JPH11185881A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH11185881A
JPH11185881A JP36541697A JP36541697A JPH11185881A JP H11185881 A JPH11185881 A JP H11185881A JP 36541697 A JP36541697 A JP 36541697A JP 36541697 A JP36541697 A JP 36541697A JP H11185881 A JPH11185881 A JP H11185881A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
connection terminal
connection terminals
female connection
terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP36541697A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukifumi Machida
幸文 町田
Michiyasu Watabe
道泰 渡部
Sumi Furuya
澄美 古屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Ryosei Electro Circuit Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ryosei Electro Circuit Systems Ltd filed Critical Ryosei Electro Circuit Systems Ltd
Priority to JP36541697A priority Critical patent/JPH11185881A/ja
Publication of JPH11185881A publication Critical patent/JPH11185881A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続端子同士を確実に接続する。 【解決手段】 ハウジング1は相手側ハウジングとの嵌
合部にシール部材5を備え、雌型接続端子3の側方の空
間部23の入口を遮蔽する遮蔽部材29を設けているの
で、遮蔽部材29は雄型接続端子が空間部23に進入す
ることを防止し、雄型接続端子と雌型接続端子3の接続
不良を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線同士を電気的
に接続するために使用され、特に嵌合部にシール部材を
介在させたコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車のワイヤハーネス用のコ
ネクタは、一方のワイヤハーネスの電線に例えば雌型接
続端子を接続すると共に、他方のワイヤハーネスの電線
に雄型接続端子を接続し、これらの一対の接続端子を一
対のハウジングにそれぞれ収容し、ハウジング同士の嵌
合部にシール部材を介在させてハウジング同士を結合す
ることにより、接続端子同士を防水状態で電気的に接続
するようになっている。
【0003】この際に、接続端子はハウジングの端子収
容孔に後面側から収容するようになっており、ハウジン
グは収容した接続端子を係止しその後方への抜け出しを
防止する係止ランスを有すると共に、係止ランスの係止
に加えて接続端子を係止するリアホルダを備える場合が
多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来のハウジ
ングは、リアホルダを備えた場合に係止ランスの前方に
空間を有することになる。このため、ハウジング同士を
結合する際に、雄型接続端子の先端が雌型接続端子の側
方の空間に進入したり、或いは雌型接続端子の端面に接
触したりして、接続端子同士を確実に接続できないこと
がある。
【0005】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
接続端子同士の接続不良を防止し得るコネクタを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るコネクタは、ハウジング内に複数個の雌
型接続端子を収容するために相手側ハウジングに向けて
個々に筒状部を形成し、該筒状部の前記雌型接続端子の
側方の空間部の入口を別体の遮蔽部材により遮蔽し、相
手側の雄型接続端子が誤挿入しないようにしたことを特
徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は第1の実施例の縦断面図であ
り、ハウジング1には電線2を後部に接続した雌型接続
端子3が収容されている。このハウジング1は図示しな
い雄型接続端子を収容した相手側ハウジングと嵌合可能
となっており、ハウジング1を相手側ハウジングと嵌合
した際に、雌型接続端子1と雄型接続端子が電気的に接
続するようになっている。ハウジング1の後部は、電線
2に嵌着されたワイヤシール部材4によりシールされ、
ハウジング1と相手側ハウジングの嵌合部はシール部材
5によりシールされて、内部の防水性が確保されてい
る。
【0008】ハウジング1は上下及び左右方向に略対称
とされ、雌型接続端子3を個々に収容するための端子収
容孔21が例えば2列に設けられている。端子収容孔2
1の前部は筒状部22とされ、筒状部22内の雌型接続
端子3の側方には空間部23が設けられている。筒状部
22の壁面には、係止ランス24が雌型接続端子3を係
止できるように空間部23内に突設され、雌型接続端子
3は後方への抜け出しが防止されている。
【0009】筒状部22の外側には第1のハウジング1
の一部であるフード部25が支持壁26を介して支持さ
れ、支持壁26の前方で筒状部22とフード部25の間
は、相手側の相手側ハウジングの筒部が嵌合する嵌合孔
27とされている。そして、筒状部22の前端部の嵌合
孔27側には切欠部28が形成され、この切欠部28に
はシール部材5に一体にモールドされたチップホルダ2
9が取り付けられている。これにより、端子収容孔21
の前端部には、空間部23の入口が遮蔽された端子挿通
口30が形成されている。
【0010】図2はシール部材5の正面図、図3は図2
のA−A線に沿って切断した断面図であり、シール部材
5はハウジング1の筒状部22の外周面に個々に被嵌さ
れる小径筒部5aを一体として有し、所謂極間独立型と
されている。小径筒部5aの内面には、チップホルダ2
9を一体化するための突起5b、5cが前後に設けら
れ、これらの突起5b、5cの間は溝5dとされてい
る。
【0011】図4の斜視図に示すように、チップホルダ
29にはシール部材5の突起5b、5cの頂面に当接す
る基部29aと、シール部材5の突起5cの外側面に圧
接する突片29bと、シール部材5の溝5dに圧入する
突片29cと、ハウジング1の空間部23の入口を遮蔽
する遮蔽部29dとが設けられている。
【0012】このコネクタを組み立てる際には、電線2
を後部に接続した雌型接続端子3をハウジング1の後部
から端子収容孔21に押し込む。このとき、係止ランス
24は雌型接続端子3に押されて空間部23内を撓み、
雌型接続端子3が端子収容孔21に十分に進入した後に
復元し、雌型接続端子3を係止する。そして、シール部
材5を筒状部22に被嵌しながら、チップホルダ29を
切欠部28に嵌め込む。これにより、チップホルダ29
の遮蔽部29dが空間部23の入口を遮蔽する。なお、
シール部材5を筒状部22に先に被嵌し、接続端子3を
端子収容孔21に後に収容してもよい。
【0013】このように組み立てたハウジング1に、雄
型接続端子を収容した相手側ハウジングを結合すると、
雄型接続端子が端子挿通口30を通って雌型接続端子3
と接続する。一方、雄型接続端子が端子挿通口30に整
合しない場合には、雄型接続端子の先端がチップホルダ
29の遮蔽部29dに当接し、ハウジング1と相手側ハ
ウジングの結合が不可能になる。そして、雌型接続端子
3をハウジング1から引き抜く場合には、図5に示すよ
うにチップホルダ29の遮蔽部29dを手前に倒し、工
具Tを空間部23に挿し込んで係止ランス24を撓ま
せ、係止ランス24を雌型接続端子3から外し、電線2
を後方に引く。
【0014】このように、第1の実施例ではハウジング
1が空間部23を遮蔽するためのチップホルダ29を備
えているので、雄型接続端子が空間部23に進入するこ
とを防止でき、雄型接続端子と雌型接続端子3を確実に
接続できる。
【0015】図6は第2の実施例の縦断面図であり、ハ
ウジング31の個々の筒状部22には一体のシール部材
32が披嵌されていると共に、筒状部22の先端にチッ
プホルダ33が個々に取り付けられている。筒状部22
にはチップホルダ33を直接着脱できるように形成さ
れ、その他は第1の実施例と同様とされている。
【0016】図7はシール部材32の正面図、図8は図
7のB−B線に沿って切断した断面図であり、シール部
材32は第1の実施例のシール部材5の突起5b、5c
が省かれた小径筒部32aを有し、その他は第1の実施
例と同様とされている。
【0017】図9はチップホルダ33の斜視図であり、
チップホルダ33には切欠部28に組み付けられる基部
33aと、空間部23の入口を覆う遮蔽部33bと、基
部33aの後端面から上面に貫通する貫通孔33cとが
設けられている。
【0018】雌型接続端子3をハウジング31から引き
抜く場合には、図10の部分断面図に示すようにL字状
の先端部を有する工具T’をチップホルダ33の貫通孔
33cに通してチップホルダ33を引き出し、図11に
示すように第1の実施例と同様な工具Tを用いて係止ラ
ンス24を撓ましてから、電源2を持って引き抜く。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るコネク
タでは、ハウジングの筒状部に雌型接続端子の側方の空
間部の入口を遮蔽する遮蔽部材を備えたので、相手側コ
ネクタを嵌合する際に、相手側の雄型接続端子が空間部
内に進入することを防止でき、接続不良を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の縦断面図である。
【図2】チップホルダを一体に有するシール部材の正面
図である。
【図3】図2のA−A線に沿って切断した断面図であ
る。
【図4】チップホルダの拡大斜視図である。
【図5】係止ランスと雌型接続端子の係止を解除すると
きの作用説明図である。
【図6】第2の実施例の縦断面図である。
【図7】シール部材の正面図である。
【図8】図7のB−B線に沿って切断した断面図であ
る。
【図9】チップホルダの拡大斜視図である。
【図10】チップホルダをハウジングから外すときの作
用説明図である。
【図11】係止ランスと雌型接続端子の係止を解除する
ときの作用説明図である。
【符号の説明】
1、31 ハウジング 2 電線 3 雌型接続端子 5、32 シール部材 21 端子収容孔 22 筒状部 23 空間 24 係止ランス 28 切欠部 29、33 チップホルダ 29d、33b 遮蔽部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に複数個の雌型接続端子を
    収容するために相手側ハウジングに向けて個々に筒状部
    を形成し、該筒状部の前記雌型接続端子の側方の空間部
    の入口を別体の遮蔽部材により遮蔽し、相手側の雄型接
    続端子が誤挿入しないようにしたことを特徴とするコネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 一体のシール部材を前記筒状部の外周面
    にそれぞれ被嵌するようにした請求項1に記載のコネク
    タ。
  3. 【請求項3】 前記遮蔽部材は前記シール部材に一体に
    設けた請求項1に記載のコネクタ。
JP36541697A 1997-12-19 1997-12-19 コネクタ Pending JPH11185881A (ja)

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JP36541697A JPH11185881A (ja) 1997-12-19 1997-12-19 コネクタ

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JP36541697A JPH11185881A (ja) 1997-12-19 1997-12-19 コネクタ

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JPH11185881A true JPH11185881A (ja) 1999-07-09

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JP36541697A Pending JPH11185881A (ja) 1997-12-19 1997-12-19 コネクタ

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