JPH11191455A - 端子の接続構造 - Google Patents

端子の接続構造

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JPH11191455A
JPH11191455A JP36102197A JP36102197A JPH11191455A JP H11191455 A JPH11191455 A JP H11191455A JP 36102197 A JP36102197 A JP 36102197A JP 36102197 A JP36102197 A JP 36102197A JP H11191455 A JPH11191455 A JP H11191455A
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JP
Japan
Prior art keywords
terminal
soft resin
connection structure
wall portion
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP36102197A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuteru Uematsu
和映 植松
Hidenori Yamanashi
秀則 山梨
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化できるとともに構造を簡略化でき、か
つ、製造コストを低減できる端子の接続構造を提供す
る。 【解決手段】 端子の接続構造10は、板状に形成された
第1端子12,第2端子13を積層接触させるために、第1
端子12の表裏にそれぞれ対面する第1壁部15,第2壁部
16と、第1壁部15に沿う軟質樹脂17とを有し、第2端子
13を第2壁部16,軟質樹脂17間に圧入させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は端子の接続構造に係
り、例えば板状に形成された複数の板状端子を積層させ
るように確実に接続できるとともに構成部品を少数化で
き、かつ、破損等が生じにくい端子の接続構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4には、本願出願人が提案した雄−雄
端子用コネクタを備えた電気接続箱40(以下、電気接続
箱と略す)が示されている(実開昭62-25477号公報参
照)。電気接続箱40は、ケース41および絶縁カバー42間
に収容された配線板43と、配線板43に対して立設された
タブ端子44と、絶縁カバー42に接続されてタブ端子44の
表裏に対面する囲い壁45,46とを有している。この電気
接続箱40は、タブ端子44に切起し形成した弾性舌片47が
囲い壁45に当接しているとともに、囲い壁46に湾曲部48
を介して挿入ガイド板49が設けられている。このような
電気接続箱40は、タブ端子44および挿入ガイド板49間に
雄端子50を圧入することにより、タブ端子44および雄端
子50が積層するように接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た電気接続箱40は、弾性舌片47を切起し形成可能な大き
さを有するタブ端子44を採用する必要があり、全体形状
を一定以下の大きさにできないという構造上の不都合が
ある。また、この電気接続箱40は、タブ端子44に弾性舌
片47を切起し形成しておくとともに、囲い壁46に湾曲部
48を介して挿入ガイド板49を設けておくという煩雑な加
工が必要であり、製造コストが高いという問題もある。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は小型化できるとともに構造を簡略化で
き、かつ、製造コストを低減できる端子の接続構造を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、請求項1に記載したように、板状に
形成された第1端子および第2端子を積層接触させるた
めに、前記第1端子の表裏にそれぞれ対面する第1壁部
および第2壁部を有し、前記第1端子および前記第1壁
部間に弾性手段が設けられているとともに、前記第2端
子が前記第1端子に面接触するように、前記第1壁部お
よび前記第2壁部間に圧入される端子の接続構造であっ
て、前記弾性手段が前記第1壁部の表面に沿って取り付
けられた軟質樹脂であることを特徴としている。
【0005】ここで、軟質樹脂としては、第1壁部およ
び第2壁部が変形しない温度以下で架橋可能なシリコン
ゴムや、あるいは熱可塑性エラストマーが使用できるシ
リコンゴム等を採用でき、第1端子の厚み方向に沿って
伸縮可能な弾性を有していればよい。そして、第2端子
が圧入される個所として、第1端子と弾性手段との間の
寸法、あるいは第1端子と第2壁部との間の寸法は、第
2端子の厚み寸法よりも小さく設定しておけばよい。
【0006】このように構成された端子の接続構造にお
いては、軟質樹脂が第1壁部の表面に沿って取り付けら
れているため、第2端子を第1端子に沿って圧入すれ
ば、軟質樹脂の弾性により第1端子および第2端子が積
層された状態で相互に接続されることになる。従って、
このような端子の接続構造においては、従来のように第
1端子に別途加工を施しておく必要性や、第1壁部ある
いは第2壁部に別途部材を付加しておく必要性が解消さ
れ、これらにより前記目的が達成される。
【0007】また、本発明は、請求項2に記載したよう
に、前記第1端子が前記第2壁部に沿って配置されてい
るとともに、前記第1端子および前記軟質樹脂間に前記
第2端子が圧入されることを特徴としている。ここで、
軟質樹脂としては、第2端子の圧入側稜線に沿って面取
部を形成しておいてもよく、あるいはその表面が第2端
子の圧入方向に対して交差するように配置しておいても
よい。このような端子の接続構造においては、第1端子
と、第1壁部に沿う軟質樹脂との間に第2端子が圧入さ
れるため、形状,大きさ,弾性特性が異なる軟質樹脂を
適宜選択することにより、厚み寸法が異なる他の第2端
子にも容易に対応できることになる。
【0008】さらに、本発明においては、請求項3に記
載したように、前記軟質樹脂の表面に面状の保護部が設
けられていれば、軟質樹脂の摩耗を防止できることにな
る。そして、本発明は、請求項4に記載したように、前
記第1端子が前記軟質樹脂の表面に接触するように配置
されているとともに、前記第1端子および前記第2壁部
間に前記第2端子が圧入されてもよい。このような端子
の接続構造においては、第1端子が軟質樹脂の保護部と
して機能するため、部材数を増加させることなく軟質樹
脂の摩耗を防止できることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る第
1実施の形態を示す要部断面図、図2は本発明に係る第
2実施の形態を示す要部断面図、図3は本発明に係る第
3実施の形態を示す要部断面図である。
【0010】図1に示すように、第1実施の形態である
端子の接続構造10は、例えば自動車に搭載される電気接
続箱11に収容された板状の第1端子12に対して、板状の
第2端子13を積層するように接続するために、電気接続
箱11の開口14に第1壁部15および第2壁部16が設けられ
ているとともに、第1壁部15に沿って弾性手段である軟
質樹脂17が取り付けられている。
【0011】第1壁部15および第2壁部16は、それぞれ
第1端子12の表裏に対面するように電気接続箱11に一体
成形されていて、第1端子12は第2壁部16に沿って配置
されている。開口14における第1壁部15側の縁部には、
電気接続箱11の内側に向かって延びる爪部18が設けられ
ている。
【0012】軟質樹脂17は、電気接続箱11が変形しない
温度以下で架橋可能なシリコンゴムや、あるいは熱可塑
性エラストマーが使用できるシリコンゴム等とされ、第
1端子12の厚み方向に沿って伸縮可能な弾性を有してい
る。このような軟質樹脂17は、第1壁部15および爪部18
間に圧縮変形されて嵌入されている。そして、第1端子
12と軟質樹脂17との間の寸法Aは、第2端子13の厚み寸
法Bよりも小さく設定されている。
【0013】このような端子の接続構造10においては、
開口14から電気接続箱11の内側に挿入された第2端子13
が軟質樹脂17により第1端子12側に押圧されるため、第
2壁部16および軟質樹脂17に第1端子12および第2端子1
3が積層した状態で挟持される。従って、以上のような
端子の接続構造10によれば、従来のように第1端子に別
途加工を施しておく必要性や、第1壁部あるいは第2壁
部に別途部材を付加しておく必要性が解消されるため、
小型化できるとともに構造を簡略化でき、かつ、製造コ
ストを低減できる
【0014】ところで、従来の電気接続箱では、雄端子
を抉りながら挿入すると弾性舌片や挿入ガイド板が破損
する可能性があった。これに対して、本発明に係る端子
の接続構造10によれば、第2端子13を抉りながら開口14
内に挿入しても、軟質樹脂17が弾性変形するだけであ
り、特定個所が破損する虞れがない。
【0015】また、このような端子の接続構造10によれ
ば、第2壁部に沿う第1端子と軟質樹脂との間に第2端
子13が圧入されるため、形状,大きさ,弾性特性が異な
る軟質樹脂17を適宜選択することにより、厚み寸法が異
なる他の第2端子にも容易に対応できる。
【0016】図2には、本発明に係る第2実施の形態で
ある端子の接続構造20が示されている。なお、以下に説
明する各実施の形態において、既に図1において説明し
た部材等については、図中に同一符号あるいは相当符号
を付すことにより説明を簡略化あるいは省略する。
【0017】この図に示す端子の接続構造20は、電気接
続箱21の開口14から内側に向かって延びる爪部28が軟質
樹脂17の表面全域を覆うように形成されている。このよ
うな端子の接続構造20によれば、前述した端子の接続構
造10と同様な効果に加えて、爪部28が軟質樹脂17の表面
を覆う保護部として機能するため、軟質樹脂17の摩耗を
防止できるという効果が得られる。
【0018】図3には、本発明に係る第3実施の形態で
ある端子の接続構造30が示されている。この図に示す端
子の接続構造30は、第1端子12が軟質樹脂17の表面に接
触するように配置されているとともに、第1端子12およ
び第2壁部36間に第2端子13が圧入される。このような
端子の接続構造30によれば、第1端子12が軟質樹脂17の
表面に接触するように配置されているため、前述した端
子の接続構造20と同様な効果に加えて、第1端子12が軟
質樹脂17の保護部として機能するため、爪部18を延長さ
せることなく軟質樹脂の摩耗を防止できる。
【0019】なお、本発明に係る端子の接続構造は、前
述した各実施の形態に限定されるものでなく、適宜な変
形,改良等が可能である。例えば、前述した各実施の形
態では、板状に形成された一対の端子を相互に接続する
形態が例示されていたが、本発明は2以上の多数の板状
端子を積層させて接続する場合にも適用可能である。
【0020】また、第1端子は、壁部および軟質樹脂間
に配置される形態に限定されず、例えば一対の軟質樹脂
間に配置されていてもよい。その他、前述した各実施の
形態において例示した第1端子,第2端子,第1壁部,
第2壁部,軟質樹脂等の材質,形状,寸法,形態,数,
配置個所等は本発明を達成できるものであれば任意であ
り、限定されない。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、請求項1に記載したように、第1壁部の表面に取り
付けられた軟質樹脂により、第1端子および第2端子が
積層された状態で相互に接続されるため、従来のように
第1端子に別途加工を施しておく必要性や、第1壁部あ
るいは第2壁部に別途部材を付加しておく必要性が解消
される。また、本発明によれば、請求項2に記載したよ
うに、第2壁部に沿う第1端子および軟質樹脂間に第2
端子が圧入されるため、形状,大きさ,弾性特性が異な
る軟質樹脂を適宜選択することにより、厚み寸法が異な
る他の第2端子にも容易に対応できる。
【0022】さらに、本発明によれば、請求項3に記載
したように、軟質樹脂の表面に面状の保護部が設けられ
ているため、軟質樹脂の摩耗を防止できる。そして、本
発明によれば、請求項4に記載したように、軟質樹脂の
表面に接触する第1端子と、第2壁部との間に第2端子
が圧入されるため、第1端子が軟質樹脂の保護部として
機能し、これにより部材数を増加させることなく軟質樹
脂の摩耗を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施の形態を示す要部断面図
である。
【図2】本発明に係る第2実施の形態を示す要部断面図
である。
【図3】本発明に係る第3実施の形態を示す要部断面図
である。
【図4】従来例を示す要部断面図および要部斜視図であ
る。
【符号の説明】
10,20,30 端子の接続構造 11 第1端子 12 第2端子 15,25,35 第1壁部 16,26,36 第2壁部 17 軟質樹脂 28 爪部(保護部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状に形成された第1端子および第2端
    子を積層接触させるために、前記第1端子の表裏にそれ
    ぞれ対面する第1壁部および第2壁部を有し、前記第1
    端子および前記第1壁部間に弾性手段が設けられている
    とともに、前記第2端子が前記第1端子に面接触するよ
    うに、前記第1壁部および前記第2壁部間に圧入される
    端子の接続構造であって、 前記弾性手段が前記第1壁部の表面に沿って取り付けら
    れた軟質樹脂であることを特徴とする端子の接続構造。
  2. 【請求項2】 前記第1端子が前記第2壁部に沿って配
    置されているとともに、前記第1端子および前記軟質樹
    脂間に前記第2端子が圧入されることを特徴とする請求
    項1に記載した端子の接続構造。
  3. 【請求項3】 前記軟質樹脂の表面に面状の保護部が設
    けられていることを特徴とする請求項2に記載した端子
    の接続構造。
  4. 【請求項4】 前記第1端子が前記軟質樹脂の表面に接
    触するように配置されているとともに、前記第1端子お
    よび前記第2壁部間に前記第2端子が圧入されることを
    特徴とする請求項1に記載した端子の接続構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014099298A (ja) * 2012-11-13 2014-05-29 Panasonic Corp コンセントの刃受構造
KR101417130B1 (ko) * 2008-12-05 2014-07-08 현대자동차주식회사 차량의 모터 케이블 단자 연결장치

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