JPH11191010A - 電動アクチュエータの制御方法およびその装置 - Google Patents

電動アクチュエータの制御方法およびその装置

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JPH11191010A
JPH11191010A JP29113298A JP29113298A JPH11191010A JP H11191010 A JPH11191010 A JP H11191010A JP 29113298 A JP29113298 A JP 29113298A JP 29113298 A JP29113298 A JP 29113298A JP H11191010 A JPH11191010 A JP H11191010A
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JP
Japan
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electric actuator
memory
displacement member
origin
detection switch
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Application number
JP29113298A
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English (en)
Inventor
Shigekazu Nagai
茂和 永井
Masayuki Nakamura
雅行 中村
Kazuyuki Oguma
和行 小熊
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SMC Corp
Original Assignee
SMC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電動アクチュエータの制御装置に接続される信
号線の本数を減少させることが可能な電動アクチュエー
タの制御方法およびその装置を提供する。 【解決手段】電動アクチュエータ10のモータ22の回
転運動はボールねじ26と送りナット28によって小さ
い摺動抵抗で直線運動に変換される。一方、この電動ア
クチュエータ10を制御する制御装置60は、変位部材
36の変位位置を示すメモリからなるメモリ群を有し、
該メモリ群には原点メモリが設けられる。コントローラ
70がこの原点メモリを選択すると、制御装置60は変
位部材36を原点位置に変位させる。従って、変位部材
36を原点位置に変位させるための専用の信号線が不要
となり、制御装置60に接続される信号線の本数を減少
させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動アクチュエー
タに設けられた変位部材の変位位置を制御するための電
動アクチュエータの制御方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ワーク等の移送手段として電
動アクチュエータが用いられ、この電動アクチュエータ
を制御する制御装置には、コントローラに接続され、変
位部材の到達目標位置を選択するために、また、変位部
材を原点位置に変位させるために専用の信号線が設けら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来技
術に係る電動アクチュエータの制御装置では、専用の信
号線が必要なため、制御装置に設けられる信号線の本数
が多くなるという問題があった。
【0004】本発明は前記の課題を解決すべくなされた
ものであって、電動アクチュエータの制御装置に接続さ
れる信号線の本数を減少させることが可能な電動アクチ
ュエータの制御方法およびその装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、モータによって付勢される駆動力伝達
軸の回転運動を直線運動に変換し、前記直線運動の作用
下に変位部材が変位する電動アクチュエータの制御方法
において、前記変位部材の到達目標位置を記憶する複数
のメモリからなるメモリ群に設けられた原点メモリが選
択されたか否かを判断し、前記原点メモリが選択された
とき、前記変位部材を前記電動アクチュエータの一方の
端部にある原点位置に接近する方向に変位させる工程
と、前記変位部材が前記原点位置に移動したことを示す
信号が原点検出スイッチから出力されたとき、前記変位
部材を停止させる工程と、を有することを特徴とする。
【0006】本発明によれば、変位部材を原点位置に変
位させるための専用の信号線が不要となり、電動アクチ
ュエータを制御する装置に接続される信号線の本数を減
少させることができる。
【0007】この場合、前記メモリ群に設けられた正方
向移動メモリが選択されたか否かを判断し、前記正方向
移動メモリが選択されたとき、前記変位部材を前記原点
位置から離間する方向に変位させる工程と、前記変位部
材が前記電動アクチュエータの前記原点位置と反対側の
端部に移動したことを示す信号が変位限界検出スイッチ
から出力されたとき、前記変位部材を停止させる工程
と、を有すると、変位部材を正方向に変位させるための
専用の信号線が不要となり、好適である。
【0008】また、前記メモリ群に設けられた負方向移
動メモリが選択されたか否かを判断し、前記負方向移動
メモリが選択されたとき、前記変位部材を前記原点位置
に接近する方向に変位させる工程と、前記変位部材が前
記原点位置に移動したことを示す信号が前記原点検出ス
イッチから出力されたとき、前記変位部材を停止させる
工程と、を有すると、変位部材を負方向に変位させるた
めの専用の信号線が不要となり、一層好適である。
【0009】さらに、前記メモリ群に設けられた速度情
報メモリが選択されたか否かを判断し、前記速度情報メ
モリが選択されたとき、該速度情報メモリに記憶されて
いる速度で前記変位部材を変位させる工程を有すると、
電動アクチュエータの変位速度を変化させることがで
き、より好ましい。
【0010】さらにまた、前記変位部材を停止させる工
程の後、前記変位部材を原点位置と反対方向に変位させ
ると、変位部材のオーバーランを吸収することができ、
一層好ましい。
【0011】また、本発明は、モータによって付勢され
る駆動力伝達軸の回転運動を直線運動に変換し、前記直
線運動の作用下に変位部材が変位する電動アクチュエー
タの制御装置において、前記変位部材の位置情報を記憶
する複数のメモリからなるメモリ群と、前記メモリ群に
設けられ、前記変位部材を原点に復帰させるための原点
位置を記憶する原点メモリと、を備えることを特徴とす
る。
【0012】本発明によれば、変位部材を原点位置に変
位させるための専用の信号線が不要となり、制御装置と
電動アクチュエータとに接続される信号線の本数を減少
させることができる。
【0013】この場合、前記メモリ群に正方向移動メモ
リおよび負方向移動メモリを設け、前記正方向移動メモ
リが選択されたとき、前記変位部材を前記原点位置から
離間する方向に変位させ、一方、前記負方向移動メモリ
が選択されたとき、前記変位部材を前記原点位置に接近
する方向に変位させることにより、変位部材を正方向お
よび負方向に変位させるための専用の信号線が不要とな
り、制御装置と電動アクチュエータとを接続するための
信号線の本数を一層減少させることができ、好適であ
る。
【0014】また、前記メモリ群に前記変位部材の変位
速度を示す速度情報メモリを設け、前記速度情報メモリ
が選択されたときに該速度情報メモリに記憶されている
速度で前記変位部材を変位させると、電動アクチュエー
タの変位速度を変化させることができ、好ましい。
【0015】さらに、前記制御装置が、前記メモリ群の
中のいずれかを選択する信号線と、前記メモリ群の中か
らいずれかのメモリを選択する信号線と、を備えると、
メモリを選択するための信号線の本数を減少させること
ができ、一層好ましい。
【0016】さらに、本発明は、モータによって付勢さ
れる駆動力伝達軸の回転運動を直線運動に変換し、前記
直線運動の作用下に変位部材が変位する電動アクチュエ
ータの制御装置において、前記変位部材が前記電動アク
チュエータの一方の端部にある原点位置に移動したこと
を検出する原点検出スイッチと、前記変位部材が前記原
点位置と反対側の端部に移動したことを検出する変位限
界検出スイッチと、前記原点検出スイッチおよび前記変
位限界検出スイッチに接続されるスイッチ入力部と、を
備え、前記原点検出スイッチおよび前記変位限界検出ス
イッチから前記スイッチ入力部に入力される信号に基づ
いて前記電動アクチュエータを制御することを特徴とす
る。
【0017】本発明によれば、制御装置は、変位部材が
原点または変位限界に変位したとき、これを検出して電
動アクチュエータを停止させる。このため、電動アクチ
ュエータの負荷の増大を防止することが可能となり、該
電動アクチュエータが破損する懸念が払拭される。
【0018】この場合、前記制御装置が、前記スイッチ
入力部に接続され、前記電動アクチュエータに何らかの
異常が発生したときにこれを検出する誤動作検出スイッ
チを備え、前記誤動作検出スイッチから前記スイッチ入
力部に入力される信号に基づいて前記電動アクチュエー
タを制御すると、電動アクチュエータに異常が発生した
ときに、該電動アクチュエータを直ちに停止することが
でき、より好適である。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明に係る電動アクチュエータ
の制御方法およびその装置について、好適な実施の形態
を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。
【0020】図1において、参照符号10は、本実施の
形態に係る制御方法によって制御される電動アクチュエ
ータを示す。この電動アクチュエータ10は長尺状のボ
デイ12と、該ボデイ12と平行に配設され、アルミニ
ウム、合成樹脂等で形成されたスライドテーブル14と
を備える。前記ボデイ12の一部は上方へと長手方向に
沿って膨出形成される。前記ボデイ12の上面には4条
の溝16a〜16dが刻設され、これらの溝16a〜1
6dのいずれかにスライドテーブル14の一方の変位限
界を検出するための磁気検出スイッチ(変位限界検出ス
イッチ)18が配置される。また、必要に応じて溝16
a〜16dのそれぞれに磁気検出スイッチ18を設けて
もよい。
【0021】前記ボデイ12の内部には、該ボデイ12
の長手方向に沿って孔部20が画成される(図2参
照)。前記ボデイ12の一端側にはステッピングモータ
の如きモータ22が固着され、前記モータ22の回転軸
にカップリング部材24を介して、例えば、直径8m
m、長さ139mmのボールねじ26が同軸的に軸着さ
れる。従って、ボールねじ26は前記孔部20の長手方
向に沿って配設される。前記ボールねじ26には複数の
ボール部材27を介して送りナット28が螺合する。前
記送りナット28には位置検出用の磁石30が設けられ
る。前記孔部20には長尺な円筒形状に形成された筒部
材32が摺動自在に嵌合し、該筒部材32は前記ボール
ねじ26を囲繞する。前記筒部材32は、軽金属、例え
ば、アルミニウム、あるいは合成樹脂で構成される。前
記筒部材32の一端部には前記送りナット28が固着さ
れ、該筒部材32の他端部にはプレート状の支持体34
が固着される。前記支持体34には前記スライドテーブ
ル14が連結され、該支持体34および前記スライドテ
ーブル14によって変位部材36が構成される(図1参
照)。前記支持体34、スライドテーブル14はアルミ
ニウムの如き材料で形成してもよく、あるいは、例え
ば、ポリイミド樹脂、ポリアセタールの如き合成樹脂で
形成すると、軽量化されてモータ22の負荷を軽くする
ことができる。また、前記ボデイ12等をアルミニウ
ム、合成樹脂で形成してもよい。
【0022】前記スライドテーブル14の下面には、図
3に示すように、その長手方向に沿ってガイド部材38
a、38bがねじ40a、40bにより締結される。前
記ガイド部材38a、38bの両側面には凸部42a、
42bが形成される。前記ボデイ12の上面にはガイド
レール44a、44bが固着され、該ガイドレール44
a、44bにはV字型の溝部46a、46bが画成され
る。前記溝部46a、46bは前記凸部42a、42b
と摺動自在に係合し、従って、前記ガイド部材38a、
38bと前記ガイドレール44a、44bによって案内
手段が構成される。前記ボデイ12の上面端部には、図
4に示すように、前記スライドテーブル14の原点位置
検出用の光センサスイッチ(原点検出スイッチ)48が
設けられ、該光センサスイッチ48は対向する発光部5
0aと受光部50bとを備えている。前記ガイド部材3
8a、38bの支持体34と反対側の端部には板状に形
成された遮蔽部材52が設けられ、前記ガイド部材38
a、38bが支持体34とは反対側の端部に摺動する
と、前記遮蔽部材52が前記光センサスイッチ48の発
光部50aと受光部50bとの間に割り込むように構成
される。
【0023】次に、この電動アクチュエータ10を制御
する本実施の形態に係る制御装置60について、図5〜
図9を参照して説明する。
【0024】この制御装置60は略直方体形状に形成さ
れ、その上面および側面には複数の放熱用の長孔62a
および放熱フィン62bが形成される。前記制御装置6
0の背面側には係合溝部61が形成され、該係合溝部6
1は、図6に示すように、レール部材63に係合するこ
とにより、制御装置60がレール部材63に取り付けら
れる。この場合、レール部材63に複数の制御装置60
が取り付けられてもよい。前記制御装置60の下部に
は、図7に示すように、コネクタ64、66が設けら
れ、それぞれのコネクタ64、66は前記電動アクチュ
エータ10、コントローラ70に接続可能である(図8
参照)。また、前記制御装置60の下部にはシリアル通
信コネクタ72a、72bが設けられ、ケーブル73に
よって該シリアル通信コネクタ72a、72bを他の制
御装置60等に接続するようにしてもよい(図6参
照)。
【0025】前記制御装置60の内部には、図8に示す
ように、前記コネクタ66に接続される制御入出力部7
4を備え、該制御入出力部74には入力インタフェース
としての複数の抵抗76および発光ダイオード78と、
出力インタフェースとしての複数のフォトトランジスタ
80とが設けられる。前記制御入出力部74にはモータ
制御部82が接続され、該モータ制御部82は前記コン
トローラ70と前記制御入出力部74を介して信号を送
受信する。前記モータ制御部82には前記モータ22を
駆動するドライバとして機能するモータ駆動部84が接
続される。前記モータ駆動部84は前記コネクタ64を
介して前記電動アクチュエータ10のモータ22に接続
され、該モータ22に駆動信号を付与する。前記モータ
制御部82にはスイッチ入力部86が接続され、該スイ
ッチ入力部86は前記コネクタ64を介して前記電動ア
クチュエータ10の光センサスイッチ48、磁気検出ス
イッチ18および誤動作検出スイッチ88に接続され
る。スイッチ入力部86は光センサスイッチ48、磁気
検出スイッチ18および誤動作検出スイッチ88とモー
タ制御部82とのインタフェースとして機能する。前記
コネクタ64には電源装置90が接続される。
【0026】前記モータ制御部82には位置情報記憶部
92が接続される。該位置情報記憶部92は、図9に示
すように、8つのメモリ群96a〜96hに区分され、
該メモリ群96a〜96hはそれぞれ4つのメモリ98
a〜98dを備える。所定のメモリ群96aのメモリ9
8aはスライドテーブル14の原点位置を記憶する原点
メモリ99aとして使用される。また、メモリ群96a
のメモリ98bは正方向移動メモリ99bとして使用さ
れ、メモリ98cは負方向移動メモリ99cとして使用
され、メモリ98dは速度情報メモリ99dとして使用
される。他のメモリ群96b〜96hのメモリ98a〜
98dには前記変位部材36の到達目標位置を示す任意
の位置情報が記憶される。すなわち、この制御装置60
は28箇所の位置情報を記憶することができる。
【0027】前記メモリ群96a〜96hはコントロー
ラ70からコネクタ66の信号線BNK1〜3に入力さ
れる信号によっていずれか1つが選択され、メモリ98
a〜98dはコネクタ66の信号線POINT1〜4に
入力される信号によっていずれか1つが選択される(図
8参照)。このため、コントローラ70は所定のメモリ
群96a〜96hの中の所定のメモリ98a〜98dの
いずれか1つを選択することが可能である。
【0028】この場合、信号線BNK1〜3および信号
線POINT1〜4によってスライドテーブル14の原
点復帰、正方向移動、負方向移動および速度切換等の動
作を選択することができるため、スライドテーブル14
を原点に復帰させたり、正方向、負方向に移動させるた
めの専用の信号線を設ける従来の技術に比較して、信号
線の本数を減少させることが可能である。あるいは、信
号線の本数を減少させないならば、前記専用の信号線
を、位置情報を示す信号線として使用するようにしても
よく、この場合、スライドテーブル14をより多くの位
置に変位させることが可能となる。
【0029】本実施の形態に係る電動アクチュエータ1
0の制御装置60は基本的には以上のように構成される
ものであり、次にその動作について、本実施の形態に係
る電動アクチュエータ10の制御方法との関連で説明す
る。
【0030】先ず、スライドテーブル14を原点に復帰
させる方法について、図14のタイムチャートを参照し
て説明する。
【0031】コントローラ70は制御入出力部74の信
号線BNK1〜3を0にして位置情報記憶部92のメモ
リ群96aを選択する(図14の領域100a、図8、
図9参照)。この時点で、モータ制御部82は信号線P
OINT1〜4がすべて0か否かをチェックする(図1
0、ステップS1)。信号線POINT1〜4がすべて
0であれば、モータ22を停止し(ステップS2)、さ
らに、信号線BUSYを0にする(ステップS3)。次
に、コントローラ70は信号線POINT1を1にして
メモリ98a、すなわち原点メモリ99aを選択する
(領域100b)。モータ制御部82は、ステップS1
で信号線POINT1〜4がすべて0ではなくなるた
め、信号線BNK1〜3がすべて0か否かを判断する
(ステップS4)。この場合、信号線BNK1〜3はす
べて0であるため、信号線POINT1〜4から原点メ
モリ99aが選択されたか否かを判断する(ステップS
6)。ここでは、原点メモリ99aが選択されているの
で、原点位置復帰ルーチンに移行する(ステップS
7)。
【0032】原点位置復帰ルーチンでは、図11に示す
ように、モータ制御部82は制御入出力部74の信号線
BUSYを1にしてコントローラ70に電動アクチュエ
ータ10の制御動作を開始したことを示す(ステップS
21)。また、スライドテーブル14を原点位置に変位
させるべく、モータ駆動部84を制御し、該モータ駆動
部84は電動アクチュエータ10のモータ22に駆動パ
ルス信号を出力する。このため、モータ22が回転を開
始する(ステップS22)。
【0033】このようにしてモータ22が駆動される
と、カップリング部材24を介してボールねじ26が回
転する(図2参照)。このため、送りナット28によ
り、ボールねじ26の回転運動が直線運動に変換され
て、該送りナット28が直線的に変位する。その結果、
スライドテーブル14はモータ22の回転に応じてガイ
ド部材38a、38bに沿って移動する。このとき、孔
部20を構成する壁部の端部は筒部材32によって塞が
れるため、ボールねじ26は筒部材32に囲繞されて外
部に露呈することがない。従って、該ボールねじ26に
塵埃等が付着することを阻止することができる。
【0034】ここで、モータ制御部82は原点スイッチ
である光センサスイッチ48からの信号を検出してスラ
イドテーブル14が原点位置に復帰したか否かを判断す
る(ステップS23)。このとき、遮蔽部材52が光セ
ンサスイッチ48の発光部50aと受光部50bとの間
に割り込んでおらず、光センサスイッチ48はオンとな
り、モータ制御部82はスライドテーブル14が原点位
置に復帰していないことが検出される。このため、原点
位置復帰ルーチンが終了し、ステップS1に戻る(図1
0参照)。
【0035】ここで、前述と同様に、ステップS1、S
4、S6に進み、再び原点位置復帰ルーチンに移行す
る。このため、信号線BUSYは1を維持し(ステップ
S21)、モータ22は回転を続け(ステップS2
2)、スライドテーブル14は移動を続ける。
【0036】スライドテーブル14の移動作用下に遮蔽
部材52が光センサスイッチ48の発光部50aと受光
部50bとの間に割り込むと、該光センサスイッチ48
がオフになり、コネクタ64からスイッチ入力部86に
その信号が伝達され、モータ制御部82はスライドテー
ブル14が原点位置に移動したことを検知する(ステッ
プS23)。この検知によりモータ駆動部84はモータ
22の回転を停止させる(ステップS24)。このと
き、スライドテーブル14は慣性のために直ちに停止す
ることができず、オーバーランを起こして原点位置を越
えてしまうことがある。このため、モータ駆動部84は
モータ22を反転させてスライドテーブル14を反対方
向に所定の範囲だけ変位させ、オーバーランを吸収して
原点位置まで復帰させる(ステップS25、領域100
c)。
【0037】このように、スライドテーブル14が光セ
ンサスイッチ48から出力される信号に基づいて原点位
置で停止するため、スライドテーブル14が原点位置を
越えてさらにその方向に変位しようとすることに起因す
るモータ22、ボールねじ26、送りナット28等の破
損を防止することができる。
【0038】以上のようにしてスライドテーブル14が
原点位置に変位すると、モータ制御部82は制御入出力
部74の信号線BUSYを0、信号線SET−ONを1
とし(ステップS26)、さらに、信号線OUT1〜4
に信号線POINT1〜4と同じ信号を出力する(ステ
ップS27)。このため、コントローラ70はスライド
テーブル14が原点位置に移動したことを検出する(領
域100d)。
【0039】次に、位置情報記憶部92のメモリ群96
b〜96hのメモリ98a〜98dのいずれか1つに記
憶されている到達目標位置にスライドテーブル14を変
位させる方法について、図15を参照して説明する。
【0040】先ず、コントローラ70は制御入出力部7
4の信号線BNK1〜3を0または1の所定の値にして
位置情報記憶部92のメモリ群96b〜96hのいずれ
か1つを選択する(図15の領域102a、図8、図9
参照)。次に、必要とする位置情報がメモリ98bに記
憶されている場合、信号線POINT2を1にしてメモ
リ98bを選択する(領域102b)。ステップS1で
は信号線POINT1〜4がすべて0ではないため、ス
テップS4に進み、さらに信号線BNK1〜3がすべて
0ではないため、メモリ記憶位置移動ルーチンに移行す
る(ステップS5)。モータ制御部82は制御入出力部
74の信号線BUSYを1にしてコントローラ70に電
動アクチュエータ10の制御動作を開始したことを示す
(図12中、ステップS31)。また、スライドテーブ
ル14をメモリ98bに記憶されている位置に変位させ
るべく、モータ駆動部84を制御し、該モータ駆動部8
4は電動アクチュエータ10のモータ22に駆動パルス
信号を出力する。このため、モータ22が回転を開始す
る(ステップS32)。このとき、モータ制御部82は
モータ駆動部84からモータ22に出力した駆動パルス
信号のパルス数をカウントする。このため、モータ制御
部82はスライドテーブル14の変位位置を検知するこ
とができる。
【0041】モータ制御部82はスライドテーブル14
の変位位置とメモリ98bに記憶されている位置とを比
較し(ステップS33)、両者が一致していないならば
メモリ記憶位置移動ルーチンを終了し、ステップS1に
戻る(図10参照)。ここで、前述と同様に、ステップ
S1、S4に進み、再びメモリ記憶位置移動ルーチンに
移行する。このため、信号線BUSYは1を維持し(ス
テップS31)、モータ22は回転を続け(ステップS
32)、スライドテーブル14も移動を続ける。
【0042】スライドテーブル14がメモリ98bに記
憶されている位置に到達する前に信号線POINT2が
0になると(領域102c)、モータ制御部82はステ
ップS1で信号線POINT1〜4がすべて0であるこ
とを検出し、モータ駆動部84を介してモータ22の回
転を停止させる(ステップS2)。モータ22が停止す
ると、モータ制御部82は信号線BUSYを0にする
(ステップS3、領域102d)。
【0043】再び信号線POINT2が1になると(領
域102e)、モータ制御部82はステップS31で信
号線BUSYを1にするとともに、ステップS32でモ
ータ22を回転させる。このため、スライドテーブル1
4は再びメモリ98bに記憶されている位置に向かって
移動する。
【0044】スライドテーブル14の変位位置がメモリ
98bに記憶されている位置と一致したとき(ステップ
S33)、モータ制御部82はモータ22の回転を停止
する(ステップS34、領域102f)。このため、ス
ライドテーブル14はメモリ98bに記憶されている位
置で停止する。そして、モータ制御部82は信号線BU
SYを0にしてコントローラ70にスライドテーブル1
4が所定の位置に変位したことを示す(ステップS3
5)。さらに、信号線OUT1〜4に信号線POINT
1〜4と同じ信号を出力する(ステップS36)。
【0045】次いで、スライドテーブル14を、位置情
報記憶部92に記憶されている位置に拘わらず、所定方
向に連続的に移動させる方法について、図16を参照し
て説明する。
【0046】先ず、コントローラ70は制御入出力部7
4の信号線BNK1〜3を0にして位置情報記憶部92
のメモリ群96aを選択する(図16の領域104a、
図8、図9参照)。次に、信号線POINT2を1にし
てメモリ98b、すなわち正方向移動メモリ99bを選
択する(領域104b)。モータ制御部82はステップ
S1で信号線POINT1〜4がすべて0でないことを
検出してステップS4に進み、さらに信号線BNK1〜
3がすべて0であることを検出してステップS6に進
む。ここで、コントローラ70は原点メモリ99aを選
択していないため、ステップS8に進む。そして、正方
向移動メモリ99bが選択されているため、正方向移動
ルーチンに移行する(ステップS9)。
【0047】モータ制御部82は制御入出力部74の信
号線BUSYを1にしてコントローラ70に電動アクチ
ュエータ10の制御動作を開始したことを示し(図13
中、ステップS41)、また、信号線SET−ONを0
にしてスライドテーブル14が位置情報記憶部92に記
憶されている位置情報に拘わらず連続移動することを示
す(ステップS42)。そして、スライドテーブル14
を正方向、すなわち、原点位置から離間する方向に変位
させるべく、モータ駆動部84を制御し、該モータ駆動
部84は電動アクチュエータ10のモータ22に駆動パ
ルス信号を出力する。このため、モータ22が回転を開
始する(ステップS43)。
【0048】このようにしてモータ22が駆動される
と、前述と同様にしてスライドテーブル14はモータ2
2の回転に応じてガイド部材38a、38bに沿って正
方向に移動する。
【0049】ここでモータ制御部82は信号線POIN
T4が1になっているか否かを判断し(ステップS4
4)、1であれば速度情報メモリ99dが選択されてい
るとして、モータ制御部82はモータ22の回転速度を
速度情報メモリ99dに記憶されている回転速度に制御
する(ステップS45、領域104c)。このため、ス
ライドテーブル14の移動速度が変更される。
【0050】次いで、モータ制御部82は磁気検出スイ
ッチ(変位限界検出スイッチ)18からの信号を検出し
てスライドテーブル14が変位限界位置に到達したか否
かを判断する(ステップS46)。送りナット28に設
けられた磁石30が磁気検出スイッチ18に接近してい
ないと、磁気検出スイッチ18はオンとならず、正方向
移動ルーチンが終了し、ステップS1に戻る(図10参
照)。
【0051】信号線POINT2が0になると、モータ
制御部82は信号線POINT1〜4が0であると判断
し(ステップS1)、モータ22の回転を停止させる
(ステップS2、領域104d)。このため、スライド
テーブル14の移動が停止する。そして、モータ制御部
82は信号線BUSYを0にする(ステップS3、領域
104e)。
【0052】信号線POINT2が0にならず、スライ
ドテーブル14が正方向に移動を続けた場合、送りナッ
ト28に設けられた磁石30が磁気検出スイッチ18に
接近し、該磁気検出スイッチ18がオンとなり、コネク
タ64からスイッチ入力部86にその信号が伝達され、
モータ制御部82はスライドテーブル14が一方の変位
限界に到達したことを検知する。このとき、スライドテ
ーブル14はこれ以上移動できないため、モータ22が
さらに回転を続けると、モータ22、ボールねじ26、
送りナット28等の負荷が増大して破損する懸念があ
る。このため、モータ制御部82はステップS46で磁
気検出スイッチ18がオンになったことを検出すると、
モータ22の回転を停止させ、モータ22、ボールねじ
26、送りナット28等の破損を防止する(ステップS
47)。そして、信号線BUSYを0にする(ステップ
S48)。
【0053】なお、スライドテーブル14を負方向、す
なわち、原点位置に接近する方向に変位させる場合に
は、信号線POINT3を1にして負方向移動メモリ9
9cを選択すると、モータ制御部82はステップS10
で負方向移動メモリ99cが選択されていると判断して
負方向移動ルーチンに移行する(ステップS11)。こ
の負方向移動ルーチンの動作は正方向移動ルーチンと同
様であるため、その詳細な説明を省略する。
【0054】誤動作検出スイッチ88は、電動アクチュ
エータ10のスライドテーブル14が正常作動時と異な
る位置のときに光センサスイッチ48や磁気検出スイッ
チ18等がオンとなった場合、電動アクチュエータ10
に何らかの異常が発生したと判断し、異常を示す信号を
モータ制御部82に出力する。すると、モータ制御部8
2はモータ22の回転を停止するとともに、信号線ER
RORを1にしてこの異常をコントローラ70に示す。
【0055】本実施の形態によれば、制御装置60の原
点復帰信号を示す専用の信号線が不要となるため、制御
装置60とコントローラ70との間に接続される信号線
の本数を減少させることができる。あるいは、信号線を
減少させない場合には、前記の専用の信号線を、位置情
報を示す信号線として使用することにより、この制御装
置60によって停止させる変位部材36の停止位置の数
をより多く設定することが可能となる。
【0056】さらに、変位部材36が原点または変位限
界に到達したら、前記制御装置60はこれを光センサス
イッチ48および磁気検出スイッチ18により検出して
前記電動アクチュエータ10を停止させる。このため、
電動アクチュエータ10の負荷の増大を防止することが
でき、該電動アクチュエータ10が破損する懸念が払拭
される。
【0057】
【発明の効果】本発明に係る電動アクチュエータの制御
方法およびその装置によれば、以下のような効果ならび
に利点が得られる。
【0058】変位部材を原点位置に復帰させるため、ま
た信号線、正方向および負方向に変位させるための専用
の信号線が不要となるため、制御装置とコントローラと
の間に接続される信号線の本数を減少させることがで
き、あるいは、信号線を減少させない場合には、前記の
専用の信号線を、位置情報を示す信号線として使用する
ことができ、この制御装置によって停止させる変位部材
36の停止位置の数をより多く設定することが可能とな
る。
【0059】さらに、変位部材が原点または変位限界に
到達すると、前記制御装置はこれを原点検出スイッチお
よび変位限界検出スイッチにより検出して前記電動アク
チュエータを停止させることができる。このため、電動
アクチュエータの負荷の増大を防止することが可能とな
り、該電動アクチュエータが破損する懸念が払拭され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る制御方法に使用され
る電動アクチュエータを示す斜視図である。
【図2】図1の電動アクチュエータを示す横断面図であ
る。
【図3】図2の電動アクチュエータを示すIII−II
I線断面図である。
【図4】図1の電動アクチュエータの光センサスイッチ
を示す一部拡大斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る制御装置を示す斜視
図である。
【図6】図5の制御装置がレール部材に複数装着された
状態を示す斜視図である。
【図7】図5の制御装置を示す底面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る電動アクチュエータ
の制御装置を示すブロック図である。
【図9】図8の制御装置の位置情報記憶部を示すブロッ
ク図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る電動アクチュエー
タの制御方法の説明に供されるメインルーチンのフロー
チャートである。
【図11】本発明の実施の形態に係る電動アクチュエー
タの制御方法の説明に供される原点位置復帰ルーチンの
フローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態に係る電動アクチュエー
タの制御方法の説明に供されるメモリ記憶位置移動ルー
チンのフローチャートである。
【図13】本発明の実施の形態に係る電動アクチュエー
タの制御方法の説明に供される正方向移動ルーチンのフ
ローチャートである。
【図14】本発明の実施の形態に係る電動アクチュエー
タの制御方法の説明に供されるスライドテーブルを原点
復帰させる手順を示すタイムチャートである。
【図15】本発明の実施の形態に係る電動アクチュエー
タの制御方法の説明に供されるスライドテーブルを所定
の位置に変位させる手順を示すタイムチャートである。
【図16】本発明の実施の形態に係る電動アクチュエー
タの制御方法の説明に供されるスライドテーブルを正方
向に変位させる手順を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
10…電動アクチュエータ 14…スライドテーブ
ル 18…磁気検出スイッチ 26…ボールねじ 36…変位部材 48…光センサスイッ
チ 60…制御装置 64、66、72a、
72b…コネクタ 86…スイッチ入力部 92…位置情報記憶部 96a〜96h…メモリ群 98a〜98d、99
a〜99d…メモリ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータによって付勢される駆動力伝達軸の
    回転運動を直線運動に変換し、前記直線運動の作用下に
    変位部材が変位する電動アクチュエータの制御方法にお
    いて、 前記変位部材の到達目標位置を記憶する複数のメモリか
    らなるメモリ群に設けられた原点メモリが選択されたか
    否かを判断し、前記原点メモリが選択されたとき、前記
    変位部材を前記電動アクチュエータの一方の端部にある
    原点位置に接近する方向に変位させる工程と、 前記変位部材が前記原点位置に移動したことを示す信号
    が原点検出スイッチから出力されたとき、前記変位部材
    を停止させる工程と、 を有することを特徴とする電動アクチュエータの制御方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電動アクチュエータの制御
    方法において、 前記メモリ群に設けられた正方向移動メモリが選択され
    たか否かを判断し、前記正方向移動メモリが選択された
    とき、前記変位部材を前記原点位置から離間する方向に
    変位させる工程と、 前記変位部材が前記電動アクチュエータの前記原点位置
    と反対側の端部に移動したことを示す信号が変位限界検
    出スイッチから出力されたとき、前記変位部材を停止さ
    せる工程と、 を有することを特徴とする電動アクチュエータの制御方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の電動アクチュエー
    タの制御方法において、 前記メモリ群に設けられた負方向移動メモリが選択され
    たか否かを判断し、前記負方向移動メモリが選択された
    とき、前記変位部材を前記原点位置に接近する方向に変
    位させる工程と、 前記変位部材が前記原点位置に移動したことを示す信号
    が前記原点検出スイッチから出力されたとき、前記変位
    部材を停止させる工程と、 を有することを特徴とする電動アクチュエータの制御方
    法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電
    動アクチュエータの制御方法において、 前記メモリ群に設けられた速度情報メモリが選択された
    か否かを判断し、前記速度情報メモリが選択されたと
    き、該速度情報メモリに記憶されている速度で前記変位
    部材を変位させる工程を有することを特徴とする電動ア
    クチュエータの制御方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電
    動アクチュエータの制御方法において、 前記変位部材を停止させる工程の後、前記変位部材を原
    点位置と反対方向に変位させて該変位部材のオーバーラ
    ンを吸収することを特徴とする電動アクチュエータの制
    御方法。
  6. 【請求項6】モータによって付勢される駆動力伝達軸の
    回転運動を直線運動に変換し、前記直線運動の作用下に
    変位部材が変位する電動アクチュエータの制御装置にお
    いて、 前記変位部材の位置情報を記憶する複数のメモリからな
    るメモリ群と、 前記メモリ群に設けられ、前記変位部材を原点に復帰さ
    せるための原点位置を記憶する原点メモリと、 を備えることを特徴とする電動アクチュエータの制御装
    置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の電動アクチュエータの制御
    装置において、 前記メモリ群には正方向移動メモリおよび負方向移動メ
    モリが設けられ、前記正方向移動メモリが選択されたと
    き、前記変位部材を前記原点位置から離間する方向に変
    位させ、一方、前記負方向移動メモリが選択されたと
    き、前記変位部材を前記原点位置に接近する方向に変位
    させることを特徴とする電動アクチュエータの制御装
    置。
  8. 【請求項8】請求項6または7記載の電動アクチュエー
    タの制御装置において、 前記メモリ群には前記変位部材の変位速度を示す速度情
    報メモリが設けられ、前記速度情報メモリが選択された
    とき、該速度情報メモリに記憶されている速度で前記変
    位部材を変位させることを特徴とする電動アクチュエー
    タの制御装置。
  9. 【請求項9】請求項6乃至8のいずれか1項に記載の電
    動アクチュエータの制御装置において、 前記制御装置は、前記メモリ群の中のいずれかを選択す
    る信号線と、 前記メモリ群の中からいずれかのメモリを選択する信号
    線と、 を備えることを特徴とする電動アクチュエータの制御装
    置。
  10. 【請求項10】モータによって付勢される駆動力伝達軸
    の回転運動を直線運動に変換し、前記直線運動の作用下
    に変位部材が変位する電動アクチュエータの制御装置に
    おいて、 前記変位部材が前記電動アクチュエータの一方の端部に
    ある原点位置に移動したことを検出する原点検出スイッ
    チと、 前記変位部材が前記原点位置と反対側の端部に移動した
    ことを検出する変位限界検出スイッチと、 前記原点検出スイッチおよび前記変位限界検出スイッチ
    に接続されるスイッチ入力部と、 を備え、前記原点検出スイッチおよび前記変位限界検出
    スイッチから前記スイッチ入力部に入力される信号に基
    づいて前記電動アクチュエータを制御することを特徴と
    する電動アクチュエータの制御装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載の電動アクチュエータの
    制御装置において、 前記制御装置は、前記スイッチ入力部に接続され、前記
    電動アクチュエータに何らかの異常が発生したときにこ
    れを検出する誤動作検出スイッチを備え、前記誤動作検
    出スイッチから前記スイッチ入力部に入力される信号に
    基づいて前記電動アクチュエータを制御することを特徴
    とする電動アクチュエータの制御装置。
JP29113298A 1997-10-20 1998-10-13 電動アクチュエータの制御方法およびその装置 Pending JPH11191010A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012068921A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Ckd Corp 電動アクチュエータ
JP2014500701A (ja) * 2010-12-24 2014-01-09 北大方正集▲団▼有限公司 直線往復運動装置およびその位置決め制御方法
JP2017040550A (ja) * 2015-08-19 2017-02-23 東京瓦斯株式会社 電磁波測定用アンテナポジショナ

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