JPH11193552A - 雨水貯溜装置 - Google Patents
雨水貯溜装置Info
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- JPH11193552A JPH11193552A JP9367582A JP36758297A JPH11193552A JP H11193552 A JPH11193552 A JP H11193552A JP 9367582 A JP9367582 A JP 9367582A JP 36758297 A JP36758297 A JP 36758297A JP H11193552 A JPH11193552 A JP H11193552A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
-
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- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/108—Rainwater harvesting
Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベランダ、テラス、バルコニー等に設置さ
れ、支持台を物入れとして有効利用できる体裁の良い雨
水貯溜装置を提供する。 【解決手段】 雨樋から導入された雨水を貯溜する蓋１
ｄ付きの貯水槽１と、この貯水槽１を支持する支持台２
からなる雨水貯溜装置であって、貯水槽１の側壁の下部
に蛇口３を設けると共に、支持台２の内部に収納室８を
形成する。貯水槽１の外面には模様印刷フィルム１ｅを
貼着して美観を高める。
れ、支持台を物入れとして有効利用できる体裁の良い雨
水貯溜装置を提供する。 【解決手段】 雨樋から導入された雨水を貯溜する蓋１
ｄ付きの貯水槽１と、この貯水槽１を支持する支持台２
からなる雨水貯溜装置であって、貯水槽１の側壁の下部
に蛇口３を設けると共に、支持台２の内部に収納室８を
形成する。貯水槽１の外面には模様印刷フィルム１ｅを
貼着して美観を高める。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、雨水を植木や花壇
の撒水として有効利用するために貯溜するコンパクトな
雨水貯溜装置に関する。
の撒水として有効利用するために貯溜するコンパクトな
雨水貯溜装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】降雨量の減少により湖やダムの水位が低
下して水道水の給水制限が始まると、水道水を植木や花
壇、鉢植え植物などに与えるのをひかえて節水し、水道
水以外の水を植木等に与えることが望まれる。
下して水道水の給水制限が始まると、水道水を植木や花
壇、鉢植え植物などに与えるのをひかえて節水し、水道
水以外の水を植木等に与えることが望まれる。
【０００３】このような要望に応えるために、ベラン
ダ、テラス、バルコニー等に貯水容器を設置し、屋根に
降った雨水を雨樋から貯水容器に導入、貯溜して、この
雨水を植木や花壇の撒水として有効利用することが試み
られている。
ダ、テラス、バルコニー等に貯水容器を設置し、屋根に
降った雨水を雨樋から貯水容器に導入、貯溜して、この
雨水を植木や花壇の撒水として有効利用することが試み
られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
ではベランダ等にコンクリートブロック等を並べて、貯
水容器を設置する土台を形成しているため、土台を物入
れ等として有効利用することができず、その部分がデッ
ドスペースになるという問題があった。
ではベランダ等にコンクリートブロック等を並べて、貯
水容器を設置する土台を形成しているため、土台を物入
れ等として有効利用することができず、その部分がデッ
ドスペースになるという問題があった。
【０００５】しかも、貯水容器として、耐候性や印刷特
性に劣るポリエチレン製の容器が使用されているため、
容器表層から劣化が進行し、また、印刷特性が悪いため
容器表面に模様等を印刷して美観を向上させることもで
きないという問題があった。
性に劣るポリエチレン製の容器が使用されているため、
容器表層から劣化が進行し、また、印刷特性が悪いため
容器表面に模様等を印刷して美観を向上させることもで
きないという問題があった。
【０００６】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であって、その主たる目的とするところは、支持台を物
入れとして有効利用することができ、美観を向上させる
こともできる雨水貯溜装置を提供することにある。
であって、その主たる目的とするところは、支持台を物
入れとして有効利用することができ、美観を向上させる
こともできる雨水貯溜装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の請求項１に係る雨水貯溜装置は、雨樋から
導入された雨水を貯溜する蓋付きの貯水槽と、この貯水
槽を支持する支持台から成る装置であって、上記貯水槽
が側壁の下部に蛇口を有し、上記支持台が内部に収納室
を有することを特徴とするものである。
め、本発明の請求項１に係る雨水貯溜装置は、雨樋から
導入された雨水を貯溜する蓋付きの貯水槽と、この貯水
槽を支持する支持台から成る装置であって、上記貯水槽
が側壁の下部に蛇口を有し、上記支持台が内部に収納室
を有することを特徴とするものである。
【０００８】そして、請求項２に係る雨水貯溜装置は、
上記請求項１の装置において、貯水槽が外面に模様印刷
フィルムを貼着した合成樹脂製の槽であることを特徴と
し、請求項３に係る雨水貯溜装置は、上記請求項２の装
置において、模様印刷フィルムがアクリル樹脂フィルム
に模様を印刷したものであることを特徴とし、請求項４
に係る雨水貯溜装置は、上記請求項１ないし請求項３の
いずれかの装置において、支持台が合成樹脂製の外殻の
内部に軽量コンクリートを打設したものであることを特
徴とし、請求項５に係る雨水貯溜装置は、上記請求項１
ないし請求項４のいずれかの装置において、支持台の収
納室の入口に扉を開閉自在に取付けたことを特徴とする
ものである。
上記請求項１の装置において、貯水槽が外面に模様印刷
フィルムを貼着した合成樹脂製の槽であることを特徴と
し、請求項３に係る雨水貯溜装置は、上記請求項２の装
置において、模様印刷フィルムがアクリル樹脂フィルム
に模様を印刷したものであることを特徴とし、請求項４
に係る雨水貯溜装置は、上記請求項１ないし請求項３の
いずれかの装置において、支持台が合成樹脂製の外殻の
内部に軽量コンクリートを打設したものであることを特
徴とし、請求項５に係る雨水貯溜装置は、上記請求項１
ないし請求項４のいずれかの装置において、支持台の収
納室の入口に扉を開閉自在に取付けたことを特徴とする
ものである。
【０００９】請求項１の雨水貯溜装置は、支持台の内部
に収納室を有するので、この支持台を物入れとして利用
し、例えば園芸用資材や他の物を上記の収納室に収納、
保管することができる。特に、請求項５の雨水貯溜装置
のように収納室の入口に扉を取付けると、収納した園芸
用資材等が外部から見えないので体裁が良くなる。また
請求項１の雨水貯溜装置は、貯水槽の側壁の下部に蛇口
を有するので、蓋を開けて槽内の雨水を汲み出さなくて
も、蛇口をひねるだけで簡単に雨水を取り出すことがで
きる。
に収納室を有するので、この支持台を物入れとして利用
し、例えば園芸用資材や他の物を上記の収納室に収納、
保管することができる。特に、請求項５の雨水貯溜装置
のように収納室の入口に扉を取付けると、収納した園芸
用資材等が外部から見えないので体裁が良くなる。また
請求項１の雨水貯溜装置は、貯水槽の側壁の下部に蛇口
を有するので、蓋を開けて槽内の雨水を汲み出さなくて
も、蛇口をひねるだけで簡単に雨水を取り出すことがで
きる。
【００１０】次に、請求項２の雨水貯溜装置のように貯
水槽の外面に模様印刷フィルムを貼着すると、印刷され
た模様によって貯水槽の美観が向上するので、この雨水
貯溜装置をベランダ、テラス、バルコニーなど設置して
も体裁を損なうことはない。
水槽の外面に模様印刷フィルムを貼着すると、印刷され
た模様によって貯水槽の美観が向上するので、この雨水
貯溜装置をベランダ、テラス、バルコニーなど設置して
も体裁を損なうことはない。
【００１１】特に、請求項３の雨水貯溜装置のように模
様印刷フィルムがアクリル樹脂フィルムに模様を印刷し
たものであると、印刷特性が良いため繊細な模様でも鮮
明に印刷できる上に、アクリル樹脂フィルムは耐候性に
優れるため、貯水槽が耐候性に劣る合成樹脂製の槽であ
っても、その劣化を抑制して耐久性を向上させることが
できる。
様印刷フィルムがアクリル樹脂フィルムに模様を印刷し
たものであると、印刷特性が良いため繊細な模様でも鮮
明に印刷できる上に、アクリル樹脂フィルムは耐候性に
優れるため、貯水槽が耐候性に劣る合成樹脂製の槽であ
っても、その劣化を抑制して耐久性を向上させることが
できる。
【００１２】更に、請求項４の雨水貯溜装置のように、
支持台が合成樹脂製の外殻の内部に軽量コンクリートを
打設したものであると、コンクリート製の支持台と殆ど
変わらない強度を保ったまま支持台を軽量化することが
可能となり、また、合成樹脂製の外殻によって軽量コン
クリートの肌が外部から見えないため、支持台の美観も
向上する。
支持台が合成樹脂製の外殻の内部に軽量コンクリートを
打設したものであると、コンクリート製の支持台と殆ど
変わらない強度を保ったまま支持台を軽量化することが
可能となり、また、合成樹脂製の外殻によって軽量コン
クリートの肌が外部から見えないため、支持台の美観も
向上する。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の具
体的な実施形態を詳述する。
体的な実施形態を詳述する。
【００１４】図１は本発明の一実施形態に係る雨水貯溜
装置の斜視図、図２は同装置の断面図である。
装置の斜視図、図２は同装置の断面図である。
【００１５】この雨水貯溜装置は、蓋付きの貯水槽１
と、この貯水槽１を支持する支持台２からなる。
と、この貯水槽１を支持する支持台２からなる。
【００１６】貯水槽１は、直径が４５０〜６００ｍｍ程
度、高さが６００〜８００ｍｍ程度の円筒体１ａと、該
円筒体１ａの底部開口に熱融着等の手段で水密的に取付
けられた底板１ｂと、該円筒体１ａの上端開口縁に取着
された縁取りリム１ｃと、該円筒体１ａの上端開口に被
せられる蓋１ｄとで構成されている。円筒体１ａ及び底
板１ｂの材質はポリエチレン等の強度の大きい合成樹脂
であり、蓋１ｄの材質はアクリル樹脂等の耐候性に優れ
た合成樹脂であり、縁取リム１ｃの材質はアルミニウム
等の金属である。
度、高さが６００〜８００ｍｍ程度の円筒体１ａと、該
円筒体１ａの底部開口に熱融着等の手段で水密的に取付
けられた底板１ｂと、該円筒体１ａの上端開口縁に取着
された縁取りリム１ｃと、該円筒体１ａの上端開口に被
せられる蓋１ｄとで構成されている。円筒体１ａ及び底
板１ｂの材質はポリエチレン等の強度の大きい合成樹脂
であり、蓋１ｄの材質はアクリル樹脂等の耐候性に優れ
た合成樹脂であり、縁取リム１ｃの材質はアルミニウム
等の金属である。
【００１７】図２に示すように、この貯水槽１の円筒体
１ａの外面には、美麗な模様印刷フィルム１ｅがその印
刷面を裏側にして貼着されている。印刷模様は美麗なも
のであれば特に制限がなく、図１に例示のような花柄の
模様１ｆや他の所望の図柄模様が採用される。このよう
に模様印刷フィルム１ｅがその印刷面を裏側にして円筒
体１ａの外面に貼着されると、貯水槽１の美観が向上す
るため、ベランダ、テラス、バルコニー等に雨水貯溜装
置を設置しても体裁を損なう心配がなくなり、しかも、
裏側の印刷面は外部から傷付けられることがないので、
その美麗な模様ｆを長期に亘って維持することができ
る。
１ａの外面には、美麗な模様印刷フィルム１ｅがその印
刷面を裏側にして貼着されている。印刷模様は美麗なも
のであれば特に制限がなく、図１に例示のような花柄の
模様１ｆや他の所望の図柄模様が採用される。このよう
に模様印刷フィルム１ｅがその印刷面を裏側にして円筒
体１ａの外面に貼着されると、貯水槽１の美観が向上す
るため、ベランダ、テラス、バルコニー等に雨水貯溜装
置を設置しても体裁を損なう心配がなくなり、しかも、
裏側の印刷面は外部から傷付けられることがないので、
その美麗な模様ｆを長期に亘って維持することができ
る。
【００１８】模様印刷フィルム１ｅとしては、耐候性及
び印刷特性に優れたアクリル樹脂フィルムに模様を印刷
したものが好適であり、かかるフィルムを貼着すると、
貯水槽の円筒体１ａが耐候性に劣るポリエチレン製の場
合でも、その劣化を抑制して耐久性を向上させることが
でき、また、繊細な模様でも鮮明に印刷することができ
る。
び印刷特性に優れたアクリル樹脂フィルムに模様を印刷
したものが好適であり、かかるフィルムを貼着すると、
貯水槽の円筒体１ａが耐候性に劣るポリエチレン製の場
合でも、その劣化を抑制して耐久性を向上させることが
でき、また、繊細な模様でも鮮明に印刷することができ
る。
【００１９】この貯水槽１の側壁の下部（円筒体１ａの
筒壁の下部）には蛇口３が取付けられている。従って、
蓋１ｄを開けて貯水槽１内の雨水を汲み出さなくても、
蛇口３をひねるだけで簡単に雨水を取り出すことができ
る。
筒壁の下部）には蛇口３が取付けられている。従って、
蓋１ｄを開けて貯水槽１内の雨水を汲み出さなくても、
蛇口３をひねるだけで簡単に雨水を取り出すことができ
る。
【００２０】また、この貯水槽１の側壁の上部（円筒体
１ａの筒壁の上部）には雨水導入管４の差込み口１ｇが
穿設され、この差込み口１ｇにゴムパッキン５が取着さ
れている。そして、堅樋（雨樋）６の途中の分水器７に
接続された上記雨水導水管４の先端が差込み口１ｇに差
込まれている。従って、家屋の屋根に降った雨水は、軒
先の軒樋から竪樋６を流下し、その途中の分水器７で雨
水の一部が雨水導入管４へ分流し、貯水槽１の内部へ導
入されて貯溜されるようになっている。
１ａの筒壁の上部）には雨水導入管４の差込み口１ｇが
穿設され、この差込み口１ｇにゴムパッキン５が取着さ
れている。そして、堅樋（雨樋）６の途中の分水器７に
接続された上記雨水導水管４の先端が差込み口１ｇに差
込まれている。従って、家屋の屋根に降った雨水は、軒
先の軒樋から竪樋６を流下し、その途中の分水器７で雨
水の一部が雨水導入管４へ分流し、貯水槽１の内部へ導
入されて貯溜されるようになっている。
【００２１】なお、雨水導水管４の先端部又は分水器７
の内部にはフィルター（不図示）を脱着交換自在に取付
け、該フィルターによって雨水に含まれるゴミや泥を除
去することが望ましい。
の内部にはフィルター（不図示）を脱着交換自在に取付
け、該フィルターによって雨水に含まれるゴミや泥を除
去することが望ましい。
【００２２】一方、支持台２は箱型の形状とされ、その
内部に収納室８が形成されている。そして、収納室８の
入口には、左右一対の扉９，９が蝶番（不図示）等で開
閉自在に取付けられている。この支持台２は、扉９，９
を取付けた収納室８の入口部分を除いて、合成樹脂製の
外殻２ａの内部に軽量コンクリート２ｂを打設した構造
とされており、支持台２の底には底敷パネル２ｃが取付
けられている。
内部に収納室８が形成されている。そして、収納室８の
入口には、左右一対の扉９，９が蝶番（不図示）等で開
閉自在に取付けられている。この支持台２は、扉９，９
を取付けた収納室８の入口部分を除いて、合成樹脂製の
外殻２ａの内部に軽量コンクリート２ｂを打設した構造
とされており、支持台２の底には底敷パネル２ｃが取付
けられている。
【００２３】外殻２ａは、例えばＡＡＳ（アクリル−ア
クリロニトリル−スチレン共重合樹脂）等の耐候性が良
い共重合樹脂をブロー成形等の成形手段により一体成形
したものであって、軽量コンクリート２ｂを打設すると
きには型枠としての役目を果たし、打設後は軽量コンク
リート２ｂの表面を被覆して美観を向上させる表面化粧
材としての役目を果たすものである。
クリロニトリル−スチレン共重合樹脂）等の耐候性が良
い共重合樹脂をブロー成形等の成形手段により一体成形
したものであって、軽量コンクリート２ｂを打設すると
きには型枠としての役目を果たし、打設後は軽量コンク
リート２ｂの表面を被覆して美観を向上させる表面化粧
材としての役目を果たすものである。
【００２４】また、軽量コンクリート２ｂは、膨張頁
岩、膨張スレート、膨張粘土、焼成フライアッシュなど
を骨材ないし増量材として混合した重量の軽いコンクリ
ートである。
岩、膨張スレート、膨張粘土、焼成フライアッシュなど
を骨材ないし増量材として混合した重量の軽いコンクリ
ートである。
【００２５】このように外殻２ａの内部に軽量コンクリ
ート２ｂを打設した構造の支持台２にすると、通常のコ
ンクリート製の支持台と殆ど変わらない強度を保ったま
ま、かなり軽量化できるので、支持台２の設置作業や運
搬作業が容易となり、しかも上記樹脂の外殻２ａによっ
て軽量コンクリート２ｂの表面が被覆、化粧されるの
で、支持台２の美観が向上する。
ート２ｂを打設した構造の支持台２にすると、通常のコ
ンクリート製の支持台と殆ど変わらない強度を保ったま
ま、かなり軽量化できるので、支持台２の設置作業や運
搬作業が容易となり、しかも上記樹脂の外殻２ａによっ
て軽量コンクリート２ｂの表面が被覆、化粧されるの
で、支持台２の美観が向上する。
【００２６】図２に示すように、前記貯水槽１の底板１
ｂ中央にはドレン管１０が取付けられ、その下端に栓体
１０ａがねじ込まれている。そして、支持台２の上壁部
の中央には開口２ｄが形成されている。従って、支持台
２の扉９を開けてバケツ等をドレン管１０の下方に置
き、開口２ｄから手を入れて栓体１０ａを外すと、貯水
槽１の底に溜まったドレンを除去することができる。
ｂ中央にはドレン管１０が取付けられ、その下端に栓体
１０ａがねじ込まれている。そして、支持台２の上壁部
の中央には開口２ｄが形成されている。従って、支持台
２の扉９を開けてバケツ等をドレン管１０の下方に置
き、開口２ｄから手を入れて栓体１０ａを外すと、貯水
槽１の底に溜まったドレンを除去することができる。
【００２７】尚、貯水槽１の底板１ｂの取付位置をもう
少し高くし、底板１ｂと支持台２の上面との間の空間に
ドレン管を配設して、ドレン管の先端を円筒体１ａの側
壁下端から外側へ導出させるようにしてもよい。
少し高くし、底板１ｂと支持台２の上面との間の空間に
ドレン管を配設して、ドレン管の先端を円筒体１ａの側
壁下端から外側へ導出させるようにしてもよい。
【００２８】上記のような構成の雨水貯溜装置を、ベラ
ンダ、テラス、バルコニーあるいは家屋の周辺に設置す
ると、竪樋６を流下する雨水の一部が雨水導入管４を通
って貯水槽１へ導入され、その槽内に貯溜される。従っ
て、貯溜された雨水を蛇口３から取り出して植木や花
壇、鉢植え植物などに与えると、水道水を節約すること
ができる。
ンダ、テラス、バルコニーあるいは家屋の周辺に設置す
ると、竪樋６を流下する雨水の一部が雨水導入管４を通
って貯水槽１へ導入され、その槽内に貯溜される。従っ
て、貯溜された雨水を蛇口３から取り出して植木や花
壇、鉢植え植物などに与えると、水道水を節約すること
ができる。
【００２９】このようにベランダ等に雨水貯溜装置を設
置しても、模様印刷フィルム１ｅによって貯水槽１の美
観が高められているので、体裁が損なわれることはな
い。しかも、この雨水貯溜装置は、支持台２を物入れと
して利用し、例えば肥料、消毒液、噴霧装置、移植ご
て、ジョロなどの園芸資材や他の物を支持台２の収納室
８に収納、保管することができるため、装置の設置部分
がデッドスペースになることはない。そして、扉９，９
を閉めていれば、収納した園芸資材等が外部から見えな
いので体裁を損なう心配はない。
置しても、模様印刷フィルム１ｅによって貯水槽１の美
観が高められているので、体裁が損なわれることはな
い。しかも、この雨水貯溜装置は、支持台２を物入れと
して利用し、例えば肥料、消毒液、噴霧装置、移植ご
て、ジョロなどの園芸資材や他の物を支持台２の収納室
８に収納、保管することができるため、装置の設置部分
がデッドスペースになることはない。そして、扉９，９
を閉めていれば、収納した園芸資材等が外部から見えな
いので体裁を損なう心配はない。
【００３０】前記の実施形態では、貯水槽１として、円
筒体１ａの下端開口に底板１ｂを熱融着や溶接等の手段
で水密的に取付けたものを使用しているが、ブロー成形
や射出成形等の手段で一体成形した合成樹脂製の貯水槽
を使用してもよく、貯水槽の形状も箱型や多角形型など
種々の形状とすることができる。また前記の実施形態で
は、支持台２として、合成樹脂製の外殻２ａに軽量コン
クリート２ｂを打設したものを使用しているが、通常の
鉄筋コンクリートで成形した支持台を使用してもよい。
更に、園芸資材等を整理して収納できるように、支持台
２内部の収納室８に仕切りや棚を設けてもよい。
筒体１ａの下端開口に底板１ｂを熱融着や溶接等の手段
で水密的に取付けたものを使用しているが、ブロー成形
や射出成形等の手段で一体成形した合成樹脂製の貯水槽
を使用してもよく、貯水槽の形状も箱型や多角形型など
種々の形状とすることができる。また前記の実施形態で
は、支持台２として、合成樹脂製の外殻２ａに軽量コン
クリート２ｂを打設したものを使用しているが、通常の
鉄筋コンクリートで成形した支持台を使用してもよい。
更に、園芸資材等を整理して収納できるように、支持台
２内部の収納室８に仕切りや棚を設けてもよい。
【００３１】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の雨水貯溜装置は、雨水を植木や花壇などの撒水として
有効利用することができ、しかも、支持台を物入れとし
て利用して内部の収納室に種々の物資を収納できるの
で、装置の設置場所がデッドスペースになる無駄がな
く、また、模様印刷フィルムによって貯水槽の美観が高
められているためベランダ、テラス、バルコニーなどに
設置しても体裁を損なうことがないといった効果を奏す
る。
の雨水貯溜装置は、雨水を植木や花壇などの撒水として
有効利用することができ、しかも、支持台を物入れとし
て利用して内部の収納室に種々の物資を収納できるの
で、装置の設置場所がデッドスペースになる無駄がな
く、また、模様印刷フィルムによって貯水槽の美観が高
められているためベランダ、テラス、バルコニーなどに
設置しても体裁を損なうことがないといった効果を奏す
る。
【図１】本発明の一実施形態に係る雨水貯溜装置の斜視
図である。
図である。
【図２】同装置の断面図である。
１ 貯水槽 １ｄ 蓋 １ｅ 模様印刷フィルム １ｆ 模様 ２ 支持台 ２ａ 外殻 ２ｂ 軽量コンクリート ３ 蛇口 ４ 雨水導入管 ６ 堅樋（雨樋） ８ 収納室 ９ 扉
Claims (5)
- 【請求項１】雨樋から導入された雨水を貯溜する蓋付き
の貯水槽と、この貯水槽を支持する支持台から成る雨水
貯溜装置であって、上記貯水槽は側壁の下部に蛇口を有
し、上記支持台は内部に収納室を有することを特徴とす
る雨水貯溜装置。 - 【請求項２】貯水槽が、外面に模様印刷フィルムを貼着
した合成樹脂製の槽であることを特徴とする請求項１に
記載の雨水貯溜装置。 - 【請求項３】模様印刷フィルムが、アクリル樹脂フィル
ムに模様を印刷したものであることを特徴とする請求項
２に記載の雨水貯溜装置。 - 【請求項４】支持台が、合成樹脂製の外殻の内部に軽量
コンクリートを打設したものであることを特徴とする請
求項１ないし請求項３のいずれかに記載の雨水貯溜装
置。 - 【請求項５】支持台の収納室の入口に扉を開閉自在に取
付けたことを特徴とする請求項１ないし請求項４のいず
れかに記載の雨水貯溜装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9367582A JPH11193552A (ja) | 1997-12-29 | 1997-12-29 | 雨水貯溜装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9367582A JPH11193552A (ja) | 1997-12-29 | 1997-12-29 | 雨水貯溜装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11193552A true JPH11193552A (ja) | 1999-07-21 |
Family
ID=18489675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9367582A Pending JPH11193552A (ja) | 1997-12-29 | 1997-12-29 | 雨水貯溜装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11193552A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001146835A (ja) * | 1999-11-18 | 2001-05-29 | Fukuda Corp | 家屋に設けられる収納庫 |
| JP2010276048A (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-09 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 蛇口の止水構造 |
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1997
- 1997-12-29 JP JP9367582A patent/JPH11193552A/ja active Pending
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