JPH1118971A - 表面順次剥離シート使い捨てまな板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】シート（１）を表面より順次剥離できるように
幾重にも重ね合わせて、シートの縁（２）を接着して台
板（３）に装着したものをまな板とし、使用するごとに
シートの表面を順次剥離して使い捨てることにより、常
に新しく清潔な板面を保つことができる衛生的な表面順
次剥離シート使い捨てまな板を提供するものである。 【解決手段】従来のまな板のように包丁の傷痕に滓や垢
を残さず、洗うことなく順次剥離してシートを使い捨て
にすることより、衛生的なまな板となり食中毒や伝染病
を防ぐことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明に属する技術分野】この発明は、シート（１）を
まな板になる程度の厚さに幾重にも重ね合わせ、表面よ
り順次剥離できる程度にシートの縁（２）の部分を糊付
けし接着したものを台板（３）に装着した表面順次剥離
シート使い捨てまな板に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、まな板は一枚の厚い板でつくられ
ていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これには次のような欠
点があった。 （イ）まな板の表面に包丁の傷痕がつき、滓や垢がしみ
こみ水で洗ってもなかなか落ちず、菌類の巣になりやす
く、食中毒の原因ともなり不衛生である。 （ロ）魚や肉や漬物など食品の特有の強い匂いが残り、
他の食品に匂いが付くので、不快である。 （ハ）刺身や果物やパンや菓子や漬物のような、まな板
で切ったまま食べる食品には不衛生であり、食中毒の原
因になる。 （ニ）野外など水の不便なところでは十分に洗うことが
できないので不衛生である。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】シート（１）を幾重にも
重ね、まな板程度になる厚さにして、シート（１）の縁
（２）に糊付けし、シート（１）が順次はがれる程度に
接着したものをまな板とし、これを台板（３）に装着す
る。本発明は以上のような構成よりなる表面順次剥離シ
ート使い捨てまな板である。

【０００５】

【発明の実施形態】以下、本発明の実施形態について説
明する。 （イ）図１、図２、図３で示すようにシート（１）を幾
重にも重ねまな板になる程度の厚さにする。 （ロ）シート（１）をまな板になる程度の厚さに幾重に
も重ね、この縁（２）に表面より剥がれる程度に糊付け
し接着する。 （ハ）シート（１）を（イ）のように重ね合わせて
（ロ）のように接着したものを台板（３）に装着する。
本発明は以上のような構造で、これを使用する時は、食
材等を調理しこのシート（１）の表面が汚れたとき、上
層のシート（１）の一枚を剥がして捨て、つぎつぎと新
しいシート（１）の表面を使い、使用後は使い捨てにす
る。

【０００６】

【発明の効果】まな板の表面が調理して汚れたとき、上
層のシート（１）の一枚を剥離することにより次のシー
ト（１）の表面が現れ、新しい清潔なものとなるので、
これを汚れるたびごと順次に剥離して使い捨てることに
より常に衛生的であり、なおかつ水の不便なアウトドア
などの野外での調理には特に便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の正面図である。

【図２】本発明の側面図である。

【図３】本発明の実施例を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ シート ２ シートの縁 ３ 台板

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】シート（１）を表面より順次剥離できるよ
   う幾重にも重ね合わせ、まな板とした表面順次剥離シー
   ト使い捨てまな板。
2. 【請求項２】シート（１）を表面より順次剥離できるよ
   う幾重にも重ね合わせ、シート（１）の縁（２）の部分
   を表面より順次剥離できる程度に接着したものを台板
   （３）に装着してなる請求項１の表面順次剥離シート使
   い捨てまな板。