックを生成す
るPLL回路である。なお、本従属クロック切替回路に
入力される外部クロックは前述した従来例と同様にA1
〜Anとし、本従属クロック切替回路の系aから出力さ
れるシステムクロックをB1とする。
【0054】また、系bにおいて、41Bは上述した系
aと同様に外部クロックA1〜Anから1クロックを選
択する外部クロック選択回路、44Bは外部選択クロッ
クを位相比較する周波数まで分周する外部選択クロック
分周回路、45Bは外部選択クロック分周回路44Bの
カウンタクリア信号を生成するカウンタクリア信号生成
回路、47Bは自系bの外部選択クロックに基づく分周
クロックと系a側より供給される外部選択クロックに基
づく分周クロックとを切り替えるセレクタ、そして、4
8Bは入力クロックに基づいてシステムクロックを生成
するPLL回路である。なお、本従属クロック切替回路
の系bから出力されるシステムクロックをB2とする。
【0055】つぎに、動作について説明する。図4に示
した従属クロック切替回路では、系a及び系bの二重系
システムにおいて複数の外部クロックA1〜Anが共有
される。系aにおいて、外部クロック選択回路41Aで
は複数の外部クロックA1〜Anから1クロックが選択
される。この現用となる外部選択クロックはそのまま外
部選択クロック分周回路44Aで分周される。一方、予
備用となる外部選択クロックは、系bにおいて、現用の
外部選択クロックの分周クロックと自系aの外部選択ク
ロックからカウンタクリア信号生成回路45Bで生成さ
れるカウンタクリア信号とに基づいて分周されるクロッ
クである。
【0056】同様に、系bにおいて、外部クロック選択
回路41Bでは複数の外部クロックA1〜Anから1ク
ロックが選択される。この現用となる外部選択クロック
はそのまま外部選択クロック分周回路44Bで分周され
る。一方、予備用となる外部選択クロックは、系aにお
いて、現用の外部選択クロックの分周クロックと自系b
の外部選択クロックからカウンタクリア信号生成回路4
5Aで生成されるカウンタクリア信号とに基づいて分周
されるクロックである。
【0057】これにより、現用外部選択クロックの分周
クロックと予備用外部選択クロックの分周クロックと
は、系a,系bのどちらでも同期することとなる。そし
て、セレクタ47A,47Bにおいて、両系a,bとも
現用の外部選択クロックの分周クロックが選択される。
このように、現用から予備用への切替の際には、系a,
系bにおいて常に他方の系で分周された現用の外部クロ
ックに基づく分周クロックが選択されることになる。
【0058】その結果、このセレクタ47A,47Bで
それぞれ選択される分周クロックは、既に相互の関係で
同期しているため、現用から予備用への切り替えを行っ
ても、PLL回路48A,48Bで周波数変動のない、
現用、予備用で同期したシステムクロックB1,B2を
生成することができる。
【0059】以上説明したように、この実施の形態4に
よれば、系a,系bそれぞれにおいて、相手の系から供
給される分周クロックを基準にして自系の外部クロック
を分周して、自系の分周クロックと相手の系の分周クロ
ックとのいずれか一方を選択するようにしたので、切替
前後での同期を得ることができる。これにより、系切替
時のシステムクロックの周波数変動を防止することが可
能である。
【0060】実施の形態5.さて、この発明は、以下に
説明する実施の形態5のように、前述した実施の形態4
において外部クロック選択回路の替わりに前述した実施
の形態1の従属クロック切替回路を設けた構成にも適用
可能である。
【0061】まず、構成について説明する。図5はこの
発明の実施の形態5による従属クロック切替システムを
示すブロック図である。この実施の形態5による従属ク
ロック切替システムは、図4に示した回路構成におい
て、系a,系bの外部クロック選択回路41A,41B
にそれぞれ替わって実施の形態1の従属クロック切替回
路51A,51Bを設け、系a,系bの外部選択クロッ
ク分周回路44A,44Bにそれぞれ替わって従属クロ
ック分周回路54A,54Bを設けた構成である。
【0062】前述した実施の形態4では、分周対象が外
部選択クロックであったのに対してこの実施の形態5で
は従属クロック(システムクロックBに相当する)であ
ることから、従属クロック分周回路54A,54Bが配
置される。なお、系a,系bにおいて、図4と同様の名
称を用いたカウンタクリア信号生成回路があるが、それ
ぞれに入力される分周クロックの基が外部選択クロック
ではなく従属クロックであるため、その符号を55A,
55Bとする。
【0063】ここで、カウンタクリア信号生成回路55
Aは、従属クロック切替回路51Aから出力される従属
クロックと、相手の系bにおける従属クロック分周回路
54Bから出力される分周クロックとに基づき従属クロ
ック分周回路54Aへ供給するカウンタクリア信号を生
成する。同様に、カウンタクリア信号生成回路55B
は、従属クロック切替回路51Bから出力される従属ク
ロックと、相手の系aにおける従属クロック分周回路5
4Aから出力される分周クロックとに基づき従属クロッ
ク分周回路54Bへ供給するカウンタクリア信号を生成
する。
【0064】つぎに、動作について説明する。図5に示
した従属クロック切替システムでも、前述した実施の形
態4と同様に、系a及び系bの二重系システムにおいて
複数の外部クロックA1〜Anが共有される。系aにお
いて、従属クロック切替回路51Aでは複数の外部クロ
ックA1〜Anから1クロックが従属クロックとして切
替えられる。この現用となる従属クロックはそのまま従
属クロック分周回路54Aで分周される。一方、予備用
となる従属クロックは、系bにおいて、現用の従属クロ
ックの分周クロックと自系aの従属クロックからカウン
タクリア信号生成回路55Bで生成されるカウンタクリ
ア信号とに基づいて分周されるクロックである。
【0065】同様に、系bにおいて、従属クロック切替
回路51Bでは複数の外部クロックA1〜Anから1ク
ロックが従属クロックとして切替えられる。この現用と
なる従属クロックはそのまま従属クロック分周回路54
Bで分周される。一方、予備用となる従属クロックは、
系aにおいて、現用の従属クロックの分周クロックと自
系bの従属クロックからカウンタクリア信号生成回路5
5Aで生成されるカウンタクリア信号とに基づいて分周
されるクロックである。
【0066】これにより、現用従属クロックの分周クロ
ックと予備用従属クロックの分周クロックとは、系a,
系bのどちらでも同期することとなる。そして、セレク
タ47A,47Bにおいて、両系a,bとも現用の従属
クロックの分周クロックが選択される。このように、現
用から予備用への切替の際には、系a,系bにおいて常
に他方の系で分周された現用の従属クロックに基づく分
周クロックが選択されることになる。
【0067】その結果、このセレクタ47A,47Bで
それぞれ選択される分周クロックは、既に相互の関係で
同期しているため、現用から予備用への切り替えを行っ
ても、PLL回路48A,48Bで周波数変動のない、
現用、予備用で同期したシステムクロックB1,B2を
生成することができる。また、外部選択クロックが異常
になったときも、従属クロック切替回路51A,51B
によりシステムクロックB1,B2の周波数変動を防止
することができる。
【0068】以上説明したように、この実施の形態5に
よれば、二重系システムにおいて、各系に実施の形態1
の従属クロック切替回路を適用して、従属クロックにつ
いて予備用クロックを現用クロックに基づく分周クロッ
クを基準にして分周するようにしたので、現用従属クロ
ックの分周クロックと予備用従属クロックの分周クロッ
クとは、系a,系bのどちらでも同期する。これによ
り、外部クロック異常時や系切替時におけるシステムク
ロックの周波数変動を防止することが可能である。
【0069】実施の形態6.さて、この発明は、以下に
説明する実施の形態6のように、前述した実施の形態4
において外部クロック選択回路の替わりに前述した実施
の形態2の従属クロック切替回路を設けた構成にも適用
可能である。
【0070】まず、構成について説明する。図6はこの
発明の実施の形態6による従属クロック切替システムを
示すブロック図である。この実施の形態6による従属ク
ロック切替システムは、図4に示した回路構成におい
て、系a,系bの外部クロック選択回路41A,41B
にそれぞれ替わって実施の形態2の従属クロック切替回
路61A,61Bを設け、系a,系bの外部選択クロッ
ク分周回路44A,44Bにそれぞれ替わって従属クロ
ック分周回路64A,64Bを設けた構成である。
【0071】前述した実施の形態4では、分周対象が外
部選択クロックであったのに対してこの実施の形態6で
は従属クロック(システムクロックBに相当する)であ
ることから、従属クロック分周回路54A,54Bが配
置される。なお、系a,系bにおいて、図4と同様の名
称を用いたカウンタクリア信号生成回路があるが、それ
ぞれに入力される分周クロックの基が外部選択クロック
ではなく従属クロックであるため、その符号を65A,
65Bとする。
【0072】ここで、カウンタクリア信号生成回路65
Aは、従属クロック切替回路61Aから出力される従属
クロックと、相手の系bにおける従属クロック分周回路
64Bから出力される分周クロックとに基づき従属クロ
ック分周回路64Aへ供給するカウンタクリア信号を生
成する。同様に、カウンタクリア信号生成回路65B
は、従属クロック切替回路61Bから出力される従属ク
ロックと、相手の系aにおける従属クロック分周回路6
4Aから出力される分周クロックとに基づき従属クロッ
ク分周回路64Bへ供給するカウンタクリア信号を生成
する。
【0073】つぎに、動作について説明する。図6に示
した従属クロック切替システムでも、前述した実施の形
態4と同様に、系a及び系bの二重系システムにおいて
複数の外部クロックA1〜Anが共有される。系aにお
いて、従属クロック切替回路61Aでは複数の外部クロ
ックA1〜Anから1クロックが従属クロックとして切
替えられる。この現用となる従属クロックはそのまま従
属クロック分周回路64Aで分周される。一方、予備用
となる従属クロックは、系bにおいて、現用の従属クロ
ックの分周クロックと自系aの従属クロックからカウン
タクリア信号生成回路65Bで生成されるカウンタクリ
ア信号とに基づいて分周されるクロックである。
【0074】同様に、系bにおいて、従属クロック切替
回路61Bでは複数の外部クロックA1〜Anから1ク
ロックが従属クロックとして切替えられる。この現用と
なる従属クロックはそのまま従属クロック分周回路64
Bで分周される。一方、予備用となる従属クロックは、
系aにおいて、現用の従属クロックの分周クロックと自
系bの従属クロックからカウンタクリア信号生成回路6
5Aで生成されるカウンタクリア信号とに基づいて分周
されるクロックである。
【0075】これにより、現用従属クロックの分周クロ
ックと予備用従属クロックの分周クロックとは、系a,
系bのどちらでも同期することとなる。そして、セレク
タ47A,47Bにおいて、両系a,bとも現用の従属
クロックの分周クロックが選択される。このように、現
用から予備用への切替の際には、系a,系bにおいて常
に他方の系で分周された現用の従属クロックに基づく分
周クロックが選択されることになる。
【0076】その結果、このセレクタ47A,47Bで
それぞれ選択される分周クロックは、既に相互の関係で
同期しているため、現用から予備用への切り替えを行っ
ても、PLL回路48A,48Bで周波数変動のない、
現用、予備用で同期したシステムクロックB1,B2を
生成することができる。
【0077】以上説明したように、この実施の形態6に
よれば、二重系システムにおいて、各系に実施の形態2
の従属クロック切替回路を適用して、従属クロックにつ
いて予備用クロックを現用クロックに基づく分周クロッ
クを基準にして分周するようにしたので、現用従属クロ
ックの分周クロックと予備用従属クロックの分周クロッ
クとは、系a,系bのどちらでも同期する。これによ
り、外部クロック切替時や系切替時におけるシステムク
ロックの周波数変動を防止することが可能である。
【0078】実施の形態7.さて、この発明は、以下に
説明する実施の形態7のように、前述した実施の形態4
において外部クロック選択回路の替わりに前述した実施
の形態3の従属クロック切替回路を設けた構成にも適用
可能である。
【0079】まず、構成について説明する。図7はこの
発明の実施の形態7による従属クロック切替システムを
示すブロック図である。この実施の形態7による従属ク
ロック切替システムは、図4に示した回路構成におい
て、系a,系bの外部クロック選択回路41A,41B
にそれぞれ替わって実施の形態3の従属クロック切替回
路71A,71Bを設け、系a,系bの外部選択クロッ
ク分周回路44A,44Bにそれぞれ替わって従属クロ
ック分周回路74A,74Bを設けた構成である。
【0080】前述した実施の形態4では、分周対象が外
部選択クロックであったのに対してこの実施の形態7で
は従属クロック(システムクロックBに相当する)であ
ることから、従属クロック分周回路74A,74Bが配
置される。なお、系a,系bにおいて、図4と同様の名
称を用いたカウンタクリア信号生成回路があるが、それ
ぞれに入力される分周クロックの基が外部選択クロック
ではなく従属クロックであるため、その符号を75A,
75Bとする。
【0081】ここで、カウンタクリア信号生成回路75
Aは、従属クロック切替回路71Aから出力される従属
クロックと、相手の系bにおける従属クロック分周回路
74Bから出力される分周クロックとに基づき従属クロ
ック分周回路74Aへ供給するカウンタクリア信号を生
成する。同様に、カウンタクリア信号生成回路75B
は、従属クロック切替回路71Bから出力される従属ク
ロックと、相手の系aにおける従属クロック分周回路7
4Aから出力される分周クロックとに基づき従属クロッ
ク分周回路74Bへ供給するカウンタクリア信号を生成
する。
【0082】つぎに、動作について説明する。図7に示
した従属クロック切替システムでも、前述した実施の形
態4と同様に、系a及び系bの二重系システムにおいて
複数の外部クロックA1〜Anが共有される。系aにお
いて、従属クロック切替回路71Aでは複数の外部クロ
ックA1〜Anから1クロックが従属クロックとして切
替えられる。この現用となる従属クロックはそのまま従
属クロック分周回路74Aで分周される。一方、予備用
となる従属クロックは、系bにおいて、現用の従属クロ
ックの分周クロックと自系aの従属クロックからカウン
タクリア信号生成回路75Bで生成されるカウンタクリ
ア信号とに基づいて分周されるクロックである。
【0083】同様に、系bにおいて、従属クロック切替
回路71Bでは複数の外部クロックA1〜Anから1ク
ロックが従属クロックとして切替えられる。この現用と
なる従属クロックはそのまま従属クロック分周回路74
Bで分周される。一方、予備用となる従属クロックは、
系aにおいて、現用の従属クロックの分周クロックと自
系bの従属クロックからカウンタクリア信号生成回路7
5Aで生成されるカウンタクリア信号とに基づいて分周
されるクロックである。
【0084】これにより、現用従属クロックの分周クロ
ックと予備用従属クロックの分周クロックとは、系a,
系bのどちらでも同期することとなる。そして、セレク
タ47A,47Bにおいて、両系a,bとも現用の従属
クロックの分周クロックが選択される。このように、現
用から予備用への切替の際には、系a,系bにおいて常
に他方の系で分周された現用の従属クロックに基づく分
周クロックが選択されることになる。
【0085】その結果、このセレクタ47A,47Bで
それぞれ選択される分周クロックは、既に相互の関係で
同期しているため、現用から予備用への切り替えを行っ
ても、PLL回路48A,48Bで周波数変動のない、
現用、予備用で同期したシステムクロックB1,B2を
生成することができる。また、外部選択クロックが異常
になったときや外部選択クロックを切り替えるときに
も、従属クロック切替回路71A,71Bによりシステ
ムクロックB1,B2の周波数変動を防止することがで
きる。
【0086】以上説明したように、この実施の形態7に
よれば、二重系システムにおいて、各系に実施の形態3
の従属クロック切替回路を適用して、従属クロックにつ
いて予備用クロックを現用クロックに基づく分周クロッ
クを基準にして分周するようにしたので、現用従属クロ
ックの分周クロックと予備用従属クロックの分周クロッ
クとは、系a,系bのどちらでも同期する。これによ
り、外部クロック切替時、外部クロック異常時、又は系
切替時におけるシステムクロックの周波数変動を防止す
ることが可能である。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、複数の外部クロックから選択された外部クロックを
予備用分周クロックに同期するように分周するようにし
たので、外部クロックの分周クロックと予備用分周クロ
ックとの同期状態が得られ、これにより、外部クロック
の異常によりクロック切替が行われても、そのクロック
切替で得られる従属クロックの周波数変動を防止するこ
とが可能な従属クロック切替回路が得られるという効果
を奏する。
【0088】つぎの発明によれば、予備用分周クロック
に基づいて外部クロックを分周する際のカウンタ値をク
リアするようにしたので、外部クロックの分周クロック
と予備用分周クロックとの同期を確実に取得することが
可能な従属クロック切替回路が得られるという効果を奏
する。
【0089】つぎの発明によれば、複数の外部クロック
から別々に選択された2つの外部クロックを同期するよ
うに分周するようにしたので、2つの外部クロックの分
周クロックについて同期状態が得られ、これにより、外
部クロックの異常によりクロック切替が行われても、そ
のクロック切替で得られる従属クロックの周波数変動を
防止することが可能な従属クロック切替回路が得られる
という効果を奏する。
【0090】つぎの発明によれば、複数の外部クロック
から別々に選択された2つの外部クロックをそれぞれ予
備用分周クロックに同期するように分周するようにした
ので、2つの外部クロックの分周クロックについて予備
用分周クロックとの同期状態が得られる。これにより、
外部クロックの異常によりクロック切替が行われても、
そのクロック切替で得られる従属クロックの周波数変動
を防止することが可能な従属クロック切替回路が得られ
るという効果を奏する。
【0091】つぎの発明によれば、予備用分周クロック
に基づいて2つの外部クロックを分周する際のカウンタ
値をクリアするようにしたので、2つの外部クロックの
分周クロックと予備用分周クロックとの同期を確実に取
得することが可能な従属クロック切替回路が得られると
いう効果を奏する。
【0092】つぎの発明によれば、第1系,第2系それ
ぞれにおいて、相手の系から供給される分周クロックを
基準にして自系の外部クロックを分周して、自系の分周
クロックと相手の系の分周クロックとのいずれか一方を
選択するようにしたので、クロック切替前後での同期を
得ることができ、これにより、二重化システムにおいて
も系切替時の従属クロックの周波数変動を防止すること
が可能な従属クロック切替回路が得られるという効果を
奏する。
【0093】つぎの発明によれば、第1系,第2系それ
ぞれにおいて、相手の系から供給される従属クロックに
基づく分周クロックを基準にして自系で得た従属クロッ
クを分周して、自系の分周クロックと相手の系の分周ク
ロックとのいずれか一方を選択するようにしたので、ク
ロック切替前後での同期を得ることができ、これによ
り、従属クロック切替回路を有する二重化システムにお
いても系切替時の従属クロックの周波数変動を防止する
ことが可能な従属クロック切替システムが得られるとい
う効果を奏する。
【0094】つぎの発明によれば、従属クロック切替シ
ステムにおける従属クロック切替回路では、複数の外部
クロックから選択された外部クロックを予備用分周クロ
ックに同期するように分周するようにしたので、外部ク
ロックの分周クロックと予備用分周クロックとの同期状
態が得られ、これにより、外部クロックの異常によりク
ロック切替が行われても、そのクロック切替で得られる
従属クロックの周波数変動を防止することが可能な従属
クロック切替システムが得られるという効果を奏する。
【0095】つぎの発明によれば、従属クロック切替シ
ステムにおける従属クロック切替回路では、複数の外部
クロックから別々に選択された2つの外部クロックを同
期するように分周するようにしたので、2つの外部クロ
ックの分周クロックについて同期状態が得られる。これ
により、外部クロックの異常によりクロック切替が行わ
れても、そのクロック切替で得られる従属クロックの周
波数変動を防止することが可能な従属クロック切替シス
テムが得られるという効果を奏する。
【0096】つぎの発明によれば、従属クロック切替シ
ステムにおける従属クロック切替回路では、複数の外部
クロックから別々に選択された2つの外部クロックをそ
れぞれ予備用分周クロックに同期するように分周するよ
うにしたので、2つの外部クロックの分周クロックにつ
いて予備用分周クロックとの同期状態が得られ、これに
より、外部クロックの異常によりクロック切替が行われ
ても、そのクロック切替で得られる従属クロックの周波
数変動を防止することが可能な従属クロック切替システ
ムが得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による従属クロック
切替回路を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による従属クロック
切替回路を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による従属クロック
切替回路を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態4による従属クロック
切替回路を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態5による従属クロック
切替システムを示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態6による従属クロック
切替システムを示すブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態7による従属クロック
切替システムを示すブロック図である。
【図8】 従来例による従属クロック切替回路を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
11,21,41A,41B 外部クロック選択回路,
12 予備用発振器,13 予備用クロック分周回路,
14,24,44A,44B 外部選択クロック分周回
路,15,25,45A,45B,55A,55B,6
5A,65B,75A,75B カウンタクリア信号生
成回路,16,26,36 外部選択クロック異常検出
回路,17,27,47A,47B セレクタ,18,
48A,48B PLL回路,51A,51B,61
A,61B,71A,71B 従属クロック選択回路,
54A,54B,64A,64B,74A,74B 従
属クロック分周回路。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 従属クロックを得るためのクロック切替
    を行う従属クロック切替回路において、 複数の外部クロックから1外部クロックを選択する外部
    クロック選択手段と、 予備用分周クロックを生成する生成手段と、 前記外部クロック選択手段により選択された外部クロッ
    クを前記生成手段により生成された予備用分周クロック
    に同期するように分周する分周手段と、 前記外部クロック選択手段により選択された外部クロッ
    クの異常を検出する異常検出手段と、 前記異常検出手段の検出結果に応じて前記生成手段によ
    り生成された予備用分周クロックと前記分周手段により
    分周されたクロックとのいずれか一方を選択する選択手
    段と、 を備えたことを特徴とする従属クロック切替回路。
  2. 【請求項2】 前記分周手段は、前記生成手段により生
    成された予備用分周クロックに基づいて前記外部クロッ
    ク選択手段により選択された外部クロックを分周する際
    のカウンタ値をクリアする回路を有したことを特徴とす
    る請求項1に記載の従属クロック切替回路。
  3. 【請求項3】 従属クロックを得るためのクロック切替
    を行う従属クロック切替回路において、 複数の外部クロックから1外部クロックを選択する第1
    外部クロック選択手段と、 前記第1外部クロック選択手段により選択された外部ク
    ロックを分周する第1分周手段と、 前記複数の外部クロックから1外部クロックを選択する
    第2外部クロック選択手段と、 前記第2外部クロック選択手段により選択された外部ク
    ロックを分周する第2分周手段と、 前記第1分周手段に対して前記第1外部クロック選択手
    段により選択された外部クロックの分周クロックが前記
    第2分周手段により分周されたクロックに同期するよう
    に制御する第1分周制御手段と、 前記第2分周手段に対して前記第2外部クロック選択手
    段により選択された外部クロックの分周クロックが前記
    第1分周手段により分周されたクロックに同期するよう
    に制御する第2分周制御手段と、 前記第1及び第2外部クロック選択手段により選択され
    た2つの外部クロックの異常を検出する異常検出手段
    と、 前記異常検出手段の検出結果に応じて前記第1分周手段
    により分周されたクロックと前記第2分周手段により分
    周されたクロックとのいずれか一方を選択する選択手段
    と、 を備えたことを特徴とする従属クロック切替回路。
  4. 【請求項4】 従属クロックを得るためのクロック切替
    を行う従属クロック切替回路において、 予備用分周クロックを生成する生成手段と、 複数の外部クロックから1外部クロックを選択する第1
    外部クロック選択手段と、 前記第1外部クロック選択手段により選択された外部ク
    ロックを前記生成手段により生成された予備用分周クロ
    ックに同期するように分周する第1分周手段と、 前記複数の外部クロックから1外部クロックを選択する
    第2外部クロック選択手段と、 前記第2外部クロック選択手段により選択された外部ク
    ロックを前記生成手段により生成された予備用分周クロ
    ックに同期するように分周する第2分周手段と、 前記第1及び第2外部クロック選択手段により選択され
    た2つの外部クロックの異常を検出する異常検出手段
    と、 前記異常検出手段の検出結果に応じて前記第1分周手段
    により分周されたクロックと前記第2分周手段により分
    周されたクロックとのいずれか一方を選択するととも
    に、その選択されたいずれか一方の分周されたクロック
    と前記生成手段により生成された予備用分周クロックと
    のいずれか一方を選択する選択手段と、 を備えたことを特徴とする従属クロック切替回路。
  5. 【請求項5】 前記第1,第2分周手段は、それぞれ前
    記生成手段により生成された予備用分周クロックに基づ
    いて前記選択された外部クロックを分周する際のカウン
    タ値をクリアする回路を有したことを特徴とする請求項
    4に記載の従属クロック切替回路。
  6. 【請求項6】 2重系システムを構成するための第1系
    及び第2系とを備え、前記第1,第2系でそれぞれ従属
    クロックを得るためのクロック切替を行う従属クロック
    切替回路において、 前記第1系は、 複数の外部クロックから1外部クロックを選択する第1
    外部クロック選択手段と、 前記第1外部クロック選択手段により選択された外部ク
    ロックを分周する第1分周手段と、 前記第1分周手段に対して前記第1外部クロック選択手
    段により選択された外部クロックの分周クロックを前記
    第2系において分周されたクロックに同期するように制
    御する第1分周制御手段と、 前記第1分周手段により分周されたクロックと前記第2
    系において分周されたクロックとのいずれか一方を選択
    する第1選択手段と、 を有し、 前記第2系は、 前記複数の外部クロックから1外部クロックを選択する
    第2外部クロック選択手段と、 前記第2外部クロック選択手段により選択された外部ク
    ロックを分周し、当該分周されたクロックを前記第1分
    周制御手段と前記第1選択手段とに供給する第2分周手
    段と、 前記第2分周手段に対して前記第2外部クロック選択手
    段により選択された外部クロックの分周クロックを前記
    第1分周手段により分周されたクロックに同期するよう
    に制御する第2分周制御手段と、 前記第2分周手段により分周されたクロックと前記第1
    系の前記第1分周手段により分周されたクロックとのい
    ずれか一方を選択する第2選択手段と、 を備えたことを特徴とする従属クロック切替回路。
  7. 【請求項7】 2重系システムを構成するための第1系
    及び第2系とを備え、前記第1,第2系でそれぞれ従属
    クロックを得るためのクロック切替を行う従属クロック
    切替システムにおいて、 前記第1系は、 複数の外部クロック内でクロック切替を行って従属クロ
    ックを得る第1従属クロック切替回路と、 前記第1従属クロック切替回路により得られた従属クロ
    ックを分周する第1従属クロック分周手段と、 前記第1従属クロック分周手段に対して前記第1従属ク
    ロック切替回路により得られた従属クロックの分周クロ
    ックを前記第2系において分周されたクロックに同期す
    るように制御する従属クロック用第1分周制御手段と、 前記第1従属クロック分周手段により分周されたクロッ
    クと前記第2系において分周されたクロックとのいずれ
    か一方を選択する第1選択手段と、 を有し、 前記第2系は、 前記複数の外部クロック内で黒く切替を行って従属クロ
    ックを得る第2従属クロック切替回路と、 前記第2従属クロック切替回路により得られた従属クロ
    ックを分周し、当該分周されたクロックを前記従属クロ
    ック用第1分周制御手段と前記第1選択手段とに供給す
    る第2従属クロック分周手段と、 前記第2分周手段に対して前記第2従属クロック切替回
    路により得られた従属クロックの分周クロックを前記第
    1従属クロック分周手段により分周されたクロックに同
    期するように制御する第2分周制御手段と、 前記第2従属クロック分周手段により分周されたクロッ
    クと前記第1系の前記第1従属クロック分周手段により
    分周されたクロックとのいずれか一方を選択する第2選
    択手段と、 を備えたことを特徴とする従属クロック切替システム。
  8. 【請求項8】 前記第1,第2従属クロック切替回路
    は、それぞれ、 複数の外部クロックから1外部クロックを選択する外部
    クロック選択手段と、 予備用分周クロックを生成する生成手段と、 前記選択された外部クロックを前記生成手段により生成
    された予備用分周クロックに同期するように分周する外
    部クロック分周手段と、 前記外部クロック選択手段により選択された外部クロッ
    クの異常を検出する異常検出手段と、 前記異常検出手段の検出結果に応じて前記生成手段によ
    り生成された予備用分周クロックと前記外部クロック分
    周手段により分周されたクロックとのいずれか一方を選
    択する選択手段と、 を有したことを特徴とする請求項7に記載の従属クロッ
    ク切替システム。
  9. 【請求項9】 前記第1,第2従属クロック切替回路
    は、それぞれ、 複数の外部クロックから1外部クロックを選択する第1
    外部クロック選択手段と、 前記第1外部クロック選択手段により選択された外部ク
    ロックを分周する第1外部クロック分周手段と、 前記複数の外部クロックから1外部クロックを選択する
    第2外部クロック選択手段と、 前記第2外部クロック選択手段により選択された外部ク
    ロックを分周する第2外部クロック分周手段と、 前記第1外部クロック分周手段に対して前記第1外部ク
    ロック選択手段により選択された外部クロックの分周ク
    ロックを前記第2外部クロック分周手段により分周され
    たクロックに同期するように制御する外部クロック用第
    1分周制御手段と、 前記第2外部クロック分周手段に対して前記第2外部ク
    ロック選択手段により選択された外部クロックの分周ク
    ロックを前記第1外部クロック分周手段により分周され
    たクロックに同期するように制御する外部クロック用第
    2分周制御手段と、 前記第1及び第2外部クロック選択手段により選択され
    た2つの外部クロックの異常を検出する異常検出手段
    と、 前記異常検出手段の検出結果に応じて前記第1外部クロ
    ック分周手段により分周されたクロックと前記第2外部
    クロック分周手段により分周されたクロックとのいずれ
    か一方を選択する選択手段と、 を有したことを特徴とする請求項7に記載の従属クロッ
    ク切替システム。
  10. 【請求項10】 前記第1,第2従属クロック切替回路
    は、それぞれ、予備用分周クロックを生成する生成手段
    と、 複数の外部クロックから1外部クロックを選択する第1
    外部クロック選択手段と、 前記第1外部クロック選択手段により選択された外部ク
    ロックを前記生成手段により生成された予備用分周クロ
    ックに同期するように分周する第1外部クロック分周手
    段と、 前記複数の外部クロックから1外部クロックを選択する
    第2外部クロック選択手段と、 前記第2外部クロック選択手段により選択された外部ク
    ロックを前記生成手段により生成された予備用分周クロ
    ックに同期するように分周する第2外部クロック分周手
    段と、 前記第1及び第2外部クロック選択手段により選択され
    た2つの外部クロックの異常を検出する異常検出手段
    と、 前記異常検出手段の検出結果に応じて前記第1外部クロ
    ック分周手段により分周されたクロックと前記第2外部
    クロック分周手段により分周されたクロックとのいずれ
    か一方を選択するとともに、その選択されたいずれか一
    方の分周されたクロックと前記生成手段により生成され
    た予備用分周クロックとのいずれか一方を選択する選択
    手段と、 を有したことを特徴とする請求項7に記載の従属クロッ
    ク切替システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005039053A1 (ja) * 2003-10-17 2005-04-28 Renesas Technology Corp. 半導体集積回路装置

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