JPS6315098B2 - - Google Patents

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JPS6315098B2
JPS6315098B2 JP57210899A JP21089982A JPS6315098B2 JP S6315098 B2 JPS6315098 B2 JP S6315098B2 JP 57210899 A JP57210899 A JP 57210899A JP 21089982 A JP21089982 A JP 21089982A JP S6315098 B2 JPS6315098 B2 JP S6315098B2
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JP
Japan
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area
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moving object
target
axis
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JP57210899A
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JPS59102557A (ja
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Yoshito Kato
Toshio Hashimoto
Masao Kawase
Tooru Tamano
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPS59102557A publication Critical patent/JPS59102557A/ja
Publication of JPS6315098B2 publication Critical patent/JPS6315098B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/19Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by positioning or contouring control systems, e.g. to control position from one programmed point to another or to control movement along a programmed continuous path
    • G05B19/21Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by positioning or contouring control systems, e.g. to control position from one programmed point to another or to control movement along a programmed continuous path using an incremental digital measuring device
    • G05B19/23Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by positioning or contouring control systems, e.g. to control position from one programmed point to another or to control movement along a programmed continuous path using an incremental digital measuring device for point-to-point control
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/43Speed, acceleration, deceleration control ADC
    • G05B2219/43194Speed steps, switch over as function of position

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は移動物体の位置決め装置に係り、特
に、工作械械などにおける被加工物に対する加工
具などとして用いられる移動物体の位置決めを行
なうのに好適な移動物体の位置決め装置に関す
る。
従来の移動物体の位置決め装置は、移動物体に
ドツグを配設すると共に、固定物体としての被加
工物の所定個所にドツグによりオン・オフ作動す
るリミツトスイツチを設け、リミツトスイツチの
作動により移動物体の目標停止位置である設定点
を検出し、移動物体駆動用のアクチユエータを停
止させることによつて移動物体の位置決めを行な
う方式がとられていた。
このような装置は、リミツトスイツチとドツグ
とによつて設定点を決めるようにされていたの
で、設定点が多くなると、リミツトスイツチが多
数必要となるばかりか、割出し検出点のばらつき
が大となる。さらに位置決めスライドの貫性や摩
擦抵抗によつて最終位置決め点が大巾に変動して
もその良否を判別できないので、高精度の位置決
めが行なえなかつた。
又、近年他種ワークへの対応として、移動物体
の位置決め装置としては、多くの位置決め設定点
に対する位置決めが行なえることが必要とされて
きた。そこで、この対応策としてNC装置が使用
されるようになつた。この装置の場合は、移動物
体を移動させるためのテーブル駆動装置から位置
情報を検出し、可逆制御サーボ装置に位置のフイ
ードバツクを付与するもので、変化に富んでしか
も確実な位置決めを行なえる。しかし、この装置
の場合は、複雑なプログラミングや操作が必要と
され、操作性、保全性共に満足のいくものではな
かつた。又テイーチングによつて位置情報を覚え
させることも困難であつた。さらに従来の装置よ
りも高価となる欠点があつた。
そこで、テーブルの移動量をパルス信号でとら
え、その累積パルス信号を計数し、このパルス数
と予め設定した位置対応パルス数とが一致したと
き駆動アクチユエータを停止させるようにした一
種のカウンタの機能を有するものが用いられるよ
うになつた。しかし、このようなカウンタを用い
た装置の場合でも、移動物体の摩擦、慣性などに
よつて大きな位置決め誤差が生じても異常と判定
することができないので、移動物体が確実に許容
範囲に割出されるという保証が得られなかつた。
また、特開昭57−169819号公報に記載されている
ように、移動物体(位置決め対象物)の停止目標
位置に対して許容誤差範囲を設定し、移動物体が
許容誤差範囲内にあつて、移動物体の速度が設定
値以下になつたときに移動物体に対する移動制御
を停止するようにしたものが提案されている。こ
の方法によれば、移動物体の速度が速い場合でも
移動物体を許容誤差範囲内に位置決めすることは
できるが、移動物体が許容誤差範囲内にあつて
も、移動物体の速度が設定速度以下になるまで移
動物体に対する移動制御を継続しなければならな
いことがある。
本発明は、前記従来の課題に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、目標停止位置へ向かつて
移動する移動物体を迅速に目標停止領域内に位置
決めすることができる移動物体の位置決め装置を
提供することにある。
前記目的を達成るために、直交座標系を移動領
域として、該座標系の基準座標軸に沿つて移動す
る移動物体の移動量に応じたパルス信号を発生す
るパルス信号発生手段と、移動物体の目標停止位
置として許容される領域の境界について定められ
た目標停止領域の位置データを格納する第1のメ
モリと、前記目標停止領域を含む領域であつて、
移動物体の暫定停止領域の境界について定められ
た暫定停止領域の位置データを格納する第2のメ
モリと、前記暫定停止領域を含む領域であつて、
移動物体の減速領域の境界について定められた減
速領域の位置データを格納する第3のメモリと、
パスル信号発生手段出力のパルス信号から移動物
体の移動領域における現在地を示す現時点の位置
データを生成する位置データ生成手段と、前記各
メモリの位置データと位置データ生成手段の位置
データとを比較し、現時点の位置データと減速領
域の位置データとが一致したときに、減速駆動指
令を出力し、現時点の位置データと暫定停止領域
の位置データとが一致したときには駆動停止指令
を出力し、さらに現時点の位置データと目標停止
領域の位置データとが一致したときに位置決め完
了指令を出力する駆動指令手段と、駆動指令手段
からの減速駆動指令により移動物体の移動速度を
減速させ、駆動停止指令により移動物体に対する
駆動を停止する駆動手段と、を含む移動物体の位
置決め装置を構成したものである。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を
説明する。
第1図には、本発明の好適な実施例であつて、
移動物体が二次元を移動する場合の構成が示され
ている。
図において、移動物体を構成するX−Yテーブ
ル2は、X−Yテーブル2を基準座標軸のX軸に
沿つて移動させるための駆動装置4からの駆動信
号によつてモータ6が駆動するとX軸に沿つて移
動し、X−Yテーブル2を基準座標軸のY軸に沿
つて移動させるための駆動装置8からの駆動信号
によつてモータ10が駆動するとY軸に沿つて移
動し、基準座標軸のX軸、Y軸によつて定まる二
次元の座標系を移動することができる。
X軸、Y軸による基準座標系におけるX−Yテ
ーブル2の移動情報を得るために、X−Yテーブ
ル2には、パルス信号発生手段としてのX軸ロー
タリエンコーダ12、Y軸ロータリエンコーダ1
4が設けられている。X軸ロータリエンコーダ1
2、Y軸ロータリエンコーダ14はそれぞれ一対
の光電素子と波形整形回路を有し、各対の光電素
子は、各光電素子によるパルス列の位相差が90゜
となるような間隔をもつて配設されている。そし
てX−Yテーブル2がX軸、Y軸に沿つて移動す
ると、その移動方向によつて位相の異なるパルス
信号を出力し、パルス信号を制御部16に供給す
る。
制御部16はプログラムモジユール18、プロ
グラマブルコントローラ20、X軸位置検出モジ
ユール22、Y軸位置検出モジユール24を有
し、プログラマブルコントローラ20と、X軸位
置検出モジユール22、Y軸位置検出モジユール
24とがそれぞれバスライン26で接続されてい
る。
プログラマブルコントローラ20は、第2図に
示されるようにCPU28、電源30、ビツト演
算部32、I/Oインターフエイス34などを有
し、駆動装置4,8を制御するためのシーケンス
回路を構成すると共にX軸位置検出モジユール2
2、Y軸位置検出モジユール24からの指令に基
づいてX軸駆動信号100、Y軸駆動信号102
を出力する。すなわち、プログラマブルコントロ
ーラ20はモータ6、駆動装置4,8と共に駆動
手段を構成している。
X軸位置検出モジユール22、Y軸位置検出モ
ジユール24は、第2図に示されるように、入力
回路40、出力回路42、表示回路44、方向判
別器46、分周器48、カウンタ50、比較器5
2、演算部としてのCPU54、ROM56、
RAM58などから構成されており、入力回路4
0には、X軸ロータリエンコーダ12からの信号
が供給されている。入力回路40の出力は方向判
別器46に供給され、そのパルス信号のパルス列
からX軸に沿つたX−Yテーブル2の移動方向が
判別される。方向判別器46の出力信号は分周器
48を介してカウンタ50に供給される。位置デ
ータ生成手段を構成するカウンタ50は分周され
たパルス列を方向判別器46からの信号によつて
加減計算し、XY座標系におけるX−Yテーブル
2の現時点の位置データ(Xy、Yy)を出力す
る。カウンタ50の出力はコンパレータ52及び
CPU54に供給される。比較器52はカウンタ
50の出力と、XY座標系におけるX−Yテーブ
ル2の暫定停止領域の境界について定められた暫
定停止領域の位置データとを比較し、これらのデ
ータが一致したとき比較信号を出力回路42に供
給する。出力回路42は前記比較信号によりX軸
駆動停止信号を駆動装置4に供給する。
なお、本実施例においては、X軸位置検出モジ
ユール22について述べたが、Y軸位置検出モジ
ユール24もX軸位置検出モジユール22と同様
に構成されている。
RAM58には、XY座標系における座標値で
示される各種の位置データが格納されている。即
ち、第3図に示されるように、X−Yテーブルの
目標停止位置Pi(i=1〜n)に対して許容され
る領域の境界について定められた目標停止位置の
位置データ(xi、yi)i=1〜nが格納されてい
る。
又、本実施例においては、X−Yテーブル2を
目標停止位置Piまで移動させるに際して、目標停
止位置Piまで高速度で移動させると共に、X−Y
テーブル2が目標停止位置Piに停止するときのX
−Yテーブル2の慣性による影響を少なくするた
めに、X−Yテーブル2の移動速度を可変する方
式がとられている。即ち第4図に示されるよう
に、X−Yテーブル2は目標停止位置Piへの移動
に際して、速度可変地点Qiまで高速度で移動し、
速度可変地点Qiを通過後低速度で移動する方式
がとられている。そこで、本実施例における
RAM58には、第3図に示されるように、X−
Yテーブル2の移動速度を減速する減速領域の境
界として定められた減速領域を示す位置データ
(L1x、L1y)が格納されている。この減速領域
の位置データ{ci、di;ci=xi±L1x(+はxの正
方向よりの移動時、−はxの負方向よりの移動
時)、di=yi±L1y(+はyの正方向よりの移動時、
−は負方向よりの移動時)}はCPU54によつて
カウンタ50の現時点位置データ(Xy、Yy)と
比較演算され、これらのデータが一致したときプ
ログラマブルコントローラ20から、X−Yテー
ブル2を減速移動させるための駆動信号が出力さ
れる。
又、本実施例においては、減速領域内に移動し
たX−Yテーブル2を目標停止領域内に停止する
に際して、高精度な位置決めが必要とされる場合
と、高精度な位置決めが必要とされない場合との
2種類の暫定停止領域が定められている。
即ち、X−Yテーブル2が減速領域内に移動し
てきたとき、X−Yテーブル2を高精度な位置決
めによつて目標停止領域内に停止させる場合に
は、X−Yテーブル2を停止するための指令を出
力する地点としてX−Yテーブル2の暫定停止領
域Rの境界に対応させ、第3図に示されるよう
に、目標停止領域Pを含む暫定停止領域Rの位置
データ(ei、fi);(ei=xi±l1x、fi=yi±l1y)と
して計算されるようになつている。
一方、X−Yテーブル2を高精度な位置決めで
停止させる必要がない場合の暫定停止領域の位置
データは、第3図に示されるように、暫定停止領
域Rを含む暫定停止領域Sの境界について定めら
れた暫定停止領域Rの位置データ(gi、hi);(gi
=xi±l2x、hi=yi±l2y)として計算されるよう
になつている。
暫定停止領域R、Sの位置データ(ei、fi)、
(gi、hi)は(xi、yi)と(l1x、l1y)、(L2x、
L2y)からCPU54で計算されCPU54を介し
てコンパレータ52に供給され、カウンタ50に
よる現時点の位置データ(Xy、Yy)と比較され
る。各位置データが一致したとき出力回路42を
介してX−Yテーブル2の駆動を停止するための
駆動停止信号が出力される。すなわち、CPU5
4、比較器52、出力回路42は駆動指令手段と
して構成されている。また、RAM58は目標停
止領域の位置データを格納する第1のメモリと暫
定停止領域の位置データを格納する第2のメモリ
と減速領域の位置データを格納する第3のメモリ
及び目標停止移動の位置データを格納する第4の
メモリを構成している。
なお、X−Yテーブル2を高精度な位置決めに
よつて停止させる指令及び高精度な位置決めを必
要としない停止指令は予め、位置決め位置(xi、
yi)を教える時に同時にRAM58に記憶させて
おき、その指令によつて、いずれかの位置決めを
行なうかが選択される。
本実施例は以上の構成からなり、次に第5図及
び第6図に示されるフローチヤートにより、その
作用を説明する。
まずステツプ200において、周辺機器を含め全
ての装置が作業原点にあることを確認したあと、
所定のプログラムのセツトが行なわれステツプ
202に移る。ステツプ202においてはプログラムに
従つてRAM58から目標停止領域の位置データ
(ai、bi)(以下目標値と称する)に対するアドレ
スセツトが行なわれステツプ204に移る。ステツ
プ204の処理においてプログラマブルコントロー
ラ20からの動作開始信号が出力されるとステツ
プ206に移り、アドレスセツトされた目標値が各
軸毎にCPU54の目標値レジスタに取り込まれ
る。次にステツプ208に移り、カウンタ50によ
る現時点の位置データ(Xy、Yy)(以下現在値
と称する)がCPU54に取り込まれステツプ210
に移る。ステツプ210において目標値と現在値と
の比較演算が行なわれる。
なお、X軸、Y軸ともに同じ制御を行なうの
で、以下X軸に沿つた駆動のみについて述べる。
ステツプ210の処理において、|目標値−現在値
|>L2(第3図に示される目標停止位置から目標
停止領域の境界までの距離に対応した座標値)の
場合にはステツプ212に移り、CPU54内で方向
判別処理が行なわれステツプ214に移る。ステツ
プ214においては、CPU54の方向判別処理に基
づいて、X−Yテーブル2のX軸に沿つた移動量
が増加又は減少する方向かを定めた駆動信号がプ
ログラマブルコントローラ20から駆動装置4に
供給される。
次に、ステツプ216に移り、X−Yテーブル2
を高速度又は低速度で移動させるか否かの判定を
行なう。即ちX−Yテーブル2の現在値が減速領
域Q内に含まれないと判定された場合には、ステ
ツプ218に移り、X−Yテーブル2を高速度で移
動させるための駆動信号が駆動装置4に供給さ
れ、ステツプ220に移る。ステツプ220では駆動装
置4からの信号によりモータ6が高速回転しX−
Yテーブル2を高速度で移動する。
一方、ステツプ216において、X−Yテーブル
2の現在値が減速領域Q内に到達したと判定され
た場合にはステツプ222に移り、X−Yテーブル
2を低速度で移動させるための駆動信号がプログ
ラマブルコントローラ20から駆動装置4に供給
され、ステツプ224に移る。ステツプ224において
は駆動装置4からの信号によりモータ6を低速回
転しX−Yテーブル2を低速度で移動させる。
ステツプ220、224の処理のあとはステツプ226、
228に移り、モータ6の回転の有無及び回転方向
の判定が行なわれる。ステツプ226又はステツプ
228の処理において、モータ6が回転しないとき、
あるいは回転方向が逆の場合はステツプ230に移
り、CPU54からプログラマブルコントローラ
20へ異状指令が出力され、プログラマブルコン
トローラ20から装置全体を安全側に作動させる
ための信号が駆動装置4などに出力される。
ステツプ226において異常がないと判定された
場合には、ステツプ232、234の処理に移る。即ち
X−Yテーブル2が減速領域Q内に到達するまで
カウンタ50による現在値が取り込まれ、X−Y
テーブル2が減速領域Q内に到達したか否かの判
定が行なわれる。ステツプ234においてX−Yテ
ーブル2が減速領域Q内に到達したことが判定さ
れた場合にはステツプ236に移り、X−Yテーブ
ル2を低速度で移動させるための駆動信号がプロ
グラマブルコントローラ20から駆動装置4に供
給されステツプ238に移る。なお、ステツプ228に
おいて異状がないと判定された場合にもステツプ
238の処理に移る。
ステツプ238の処理においては、X−Yテーブ
ル2の位置決めが高精度なものを必要とするか否
かの判定を行なう。高精度な位置決めが必要とさ
れると判定された場合にはステツプ242に移る。
ステツプ242においては、X−Yテーブル2が暫
定停止領域R内に到達したか否かを判定するため
に現在値と目標値とを比較する。X−Yテーブル
2が暫定停止領域R内に到達した場合にはステツ
プ244に移り、出力回路42からX軸駆動停止信
号を駆動装置4に供給する。この信号によつてモ
ータ6の駆動を停止しステツプ246に移る。
ステツプ246においては、エンドプログラムか
否かの判定を行ない、このステツプでNOと判定
された場合にはステツプ248に移り、タイマカウ
ントをT2にセツトしステツプ250に移る。ステツ
プ250においては、X−Yテーブル2が目標停止
領域P内にあるか否かの判定を行なう。即ち、X
−Yテーブル2の駆動を停止してもX−Yテーブ
ル2を駆動するための駆動軸の慣性によつてX−
Yテーブル2が目標停止領域P内に停止しない場
合があるので、この処理を行なう。このステツプ
でNOと判定された場合はステツプ252に移り、
CPU54からプログラマブルコントローラ20
に異状指令が出力され、プログラマブルコントロ
ーラ20から装置全体を安全側に制御するための
制御指令が駆動装置4などに出力される。
ステツプ250、210でYESと判定された場合に
はステツプ254に移り、X軸についての位置決め
完了指令がプログラマブルコントローラ20に出
力されステツプ256に移る。ステツプ256において
は、プログラマブルコントローラ20の補助デー
タ用メモリに予め格納されている目標停止位置Pi
に対応した複数のスイツチング信号のデータを取
り込み、これらのスイツチング信号を外部機械シ
ーケンス回路に独立して供給する。次にステツプ
258に移り、外部機械シーケンス回路の制御が終
了したか否かの判定を行なう。
ステツプ246でYESと判定された場合に行なわ
れるステツプ260、262の処理は前述したステツプ
256、258の処理と同一の処理が行なわれる。
一方、ステツプ238において高精度な位置決め
が必要とされないと判定された場合には、ステツ
プ264に移り、X−Yテーブル2が暫定停止領域
S内に到達したか否かの判定が行なわれる。ステ
ツプ264においてX−Yテーブル2が暫定停止領
域S内に到達したことが判定されるとステツプ
266に移り、X−Yテーブル2の駆動を停止する
ための駆動信号が駆動装置4に供給される。この
信号によりモータ6の駆動が停止されステツプ
268に移る。ステツプ268ではX−Yテーブル2の
X軸に沿つた移動が停止されたか否かの判定が行
なわれ、X−Yテーブル2が停止した場合にはス
テツプ256の処理に移り、前述したと同様な処理
が行なわれる。
ステツプ258において、外部機械シーケンス回
路を制御するためのシーケンス制御が完了すると
プログラマブルコントローラ20から動作開始信
号がX軸位置検出モジユール22に供給されステ
ツプ270に移る。ステツプ270においてはRAM5
8のアドレスを1つ歩進させステツプ272に移る。
なお、ここまでの処理はY軸についても同様に行
なわれるので、ステツプ272においてはX軸とY
軸のアドレスが一致しているか否かの判定が行な
われる。ステツプ272でX軸のアドレスとY軸の
アドレスが一致した場合にはプログラムの初期状
態であるステツプ204に戻る。なお、ステツプ272
においてNOと判定された場合にはステツプ274
に移りプログラマブルコントローラ20に異状指
令が出力され、装置全体を安全側に制御するため
の駆動装置4,8などに出力される。
以上の処理が所定回数実行され、X−Yテーブ
ル2の位置が作業原点に戻つたところでX軸位置
検出モジユール22、Y軸検出モジユール24か
ら1プログラムの1サイクル完了としての完了指
令がプログラマブルコントローラ20に供給され
全ての処理が終了する。
なお、本実施例においては、X軸、Y軸におけ
る位置決めを確実する際、X軸検出モジユール2
2の処理はY軸検出モジユール24よりも上位に
位置するように設定されている。又、X−Yテー
ブル2の停止位置の座標値のいずれか一方の座標
値が目標停止領域内の座標値である場合には、位
置決め不良を意味する位置決め異状信号がプログ
ラマブルコントローラ20に供給され、プログラ
マブルコントローラ20からは駆動装置4,8を
安全側に制御するための駆動信号を出力する。
又、前記実施例におけるパルス発生器はロータ
リエンコーダに限定されるものではなく、リニア
エンコーダによつても同様に行なえ、又90゜位相
差方式でなくても正逆信号方式でも同様に行なえ
る。
又、前記実施例においては、移動物体が二次元
を移動するX−Yテーブル2について述べたが、
移動物体が1軸又は3軸以上の基準座標軸に沿つ
て移動する場合でも前記実施例を適用することが
できる。
又、前記実施例においては、複数の目標停止位
置に対する移動物体の位置決めが行なえるので、
位置決め点の変更に対して柔軟に対応することが
できる。又、移動物体が目標停止領域内に到達し
なかつた場合には異状信号が出力されるので信頼
性の向上が図れる。又さらに、全ての処理が制御
部の処理によつて行なわれるので、作業者などに
特別な知識がなくても操作することができる。又
さらにサーボ機構を用いなくても移動物体の駆動
を制御することができるので、安価なアクチユエ
ータによつて駆動装置を構成することができる。
以上説明したように、本発明によれば、目標停
止位置に向かつて移動する移動物体が減速領域内
に到達したとき移動物体を強制的に減速させ、移
動物体が暫定停止領域内に到達したときには移動
物体に対する駆動を停止し、移動物体が目標停止
領域内に到達したときに位置決め完了指令を出力
するようにしたため、移動物体を目標停止領域内
に迅速に位置決めできると共に移動物体が目標停
止領域内に位置決めされたことを確実に判定する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体構成図、
第2図は第1図に示す制御部の具体的構成を説明
するための構成図、第3図は位置データの割付け
を説明するための位置決領域確認領域図、第4図
は移動物体の速度の変化を説明するための速度パ
ターン図、第5図及び第6図は第1図に示される
装置の作用を説明するためのフローチヤートであ
る。 2……X−Yテーブル、4,8……駆動装置、
6,10……モータ、12……X軸ロータリエン
コーダ、14……Y軸ロータリエンコーダ、16
……制御部、18……プログラムモジユール、2
0……プログラマブルコントローラ、22……X
軸位置検出モジユール、24……Y軸位置検出モ
ジユール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 直交座標系を移動領域として、該座標系の基
    準座標軸に沿つて移動する移動物体の移動量に応
    じたパルス信号を発生するパルス信号発生手段
    と、移動物体の目標停止位置として許容される領
    域の境界について定められた目標停止領域の位置
    データを格納する第1のメモリと、前記目標停止
    領域を含む領域であつて、移動物体の暫定停止領
    域の境界について定められた暫定停止領域の位置
    データを格納する第2のメモリと、前記暫定停止
    領域を含む領域であつて、移動物体の減速領域の
    境界について定められた減速領域の位置データを
    格納する第3のメモリと、パスル信号発生手段出
    力のパルス信号から移動物体の移動領域における
    現在地を示す現時点の位置データを生成する位置
    データ生成手段と、前記各メモリの位置データと
    位置データ生成手段の位置データとを比較し、現
    時点の位置データと減速領域の位置データとが一
    致したときに、減速駆動指令を出力し、現時点の
    位置データと暫定停止領域の位置データとが一致
    したときには駆動停止指令を出力し、さらに現時
    点の位置データと目標停止領域の位置データとが
    一致したときに位置決め完了指令を出力する駆動
    指令手段と、駆動指令手段からの減速駆動指令に
    より移動物体の移動速度を減速させ、駆動停止指
    令により移動物体に対する駆動を停止する駆動手
    段と、を含むことを特徴とする移動物体の位置決
    め装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の発明において、
    第2のメモリには、前記目標停止領域を含む第1
    の暫定停止領域の境界について定められた第1の
    暫定停止領域の位置データと、第1の暫定停止領
    域を含む第2の暫定停止領域の境界について定め
    られた第2の暫定停止領域の位置データとが格納
    されていることを特徴とする移動物体の位置決め
    装置。
JP21089982A 1982-12-01 1982-12-01 移動物体の位置決め装置 Granted JPS59102557A (ja)

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