JPH11188597A - グラインダ、そのチェンジャー機構及び供給受取機構 - Google Patents

グラインダ、そのチェンジャー機構及び供給受取機構

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JPH11188597A
JPH11188597A JP36762097A JP36762097A JPH11188597A JP H11188597 A JPH11188597 A JP H11188597A JP 36762097 A JP36762097 A JP 36762097A JP 36762097 A JP36762097 A JP 36762097A JP H11188597 A JPH11188597 A JP H11188597A
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changer
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JP36762097A
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Masato Ishii
正人 石井
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KANSAI GIKEN KK
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動研削装置に最適なグラインダ、チェンジ
ャー機構及び供給受取装置を提供する。 【解決手段】 グラインダはアタッチメントにグライン
ダ本体を前側ホルダーで揺動自在に取付け、本体の後方
部位を後側ホルダーで抱持して下方に付勢して上下動自
在に支持する。チェンジャー機構はハウジング内にガイ
ドロッドを内蔵し、その先端面にグラインダの位置決め
ピンが嵌まり込む受け穴を形成し、ガイドロッドにはボ
ールチャックを設け、ピストンの上下動にてボールチャ
ックで位置決めピンをロックする。供給受取機構はベー
ス部にテーブルの一端側を揺動自在に支持し、他端側を
上方付勢し、テーブルにグラインダの位置決め穴に嵌ま
り込む位置決めピンを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はグラインダ、その
チェンジャー機構及び供給受取機構に関し、特に自動研
削装置に最適なグラインダ及び機構に関する。
【0002】
【従来の技術】大型船舶の部品、例えばスクリューやラ
ダー等は鉄鋼材料を用いて鋳造法によって製造されるこ
とが多いが、かかる船舶部品は型ばらしを行った後、表
面を研削して表面仕上げを行う必要がある。
【0003】ところで、上述の船舶部品自体は例えば5
0トン等のように非常に大型であるばかりでなく、部品
毎に形状が異なって研削すべき箇所も変動する。そこ
で、その表面仕上げを行う場合、船舶部品の周囲に足場
を組立て、作業者がグラインダを手に持って表面の研削
を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の作業
に用いられるクラインダは5〜6kgと重く、作業が非
常に行ない難いばかりでなく、研削による粉塵が周囲に
飛散して作業雰囲気が非常に悪く、作業者の負担が非常
に大きく、しかも危険であった。
【0005】これに対し、本件発明者らは、大型ワーク
の任意の表面部位を自動的に研削する自動研削装置であ
って、研削すべき大型ワークが載置されるテーブルと、
該テーブルの側方に配置され、そのアーム先端を空間内
の任意の位置に移動させうるロボットと、該ロボットの
アーム先端に取付けられ、その回転する砥石にて上記大
型ワークの表面部位を研削するグラインダと、作業者の
ティーチング操作に応じて上記ロボットを作動させこれ
により上記グラインダに上記大型ワークの研削すべき表
面部位に対する研削の倣い動作をさせるティーチング操
作部と、該倣い動作中における上記ロボットの動きを記
憶し、自動研削指令によって上記ロボットを上記記憶し
た動きに制御するとともに上記グラインダの砥石を回転
作動させる制御装置と、を備えたことを特徴とする大型
ワークの自動研削装置を開発するに至った。
【0007】ところで、かかる自動研削装置において、
研削途中でグラインダの砥石が摩耗した時に作業者が手
作業でグラインダを交換しなければならないとすると、
自動化の利点が損なわれる。また、ワークの種類や形状
によっては研削中にグラインダに過大な負荷が作用する
ことがあるが、ロボットにグラインダを直接取付けるよ
うにすると、ロボットが悪影響を受け、ティーチングの
やり直しをする必要が生じ、最悪の場合にはロボットが
故障するおそれがある。また、グラインダを自動交換す
る場合においてもグラインダの位置決めが正確に行われ
ていないと、同様の問題が懸念される。従って、上述の
自動研削装置を実用化する上で、過大な負荷を吸収しう
るグラインダ、グラインダを自動的に交換でき、しかも
交換中に過大な負荷が作用してもそれを吸収しうるチェ
ンジャー機構及び供給受取機構の開発が望まれる。
【0008】本発明は、かかる点に鑑み、過大な負荷を
吸収しうるグラインダを提供することを課題とし、又グ
ラインダを自動的に交換でき、しかも交換中に過大な負
荷が作用してもそれを吸収しうるチェンジャー機構及び
供給受取機構を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係るグ
ラインダは、ワークを研削・研磨するためのグラインダ
において、機構部分に取付けられうるアタッチメント
と、その回転軸に砥石が取付けられたグラインダ本体
と、上記アタッチメントに幅方向に延びる取付ピンの回
りに揺動自在に取付けられ、上記グラインダ本体の前方
部位を着脱可能に抱持する前側ホルダーと、上記グライ
ンダ本体の後方部位を着脱可能に抱持する後側ホルダー
と、該後側ホルダーを上記アタッチメントに対して下方
に付勢して上下動自在に支持する支持機構と、を備えた
ことを特徴とする。
【0010】本発明に係るグラインダの特徴はアタッチ
メントに対してグラインダ本体の後方部位を上下揺動自
在とし、かつ下方に付勢するようにした点にある。これ
により、グラインダ本体の前方部位の砥石に過大な負荷
が作用してもグラインダ本体が揺動することによってこ
れを吸収することができ、ロボット等への悪影響を回避
できる。
【0011】支持機構は後側ホルダーをアタッチメント
に対して下方に付勢して上下動自在に支持できればどの
ような構造でもよいが、簡単な構造という観点からは、
後側ホルダーに取付けられ、アタッチメントを上下動自
在に挿通するガイドシャフトと、該ガイドシャフトの上
方部位に取付けられたストッパーと、ガイドシャフト外
周のストッパーとアタッチメントとの間に縮装されたコ
イルばねとから構成されるのがよい。
【0012】また、グラインダをロボットのアーム先端
に取付け、ティーチングを行って自動研削を行う場合、
上述のようにグラインダ本体が上下動自在な状態、即ち
フローティング状態にあると、正確なティーチングがで
きないおそれがある。そこで、アタッチメントにはグラ
インダ本体後方部位の上方への動きを規制しうるストッ
パー機構を設けるのが好ましい。このストッパー機構は
グラインダ本体後方部位の上方への動きを規制できれば
どのような構造でもよいが、簡単な構造という観点から
は、アタッチメントに固定されたブラケットと、該ブラ
ケットに幅方向に延びる取付ピン回りに揺動自在に取付
けられ、後側ホルダーと当接しうるストッパーと、ブラ
ケットに差込み引抜き可能に支持され、差込み時にスト
ッパーの揺動を規制するロックレバーとから構成される
のが好ましい。
【0013】また、本発明に係るグラインダのチェンジ
ャー機構は、グラインダを取付けるべき機構部分に対し
てグラインダを自動接離しうるチェンジャー機構であっ
て、上記グラインダに上方に延びて取付けられ、先端部
に環状凹溝を有する位置決めピンと、上記機構部分に固
定されたほぼ密閉型のハウジングと、該ハウジング内に
内蔵され、その先端面が外方に露出され、該先端面に上
記位置決めピンが嵌まり込む受け穴が形成されたガイド
ロッドと、該ガイドロッドに複数のボールを上記受け穴
内に対して出没自在に設けて構成され、突出時に上記位
置決めピンの環状凹溝に上記複数のボールが嵌合可能で
あり、上記位置決めピンの引抜きにて上記複数のボール
が受け穴内面内に没入しうるボールチャックと、上記ガ
イドロッドとハウジングとの間に上記ガイドロッドの軸
線方向に摺動自在に収容され、その下方摺動時に上記ボ
ールチャックの複数のボールを上記受け穴内への突出状
態に保持する一方、上方摺動時に上記複数のボールの受
け穴内面内への没入を許容するピストンと、上記ハウジ
ングに形成され、上記ハウジングとガイドロッドとの間
の上記ピストンによって区画された空間内に流体を供給
して上記ピストンを上下摺動させるための一対の流体供
給通路と、を備えたことを特徴とする。
【0014】本発明に係るチェンジャー機構の特徴はガ
イドロッドの先端面にグラインダ側の位置決めピンを収
容し、ピストンを上下動させてボールチャックで位置決
めピンをロックするようにした点にある。これにより、
グラインダを自動的に接合離脱させることができる。チ
ェンジャー機構はどのような構造のグラインダにも適用
可能であるが、自動交換時にグラインダとの間で過大な
負荷が発生するおそれがあるので、これを吸収しうる構
造のグラインダ、即ち上述の構造のグラインダに適用す
るのが好ましい。この場合、そのアタッチメントの上部
に位置決めピンを設けるのがよい。
【0015】また、本発明に係るグラインダの供給受取
装置は、グラインダを取付けるべき機構部分に対してグ
ラインダを自動接離するチェンジャー機構に向けてグラ
インダを供給し、上記チェンジャー機構から離脱された
グラインダを受取る供給受取機構であって、ベース部
と、上記ベース部に一端側で取付ピンの回りに揺動自在
に支持されたテーブルと、上記ベース部の他端側に立設
され、上記テーブルの他端側を上下動自在に挿通したガ
イドピンと、上記ガイドピンの外周の上記ベース部とテ
ーブルとの間に縮装されたコイルばねと、上記テーブル
に立設され、上記グラインダに設けられた位置決め穴に
嵌まり込む位置決めピンと、を備えたことを特徴とす
る。
【0016】本発明に係る供給受取機構の特徴はグライ
ンダを搭載するテーブルを揺動可能とし、コイルばねで
付勢するようにした点にある。これにより、グラインダ
をチェンジャー機構に供給し、あるいはチェンジャー機
構からのグラインダを受とる際に両者の位置にずれがあ
ると、テーブルが揺動して荷重を吸収するので、チェン
ジャー機構やグラインダに過大な負荷が使用して故障の
原因となるのを確実に防止できる。
【0017】グラインダの供給及び受取を行う上で、ベ
ース部、テーブル、ガイドピン、コイルばね及び位置決
めピンの組合せを2つ備え、チェンジャー機構から離脱
されたグラインダを受取り、該チェンジャー機構にグラ
インダを供給しうるようになすのが好ましい。
【0018】供給受取機構はどのような構造のグライン
ダにも適用可能であるが、供給時や受取時にグラインダ
との間で過大な負荷が発生するおそれがあるので、これ
を吸収しうる構造のグラインダ、即ち上述の構造のグラ
インダに適用するのが好ましい。この場合、そのアタッ
チメントの下部に位置決め穴を設けるのがよい。
【0019】また、自動研削を行う場合、研削の作業領
域外から領域内にグラインダを移送できるのが好まし
い。そこで、グラインダの供給受取装置に、フロア上に
設置されるベース台と、該ベース台の上方に水平方向に
延びて取付けられ、2つのベース部を各々スライド自在
に支持する2対のガイドシャフトと、上記2つのベース
部のうち、一方を上記チェンジャー機構からのグライン
ダを受取る受取位置と該グラインダをそのテーブルから
取出す取出位置との間でスライドさせ、他方をそのテー
ブルにグラインダをセットするセット位置と該セットさ
れたグラインダがチェンジャー機構によって取出される
取出位置との間でスライドさせる流体シリンダと、を更
に備えるのがよい。
【0020】
【作用及び発明の効果】本発明のグラインダによれば、
アタッチメントに対してグラインダ本体の後方部位を上
下揺動自在に支持し、かつ下方に付勢するようにしたの
で、グラインダ本体の前方部位の砥石に過大な負荷が作
用すると、グラインダ本体が揺動することによってこれ
を吸収し、ロボット等への悪影響を回避できる。
【0021】また、本発明のチェンジャー機構によれ
ば、ガイドロッドの先端受け穴内にグラインダ側の位置
決めピンを収容し、ピストンを上下動させてボールチャ
ックを受け穴内に出没させて位置決めピンをロックする
ようにしたので、グラインダを自動的に接合離脱させる
ことができる。
【0022】さらに、本発明の供給受取機構によれば、
グラインダを搭載するテーブルを揺動可能とし、コイル
ばねで付勢するようにしたので、グラインダをチェンジ
ャー機構に供給し、あるいはチェンジャー機構からのグ
ラインダを受取る際に両者の位置にずれがあってもテー
ブルが揺動して荷重を吸収するので、チェンジャー機構
やグラインダに過大な負荷が使用することはなく、故障
のおそれを解消することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す具体例
に基づいて詳細に説明する。図1ないし図17は本発明
に係るグラインダ、チェンジャー機構及び供給受取機構
を備えた大型ワークの自動研削装置の好ましい実施形態
を示す。図において、フロア上にはテーブル10、ロボ
ット20及びトラバーサ(供給受取機構)30がレイア
ウトされ、その領域を囲んで安全柵40が配置されてい
る。
【0024】テーブル10はターンテーブル11と該タ
ーンテーブル11の両側に配置された一対の固定テーブ
ル12、12との組合せからなり、ターンテーブル11
では図4に示されるようにフロア上にベース110が固
定され、該ベース110には縦型の支軸111が軸受に
て回転自在に支持され、該支軸111にはテーブル11
2の中央が固定される一方、支軸111には減速機付き
駆動モータ113の回転が伝達されるように構成されて
いる。また、テーブル112とベース111との間には
2個のリミットスイッチ(図示せず)が設けられてお
り、原点位置及び割出位置が検出されてテーブル112
の回転位置が60°毎に6等分割されるようになってい
る。
【0025】また、ロボット20には6軸垂直多関節ロ
ボットが用いられ、そのアーム先端にはグラインダ50
が着脱可能に取付けられ、又ロボット20はスライダ機
構21上に搭載されている。このスライダ機構21では
図5の(a)(b)に示されるようにフロア上にベース台21
0が固定され、該ベース台210にはテーブル214が
スライド自在に支持されるとともにリング状ギア211
が固定され、上記テーブル214上にはロボット20が
搭載されている。また、リング状ギア211にはねじ棒
212が螺合され、該ねじ棒212はテーブル213の
下側に回転自在に支持されている。また、テーブル21
4には減速機付き駆動モータ213が取付けられ、該駆
動モータ213の出力軸とねじ棒212とはベルト機構
(又はチェーン機構)によって連結され、ねじ棒212
が回転されることによってテーブル214、従ってロボ
ット20が所定距離だけ、例えば700mm進退できる
ようになっている。
【0026】トラバーサ30は図6及び図7に示される
ように、安全柵40に形成された開口の外側と内側にま
たがって配置され、トラバーサ30の安全柵40の外側
部分は開閉可能な安全カバー31でカバーされている。
このトラバーサ30ではフロア上にベース台32が固定
され、該ベース台32上の左右両側には各々前後一対の
ブラケットが所定の間隔をあけて固定され、前後の両ブ
ラケット間には一対のガイドシャフト34、34が固定
され、二対のガイドシャフト34、34には各々第1、
第2のスライダ35、35がスライド自在に支承されて
いる。また、安全柵40の内側に位置するブラケットに
はエアーシリンダ33、33が取付けられ、該エアーシ
リンダ33、33のロッドは第1、第2のスライダ3
5、35に固定され、第1、第2のスライダ35、35
は安全柵40の外側のツール供給取出位置(図7の2点
鎖線参照)と内側のツール自動交換位置(図7の実線参
照)との間でスライドされるようになっている。また、
ベース台32には光の透過によって第1、第2のスライ
ダ35、35上のクラインダ50の有無を検出する二対
のセンサー316・・・とグラインダ50の種類を判別
する一対のセンサー317、317が配置され、その信
号が後述の制御装置91に入力されるようになってい
る。
【0027】また、スライダ35には図9に示されるよ
うにその本体(ベース部)310上にテーブル36が先
端側の支持ピン37の回りに揺動自在に支持され、該テ
ーブル36には位置決めピン38と受けピン39とが固
定されている。このテーブル36とスライダ本体310
との間には後端側にガイドピン311が介設され、該ガ
イドピン311の上方部位には水平出し用ストッパー3
13が取付けられ、又ガイドピン311の外周にはコイ
ルばね312が縮装されてテーブル36が水平状態に付
勢されている一方、スライダ本体310にはテーブル3
6の下方揺動を規制するストッパー314が固定される
とともに、センサー315が取付けられており、その信
号が後述の制御装置91に入力され、グラインダ50の
アタッチメント51とスライダ35の位置決めピン36
とが位置ずれを起こした時に機構の保護を行うととも
に、ロボット20を停止させるようになっている。
【0028】さらに、ベース台32の側方上面には図8
の(a)(b)に示されるように、一対のセンサー60、60
がブラケット61、61によって所定の高さにかつ相互
に所定の間隔をあけて設けられ、その信号は後述の制御
装置91に入力されており、グラインダ50の砥石52
がセンサー60、60間の光を遮断した時のグラインダ
50の位置から砥石52の摩耗量を演算して検出される
ようになっている。
【0029】また、ロボット20とグラインダ50との
間には図10に示されるようにグラインダ50の過大な
偏荷重を吸収するクラッチ機構70と、グラインダ50
を自動接離するチェンジャー機構80が介設されてい
る。
【0030】チェンジャー機構80では図11に示され
るように、ハウジング81内にガイドロッド82が内蔵
され、該ガイドロッド82にはグラインダ50側の位置
決めピン54が嵌まり込む受け穴83が形成され、該受
け穴83に臨んでボールチャック84・・・が出没可能
に配設されている。また、ガイドロッド82とハウジン
グ81との間にピストン85が介在され、該ピストン8
5が区画されるハウジング81内にはエアー通路86、
87が連通して形成され、該エアー通路86、87にエ
アーが供給されてピストン85が上下にスライドし、下
方スライド時にボールチャック84・・・がグラインダ
50側の位置決めピン54の凹溝に嵌まり込んでグライ
ンダ50をロボット20に取付けるようになっている。
また、ハウジング81にはグラインダ駆動用のエアー通
路88が形成され、該エアー通路88はグラインダ50
のロボット20のアームへの取付け時にグラインダ50
のエアー通路55と自動的に連通されるようになっい
る。また、エアー通路88の出口側にはOリング89が
設けられ、連通時にエアー通路55の周縁と密着してエ
アー洩れを防止するようになっている。なお、810は
グラインダ50側の回り止めピン56が嵌まり込む回り
止め用穴である。
【0031】他方、クラッチ機構70では図11に示さ
れるように、ロボット20のアーム先端にハウジング7
1が固定され、該ハウジング71内にはピストン72が
内蔵され、該ピストン72の先端半球状部には取付フラ
ンジ73が揺動可能に取付けられ、該取付フランジ73
にはチェンジャー機構80のハウジング81が固定され
ている。このハウジング71下端面には同一円周上の1
20°間隔の位置に位置決めピン75・・・が取付けら
れ、該位置決めピン75・・・は取付フランジ73の位
置決め穴に嵌まり込んで取付フランジ73を位置決めす
るようになっている。さらに、ピストン72とハウジン
グ71との間にはばね部材74が縮装され、又ピストン
72で区画されるハウジング71内にはばね圧減少用の
エアー通路76及びばね圧増加用のエアー通路77が連
通して形成され、該エアー通路76、77からのエアー
供給量を調整することによってばね部材74のばね圧を
調整できるようになっており、グラインダ50側からチ
ェンジャー機構80に過大な偏荷重が作用した時に取付
フランジ73がばね部材74のばね力に抗してピストン
72の先端半球状部の回りに揺動して過大な偏荷重を吸
収してロボット20側への影響を回避するようになって
いる。また、取付フランジ73にはその外周縁の120
°間隔の位置にセンサー78・・・が取付けられ、その
信号は後述の制御装置91に入力されており、取付フラ
ンジ73が揺動した時にこれが検出されてロボット20
が停止されるようになっている。
【0032】他方、グラインダ50では図10、図13
〜図17に示されるように、アタッチメント51はボッ
クス状をなし、該アタッチメント51内にはグラインダ
本体510の前方部位及び後方部位が上下のホルダー対
513、514及び516、517で挟持されてボルト
締結され、前方部位のホルダー514は取付ピン515
によってアタッチメント51に揺動自在に取付けられて
いる。他方、後方部位のホルダー516には一対のガイ
ドシャフト518、518が立設され、該ガイドシャフ
ト518はアタッチメント51を上方に挿通してその上
端には筒状のストッパー521が取付けられ、該ストッ
パー521とアタッチメント51との間にはコイルばね
520が縮装され、後方部位のホルダー516、従って
グラインダ本体510の後方部位が上方に付勢されてい
る。また、アタッチメント51の上面前方部位にはブラ
ケット522が固定され、該ブラケット522内にはス
トッパー523が前側の取付ピン525の回りに揺動自
在に取付けられ、該ストッパー523とアタッチメント
51との間にはストッパー523を上方に付勢するばね
部材が介在されている。また、ブラケット522にはロ
ックレバー526がガイドピン527によって前後スラ
イド自在に取付けられ、該ロックレバー526をブラケ
ット522内に差込むことによってストッパー523を
下方揺動状態にロックできるようになっている。また、
アタッチメント51には上述のように上面にツール取付
台53が固定され、該ツール取付台53には位置決めピ
ン54、回り止めピン56が固定されるとともにエアー
通路55が形成されている。
【0033】また、図1において、90はティーチング
操作部、91は制御装置で、ティーチング操作部91に
は例えばティーチング用プログラミングペンダント操作
ボックスが用いられ、作業者のティーチング操作に応じ
てターンテーブル11を回転させるとともにロボット2
0及びスライダ機構21を作動させこれによりグライン
ダ50に大型ワークWの研削すべき表面部位に対する研
削の倣い動作をさせるようになっている。
【0034】また、制御装置91は倣い動作時のグライ
ンダ50の種類を記憶するとともに、倣い動作中におけ
るターンテーブル11の回転位置と該回転位置における
倣い動作中のロボット20及びスライダ機構21の動き
を記憶し、自動研削指令によってロボット20を制御し
てグラインダ50をトラバーサ30まで移動させてチェ
ンジャー機構80を利用し、倣い動作中に記憶した種類
のグラインダ50を装着し又は交換した後、ターンテー
ブル11を倣い動作中の回転位置に回転させかつスライ
ダ機構21及びロボット20を記憶した動きに制御する
とともに、グラインダ50の砥石511を回転させるよ
うになっている。また、制御装置90は研削動作の制御
中に所定時間間隔で研削動作を停止させ、センサー6
0、60間にグラインダ50の砥石511の外周縁を位
置させてその時のロボット20の位置情報から砥石51
1の摩耗量を演算し、所定の摩耗量に達した時にロボッ
ト20を制御して摩耗砥石511を有するグラインダ5
0をトラバーサ30まで移動させてチェンジャー機構8
0を利用して新しい砥石511を有するグラインダ50
と交換させるようになっている。
【0035】ここで、ティーチング操作部90によるグ
ラインダの倣い動作は例えばグラインダによる複数段の
研削ラインのうち、開始ラインの始端から終端までの動
作とし、制御装置91にはグラインダ50のウィービン
グ量、研削送り速度、研削の繰返し数を入力し、制御装
置91によってグラインダ50を入力量だけウィービン
グさせつつ開始ラインの始端から終端に向けて移動させ
該動作を入力数だけ繰返すという方法が採用できる。
【0036】次に、大型ワーク、例えば船舶部品Wの自
動研削方法について説明する。船舶部品Wを研削する場
合、船舶部品Wを原点位置にあるターンテーブル11上
に載置し、制御装置91に動作条件、具体的にはスライ
ダ機構21の前後位置、ターンテーブル11の回転位
置、グラインダ50の種類、グラインダ50の送り速度
(例えば、5mm/s〜30mm/s、実用的には10
mm/s〜20mm/sの範囲から選択する)、グライ
ンダ50のウィービング量(例えば、20mm〜60m
mの範囲から選択するが、実用的には40mmがよ
い)、研削の繰返し数を入力するとともに、ティーチン
グ操作部90を用いてロボット20を制御して複数段の
うちの上段(開始)研削ラインの始端から終端にわたっ
てグラインダ50を移動させ、そのときの位置データと
入力されたウィービング量及び繰返し数から船舶部品W
の研削すべき表面部位の位置データを演算して制御装置
91内に記憶させる。ティーチングの際にはグラインダ
50は図16及び図17の(d) に示されるようにロック
レバー526を押し込んでストッパー523を下方揺動
状態にロックし、グラインダ本体511を水平位置でロ
ックしておく。
【0037】同様に、ターンテーブル11の原点位置に
おける船舶部品Wの研削すべき他の表面部位についても
各種条件の入力及び倣い動作を行う。ターンテーブル1
1の原点位置おけるティーチングが済むと、ターンテー
ブル11を60°だけ回転させ、上記と同様に各種条件
の入力及び倣い動作を行ない、同様にしてターンテーブ
ル11の各回転位置におけるティーチングを行う。な
お、グラインダ50の種類、グラインダ50の送り速度
及びグラインダ50のウィービング量については一連の
作業において変更する必要がない場合には同一の値にし
ておくこともできる。
【0038】こうして準備が完了すると、グラインダ5
0のロックレバー526を引き出してストッパー523
を上方揺動状態として図14及び図16に示されるよう
にグラインダ本体511を揺動可能とする。これによ
り、グラインダ50に作用する過大な負荷や船舶部品W
の凹凸による研削作業への影響を吸収することができ
る。また、ロボット20、ターンテーブル11及びスラ
イダ機構21は制御装置91の制御信号によって原点位
置(スライダ機構21は後端位置が原点位置である)に
復帰するので、安全柵40の外側部位にあるトラバース
30の第1のスライダ35に選択した種類のグラインダ
50をセットする。
【0039】次に、自動研削スイッチをONさせると、
制御装置91の制御信号によって第1、第2のスライダ
35、35が共に内側にスライドし、第1のスライダ3
5側のセンサー316、316によってグラインダ50
が所定の位置に達したことが検知されると、制御装置9
1の制御信号によってロボット20が動作を開始し、ア
ーム先端の既に取付けられているグラインダ50を第2
のスライダ35まで移動させ、チェンジャー機構80を
開いて該グラインダ50を第2のスライダ35上に戻
す。この時、アーム先端のグラインダ50が第2のスラ
イダ35に対して位置ずれを起こすと、図9の(c) に示
されるようにスライダ35のテーブル36がコイルばね
312のばね力に抗して下方に揺動してストッパー31
4に当り、センサー315が位置ずれを検知してロボッ
ト20を停止させるので、ロボット20に過大な負荷が
作用することはない。また、ロボット20が停止してい
るので、作業者が手作業でグラインダ50を第2のスラ
イダ35に位置決めすることができる。なお、ロボット
20のアーム先端にグラインダ50が取付けられていな
い場合にはかかる動作は行われない。アーム先端のグラ
インダ50が取り外されると、次にロボット20はアー
ムを第1のスライダ35側に移動させ、同様にチェンジ
ャー機構80を利用して第1のスライダ35上のグライ
ンダ50をアーム先端にセットする。
【0040】こうしてグラインダ50のセットが済む
と、第1、第2のスライダ35、35は安全柵40の外
側までスライドするので、作業者は第2のスライダ35
上のグラインダ50を取り出し、第1のスライダ35上
に次のグラインダ50をセットし、これにより繰返し運
転が可能となる。
【0041】また、アーム先端にグラインダ50がセッ
トされると、ロボット20はグラインダ50をセンサー
60、60間に移動させ、センサー60、60間の光が
遮断された時点におけるロボット20の位置情報から砥
石511の径を演算する。グラインダ50にはストレー
ト型とアングル型とがあり、ストレート型の場合には図
8の(a) に示されるようにセンサー60、60間に移動
させ、アングル型の場合には図8の(b) に示されるよう
にセンサー60、60間に移動させて砥石径を演算す
る。
【0042】砥石径の演算が済むと、ロボット20は原
点位置に復帰し、ターンテーブル11は制御装置91の
制御信号を受け、制御装置91内に記憶されている研削
を行うべき回転位置に回転し、スライダ機構21も研削
を行うべき前後位置に移動する。但し、研削を行うべき
位置が後端位置の場合にはスライダ機構21は動作しな
い。
【0043】次に、ロボット20が制御装置91の制御
信号を受け、記憶している動きに対応して上段の研削ラ
インについて入力された量のウィービングを行ないなが
ら、その始端から終端に向けて移動して研削を行ない、
同様に入力回数だけ下方に位置をずらしながら研削を行
う。
【0044】その際、所定時間、例えば30分の経過毎
に、即ち研削タイムアップ毎にロボット20は制御装置
91の制御信号を受けて研削動作を停止してグラインダ
50の砥石511の摩耗量を測定し、所定量まで摩耗し
ていなければ再び研削動作を継続する。グラインダ50
の砥石511が所定量まで摩耗していると、今度は制御
装置91は上記よりも短い時間、例えば10分の経過毎
に摩耗量の測定を行ない、砥石511が所定の限界量ま
で摩耗していると、制御装置91はグラインダ50のセ
ットの場合と同様の制御を行ない、ロボット20、ター
ンテーブル11及びスライド機構21を原点位置に復帰
させ、新しい砥石511を有するグラインダ50と交換
する。
【0045】アーム先端に新品のグラインダ50がセッ
トされると、上記と同様に研削を継続する。1つ表面部
位の研削が済むと、ターンテーブル11のその回転位置
における次の表面部位の研削が同様にして行われ、作業
が完了すると、ロボット20及びスライダ機構21は原
点位置に復帰された後、ターンテーブル11が次の回転
位置に回転され、上記と同様にしてターンテーブル11
の次の回転位置における研削作業が開始される。
【0046】こうして船舶部品Wの全てについて必要な
研削作業が行われると、ロボット20、スライダ機構2
1及びターンテーブル11は全て原点位置に復帰し、ト
ラバーサ30の第2のスライダ35が前進してロボット
20はアーム先端のグラインダ50を第2のスライダ3
5上に置き、第2のスライダ35が後退して自動運転か
完了する。
【0047】研削すべきワークWが超大型の場合には今
度は超大型ワークWをクレーン等を利用して固定テーブ
ル12、12上に載置し、ターンテーブル11の制御を
除いて上記と同様の制御を行って研削を行ない。ロボッ
ト20の到達範囲外についてはクレーン等を用いて超大
型ワークWを持ち上げて回転させ、ロボット20側にき
た表面部位を自動研削することができる。
【0048】図18は本発明の第2の実施形態を示す。
本例ではフロア上に2つの組合テーブル10、10を配
置する一方、走行レール90、90を組合テーブル1
0、10の配列方向に延びて配置し、該走行レール9
0、90上にスライダ機構21を走行可能に搭載してい
る。また、安全柵40には組合テーブル10、10に対
向して開口を設けてトラバーサ30、30を配置してい
る。
【0049】本例では一方の組合テーブル10で大型ワ
ークWの研削を行っている間に、他方の組合テーブル1
0で研削の完了した大型ワークWを搬出して次の大型ワ
ークWを組合テーブル10上にセットすることができ、
作業効率を大幅にアップできることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るグラインダ、チェンジャー機構
及び供給受取機構う備えた大型ワークの自動研削装置の
好ましい実施形態を示す全体構成図である。
【図2】 上記研削装置を示す側面構成図である。
【図3】 上記研削装置を示す正面構成図である。
【図4】 上記研削装置におけるターンテーブルを示す
構成図である。
【図5】 上記研削装置におけるスライダ機構21の正
面構成(a) 及び側面構成(b) を示す図である。
【図6】 上記研削装置におけるトラバーサを示す側面
図である。
【図7】 上記トラバーサを示す平面図である。
【図8】 上記研削装置においてストレート型(a) 及び
アングル形(b) のグラインダの砥石摩耗量を検出する方
法を示す図である。
【図9】 上記トラバーサにおける位置ずれ対策部分の
機構の平面(a) 、側面(b) 及び位置ずれ時の状態(c) を
示す図である。
【図10】 上記研削装置におけるクラッチ機構、チェ
ンジャー機構及びグラインダの関係を示す図である。
【図11】 図10の要部拡大断面図である。
【図12】 図11においてグラインダに過大負荷が作
用したときの状態を示す図である。
【図13】 上記研削装置におけるグラインダの平面
(a) 、側面構成(b) 及び底面(c) を示す図である。
【図14】 上記グラインダにおける負荷吸収のための
作用を説明するための図である。
【図15】 図13のグラインダにおける前方部位(a)
及び後方部位(b) の要部断面図である。
【図16】 ストレート型を取付けたグラインダを示す
図である。
【図17】 上記グラインダにおける本体ロック機構を
示す図である。
【図18】 本発明の第2の実施形態を示す図である。
【符号の説明】
10 組合テーブル 11 ターンテーブル 12 固定テーブル 20 ロボット 21 スライダ機構 30 トラバーサ(移送機構) 35 スライダ 40 安全柵 50 グラインダ 51 アタッチメント 510 グラインダ本体 511 砥石 60 砥石摩耗量検出用センサー 70 クラッチ機構 80 チェンジャー機構 90 ティーチング操作部 91 制御装置 W 大型
ワーク

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを研削・研磨するためのグライン
    ダにおいて、 機構部分に取付けられうるアタッチメントと、 その回転軸に砥石が取付けられたグラインダ本体と、 上記アタッチメントに幅方向に延びる取付ピンの回りに
    揺動自在に取付けられ、上記グラインダ本体の前方部位
    を着脱可能に抱持する前側ホルダーと、 上記グラインダ本体の後方部位を着脱可能に抱持する後
    側ホルダーと、 該後側ホルダーを上記アタッチメントに対して下方に付
    勢して上下動自在に支持する支持機構と、を備えたこと
    を特徴とするグラインダ。
  2. 【請求項2】 上記支持機構は、上記後側ホルダーに取
    付けられ、上記アタッチメントを上下動自在に挿通する
    ガイドシャフトと、該ガイドシャフトの上方部位に取付
    けられたストッパーと、上記ガイドシャフト外周の上記
    ストッパーとアタッチメントとの間に縮装されたコイル
    ばねとから構成されている請求項1記載のグラインダ。
  3. 【請求項3】 上記アタッチメントには上記グラインダ
    本体の後方部位の上方への動きを規制しうるストッパー
    機構が設けられている請求項1記載のグラインダ。
  4. 【請求項4】 上記ストッパー機構は、上記アタッチメ
    ントに固定されたブラケットと、該ブラケットに幅方向
    に延びる取付ピン回りに揺動自在に取付けられ、上記後
    側ホルダーと当接しうるストッパーと、上記ブラケット
    に差込み引抜き可能に支持され、差込み時に上記ストッ
    パーの揺動を規制するロックレバーとから構成されてい
    る請求項4記載のグラインダ。
  5. 【請求項5】 グラインダを取付けるべき機構部分に対
    してグラインダを自動接離しうるチェンジャー機構であ
    って、 上記グラインダに上方に延びて取付けられ、先端部に環
    状凹溝を有する位置決めピンと、 上記機構部分に固定されたほぼ密閉型のハウジングと、 該ハウジング内に内蔵され、その先端面が外方に露出さ
    れ、該先端面に上記位置決めピンが嵌まり込む受け穴が
    形成されたガイドロッドと、 該ガイドロッドに複数のボールを上記受け穴内に対して
    出没自在に設けて構成され、突出時に上記位置決めピン
    の環状凹溝に上記複数のボールが嵌合可能であり、上記
    位置決めピンの引抜きにて上記複数のボールが受け穴内
    面内に没入しうるボールチャックと、 上記ガイドロッドとハウジングとの間に上記ガイドロッ
    ドの軸線方向に摺動自在に収容され、その下方摺動時に
    上記ボールチャックの複数のボールを上記受け穴内への
    突出状態に保持する一方、上方摺動時に上記複数のボー
    ルの受け穴内面内への没入を許容するピストンと、 上記ハウジングに形成され、上記ハウジングとガイドロ
    ッドとの間の上記ピストンによって区画された空間内に
    流体を供給して上記ピストンを上下摺動させるための一
    対の流体供給通路と、を備えたことを特徴とするグライ
    ンダのチェンジャー機構。
  6. 【請求項6】 上記グラインダが請求項1ないし4のい
    ずれかに記載のグラインダであり、上記アタッチメント
    の上部に上記位置決めピンが設けられている、請求項5
    記載のグラインダのチェンジャー機構。
  7. 【請求項7】 グラインダを取付けるべき機構部分に対
    してグラインダを自動接離するチェンジャー機構に向け
    てグラインダを供給し、上記チェンジャー機構から離脱
    されたグラインダを受取る供給受取機構であって、 ベース部と、 上記ベース部に一端側で取付ピンの回りに揺動自在に支
    持されたテーブルと、上記ベース部の他端側に立設さ
    れ、上記テーブルの他端側を上下動自在に挿通したガイ
    ドピンと、 上記ガイドピンの外周の上記ベース部とテーブルとの間
    に縮装されたコイルばねと、 上記テーブルに立設され、上記グラインダに設けられた
    位置決め穴に嵌まり込む位置決めピンと、を備えたこと
    を特徴とするグラインダの供給受取装置。
  8. 【請求項8】 上記ベース部、テーブル、ガイドピン、
    コイルばね及び位置決めピンの組合せを2つ備え、上記
    チェンジャー機構から離脱されたグラインダを受取り、
    該チェンジャー機構にグラインダを供給しうるようにな
    した、請求項7記載のグラインダの供給受取装置。
  9. 【請求項9】 上記グラインダが請求項1ないし4のい
    ずれかに記載のグラインダであり、上記アタッチメント
    の下部に上記位置決め穴が形成されている、請求項8記
    載のグラインダのチェンジャー機構。
  10. 【請求項10】 フロア上に設置されるベース台と、 該ベース台の上方に水平方向に延びて取付けられ、2つ
    の上記ベース部を各々スライド自在に支持する2対のガ
    イドシャフトと、 上記2つのベース部のうち、一方を上記チェンジャー機
    構からのグラインダを受取る受取位置と該グラインダを
    そのテーブルから取出す取出位置との間でスライドさ
    せ、他方をそのテーブルにグラインダをセットするセッ
    ト位置と該セットされたグラインダがチェンジャー機構
    によって取出される取出位置との間でスライドさせる流
    体シリンダと、を更に備えた請求項8記載のグラインダ
    の供給受取装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007223003A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Nachi Fujikoshi Corp ロボットアーム駆動テープラップ装置
WO2013030958A1 (ja) * 2011-08-30 2013-03-07 株式会社安川電機 搬送装置およびロボットシステム

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