JPH11190630A - 移動体誘導設備における位置検出装置 - Google Patents
移動体誘導設備における位置検出装置Info
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- JPH11190630A JPH11190630A JP9358677A JP35867797A JPH11190630A JP H11190630 A JPH11190630 A JP H11190630A JP 9358677 A JP9358677 A JP 9358677A JP 35867797 A JP35867797 A JP 35867797A JP H11190630 A JPH11190630 A JP H11190630A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 20
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 3
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims 3
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 abstract description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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Abstract
(57)【要約】
【課題】全周方向にわたって同時に反射光を受光するこ
とができ、機械式回転機構も不要で信頼性も高く、動力
も不要にする。 【解決手段】予め設定されたルートに沿って自走可能な
フォークリフトと、前記ルートの周囲所定位置に配置さ
れた第1〜第3コーナーキューブと、フォークリフトに
設けられて全周にわたって投射光を照射する投光装置3
およびコーナーキューブに反射された反射光を検知する
受光装置4とを具備し、投光装置3は、半導体レーザ1
1から照射されるレーザ光を円錐形の反射投光部材15
に軸心方向に沿って照射してリングビームを形成し、受
光装置4は、反射光を検出する受光部4aと、受光部4
aの信号に基づいて反射光の入射角を検出可能な入射角
検出部4bを設けた。
とができ、機械式回転機構も不要で信頼性も高く、動力
も不要にする。 【解決手段】予め設定されたルートに沿って自走可能な
フォークリフトと、前記ルートの周囲所定位置に配置さ
れた第1〜第3コーナーキューブと、フォークリフトに
設けられて全周にわたって投射光を照射する投光装置3
およびコーナーキューブに反射された反射光を検知する
受光装置4とを具備し、投光装置3は、半導体レーザ1
1から照射されるレーザ光を円錐形の反射投光部材15
に軸心方向に沿って照射してリングビームを形成し、受
光装置4は、反射光を検出する受光部4aと、受光部4
aの信号に基づいて反射光の入射角を検出可能な入射角
検出部4bを設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め設定されたル
ート、または目標物に対して自走する工場内の自動搬送
車や工場プラントの監視用やメンテナンス用のロボッ
ト、建設作業ロボットなど移動体の誘導設備において、
移動体の位置を検出する位置検出装置に関する。
ート、または目標物に対して自走する工場内の自動搬送
車や工場プラントの監視用やメンテナンス用のロボッ
ト、建設作業ロボットなど移動体の誘導設備において、
移動体の位置を検出する位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気誘導式や電磁誘導式、色線誘
導式など固定誘導路を必要とする移動体の誘導形式に対
して、拡散しない平行光線の一例であるレーザー光を使
用して移動体を位置計測しつつ誘導する固定誘導路を必
要としない誘導形式が提案されている。
導式など固定誘導路を必要とする移動体の誘導形式に対
して、拡散しない平行光線の一例であるレーザー光を使
用して移動体を位置計測しつつ誘導する固定誘導路を必
要としない誘導形式が提案されている。
【0003】このレーザー光誘導形式は、移動体に設け
られた回転式の投光装置によりレーザ光を全周方向に投
射し、移動体の周囲に配置された複数の反射部材からの
反射光を、回転式の受光装置で検出し、反射光の入射角
を求める。既知である反射部材の座標位置とこの複数の
反射光の入射角から、三角測量の原理に基づいて移動体
の位置が計測され、移動体は、このように自己位置を確
認しつつ設定経路に沿って移動される。
られた回転式の投光装置によりレーザ光を全周方向に投
射し、移動体の周囲に配置された複数の反射部材からの
反射光を、回転式の受光装置で検出し、反射光の入射角
を求める。既知である反射部材の座標位置とこの複数の
反射光の入射角から、三角測量の原理に基づいて移動体
の位置が計測され、移動体は、このように自己位置を確
認しつつ設定経路に沿って移動される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成によ
れば、回転式の投受光器を使用しているため、下記のよ
うな問題点があった。 1.レーザー光の回転走査により反射光を検出していく
間にも移動体が移動するために、位置の推定精度が下が
る。複数の反射光を同時に検出することができない。 2.投受光器に機械式回転機構を採用しているため、故
障を生じる可能性があり、装置全体の信頼性が低下す
る。 3.回転機構に動力を必要とする。
れば、回転式の投受光器を使用しているため、下記のよ
うな問題点があった。 1.レーザー光の回転走査により反射光を検出していく
間にも移動体が移動するために、位置の推定精度が下が
る。複数の反射光を同時に検出することができない。 2.投受光器に機械式回転機構を採用しているため、故
障を生じる可能性があり、装置全体の信頼性が低下す
る。 3.回転機構に動力を必要とする。
【0005】本発明は、上記問題点を解決して、全周方
向にわたって同時に反射光を受光することができ、信頼
性も高く、動力も不要な移動体誘導設備における位置検
出装置を提供することを目的とする。
向にわたって同時に反射光を受光することができ、信頼
性も高く、動力も不要な移動体誘導設備における位置検
出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1記載の発明は、自走可能な移動体
と、前記ルートの周囲所定位置に配置された複数の光反
射部材と、前記移動体に設けられて全周方向にわたって
投射光を照射する投光装置および光反射手段に反射され
た反射光を検知する受光装置とを具備し、投光装置を、
全周方向にわたって同時に平行光線を投射するリングビ
ームを形成可能に構成し、受光装置に、反射光を検出す
る受光部と、受光部の信号に基づいて反射光の入射角を
検出可能な入射角検出部とを設けたものである。
に本発明の請求項1記載の発明は、自走可能な移動体
と、前記ルートの周囲所定位置に配置された複数の光反
射部材と、前記移動体に設けられて全周方向にわたって
投射光を照射する投光装置および光反射手段に反射され
た反射光を検知する受光装置とを具備し、投光装置を、
全周方向にわたって同時に平行光線を投射するリングビ
ームを形成可能に構成し、受光装置に、反射光を検出す
る受光部と、受光部の信号に基づいて反射光の入射角を
検出可能な入射角検出部とを設けたものである。
【0007】上記構成によれば、投光装置によりリング
ビームを照射して複数の光反射部材の反射光を同時に受
光装置の検出部で検出し、入射角検出部により反射レー
ザ光の入射角を検知するので、投光時の移動体の位置を
高精度で検出することができる。また、投光装置および
受光装置とも、機械式回転機構が不要となり、故障を生
じることがなく、装置の信頼性を高めることができる。
さらに従来のように回転に要する動力も必要とせず、装
置が簡単となり製造コストの低減に寄与できる。
ビームを照射して複数の光反射部材の反射光を同時に受
光装置の検出部で検出し、入射角検出部により反射レー
ザ光の入射角を検知するので、投光時の移動体の位置を
高精度で検出することができる。また、投光装置および
受光装置とも、機械式回転機構が不要となり、故障を生
じることがなく、装置の信頼性を高めることができる。
さらに従来のように回転に要する動力も必要とせず、装
置が簡単となり製造コストの低減に寄与できる。
【0008】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係る移動体誘導
設備における位置検出装置の第1の実施の形態を図1〜
図3に基づいて説明する。
設備における位置検出装置の第1の実施の形態を図1〜
図3に基づいて説明する。
【0009】移動体誘導設備は、図3に示すように、荷
搬出エリアでたとえば自動フォークリフト(移動体)1
を所定のルートRに沿って走行させ、荷の搬送を行うも
ので、荷搬出エリアには、少なくとも3個所に光反射部
材である第1〜第3コーナーキューブ(コーナーリフリ
クタ)2A〜2Cが設置されており、フォークリフト1
には、図1に示すように、全周にわたって投射光である
投光レーザー光を照射する投光装置3と、第1〜第3コ
ーナーキューブ2A〜2Cに反射された反射光である反
射レーザー光を検出する受光装置4とが設けられてい
る。この受光装置4には、各反射レーザー光を受ける受
光部4aと、この反射レーザー光の入射角を検出する入
射角検出部4bが設けられており、この入射角検出部4
bにより得られた入射角データから三角測量の原理でフ
ォークリフト1の位置を演算するとともに、予め入力さ
れたルートRのデータやフォークリフト1の走行方向お
よび走行速度のデータなどに基づいてフォークリフト1
を走行制御するコンピュータからなる演算処理装置5が
設けられている。
搬出エリアでたとえば自動フォークリフト(移動体)1
を所定のルートRに沿って走行させ、荷の搬送を行うも
ので、荷搬出エリアには、少なくとも3個所に光反射部
材である第1〜第3コーナーキューブ(コーナーリフリ
クタ)2A〜2Cが設置されており、フォークリフト1
には、図1に示すように、全周にわたって投射光である
投光レーザー光を照射する投光装置3と、第1〜第3コ
ーナーキューブ2A〜2Cに反射された反射光である反
射レーザー光を検出する受光装置4とが設けられてい
る。この受光装置4には、各反射レーザー光を受ける受
光部4aと、この反射レーザー光の入射角を検出する入
射角検出部4bが設けられており、この入射角検出部4
bにより得られた入射角データから三角測量の原理でフ
ォークリフト1の位置を演算するとともに、予め入力さ
れたルートRのデータやフォークリフト1の走行方向お
よび走行速度のデータなどに基づいてフォークリフト1
を走行制御するコンピュータからなる演算処理装置5が
設けられている。
【0010】たとえば投光装置3は、レーザー光を垂直
上方に照射する半導体レーザ11およびその駆動回路1
2と、半導体レーザ11から照射されたレーザー光をコ
リメータレンズ13および導波管14を介して垂直軸心
VL方向から入射され、反射レーザ光を水平面上で全周
にわたるリングビームとして投射する下向き円錐形反射
面15aを有する反射投光部材15とで構成される。し
たがって、時間がずれることなく3つの反射レーザー光
が同時に受光装置4に入射されるので、フォークリフト
1を高精度で検出することができる。
上方に照射する半導体レーザ11およびその駆動回路1
2と、半導体レーザ11から照射されたレーザー光をコ
リメータレンズ13および導波管14を介して垂直軸心
VL方向から入射され、反射レーザ光を水平面上で全周
にわたるリングビームとして投射する下向き円錐形反射
面15aを有する反射投光部材15とで構成される。し
たがって、時間がずれることなく3つの反射レーザー光
が同時に受光装置4に入射されるので、フォークリフト
1を高精度で検出することができる。
【0011】受光装置4の受光部4aは、反射投光部材
15と同一垂直軸心VLを有して水平方向に入射された
反射レーザー光を垂直上方に反射させる上向き円錐形反
射面21aを有する反射受光部材21と、反射受光部材
21から入射される反射レーザー光をレンズ22および
投光する光のみを通過させる可視光遮断フィルタ23を
介して撮像する撮像装置であるCCDカメラ24とで構
成される。また、入射角検出部4bは、図2に示すよう
に、CCDカメラ24により得られた平面画像Fの反射
レーザー光Pa〜Pcのスポットから入射角θa〜θc
を検出する画像検出装置25により構成されている。
15と同一垂直軸心VLを有して水平方向に入射された
反射レーザー光を垂直上方に反射させる上向き円錐形反
射面21aを有する反射受光部材21と、反射受光部材
21から入射される反射レーザー光をレンズ22および
投光する光のみを通過させる可視光遮断フィルタ23を
介して撮像する撮像装置であるCCDカメラ24とで構
成される。また、入射角検出部4bは、図2に示すよう
に、CCDカメラ24により得られた平面画像Fの反射
レーザー光Pa〜Pcのスポットから入射角θa〜θc
を検出する画像検出装置25により構成されている。
【0012】上記構成において、駆動回路12により半
導体レーザ11から垂直上方に照射されたレーザー光
は、コリメータレンズ13および導波管14を介して反
射投光部材15の円錐形反射面15aに入射され、この
円錐形反射面15aで反射された放射レーザ光がリング
ビームとして全周方向にわたって同時に放射される。
導体レーザ11から垂直上方に照射されたレーザー光
は、コリメータレンズ13および導波管14を介して反
射投光部材15の円錐形反射面15aに入射され、この
円錐形反射面15aで反射された放射レーザ光がリング
ビームとして全周方向にわたって同時に放射される。
【0013】このリングビームは3つの第1〜第3コー
ナーキューブ2A〜2Cに当たり、正確に入射した方向
に送り返されて、受光装置4に入射される。するとこれ
ら反射レーザー光は、反射受光部材21の円錐形反射面
21aに反射され、レンズ22および可視光遮断フィル
タ23を介してCCDカメラ24に撮像され、この画像
から画像検出装置25により反射レーザー光Pa〜Pc
の入射角θa〜θcが検出される。そして、画像検出装
置25により得られた入射角データは演算処理装置5に
入力され、演算処理装置5によりフォークリフト1の位
置を演算されるとともに、予め入力されたルートRのデ
ータやフォークリフト1の走行方向検出信号および走行
速度の検出信号などに基づいてフォークリフト1が走行
制御される。
ナーキューブ2A〜2Cに当たり、正確に入射した方向
に送り返されて、受光装置4に入射される。するとこれ
ら反射レーザー光は、反射受光部材21の円錐形反射面
21aに反射され、レンズ22および可視光遮断フィル
タ23を介してCCDカメラ24に撮像され、この画像
から画像検出装置25により反射レーザー光Pa〜Pc
の入射角θa〜θcが検出される。そして、画像検出装
置25により得られた入射角データは演算処理装置5に
入力され、演算処理装置5によりフォークリフト1の位
置を演算されるとともに、予め入力されたルートRのデ
ータやフォークリフト1の走行方向検出信号および走行
速度の検出信号などに基づいてフォークリフト1が走行
制御される。
【0014】上記実施の形態によれば、投光装置3によ
りリングビームを照射して同時に複数の第1〜第3コー
ナーキューブ2A〜2Cから反射した反射レーザー光を
受光装置4で同時に検出し、画像検出装置25により反
射レーザ光の入射角を検知できるので、フォークリフト
1の位置を高精度で検出することができる。
りリングビームを照射して同時に複数の第1〜第3コー
ナーキューブ2A〜2Cから反射した反射レーザー光を
受光装置4で同時に検出し、画像検出装置25により反
射レーザ光の入射角を検知できるので、フォークリフト
1の位置を高精度で検出することができる。
【0015】また、投光装置3および受光装置4とも、
機械式回転機構を有しないことから故障を生じることが
なく、装置の信頼性が高い。さらに従来のように回転に
要する動力を必要とせず、装置が簡単となり製造コスト
の低減に寄与できる。
機械式回転機構を有しないことから故障を生じることが
なく、装置の信頼性が高い。さらに従来のように回転に
要する動力を必要とせず、装置が簡単となり製造コスト
の低減に寄与できる。
【0016】なお、リングビームを形成する手段として
円錐形反射面15aを有する反射投光部材15を使用し
たが、光源からのレーザー光をラインビーム光を変換す
るライン形成用レンズを用いて、全周方向に同時にレー
ザービームを投射するように構成してもよい。
円錐形反射面15aを有する反射投光部材15を使用し
たが、光源からのレーザー光をラインビーム光を変換す
るライン形成用レンズを用いて、全周方向に同時にレー
ザービームを投射するように構成してもよい。
【0017】図4および図5は、受光装置を変更した第
2の実施の形態を示す。上記実施の形態と同一の部材に
は同一の符号を付して説明を省略する。この受光装置3
1の受光部31aは、垂直軸心VLを中心としてたとえ
ば90゜ごとに4分割された円弧状の集光レンズ32
と、第1〜第3コーナーキューブ2A〜2Cからの反射
レーザー光が各集光レンズ32ごとに所定の範囲内で焦
点位置に照射される4個のラインセンサである光照射位
置検出センサ33とで構成され、33aは光照射位置検
出センサ33の駆動回路である。また入射角検出部31
bは、各光照射位置検出センサ33の出力信号から第1
〜第3コーナーキューブ2A〜2Cからの反射レーザー
光の入射角を検出する信号処理回路34で構成される。
この光照射位置検出センサ33には、PSD(半導体位
置検出素子)やCCDラインセンサ(電荷結合素子)な
どが使用される。
2の実施の形態を示す。上記実施の形態と同一の部材に
は同一の符号を付して説明を省略する。この受光装置3
1の受光部31aは、垂直軸心VLを中心としてたとえ
ば90゜ごとに4分割された円弧状の集光レンズ32
と、第1〜第3コーナーキューブ2A〜2Cからの反射
レーザー光が各集光レンズ32ごとに所定の範囲内で焦
点位置に照射される4個のラインセンサである光照射位
置検出センサ33とで構成され、33aは光照射位置検
出センサ33の駆動回路である。また入射角検出部31
bは、各光照射位置検出センサ33の出力信号から第1
〜第3コーナーキューブ2A〜2Cからの反射レーザー
光の入射角を検出する信号処理回路34で構成される。
この光照射位置検出センサ33には、PSD(半導体位
置検出素子)やCCDラインセンサ(電荷結合素子)な
どが使用される。
【0018】この実施の形態によれば、上記第1の実施
の形態と同様の効果を奏するとともに、CCDカメラに
比べて受光装置31を小型化できる。図6は、受光装置
を変更した第3の実施の形態を示す。先の実施の形態と
同一の部材には同一の符号を付して説明を省略する。
の形態と同様の効果を奏するとともに、CCDカメラに
比べて受光装置31を小型化できる。図6は、受光装置
を変更した第3の実施の形態を示す。先の実施の形態と
同一の部材には同一の符号を付して説明を省略する。
【0019】この受光装置41の受光部41aは、垂直
軸心VLを中心とする円形部材42の外周部に多数のフ
ォトダイオードやフォトトランジスタなどの半導体受光
素子(光電変換手段)43を一定間隔毎に配列して構成
され、43aは半導体受光素子43の駆動回路である。
また入射角検出部41bは、これら半導体受光素子43
の出力信号から第1〜第3コーナーキューブ2A〜2C
からの反射レーザー光の入射角を検出する信号処理回路
44により構成される。この第3の実施の形態によれ
ば、先の実施の形態と同様な効果を奏することができ
る。
軸心VLを中心とする円形部材42の外周部に多数のフ
ォトダイオードやフォトトランジスタなどの半導体受光
素子(光電変換手段)43を一定間隔毎に配列して構成
され、43aは半導体受光素子43の駆動回路である。
また入射角検出部41bは、これら半導体受光素子43
の出力信号から第1〜第3コーナーキューブ2A〜2C
からの反射レーザー光の入射角を検出する信号処理回路
44により構成される。この第3の実施の形態によれ
ば、先の実施の形態と同様な効果を奏することができ
る。
【0020】図7および図8は、受光装置を変更した第
4の実施の形態を示す。先の実施の形態と同一の部材に
は同一の符号を付して説明を省略する。この受光装置5
1の受光部51aは、垂直軸心VLを中心とする円形部
材の外周部に多数の集光レンズ52が一定間隔毎に配列
され、各集光レンズ52の焦点位置に光ファイバー53
の受光部53aをそれぞれ配置し、ラインセンサ(CC
D.MOS)54の受光面上で受光部53aの配置角の
展開位置に、光ファイバー53の発光部53Bを配置し
て伝送された反射レーザー光を一次元データとして出力
するように構成される。54aはラインセンサ54の駆
動回路である。また入射角検出部51bは、ラインセン
サ54の出力信号により、入射角を検出する信号処理回
路55により構成される。
4の実施の形態を示す。先の実施の形態と同一の部材に
は同一の符号を付して説明を省略する。この受光装置5
1の受光部51aは、垂直軸心VLを中心とする円形部
材の外周部に多数の集光レンズ52が一定間隔毎に配列
され、各集光レンズ52の焦点位置に光ファイバー53
の受光部53aをそれぞれ配置し、ラインセンサ(CC
D.MOS)54の受光面上で受光部53aの配置角の
展開位置に、光ファイバー53の発光部53Bを配置し
て伝送された反射レーザー光を一次元データとして出力
するように構成される。54aはラインセンサ54の駆
動回路である。また入射角検出部51bは、ラインセン
サ54の出力信号により、入射角を検出する信号処理回
路55により構成される。
【0021】上記実施の形態によれば、先の実施の形態
と同様な効果を奏することができるとともに、集光レン
ズ52とラインセンサ54とを離れた位置に設置するこ
とができ、受光それぞれ51を小型化することができ
る。
と同様な効果を奏することができるとともに、集光レン
ズ52とラインセンサ54とを離れた位置に設置するこ
とができ、受光それぞれ51を小型化することができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明の請求項1記
載の発明によれば、装置の検出部で検出し、入射角検出
部により反射レーザ光の入射角を検知するので、移動体
の位置を高精度で検出することができる。また、投光装
置および受光装置とも、機械式回転機構が不要となり、
故障を生じることがなく、装置の信頼性を高めることが
できる。さらに従来のように回転に要する動力も必要と
せず、装置が簡単となり製造コストの低減に寄与でき
る。
載の発明によれば、装置の検出部で検出し、入射角検出
部により反射レーザ光の入射角を検知するので、移動体
の位置を高精度で検出することができる。また、投光装
置および受光装置とも、機械式回転機構が不要となり、
故障を生じることがなく、装置の信頼性を高めることが
できる。さらに従来のように回転に要する動力も必要と
せず、装置が簡単となり製造コストの低減に寄与でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動体誘導設備の位置検出装置の
第1の実施の形態を示す構成図である。
第1の実施の形態を示す構成図である。
【図2】同位置検出装置の受光装置の画像を示す説明図
である。
である。
【図3】同移動体誘導設備の概略平面図である。
【図4】本発明に係る移動体誘導設備の位置検出装置の
第2の実施の形態を示す構成図である。
第2の実施の形態を示す構成図である。
【図5】同位置検出装置の受光装置を示す概略平面図で
ある。
ある。
【図6】本発明に係る移動体誘導設備の位置検出装置の
第3の実施の形態を示す構成図である。
第3の実施の形態を示す構成図である。
【図7】本発明に係る移動体誘導設備の位置検出装置の
第4の実施の形態を示す構成図である。
第4の実施の形態を示す構成図である。
【図8】同位置検出装置の受光装置を示す一部拡大平面
断面図である。
断面図である。
1 フォークリフト(移動体) 2A〜2C 第1〜第3コーナーキューブ(反射部材) 3 投光装置 4 受光装置 4a 受光部 4b 入射角検出部 5 演算処理装置 11 半導体レーザ 15 反射投光部材 21 反射受光部材 24 CCDカメラ 25 画像検出装置 31,41,51 受光装置 31a,41a,51a 受光部 31b,41b,51b 入射角検出部 32 集光レンズ 33 光照射位置検出センサ 34 信号処理回路 43 半導体受光素子 44 信号処理回路 52 集光レンズ 53 光ファイバー 53a 入光部 53b 出光部 54 ラインセンサ 55 信号処理回路
フロントページの続き (72)発明者 井漕 好博 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 平岡 和志 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 自走可能な移動体と、前記ルートの周囲
所定位置に配置された複数の光反射部材と、前記移動体
に設けられて全周方向にわたって投射光を照射する投光
装置および光反射手段に反射された反射光を検知する受
光装置とを具備し、 投光装置を、全周方向にわたって同時に平行光線を投射
するリングビームを形成可能に構成し、 受光装置に、反射光を検出する受光部と、受光部の信号
に基づいて反射光の入射角を検出可能な入射角検出部と
を設けたことを特徴とする移動体誘導設備における位置
検出装置。 - 【請求項2】 受光装置の受光部に、反射投光部材と同
一の垂直軸心を有する円錐形の反射受光部材と、この反
射受光部材の反射光を撮像する撮像装置とを設け、 入射角検出部に、前記撮像装置により得られた画像デー
タから反射光の入射角を検出する画像検出装置を設けた
ことを特徴とする請求項1記載の移動体誘導設備におけ
る位置検出装置。 - 【請求項3】 受光装置の受光部に、反射投光部材と同
一の垂直軸心を有する円周上に配置されて周方向に複数
に分割された集光レンズと、各集光レンズ毎に接線方向
に配置されたラインセンサを設け、 入射角検出部に、これらラインセンサの出力信号により
反射光の入射角を検出する信号処理回路を設けたことを
特徴とする請求項1記載の移動体誘導設備における位置
検出装置。 - 【請求項4】 受光装置の受光部に、反射投光部材と同
一の垂直軸心を有する円周上に沿って周方向に配置され
た多数の光電変換手段を設け、 入射角検出部に、前記光電変換手段の出力信号により反
射光の入射角を検出する信号処理回路を設けたことを特
徴とする請求項1記載の移動体誘導設備における位置検
出装置。 - 【請求項5】 受光装置の受光部に、反射投光部材と同
一の垂直軸心を有する円周上一定間隔毎に配置された集
光レンズと、各集光レンズ毎に受光部が配置された多数
の光ケーブルと、前記光ケーブルの投光部が受光部の位
置に対応して長さ方向に沿って配置されラインセンサと
を設け、 入射角検出部に、前記ラインセンサの出力信号により反
射光の入射角を検出する信号処理回路を設けたことを特
徴とする請求項1記載の移動体誘導設備における位置検
出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9358677A JPH11190630A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 移動体誘導設備における位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9358677A JPH11190630A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 移動体誘導設備における位置検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11190630A true JPH11190630A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=18460556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9358677A Pending JPH11190630A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 移動体誘導設備における位置検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11190630A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011194488A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Denso Wave Inc | ロボットシステム |
WO2013183955A1 (en) * | 2012-06-07 | 2013-12-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Obstacle sensing module and cleaning robot including the same |
US20140055252A1 (en) * | 2012-08-24 | 2014-02-27 | Ford Motor Company | Vehicle with safety projector |
CN103941735A (zh) * | 2014-05-05 | 2014-07-23 | 苏州爱普电器有限公司 | 地面清洁机器人及用于控制其避开障碍物的方法 |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP9358677A patent/JPH11190630A/ja active Pending
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