JPH1119486A - 給水装置 - Google Patents

給水装置

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JPH1119486A
JPH1119486A JP17826097A JP17826097A JPH1119486A JP H1119486 A JPH1119486 A JP H1119486A JP 17826097 A JP17826097 A JP 17826097A JP 17826097 A JP17826097 A JP 17826097A JP H1119486 A JPH1119486 A JP H1119486A
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宏 野上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水供給先において水を使用していない場合に
その逆洗機能により濾過膜の洗浄を行なうことができ、
安全で美味しい水を供給することができる給水装置を提
供する。 【解決手段】 送水ポンプと、濾過手段と、流路開閉手
段と、アキュムレータと、排出流路と、排出阻止手段
と、流量検出手段と、制御手段とを有することを特徴と
する給水装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給水装置に関し、
更に詳しくは、安全で美味しい水を供給することができ
る給水装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、ビ
ル等の建造物における給水システムは、通常、次のよう
になっているすなわち、上水道管から配送された上水を
一旦貯留する受水槽と、この受水槽に貯留された水をそ
の建造物中の各所に配水する配水管と、受水槽中の上水
を配水管に送り出すポンプとを有する。この給水システ
ムにおいては、建造物が例えば平屋ではなく複数階に渡
る建物であるときには、受水槽から各階の所定部署へと
配設された多くの配水管が存在する。この配管の末端に
は、多くの場合水道蛇口が結合されている。
【0003】このような給水システムにおいても、浄化
処理により細菌の数が許容量以下に抑制された浄水が建
造物における配水管の蛇口から排出されるように、維持
管理されている。
【0004】しかしながら、蛇口から各部署に供給され
る水が衛生上支障のないようにされているとはいえ、殺
菌剤であるカルキの匂いがしたり、あるいは殺菌された
菌の残骸が混入したりすることがあるので、各部署にお
ける蛇口には、しばしば濾過装置が取りつけられる。そ
して、その濾過装置の維持管理は、例えばその蛇口を占
有する各家庭あるいは事業所が実行することになる。
【0005】その結果、蛇口に取り付けられた濾過装置
はその取り付け時期が蛇口ごとに異なることにより、そ
の濾過装置の濾過性能が蛇口ごとに異なることから、蛇
口から排出される水道水の品質が蛇口毎に異なるという
問題を生じる。
【0006】又、蛇口を有する各家庭及び各事業所で行
われる濾過装置の維持管理も各家庭及び各事業所毎に異
なることになるから、場合によっては、濾過性能の低下
した濾過装置を有する蛇口をそのまま無頓着に使用する
ことにより、濾過装置を付設することにより浄化された
水道水が供給されているとされつつ、実は品質の劣化し
た水道水が供給されているという問題、あるいは、濾過
性能がさほど低下していないのに需要者が過敏過ぎて頻
繁に不必要な程に濾過装置を交換するという問題があ
る。
【0007】また、蛇口毎に濾過装置を取り付けること
の問題点として、以下のような事項が列挙される。すな
わち、(1)濾過装置を取り付ける費用がかかる上、そ
の取り付け作業が煩雑であるという問題、(2)濾過装
置を取り付けた蛇口近傍において、例えば、前記蛇口が
台所の流し台に設けられた蛇口である場合に、濾過装置
が場所を取ることにより、台所での炊事作業の場所が狭
くなってしまい炊事作業を円滑に行なうことができない
という問題、(3)濾過装置の濾過フィルタを所定期間
毎に交換しなければならないので、濾過フィルタを交換
する費用がかかる上、濾過フィルタの交換作業が煩雑で
あるという問題、等があった。
【0008】特に前記(3)濾過フィルタの交換作業が
煩雑であることにより、濾過フィルタを交換するべき所
定期間が経過してもなお、前記濾過フィルタを交換せず
に使用した場合においては、前記濾過フィルタが目詰ま
りを起こす等して円滑に水を供給できないばかりか、前
記濾過フィルタに捕集された多量の異物が腐敗すること
により、前記濾過フィルタ近傍の水をも腐敗させる恐れ
があった。
【0009】本発明は、従来からの諸問題を解決するこ
とを目的とする。
【0010】本発明の目的は、各蛇口に濾過装置を装着
しなくても、安全で美味しい水を供給することができる
給水装置を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、その構造が簡単であ
り、逆洗機能を備えた給水装置を提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、水供給先において水
を使用しているか使用していないかを判断し、水を使用
していない場合に濾過装置の洗浄を行なうことができる
給水装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の手段は、上水道水を、水供給先に、流路を通じ
て輸送する送水ポンプと、前記流路における前記送水ポ
ンプよりも下流側に配設された濾過手段と、前記流路に
おける前記濾過手段よりも下流側に配設され、前記流路
を開閉する流路開閉手段と、前記濾過手段と前記流路開
閉手段との間に介装された流路に配設されたアキュムレ
ータと、前記送水ポンプと前記濾過手段との間に介装さ
れた流路の水を流路外に排出することができる排出流路
と、前記排出流路による水の排出を阻止する排出阻止手
段と、前記流路を流通する水の流量を検出する流量検出
手段と、前記排出阻止手段により前記排出流路における
水の排出を阻止し、前記流路開閉手段により前記流路を
開き、前記送水ポンプを運転して、前記水供給先に水を
供給することができるように、前記送水ポンプと、前記
流路開閉手段と、前記排出阻止手段とを制御する給水モ
ード、及び、予め定められた所定の時間帯において、前
記流量検出手段により検出される検出流量値が所定の流
量値を下回った場合に、前記送水ポンプを停止し、前記
流路開閉手段により前記流路を閉じて、前記アキュムレ
ータ内の水が、前記濾過手段内を逆流した後に前記排出
流路により前記流路外に排出されるように、前記送水ポ
ンプと、前記流路開閉手段と、前記排出阻止手段とを制
御する逆洗モードを有する制御手段とを備えてなること
を特徴とする給水装置であり、前記課題を解決するため
の第2の手段は、前記第1の手段における濾過手段が中
空糸型モジュールを有してなる前記第1の手段の給水装
置であり、前記課題を解決するための第3の手段は、前
記第1の手段における流路に脱塩素手段を配設してなる
前記第1又は2の手段のいずれかの給水装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】
(一般的説明)本発明の給水装置は、送水ポンプと、濾
過手段と、流路開閉手段と、アキュムレータと、排出流
路と、排出阻止手段と、流量検出手段と、制御手段とを
備えてなる。
【0015】本発明における送水ポンプは、水供給先に
流路を通じて上水道水を輸送する機能を有する限り特に
限定されず、前記送水ポンプとしては、例えば、従来公
知の給水ポンプを採用することができる。
【0016】この送水ポンプに供給される水、換言する
とこの送水ポンプに吸引される水は上水道からの上水道
水であっても良く、又上水道から供給された上水道水を
貯留しておく受水槽から供給される上水道であっても良
い。
【0017】この送水ポンプから吐出される水を供給す
る水供給先は、例えば工場内の各所、住居例えば低層集
合住宅及び高層集合住宅等における各所、事業所例えば
高層ビル等の各所である。
【0018】前記流路は、送水ポンプから前記水供給先
にまで水を供給することのできる配水路例えば配管等を
挙げることができる。
【0019】本発明における濾過手段は、前記流路にお
ける前記送水ポンプよりも下流側に配設され、前記送水
ポンプのポンプ作用により前記流路を流通する水を濾過
することのできる装置である。
【0020】前記濾過手段は、前記濾過手段に流入する
水を全量濾過する全量濾過方式により水を濾過する機能
を有し、全量濾過方式により水を濾過することにより、
水中に存在する固形分例えば菌、菌の死骸、微生物、
虫、固形有機物、固形無機物、鉄錆等の金属、塵埃等を
除去する。
【0021】上記各種の固形分を除去するためにはその
除去成分の種類に応じて前記濾過膜の種類が決定され、
例えば、精密濾過膜、限界濾過膜、逆浸透膜等が採用さ
れる。前記限外濾過膜を採用する場合それに形成されて
いる孔の大きさは、通常0.002〜0.1μmがであ
る。精密濾過膜を採用する場合それに形成されている孔
の大きさは、通常0.1〜10μmである。逆浸透膜を
採用する場合それに形成されている孔の大きさは、通常
0.005μm以下である。したがって、既に述べたよ
うに、上水道水から除去しようとする除去成分の種類に
応じて膜の種類が決定される。
【0022】また、前記濾過膜の膜素材は、濾過しよう
とする成分つまり除去成分の種類に応じて適宜に決定さ
れ、例えば、酢酸セルロース膜、ポリアクリロニトリル
膜、ポリオレフィン膜、ポリスルホン膜、ポリイミド
膜、ポリフッ化ビニリデン膜、ポリエーテルスルホン
膜、ポリエステル系ポリマーアロイ膜、PEPA膜等が
採用される。
【0023】これらの中でもPEPA膜が好ましい。P
EPA膜としては、例えば、ポリアリレート樹脂とポリ
エーテルスルホン樹脂とのポリエステル系ポリマーアロ
イ膜等を好適に採用することができ、液中の毒素を良く
除去することができる。
【0024】前記濾過膜の形状としては、例えば、平板
状の平膜、濾過膜をプリーツ状に折り曲げたプリーツ状
の膜、管状の多孔質支持体に濾過膜を装着した管状の
膜、スパイラル状の膜、中空繊維状の中空糸膜等を採用
することができる。
【0025】本発明における濾過手段としては、複数の
前記中空糸膜を束ねて形成された中空糸型モジュールを
用いて、全量濾過方式により水を濾過するフィルター装
置を好適に採用することができる。
【0026】本発明における流路開閉手段は、前記流路
における前記濾過手段よりも下流側に配設され、前記流
路を開閉することにより、前記流路を流通する水の流量
を調節する機能を有する限り特に限定されず、前記流路
開閉手段としては、例えば、従来公知の弁装置等を採用
することができる。
【0027】本発明におけるアキュムレータは、前記濾
過手段と前記流路開閉手段との間に介装された流路に配
設され、アキュムレータ内の気体を圧縮して前記濾過手
段により濾過された水を貯留する機能を有する限り特に
限定されず、前記アキュムレータとしては、例えば、従
来公知のアキュムレータタンク、蓄圧タンク等を採用す
ることができる。
【0028】本発明における排出流路は、前記送水ポン
プと前記濾過手段との間に介装された流路の水を流路外
に排出することができる限り特に限定されない。
【0029】前記排出流路としては、例えば、前記送水
ポンプと前記濾過手段との間に介装された流路から分岐
する排出分岐流路、前記送水ポンプと前記濾過手段との
間に介装された流路の水を前記濾過手段内から濾過手段
外に排出することができる排水流路等を採用することが
できる。
【0030】本発明における排出阻止手段は、前記排出
流路による水の排出を阻止することができる限り特に限
定されない。
【0031】本発明における排出阻止手段としては、例
えば、前記排出分岐流路に配設され、前記排出分岐流路
を開閉する排出分岐流路開閉弁、前記排水流路に配設さ
れ、前記排水流路を開閉する排水流路開閉弁等を採用す
ることができる。
【0032】本発明における流量検出手段は、前記流路
を流通する水の流量を検出する機能を有する限り特に限
定されず、前記流量検出手段としては、例えば、従来公
知の流量計等を採用することができる。
【0033】本発明における制御手段は、前記水供給先
に水を供給することができるように、前記送水ポンプと
前記流路開閉手段と前記排出阻止手段とを制御する給水
モードと、予め定められた所定の時間帯において前記ア
キュムレータ内の水が前記濾過手段内を逆流した後に前
記排出流路により前記流路外に排出されるように、前記
送水ポンプと前記流路開閉手段と前記排出阻止手段とを
制御する逆洗モードとを有する。
【0034】前記制御手段は、予め定められた所定の時
間帯において給水モード又は逆洗モードを選択すること
ができるように形成され、予め定められた所定の時間帯
以外においては給水モードに固定され、逆洗モードを選
択することができないように形成されることができる。
【0035】前記制御手段において予め定められる所定
の時間帯は、本発明の給水装置を使用する状況に応じ
て、所望の時間帯に決定することができる。
【0036】前記制御手段における制御動作方式として
は、予め定められた所定の時間帯以外においてはその制
御動作を給水モードに固定するプログラム制御方式が採
用され、予め定められた所定の時間帯においてはその制
御動作を前記流量検出手段により検出される検出流量値
に基づく条件判断により給水モード又は逆洗モードに切
り替える条件制御方式が採用されることができる。
【0037】この条件制御方式を採用することにより、
予め定められた所定の時間帯において、水供給先に水を
供給している最中に前記制御手段が給水モードから逆洗
モードに切り替わることを防止することができる。
【0038】前記制御手段は予め定められた所定の時間
帯において、前記流量検出手段により検出される検出流
量値が所定の流量値を下回ったか否かを判断して、前記
検出流量値が所定の流量値を下回った場合に給水モード
から逆洗モードに切り替わるように前記送水ポンプと前
記流路開閉手段と前記排出阻止手段とを制御することが
できる。
【0039】前記制御手段は、前記給水モードにおい
て、前記排出阻止手段により前記排出流路における水の
排出を阻止し、前記流路開閉手段により前記流路を開
き、前記送水ポンプを運転して、前記水供給先に水を供
給することができるように、前記送水ポンプと前記流路
開閉手段と前記排出阻止手段とを制御し、前記逆洗モー
ドにおいて、前記送水ポンプを停止し、前記流路開閉手
段により前記流路を閉じて、前記アキュムレータ内の水
が、前記濾過手段内を逆流した後に前記排出流路により
前記流路外に排出されるように、前記送水ポンプと前記
流路開閉手段と前記排出阻止手段とを制御することがで
きる。
【0040】前記制御手段としては、例えば、シーケン
ス制御装置、CPU等を採用することができる。
【0041】なお、この発明においては、前記送水ポン
プと前記アキュムレータとを一体化してこれを給水ポン
プユニットにしておくと、ビル等の建築物に水道水を増
圧して供給することのできるコンパクトなユニットとす
ることができる。
【0042】(具体的説明)以下、図面を用いて本発明
を詳細に説明する。
【0043】図1に示すように、本発明に係る一実施例
であるビル用給水装置1は、ビルに設けられた複数の蛇
口等の水供給先(図示せず。)に管2を通じて水を供給
する給水ポンプ3と、中空糸型フィルター4と、前記管
2を開閉する管開閉弁5と、アキュムレータタンク6
と、排出用分岐管7と、分岐管開閉弁8と、流量計9
と、シーケンサ10と、圧力計11と、逆止弁12とを
有する。
【0044】この図1に示す実施例においては、前記給
水ポンプ3が本発明における送水ポンプに相当し、前記
中空糸型フィルター4が本発明における濾過手段に相当
し、前記管開閉弁5が本発明における流路開閉手段に相
当し、前記アキュムレータタンク6が本発明におけるア
キュムレータに相当し、前記排出用分岐管7が本発明に
おける排出流路に相当し、前記分岐管開閉弁8が本発明
における排出阻止手段に相当し、前記流量計9が本発明
における流量検出手段に相当し、前記シーケンサ10が
本発明における制御手段に相当する。
【0045】前記中空糸型フィルター4は、前記管2に
おける前記給水ポンプ3よりも下流側に配設されてな
る。
【0046】前記中空糸型フィルター4は、PEPA膜
を用いたモジュールである。
【0047】前記管開閉弁5は、前記管2における前記
中空糸型フィルター4よりも下流側に配設されてなる。
【0048】前記アキュムレータタンク6は、前記中空
糸型フィルター4と前記管開閉弁5との間に介装された
管2aから分岐するアキュムレータ分岐管6aに連通す
るように設けられてなる。
【0049】前記排出用分岐管7は、前記管2における
前記給水ポンプ3と前記中空糸型フィルター4との間に
介装された管2bから分岐し、前記管2b中の水を前記
管2b外に排出することができるように形成されてな
る。
【0050】前記分岐管開閉弁8は、前記排出用分岐管
7に配設されてなり、前記排出用分岐管7を開閉するこ
とができるように形成されてなる。
【0051】前記流量計9は、前記管2b中を流通する
水の流量を検出することができるように形成されてな
る。
【0052】前記圧力計11は、前記管2b中の圧力を
検出することができるように形成されてなる。
【0053】前記シーケンサ10は、前記給水ポンプ
3、前記管開閉弁5、前記分岐管開閉弁8、前記流量計
9、及び前記圧力計11と、各々電気的に接続されてな
る。
【0054】前記シーケンサ10は、前記流量計9によ
り検出される検出流量値を検出流量信号として入力し、
前記圧力計11により検出される検出圧力値を検出圧力
信号として入力し、前記給水ポンプ3を運転するポンプ
運転信号又は前記給水ポンプ3を停止するポンプ停止信
号のいずれかのポンプ制御信号を出力することができ、
前記管開閉弁5を開く管開信号又は前記管開閉弁5を閉
じる管閉信号のいずれかの管開閉制御信号を出力するこ
とができ、前記分岐管開閉弁8を開く分岐管開信号又は
前記分岐管開閉弁8を閉じる分岐管閉信号のいずれかの
分岐管開閉制御信号を出力することができる。
【0055】前記シーケンサ10は、分岐管閉信号、管
開信号及びポンプ運転信号からなる給水制御信号を出力
する給水モードと、ポンプ停止信号、管閉信号及び分岐
管開信号からなる逆洗制御信号、又は、前記給水制御信
号のいずれかを出力する逆洗モードとを有する。
【0056】前記シーケンサ10は、前記給水モードで
制御動作する給水時間帯と、前記逆洗モード又は前記給
水モードで制御動作する逆洗時間帯とを予め設定するこ
とができる時間帯設定部(図示せず。)と、前記検出流
量値の閾値を予め設定することができる流量閾値設定部
(図示せず。)と、前記検出圧力値の閾値を予め設定す
ることができる圧力閾値設定部(図示せず。)と、前記
給水制御信号を出力することができる給水制御信号出力
部(図示せず。)と、前記逆洗時間帯において前記検出
流量値と流量閾値とを比較判断し、前記検出流量値が前
記流量閾値を下回った場合に、前記逆洗制御信号を出力
することができる逆洗制御信号出力部(図示せず。)
と、前記逆洗制御信号出力部から前記逆洗制御信号が出
力されている間に前記検出圧力値と圧力閾値とを比較判
断し、前記検出圧力値が前記圧力閾値を下回った場合
に、分岐管閉信号、管閉信号及びポンプ運転信号からな
る圧力制御信号を出力することができる圧力制御信号出
力部(図示せず。)と、前記逆洗時間帯において逆洗制
御信号出力部が1回の逆洗制御信号を継続して出力する
時間の長さ即ち1回の逆洗を行なう時間の長さを設定す
ることができる逆洗時間設定部(図示せず。)と、前記
逆洗時間帯において逆洗制御信号出力部が逆洗制御信号
を出力する回数即ち逆洗を行なう回数を設定することが
できる逆洗回数設定部(図示せず。)とを有する。
【0057】前記時間帯設定部においては、給水する水
中における被濾過物の種類、被濾過物の量等に応じた水
質を考慮して、逆洗時間帯及び給水時間帯を適宜に設定
することができ、例えば(イ)24時間を1サイクルと
して1サイクル中の3〜4時を逆洗時間帯として、0〜
3時及び4〜24時を給水時間帯として設定することが
でき、(ロ)48時間を1サイクルとして1サイクル中
の3〜4時を逆洗時間帯として、0〜3時及び4〜48
時を給水時間帯として設定することができ、(ハ)33
6時間(2週間)を1サイクルとして1サイクル中の3
〜4時を逆洗時間帯として、0〜3時及び4〜336時
を給水時間帯として設定することができる。この実施例
では、前記逆洗時間帯を、統計的に上水道の使用頻度が
低い3〜4時(午前3〜午前4時)の1時間に設定する
のが好ましい。
【0058】前記逆洗時間設定部及び前記逆洗回数設定
部においては、給水する水の水質、前記逆洗時間帯、前
記アキュムレータタンク6の容量、前記中空糸型フィル
ター4における濾過面積及び濾過能力等を考慮して、1
回の逆洗時間の長さ及び逆洗回数を設定するのが好まし
い。
【0059】以下、本発明の一実施例であるビル用給水
装置1の動作について詳細に説明する。
【0060】−初期設定− 前記流量閾値設定部では予め流量閾値が適宜の値に設定
される。この流量閾値は、給水装置で給水しようとする
施設例えば高層ビルあるいは工場等の規模に応じて決め
られる。
【0061】前記圧力閾値設定部では予め圧力閾値が適
宜の値に設定される。この圧力閾値は、この給水装置で
給水しようとする施設例えば高層ビルあるいは工場との
規模に応じて決められる。
【0062】前記時間帯設定部では例えば24時間を1
サイクルとして1サイクル中の3〜4時を逆洗時間帯と
して、0〜3時及び4〜24時を給水時間帯として設定
される。
【0063】前記逆洗時間設定部では、1回の逆洗時間
が濾過装置及びアキュムレータ等の規模に応じて適宜の
値に決定された。
【0064】前記逆洗回数設定部においても、逆洗回数
が濾過装置及びアキュムレータ等の規模に応じて適宜の
値に決定された。
【0065】−給水時間帯− 前記給水時間帯においては、前記シーケンサ10におけ
る前記給水制御信号出力部から、分岐管閉信号が分岐管
開閉弁8に出力され、管開信号が管開閉弁5に出力さ
れ、ポンプ運転信号が給水ポンプ3に出力される。
【0066】前記給水ポンプ3のポンプ作用により、水
道水原水(上水道水)が前記管2b中を流通し、逆止弁
を通過した後、前記中空糸型フィルター4内に流入し、
前記水道水原水は前記中空糸型フィルター4における濾
過膜(図示せず。)の濾過前面側から濾過後面側にその
全量が流通することにより、効率良く濾過され、濾過水
として前記管2a中に流入し、管開閉弁5を通過して水
供給先に供給される。
【0067】また、前記管2a中に流入した濾過水の一
部は、前記アキュムレータ分岐管6aを通じて前記アキ
ュムレータタンク6内に蓄圧される。このアキュムレー
タタンク6は、従来からビル用給水ポンプユニットに圧
力バッファーとして使用されており、水供給先での蛇口
の開閉による水中の圧力変動を吸収することができるの
で、水供給先での水の使用量が増加して前記管2中の圧
力が低下した場合においても、この低下した圧力を速や
かに回復させることができる。
【0068】前記給水時間帯においては、前記検出流量
値が前記流量閾値を下回っても、前記シーケンサ10に
おける前記給水制御信号出力部から、分岐管閉信号が分
岐管開閉弁7bに出力され、管開信号が管開閉弁5に出
力され、ポンプ運転信号が給水ポンプ3に出力される。
【0069】−逆洗時間帯− 前記逆洗時間帯においては、前記シーケンサ10におけ
る前記逆洗制御信号出力部が、前記検出流量値と流量閾
値とを比較判断し、前記検出流量値が前記流量閾値を下
回った場合に、ポンプ停止信号を給水ポンプ3に出力
し、管閉信号を管開閉弁5に出力し、分岐管開信号を分
岐管開閉弁8に出力する。
【0070】前記給水ポンプ3がポンプ停止信号により
停止し、前記管開閉弁5が管閉信号により閉じ、前記分
岐管開閉弁8が分岐管開信号により開くと、前記アキュ
ムレータタンク6内に蓄圧されている濾過水の圧力によ
り、この濾過水が前記アキュムレータタンク6から前記
アキュムレータ分岐管6aを流通して前記管2a内に流
入する。前記管2a内に流入した濾過水は、前記中空糸
型フィルター4における濾過膜の濾過後面側から濾過前
面側に逆流して、前記管2b内に流入する。濾過膜の濾
過後面側から濾過前面側に濾過水が逆流すると、濾過膜
に濾過されて捕捉されていた被濾過物が逆流する濾過水
によって洗い流されて、濾過膜の洗浄が行なわれる。
【0071】逆流する濾過水と被濾過物とは、前記排出
用分岐管7内に流入し、前記分岐管開閉弁8を通過して
排出される。
【0072】前記逆洗時間設定部に設定された逆洗時間
内においては、前記圧力制御信号出力部が、前記検出圧
力値と圧力閾値とを比較判断し、前記検出圧力値が前記
圧力閾値を下回った場合に、分岐管閉信号を分岐管開閉
弁8に出力し、管閉信号を管開閉弁5に出力し、ポンプ
運転信号を給水ポンプ3に出力する。
【0073】前記分岐管開閉弁8が分岐管閉信号により
閉じ、前記管開閉弁5が管閉信号により閉じ、前記給水
ポンプ3がポンプ運転信号により運転すると、前記給水
ポンプ3のポンプ作用により、水道水原水が前記管2b
中を流通し、前記中空糸型フィルター4内に流入し、さ
らに前記中空糸型フィルター4を通過して濾過された濾
過水は前記管2a中に流入し、前記アキュムレータ分岐
管6aを通じて前記前記アキュムレータタンク6内に蓄
圧され、その結果、前記検出圧力値が上昇して前記圧力
閾値を上回ることにより、前記圧力制御信号出力部は前
記圧力制御信号の出力を停止する。
【0074】図2に示すように、本発明の他の一実施例
である給水装置13は、ビルに設けられた複数の蛇口等
の水供給先(図示せず。)に管14を通じて水を供給す
る給水ポンプ3と、中空糸型フィルター15と、前記管
14を開閉する管開閉弁5と、アキュムレータタンク6
と、排水流路16と、排水流路開閉弁17と、流量計9
と、シーケンサ10と、圧力計11と、逆止弁12とを
有する。
【0075】この図2に示す実施例においては、前記給
水ポンプ3が本発明における送水ポンプに相当し、前記
中空糸型フィルター15が本発明における濾過手段に相
当し、前記管開閉弁5が本発明における流路開閉手段に
相当し、前記アキュムレータタンク6が本発明における
アキュムレータに相当し、前記排水流路16が本発明に
おける排出流路に相当し、前記排水流路開閉弁17が本
発明における排出阻止手段に相当し、前記流量計9が本
発明における流量検出手段に相当し、前記シーケンサ1
0が本発明における制御手段に相当する。
【0076】前記中空糸型フィルター15は、そのケー
シング内における水道水原水の流入ポートから、ケーシ
ング外に連通する排水流路16を備え、前記排水流路1
6には排水流路開閉弁17が配設されてなる。この中空
糸型フィルター15は、内部に10,000〜数10
0,000本の中空糸を束ねて装填している。
【0077】本発明においては、通常前記水道水原水中
に0.5〜1.0ppmの濃度で存在する塩素を、その
濃度が0.1〜0.4ppmの範囲内に調節することに
より、カルキ臭が無くより美味しい水を得ることができ
る。
【0078】図3に示すように、本発明においては例え
ば、前記ビル用給水装置1における前記水供給先に通じ
る管2において、濾過水中の塩素を除去することができ
る脱塩素手段18を配設することができる。
【0079】前記脱塩素手段18は、濾過水中の塩素を
除去する塩素除去フィルター18aと、前記塩素除去フ
ィルター18aが配設され、濾過水中の塩素濃度を調節
して水供給先に濾過水を供給することができる脱塩素流
路18bと、濾過水中の塩素を除去せずに水供給先に濾
過水を供給することができるバイパス流路18cと、前
記バイパス流路18cにおける濾過水の流通量を規制す
る流量規制弁18dとを有してなる。
【0080】前記脱塩素手段18においては、前記脱塩
素流路18bと前記バイパス流路18cとを合流させた
場合に、合流した濾過水中の塩素濃度が0.1〜0.4
ppmの範囲内になるように前記流量規制弁18dが調
整されてなる。
【0081】また、図4に示すように、本発明において
は前記ビル用給水装置1における前記水供給先に通じる
管2において、水道水原水中の塩素を除去することがで
きる脱塩素手段19を配設することができる。
【0082】前記脱塩素手段19は、水道水原水中の塩
素を除去する塩素除去フィルター19aと、前記塩素除
去フィルター19aを配設し、水道水原水中の塩素濃度
を調節して前記中空糸型フィルターに水道水原水を供給
することができる脱塩素流路19bと、水道水原水中の
塩素を除去せずに前記中空糸型フィルターに水道水原水
を供給することができるバイパス流路19cと、前記バ
イパス流路19cにおける水道水原水の流通量を規制す
る流量規制弁19dとを有してなる。
【0083】前記脱塩素手段19においては、前記脱塩
素流路19bと前記バイパス流路19cとを合流させた
場合に、合流した水道水原水中の塩素濃度が0.1〜
0.4ppmの範囲内になるように前記流量規制弁19
dが調整されてなる。
【0084】前記脱塩素手段18及び19は、それぞ
れ、バイパス流路18c及び19cと流量規制弁18d
及び19dとを有してなるので、バイパス流路18c及
び19cにおける流量を規制することにより、脱塩素流
路18b及び19bにおける流量を調節することができ
る。
【0085】前記塩素除去フィルターとしては、例え
ば、活性炭、石、砂等により塩素を除去することができ
る濾過フィルター等を採用することができ、具体的に
は、従来公知の活性炭濾過フィルター、砂濾過フィルタ
ー等を採用することができる。
【0086】前記脱塩素手段18及び19を採用した本
発明の給水装置においては、水中の塩素濃度を0.1〜
0.4ppmの範囲内に調節することができるので、水
中の菌の増殖を確実に防止することができる0.1pp
mの塩素濃度を維持することができ、しかもカルキ臭が
無くより美味しい水を供給することができる。
【0087】また、本発明においては、例えば、前記ビ
ル用給水装置1における前記水供給先に通じる管2にお
いて、水道水原水及び/又は濾過水中の塩素を除去する
ことができる硬水化手段(図示せず。)及び/又は軟水
化手段(図示せず。)を配設することができる。
【0088】前記硬水化手段及び/又は軟水化手段は水
の硬度を所望の値に調節することができ、前記硬水化手
段は水中のカルシウムイオン及びマグネシウムイオンに
由来する硬度を大きくすることができ、前記軟水化手段
は前記硬度を小さくすることができる。
【0089】前記硬水化手段としては、従来公知の硬水
化装置を採用することができ、前記軟水化手段として
は、従来公知の軟水化装置を採用することができる。
【0090】本発明においては、前記硬水化手段及び/
又は軟水化手段を配設した給水装置を採用することによ
り、例えば、水の硬度を10〜20度の範囲内に調節し
た後水供給先に水を供給することができる。
【0091】本発明においては、例えば、前記硬度が2
0度を上回ることにより、生活用水、工業用水等に適し
ていない硬水を、前記軟水化手段により軟化して、水供
給先に生活用水、工業用水等に適した水を供給すること
ができる。
【0092】
【発明の効果】本発明によれば、(a)水供給先に安全
で美味しい水を供給することができ、(b)水供給先に
おいて濾過フィルタ装置等を使用する必要がなく、
(c)水供給先において濾過フィルタ装置の設置場所等
が必要なく、(d)水供給先において濾過フィルタ装置
等のメンテナンスをする必要がなく、(e)クロスフロ
ー濾過方式による濾過手段を採用しないので、給水装置
の構造をより簡単にすることができ、(f)給水装置の
構造が簡単であるので漏水等の故障を防止することがで
き、(g)給水装置の構造が簡単であるので装置全体と
して省スペース化を実現することができ、(h)例えば
全量濾過方式による濾過手段を採用することにより、濾
過効率を高くすることができ、(i)濾過効率を向上さ
せることにより、濾過手段をより小型化することがで
き、(j)水供給先において水を使用しているか使用し
ていないかを判断し、水を使用していない場合に、その
逆洗機能により濾過膜の洗浄を行なうことができ、
(k)所望の時間帯に全自動で濾過膜の洗浄を行なうこ
とができ、(l)例えば、従来のビル用給水装置等にお
いて圧力バッファーとして用いられているアキュムレー
タタンクを圧力供給源として、濾過膜の逆洗を行なうこ
とができるので、既存のビル用給水装置等に組み込むこ
とが容易な給水装置を提供することができ、(m)例え
ば午前3〜4時の水道水を使用する頻度が最も低い時間
帯であって、且つ、各水供給先に水を供給していない場
合に、濾過膜の逆洗を行なうことができる給水装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の給水装置の一実施例を示す概
略図である。
【図2】図2は、本発明の給水装置の他の一実施例を示
す概略図である。
【図3】図3は、本発明の脱塩素装置を採用した給水装
置の一実施例を示す概略図である。
【図4】図4は、本発明の脱塩素装置を採用した給水装
置の他の一実施例を示す概略図である。
【符号の説明】
1・・・ビル用給水装置、2、2a、2b・・・管、3
・・・給水ポンプ、4・・・中空糸型フィルター、5・
・・管開閉弁、6・・・アキュムレータタンク、6a・
・・アキュムレータ分岐管、7・・・排出用分岐管、8
・・・分岐管開閉弁、9・・・流量計、10・・・シー
ケンサ、11・・・圧力計、12・・・逆止弁、13・
・・給水装置、14・・・管、15・・・中空糸型フィ
ルター、16・・・排水流路、17・・・排水流路開閉
弁、18・・・脱塩素手段、18a・・・塩素除去フィ
ルター、18b・・・脱塩素流路、18c・・・バイパ
ス流路、18d・・・流量規制弁、19・・・脱塩素手
段、19a・・・塩素除去フィルター、19b・・・脱
塩素流路、19c・・・バイパス流路、19d・・・流
量規制弁。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上水道水を、水供給先に、流路を通じて
    輸送する送水ポンプと、 前記流路における前記送水ポンプよりも下流側に配設さ
    れた濾過手段と、 前記流路における前記濾過手段よりも下流側に配設さ
    れ、前記流路を開閉する流路開閉手段と、 前記濾過手段と前記流路開閉手段との間に介装された流
    路に配設されたアキュムレータと、 前記送水ポンプと前記濾過手段との間に介装された流路
    の水を流路外に排出することができる排出流路と、 前記排出流路による水の排出を阻止する排出阻止手段
    と、 前記流路を流通する水の流量を検出する流量検出手段
    と、 前記排出阻止手段により前記排出流路における水の排出
    を阻止し、前記流路開閉手段により前記流路を開き、前
    記送水ポンプを運転して、前記水供給先に水を供給する
    ことができるように、前記送水ポンプと、前記流路開閉
    手段と、前記排出阻止手段とを制御する給水モード、及
    び、予め定められた所定の時間帯において、前記流量検
    出手段により検出される検出流量値が所定の流量値を下
    回った場合に、前記送水ポンプを停止し、前記流路開閉
    手段により前記流路を閉じて、前記アキュムレータ内の
    水が、前記濾過手段内を逆流した後に前記排出流路によ
    り前記流路外に排出されるように、前記送水ポンプと、
    前記流路開閉手段と、前記排出阻止手段とを制御する逆
    洗モードを有する制御手段とを備えてなることを特徴と
    する給水装置。
  2. 【請求項2】 前記濾過手段が中空糸型モジュールを有
    してなる前記請求項1に記載の給水装置。
  3. 【請求項3】 前記流路に脱塩素手段を配設してなる前
    記請求項1又は2のいずれかに記載の給水装置。
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