JPH11195928A - 周波数変調信号復調回路 - Google Patents

周波数変調信号復調回路

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JPH11195928A
JPH11195928A JP71898A JP71898A JPH11195928A JP H11195928 A JPH11195928 A JP H11195928A JP 71898 A JP71898 A JP 71898A JP 71898 A JP71898 A JP 71898A JP H11195928 A JPH11195928 A JP H11195928A
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JP
Japan
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signal
modulation signal
frequency
frequency modulation
ceramic oscillator
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JP71898A
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Inventor
Yoichi Tajima
羊一 田嶋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的簡単な構成をもって、搬送波周波数を比
較的高い周波数とする周波数変調信号についても、それ
に復調処理を施して高品位な復調出力信号を得ることが
できるものとなす。 【解決手段】周波数変調信号が供給され、セラミック発
振子14の内部インピーダンス変化を利用して周波数変
調信号を振幅変調信号に変換する信号変換部(抵抗素子
13とセラミック発振子14との直列接続により形成さ
れる)と、信号変換部から得られる振幅変調信号にエン
ベロープ検波を施し、検波出力として周波数変調信号に
ついての復調出力信号を得るエンベロープ検波部(ダイ
オード18及び抵抗素子19とキャパシタンス素子20
との並列接続によって形成される)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の特許請求の範囲に記載
された発明は、所定の搬送波信号に周波数変調が施され
てなる周波数変調信号から復調出力信号を得る周波数変
調信号復調回路に関する。
【0002】
【従来の技術】所定の周波数を有した搬送波信号に、例
えば、音声信号とされる変調信号による周波数変調(以
下、FMという)が施されて得られるFM信号に復調処
理を施し、復調出力信号としてもとの変調信号を得るF
M信号復調回路としては、フォスター・シーレ回路,レ
ショ・ディテクタ回路,フェイズ.ロックド・ループ
(PLL)型回路等がよく知られている。これらのFM
信号復調回路は、例えば、無線送信されるFM音声信号
を受信する各種の受信装置等にも広く用いられている
が、高品位な復調出力信号が得られるようにするために
は、復調処理に供されるFM信号の搬送波周波数に上限
が課せられることになり、復調処理に供されるFM信号
の搬送波周波数が斯かる上限を越えて高くなる程、復調
出力信号が、その雑音対信号比(S/N比)及び出力信
号レベルにおける低下を生じるものとされる。
【0003】それゆえ、例えば、無線送信されるFM音
声信号を受信する受信装置にあっては、FM信号復調回
路による復調処理に供されるFM音声信号の搬送波周波
数が、例えば、10.7MHzに選定される。斯かる際
において、無線送信されるFM音声信号の搬送波周波数
は、例えば、900MHz帯の周波数とされるので、こ
れに基づいて、FM信号復調回路による復調処理に供さ
れる、搬送波周波数を10.7MHzとするFM音声信
号を得るには、無線送信されるFM音声信号に周波数変
換を施すことが必要とされる。
【0004】このような無線送信されるFM音声信号に
対する周波数変換に際しては、例えば、900MHz帯
の周波数を一挙に10.7MHzにまで、付随する問題
を生じることなく変換することは困難である。そこで、
通常、先ず、900MHz帯の搬送波周波数を有した無
線送信されるFM音声信号を、数10MHzの搬送波周
波数を有したFM音声信号に周波数変換し、さらに、そ
の数10MHzの搬送波周波数を有したFM音声信号を
10.7MHzの搬送周波数を有したFM音声信号に周
波数変換する、二段構えの周波数変換が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如くに、FM音
声信号に対する二段構えの周波数変換が行われるにあた
っては、FM音声信号についての周波数変換を行う周波
数変換部が2個縦続配置されることが必要とされる。1
個の周波数変換部は、少なくとも、局部発振部,ミキサ
部及びフィルタ部を含んで形成され、従って、斯かる周
波数変換部が2個縦続配置されるもとにあっては、FM
音声信号に周波数変換を施す部分の全体の構成が複雑で
大規模なものとなってしまうという問題がある。
【0006】それゆえ、無線送信されるFM音声信号に
対して一段目の周波数変換が行われた状態、即ち、例え
ば、900MHz帯の搬送波周波数を有した無線送信さ
れるFM音声信号が数10MHzの搬送波周波数を有し
たFM音声信号に周波数変換された状態において、それ
により得られるFM音声信号が、ニ段目の周波数変換を
要することなく、FM信号復調回路による復調処理に供
されるようにされることが望まれるが、従前にあって
は、前述のフォスター・シーレ回路,レショ・ディテク
タ回路,フェイズ.ロックド・ループ(PLL)型回路
等に、所謂、スロープ・ディテクタ回路を加えてみて
も、数10MHzの搬送波周波数を有したFM音声信号
から高品位な復調出力信号を得ることができるFM信号
復調回路は見当たらない。
【0007】斯かる点に鑑み、本願の特許請求の範囲に
おける請求項1から請求項6のいずれかに記載された発
明は、比較的簡単な構成をもって、搬送波周波数を、例
えば、10.7MHzに対して数10MHzという如く
に比較的高い周波数とするFM信号についても、それに
復調処理を施して高品位な復調出力信号を得ることがで
きるFM信号復調回路を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の特許請求の範囲に
おける請求項1から請求項6のいずれかに記載された発
明に係るFM信号復調回路は、FM信号が供給され、セ
ラミック発振子の内部インピーダンス変化を利用して当
該FM信号を振幅変調信号(以下、AM信号という)に
変換する信号変換部と、信号変換部から得られるAM信
号にエンベロープ検波を施し、検波出力としてFM信号
についての復調出力信号を得る検波部とを備えて構成さ
れる。
【0009】特に、本願の特許請求の範囲における請求
項2に記載された発明に係るFM信号復調回路は、信号
変換部が、FM信号が供給される抵抗素子とセラミック
発振子との直列接続によって形成され、抵抗素子とセラ
ミック発振子との間の接続点に、FM信号が変換されて
成るAM信号が得られるものとされる。
【0010】また、本願の特許請求の範囲における請求
項3に記載された発明に係るFM信号復調回路は、信号
変換部が、セラミック発振子を含んで成る負帰還路が設
けられたもとで入力端にFM信号が供給される負帰還増
幅回路によって形成され、その負帰還増幅回路の出力端
に、FM信号が変換されて成るAM信号が得られるもの
とされる。
【0011】さらに、本願の特許請求の範囲における請
求項4に記載された発明に係るFM信号復調回路は、信
号変換部が、負荷インピーダンスを形成するセラミック
発振子が設けられたもとで入力端にFM信号が供給され
る増幅回路によって形成され、その増幅回路の出力端
に、FM信号が変換されて成るAM信号が得られるもの
とされる。
【0012】上述の如くに構成される本願の特許請求の
範囲における請求項1から請求項6までのいずれかに記
載された発明に係るFM信号復調回路にあっては、供給
される信号の周波数変化に応答して内部インピーダンス
変化を生じ、斯かる内部インピーダンス変化が、例え
ば、10.7MHzに対して数10MHzという如くに
比較的高い周波数を有した信号についても得られるとい
う、インピーダンスについての周波数依存性を有したセ
ラミック発振子が利用され、斯かるセラミック発振子を
含んだ信号変換部によって、供給されるFM信号がAM
信号に変換される。そして、得られたAM信号に検波部
によるエンベロープ検波が施されることにより、検波出
力としてFM信号についての復調出力信号が得られる。
【0013】従って、供給されるFM信号が、例えば、
10.7MHzに対して数10MHzという如くに比較
的高い搬送波周波数を有したものである場合において
も、それが信号変換部によりAM信号に変換され、その
AM信号に検波部によるエンベロープ検波が施されるこ
とにより、比較的簡単な構成のもとで、供給されたFM
信号についての高品位な復調出力信号が得られることに
なる。
【0014】特に、本願の特許請求の範囲における請求
項2に記載された発明に係るFM信号復調回路にあって
は、信号変換部が、FM信号が供給される抵抗素子とセ
ラミック発振子との直列接続によって形成されることに
より、全体の構成の一層の簡略化が図られる。
【0015】また、本願の特許請求の範囲における請求
項3に記載された発明に係るFM信号復調回路にあって
は、信号変換部が、セラミック発振子を含んで成る負帰
還路が設けられたもとで入力端にFM信号が供給される
負帰還増幅回路によって形成されることにより、FM信
号からAM信号への変換が、効率良く的確に行われる。
【0016】同様に、本願の特許請求の範囲における請
求項4に記載された発明に係るFM信号復調回路にあっ
ても、信号変換部が、負荷インピーダンスを形成するセ
ラミック発振子が設けられたもとで入力端にFM信号が
供給される増幅回路によって形成されることにより、F
M信号からAM信号への変換が、効率良く的確に行われ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本願の特許請求の範囲に
おける請求項1,2,5または6に記載された発明に係
るFM信号復調回路の一例を示す。
【0018】図1に示される例にあっては、入力端子1
1に、FM信号源SからのFM信号Sfmが供給され
る。FM信号Sfmは、例えば、搬送波周波数を54.
4MHzとし、周波数偏移を20〜150kHzとする
ものとされる。
【0019】入力端子11には、キャパシタンス素子1
2を介して、抵抗素子13とセラミック発振子14との
直列接続が連結されており、セラミック発振子14の一
端は基準電位点(接地電位点)に接続されている。抵抗
素子13とセラミック発振子14との間の接続点Pに
は、NPN型のトランジスタ15のベースが接続されて
いる。
【0020】トランジスタ15は、エミッタ・フォロワ
型接続がなされており、コレクタが電源+Bに接続され
ていて、エミッタが、インダクタンス素子16及びダイ
オード17を通じて基準電位点に接続されるとともに、
ダイオード18のアノードに接続されている。そして、
ダイオード18のカソードと基準電位点との間に、抵抗
素子19とキャパシタンス素子20との並列接続が連結
されている。従って、トランジスタ15のエミッタと基
準電位点との間に、ダイオード18とそれに直列接続さ
れた抵抗素子19とキャパシタンス素子20との並列接
続とが設けられていることになり、ダイオード18とそ
れに直列接続された抵抗素子19とキャパシタンス素子
20との並列接続との間の接続点Qから、出力端子21
が導出されている。
【0021】なお、トランジスタ15のコレクタとベー
スとの間には、バイアス用抵抗素子22が接続されてい
る。
【0022】セラミック発振子14は、例えば、図2の
特性図(横軸:周波数、縦軸:インピーダンス)に示さ
れる如くのインピーダンスについての周波数依存性を有
したものとされる。この図2の特性図に示されるインピ
ーダンスについての周波数依存性を有したセラミック発
振子14は、供給される信号がその周波数が略51MH
zから略57.3MHzの間で変化するものである場合
には、斯かる周波数変化に応答し、その信号に対して、
周波数が高い程大なる内部インピーダンスを呈すること
になる。
【0023】このようなもとで、入力端子11からのF
M信号Sfmが、キャパシタンス素子12を通じて、抵
抗素子13とセラミック発振子14との直列接続に供給
される。接続点Pにベースが接続されたトランジスタ1
5は、エミッタ・フォロワ型接続がなされていて、極め
て高い入力インピーダンスを呈しているので、FM信号
Sfmが抵抗素子13とセラミック発振子14との直列
接続に供給されることにより、それが抵抗素子13の抵
抗値とセラミック発振子14の内部インピーダンスとで
分割され、セラミック発振子14の両端に印加されたも
のとして接続点Pに現れる。
【0024】このとき、FM信号Sfmは、搬送波周波
数を54.4MHzとし、周波数偏移を20〜150k
Hzとしていて、セラミック発振子14に対しては、そ
の周波数が略51MHzから略57.3MHzの間で変
化する信号となる。従って、前述の図2の特性図に示さ
れる如くのインピーダンスについての周波数依存性を有
したセラミック発振子14は、FM信号Sfmに対し
て、その周波数が高い程大なる内部インピーダンスを呈
する。それにより、セラミック発振子14の両端に印加
されたものとして接続点Pに現れるFM信号Sfmは、
その周波数が高い程大なる振幅を有したものとされるこ
とになる。即ち、接続点Pに現れるFM信号Sfmは、
その周波数変化に対応した振幅変化を有するAM信号
(但し、FM信号成分も残留している)とされるのであ
り、接続点PにはAM信号Samが得られることにな
る。
【0025】このようにして、接続点Pには、FM信号
SfmがAM信号Samに変換されて得られ、従って、
抵抗素子13とセラミック発振子14との直列接続は、
セラミック発振子14の内部インピーダンス変化を利用
して、供給されるFM信号SfmをAM信号Samに変
換する信号変換部を形成していることになる。
【0026】接続点Pに得られるAM信号Samは、エ
ミッタ・フォロワ型接続がなされたトランジスタ15を
通じて、そのエミッタに伝達される。トランジスタ15
のエミッタに接続されたダイオード18及び抵抗素子1
9とキャパシタンス素子20との並列接続は、トランジ
スタ15のエミッタに得られるAM信号Samを整流す
る役割を果たし、抵抗素子19の抵抗値及びキャパシタ
ンス素子20の容量値によって定まる時定数は、ダイオ
ード18及び抵抗素子19とキャパシタンス素子20と
の並列接続によってAM信号Samに対するエンベロー
プ検波部が形成されるべく選定される。それにより、接
続点Qには、AM信号Samについてのエンベロープ検
波出力Soが得られる。
【0027】この接続点Qに得られるエンベロープ検波
出力Soは、FM信号Sfmの周波数変化に対応した振
幅変化を有するAM信号Samのエンベロープに応じた
振幅変化を有する信号、従って、FM信号Sfmの周波
数変化に応じた振幅変化を有する信号であって、それゆ
え、FM信号Sfmについての復調出力信号である。こ
のようにして接続点Qにエンベロープ検波出力Soとし
て得られる、FM信号Sfmについての復調出力信号
は、出力端子21に導出される。
【0028】斯かる際、トランジスタ15のエミッタに
接続されたインダクタンス素子16は、トランジスタ1
5のエミッタに得られるAM信号Samの搬送波成分の
消失を防止する機能を果たし、また、インダクタンス素
子16と直列に接続されたダイオード17は、それをト
ランジスタ15のエミッタ電流が流れることにより発生
する順方向電圧によって、ダイオード18のアノードに
必要なバイアス電圧を与える役割を果たす。
【0029】上述の如くの図1に示される例によれば、
入力端子11に供給されるFM信号Sfmが、54.4
MHzという如くに、例えば、10.7MHzに対して
比較的高い搬送波周波数を有したものである場合におい
ても、そのFM信号Sfmが、抵抗素子13とセラミッ
ク発振子14との直列接続によって形成される信号変換
部によりAM信号Samに変換され、そのAM信号Sa
mに、ダイオード18及び抵抗素子19とキャパシタン
ス素子20との並列接続によって形成されるエンベロー
プ検波部によるエンベロープ検波が施されることによ
り、比較的簡単な構成のもとで、供給されたFM信号S
fmについての高品位な復調出力信号Soが得られるこ
とになる。しかも、信号変換部が、FM信号Sfmが供
給される抵抗素子13とセラミック発振子14との直列
接続によって形成されることにより、全体の構成の一層
の簡略化が図られる。
【0030】図3は、本願の特許請求の範囲における請
求項1,3または6に記載された発明に係るFM信号復
調回路の一例を示す。
【0031】図3に示される例にあっては、入力端子3
1に、図1におけるFM信号源Sと同じFM信号源Sか
らのFM信号Sfm、即ち、例えば、搬送波周波数を5
4.4MHzとし、周波数偏移を20〜150kHzと
するFM信号Sfmが供給される。
【0032】入力端子31には、キャパシタンス素子3
2及び抵抗素子33を介して、NPN形のトランジスタ
34を含んで形成される負帰還増幅回路が接続されてい
る。この負帰還増幅回路にあっては、トランジスタ34
のコレクタが、負荷抵抗素子35を通じて電源+Bに接
続され、また、トランジスタ34のエミッタが、抵抗素
子36,抵抗素子36に対して並列接続されたキャパシ
タンス素子37と抵抗素子38との直列接続、及び、抵
抗素子36に対して並列接続されたセラミック発振子1
4を通じて基準電位点(接地電位点)に接続されてい
る。
【0033】トランジスタ34のエミッタに接続されて
トランジスタ34を含む負帰還増幅回路における負帰還
路を形成するセラミック発振子14は、図1におけるセ
ラミック発振子14と同じものであり、図2の特性図に
示される如くのインピーダンスについての周波数依存性
を有したものとされる。さらに、トランジスタ34のベ
ースと電源+Bとの間には、バイアス用抵抗素子39が
接続されている。
【0034】トランジスタ34のコレクタには、結合キ
ャパシタンス素子40を介して、インダクタンス素子4
1とダイオード42との直列接続が接続されている。ダ
イオード42の一端は基準電位点に接続されており、イ
ンダクタンス素子41とダイオード42との間の接続点
は、バイアス用抵抗素子43を通じて電源+Bに接続さ
れている。
【0035】また、結合キャパシタンス素子40とイン
ダクタンス素子41との間の接続点は、ダイオード44
のアノードに接続されている。そして、ダイオード44
のカソードと基準電位点との間に、抵抗素子45とキャ
パシタンス素子46との並列接続が連結されている。従
って、トランジスタ34のコレクタと基準電位点との間
に、結合キャパシタンス素子40を介して、ダイオード
44とそれに直列接続された抵抗素子45とキャパシタ
ンス素子46との並列接続とが設けられていることにな
り、ダイオード44とそれに直列接続された抵抗素子4
5とキャパシタンス素子46との並列接続との間の接続
点Q’から、出力端子47が導出されている。
【0036】このようなもとで、入力端子31からのF
M信号Sfmが、キャパシタンス素子32及び抵抗素子
33を通じて、トランジスタ34のベースに供給され、
トランジスタ34を含む負帰還増幅回路によって増幅さ
れて、トランジスタ34のコレクタに導出される。この
とき、トランジスタ34のエミッタに接続されたセラミ
ック発振子14は、図2の特性図に示される如くのイン
ピーダンスについての周波数依存性を有しているので、
FM信号Sfmに対して、その周波数が高い程大なる内
部インピーダンスを呈することになる。
【0037】従って、セラミック発振子14を含んで形
成される負帰還路が設けられたトランジスタ34を含む
負帰還増幅回路にあっては、セラミック発振子14にお
けるFM信号Sfmの周波数変化に応じた内部インピー
ダンスの変化により電流負帰還量が変化することにな
る。即ち、トランジスタ34を含む負帰還増幅回路にあ
っては、FM信号Sfmの周波数変化に応じて電流負帰
還量が変化することになり、その結果、トランジスタ3
4のコレクタに導出される増幅されたFM信号Sfm
は、斯かるFM信号Sfmの周波数変化に応じた電流負
帰還量の変化に起因する振幅変化を有したものとされ
る。
【0038】即ち、トランジスタ34のコレクタに導出
される増幅されたFM信号Sfmは、その周波数変化に
対応した振幅変化を有するAM信号(但し、FM信号成
分も残留している)とされるのであり、トランジスタ3
4のコレクタにはAM信号Samが得られることにな
る。
【0039】なお、トランジスタ34のベースに接続さ
れた抵抗素子33は、回路の発振を防止する機能を果た
し、また、トランジスタ34のエミッタに接続されたキ
ャパシタンス素子37と抵抗素子38との直列接続は、
セラミック発振子14の内部インピーダンス変化につい
ての直線性を補正する機能を果たす。
【0040】このようにして、トランジスタ34のコレ
クタには、FM信号SfmがAM信号Samに変換され
て得られ、従って、セラミック発振子14を含んで形成
される負帰還路が設けられたトランジスタ34を含む負
帰還増幅回路は、セラミック発振子14の内部インピー
ダンス変化を利用して、供給されるFM信号SfmをA
M信号Samに変換する信号変換部を形成していること
になる。
【0041】トランジスタ34のコレクタに得られるA
M信号Samは、結合キャパシタンス素子40を通じて
ダイオード44に供給される。ダイオード44及び抵抗
素子45とキャパシタンス素子46との並列接続は、ト
ランジスタ34のコレクタに得られるAM信号Samを
整流する役割を果たし、抵抗素子45の抵抗値及びキャ
パシタンス素子46の容量値によって定まる時定数は、
ダイオード44及び抵抗素子45とキャパシタンス素子
46との並列接続によってAM信号Samに対するエン
ベロープ検波部が形成されるべく選定される。それによ
り、接続点Q’には、AM信号Samについてのエンベ
ロープ検波出力Soが得られる。
【0042】この接続点Q’に得られるエンベロープ検
波出力Soは、FM信号Sfmの周波数変化に対応した
振幅変化を有するAM信号Samのエンベロープに応じ
た振幅変化を有する信号、従って、FM信号Sfmの周
波数変化に応じた振幅変化を有する信号であって、それ
ゆえ、FM信号Sfmについての復調出力信号である。
このようにして接続点Q’にエンベロープ検波出力So
として得られる、FM信号Sfmについての復調出力信
号は、出力端子47に導出される。
【0043】斯かる際、トランジスタ34のコレクタに
結合キャパシタンス素子40を介して接続されたインダ
クタンス素子41は、トランジスタ34のコレクタに得
られるAM信号Samの搬送波成分の消失を防止する機
能を果たし、また、インダクタンス素子41と直列に接
続されたダイオード42は、バイアス用抵抗素子43を
通じて流れる電源+Bからの電流により発生する順方向
電圧によって、ダイオード44のアノードに必要なバイ
アス電圧を与える役割を果たす。
【0044】上述の如くの図3に示される例によれば、
入力端子31に供給されるFM信号Sfmが、54.4
MHzという如くに、例えば、10.7MHzに対して
比較的高い搬送波周波数を有したものである場合におい
ても、そのFM信号Sfmが、セラミック発振子14を
含んで形成される負帰還路が設けられたトランジスタ3
4を含む負帰還増幅回路によって形成される信号変換部
によりAM信号Samに変換され、そのAM信号Sam
に、ダイオード44及び抵抗素子45とキャパシタンス
素子46との並列接続によって形成されるエンベロープ
検波部によるエンベロープ検波が施されることにより、
比較的簡単な構成のもとで、供給されたFM信号Sfm
についての高品位な復調出力信号Soが得られることに
なる。しかも、信号変換部が、セラミック発振子14を
含んで成る負帰還路が設けられたもとで入力端にFM信
号Sfmが供給される負帰還増幅回路によって形成され
ることにより、FM信号SfmからAM信号Samへの
変換が、効率良く的確に行われる。
【0045】図4は、本願の特許請求の範囲における請
求項1,4または6に記載された発明に係るFM信号復
調回路の一例を示す。
【0046】図4に示される例にあっては、入力端子5
1に、図1におけるFM信号源Sと同じFM信号源Sか
らのFM信号Sfm、即ち、例えば、搬送波周波数を5
4.4MHzとし、周波数偏移を20〜150kHzと
するFM信号Sfmが供給される。
【0047】入力端子51には、キャパシタンス素子5
2及び抵抗素子53を介して、NPN形のトランジスタ
54を含んで形成される増幅回路が接続されている。こ
の幅回路にあっては、トランジスタ54のコレクタが、
負荷抵抗素子55を通じて電源+Bに接続され、また、
トランジスタ54のエミッタが、抵抗素子56を通じて
基準電位点(接地電位点)に接続されており、さらに、
トランジスタ54のベースと電源+Bとの間には、バイ
アス用抵抗素子57が接続されている。
【0048】そして、このトランジスタ54を含んで形
成される増幅回路においては、負荷抵抗素子55に対し
て並列にセラミック発振子14が接続されている。即
ち、トランジスタ54を含む増幅回路にあっては、負荷
抵抗素子55とそれに並列接続されたセラミック発振子
14によって負荷インピーダンスが形成されていること
になる。このトランジスタ54を含む増幅回路における
負荷インピーダンスを形成するセラミック発振子14
は、図1におけるセラミック発振子14と同じものであ
り、図2の特性図に示される如くのインピーダンスにつ
いての周波数依存性を有したものとされる。
【0049】トランジスタ54のコレクタには、結合キ
ャパシタンス素子58を介して、インダクタンス素子5
9とダイオード60との直列接続が接続されている。ダ
イオード60の一端は基準電位点に接続されており、イ
ンダクタンス素子59とダイオード60との間の接続点
は、バイアス用抵抗素子61を通じて電源+Bに接続さ
れている。
【0050】また、結合キャパシタンス素子58とイン
ダクタンス素子59との間の接続点は、ダイオード62
のアノードに接続されている。そして、ダイオード62
のカソードと基準電位点との間に、抵抗素子63とキャ
パシタンス素子64との並列接続が連結されている。従
って、トランジスタ54のコレクタと基準電位点との間
に、結合キャパシタンス素子58を介して、ダイオード
62とそれに直列接続された抵抗素子63とキャパシタ
ンス素子64との並列接続とが設けられていることにな
り、ダイオード62とそれに直列接続された抵抗素子6
3とキャパシタンス素子64との並列接続との間の接続
点Q”から、出力端子65が導出されている。
【0051】このようなもとで、入力端子51からのF
M信号Sfmが、キャパシタンス素子52及び抵抗素子
53を通じて、トランジスタ54のベースに供給され、
トランジスタ54を含む増幅回路によって増幅されて、
トランジスタ54のコレクタに導出される。このとき、
トランジスタ54のコレクタに接続された負荷抵抗55
に対して並列に接続されて、負荷抵抗55と共にトラン
ジスタ54を含む増幅回路における負荷インピーダンス
を形成するセラミック発振子14は、図2の特性図に示
される如くのインピーダンスについての周波数依存性を
有しているので、FM信号Sfmに対して、その周波数
が高い程大なる内部インピーダンスを呈することにな
る。
【0052】従って、負荷インピーダンスを形成するセ
ラミック発振子14が設けられたトランジスタ54を含
む増幅回路にあっては、セラミック発振子14における
FM信号Sfmの周波数変化に応じた内部インピーダン
スの変化により負荷インピーダンスが変化することにな
る。即ち、トランジスタ54を含む増幅回路にあって
は、FM信号Sfmの周波数変化に応じて負荷インピー
ダンスが変化することになり、その結果、トランジスタ
54のコレクタに導出される増幅されたFM信号Sfm
は、斯かるFM信号Sfmの周波数変化に応じた負荷イ
ンピーダンスの変化に起因する振幅変化を有したものと
される。
【0053】即ち、トランジスタ54のコレクタに導出
される増幅されたFM信号Sfmは、その周波数変化に
対応した振幅変化を有するAM信号(但し、FM信号成
分も残留している)とされるのであり、トランジスタ5
4のコレクタにはAM信号Samが得られることにな
る。
【0054】なお、トランジスタ54のベースに接続さ
れた抵抗素子53は、回路の発振を防止する機能を果た
し、また、トランジスタ54のコレクタに接続された負
荷抵抗55は、セラミック発振子14の内部インピーダ
ンス変化についての直線性を補正する機能をも果たす。
【0055】このようにして、トランジスタ54のコレ
クタには、FM信号SfmがAM信号Samに変換され
て得られ、従って、負荷インピーダンスを形成するセラ
ミック発振子14が設けられたトランジスタ54を含む
増幅回路は、セラミック発振子14の内部インピーダン
ス変化を利用して、供給されるFM信号SfmをAM信
号Samに変換する信号変換部を形成していることにな
る。
【0056】トランジスタ54のコレクタに得られるA
M信号Samは、結合キャパシタンス素子58を通じて
ダイオード62に供給される。ダイオード62及び抵抗
素子63とキャパシタンス素子64との並列接続は、ト
ランジスタ54のコレクタに得られるAM信号Samを
整流する役割を果たし、抵抗素子63の抵抗値及びキャ
パシタンス素子64の容量値によって定まる時定数は、
ダイオード62及び抵抗素子63とキャパシタンス素子
64との並列接続によってAM信号Samに対するエン
ベロープ検波部が形成されるべく選定される。それによ
り、接続点Q”には、AM信号Samについてのエンベ
ロープ検波出力Soが得られる。
【0057】この接続点Q”に得られるエンベロープ検
波出力Soは、FM信号Sfmの周波数変化に対応した
振幅変化を有するAM信号Samのエンベロープに応じ
た振幅変化を有する信号、従って、FM信号Sfmの周
波数変化に応じた振幅変化を有する信号であって、それ
ゆえ、FM信号Sfmについての復調出力信号である。
このようにして接続点Q”にエンベロープ検波出力So
として得られる、FM信号Sfmについての復調出力信
号は、出力端子65に導出される。
【0058】斯かる際、トランジスタ54のコレクタに
結合キャパシタンス素子58を介して接続されたインダ
クタンス素子59は、トランジスタ54のコレクタに得
られるAM信号Samの搬送波成分の消失を防止する機
能を果たし、また、インダクタンス素子59と直列に接
続されたダイオード60は、バイアス用抵抗素子61を
通じて流れる電源+Bからの電流により発生する順方向
電圧によって、ダイオード62のアノードに必要なバイ
アス電圧を与える役割を果たす。
【0059】上述の如くの図4に示される例によれば、
入力端子51に供給されるFM信号Sfmが、54.4
MHzという如くに、例えば、10.7MHzに対して
比較的高い搬送波周波数を有したものである場合におい
ても、そのFM信号Sfmが、負荷インピーダンスを形
成するセラミック発振子14が設けられたトランジスタ
54を含む増幅回路によって形成される信号変換部によ
りAM信号Samに変換され、そのAM信号Samに、
ダイオード62及び抵抗素子63とキャパシタンス素子
64との並列接続によって形成されるエンベロープ検波
部によるエンベロープ検波が施されることにより、比較
的簡単な構成のもとで、供給されたFM信号Sfmにつ
いての高品位な復調出力信号Soが得られることにな
る。しかも、信号変換部が、負荷インピーダンスを形成
するセラミック発振子14が設けられたもとで入力端に
FM信号Sfmが供給される増幅回路によって形成され
ることにより、FM信号SfmからAM信号Samへの
変換が、効率良く的確に行われる。
【0060】
【実施例】前述の図1に示される例が、それにおいて、
キャパシタンス素子12の容量値が330pF,抵抗素
子13の抵抗値が1kΩ,インダクタンス素子16のイ
ンダクタンス値が10μH,抵抗素子19の抵抗値が1
0kΩ,キャパシタンス素子20の容量値が330p
F,バイアス用抵抗素子22の抵抗値が220kΩ,電
源+Bの電圧値が3Vに、夫々選定されることにより具
体構成化されたもとで、実測された諸特性を図5の特性
図及び図6の特性図に示す。
【0061】図5は、入力端子11に供給されるFM信
号Sfmが、搬送波周波数を54.4 MHzとし、変調
周波数を1kHz(一定)とするものとされた場合にお
ける、周波数偏移−復調出力信号レベル特性と周波数偏
移−復調出力信号歪率特性とを示す。図5において、曲
線Aが周波数偏移と復調出力信号レベル(mVp−pは
ピーク・ツー・ピーク電圧値(ミリボルト))との関係
をあらわし、曲線Bが周波数偏移と復調出力信号歪率と
の関係をあらわしている。
【0062】また、図6は、入力端子11に供給される
FM信号Sfmが、搬送波周波数を54.4 MHzと
し、周波数偏移を20kHz(一定)とするものとされ
た場合における、変調周波数−復調出力信号レベル特性
と変調周波数−復調出力信号歪率特性を示す。図6にお
いて、曲線Cが変調周波数と基準レベルを12mVp−
pとしたもとでの復調出力信号レベルとの関係をあらわ
し、曲線Dが変調周波数と復調出力信号歪率との関係を
あらわしている。
【0063】これらの図5の特性図及び図6の特性図に
示される特性から、図1に示される例が、入力端子11
に供給されるFM信号Sfmが、54.4MHzという
如くに、例えば、10.7MHzに対して比較的高い搬
送波周波数を有したものである場合においても、比較的
簡単な構成のもとで、供給されたFM信号Sfmについ
ての高品位な復調出力信号Soが得られるものであるこ
とが分かる。
【0064】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本願の特
許請求の範囲における請求項1から請求項6までのいず
れかに記載された発明に係るFM信号復調回路によれ
ば、供給される信号の周波数変化に応答して内部インピ
ーダンス変化を生じ、斯かる内部インピーダンス変化
が、例えば、10.7MHzに対して数10MHzとい
う如くに比較的高い周波数を有した信号についても得ら
れるという、インピーダンスについての周波数依存性を
有したセラミック発振子が利用されて、供給されるFM
信号がAM信号に変換され、それにより得られたAM信
号にエンベロープ検波が施されて、検波出力としてFM
信号についての復調出力信号が得られるようにされるこ
とにより、供給されるFM信号が、例えば、10.7M
Hzに対して数10MHzという如くに比較的高い搬送
波周波数を有したものである場合においても、比較的簡
単な構成をもって、供給されたFM信号についての高品
位な復調出力信号を得ることができる。
【0065】特に、本願の特許請求の範囲における請求
項2に記載された発明に係るFM信号復調回路によれ
ば、供給されるFM信号のAM信号への変換が、抵抗素
子とセラミック発振子との直列接続によって行われるの
で、全体の構成の一層の簡略化を図ることができる。
【0066】また、本願の特許請求の範囲における請求
項3に記載された発明に係るFM信号復調回路によれ
ば、供給されるFM信号のAM信号への変換が、セラミ
ック発振子を含んで成る負帰還路が設けられたもとで入
力端にFM信号が供給される負帰還増幅回路によって行
われるので、FM信号からAM信号への変換を効率良く
的確に行うことができる。
【0067】同様に、本願の特許請求の範囲における請
求項4に記載された発明に係るFM信号復調回路によれ
ば、供給されるFM信号のAM信号への変換が、負荷イ
ンピーダンスを形成するセラミック発振子が設けられた
もとで入力端にFM信号が供給される増幅回路によって
行われるので、FM信号からAM信号への変換を効率良
く的確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の特許請求の範囲における請求項1,2,
5または6に記載された発明に係るFM信号復調回路の
一例を示す回路接続図である。
【図2】本願の特許請求の範囲における請求項1から請
求項6のいずれかに記載された発明に係るFM信号復調
回路の一例に用いられるセラミック発振子の特性を示す
特性図である。
【図3】本願の特許請求の範囲における請求項1,3ま
たは6に記載された発明に係るFM信号復調回路の一例
を示す回路接続図である。
【図4】本願の特許請求の範囲における請求項1,4ま
たは6に記載された発明に係るFM信号復調回路の一例
を示す回路接続図である。
【図5】図1に示される例が具体構成化されたもとで実
測された周波数偏移−復調出力信号レベル特性及び周波
数偏移−復調出力信号歪率特性を示す特性図である。
【図6】図1に示される例が具体構成化されたもとで実
測された変調周波数−復調出力信号レベル特性及び変調
周波数−復調出力信号歪率特性を示す特性図である。
【符号の説明】
11,31,51 入力端子 13,19,36,
45,56,63 抵抗素子 20,46,64
キャパシタンス素子 22,39,57バイアス用
抵抗素子 14 セラミック発振子 15,3
4,54 NPN形のトランジスタ 17,18,
42,44,60,62 ダイオード 35,55 負荷抵抗 21,47,65 出力端
子 S FM信号源

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周波数変調信号が供給され、セラミック発
    振子の内部インピーダンス変化を利用して上記周波数変
    調信号を振幅変調信号に変換する信号変換部と、 該信号変換部から得られる振幅変調信号にエンベロープ
    検波を施し、検波出力として上記周波数変調信号につい
    ての復調出力信号を得る検波部と、を備えて構成される
    周波数変調信号復調回路。
  2. 【請求項2】信号変換部が、周波数変調信号が供給され
    る抵抗素子とセラミック発振子との直列接続によって形
    成され、上記抵抗素子と上記セラミック発振子との間の
    接続点に、上記周波数変調信号が変換されて成る振幅変
    調信号が得られることを特徴とする請求項1記載の周波
    数変調信号復調回路。
  3. 【請求項3】信号変換部が、セラミック発振子を含んで
    成る負帰還路が設けられたもとで入力端に周波数変調信
    号が供給される負帰還増幅回路によって形成され、該負
    帰還増幅回路の出力端に上記周波数変調信号が変換され
    て成る振幅変調信号が得られることを特徴とする請求項
    1記載の周波数変調信号復調回路。
  4. 【請求項4】信号変換部が、負荷インピーダンスを形成
    するセラミック発振子が設けられたもとで入力端に周波
    数変調信号が供給される増幅回路によって形成され、該
    増幅回路の出力端に上記周波数変調信号が変換されて成
    る振幅変調信号が得られることを特徴とする請求項1記
    載の周波数変調信号復調回路。
  5. 【請求項5】信号変換部と検波部との間に、上記信号変
    換部から得られる振幅変調信号を上記検波部に供給する
    エミッタ/フォロワー型接続がなされたトランジスタが
    設けられることを特徴とする請求項1または2記載の周
    波数変調信号復調回路。
  6. 【請求項6】検波部が、信号変換部から得られる振幅変
    調信号が供給されるダイオードと該ダイオードに直列接
    続されたキャパシタンス素子と抵抗素子との並列接続と
    を含んで形成され、上記ダイオードと上記並列接続との
    間の接続点に検波出力が得られることを特徴とする請求
    項1から請求項5までのいずれかに記載の周波数変調信
    号復調回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7518438B2 (en) 2004-08-20 2009-04-14 Murata Manufacturing Co., Ltd. FM detector circuit with unbalanced/balanced conversion
DE102009041141A1 (de) 2008-09-12 2010-04-15 Sennheiser Electronic Gmbh & Co. Kg FM Demodulator

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102009041141A1 (de) 2008-09-12 2010-04-15 Sennheiser Electronic Gmbh & Co. Kg FM Demodulator
US8026758B2 (en) 2008-09-12 2011-09-27 Sennheiser Electronic Gmbh & Co. Kg FM demodulator
DE102009041141B4 (de) * 2008-09-12 2015-10-22 Sennheiser Electronic Gmbh & Co. Kg FM Demodulator

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