JPH11191081A - 情報データ転送遠隔制御システム - Google Patents

情報データ転送遠隔制御システム

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JPH11191081A
JPH11191081A JP9358904A JP35890497A JPH11191081A JP H11191081 A JPH11191081 A JP H11191081A JP 9358904 A JP9358904 A JP 9358904A JP 35890497 A JP35890497 A JP 35890497A JP H11191081 A JPH11191081 A JP H11191081A
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JP9358904A
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Toru Yamakita
徹 山北
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 離れた場所に設置されているホスト端末が、
ホスト端末内に記憶されている情報データを他の情報処
理端末へ転送する処理を、ユーザによる携帯端末の操作
により制御するシステムを提供する。 【解決手段】 携帯端末1の入力部21に、ホスト端末
2の記憶部32に記憶されている転送対象とする情報デ
ータを選択する入力と、その選択された情報データを情
報処理端末へ転送させる指示する入力とがなされると、
ホスト通信部24から携帯端末通信部31へ直接、ある
いは通信ネットワーク1を介して通信データが伝送され
る。ホスト端末2では通信データを解読し、転送対象の
情報データを記憶部32から検索して抽出し、情報処理
端末3へ転送する。情報処理端末3が複数存在するので
あれば、転送先を特定する情報も併せて伝送して転送先
を特定させる。転送先での情報データの処理方法をも指
示できるようにしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末装置の操
作により、ホスト端末の行なう情報データの転送処理を
制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】情報機
器の小型化技術の進歩とともに、電子手帳やポケットサ
イズコンピュータ、あるいはモバイルコンピュータなど
と市場で呼ばれている携帯情報処理装置が広く普及しつ
つある。オフィスや自宅から離れた場所で、文書や表な
どを作成したり、電子メールの送受信を行なうなどとい
った携帯情報処理装置の備えている機能は非常に便利で
ある。
【0003】これらの携帯情報処理装置(以下、携帯端
末ともいう)を、例えばデータファイルの管理などの目
的で、オフィスや自宅のパソコンなどと連携して使用す
ることは日常的に行われている。このような使用形態で
は、パソコンを携帯端末のホスト端末として両者がデー
タ通信を行なうことにより、ファイルを交換したり、修
正履歴の異なるファイルを同一にする、などの作業が行
われる。通信技術の発達及び通信網の整備により、この
ような作業さえもホスト端末の設置場所から離れた場所
で行なえるようになってきた。
【0004】ところで、このような作業の中で、離れた
場所から、ホスト端末の中に記憶されているファイルを
他の情報機器に転送したいという要望がある。例えば、
外出時に、オフィスの自分のパソコンの記憶装置に記憶
させてある文書をネットワーク接続されている他人のパ
ソコンに転送して文書の修正を頼みたい、などといった
要望である。
【0005】また、携帯端末にある文書を出社前にオフ
ィスのプリンタで印刷しておきたいなどという場合、そ
のプリンタとネットワーク接続されているホスト端末に
同一の文書ファイルが残されているのであれば、ホスト
端末に対して文書ファイルをプリンタに転送して印刷さ
せる指示が行なえるのであれば、文書ファイルを携帯端
末から直接プリンタにデータ転送して印刷させるよりも
通信時間を短縮させることが可能である。このことは、
通信コストの低減化が期待できる上に、携帯端末で特に
問題となることの多い、電力消費の低減にも繋がる。更
には、文書ファイルに対する通信上のセキュリティの問
題を考慮するのであれば、携帯端末から直接文書ファイ
ルを転送することは、避ける方が望ましい。
【0006】以上の点を鑑み、本発明の課題は、離れた
場所に設置されているホスト端末が、ホスト端末内に記
憶されている情報データを他の情報処理端末へ転送する
処理を、ユーザによる携帯端末の操作により制御するシ
ステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明である情報データ転送遠隔制
御システムは、情報処理端末へ転送する情報データが記
憶されているホスト端末と、携帯端末とが通信を行なう
システムであって、前記携帯端末は、前記ホスト端末に
記憶されている情報データの中から、該ホスト端末から
前記情報処理端末へ転送させる情報データを特定する入
力を取得する情報データ特定入力取得手段と、前記情報
データ特定入力取得手段の取得した入力に対応する情報
を前記通信により前記ホスト端末に伝達する情報データ
特定情報伝達手段と、前記情報データ特定入力取得手段
の取得した入力で特定される情報データを前記ホスト端
末から前記情報処理端末へ転送させることを前記通信に
より該ホスト端末に指示する情報データ転送指示手段
と、を有し、前記ホスト端末は、情報データが記憶され
ている記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている情報
データの中から、前記携帯端末の有する情報データ特定
情報伝達手段から伝達される情報で特定される情報デー
タを検索して抽出する検索抽出手段と、前記携帯端末の
有する情報データ転送指示手段からの指示に従い、前記
検索抽出手段によって検索されて抽出された情報データ
を前記情報処理端末へ転送する情報データ転送手段と、
を有する、ことを特徴とする。
【0008】上記の構成により、ユーザが携帯端末に入
力を与えることによって、ホスト端末に記憶されている
情報データから転送対象とする情報データを選択する情
報と、その選択される情報データを情報処理端末へ転送
させる指示とが携帯端末からホスト端末へ通信により伝
えられる。そして、携帯端末から伝えられた指示を受け
たホスト端末が、併せて伝えられる選択情報から転送対
象の情報データを検索して抽出し、この情報データを情
報処理端末へ転送する処理が実行されるのである。
【0009】また、請求項2から6に記載の発明である
携帯端末は、請求項1に記載の発明である情報データ転
送遠隔制御システムに使用する携帯端末単体をそれぞれ
提供するものである。
【0010】また、請求項7から11に記載の発明であ
るホスト端末は、請求項1に記載の発明である情報デー
タ転送遠隔制御システムに使用するホスト端末単体をそ
れぞれ提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本発明の実施の形態では、ホスト
端末と通信を行なう携帯端末を操作することによって、
ホスト端末に記憶されている情報データから、転送対象
とする情報データの選択情報と、その選択された情報デ
ータを情報処理端末へ転送させる指示とが携帯端末から
ホスト端末へ与えられる。そして、携帯端末から指示を
受けたホスト端末が、選択情報から転送対象の情報デー
タを検索して抽出し、情報処理端末へ転送する処理を実
行する。これが、本発明に関連する大きな特徴である。
このようなシステムにより、離れた場所に設置されてい
るホスト端末に記憶されている情報データの転送処理
を、手元にある携帯端末の操作により制御することが可
能となる。
【0012】図1は、本発明の実施の形態の全体構成図
である。携帯端末1は、例えば、電子手帳やポケットサ
イズコンピュータ、あるいはモバイルコンピュータなど
と市場で呼ばれているものを想定してはいるが、これら
に限定されるものではない。本発明の実施の形態では、
携帯端末1は、入力部21、出力部22、制御部23、
ホスト通信部24から構成される。
【0013】入力部21は、携帯端末1のユーザからの
入力を取得するものであり、例えば、転送させるホスト
端末2内の情報データファイルのファイル名や、転送先
の情報処理端末3の名称、あるいは、転送させる情報デ
ータファイルに対して転送先の情報処理端末3に実行さ
せる処理の内容などの入力を取得する。
【0014】出力部22は、ユーザへ出力を提示するも
のであり、例えば、ホスト端末2内に記憶されている情
報データファイルのファイル名の一覧や、ホスト端末2
から情報データファィルを転送可能な情報処理端末3の
名称の一覧等を出力する。
【0015】制御部23は、携帯端末1全体の動作制御
を司る。ホスト通信部24は、直接あるいは通信ネット
ワーク11を介してホスト端末2と通信を行なうもので
あって、これにより携帯端末1とホスト端末2との間で
データのやり取りが行なえる。ホスト通信部24は、携
帯端末1とホスト端末2とで通信しない間は不要であ
る。携帯端末1を携帯する時には小型軽量であることが
当然要求されるので、ホスト通信部24は、不要時には
携帯端末1から分離可能であると非常に便利である。
【0016】通信ネットワーク11は、例えば、公衆電
話通信網やISDN通信網等の有線通信網、PHS(パ
ーソナルハンディフォンシステム)通信網等の無線通信
網、更には全世界的規模で普及しつつあるインターネッ
ト通信網等のいずれでも良く、また、これらを複数経由
するものであっても良く、更には、携帯端末1とホスト
端末2とが通信可能であれば、前述した以外の通信ネッ
トワークであってもよい。
【0017】ホスト端末2は、携帯端末1のホストとな
る端末であり、例えば、会社や家庭に設置されているパ
ーソナルコンピュータなどを想定しているが、これに限
定されるものではない。本発明の実施の形態では、ホス
ト端末2は、携帯端末通信部31、記憶部32、情報処
理端末通信部33、制御部34で構成される。
【0018】携帯端末通信部31は、携帯端末1と直
接、あるいは通信ネットワーク11を介して通信を行な
うものであって、これにより携帯端末1とホスト端末2
との間でのデータのやり取りを可能とする。
【0019】記憶部32は、情報処理端末3へ転送可能
な情報データファイルを記憶している。情報処理端末通
信部33は、情報処理端末3と通信し、例えば、情報処
理端末3へ情報データファイルを転送する。本発明の実
施の形態では、情報処理端末通信部33から複数の情報
処理端末3へはLAN(Local Area Network)12を介
して接続されており、ホスト端末2はいずれの情報処理
端末3とも通信可能な構成になっている。
【0020】制御部34は、ホスト端末2全体の動作制
御を司る。LAN12は、例えば、ローカルエリアネッ
トワークの規格として広く普及しているいわゆるイーサ
ネット方式などを採用して構成する。
【0021】情報処理端末3は、ホスト端末2からの情
報データファイルの転送を受けると共に、ホスト端末2
から指示された処理を実行する。本実施の形態では、情
報処理端末3として、コンピュータ41、プリンタ装置
42、ファクシミリ装置43の3台がLAN12に接続
されている。情報処理端末3が1台のみの場合には、ホ
スト端末2の情報処理端末通信部33として情報処理端
末3専用の通信インターフェースを備えることで、LA
N12を使用しない構成とすることも可能である。更に
は、LAN12の代わりに、前述した通信ネットワーク
11を介して情報処理端末3を接続する構成であっても
よい。
【0022】図2は、図1の携帯端末1の外観図であ
る。携帯端末1は携帯に便利なようにコンパクトな外観
を有しており、画像情報を取得するCCD(Charge Cou
pled Device:電荷結合素子)カメラ51、音声入力を
取得するマイク52、他の機器とケーブルにより接続す
る汎用インターフェースコネクタ53、音声を出力する
スピーカ54、携帯端末1の全体動作を開始若しくは終
了させるスイッチ55、ICカードを挿入するICカー
ドスロット56、文字や画像を表示して出力するLCD
(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)表示部
57、タッチ入力あるいはペンタッチ入力などの接触入
力を受け付ける透明のタッチパネル58を備えている。
【0023】図3は、携帯端末1の機能ブロック図であ
る。同図と図2との対応関係の理解が容易になるので、
図2と図3とにおいて、対応する構成要素には同一の符
号を付している。
【0024】携帯端末1は、図1にも示したように、入
力部21、出力部22、制御部23、ホスト通信部24
から構成され、それぞれバス77によって相互に接続さ
れている。
【0025】入力部21は大別して、画像を入力する部
分と、音声を入力する部分、そして、出力部22の説明
で後述するタッチパネル機構の部分とから構成される。
まず、画像を入力する部分について説明する。画像を入
力する部分は、CCDカメラ51、A/D変換部61、
メモリ62、及びカメラ制御部63から構成される。
【0026】CCDカメラ51は、ユーザの操作により
任意の画像を撮像する。A/D変換部61は、CCDカ
メラ51によって撮像されたアナログ画像信号を、デジ
タル画像データに変換する。
【0027】メモリ62は、上述のデジタル画像データ
を画像フレーム単位で記憶する。カメラ制御部63は、
制御部23のCPU72の指示により、CCDカメラ5
1、A/D変換部61、及びメモリ62の動作を制御す
る。
【0028】次に、音声を入力する部分について説明す
る。音声を入力する部分は、マイク52、A/D変換部
64、及びマイク制御部65から構成される。マイク5
2は、携帯端末1のユーザの発声する音声を取得する。
【0029】A/D変換部64は、マイク52で取得し
たアナログ音声信号をデジタル音声データに変換する。
マイク制御部65は、制御部23のCPU72の指示に
より、上述のデジタル音声データをRAM74に転送す
る。
【0030】次に出力部22を説明する。出力部22は
大別して、音声を出力する部分と、画像を出力する部分
とから構成される。音声を出力する部分は、スピーカ5
4、D/A変換部66、スピーカ制御部67から構成さ
れる。
【0031】スピーカ制御部67は、制御部23のCP
U72の指示により、RAM74のデジタル音声データ
をD/A変換部66に転送する。D/A変換部66は、
デジタル音声データをアナログ音声信号に変換する。
【0032】スピーカ54は、上述のアナログ音声信号
を放音する。一方、映像を出力する部分は、LCD表示
部57、LCDドライバ68、メモリ69、及びLCD
制御部70から構成される。
【0033】メモリ69は、制御部23のRAM74か
ら転送される文字データやイメージデータ等の画像デー
タをフレーム単位で保持させる。LCDドライバ68
は、メモリ69から画像データをフレーム単位で読み出
し、LCD表示部57に表示させる。
【0034】LCD制御部70は、制御部23のCPU
72の指示により、LCD表示部57、LCDドライバ
68、及びメモリ69の動作を制御する。なお、LCD
表示部57の表面には、透明なタッチパネル58が配置
されており、ユーザは、LCD表示部57に表示される
入力選択メニュー表示等に従ってタッチパネルに指タッ
チもしくはペンタッチなどを行なうことにより、接触入
力を行なうことができる。このときの入力情報は、タッ
チパネル制御部71によって、制御部23のRAM74
に転送される。
【0035】次に制御部23について説明する。制御部
23は、CPU72、ROM73、RAM74、ICカ
ードインターフェース部75、及び汎用インターフェー
ス部76から構成される。
【0036】CPU72は、ROM73に記憶された制
御プログラムに従って、RAM74の一部をワークエリ
アとして使用しながら、携帯端末1全体の動作を制御す
る。RAM74は、図2のスイッチ55によって電源断
としても電源によるバックアップが働き、CPU72に
よってクリアされない限りは記憶内容が保持されるよう
に構成する。
【0037】ICカードインターフェース部75は、図
2のICカードスロット56に挿入される各種のICカ
ードとのデータの入出力を制御する。汎用インターフェ
ース部76は、図2の汎用インターフェースコネクタ5
3に接続される各種の周辺機器とのデータの入出力を制
御する。
【0038】次にホスト通信部24について説明する。
本発明の実施の形態では、ホスト通信部24はICカー
ドスロット56に挿入可能なICカード、もしくは汎用
インターフェースコネクタ53に接続可能な周辺機器の
いずれかの形態を採る。これにより、ホスト通信部24
は、携帯端末1とホスト端末2とで通信しない場合に
は、携帯端末1から容易に取り外すことが可能である。
ホスト通信部24としては、図1の通信ネットワーク1
1として何を採用するかによって、例えば、公衆電話通
信網にはモデム81、ISDN通信網にはターミナルア
ダプタ82、PHS通信網であればPHS端末83など
と使い分ける。また、PHS端末83は、内線通話機能
を使用することで、通信ネットワーク11を介すること
なくホスト端末2のPHS端末と近距離の通信を行なう
ことも可能である。これらの機器は広く市販されている
ものを流用可能である。
【0039】次に、図4について説明する。同図は、携
帯端末1とホスト端末2との間で授受される通信データ
のフォーマット図である。まず、前提として、図1の携
帯端末1及びホスト端末2には、それぞれを識別する各
端末固有のID(識別)コードを予め設定しておく。ま
た、同図の情報処理端末3にはそれぞれを識別する各装
置固有のIDコードを各装置毎に予め設定しておく。
【0040】図4(a)の“送信元ID”フィールドに
は、この通信データを送信する送信元の端末のIDコー
ドを設定する。また、“送信先ID”フィールドには、
この通信データの送信先の端末のIDコードを設定す
る。
【0041】同図(b)は、同図(a)の“送信情報”
フィールドのフォーマットを示している。“発信/着信
フラグ”フィールドは、この通信データが送信元から送
信先への指示を行なう発信通知であるときには、このフ
ィールドに“発信”を示すフラグを設定し、一方、この
通信データが先に受信した発信通知に対する着信通知を
行なうものであるのならば、このフィールドに“着信”
を示すフラグを設定する。
【0042】“タスクNo.”フィールドはサイクリッ
クカウンタであり、新規のタスクインフォメーション
(後述)の発信通知の度に1ずつ番号を進めて設定す
る。着信通知の場合は、どの発信通知に対する着信通知
なのかを識別できるように、対応する発信通知の“タス
クNo.”フィールドの値をそのまま設定して送信す
る。発信通知の送信元は、発信通知の送信後から一定時
間を経ても送信先からの着信通知を受信しないときに
は、何らかの理由で発信通知が送信先に着信しなかった
と判断し、同一の“タスクNo.”フィールド及びタス
クインフォメーションを有する発信通知を再送信する。
【0043】タスクインフォメーションは、発信通知の
送信元が送信先に対して行なう指示の内容を示すもので
ある。タスクインフォメーションは同図(c)に示すよ
うに“命令”フィールドと“命令修飾”フィールドで構
成する。なお、着信通知ではタスクインフォメーション
は不要であり、任意でよい。
【0044】次に図5について説明する。同図はタスク
インフォメーションについて、本発明の実施の形態で使
用するものを説明する図である。ファイル名転送要求
(FNR:図5(1))は、発信通知先の有する転送可
能なファイルのファイル名の一覧の返信を要求する命令
であり、この命令には命令修飾は不要である。
【0045】ファイル名転送(FNM:図5(2))は
前述のFNR命令に対する返答であり、自端末の有する
転送可能なファイル名を発信通知先に伝達するものであ
る。FNM命令の1回の発行で伝達できるファイル名は
1つだけであり、複数のファイル名を伝送するときに
は、そのファイル名の数だけFNM命令を発行する。
【0046】“ファイルNo.”フィールドには各ファ
イル毎に番号を1から順番に付けていく。“ファイル
名”フィールドにはファイル名を格納する。ファイル名
の伝送が終了したときには、“ファィルNo.”フィー
ルドを“0”としたFNM命令(このときの“ファイル
名”フィールドは任意でよい)を発行して、ファイル名
転送の終了を発信通知先に認識させる。
【0047】ファイル転送要求(FTR:図5(3))
は前述のFNM命令に続くものであり、発信通知先に対
してファイル転送を要求するものである。“ファイルN
o.”フィールドは、FNM命令で取得したファイル名
一覧から転送を行なうファイルを選択し、そのファイル
名に付けられていたファイルNo.を格納する。
【0048】“転送先ID”は、ファイルを転送する転
送先の端末が有しているIDを格納する。“処理方法”
フィールドは、転送先の端末で行なう転送ファイル処理
の方法、例えば、印刷、格納、表示、音声出力、Fax
送信など、を格納する。但し、ファイルの転送先の端末
が情報データファイルの処理に対して単一の機能しか有
していない場合は“処理方法”フィールドの設定は必ず
しも必要としない。この具体例としては、転送先の端末
がプリンタ装置である場合が挙げられる。通常、プリン
タ装置で実行可能なファイルの処理は印刷処理のみであ
るからである。
【0049】ファイル転送結果(TRR:図5(4))
は前述のFTR命令に対する転送先の端末での処理結果
を伝送するものである。“ファイルNo.”フィールド
と“転送先ID”フィールドとには、転送処理が伝えら
れたFTR命令に付けたものと同一のものを格納する。
【0050】“処理結果”フィールドには転送先におけ
るファイルの処理結果、例えば処理成功、あるいは処理
失敗、を示すデータが格納される。転送先の端末でファ
イル処理が失敗したときに、その失敗の原因が認識でき
る場合には、その失敗の原因を“処理結果フィールド”
に追加できるように構成することも可能である。
【0051】以上の構成を有する本発明の実施の形態に
おける携帯端末1の動作について、以下に詳細に説明す
る。図6から図11までの各図は、これより述べる各機
能を実現するための制御プログラムの動作フローチャー
トである。これらの制御プログラムは、図3の制御部2
3内のCPU72が読み取り可能なプログラムコードの
形態で、それらの実行に必要なデータと共に制御部23
内のROM73に記憶されており、これらがCPU72
によって読み出されて実行されることで各機能が実現さ
れる。なお、これらのプログラムコード及び必要なデー
タを、例えば、図2のICカードスロット56に着脱可
能なICメモリカードに記憶させ、そのプログラムコー
ドがCPU72によって直接実行され、又は、そのプロ
グラムコードが必要に応じてRAM74又は書き込み可
能なROM73にロードされて実行されるように構成し
てもよい。
【0052】まず、図6について説明する。同図は、電
源投入直後の制御動作を示す全体動作のフローチャート
である。まず、ステップS11で、LCD制御部70を
起動し、LCD表示部58へ電源を供給させて表示動作
を可能にさせた後に、ステップS12で入力方式設定処
理を実行し、ステップS13のループに進む。入力方式
設定処理は後述する。
【0053】以降、ステップS13のループによって通
常処理の実行が繰り返される。この通常処理についても
後述する。次に、図6のステップS12に示す入力方式
設定処理について説明する。
【0054】前述したように、ユーザから携帯端末1へ
の入力方式は、マイク52からの音声による入力、CC
Dカメラ51からの画像による入力、そしてタッチパネ
ル58からの接触による入力がある。入力方式設定処理
は、これらの中でどの入力方式を用いて後述の通常処理
を進めるのかを設定する処理である。
【0055】図7及び図8は、この入力方式設定処理を
示す動作フローチャートである。以下、図7及び図8に
ついて、図3を参照しながら更に説明する。まず、図7
で、ステップS21は、以前に入力方式の設定を行なっ
ているのであれば、新たに設定を行なわずに、以前に設
定した入力方式を今回も使用することを可能とするため
の処理である。すなわち、以前に設定した入力方式の設
定データがRAM74の所定の領域に格納されているか
否かを調べ、設定データが格納されているのであれば、
設定表示の有無をオペレータに確認するステップS39
の後に、その設定データに基づいた入力方式の設定を行
なうためにステップS28(図8)に進む。一方、以前
の設定データが存在しないのであれば、新たな入力方式
の設定を行なうためにステップS22に進む。
【0056】ステップS22からステップS27までの
処理は、前述した入力方式のいずれを使用して後の通常
処理を進めるかの指示をユーザから受け付ける処理であ
る。本実施の形態では、この指示入力については、必ず
タッチパネル58からのペンタッチ入力のみにより受け
付けるようにしている。
【0057】まず、ステップS22では、LCD表示部
57に、設定可能な入力方式の選択肢を表示させると共
に、ユーザにその入力方式の選択を促す表示を行なわせ
る。この設定可能な入力方式の選択肢には、ユーザが発
声する言葉をマイク52が拾い、音声認識して入力とす
る音声入力と、ユーザが紙などに手書きした文字をCC
Dカメラ51で撮像し、その手書き文字を文字認識して
入力とする文字画像入力、そして、接触入力とがある。
ここで、接触入力については、LCD表示部に57に表
示される選択メニューから選択を行なうメニュー選択入
力と、タッチパネル58に手書きすることで入力を行な
う手書き文字入力とがあり、この選択肢も併せて表示さ
せる。
【0058】ステップS23では、タッチパネル制御部
71を起動させてタッチパネル58からの接触入力を取
得可能な状態にし、次いでステップS24でタッチを検
出させることにより、ステップS22で表示した中から
ユーザの選んだ選択肢を取得する。ここで、タッチが正
常に検出できなかったのであれば、ステップS25よ
り、ステップS24へ制御が戻り、タッチの検出が継続
される。
【0059】ステップS25でタッチが正常に検出され
たと判断されたならば、ステップS26に進み、タッチ
パネル制御部71を停止させて電力消費の低減を図り、
次いでステップS27で、前述のユーザの選んだ選択肢
に対応する入力方式の設定データをRAM74の所定の
領域に格納する。
【0060】図8に移り、ステップS28からステップ
S38までの処理は、RAM74の所定の領域に格納さ
れている入力方式の設定データに応じて、実際に入力方
式の設定を行なう処理である。
【0061】ステップS28からステップS30までの
処理は、入力方式を音声入力に設定する処理である。ま
ず、ステップS28で、RAM74の所定の領域に格納
されている入力方式の設定データを読み出してその設定
内容を調べ、設定データが音声入力を設定することを示
しているのであれば、ステップS29でマイク制御部を
起動して音声入力を取得可能な状態にし、ステップS3
0に進んで、マイク54が取得するユーザの発声する言
葉を認識して入力を受け付ける音声認識処理をCPU7
2が実行して以降の通常処理を行なうようにし、今回の
入力方式設定処理を終了して全体動作のフローチャート
(図6)へ戻る。一方、ステップS28で前述の設定デ
ータが他の入力方式を設定しているのであればステップ
S31に進む。
【0062】ステップS31からステップS35まで
は、入力方式を手書き文字による接触入力、もしくは手
書き文字による文字画像入力に設定する処理である。ま
ず、ステップS31で、RAM74の所定の領域に格納
されている入力方式の設定データを読み出してその設定
内容を調べ、設定データが前述のどちらかの入力方式を
設定することを示しているのであれば、ステップS32
に進み、それ以外であるのならば、ステップS36へ進
む。
【0063】ステップS32では、前述の設定データの
設定内容を更に調べ、設定データが接触入力に設定する
ことを示しているのであれば、ステップS33に進ん
で、タッチパネル制御部71を起動してタッチパネル5
8への接触入力を取得可能な状態にし、ステップS35
に進む。一方、ステップS32で設定データが接触入力
以外に設定することを示しているのであれば、それはカ
メラ入力の設定を示していることは明らかであるから、
ステップS34に進んで、カメラ制御部63を起動して
画像入力を取得可能な状態にし、ステップS35に進
む。
【0064】ステップS35では、手書き文字を認識し
て入力を受け付ける文字認識処理をCPU72が実行し
て以降の通常処理を行なうようにし、今回の入力方式設
定処理を終了して全体動作のフローチャート(図6)へ
戻る。
【0065】ステップS36からステップS38までの
処理は、表示メニューの選択を接触入力により取得する
処理である。まず、ステップS36では、LCD表示部
57に携帯端末1の有する各機能の一覧を表示させ、次
いでステップS37で、タッチパネル制御部71を起動
してタッチパネル58への接触位置を検出可能な状態に
し、ステップS38で、検出した接触位置に対応する表
示が示す内容を入力とする接触位置検出入力処理をCP
U72が実行して以降の通常処理を行なうようにし、今
回の入力方式設定処理を終了して全体動作のフローチャ
ート(図6)へ戻る。
【0066】ここまで説明した処理が入力方式設定処理
である。なお、RAM74の所定の領域に入力方式の設
定データを格納した後に入力方式の設定を変更するに
は、後述する通常処理のステップS44(図9)の他処
理において、入力形式設定変更処理を実行することによ
って行なうようにする。入力方式設定変更処理は、図7
に示す入力方式設定処理の動作フローチャートの中で、
ステップS22以降をCPU72が実行することで実現
される。
【0067】入力方式設定処理以後の携帯端末1へのユ
ーザからの入力はすべて、この入力方式設定処理で設定
された入力のみを取得し、処理の対象とする。次に、図
6のステップS13の通常処理について説明する。この
処理は、携帯端末1が電源投入直後を除く通常の動作状
態において、CPU72が実行する処理である。図9に
通常処理の動作フローチャートを示す。
【0068】まず、ステップS41では、ユーザからの
入力が検出されたか否かを調べ、入力が検出されたので
あればステップS42に進む。一方、ユーザからの入力
が検出されないのであれば、今回の通常処理を終了して
図6の全体動作のフローチャートへ戻るのであるが、図
6のステップS13は常に繰り返される処理であるか
ら、再び図9の通常処理が開始され、結局ステップS4
1に戻る。すなわち、ユーザからの何らかの入力が検出
されるまでは、ステップS41の判断処理が繰り返され
るのである。
【0069】ステップS42では、検出された入力が、
情報転送指示処理の実行を要求する入力であるか否かを
調べ、情報転送指示処理の実行を要求する入力であるの
ならば、ステップS43に進み、情報転送指示処理を実
行した後に今回の通常処理を終了して、図6の全体動作
のフローチャートへ戻る。情報転送指示処理については
後述する。一方、検出された入力が情報転送指示処理の
実行を要求する入力とは異なるのであれば、ステップS
44に進み、携帯端末1が有する他の処理を実行した後
に今回の通常処理を終了して、図6の全体動作のフロー
チャートへ戻る。他の処理の内容は、例えば、前述した
入力形式設定変更処理も含まれている。携帯端末1が有
する他の処理については、本発明には特には関連しない
ので説明は省略する。
【0070】次に、図9のステップS43の情報転送指
示処理について説明する。この処理は、ホスト端末2に
記憶されている情報データファイルから転送対象とする
情報データファイルのファイル名と、そのファイル名で
特定される情報データファイルを情報処理端末3へ転送
させる指示を携帯端末1からホスト端末2へ与える処理
であり、この処理によって本発明に関する携帯端末1に
おける大きな特徴が実現される。なお、この処理では携
帯端末1とホスト端末2との通信を伴うので、この処理
を実行する場合には、ホスト通信部24が携帯端末1に
接続されている必要がある。
【0071】図10及び図11は、情報転送指示処理の
動作フローチャートである。以下、このフローチャート
について説明する。まず、図10で、ステップS51か
らステップS52までの処理は、情報処理端末3に情報
データファイルを転送する転送元の装置を設定する処理
である。
【0072】ステップS51では、携帯端末1に対する
ホストとなりうる装置の一覧をLCD表示部57に表示
させる。この装置一覧の情報はユーザによって予めRA
M74の所定の領域に記憶させておく。なお、図1に示
す本発明の実施の形態では、該当する装置としてホスト
端末2だけが表示される。
【0073】ステップS52では、前ステップの処理に
よる表示から、情報データファイルを転送させる指示を
携帯端末1から行なう指示先の装置、すなわち、指示に
よって情報処理端末3に情報データファイルを転送する
転送元の装置を選択するユーザからの入力を取得する。
前述したように、ユーザは、入力方式設定処理で設定し
た入力方式を用いて入力を行なう。図1に示す本実施の
形態では、この指示先の端末はホスト端末2だけに限定
されているので、このホスト端末2を選択するのである
が、このように、指示先の端末が予め確定しているよう
なシステムの構成である場合には、このステップでの選
択処理は自動的に行なわれるようにしても良く、こうす
ると、選択の手間が省けるので便利である。
【0074】ステップS53からステップS55までの
処理は、ファイル名転送要求をホスト端末2へ送信する
処理である。ステップS53では、携帯端末1に接続さ
れているホスト通信部24を起動してホスト端末2との
通信が可能な状態にし、図5の(1)に示すファイル名
転送要求のタスクインフォメーションを有する図4の通
信データをホスト端末2に送信する。通信データの内容
は、図4(a)の“送信元ID”フィールドには携帯端
末1のIDコード、“送信先ID”フィールドにはホス
ト端末2のIDコード、また図4(b)の“発信/着信
フラグ”フィールドには“発信”を示すフラグ、“タス
クNo.”には前述した番号の設定をそれぞれ行なう。
【0075】ステップS54では、ホスト通信部24を
一定時間受信動作させて、送信先であるホスト端末2か
らの着信通知の受信を待つ。受信動作の時間は、ホスト
端末2の処理速度や通信ネットワーク11(図1)のト
ラヒック等による通信の遅延などを考慮して設定する。
【0076】ステップS55では、前ステップでの受信
動作の結果、着信通知を受信したか否かを調べ、着信通
知を受信したのであれば、ステップS56に進む。一
方、着信通知を受信しないのであれば、ステップS53
で送信したファイル名転送要求がホスト端末2に着信し
なかったと判断して、ステップS53へ戻り、再度ファ
イル名転送要求の送信を繰り返す。
【0077】ステップS56からステップS58までの
処理は、ファイル名転送要求の送信先であるホスト端末
2から送られてくる、情報処理端末3へ転送できる情報
データファイルのファイル名を受信する処理である。
【0078】ステップS56では、ファイル名転送要求
の送信先であるホスト端末2からの、図5(2)のファ
イル名転送のタスクインフォメーションを用いた通信デ
ータをホスト通信部24に受信させる。
【0079】ステップS57では、ステップS56で受
信した通信データについての着信通知を示す通信データ
をホスト端末2へ送信する。通信データの内容は、図4
(a)の“送信元ID”には携帯端末1のID、“送信
先ID”にはホスト端末2のID、また図4(b)の
“発信/着信フラグ”は着信表示、“タスクNo.”に
は前述した番号の設定をそれぞれ行なう。
【0080】ステップS58では、ステップS56で受
信した通信データの中に含まれているタスクインフォメ
ーション中の“ファイルNo.”(図5(2))がファ
イル名転送の終了を通知する“0”であるか否かを調
べ、“0”であるならば、ホスト端末2からのファイル
名転送が終了したと判断し、ステップS59に進む。一
方、ファイルNo.が“0”でないのであれば、ホスト
端末2からのファイル名転送がまだ継続すると判断し
て、ステップS56へ戻り、受信動作を継続する。
【0081】ステップS59からステップS60までの
処理は、ホスト端末2に情報処理端末3へ転送させる情
報データファイルをユーザに設定させる処理である。ス
テップS59では、ステップS56からステップS58
までの処理で受信した情報処理端末3へ転送させること
の可能なホスト端末2に記憶されている情報データファ
イルのファイル名の一覧をLCD表示部57に表示させ
る。
【0082】ステップS60では、前ステップで表示さ
せた情報データファイルのファイル名一覧から、転送す
るファイル名を選択するユーザからの入力を取得する。
前述したように、ユーザは、入力方式設定処理で設定し
た入力方式を用いて入力を行なう。
【0083】図11に移り、ステップS61からステッ
プS63までの処理は、情報データファイルを転送する
転送先の情報処理端末3である装置をユーザに選択さ
せ、さらにその装置で行なう情報データファイルに対す
る処理方法の指定させた入力を取得する処理である。
【0084】ステップS61では、図1のLAN12に
接続されている装置の一覧をLCD表示部57に表示さ
せる。図1に示す本実施の形態では、情報処理端末3と
して、コンピュータ41、プリンタ措置42、ファクシ
ミリ装置43が表示される。この装置一覧の情報は、ユ
ーザによって予めRAM74の所定の領域に記憶させて
もよく、ホスト端末2のRAMの所定領域に予め記憶
し、必要に応じて携帯端末1で読み出すようにしてもよ
い。
【0085】ステップS62では、前ステップの処理に
よる表示から、情報データファイルを転送する転送先の
情報処理端末3である装置を選択するユーザからの入力
を取得する。図1に示す本実施の形態では、情報処理端
末3として、コンピュータ41、プリンタ措置42、フ
ァクシミリ装置43から選択する入力を取得する。前述
したように、ユーザは、入力方式設定処理で設定した入
力方式を用いて入力を行なう。
【0086】ステップS63では、転送させる情報デー
タファイルに対して転送先の情報処理端末3である装置
に実行させる処理内容の指示を行なうユーザからの入力
を取得する。ユーザは、入力方式設定処理で設定した入
力方式を用いて入力を行なうことはステップS62と同
様である。処理内容は、例えば、コンピュータ41が情
報処理端末3として選択されているのであれば、記憶装
置へのデータファイルの格納や表示装置への情報データ
ファイルの表示などがあり、選択される情報処理端末3
によって実行可能な処理内容が異なる。従って、この処
理ステップで、選択された情報処理端末3に応じて、実
行可能な処理内容をLCD表示部57に表示させ、ユー
ザにこの表示から選択させるように構成すると便利であ
る。また、例えば、情報処理端末3としてプリンタ装置
42が選択されている場合には、実行される処理は印刷
であることが一般的には明らかなので、このステップを
省略して、処理内容を指示する入力を不要とすることも
できる。
【0087】ステップS64からステップS66までの
処理は、ホスト端末2から情報処理端末3への情報デー
タファイルの転送の指示を行なう処理である。ステップ
S64では、図5の(3)に示すファイル転送要求のタ
スクインフォメーションを有する図4の通信データをホ
スト通信部24からホスト端末2へ送信させる。通信デ
ータの内容は、図4(a)の“送信元ID”フィールド
には携帯端末1のIDコード、“送信先ID”フィール
ドにはホスト端末2のIDコード、また図4(b)の
“発信/着信フラグ”フィールドには“発信”を示すフ
ラグ、“タスクNo.”フィールドには前述した番号の
設定をそれぞれ行なう。更にタスクインフォメーション
においては、“ファイルNo.”フィールドにはステッ
プS60で取得した転送対象の情報データファイルに、
ファイル名転送命令のタスクインフォメーションで付さ
れていたファイルNo.を設定し、また、“転送先I
D”フィールドには、ステップS62で選択された転送
先の情報処理端末3である装置に設定されているIDコ
ードを設定する。“処理方法”フィールドについては、
ステップS63で取得した処理方法を格納するが、前述
したように、例えば“転送先ID”フィールドにプリン
タ装置42のIDコードが設定されている場合には、
“処理方法”フィールドには「印刷処理」を設定しなく
てもよい。
【0088】ステップS65では、ホスト通信部24を
一定時間受信動作させて、送信先であるホスト端末2か
らの着信通知の受信を待つ。受信動作の時間は、ステッ
プS54(図10)と同様の考慮により設定する。
【0089】ステップS66では、前ステップでの受信
動作の結果、着信通知を受信したか否かを調べ、着信通
知を受信したのであれば、ステップS67に進む。一
方、着信通知を受信しないのであれば、ステップS64
で送信させたファイル転送要求がホスト端末に着信しな
かったと判断して、ステップS64へ戻り、再度ファイ
ル名転送要求の送信を繰り返す。
【0090】ステップS67からステップS71までの
処理は、ホスト端末2に対して行なった転送指示が正常
に行なわれたか否かの結果をユーザに知らせる処理であ
る。ステップS67では、ファイル転送要求の送信先で
あるホスト端末2からの、図5(4)のファイル転送結
果のタスクインフォメーションを用いた通信データをホ
スト通信部24に受信させる。
【0091】ステップS68では、ステップS67で受
信させた通信データについての着信通知を示す通信デー
タをホスト通信部24からホスト端末2へ送信させる。
通信データの内容は、図4(a)の“送信元ID”フィ
ールドには携帯端末1のIDコード、“送信先ID”フ
ィールドにはホスト端末2のIDコード、また図4
(b)の“発信/着信フラグ”フィールドには“着信”
を示すフラグ、“タスクNo.”にはステップS67で
受信させた通信コードの“タスクNo.”フィールドの
設定と同一の番号の設定をそれぞれ行なう。
【0092】ステップS69では、ステップS67で受
信させた通信データのタスクインフォメーションに含ま
れているファイル転送処理の“処理結果”を調べる。
“処理結果”が処理成功を示しているのであれば、ステ
ップS70でLCD表示部57に転送成功を示す表示を
させた後にステップS72に進む。一方、“処理結果”
フィールドが処理失敗を示しているのであれば、ステッ
プS73で、LCD表示部57に転送失敗を示す表示を
させた後にステップS72に進む。なお、転送失敗の場
合には、ステップS72に進む代わりにステップS64
へ戻るようにしてもよく、このように構成すると、転送
失敗に対する再度のファイル転送の指示を自動的に行な
わせることができるようになる。
【0093】ステップS72では、ホスト通信部24を
停止させて、今回の情報転送指示処理を終了し、通常処
理へ戻る。次に、ホスト端末2について説明する。図1
2は、ホスト端末2の機能ブロック図である。
【0094】ホスト端末2は、図1にも示したように、
携帯端末通信部31、記憶部32、情報処理端末通信部
33、制御部34で構成され、それぞれバス91によっ
て相互に接続されている。
【0095】携帯端末通信部31は、通信機器インター
フェース部101と通信機器102とで構成される。通
信機器インターフェース部101は、通信機器102と
のデータの入出力を制御する。
【0096】通信機器102は、携帯端末1のホスト通
信部24と直接、あるいは通信ネットワーク11を介し
て通信する機器であり、モデム103、ターミナルアダ
プタ104、PHS端末105などの中で、携帯端末1
のホスト通信部24並びに通信ネットワーク11として
何を採用するかにより、携帯端末1と通信可能となるよ
うに使い分ける。
【0097】記憶部32は、ハードディスク装置111
とハードディスク制御部112とで構成される。ハード
ディスク装置111は、情報処理端末3へ転送可能な情
報データファイルが記憶されているものである。
【0098】ハードディスク制御部112は、制御部3
4のCPU131からの指示により、ハードディスク装
置11に対するデータの読み書きの制御を行なう。情報
処理端末通信部33は、LANインターフェース部12
1で構成される。
【0099】LANインターフェース部121は、図1
のLAN12との接続を行ない、こLAN12上の情報
処理端末3とのデータ転送などの通信を行なうものであ
る。制御部34は、CPU131、ROM132、RA
M133から構成される。
【0100】CPU131は、ROM132に記憶され
た制御プログラムに従って、RAM133の一部をワー
クエリアとして使用しながら、携帯端末1全体の動作を
制御する。
【0101】以上の構成を有する本発明の実施の形態に
おけるホスト端末2の動作について、以下に詳細に説明
する。図13から図15までの各図は、これより述べる
各機能を実現するための制御プログラムのフローチャー
トである。これらの制御プログラムは、図12の制御部
34内のCPU131が読み取り可能なプログラムコー
ドの形態で、それらの実行に必要なデータと共に制御部
34内のROM132に記憶されており、これらがCP
U131によって読み出されて実行されることで各機能
が実現される。なお、これらのプログラムコード及び必
要なデータを、例えば、ハードディスク装置111に記
憶させ、そのプログラムコードをCPU72によってR
AM133にロードされて実行されるように構成しても
よい。
【0102】まず図13について説明する。同図は、ホ
スト端末2が、自らのIDコードが図4の“送信先I
D”フィールドに設定されている通信データを受信した
ときの動作フローチャートである。
【0103】まず、ステップS81で、携帯端末通信部
31の通信機器102によって、自らのIDコードが図
4の“送信先ID”フィールドに設定されている通信デ
ータが受信されたことをCPU131が認識する。
【0104】ステップS82では、前ステップでの通信
データの受信に対する着信通知を通信機器102から携
帯端末1に送信させる。通信データの内容は、図4
(a)の“送信元ID”フィールドにはホスト端末2の
IDコード、“送信先ID”フィールドには携帯端末1
のIDコード、また図4(b)の“発信/着信フラグ”
フィールドは“着信”を示すフラグ、“タスクNo.”
フィールドにはステップS81で受信された通信コード
の“タスクNo.”フィールドの設定と同一の番号の設
定をそれぞれ行なう。
【0105】ステップS83では、ステップS81で受
信した通信データに含まれるタスクインフォメーション
の“命令”フィールドの内容を分析する。ステップS8
4では、前ステップでの分析結果を調べ、“命令”フィ
ールドの内容がファイル名転送要求であれば、ステップ
S85に進み、ファイル転送処理を実行して処理を終了
する。一方、“命令”フィールドの内容がファイル名転
送要求でないのであれば、ステップS86に進み、他の
処理を実行して処理を終了する。この他の処理について
は本発明に特には関係しないので説明を省略する。
【0106】次に、図13のステップS85のファイル
転送処理について説明する。この処理では、情報データ
ファイルの情報処理端末3への転送指示を携帯端末1か
ら受けたホスト端末2が、指定された転送対象の情報デ
ータファイルを記憶部32から検索して抽出し、情報処
理端末3へ転送する処理を実行する。この処理により、
本発明に関するホスト端末2における大きな特徴が実現
される。
【0107】図14及び図15は、ファイル転送処理の
動作フローチャートである。以下、このフローチャート
について図12を参照しながら説明する。まず、ステッ
プS91からステップS99までの処理は、ホスト端末
2から携帯端末1へ、情報処理端末3への転送候補であ
る情報データファイルのファイル名を通知する処理であ
る。
【0108】ステップS91では、記憶部32のハード
ディスク装置111を検索し、情報処理端末3への転送
候補である情報データファイルのファイル名を取得す
る。ここで、例えば、ハードディスク装置111内の特
定のディレクトリに転送候補となる情報データファイル
をまとめて格納しておくようなファイル管理を通常から
行なっておき、本ステップの処理で、このディレクトリ
に含まれる情報データファイルのファイル名をすべて取
得するようにすると、ファイルの検索も比較的短い時間
で行なうことが可能であり、便利である。
【0109】ステップS92では、前ステップで取得し
たファイル名の中で、今回のファイル転送処理において
未だ携帯端末1に転送していないファイル名を、図5
(2)のファイル名転送命令のタスクインフォメーショ
ンを含む通信データを作成して、通信機器102から携
帯端末1へ送信させる。通信データの内容は、図4
(a)の“送信元ID”フィールドにはホスト端末2の
IDコード、“送信先ID”フィールドには携帯端末1
のIDコード、また図4(b)の“発信/着信フラグ”
フィールドには“発信”を示すフラグ、“タスクN
o.”フィールドには前述した番号の設定をそれぞれ行
なう。更にタスクインフォメーションにおいては、“フ
ァイルNo.”フィールドには前述したように、転送フ
ァイル順に付した番号を設定し、“ファイル名”には、
転送候補の情報データファイルのファイル名を設定す
る。なお、この“ファイルNo.”と“ファイル名”と
の対応関係は、後述する携帯端末1からの情報データフ
ァイルの情報処理端末3への転送指示の受信時に、転送
対象の情報データファイルを特定するために必要となる
ので、制御部34のRAM133の所定の領域に記憶さ
せておく。
【0110】ステップS93では、携帯端末通信部31
の通信機器102を一定時間受信動作させて、送信先で
ある携帯端末1からの着信通知の受信を待つ。受信動作
の時間は、携帯端末1の処理速度や通信ネットワーク1
1(図1)のトラヒック等による通信の遅延などを考慮
して設定する。
【0111】ステップS94では、前ステップでの受信
動作の結果、通信機器102が着信通知を受信したか否
かを調べ、着信通知を受信したのであれば、ステップS
96に進む。一方、着信通知を受信しないのであれば、
直近に送信したファイル名転送を行なう通信データが携
帯端末1に着信しなかったと判断して、ステップS95
に進んで、直近のファイル名転送を行なう通信データの
再送信を行い、ステップS93へ戻る。
【0112】ステップS96では、ステップS91で取
得したファイル名の中で、ステップS92における通信
データの送信によって未だ送信されていない転送候補の
ファイル名が残されているか否かを調べ、まだ、未送信
のファイル名が残されているのであれば、ステップS9
2へ戻り、未送信のファイル名の送信処理を繰り返す。
一方、ステップS91で取得した全てのファイル名の送
信が完了したのであれば、ステップS97に進む。
【0113】ステップS97では、転送候補のファイル
名の送信がすべて完了したことを携帯端末1に通知する
ために、“ファイルNo.”を“0”に設定したファイ
ル名転送命令のタスクインフォメーションを含む通信デ
ータを作成して、携帯端末通信部31の通信機器102
から携帯端末1へと送信する。通信データの内容は、図
4(a)の“送信元ID”フィールドにはホスト端末2
のIDコード、“送信先ID”フィールドには携帯端末
1のIDコード、また図4(b)の“発信/着信フラ
グ”フィールドには“発信”を示すフラグ、“タスクN
o.”フィールドには前述した番号の設定をそれぞれ行
なう。
【0114】ステップS98では、携帯端末通信部31
の通信機器102を一定時間受信動作させて、送信先で
ある携帯端末1からの着信通知の受信を待つ。受信動作
の時間は、ステップS93と同様の設定でよい。
【0115】ステップS99では、前ステップでの受信
動作の結果、着信通知を受信したか否かを調べ、着信通
知を受信したのであれば、ステップS100(図15)
に進む。一方、着信通知を受信しないのであれば、ステ
ップS97で送信したファイル名転送を行なう通信デー
タが携帯端末1に着信しなかったと判断して、ステップ
S97へ戻り、処理を繰り返す。
【0116】図15に移り、ステップS100からステ
ップS103までの処理は、ホスト端末2が、携帯端末
1からの情報データファイルの情報処理端末3への転送
指示を受け、指定された転送対象の情報データファイル
を記憶部32から検索して抽出し、情報処理端末3へ転
送する処理である。
【0117】ステップS100では、携帯端末通信部3
1の通信機器102の受信動作を継続させ、携帯端末1
からのファイル転送要求のタスクインフォメーションを
含む通信データを受信させる。
【0118】ステップS101では、ステップS100
で受信させた通信データについての着信通知を示す通信
データを通信機器102から携帯端末1へ送信させる。
通信データの内容は、図4(a)の“送信元ID”フィ
ールドにはホスト端末2のIDコード、“送信先ID”
フィールドには携帯端末1のIDコード、また図4
(b)の“発信/着信フラグ”フィールドには“着信”
を示すフラグ、“タスクNo.”フィールドにはステッ
プS100で受信させた通信データの“タスクNo.”
フィールドの設定と同一の番号の設定をそれぞれ行な
う。
【0119】ステップS102では、ステップS100
で受信させた通信データに含まれるファイル転送要求の
タスクインフォメーションを分析し、図5(3)の“処
理方法”フィールドの内容に従って、転送する情報デー
タファイルに対する処理の内容を情報処理端末3に指示
する。ここで、例えば転送先の情報処理端末3である装
置がプリンタ装置42である場合などで、図5(3)の
“処理方法”フィールドが設定されていないときには、
転送先の情報処理端末3である装置が有する情報データ
ファィルに対する単一の処理を実行させるように指示を
行なう。
【0120】ステップS103では、ステップS100
で受信した通信データに含まれるファイル転送要求のタ
スクインフォメーションを分析し、図5(3)の“ファ
イルNo.”フィールドの内容に従って、ステップS9
2(図14)において制御部34のRAM133の所定
の領域に記憶させたファイルNo.とファイル名との対
応関係から転送する情報データファイルを特定し、“転
送先ID”フィールドに設定されているIDコードを有
する転送先の情報処理端末3である装置へ、この情報デ
ータファイルを転送する。
【0121】ステップS104からステップS107ま
での処理は、携帯端末1からの指示によって実行された
情報データファィルの情報処理端末3への転送処理の成
否をホスト端末2から携帯端末1へ通知する処理であ
る。
【0122】ステップS104では、情報データファイ
ルを転送した転送先の情報処理端末3である装置から通
知される、情報データファイルに対する処理の成否を示
すデータを取得する。
【0123】ステップS105では、情報データファィ
ルの情報処理端末3への転送処理の成否を携帯端末1に
通知するために、ファイル転送結果のタスクインフォメ
ーションを含む通信データを作成して、携帯端末通信部
31の通信機器102から携帯端末1へと送信する。通
信データの内容は、図4(a)の“送信元ID”フィー
ルドにはホスト端末2のIDコード、“送信先ID”フ
ィールドには携帯端末1のIDコード、また図4(b)
の“発信/着信フラグ”フィールドには“発信”を示す
フラグ、“タスクNo.”フィールドには前述した番号
の設定をそれぞれ行なう。更にタスクインフォメーショ
ンにおいては、図5(4)の“転送先ID”フィールド
には、転送先の情報処理端末3である装置に設定されて
いるIDコードを設定し、“処理結果”フィールドに
は、ステップS104で取得した転送先の情報処理端末
3である装置からの情報データファイルの処理結果に基
づいて成功若しくは失敗を示すフラグを設定する。
【0124】ステップS106では、携帯端末通信部3
1の通信機器102を一定時間受信動作させて、送信先
である携帯端末1からの着信通知の受信を待つ。受信動
作の時間は、ステップS93と同様の設定でよい。
【0125】ステップS107では、前ステップでの受
信動作の結果、通信機器102が着信通知を受信したか
否かを調べ、着信通知を受信したのであれば、今回のフ
ァイル転送処理を終了し、図13の動作フローチャート
へ戻る。一方、着信通知を受信しないのであれば、ステ
ップS105で送信したファイル転送結果のタスクイン
フォメーションを含む通信データが携帯端末1に着信し
なかったと判断して、ステップS105へ戻り、処理を
繰り返す。
【0126】以上までに説明した本実施の形態によっ
て、携帯端末1の操作によって、ホスト端末2に記憶さ
れている転送対象とする情報データファイルの選択情報
と、その選択された情報データファイルを情報処理端末
3へ転送させる指示とが携帯端末1からホスト端末2へ
与えられ、携帯端末1から指示を受けたホスト端末2に
よって、選択情報から転送対象の情報データファイルが
検索されて抽出され、情報処理端末3へ転送される処理
が実行される。
【0127】ところで、ここまでに説明した本発明の実
施の形態において、図11の情報転送指示処理の動作フ
ローチャートのステップS61では、図1のLAN12
に接続されている、情報データファイルの転送先の情報
処理端末3となる装置の情報を予めRAM74に記憶さ
せていたが、この情報をホスト端末2から通信により取
得することも可能である。この機能を実現するために
は、今までに説明した本発明の第一の実施の形態におけ
る各動作フローチャートのうち、携帯端末1側における
情報転送指示処理の一部と、ホスト端末2側におけるフ
ァイル転送処理の一部とをそれぞれ変更することで実現
可能である。以下、この本発明の第二の実施の形態につ
いて説明する。
【0128】図16は図4(b)に示すタスクインフォ
メーションについて、本発明の第二の実施の形態で使用
するものを説明する図である。端末名転送要求(TN
R:図16(1))は、通信データファイルを転送可能
な情報処理端末3の装置名の一覧の返信を要求する命令
であり、この命令には命令修飾は不要である。
【0129】端末名転送(TNM:図16(2))は前
述のTNR命令に対する返答であり、情報データファイ
ルを転送可能な情報処理端末の装置名を発信通知先に伝
送するものである。TNM命令の1回の発行で伝送する
装置名は1つだけであり、複数の端末名を伝送するとき
にはTNM命令を複数回発行する。“端末ID”フィー
ルドには装置のIDコードを格納する。また、“端末種
別”フィールドには、その装置が例えば、コンピュータ
なのか、プリンタ装置なのか、あるいはファクシミリ装
置なのか、などといった、装置の種別を示すコードを設
定する。端末名の伝送が終了したときには、“端末I
D”フィールドを自端末のIDコードに設定したTNM
命令(このときの“端末種別”フィールドは任意でよ
い)を発行して、端末名転送の終了を発信通知先に認識
させる。
【0130】次に図17について説明する。同図は本発
明の第二の実施の形態を実現するための、図10及び図
11の情報転送指示処理の動作フローチャートからの変
更を示す図である。図17は、図10及び図11の情報
転送指示処理の動作フローチャートのステップS60
(図10)とステップS61(図11)との間に挿入さ
れる。
【0131】まず、ステップS60(図10)に続くス
テップS111では、携帯端末1に接続されているホス
ト通信部24を起動してホスト端末2と通信可能な状態
とし、図16の(1)に示す端末名転送要求のタスクイ
ンフォメーションを有する図4の通信データをホスト端
末2に送信する。通信データの内容は、図4(a)の
“送信元ID”フィールドには携帯端末1のIDコー
ド、“送信先ID”フィールドにはホスト端末2のID
コード、また図4(b)の“発信/着信フラグ”フィー
ルドには発信を示すフラグ、“タスクNo.”フィール
ドには前述と同様の番号の設定をそれぞれ行なう。
【0132】ステップS112では、ホスト通信部24
を一定時間受信動作させて、送信先であるホスト端末2
からの着信通知の受信を待つ。受信動作の時間は、ホス
ト端末2の処理速度や通信ネットワーク11(図1)の
トラヒック等による通信の遅延などを考慮して設定す
る。
【0133】ステップS113では、前ステップでの受
信動作の結果、ホスト通信部24が着信通知を受信した
か否かを調べ、着信通知を受信したのであれば、ステッ
プS114に進む。一方、着信通知を受信しないのであ
れば、ステップS111で送信した端末名転送要求がホ
スト端末2に着信しなかったと判断して、ステップS1
11へ戻り、再度端末名転送要求の送信を繰り返す。
【0134】ステップS114では、端末名転送要求の
送信先であるホスト端末2からの、図16(2)の端末
名転送のタスクインフォメーションを用いた通信データ
をホスト通信部24に受信させる。
【0135】ステップS115では、ステップS114
で受信した通信データについての着信通知を示す通信デ
ータをホスト通信部24からホスト端末2へ送信させ
る。通信データの内容は、図4(a)の“送信元ID”
フィールドには携帯端末1のIDコード、“送信先I
D”フィールドにはホスト端末2のIDコード、また図
4(b)の“発信/着信フラグ”フィールドには“着
信”を示すフラグ、“タスクNo.”フィールドにはス
テップS114で受信させた通信コードの“タスクN
o.”フィールドの設定と同一の番号の設定をそれぞれ
行なう。
【0136】ステップS116では、ステップS114
で受信した通信データの中に含まれているタスクインフ
ォメーション中の“端末ID”フィールド(図16
(2))がファイル名転送の終了の通知を意味するホス
ト端末2のIDコードであるか否かを調べ、ホスト端末
2のIDコードであるならば、ホスト端末2からの端末
名転送が終了したと判断し、図11のステップS61に
進む。一方、“端末ID”フィールドがホスト端末2の
IDコードでないのならば、ホスト端末2からの端末名
転送がまだ継続すると判断して、ステップS114へ戻
り、受信動作を継続する。
【0137】ステップS61以降の処理は、図11と同
様である。次に図18について説明する。同図は本発明
の第二の実施の形態を実現するための、図14及び図1
5のファイル転送処理の動作フローチャートからの変更
を示す図である。図18は、図14及び図15のファイ
ル転送処理の動作フローチャートのステップS99(図
14)とステップS100(図15)との間に挿入され
る。
【0138】まず、ステップS99(図14)に続くス
テップS121では、携帯端末通信部31の通信機器1
02の受信動作を継続させ、送信先である携帯端末1か
らの端末名転送要求のタスクインフォメーションを含む
通信データを受信させる。
【0139】ステップS122では、ステップS121
で受信させた通信データについての着信通知を示す通信
データを通信機器102から携帯端末1へ送信させる。
通信データの内容は、図4(a)の“送信元ID”には
ホスト端末2のIDコード、“送信先ID”には携帯端
末1のIDコード、また図4(b)の“発信/着信フラ
グ”は着信表示、“タスクNo.”には前述の説明通り
の設定をそれぞれ行なう。
【0140】ステップS123では、LAN12を探索
し、LAN12に接続されていて情報データファイルの
転送先となる情報処理端末3である装置のIDコード
と、その装置の種別とを取得する。
【0141】ステップS124では、前ステップで取得
したIDコードの中で、今回の端末名転送処理において
未だ携帯端末1に転送していない端末IDコードを、図
16(2)の端末名転送命令のタスクインフォメーショ
ンを含む通信データを作成して、通信部31の通信機器
102から携帯端末1へと送信する。通信データの内容
は、図4(a)の“送信元ID”フィールドにはホスト
端末2のIDコード、“送信先ID”フィールドには携
帯端末1のIDコード、また図4(b)の“発信/着信
フラグ”フィールドには“発信”を示すフラグ、“タス
クNo.”フィールドには前述した番号の設定をそれぞ
れ行なう。更にタスクインフォメーションにおいては、
“端末ID”フィールドにはステップS123で取得し
た装置のIDコードを設定し、“端末種別”フィールド
には、“端末ID”フィールドに設定したIDコードを
有する装置の、前述したような装置の種別を設定する。
【0142】ステップS125では、携帯端末通信部3
1の通信機器102を一定時間受信動作させて、送信先
である携帯端末1からの着信通知の受信を待つ。受信動
作の時間は、携帯端末1の処理速度や通信ネットワーク
11(図1)のトラヒック等による通信の遅延などを考
慮して設定する。
【0143】ステップS126では、前ステップでの受
信動作の結果、通信機器102が着信通知を受信したか
否かを調べ、着信通知を受信したのであれば、ステップ
S128に進む。一方、着信通知を受信しないのであれ
ば、直近に送信した端末名転送を行なう通信データが携
帯端末1に着信しなかったと判断して、ステップS12
7に進んで、直近の端末名転送を行なう通信データの再
送信を行ない、ステップS125へ戻る。
【0144】ステップS128では、ステップS123
で取得した装置のIDコードの中で、ステップS124
における通信データの送信によって未だ送信されていな
いIDコードが残されているか否かを調べ、まだ、未送
信のIDコードが残されているのであれば、ステップS
124へ戻り、未送信のIDコードの送信処理を繰り返
す。一方、ステップS123で取得した全てのIDコー
ドの送信が完了したのであれば、ステップS129に進
む。
【0145】ステップS129では、情報データファイ
ルの転送先となる情報処理端末3である装置のIDコー
ドの送信がすべて完了したことを携帯端末1に通知する
ために、“端末ID”をホスト端末2のIDコードに設
定した端末名転送命令のタスクインフォメーションを含
む通信データを作成して、通信部31の通信機器102
から携帯端末1へと送信する。通信データの内容は、図
4(a)の“送信元ID”フィールドにはホスト端末2
のIDコード、“送信先ID”フィールドには携帯端末
1のIDコード、また図4(b)の“発信/着信フラ
グ”フィールドには“発信”を示すフラグ、“タスクN
o.”フィールドには前述した番号の設定をそれぞれ行
なう。
【0146】ステップS130では、携帯端末通信部3
1の通信機器102を一定時間受信動作させて、送信先
である携帯端末1からの着信通知の受信を待つ。受信動
作の時間は、ステップS125と同様の設定でよい。
【0147】ステップS131では、前ステップでの受
信動作の結果、通信機器か102が着信通知を受信した
か否かを調べ、着信通知を受信したのであれば、ステッ
プS100(図15)に進む。一方、着信通知を受信し
ないのであれば、ステップS129で送信した端末名転
送を行なう通信データが携帯端末1に着信しなかったと
判断して、ステップS129へ戻り、処理を繰り返す。
【0148】ステップS100以降の処理は、図15と
同様である。以上説明したように、この本発明の第二の
実施の形態は、第一の実施の形態で説明した動作フロー
チャートのうち、携帯端末1側における情報転送指示処
理と、ホスト端末2側におけるファイル転送処理とを一
部変更することにより実現される。
【0149】
【発明の効果】本発明は、以上詳細に説明したように構
成されているので、離れた場所に設置されているホスト
端末が、ホスト端末内に記憶されている情報データを他
の情報処理端末へ転送する処理を、ユーザによる携帯端
末の操作のみによって制御することを可能とする効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成図である。
【図2】携帯端末の概観図である。
【図3】携帯端末の機能ブロック図である。
【図4】携帯端末とホスト端末との間で授受する通信デ
ータのフォーマット図である。
【図5】本発明の実施の形態で使用するタスクインフォ
メーションを説明する図である。
【図6】携帯端末の全体動作のフローチャートである。
【図7】入力方式設定処理の動作フローチャート(その
1)である。
【図8】入力方式設定処理の動作フローチャート(その
2)である。
【図9】通常処理の動作フローチャートである。
【図10】情報転送指示処理の動作フローチャート(そ
の1)である。
【図11】情報転送指示処理の動作フローチャート(そ
の2)である。
【図12】ホスト端末の機能ブロック図である。
【図13】ホスト端末が自らを送信先とする通信データ
を受信したときの動作フローチャートである。
【図14】ファイル転送処理の動作フローチャート(そ
の1)である。
【図15】ファイル転送処理の動作フローチャート(そ
の2)である。
【図16】本発明の第二の実施の形態で使用するタスク
インフォメーションを説明する図である。
【図17】本発明の第二の実施の形態を実現するため
の、図10及び図11の情報転送指示処理の動作フロー
チャートからの変更を示す図である。
【図18】本発明の第二の実施の形態を実現するため
の、図14及び図15のファイル転送処理の動作フロー
チャートからの変更を示す図である。
【符号の説明】
1 携帯端末 2 ホスト端末 3 情報処理端末 11 通信ネットワーク 12 LAN 21 入力部 22 出力部 23 制御部 24 ホスト通信部 31 携帯端末通信部 32 記憶部 33 情報処理端末通信部 34 制御部 41 コンピュータ 42 プリンタ装置 43 ファクシミリ装置 51 CCDカメラ 52 マイク 53 汎用インターフェースコネクタ 54 スピーカ 55 スイッチ 56 ICカードスロット 57 LCD表示部 58 タッチパネル 61 A/D変換部 62 メモリ 63 カメラ制御部 64 A/D変換部 65 マイク制御部 66 D/A変換部 67 スピーカ制御部 68 LCDドライバ 69 メモリ 70 LCD制御部 71 タッチパネル制御部 72 CPU 73 ROM 74 RAM 75 ICカードインターフェース部 76 汎用インターフェース部 77 バス 81 モデム 82 ターミナルアダプタ 83 PHS端末 91 バス 101 通信機器インターフェース部 102 通信機器 103 モデム 104 ターミナルアダプタ 105 PHS端末 111 ハードディスク装置 112 ハードディスク制御部 121 LANインターフェース部 131 CPU 132 ROM 133 RAM S11〜S131 処理ステップ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理端末へ転送する情報データが記
    憶されているホスト端末と、携帯端末とが通信を行なう
    システムであって、 前記携帯端末は、 前記ホスト端末に記憶されている情報データの中から、
    該ホスト端末から前記情報処理端末へ転送させる情報デ
    ータを特定する入力を取得する情報データ特定入力取得
    手段と、 前記情報データ特定入力取得手段の取得した入力に対応
    する情報を前記通信により前記ホスト端末に伝達する情
    報データ特定情報伝達手段と、 前記情報データ特定入力取得手段の取得した入力で特定
    される情報データを前記ホスト端末から前記情報処理端
    末へ転送させることを前記通信により該ホスト端末に指
    示する情報データ転送指示手段と、 を有し、 前記ホスト端末は、 情報データが記憶されている記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている情報データの中から、前
    記携帯端末の有する情報データ特定情報伝達手段から伝
    達される情報で特定される情報データを検索して抽出す
    る検索抽出手段と、 前記携帯端末の有する情報データ転送指示手段からの指
    示に従い、前記検索抽出手段によって検索されて抽出さ
    れた情報データを前記情報処理端末へ転送する情報デー
    タ転送手段と、 を有する、 ことを特徴とする情報データ転送遠隔制御システム。
  2. 【請求項2】 情報処理端末へ転送する情報データが記
    憶されているホスト端末と、携帯端末とが通信を行なう
    システムに使用する携帯端末であって、 前記ホスト端末に記憶されている情報データの中から、
    該ホスト端末から前記情報処理端末へ転送させる情報デ
    ータを特定する入力を取得する情報データ特定入力取得
    手段と、 前記情報データ特定入力取得手段の取得した入力に対応
    する情報を前記通信により前記ホスト端末に伝達する情
    報データ特定情報伝達手段と、 前記情報データ特定入力取得手段の取得した入力で特定
    される情報データを前記ホスト端末から前記情報処理端
    末へ転送させることを前記通信により該ホスト端末に指
    示する情報データ転送指示手段と、 を有することを特徴とする携帯端末。
  3. 【請求項3】 前記ホスト端末から前記通信により通知
    される、該ホスト端末の記憶している情報データのデー
    タ名を表示するデータ名表示手段を更に有することを特
    徴とする請求項2に記載の携帯端末。
  4. 【請求項4】 前記情報データ特定入力取得手段の取得
    する入力で特定される情報データに対して前記情報処理
    端末に実行させる処理の内容を示す入力を取得する情報
    データ処理内容入力取得手段と、 前記ホスト端末に、前記情報データ処理内容入力取得手
    段で取得する入力に対応する情報を前記通信により伝達
    する情報データ処理内容伝達手段と、 を更に有することを特徴とする請求項2または3のいず
    れかに記載の携帯端末。
  5. 【請求項5】 前記ホスト端末が情報データを転送でき
    る前記情報処理端末は複数存在し、 前記情報データ特定入力取得手段の取得する入力で特定
    される情報データを前記ホスト端末に転送させる転送先
    の情報処理端末を該ホスト端末に前記通信により通知す
    る転送先通知手段を更に有する、 ことを特徴とする請求項2から4までのいずれか1に記
    載の携帯端末。
  6. 【請求項6】 前記ホスト端末から前記通信により通知
    される、該ホスト端末が転送できる転送先の情報処理端
    末の端末名を表示する転送先端末名表示手段を更に有す
    ることを特徴とする請求項5に記載の携帯端末。
  7. 【請求項7】 情報処理端末へ転送する情報データが記
    憶されているホスト端末と、携帯端末とが通信を行なう
    システムに使用するホスト端末であって、 情報データが記憶されている記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている情報データの中から、前
    記携帯端末から伝達される前記情報処理端末へ転送させ
    る情報データを特定する情報で特定される情報データを
    検索して抽出する検索抽出手段と、 前記携帯端末から前記通信によってもたらされる指示で
    あって、該携帯端末から該通信によって伝達される情報
    に基づいて特定される情報データを前記情報処理端末へ
    転送させる指示に従い、前記検索抽出手段によって検索
    されて抽出された情報データを前記情報処理端末へ転送
    する情報データ転送手段と、 を有することを特徴とするホスト端末。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段に記憶されている情報デー
    タのデータ名を、前記携帯端末に前記通信により通知す
    る情報データ名通知手段を更に有することを特徴とする
    請求項7に記載のホスト端末。
  9. 【請求項9】 前記携帯端末から前記通信により伝達さ
    れる前記情報処理端末に実行させる処理の内容を示す情
    報に基づいて、前記検索抽出手段によって検索されて抽
    出された情報データに対して該情報処理端末に実行させ
    る処理の内容を該情報処理端末へ指示する情報データ処
    理内容指示手段を更に有する、 ことを特徴とする請求項7または8のいずれかに記載の
    ホスト端末。
  10. 【請求項10】 前記ホスト端末が情報データを転送で
    きる前記情報処理端末は複数存在し、 前記情報データ転送手段は、前記携帯端末によって前記
    通信により通知される情報処理端末であって、該携帯端
    末から該通信により伝達される情報で特定される情報デ
    ータの転送先の情報処理端末へ、前記検索抽出手段によ
    って検索されて抽出された情報データを転送する、 ことを特徴とする請求項7から9までのいずれか1に記
    載のホスト端末。
  11. 【請求項11】 前記ホスト端末が情報データを転送で
    きる転送先の情報処理端末の端末名を、前記携帯端末に
    前記通信により通知する転送先端末名通知手段を更に有
    することを特徴とする請求項10に記載のホスト端末。
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