JPS63123517A - 通電加熱装置 - Google Patents

通電加熱装置

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JPS63123517A
JPS63123517A JP26861586A JP26861586A JPS63123517A JP S63123517 A JPS63123517 A JP S63123517A JP 26861586 A JP26861586 A JP 26861586A JP 26861586 A JP26861586 A JP 26861586A JP S63123517 A JPS63123517 A JP S63123517A
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electrode
heated
cylinder
fixed
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Asamichi Hirokawa
廣川 朝道
Masakatsu Yokoyama
横山 正勝
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Daido Steel Co Ltd
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Daido Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は通電加熱装置に関し、特に電極部及び当該電極
部を圧接する被加熱部材の端部を冷却する冷却手段を備
えた通電加熱装置に関する。
(従来の技術) 加工用の鋼材を加熱する場合、当該鋼材に直接電流を通
電して加熱する通電加熱方法がある。この通電加熱方法
は鋼材の両端に夫々電極部を圧接し、これらの両電極部
を介して当該鋼材に通電し、そのジュール熱により当該
鋼材を直接加熱するものである。この通電加熱は急速加
熱であり、高温域時間も短く、スケール発生及び表面品
質にも有利である。また、通電加熱は鋼材を抵抗体とし
て直接加熱するために効率が高くコスト的にも有利であ
ると共に、温度制御はオン−オフ制御nであるために応
答性にも優れている。更に、通電加熱は鋼材の全長を同
時に加熱することが出来るために保熱ゾーンを不要とさ
れ、設備、スペース的にも有利であり、他の誘導加熱方
法、燃焼加熱方法等に代わって広く使用されつつある。
(発明が解決しようとする問題点) しかるに、前記通電加熱においては普通、鋼材の両端に
夫々電極部を圧接するためにこれらの電極部及び前記鋼
材の当該電極部が圧接される両端部分が接触抵抗により
オーバヒートとなり易く、この結果、鋼材の温度が局部
的に異なり加熱が不均一となるという問題がある。
本発明は上述の問題点を解決するためになされたもので
、電極部及び当該電橋部を圧接される被加熱部材の端部
を冷却してオーバヒートを防止し当該被加熱部材を均一
に加熱するようにした通電加熱装置を提供することを目
的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明によれば、被加熱部材
の両端に夫々電極部を圧接し当該被加熱部材に通電して
加熱する通電加熱装置において、前記各電極部の近傍位
置にこれらの各電極部及びこれらの各電極部を圧接する
前記被加熱部材の各端部に夫々噴口を臨ませてノズルを
配設し、通電加熱時に前記各電極部材及び前記被加熱部
材の各端部に冷却媒体を噴射して冷却する構成としたも
のである。
(作用) 被加熱部材の通電加熱時に各ノズルの噴口から各電極部
及び当該被加熱部材の当該各電極部を圧接される両端部
分に冷却媒体を噴射させてこれらを冷却する。
(実施例) 以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
第1図は本発明に係る通電加熱装置の概略構成を示し、
通電加熱装置1は、圧延すべき鋼材例えば、ステンレス
の丸棒300 (以下鋼材300という)を載置すると
共に挿入ライン機構に装入する材料装入装置2、前記鋼
材を通電加熱する加熱装置3、材料装入装置2から加熱
すべき鋼材を加熱装置3に搬入し、加熱終了後取り出し
て搬送装置5に搬出する装入抽出装置4、加熱装置3か
ら取り出された加熱された鋼材を圧延装置に搬送する搬
送装置l!5、加熱装置3に所要の電力を供給する電源
装置6及びこれらの各装置を所定のタイミングで制御す
る制御装置7等により構成されている。
材料装入装置2は鋼材300を載置する載置台20と、
装入機構21と、挿入ライン機構22等により構成され
、装入機構21は載置台20に載置された前記鋼材30
0を1本ずつ順次挿入ライン機構22に供給するための
ものであり周知である。
挿入ライン機構22は載置台20の一側に配設され加熱
装置3に供給する鋼材を一時待機させるもので、ローラ
コンベアで構成されており、一端には材料の位置決めを
するストッパ22aを固定され、各ローラ22bは図示
しないモータにより夫々各別に回転されてこれらの各ロ
ーラ22b上に!!置された前記鋼材を挿入ラインLN
aに沿ってストッパ22aの方向に移送させてその先端
面を当該ストッパ22aに係止させて位置決めを行う。
この挿入ライン機構22には後述する第11図に示すよ
うに鋼材の長さを検出する検出装置8が当該挿入ライン
機構22に沿って配設されている。
この検出装置8は挿入ライン機構22の他端から中央に
向かって所定の間隔で配設された複数例えば、6組の光
電検出器80〜85により構成され、光電検出器80の
発光素子80aと受光素子80bとは挿入ラインLNa
の両側に離隔対向して配置され、挿入ライン機構22の
各ローラ22b上に!!置された鋼材の後端の存無即ち
、当該鋼材の長さを検出する。他の各光電検出器81〜
85も当該光電検出器80と同様に構成されいる。これ
らの各検、出器80〜85は前記制御装置7に接続され
る。
加熱装置3は前記鋼材を通電加熱するためのもので、挿
入ライン機構22の一側に沿って配置されており、床面
に敷設された一対のレール30.30と、当該レール3
0.30の外側に平行に敷設された給電用のブスバー3
1と、レール30の一端側に配設固定され上部に加熱用
の電極部を配設された固定台車32と、レール30上に
固定台車32と対向して移動可能に載置され上部に加熱
用の電極部を配設された移動台車33等により構成され
る。
装入抽出装置4は複数例えば5台の装入抽出機40〜4
4及びホルダ機構45(第11図)により構成され、こ
れらの各装入抽出機40〜44は図示のように挿入ライ
ン機構22、加熱装置3の各レール30、ブスバー31
等と直交して所定の間隔で配置されている。
搬送装置5は加熱装置3に沿って挿入ライン機構22と
反対側に配置され、ローラコンベアで構成され、各ロー
ラ5aは図示しないモータにより駆動されてこれらの各
ローラ5a上に載置された鋼材を搬送ラインLNbの矢
印A方向に搬送する。
この搬送ラインLNbの矢印A方向の延長上には図示し
ない圧延装置が配設されている。
給電用ブスバー31は第2図及び第3図に示すように一
対の固定ブスバー31A、31Aと、−対の移動ブスバ
ー31B、31Bとにより構成され、これらの各固定ブ
スバー31A、31A、移動ブスバー31B、31Bは
夫々銅の平角の棒状体で形成され、各レール30.30
の外側面にその長手方向に沿って所定の間隔で配設され
た複数の支持ローラ34に電気的に絶縁されて支持され
ている。各固定ブスバー31A、31Aは固定され、各
一端31a、31a(第2図)はこれらのレール30.
30の略中央位置に位置し、各他端31a’ 、31a
’ は各レール30.30の各他端よりも電源装置6側
に突出している。
移動ブスバー31B、31Bは夫々固定ブスバー31A
31Aの外側に僅かなギャップで平行、且つ各ローラ3
4上にこれらの各固定ブスバー31A、31Aの長手方
向に沿って移動可能に配置され、各他端31b’、31
b’ は移動台車33の両側部に後述するように固定さ
れ且つ当該移動台車33に搭載された各電極部に接続さ
れ、当該移動台車33の移動に伴い摺動して移動台車3
3と電源袋W6との間の接続導体の長さを最小として導
体ロスを少な(している、また、これらの各移動ブスバ
ー31B、31Bの各他端31b、31bは移動台車3
3を2点鎖線で示す最大後退位置まで後退させた状態に
おいて各レール30.30の略中央位置に位置して前記
各固定ブスバー31A、31Aの各一端31a、31a
とクランプ機構35.35より当接可能とされる。
クランプ機構35.35は固定ブスバー31A、31A
の各一端31a、31aの外方位置に配設され、各移動
ブスバー31B、31Bをその外側から押圧して各固定
ブスバー31A、31Aの対向する各一端31a、31
aに圧接してこれらを電気的に接続するためのもので、
油圧シリンダ35aと、当該油圧シリンダ35aのロフ
ト35bの先端に装着れた押圧パッド35cとにより構
成されている。油圧シリンダ35aは伸長するとパッド
35Cを介して移動ブスバー31Bを固定ブスバー31
Aの一端31aに圧接させ、短縮すると押圧力を解除し
て両者を摺接状態とし移動ブスバー31Bの移動を可能
とする。これらの各クランプ機構35.35の各油圧シ
リンダ35a、35aを駆動する電磁弁(図示せず)は
制御装置7により制御される。
固定ブスバー31A、31Aの各他端31a’、31a
’は夫々接続部材31c、31cを介して電源装置6の
正極端子6a(第1図)に接続される。この電源装置6
の負極端子6b、6bは接続部材36.36を介して固
定台車32上に搭載された後述する電極部に接続される
固定台車32は第4図及び第5図に示すように構成され
、当該固定台車32の基台100は前述したようにレー
ル30の一側端に固定され、当該基台100上には前記
レール30と平行に一対のレール101,101を敷設
され、これらのレール101.101上には一対のガイ
ド102.102を介して摺動可能に架台103を載置
される。基台100と架台103との間にはエアシリン
ダ104が当該架台103の摺動方向に沿って配設され
、シリンダ部104aの底端部は基台100の上面後部
に固定され、ロッド104bの先端は連結部材を介して
架台103の底面前部に固定される。
架台103はこのエアシリンダ104の伸長により最大
ストロークL1だけ矢印Bで示す方向に前進可能とされ
る。このストロークL、は前記鋼材を加熱装置3に搬入
、搬出するときに固定台車32を後退させるためのもの
である。
架台103上には3個の支持部材105〜107が配設
され、支持部材105は架台103の後端に、支持部材
106.107は前端の両側に離隔対向して夫々配設さ
れている。支持部材105は中央に加熱装置3の軸芯位
置LNCに合致する位置に孔105aを穿設され、当該
支持部材105の後端面にはエアシリンダ110を配設
され、且つ当該エアシリンダ110のロッド105bは
孔105aを遊嵌して前方に突出されて先端に電極支持
部材115を装着されている。
架台】03の2個の支持部材106.107との中間位
置、支持部材106、LOTの上部には軸芯LNcを中
心とし当該軸芯LNcの半径方向に開口する孔103a
、106a、107aを穿設されている。そして、これ
らの答礼103a。
106a、107aは軸芯LNcを中心とする円周上に
周方向に等間隔に配置されている。該架台103の底面
には孔103aの位置に油圧シリンダ111を配設され
、そのロッド111aは孔103aを遊嵌して上方に突
出され、先端に電極支持部材116を装着されている。
支持部材106の孔106aの外側にも油圧シリンダ1
12を配設され、そのロッド112aは当該孔106a
を遊嵌して内側に突出し、その先端に電極支持部材11
7を装着されている。支持部材107にも支持部材10
6と同様に油圧シリンダ113を装着され、当該油圧シ
リンダ113のロッドの先端には電極支持部材118を
装着されている。
各電極支持部材115〜118は可撓性導体120〜1
23を介して支持部材105に電気的に接続且つ固定さ
れる。この支持部材105には接続端子125が電気的
に接続且つ固定され、当該接続端子125の両端は可撓
性導体126.126を介して前記第2図に示す接続部
材36.36に接続される。
電極支持部材115の軸芯LNcの位置には第5図に示
すように電極部材130を装着され、各電極支持部材1
16〜118の軸芯位置にも第4図に示すように電極部
材131〜133を装着されている。電極部材115は
エアシリンダ110の伸縮に応じて前後進可能とされ、
エアシリンダ110の伸長時には第5図に示すように矢
印B方向に前進され、短縮時には電極支持部材115を
支持部材105の端面に当接するまで後退される。
電極部材131〜133は油圧シリンダ111〜113
の伸縮に応じて前記軸芯LNcを中心とする円の半径方
向に移動可能とされる。各シリンダ111〜113は伸
長時には各電極部材131〜133の先端面を軸芯Lc
に集合させ、短縮時には各電極支持部材116〜118
が架台103、支持部材106.107に当接するまで
後退させる。これらの各油圧シリンダ110〜113は
制御装置7により制御される。
電極支持部材115に装着される電極部材130は第5
図及び第7図に示すように略円錐体をなし且つその先端
130aを略半球面状に形成されている。この電極部材
130の先端130aが第7図に示すように前記鋼材3
00の端面に当接される。また、電極支持部材116に
装着される電極部材131は第6図に示すように略円柱
体をなしその先端を両側から所定の角度をなして略模状
に切欠かれ傾斜面131a、131aをなし、更に、そ
の端面131bを直径方向に所定の長さdだけ残して切
欠かれて傾斜面131cをなして形成されている。先端
面131aはその幅を同図(C)に示すようにWとされ
、当該端面131aを第7図に示すように鋼材300の
一端300aの側面に線接触可能とされる。他の電極部
材132.133も電極部材131と同様に形成されて
いる。従って、3本の電極部材131〜133は調材3
00の外径に拘わらす各端面を当該鋼材の端部側面に長
手方向に沿い且つ周方向に等間隔で当接可能とされる。
これらの電極部材131〜133はその端面131b(
1本のみ図示)の長さをd加熱すべき鋼材により適宜の
長さ例えば、dl、d2 (d、>d、d、>d)のも
のに交換して使用可能とされる。このように電極部材1
31−133の鋼材への接触長さdを変えることにより
接触抵抗の分散化を図り、接触部分のオーバヒートを防
止することが可能となる。
電極支持部材117の上部には第4図に示すように冷却
用のノズル135が配設されており、その噴口(先端)
135aは電極部材132の斜め上方から軸芯LNcの
一端即ち、鋼材300の一端300a (第7図)に臨
んで配置され、他端135bはホース136を介して冷
却系に接続される。冷却媒体としては例えば、エアを使
用され、前記ホース136は1a磁弁を介してエア源(
共に図示せず)に接続される。この電磁弁は制御装置7
により制御される。鋼材300は通電加熱時に各電極部
材131〜133に圧接される端部300aが他の部分
に比して局部的に過度に加熱されるために当該端部30
0aにエアを吹きつけて冷却し鋼材300全体を略均−
の温度にするために設置されている。
かかるノズル135は図示のように1個でもよく、或い
は各電極支持部材に夫々設けてもよい。
尚、冷却媒体としては前記エアに限るものではなく、他
の例えば、水を使用して当該水をミスト状にして鋼材3
00の端部300aの過熱部に吹き付けて冷却するよう
にしてもよい。
移動台車33は第8図及び第9図に示すように構成され
、基台150は底部の前、後部に装着された2組のロー
ラ151.152を介してレール30.30上に移動可
能に配置され、且つ当該基台150に収納されたモータ
153により前後進可能とされる。基台150上にはレ
ール30に平行に一対のレール154.154を敷設さ
れている。これらのレール154.154上には底面の
前、後端部に夫々固設された二対のガイド155、i5
5を介して架台156が摺動可能に載置されている。
基台150と架台156との間且つ中央位置にはレール
154に沿ってエアシリンダ157が配設され、当該シ
リンダ157のシリンダ部の底端部は基台150の上面
後端に、ロンドの先端は架台156の底面前端に夫々固
定されている。架台156はシリンダ157の伸長時に
は第9図に実線で示すように前端位置まで、短縮時には
2点鎖線で示すように後端位置まで最大ストロークL2
の距離だけ移動可能とされる。このシリンダ156は通
電時には自由とされて移動台車33の動きを自由とし、
当該通電による鋼材の熱膨張による長さの変化分を吸収
する。架台156上には前記固定台車32と同様に支持
部材160〜162が配設され、これらの各支持部材1
60〜162には夫々エアシリンダ165、油圧シリン
ダ166.167を介して電極支持部材170〜172
を装着され、また架台156には支持部材161.16
2の中間位置に油圧シリンダ168を介して電極支持部
材173を配設されている。
各電極支持部材170〜173には電極部材175〜1
78が装着され、これらの各電極部材175〜17Bは
前記固定台車32の各電極部材130〜133(第4図
)と同様に形成されている。そして、固定台車32と移
動台車33の各電極部材130と175とは軸芯LNc
上に位置し、且つ対向している。電極支持部材171の
上部にはノズル21O(第8図)を配設され、その噴口
は前記第4図に示すノズル135と同様に電極部材17
5の斜め上方から軸芯LNcを臨んで配置され、後端は
ホース211及び電磁弁(図示せず)を介して前記エア
源に接続される。この電磁弁も制御装置7により制御さ
れる。
移動ブスバー31B、31Bの各他端31b゛、31b
’は第2.3図及び第8.9図に示すように接続部材1
80.180を介して基台150の両側部に絶縁固定さ
れ、これらの各接続部材180,180の各上端は可撓
性導体181.181及び接続部材182.183を介
して支持部材160に電気的に接続且つ固定される。そ
して、支持部材160には前記各電極支持部材170〜
173が可撓性導体を介して電気的に接続され且つ固定
される。
架台156の前端両側に配設された前記2個の支持部材
161.162には夫々軸芯LNcを挟んで、且つ当該
架台156の前方に突出して支持部材190.190(
第11図)が固設され、これらの各支持部材190.1
90には鋼材300の後端位置を検出する検出器86.
87が軸芯LNcの方向に沿って所定の間隔で配設され
ている。これらの検出器86.87は軸芯LNcの両側
に離隔対向して配置れる発光素子86a、87aと受光
素子86b、87bとにより構成され、当該軸芯LNc
位置に配置される鋼材300の後端部の存無を検出する
。これらの各検出器86.87は夫々制御装置7に接続
される。
基台150の両側且つ前端には第8図に示すように加熱
された鋼材300を装入抽出装置4と協働して加熱装置
3から搬送装置5に抽出するための抽出機構200が配
設されており、この抽出機構200は各下端を基台15
0の前端両側部に固設された支持部材201.201と
、これらの各支持部材201.201の各上端に水平に
架橋して配設されたガイド202と、当該ガイド202
の一端に水平に配設されたエアシリンダ205と、当該
エアシリンダ205のロッド205aの先端に固定され
、且つ前記ガイド202に水平方向に摺動可能に支持さ
れた支持部材206と、当該支持部材206に垂直に配
設されたエアシリンダ207と、当8亥エアシリンダ2
07のロッド207aの先端に配設されたクランプ機構
208等により構成される。
エアシリンダ205はロッド205aの先端に固設され
た支持部材206を、2黒錆vA206’で示す加熱装
置3の軸芯LNcの位置から実線で示す搬送ラインLN
bの位置までガイド202に沿って水平に摺動可能とす
る。クランプ機構208は支持部材206に摺動可能に
装着された支持部材206aに各中央部を回動可能に軸
支されて各下端を開閉可能とされる一対のアーム208
a、208aにより構成され、これらの各アーム208
a、208aの各上端は夫々エアシリンダ207のロッ
ド207aに連結され、当該シリンダ207の伸長時に
は搬送ラインLNb、軸芯LNc位置まで下動され且つ
閉じられ、短縮時には上動され且つ開かれる。これによ
り、加熱装置3により加熱された鋼材300の端部を挟
持し当該加熱装置3から抽出して搬送装置5上に載置す
ることを可能とされ、当該鋼材の端部の自重による垂れ
下がりを防止する。
移動台車32の架台156を駆動するエアシリンダ15
7、各電極部材170〜173を駆動するエアシリンダ
165、油圧シリンダ166〜168及び抽出機構20
0のエアシリンダ205.207は夫々電磁弁を介して
エア源に接続され、これらの各電磁弁は前記制御値W:
、7に接続される。
前記架台156を駆動するエアシリンダ157は第10
図に示すように各ボーH57b、 157cを夫々を磁
弁210.211及び212を介して前記エア源に接続
され、電磁弁212はt磁弁210又は211の何れか
一方を選択的に前記エア源に接続し、電磁弁210.2
11は各ボー) 157b。
157cを前記電磁弁212に接続又は大気に開口させ
る。これらの各電磁弁210〜212は前記制御装置7
に接続される。
装入抽出装置4(第1図)の装入抽出機40は第11図
及び第12図に示すように前端を前記各レール30.3
0の上方に且つ搬出ラインLNbの直ぐ下方位置に直交
して敷設された一対のレール220.220上に移動可
能に!!置された台車221と、これらのレール220
と台車221との間に且つ当該台車221の移動方向に
沿って配設され、ロッド222aの先端をレール220
の一端側に固定され、シリンダ部222bの底端部を台
車221の底部略中央に固定されたエアシリンダ222
と、台車221上に移動可能に載置された台車223と
、これらの台車221と223との間に且つ当該台車2
23の移動方向に沿って配置され、ロッド224aの先
端を台車223の底部略中央に固定され、シリンダ部2
24bの底端部を台車221の一端に固定されたエアシ
リンダ224と、台車223の先端と略中央位置に所定
の間隔で配設された2つのホルダ機構225.230と
により構成される。
エアシリンダ222.224は夫々伸長時には台車22
1.223を第12図に実線で示す位置まで矢印り方向
に前進させ、短縮時には夫々2点鎖線で示す位置まで矢
印E方向に後退させる。ホルダ機構225は台車223
に垂直に配設されたエアシリンダ226と、当該エアシ
リンダ226のロッドの先端に固定されたホルダ227
とにより構成され、エアシリンダ226の短縮時にはホ
ルダ227を第12図に実線で示すように挿入ラインL
Na及び加熱装置3の軸芯LNcよりも僅かに低い位置
に下げ、伸長時には2点鎖線で示すようにこれらの挿入
ラインLNa及び軸芯LNc位置よりも僅かに高い位置
に上げる。ホルダ機構230も225と同様に構成され
ている。
前記各台車221.223を駆動するエアシリンダ22
2.224及び前記各ホルダ機構225.230の各エ
アシリンダ226.231を駆動する電磁弁(図示せず
)は制御装置7 (第11図に2点鎖線で示す)により
制御される。他の装入抽出機41.42も装入抽出機4
0と同様に構成されている。
装入抽出装置4(第1図)の装入抽出[43は第11図
及び第13図に示すように前端を各レール30.30の
上方に且つ搬出ラインLNbの直ぐ下方位置直角に敷設
された基台240上に移動可能に載置された台車241
と、これらの基台240と台車241との間に且つ当該
台車241の移動方向に沿って配設され、ロフト242
aの先端を基台240の一端に固定され、シリンダ部2
42bの底端部を台車241の底部略中央に固定された
エアシリンダ242と、台車241の先端と略中央位置
に所定の間隔で配設された2つのホルダ機構245.2
50とにより構成される。
エアシリンダ242は伸長時には台車241を第13図
に2点1¥線で示す位置まで矢印り方向に前進させ、短
縮時には実線で示す位置まで矢印E方向に後退させる。
ホルダ機構245は台車241に垂直に配設されたエア
シリンダ246と、当該エアシリンダ246の占ツドの
先端に固定されたホルダ247とにより構成され、エア
シリンダ246の短縮時にはホルダ247を第13図に
実線で示すように加熱装置3の軸芯LNcよりも僅かに
低い位置に下げ、伸長時には2点鎖線で示すように当該
軸芯LNc位置よりも僅かに高い位置に上げる。ホルダ
機構250も245と同様に構成されている。
前記台車241を駆動するエアシリンダ242及び前記
各ホルダ機構245.250の各エアシリンダ246.
251を駆動する電磁弁(図示せず)は前記制御装置7
 (第11図に2点鎖線で示す)により制御される。他
の装入抽出機44も装入抽出機43と同様に構成されて
いる。
装入抽出装置4は更に第11図及び第14図に示すよう
にホルダ機構45を備え、このホルダ機構45は加熱装
置3のレール30,30の中央位置に当該レール30の
長手方向に沿って所定の間隔で複数例えば6個配設され
ている。ホルダ機構45はレール30.30の間に垂直
に配設されたエアシリンダ260と、当該エアシリンダ
260のロフトの先端に固設された台261と、当該台
261に加熱装置3の軸芯LNc方向に沿って回転可能
に軸支されたローラ262とにより構成されている。エ
アシリンダ260は伸長時には第14図に実線で示すよ
うにローラ262の上面を前記軸芯LNcと一致させ、
短縮時には第14図の左から2番目のホルダ機構45に
示すようにローラ262を軸芯LNcから高さHだけ下
げる。エアシリンダ260は前記制御装置7により駆動
制御される。他の各ホルダ機構45も同様に構成されて
いる。
更に、第11図に2点鎖線で示すように固定台車32の
近傍位置には温度センサ88が配設されている。この温
度センサ88はその検出部を図示のように加熱装置3の
軸芯LNcの一端に臨んで配設され加熱される鋼材30
0の先端300aの温度を検出して対応する温度信号を
出力して前記制御装置7に加える。この温度センサ88
は例えば、赤外線温度センサで構成されている。
電源装置6は加熱装置3の前記移動台車33の各電極部
材175〜178に所定の直流電流を供給するためのも
ので、高圧電源盤、変圧器、整流器、当該整流器を冷却
する冷却装置及び制御盤(いずれも図示せず)を備え、
三相交流を入力とし、これを整流して直流電流を出力す
るものである。因みに出力は約2000に一程度である
通電加熱装置の電源として直流電源を使用した場合、単
相交流を使用する場合に比して通電時の誘導障害が無く
、この結果、周辺装置に誘導障害の対策を不要とされる
と共に、入力電源として三相交流を使用するとかできる
ために力率のバランスがよく、力率を略100%とする
ことが可能となり電力を有効に使用することができる。
このため、電力料の低減及び前記周辺装置への誘導障害
対策の不要と相俟って通電加熱装置全体の設備費の低減
を図ることが可能となる。
制御装置7は後述するように通電加熱装置1全体即ち、
前記材料装入装置2、加熱箇?i!3、装入抽出装置4
、搬送装置5、電源装置6等を所定のタイミングで制御
し、載置台20から加熱すべき鋼材の加熱装置3への搬
入、通電加熱、加熱後当該加熱装置3から加熱を完了し
た前記鋼材の抽出、当該抽出した鋼材を搬送装置5へ搬
入及び当該搬送装置5に搬入された前記鋼材を圧延装置
に搬送する等の一連の作業を制御する。
以下に作用を説明する。
第1図に示す通電加熱装置1は最大長さが載置台20の
長さLaから最小長さLbまでの長さの鋼材を通電加熱
することを可能とされる。
第1図において先ず、オペレータが制御装置7のスター
トスイッチ(図示せず)を投入すると通電加熱装置1が
作動を開始し、材料装入装置2の装入機構21が載置台
20上にi3I置されている鋼材300を順次1本づつ
矢印F方向に平行に移動させて挿入ライン機構22の各
ロール22b上に!!装搬入する。挿入ライン機構22
は鋼材300を搬入されると各ローラ22bを回転させ
て当該鋼材300を図中右方に移送させて先端300a
の端面をストッパ22aに当接(第11図に2点鎖線で
示す)させて位置決めする。
検出装置8(第11図)の各検出器80〜85は挿入ラ
イン機構22上の鋼材300の後端300bの位置を検
出する。この場合、検出器80の発光素子80aから照
射された光は受光素子80bに受光され、この結果、当
該検出81は後#。30Qbを検出しない。これに対し
て、検出器81〜85の各発光素子から照射された光り
は後端300bにより遮断され、従って、これらの検出
器81〜85は後端300bを検出する。制御装置7は
これらの各検出器80〜85からの信号により当該鋼材
300の後端300bが検出器80と81との間にある
と判別する。このようにして制御装置7は鋼材300の
長さを判別する。
装入抽出装置4は鋼材300の長さにより装入抽出機4
0〜41の使用、不使用を決められる。
即ち、鋼材300の長さが検出器81の位置よりも長い
場合には全部の装入抽出機40〜44を使用し、後端3
00bが検出器82と83との間にあるときには装入抽
出機41〜44を使用し、後@300bが検出器84と
85との間にあるときは装入抽出機42〜44を使用し
、後端300bが検出器85により検出されないときに
は装入抽出機43と44のみを使用する。
鋼材300の後端300bが検出器80と81との間に
ある上記の場合、制御装W7は第11図及び第12図に
実線で示すように装入抽出機40のシリンダ222.2
24を伸長させて各台車221.223を矢印りで示す
方向に前進させる。一方、台車223の各ホルダ機構2
25.230の各シリンダ226.231は短縮されて
おり、各ホルダ227.232は夫々挿入ラインLNa
、加熱装置3の軸芯LNGの直ぐ下に位置している。他
の装入抽出R41〜44も同様に制御される。また、軸
芯LNcの真下に位置する各ホルダ機構45(第11図
、第14図)はシリンダを伸長されて各ローラ262を
当該軸芯LNcの位置に整列されている。
固定台車32(第5図)はシリンダ104を短縮され、
架台103をそのストロークL1だけ矢印B゛で示す方
向に移動されて鋼材300の先端300aの位置よりも
後退される。同時に各電極支持部材115〜118 (
第4図)の各シリンダ110〜113が短縮され、電極
部材130は後退され、電極部材131〜133は軸芯
LNCから半径方向外方に後退される。また、移動ブス
バー31B、31B(第1図、第2図)をクランプする
各クランプ機構35.35は夫々シリンダ35a、35
aを短縮されてこれらの各移動ブスバー31B、31B
の移動を可能とする。
移動台車33(第1図、第8図、第9図)はモータ15
3を駆動されて矢印C°で示す方向に第3図に実線で示
す位置まで後退される。このとき前記移動ブスバー31
B、31Bは固定ブスバー31A、31Aを摺動して移
動台車33と共に移動する。更に架台156はシリンダ
157の短縮によりそのストロークLzだけ後退されて
第3図及び第9図に2点鎖線で示す位置P1に停止され
る。シリンダ157を制御する各電磁弁212.211
 (第10図)はポート157C側に切り換えられ、当
該シリンダ157を短縮させる。同時に各電極支持部材
170〜173のシリンダ165〜168が短縮されて
電極部材175は後退され、電極部材176〜178は
軸芯LNcから半径方向外方に後退される。
抽出機構200(第8図)のシリンダ205は短縮され
て支持部材206を2点鎖線で示すように軸芯LNcの
真上の位置に移動させる。更にシリンダ207は短縮さ
れて前記軸芯LNcの真上(2点鎖線206°の位置)
においてクランプ機構208の各アーム208a、20
8aの先端を開く。
次いで、制御装置7は各装入抽出[40〜44(7) 
各;h /L/ダ機f1225.245 (装入抽出a
40.43のみ第12図、第13図に図示)のシリンダ
226.246を伸長させて各ホルダ227.247上
に前記挿入ライン機構22上の前記鋼材300を載置し
て挿入ラインLNaよりも僅かに高い位置に持ち上げる
。他の装入抽出機41.42.44についても同様であ
る。尚、装入抽出41141〜42及び44は装入抽出
機40及び43と同一作動をするために以下説明の便宜
上当該装入抽出装置4の作動は装入抽出W140.43
について説明する。
制御袋W7は第12図、第13図に示す各装入抽出機4
0.43のシリンダ224.242を短縮させて各台車
223.241を矢印Eで示す方向に後退させる。この
後退位置において、各ホルダ227.247は加熱装置
3の軸芯LNcの真上位置にあり、ホルダ232.25
2は搬出ラインLNbの真上位置にある。制御装置7は
当該位置において各シリンダ226.246を短縮させ
て各ホルダ227.247上の前記鋼材300を各ホル
ダ機構45の各ローラ262 (第14図)上に載置す
る。このようにして、装入抽出装置4は挿入ライン機構
22から加熱装置3の軸芯LNcの位置に鋼材300を
搬入する。
この搬入の後、装入抽出機40.43は各シリンダ22
6.246を短縮されて各ホルダ227.247を軸芯
LNcよりも僅かに低くされ、再び矢印り方向に前進さ
れて各ホルダ227.247を前記挿入ラインLNaの
真下に、各ホルダ232.252を軸芯LNcの真下に
位置するように制御される。
次いで、制御装置7は固定台車32(第5図)のシリン
ダ104を伸長させて架台103を矢印Bで示す方向に
前進させ、電極部材130の先端を鋼材300の先端3
00aの端面に当接させる。
同時に、制御装置7は移動台車33 (第9図)のモー
タ153を駆動させて当該移動台車33を矢印Cで示す
方向に高速前進させる。移動台車33が前進し、支持部
材161.162(第8図)に配設された検出器86の
発光素子86aから受光素子86bに照射される光が鋼
材300の後端300bにより遮断された時、制御袋W
7は当該後端300bを検出し、前記モータ153を高
速から低速に切り換えて移動台車33を低速走行させる
0次に、検出器87の発光素子87aから受光素子87
bに照射される光が前記後端300bにより遮断される
と、制御装置7はモータ153を停止させて当該位置に
移動台車33を停止させる。
移動台車33の停止後制御装置7はシリンダ157を一
定時間伸長させて架台156を前進させ電極部材175
の先端を鋼材300の後端300bの端面に当接させる
。シリンダ157は前記電極部材175が鋼材の後端面
に当接した位置において停止し、必ずしも全ストローク
を伸長されるとは限らない、制御装置7は第10図に示
すように電磁弁212.210をボート157bに切り
換え制御してシリンダ157を上述のように伸長させた
後、各電磁弁210.211を大気に連通接続してシリ
ンダ157の各ポート157b、157cを夫々大気に
連通させてその伸縮を自由とする。
制御装置7は移動台車33を位置決め停止させた後、移
動ブスバー31B、31B(第1.2.3図)を固定す
るクランプ機構35.35のシリンダ35a、35aを
伸長させ、パッド35C135Cによりこれらの各移動
ブスバー31B、31Bを各固定ブスバー31A、31
Aに押圧固定し且つこれら両者を電気的に接続する。こ
れにより常に移動台車33の位置即ち、鋼材300の長
さに応じて前記移動ブスバー31B、31Bの長さを調
節することが可能となり、給電導体の長さを常に最小長
さとすることができる。
上述のように固定台車32、移動台車33の位置決め終
了後、制御装置7はこれらの各台車32.33の各電極
支持部材115 (第5図)、170(第8図)の各シ
リンダ110.165 (第9図)を伸長させ、各電極
部材130.175を鋼材300の前、後端面に圧接さ
せてこれら両者を電気的に確実に接続させる。同時に各
電極支持部材116〜118の各シリンダ111〜11
3 (第4図)、各電極部材171〜173の各シリン
ダ166〜168 (第8図)を伸長させて、電極部材
131〜133.176〜178を夫々中心即ち、軸芯
LNc方向に移動させて鋼材300の先端300a 。
後端300bの各周面に3箇所で圧接させ、電気的に接
続すると共に当該鋼材300を保持する。
第7図は電極部材130と131との鋼材300への圧
接状態を示し、電極部材130はその球面状の先端13
0aを綱材300の端面に圧接且つ点接触される。移動
台車33の電極部材175も当該電極130と同様にそ
の球面状の先端を鋼材300の端面に圧接される。電極
部材131はその端面131bを鋼材300の先端30
0aの側面にその端面位置から軸方向に沿ってその長さ
d(第6図(b))に亘り圧接且つ線接触される。尚、
この電極部材131の端面131bの鋼材300への当
接長さは綱材300の径、材質等に応じて適宜の長さの
ものに交換する。
他の電極部材132.133.176〜178も同様に
して当該鋼材300の先端300 a、後端300bの
周面に3箇所で圧接される。このような電極部材を使用
することにより接触抵抗の分散化を図ることが可能とな
リオーバヒートを防止することが可能となる。また、各
電極部材131〜133及び176〜178を鋼材30
0の先、後端の周面にその各端面位置から圧接させるこ
とによりこれらの各前端300a、後端300bに十分
な電流を供給することが出来る。
前述のようにして加熱装置3への鋼材300の装着を終
了させた後、制御装置7は電源装置6(第1図)を作動
させて正極端子6aから所定の直流電流を出力させ、固
定ブスバー31A、31A−移動ブスパー31B、31
B=移動台車33の各電極部材175〜178(第8図
)→鋼材300→固定台車32の各電極部材130〜1
33(第4図)−接続端子36.36−負極端子6bの
経路で直流大電流を流して当該鋼材300を通電加熱す
る。この通電加熱時に、固定台車32及び移動台車33
の各電極支持部材117(第4図)及び171 (第8
図)に配設した各ノズル135及び210から電気各電
極部材を含めて当該鋼材300の先端300a及び後端
300bにエアを吹きつけて冷却し、これらの各電極部
材及び先端300a、後端300bの異常な過熱を防止
する。これにより、鋼材300はその全体を均一温度に
加熱される。
鋼材300は加熱されるに伴い熱膨張によりその長さを
伸長し、この長さの伸長時に固定台車32及び移動台車
33の各電極部材130及び175を軸方向に押圧する
。固定台車32の架台103はシリンダ1104により
固定されて後退不能とされ、且つ鋼材300の先端30
0aに圧接する各電極部材130〜133は支持部材1
05〜107に固定されて移動不能とされている。一方
、移動台車33の架台156のシリンダ157は前述し
たように各ボート157b、157Cを大気に連通され
ているために伸縮可能とされている。また、当該移動台
車33の各電極部材175〜178も鋼材300の後端
300bを移動不能に固定している。この結果、鋼材3
00の前記伸長時の軸方向の押圧力により移動台車33
のシリンダ157が短縮されて架台156が当該伸びに
応じて後退する。即ち、i極部材175〜178は鋼材
300の後端300bを街えたままで後退されて熱膨張
に伴う長さの変化分を吸収する。
温度センサ88(第11図)は鋼材300の先端300
a近傍の温度を検出して対応する温度信号を出力する。
制御装置7は当該温度センサ88からの温度信号により
鋼材300の温度が所定の加熱温度に達したか否かを判
別し、当該所定温度に達したときには電源装置6の作動
を停止させて鋼材300への通電を停止する。
鋼材300の加熱完了後、制御装置7は固定台車32、
移動台車33の各シリンダ110〜113.165〜1
68を短縮させて各電極部材130〜133.175〜
178を当該鋼材300から離隔させると共に、架台1
03.156を後退させて当該加熱を完了した鋼材30
0の抽出を可能とする。同時に制御装置7は各装入抽出
機40(第12図)及び43(第13図)の各ホルダ機
構225.230及び245.250の各シリンダ22
6.231及び246.251を伸長させ、ホルダ機構
225.245の各ホルダ227.247により挿入ラ
イン機構22に搬入され次に加熱すべき鋼材300を支
持すると共に、ホルダ232.252により前記加熱し
た鋼材300を支持する。
更に制御装置7は移動台車33の抽出機構200(第8
図)のシリンダ207を伸長させて支持部材206aを
下動させ、クランプ機構208により前記加熱された鋼
材300の後端300bを把持する。これにより、当該
加熱された綱材300の後端300bが自重により垂れ
下がることを防止する。
次いで、各挿入抽出機40.43のシリンダ224.2
42を短縮して台車223.241を矢印E方向に後退
させ、ホルダ227.247を加熱装置3の軸芯LNc
の真上位置に、ホルダ232.252を搬送装置5 (
第1図)の搬送ラインLNbの真上位置に移動させると
共に、抽出機構200のシリンダ205を伸長させて支
持部材206を搬送ラインLNbの真上に移動させる。
更に、搬送装置5(第1図)の各ローラ5aを矢印A方
向に搬送可能に回転させる。
次いで、制御装置7は前記各装入抽出機4o、43の前
記各ホルダ225.230及び245.250の各シリ
ンダ226.231及び246.251を短縮させ、ホ
ルダ227.247上に支持している鋼材300を前記
各ホルダ機構45の各ローラ262上に載置し、ホルダ
232.252上に支持している前記加熱された鋼材3
00を搬送装置5(第1図)の各ローラ5a上に載置す
ると共に、抽出機構200の支持部材206のシリンダ
207を短縮させてクランプ機構208を開き当該鋼材
300の後端300bを放す。搬送装置5は各ローラ5
a上に搬入載置された加熱された鋼材300を搬送ライ
ンLNbの延長上に配設されている圧延装置(図示せず
)に向けて矢印Aで示す方向に高速で搬送する。
前記各装入抽出機40.43(第12図、13図)は再
び台車223.241を矢印り方向に前進されて各ホル
ダ機構225.245を挿入ライン機構22の挿入ライ
ンLNaの真下位置に、ホルダ機構230.250を加
熱装置3の軸芯LNcの真下位置に配置されて待機する
。一方、固定台車32及び移動台車33の各架台103
及び156、各電極部材130〜133及び175〜1
78も前述したように駆動され、次に加熱する鋼材30
0の前端300a及び後端300bに圧接される。
かかる作動を繰り返して行い、載置台20に載置された
鋼材300を順次加熱して前記圧延装置に搬送する。
また、材料装入装置f2の載置台20に載置される鋼材
300の長さが第1図に示すようにLbである場合には
、前述したように装入抽出機40〜42が第12図の矢
印E方向に2点鎖線で示す位置まで一杯に後退されて移
動台車33の位置P3(第3図)までの前進を可能とす
る。勿論、このときには第11図に示すホルダ45の中
左から3番目までの3個は作動しない、従って、2個の
装入抽出機43.44と2個のホルダ機構45が駆動さ
れて前記鋼材300の加熱装置3への搬入、搬出を行う
、勿論、鋼材300の長さLが、Lb<L<Laの場合
には、その長さに応じて装入抽 ・寥出機40〜42の
中の適宜数の装入抽出機及びホルダ機構45を使用され
る。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、被加熱部材の両端
に夫々電極部を圧接し当該被加熱部材に通電して加熱す
る通電加熱装置において、前記各電極部の近傍位置にこ
れらの各電極部及びこれらの各電極部を圧接する前記被
加熱部材の各端部に夫々噴口を臨ませてノズルを配設し
、通電加熱時に前記各電極部及び前記被加熱部材の各端
部に冷却媒体を噴射してこれらを冷却するようにしたの
で、前記被加熱部材の通電加熱時において前記各電極部
及び当該電極部材を圧接される前記被加熱部材の各端部
の接触抵抗に起因する局部的なオーバヒートを防止する
ことができ、この結果、前記被加熱部材を全体に亘り略
均−に加熱することができると共に、前記電極部の耐久
性の向上を図ることが可能となる等の優れた効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る通電加熱装置の一実施例を示す概
略構成図、第2図は第1図の給電用ブスバーの平面図、
第3図は第2図の側面図、第4図は固定台車の正面図、
第5図は第4図の固定台車の側面図、第6図は電極部材
の一実施例を示す図、第7図は電極部材と鋼材との関係
を示す要部拡大図、第8図は移動台車の正面図、第9図
は第8図の移動台車の側面図、第10図は第9図の移動
台車の架台を駆動するシリンダの回路図、第11図は第
1図の要部を示す平面図、第12図及び第13図は第1
1図の装入抽出機の側面図、第14図は第1図の一部省
略側面図である。 2・・・材料装入装置、3・・・加熱装置、4・・・装
入抽出装置、5・・・搬送装置、6・・・電源装置、7
・・・制御装置、8・・・検出装置、22・・・挿入ラ
イン機構、30・・・レール、31・・・給電用ブスバ
ー、31A・・・固定ブスバー、31B・・・移動ブス
バー、32・・・固定台車、33・・・移動台車、35
・・・クランプ機構、40〜44・・・装入抽出機、4
5・・・ホルダ機構、300・・・鋼材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被加熱部材の両端に夫々電極部を圧接し当該被加熱部材
    に通電して加熱する通電加熱装置において、前記各電極
    部の近傍位置にこれらの各電極部及びこれらの各電極部
    を圧接する前記被加熱部材の各端部に夫々噴口を臨ませ
    てノズルを配設し、通電加熱時に前記各電極部及び前記
    被加熱部材の各端部に冷却媒体を噴射して冷却すること
    を特徴とする通電加熱装置。
JP61268615A 1986-11-13 1986-11-13 通電加熱装置 Expired - Lifetime JPH0818062B2 (ja)

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