JPH11191950A - 扁平モータの電機子構造 - Google Patents

扁平モータの電機子構造

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JPH11191950A
JPH11191950A JP35688997A JP35688997A JPH11191950A JP H11191950 A JPH11191950 A JP H11191950A JP 35688997 A JP35688997 A JP 35688997A JP 35688997 A JP35688997 A JP 35688997A JP H11191950 A JPH11191950 A JP H11191950A
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armature
poles
coreless
coil
permanent magnet
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JP35688997A
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Taketoshi Tezuka
武寿 手塚
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TKS Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1個または2個のコイルで電機子を構成した場
合にも、始動させる際に回転が確実にかつスムーズに行
なわれるような電機子構造を提供することで、扁平モー
タのより一層の極小化および軽量化を図れるようにする
ものである。 【解決手段】N,S極の磁極を交互に有する界磁マグネ
ット上に、界磁マグネットと軸方向の空隙を介して相対
的に回転するように設けられた、1個または複数個のコ
アレス電機子コイルを保持したフレームを有する扁平モ
ータの電機子において、前記フレームの外周側の端部を
周方向に延長して重心を外側に移動させたことを特徴と
する扁平モータの電機子構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は振動を人体に伝え
る目的の装置に適用される扁平モータの電機子構造に関
し、特に1個または複数個のコアレス電機子コイルで構
成された電機子を、常時スムーズに再起動させるための
ものである。
【0002】
【従来の技術】振動を人体に伝える目的の装置として
は、無線電話呼び出し装置(以下ページャという)や携
帯電話、軽い振動を人体に与えてマッサージ効果を発揮
するマッサージ機、視聴覚障害者用の信号受信器等、種
々のものが知られており、電機子を偏心させた扁平モー
タが内蔵されている。
【0003】このような扁平モータとして、例えば図1
1および図12に示すような扁平型の振動発生装置が知
られている(特開平6−205565号)。この振動発
生装置1はケーシング2の底部に固定された円形の平板
状界磁マグネット3と、この界磁マグネット3と面対向
するように配置された回転自在の電機子4と、この電機
子4のかなめに配されたシャフト5とで構成されてい
る。前記電機子4は3個のコイル6a,6b,6cを逆
扇形になるように配置し、樹脂フレーム7と一体成形し
たものである。また、電機子4はコイル6a,6b,6
cと一緒に回転する整流子8を備えており、この整流子
8がケーシング2の下部から延びた2本の電極ブラシ9
に接触して3個のコイル6a,6b,6cの極性が交互
に切り替わり、そのたびに界磁マグネット3との間で引
合力と反発力が発生するために電機子4が回転し続け
る。特に、振動発生装置として用いる場合には、上述の
ように電機子4自体を大きく偏心させることで、電機子
4が大きな遠心力を持って回転するため、装置全体に強
い振動が発生することとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近はペー
ジャや携帯電話、マッサージ機、視聴覚障害者用の信号
受信器等の小型化がますます進み、それに合わせて振動
発生装置の極小化および軽量化の要請も厳しいものがあ
る。しかしながら上述したように、電機子4は、極性が
交互に切り替わるコイル6a,6b,6cと界磁マグネ
ット3との間の引合力と反発力の繰り返しによって回転
力が発生することから、少なくとも3個のコイル6a,
6b,6cが必要となる。すなわち、図13に示したよ
うに、回転中心角がほぼ90°の1個コイル6で電機子
4を構成した場合、電機子4が停止したときにN,S極
を4等分したマグネット3の一つの極性(図13ではS
極)内に入ってしまうと、次に電機子4を始動させよう
としたときに、電機子4の回転方向が定まらずスムーズ
に始動しない事態が発生してしまうからである。これ
は、コイル6の巻幅に相当するマグネット3上の領域Z
内にコイル6の両側部6d,6eが留まっている場合に
見られる現象である。
【0005】そこで本発明は、1個または2個のコイル
で電機子を構成した場合にも、始動させる際に回転が確
実にかつスムーズに行なわれるような電機子構造を提供
することで、扁平モータのより一層の極小化および軽量
化を図れるようにするものである。
【0006】また本発明は、電機子を構成するコイルの
個数を減らすことにより、製造工程の簡略化と製造原価
の低廉化を図るものである。
【0007】さらに本発明は、電機子を翼形にして電機
子の重心を外側に移動させることにより、本発明の扁平
モータの電機子構造を振動モータに適用したときに、よ
り大きな振動を得ることができるようにしたものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明におけ
る扁平モータの電機子構造は、N,S極の磁極を交互に
有する界磁マグネット上に、界磁マグネットと軸方向の
空隙を介して相対的に回転するように設けられた、1個
または複数個のコアレス電機子コイルを保持したフレー
ムを有する扁平モータの電機子において、前記フレーム
の外周側の端部を周方向に延長して重心を外側に移動さ
せたことを特徴とするものである。
【0009】この発明における扁平モータの電機子構造
は、N,S極の磁極を交互に有する界磁マグネット上
に、界磁マグネットと軸方向の空隙を介して相対的に回
転するように設けられた、1個または複数個のコアレス
電機子コイルを保持したフレームを有する扁平モータの
電機子において、前記フレームに磁性体もしくはN,S
極の磁極を有する永久磁石を設け、電機子の回転を停止
させたときに上記永久磁石を前記界磁マグネットのN,
S極の磁極の境に位置させて、界磁マグネットのN,S
極の磁極と永久磁石のN,S極の磁極とが吸引し合うよ
うにすることにより、コアレス電機子コイルが起動可能
位置にくるようにし、さらにフレームの外周側の端部を
周方向に延長して重心を外側に移動させたことをも特徴
とするものである。
【0010】この発明における扁平モータの電機子構造
は、前記コアレス電機子コイルは1個または複数個で構
成され、コアレス電機子コイルを保持するフレームの1
側部に磁性体もしくはN,S極の磁極を有する永久磁石
を突出させたことをも特徴とするものである。
【0011】この発明における扁平モータの電機子構造
は、前記コアレス電機子コイルは1個または複数個で構
成され、コアレス電機子コイルを保持するフレーム内に
磁性体もしくはN,S極の磁極を有する永久磁石を埋め
込んだことをも特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明に係
る扁平モータの電機子構造の実施例を詳細に説明する。
【0013】図1および図2は、この発明の扁平モータ
の電機子構造の第1実施例を示すものである。電機子1
0は、ほぼ1/2.5〜3円形の樹脂フレーム11の内
部に1/4円形からなる1個のコアレス電機子コイル1
2を配して両者を一体に成形したものである。このよう
に構成することで、コアレス電機子コイル12の保持が
より確実になるとともに、コアレス電機子コイル12も
樹脂フレーム11と一緒に成形できるので、製造工程が
容易となる。
【0014】樹脂フレーム11のかなめ部分13には、
円を4等分した整流子14a,14b,14c,14d
が設けられ、その中心には電機子10の回転中心となる
軸孔15が開設されている。コアレス電機子コイル12
は、樹脂フレーム11の形状にほぼ対応した形状の1巻
コイルであり、両側縁の開き角度θ1は約90度であ
る。また前記整流子14a,14b,14c,14d
は、対角線方向の2個ずつ14aと14c、14bと1
4dがそれぞれ共通に接続されており、その一方にコア
レス電機子コイル12の内側の巻線端部25が、他方に
外側の巻線端部26が接続されている。
【0015】なお、上記電機子10を振動発生モータと
して利用する場合には、遠心力を大きくするためにコア
レス電機子コイル12の空心部16に、錘17を配設す
るのが望ましい(図では錘17の一部を切り欠いてあ
る)。また、上記図1の電機子10は回転中心角が約9
0度であるが、特に約90度に限定されるものではな
い。
【0016】上記樹脂フレーム11は、その外周側の端
部を周方向に延長して翼形としてある。もちろん、この
翼部18にも錘を内蔵しておくことができる。このよう
に翼部18を設けることにより、電機子10の重心を外
側に移動させてあるので、この扁平モータの電機子構造
を振動モータに適用したときに、より大きな振動を得る
ことができる。
【0017】この実施例では、上記樹脂フレーム11の
一側縁11aに、鉄ピン等からなる磁性体もしくはN,
S極の磁極を有する永久磁石20が内蔵させてある。こ
の磁性体もしくはN,S極の磁極を有する永久磁石20
は、細い丸棒状もしくは円筒状に形成され、軸孔15を
回転中心とする円弧の一部を構成するように内側にやや
湾曲している。すなわち、磁性体もしくはN,S極の磁
極を有する永久磁石20の方向は、電機子10の回転方
向または逆回転方向とほぼ平行であり、一側縁11aと
直交している。なお、上記磁性体もしくはN,S極の磁
極を有する永久磁石20の断面形状を丸棒状にしたこと
によって磁性体もしくはN,S極の磁極を有する永久磁
石20の両側にN極とS極とを形成しやすくなる。もち
ろん磁性体もしくはN,S極の磁極を有する永久磁石2
0が円筒形状であっても同様の効果を得ることができ
る。
【0018】上記磁性体もしくはN,S極の磁極を有す
る永久磁石20の磁力の強さは、磁性体もしくはN,S
極の磁極を有する永久磁石20の長さや断面積などに依
存するので、適宜選択する必要がある。すなわち、電機
子10を停止するときには、所定の位置で強制的に停止
させる磁力が必要である一方、電機子10が回転してい
るときには、その回転運動を妨げない程度の磁力でなけ
ればならない点を考慮する必要がある。なお、磁性体も
しくはN,S極の磁極を有する永久磁石20の形状とし
ては、上述の磁性体もしくはN,S極の磁極を有する永
久磁石20のような細い丸棒状や円筒状に限らず、平板
状の小片を内蔵させたり、楕円体を内蔵させても同様の
効果が得られる。
【0019】図3は、上記構成からなる電機子10を界
磁マグネット21で停止させたときの位置関係を示した
ものである。界磁マグネット21は、円板を4等分して
N極とS極を交互に配列したもので、界磁マグネット2
1の中心部で電機子10のかなめ部分13を回転可能に
支持している。電機子10を界磁マグネット21上で時
計回りまたは反時計回りに回転させた後、電機子10の
コアレス電機子コイル12に供給する電源をオフにする
と、磁性体もしくはN,S極の磁極を有する永久磁石2
0のS極とN極とが界磁マグネット21のN極とS極と
に引き付けられ、長手方向の真ん中が界磁マグネット2
1のN極とS極との境界線22上に位置した状態で電機
子10が停止する。すなわち、電機子10は、常に磁性
体もしくはN,S極の磁極を有する永久磁石20の半分
の長さ分だけ角度θ2をずらした状態で界磁マグネット
21のN極上に停止し、コアレス電機子コイル12の一
側部12aが隣接する他方側のS極内にはみ出した状態
となる。これは、電機子10が停止する際に磁性体もし
くはN,S極の磁極を有する永久磁石20と界磁マグネ
ット21とが、界磁マグネット21のN極に対しては磁
性体もしくはN,S極の磁極を有する永久磁石20のS
極、S極に対してはN極が互いに引き付けあい、電機子
10の自由回転に打ち勝って強制的にその位置で停止さ
せるものである。このように、コアレス電機子コイル1
2の一側部12aは、電機子10が始動しにくいとされ
る界磁マグネット21上の領域Z内よりも大きくS極側
にはみ出しているので、電機子10を始動させたときに
はスムーズに回転することになる。
【0020】次に、本発明に係る電機子の回転原理を図
4ないし図6に基づいて説明する。界磁マグネット21
上には2本の電極ブラシ23,24が延び、その先端部
に電機子10の各整流子14a,14c,14b,14
dが接触する。そして、各電極ブラシ23,24は、電
機子10の回転に伴って整流子14a,14b,14
c,14dの上を約90度ずれて摺動しながら順次移っ
ていく。図4は電機子10が停止しているときの状態を
示す。上述したように、このとき磁性体もしくはN,S
極の磁極を有する永久磁石20は、界磁マグネット21
のN1極とS2極の境界線上に位置し、コアレス電機子
コイル12の大部分が界磁マグネット21のN1極上に
位置しており、一側部12aが界磁マグネット21のS
1極上に位置している。この状態でスイッチを入れる
と、電極ブラシ23の先端が接触する整流子14dおよ
びこれと共通の整流子14bを介してコアレス電機子コ
イル12の外側の巻線端部26からコアレス電機子コイ
ル12に電流が流れ、さらに内側巻線端部25から整流
子14a,14cを介して電極ブラシ24側に電流が流
れることでコアレス電機子コイル12に磁界が発生す
る。このときコアレス電機子コイル12の界磁マグネッ
ト21と向かい合う側に発生した磁界の極性がN極であ
るとすると、その直下の界磁マグネット21の極性N1
と同じ極性N極同士となって反発力が発生する一方、界
磁マグネット21の隣の極性S1とは互いに引き合うた
めに、その方向(時計回り方向)に回転力が発生して電
機子10が始動する。
【0021】そして、電機子10が図5に示した位置ま
で回転すると、一方の電極ブラシ23の先端接触部が整
流子14cと14dとの隙間に、また他方の電極ブラシ
24の先端接触部が整流子14aと14bとの隙間に入
ってしまうためにコアレス電機子コイル12には電流が
流れずに磁気がなくなるが、電機子10は回っている勢
いでそのまま回り続ける。
【0022】さらに、電機子10が図6の位置まで回転
すると、図4のときとは逆に電極ブラシ23から供給さ
れた電流は整流子14c,14aを介して内側巻線端部
25からコアレス電機子コイル12に流れ、外側巻線端
部26から整流子14dを通って電極ブラシ24に抜け
る。このため、コアレス電機子コイル12には界磁マグ
ネット21と向かい合う側に逆の極性S極ができて界磁
マグネット21の下側の極S1と反発し合い、同じ方向
の回転力が付与されて回り続けることになる。
【0023】このように、電機子10は、回転しながら
N,Sを交互に繰り返し、界磁マグネット21との間で
反発と引き合いを繰り返すことで回転し続けることがで
きる。また、上述のように1個のコアレス電機子コイル
12で電機子10を構成し、さらに錘17だけでなく、
樹脂フレーム11の両端部外周に翼部18を設けること
で大きな遠心力を得ることができ、振動発生装置として
利用する場合の効果が大きい。
【0024】なお、電機子10を逆方向(反時計回り方
向に)に回転させる場合には、電流の供給方向を逆にす
るか、またはコアレス電機子コイル12の巻き方向を逆
にすることによって回転方向を容易に変更することがで
きる。
【0025】上記実施例では磁性体もしくはN,S極の
磁極を有する永久磁石20を樹脂フレーム11の1側縁
11aとほぼ直交する方向に内蔵させているが、磁性体
もしくはN,S極の磁極を有する永久磁石20の両側に
N,S極を発生させることができれば必ずしも直交でな
くてもよい。また樹脂フレーム11の他側縁11bに磁
性体もしくはN,S極の磁極を有する永久磁石20を設
けることはもちろん、図7に示したように、コアレス電
機子コイル12の空心部16に突出させることも可能で
ある。さらに、図8に示したように、かなめ部分13を
挟んでコアレス電機子コイル12とは反対側にアーム部
30を延ばし、このアーム部30に磁性体もしくはN,
S極の磁極を有する永久磁石20を突出させることもで
きる。また、図9に示したように、コアレス電機子コイ
ル12と一体成形の樹脂フレーム11の一側部に切込み
11bを形成し、この切込み11bに磁性体もしくは
N,S極の磁極を有する永久磁石20を取り付けてもよ
い。なお、上記実施例では界磁マグネット21を4等分
してN,Sの極性を交互に付与した場合について説明し
たが、コアレス電機子コイル12の回転中心角との関係
では8等分した方が適当となる場合もある。
【0026】以上は電機子10を構成するコアレス電機
子コイル12が1個の場合の実施例であるが、図10に
示したように、コアレス電機子コイル12が2個の場合
も電機子10の回転始動に関する問題は同様である。こ
の場合にも上記コアレス電機子コイル12が1個構成の
電機子10と同様に、磁性体もしくはN,S極の磁極を
有する永久磁石20をコアレス電機子コイル12の樹脂
フレーム11の一側縁11aに突出させるだけで、回転
始動が滑らかに行なえるものである。
【0027】上記実施例はこの発明の扁平モータの電機
子構造を振動発生装置に適用した場合について説明した
が、本発明は普通の回転モータや、ステッピングモータ
にも応用できるものである。
【0028】
【発明の効果】このように構成されたこの発明の扁平モ
ータの電機子構造においては、電機子に永久磁石を設
け、電機子の回転を停止させたときに永久磁石を前記界
磁マグネットのN極とS極との境に位置させ、コイルが
起動可能位置にくるようにしたので、コイルが2個ある
いは1個構成の電機子であっても、電機子を始動させる
際の回転が確実かつスムーズに行なわれ、結果的に扁平
モータのより一層の極小化および軽量化を図れるととも
に製造工数、製造コスト低減の観点から1個または2個
構成の電機子モータの実現に有効であるし、一方、振動
発生装置としてのモータとしては、より大きな振動を得
るという目的から偏心作用の大きい1個構成にする効果
が大きい。
【0029】また上記において電機子は、その外周側の
端部を周方向に延長して翼形としてある。このように翼
部を設けることにより、電機子の重心を外側に移動させ
てあるので、この扁平モータの電機子構造を振動モータ
に適用したときには、より大きな振動を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の扁平モータの電機子構造の第1実施
例を示す平面図である。
【図2】上記電機子の要部を示す斜視図である。
【図3】界磁マグネット上における電機子の停止位置を
示す平面図である。
【図4】1個コイルで構成された電機子の回転原理を示
す始動時の説明図である。
【図5】1個コイルで構成された電機子の回転原理を示
す始動直後の説明図である。
【図6】1個コイルで構成された電機子の回転原理を示
す回転継続の説明図である。
【図7】永久磁石を電機子の内部に配したときの平面図
である。
【図8】永久磁石をコイルとは反対側のアーム部に設け
たときの平面図である。
【図9】永久磁石を樹脂フレームの1側部に設けた切込
みに取り付けた電機子の平面図である。
【図10】2個のコイルで構成した電機子の平面図であ
る。
【図11】従来の扁平モータの1例を示す縦断面図であ
る。
【図12】従来の扁平モータに使用される電機子の1例
を示す平面図である。
【図13】従来の電機子が界磁マグネット上で始動しな
いときの位置関係を示す平面図である。
【符号の説明】
10 電機子 11 樹脂フレーム 11a 1側縁 11b 切込み 12 コアレス電機子コイル 13 かなめ部分 14,14a,14b,14c,14d 整流子 15 軸孔 25,26 巻線端部 16 空心部 17 錘 18 翼部 20 永久磁石 21 界磁マグネット 22 境界線 30 アーム部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N,S極の磁極を交互に有する界磁マグ
    ネット上に、界磁マグネットと軸方向の空隙を介して相
    対的に回転するように設けられた、1個または複数個の
    コアレス電機子コイルを保持したフレームを有する扁平
    モータの電機子において、 前記フレームの外周側の端部を周方向に延長して重心を
    外側に移動させたことを特徴とする扁平モータの電機子
    構造。
  2. 【請求項2】 N,S極の磁極を交互に有する界磁マグ
    ネット上に、界磁マグネットと軸方向の空隙を介して相
    対的に回転するように設けられた、1個または複数個の
    コアレス電機子コイルを保持したフレームを有する扁平
    モータの電機子において、 前記フレームに磁性体もしくはN,S極の磁極を有する
    永久磁石を設け、電機子の回転を停止させたときに上記
    永久磁石を前記界磁マグネットのN,S極の磁極の境に
    位置させて、界磁マグネットのN,S極の磁極と永久磁
    石のN,S極の磁極とが吸引し合うようにすることによ
    り、コアレス電機子コイルが起動可能位置にくるように
    し、さらにフレームの外周側の端部を周方向に延長して
    重心を外側に移動させたことを特徴とする扁平モータの
    電機子構造。
  3. 【請求項3】 前記コアレス電機子コイルは1個または
    複数個で構成され、コアレス電機子コイルを保持するフ
    レームの1側部に磁性体もしくはN,S極の磁極を有す
    る永久磁石を突出させたことを特徴とする請求項2に記
    載の扁平モータの電機子構造。
  4. 【請求項4】 前記コアレス電機子コイルは1個または
    複数個で構成され、コアレス電機子コイルを保持するフ
    レーム内に磁性体もしくはN,S極の磁極を有する永久
    磁石を埋め込んだことを特徴とする請求項2に記載の扁
    平モータの電機子構造。
JP35688997A 1997-12-25 1997-12-25 扁平モータの電機子構造 Pending JPH11191950A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002015369A1 (en) * 2000-08-18 2002-02-21 Embest Co., Ltd Disk type two phase vibration motor
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