JPH11190003A - アスファルト合材の搬送装置 - Google Patents

アスファルト合材の搬送装置

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JPH11190003A
JPH11190003A JP36063597A JP36063597A JPH11190003A JP H11190003 A JPH11190003 A JP H11190003A JP 36063597 A JP36063597 A JP 36063597A JP 36063597 A JP36063597 A JP 36063597A JP H11190003 A JPH11190003 A JP H11190003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bucket
heater
power supply
asphalt mixture
current collector
Prior art date
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Pending
Application number
JP36063597A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinsaku Tejima
晋作 手島
Yasuhiko Fujita
康彦 藤田
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Nikko Co Ltd
Nikko KK
Original Assignee
Nikko Co Ltd
Nikko KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送用バケットの加熱を簡易な構成で行い、
かつメンテナンスも容易とする。 【解決手段】 バケット9の周壁にヒータ23を周設
し、そのヒータ23に加熱用電力を受け入れる集電体2
4を配設する。また、バケット待機位置に加熱用電力を
供給する給電体27を配設する。そしてバケット9が待
機位置に停止している時にバケット9の集電体24に電
力供給用の給電体27を接触させてヒータ23に加熱用
電力を印加し、バケット9を適温に加熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、舗装用材料として
用いられるアスファルト合材をアスファルト合材サイロ
へと搬送する搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アスファルト合材を搬送用バケッ
トによってアスファルト合材サイロへと搬送する搬送装
置において、搬送するアスファルト合材が搬送用バケッ
トに付着するのを防止するために、例えば、実開平5−
89509号公報に記載されているように、バケットの
周壁にヒータを配設し、メッセンジャーワイヤやパンタ
グラフによって給電してバケットを加熱する考えがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メッセ
ンジャーワイヤによる給電方式はバケットの移動距離が
長いと難しいし、またパンタグラフによる給電方式は工
事も手間がかかり、またパンタグラフ等の摩耗によるメ
ンテナンスも大変である。
【0004】本発明は上記の点に鑑み、搬送用バケット
の加熱を簡易な構成で行い、かつメンテナンスも容易と
したアスファルト合材の搬送装置を提供することを課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を達
成するために、請求項1記載のアスファルト合材の搬送
装置にあっては、バケットの周壁にバケットを加熱保温
するヒータを周設すると共に、該ヒータに加熱用電力を
受け入れる集電体を配設する一方、バケット待機位置に
電源に連結して前記ヒータに加熱用電力を供給する給電
体を配設し、バケットの待機中に集電体と給電体とを接
触させてヒータに加熱用電力を供給する構成としたこと
を特徴としている。
【0006】また、本発明に係る請求項2記載のアスフ
ァルト合材の搬送装置にあっては、前記給電体を待機位
置にあるバケットの集電体に対し進退自在としたことを
特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係る請求項1記載のアス
ファルト合材の搬送装置にあっては、搬送用バケットの
待機中に、バケットのヒータに加熱用電力を取り込む集
電体と待機位置に配設した給電体とを接触させ、電源に
接続している給電体から集電体を介してバケットのヒー
タに電力を供給し、バケットを適温に加熱する。そし
て、バケットにアスファルト合材が投入されると、給電
体から集電体への電力の供給を停止した後に、バケット
を発進させて所定位置まで搬送する。このように、バケ
ットが待機位置に停止している間に、バケットのヒータ
に給電して加熱し、バケット移動中はその保有熱で搬送
物を保温する。
【0008】また、本発明に係る請求項2記載のアスフ
ァルト合材の搬送装置にあっては、給電体を待機位置に
あるバケットの集電体に対し進退自在とし、バケットの
発着時には給電体を後退させておき、給電体とバケット
の集電体とが接触することがないようにして接触部の摩
耗を少なくする。また、バケットを加熱しないで運転す
ることもあり、そのような時にも給電体を後退させて給
電体と集電体が接触しないようにしておき、これによっ
て給電体と集電体の摩耗度もかなり低減できて寿命を長
くでき、メンテナンスも容易となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係るアスファルト合材の搬送
装置の実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】図中の1は架台2上に載置したアスファル
ト合材サイロ本体であって、アスファルトプラント(図
示せず)により製造される160℃前後のアスファルト
合材を一時貯蔵するもので、加熱保温構造とし、上部に
材料投入口3を、下部に材料排出口4を有している。
【0011】5はアスファルト合材の搬送装置であっ
て、地上面からサイロ本体1上部に渡ってフレーム6を
架設し、該フレーム6には略コ字形状の内面を摺動面と
した一対の案内レール7を対向させてフレーム6の長手
方向に沿って配設している。
【0012】案内レール7にはその摺動面に摺接するロ
ーラ8を回転自在に軸支したアスファルト合材搬送用バ
ケット9を移動自在に配設してある。該バケット9には
索条10の一端部が締結される一方、その他端部を滑車
11を介してウインチ12に巻き付け、ウインチ12の
正逆回転により索条10の巻き上げ、繰り出しによって
バケット9を案内レール7に沿って昇降させるようにし
ている。
【0013】前記バケット9は、図2に示すように、上
部に材料の受入口13を、下部に排出口14を有してお
り、また下部の排出口14には排出ゲート15を配設し
ている。排出ゲート15はバケット9の側壁に固着した
枢支ピン16により回動自在に枢着されると共に、移動
時に排出ゲート15が後方へ回動してゲートが開放する
のを阻止するためのストッパー17をバケット9の側壁
に固着している。
【0014】フレーム6の上部にはバケット9の排出ゲ
ート15を開閉動作させるシリンダ18を配設してお
り、該シリンダ18のピストンロッド19の先端部には
排出ゲート15の側面に取り付けたゲートローラ20を
押圧する押圧板21を取り付けている。また、フレーム
6の上部には、バケット9の排出口14がサイロ本体1
の材料投入口3に臨む位置に到達したことを検出するバ
ケット検出センサー22を取り付けており、該バケット
検出センサー22としては、例えば、近接スイッチやリ
ミットスイッチ或は光電スイッチなどを採用する。
【0015】更に、バケット9は、図2に示すように、
周壁にバケット9内のアスファルト合材を加熱保温する
ためのヒータ23を張り付けて加熱保温構造とし、その
ヒータ23の端部をそれぞれ連結すると共に、その最終
端を加熱用電力を受け入れる集電体24に接続してい
る。集電体24は銅等の電導体より成る一対の板状のも
ので、バケット9の側面にほぼ水平に取り付けている。
【0016】一方、フレーム6の基部にはシリンダ25
を配設し、該シリンダ25のピストンロッド26の先端
に電源に接続して加熱用電力を供給する給電体27を進
退自在に取り付けており、該給電体27は前記集電体2
4と同様に銅等の電導体から成る一対の接触片を形成
し、バケット9がフレーム6の基部に停止すると給電体
27を前進させて給電体27の上面を集電体24の下面
に接触させるようにしている。
【0017】また、図3及び図4に示すように、給電体
27をバネ体により前後又は上下に進退自在としてフレ
ーム6基部に取り付け、バケット9がフレーム6の基部
の待機位置に戻ってきた時にバケット9に取り付けた集
電体24が前記給電体27に接触するようにしても良
い。このとき、給電体27を固定し、集電体24を前後
又は上下に進退自在としても良い。
【0018】次に、アスファルト合材の搬送装置の各装
置の動作状況について説明する。先ず、アスファルト合
材を搬送する時には、ウインチ12を繰り出してアスフ
ァルト合材搬送用バケット9をフレーム6の基部に待機
させる。このとき、フレーム6基部に配設したシリンダ
25のピストンロッド26を伸長させ、その先端の給電
体27を待機中のバケット9の集電体24に当接させ
る。給電体27が集電体24に完全に接触すると、給電
体27側に備えた電力供給用スイッチをONとして給電
体27側から集電体24を介してバケット9のヒータ2
3に加熱用の電力を印加し、バケット9を適温に加熱す
る。
【0019】そして、バケット9へのアスファルト合材
の投入が完了すると、給電体27の電力供給用スイッチ
をOFFにしてヒータ23への電力の供給を停止し、続
いてシリンダ25のピストンロッド26を縮小して給電
体27をバケット9の集電体24から後退させて給電体
27と集電体24の接触を解除する。
【0020】次に、ウインチ12を巻き上げてバケット
9をフレーム6の案内レール7に沿って上昇させる。そ
してフレーム6の上部に配設したバケット検出センサー
22によりバケット9を検出すると、ウインチ12の駆
動を停止し、バケット9の排出口14がサイロ本体1上
部の材料投入口3に臨む位置で停止させる。次いで、フ
レーム6の上部に配設したシリンダ18を作動させてピ
ストンロッド19を伸長し、その先端の押圧板21でバ
ケット9の排出ゲート15のゲートローラ20を押圧し
て排出ゲート15を開放し、バケット9内のアスファル
ト合材をサイロ本体1内に投入する。
【0021】アスファルト合材の投入が完了すると、再
びシリンダ18のピストンロッド19を縮小して開閉ゲ
ート15を閉塞すると共に、ウインチ12を作動してバ
ケット9を案内レール7に沿って降下させ、バケット9
をフレーム6基部に待機させる。この待機中に前記した
ようにバット9を再度加熱しながら次の搬送に備える。
【0022】このように、バケット9の待機中にヒータ
23に給電してバケット9を加熱し、バケット移動中は
その保有熱によって搬送物を保温するものであり、バケ
ット9の移動中の温度低下も少ないと考えられるので待
機中の給電で十分な熱量を供給できる。したがって、従
来のように給電用の電線をバケット移動範囲に渡って配
線することもなく、またパンタグラフ給電のように摺動
部の摩耗も少なく、簡易な給電構成で、かつメンテナン
スも容易である。
【0023】また、給電体27を待機中のバケット9の
集電体24に対し進退自在とし、バケット9の発着時に
給電体27を後退させておけば、給電体27とバケット
の集電体24とが接触することがなくて接触部の摩耗も
少なくでき、またバケット9を加熱しないで運転する時
にも給電体27を後退させておけば接触部の摩耗をなく
すことができる。
【0024】なお、本実施例ではアスファルト合材サイ
ロの搬送装置について説明したが、何らこれに限定する
ものでなく、水平トロリなどのバケットにて搬送するア
スファルト合材の搬送装置全てに適用できるものであ
る。また、集電体24及び給電体27を板状のものにつ
いて説明したが、他に、テーパを有する筒状体と棒状体
とを組み合わせても良く、本発明の要旨を逸脱しない範
囲において、その形状は種々選択できることは勿論であ
る。
【0025】
【発明の効果】以上、説明したように本発明に係る請求
項1記載のアスファルト合材の搬送装置によれば、バケ
ットの周壁にバケットを加熱保温するヒータを周設する
と共に、該ヒータに加熱用電力を受け入れる集電体を配
設する一方、バケット待機位置に電源に連結して前記ヒ
ータに加熱用電力を供給する給電体を配設し、バケット
の待機中に集電体と給電体とを接触させてヒータに加熱
用電力を供給するようにしたので、給電用の電線をバケ
ット移動範囲に渡って配線することもなく、またパンタ
グラフ給電方式のように摺動部の摩耗も少なく、簡易な
給電構成で、かつメンテナンスも容易である。
【0026】また、本発明に係る請求項2記載のアスフ
ァルト合材の搬送装置によれば、給電体を待機位置にあ
るバケットの集電体に対し進退自在とし、給電の必要時
のみ給電体と集電体とを接触させるので、接触部の摩耗
度もかなり低減できて寿命を長くでき、メンテナンスも
容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアスファルト合材の搬送装置の一
実施例を示す正面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】本発明に係るアスファルト合材の搬送装置の別
の実施例の図2に相当する要部拡大図である。
【図4】本発明に係るアスファルト合材の搬送装置の別
の実施例の図2に相当する要部拡大図である。
【符号の説明】
1…アスファルト合材サイロ本体 3…材料投入口 5…垂直搬送装置 6…フレーム 7…案内レール 9…アスファルト
合材搬送用バケット 14…排出口 15…排出ゲート 16…枢支ピン 17…ストッパー 18…シリンダ 19…ピストンロ
ッド 20…ゲートローラ 21…押圧板 22…バケット検出センサー 23…ヒータ 24…集電体 25…シリンダ 26…ピストンロッド 27…給電体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アスファルト合材を搬送用バケットによっ
    てアスファルト合材サイロへと搬送するアスファルト合
    材の搬送装置において、前記バケットの周壁にバケット
    を加熱保温するヒータを周設すると共に、該ヒータに加
    熱用電力を受け入れる集電体を配設する一方、バケット
    待機位置に電源に連結して前記ヒータに加熱用電力を供
    給する給電体を配設し、バケットの待機中に集電体と給
    電体とを接触させてヒータに加熱用電力を供給する構成
    としたことを特徴とするアスファルト合材の搬送装置。
  2. 【請求項2】前記給電体を待機位置にあるバケットの集
    電体に対し進退自在としたことを特徴とする請求項1記
    載のアスファルト合材の搬送装置。
JP36063597A 1997-12-26 1997-12-26 アスファルト合材の搬送装置 Pending JPH11190003A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100705382B1 (ko) 2006-03-28 2007-04-10 대명산업(주) 폐열을 이용한 폐아스콘 재생시스템

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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