JPH11185563A - キーボード防水機構 - Google Patents
キーボード防水機構Info
- Publication number
- JPH11185563A JPH11185563A JP35316697A JP35316697A JPH11185563A JP H11185563 A JPH11185563 A JP H11185563A JP 35316697 A JP35316697 A JP 35316697A JP 35316697 A JP35316697 A JP 35316697A JP H11185563 A JPH11185563 A JP H11185563A
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- JP
- Japan
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- water
- keyboard
- drain groove
- waterproof
- cover
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2223/00—Casings
- H01H2223/002—Casings sealed
- H01H2223/003—Membrane embracing all keys
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2223/00—Casings
- H01H2223/002—Casings sealed
- H01H2223/004—Evacuation of penetrating liquid
Landscapes
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 防水カバーの着脱性を損なうことなく、確実
な防水機能を発揮できるキーボード防水構造を提供す
る。 【解決手段】 キーボード面16上で排水用溝18より
も外側に水や水滴があっても排水用溝18内に入り込
み、また、防水カバー22上の水や水滴が端縁24から
落ちることがあっても、その端縁24が排水用溝18内
に位置しているので必ず排水用溝18内に誘導され、排
水用溝18内を流れてその両端の開口部分から外部に排
水される。これにより、常にキーボード面16のキー1
7a配設部分まで水が入り込むことを防止でき、確実な
防水機能が得られる。同時に、このような防水カバー2
2は単にキーボード13上に載置されているだけである
ので、設定専用カバーなる防水カバーとの交換も容易に
行うことができる。
な防水機能を発揮できるキーボード防水構造を提供す
る。 【解決手段】 キーボード面16上で排水用溝18より
も外側に水や水滴があっても排水用溝18内に入り込
み、また、防水カバー22上の水や水滴が端縁24から
落ちることがあっても、その端縁24が排水用溝18内
に位置しているので必ず排水用溝18内に誘導され、排
水用溝18内を流れてその両端の開口部分から外部に排
水される。これにより、常にキーボード面16のキー1
7a配設部分まで水が入り込むことを防止でき、確実な
防水機能が得られる。同時に、このような防水カバー2
2は単にキーボード13上に載置されているだけである
ので、設定専用カバーなる防水カバーとの交換も容易に
行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、POS端末やEC
R等のデータ処理装置が備えるキーボード防水構造に関
する。
R等のデータ処理装置が備えるキーボード防水構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、POS端末等では、キャッシャ
等の操作者の入力操作を受け付ける領域として装置本体
の手前等にキーボードを備えている。キーボード構成と
しては、キーボード面に複数のキーが配設されるが、キ
ー対応のキートップが露出した構成が一般的である。ま
た、POS端末等を設置する環境は様々であり、水分が
多い場所や水分の付着している商品を取り扱う場所など
で使用されるケースも少なからず存在する。このような
環境下では、キートップ間の隙間等から水分がキーボー
ド面下方の内部に浸入すると、POS端末(キーボー
ド)等の故障の原因となり得る。
等の操作者の入力操作を受け付ける領域として装置本体
の手前等にキーボードを備えている。キーボード構成と
しては、キーボード面に複数のキーが配設されるが、キ
ー対応のキートップが露出した構成が一般的である。ま
た、POS端末等を設置する環境は様々であり、水分が
多い場所や水分の付着している商品を取り扱う場所など
で使用されるケースも少なからず存在する。このような
環境下では、キートップ間の隙間等から水分がキーボー
ド面下方の内部に浸入すると、POS端末(キーボー
ド)等の故障の原因となり得る。
【0003】このようなことから、防水カバーという保
護カバーを用いることが広く行われている。図4はその
一例を示すもので、POS端末等の装置本体1の手前側
に設けられたキーボード2に関して、複数のキー(キー
トップ)3が配設された前下がりに傾斜したキーボード
面4を覆う防水カバー5が設けられている。この防水カ
バー5は全てのキー3を覆う大きさに形成されて、周縁
受け部5aの上側部分の裏面に取り付けた両面テープ6
を利用することによりキーボード面4に対して着脱自在
とされている。ここに、防水カバー5は常時装着されて
通常業務に使用されるため、キー3を外部から認識し得
るように透明性を有するとともに、耐水性と発水性とを
有して操作性を損なわないシリコン等を材料として形成
されている。
護カバーを用いることが広く行われている。図4はその
一例を示すもので、POS端末等の装置本体1の手前側
に設けられたキーボード2に関して、複数のキー(キー
トップ)3が配設された前下がりに傾斜したキーボード
面4を覆う防水カバー5が設けられている。この防水カ
バー5は全てのキー3を覆う大きさに形成されて、周縁
受け部5aの上側部分の裏面に取り付けた両面テープ6
を利用することによりキーボード面4に対して着脱自在
とされている。ここに、防水カバー5は常時装着されて
通常業務に使用されるため、キー3を外部から認識し得
るように透明性を有するとともに、耐水性と発水性とを
有して操作性を損なわないシリコン等を材料として形成
されている。
【0004】また、POS端末等にあっては、登録モー
ド、設定モード、精算モード等の各種モードがあり、キ
ーボード面4上に配設し得るキー3の数には限度がある
ため、各種モード毎にキー3のキー機能を変更して使用
する場合がある。この場合、各キー3に刻印されたキー
機能とは異なるキー機能を割り付けるが、そのキー機能
を操作者に判らせるため、モードによっては、そのキー
機能がキー3位置に対応させて表記された設定専用カバ
ーを防水カバー5に代えて用いることも行われている。
設定専用カバー使用時には設定専用カバーが防水カバー
としても機能する。
ド、設定モード、精算モード等の各種モードがあり、キ
ーボード面4上に配設し得るキー3の数には限度がある
ため、各種モード毎にキー3のキー機能を変更して使用
する場合がある。この場合、各キー3に刻印されたキー
機能とは異なるキー機能を割り付けるが、そのキー機能
を操作者に判らせるため、モードによっては、そのキー
機能がキー3位置に対応させて表記された設定専用カバ
ーを防水カバー5に代えて用いることも行われている。
設定専用カバー使用時には設定専用カバーが防水カバー
としても機能する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図4に示す
ような従来の防水構造によると、防水カバー5によって
基本的な防水機能が確保されるが、その周縁受け部5a
の上側部分の裏面が両面テープ6によってキーボード面
4に取り付けられているので、濡れた手で操作したよう
な場合に、周縁受け部5a上やキーボード面4上の水や
水滴などが両面テープ6部分を通ってキーボード面4内
に入り込んでしまう可能性があり、防水効果が不十分で
ある。かといって、防水カバー5を接着剤等で固定する
ことで水が入り込まないようにしてしまうと、上述した
設定専用カバーとの交換使用に支障を来たしてしまう。
ような従来の防水構造によると、防水カバー5によって
基本的な防水機能が確保されるが、その周縁受け部5a
の上側部分の裏面が両面テープ6によってキーボード面
4に取り付けられているので、濡れた手で操作したよう
な場合に、周縁受け部5a上やキーボード面4上の水や
水滴などが両面テープ6部分を通ってキーボード面4内
に入り込んでしまう可能性があり、防水効果が不十分で
ある。かといって、防水カバー5を接着剤等で固定する
ことで水が入り込まないようにしてしまうと、上述した
設定専用カバーとの交換使用に支障を来たしてしまう。
【0006】そこで、本発明は、防水カバーの着脱性を
損なうことなく、確実な防水機能を発揮させることがで
きるキーボード防水構造を提供することを目的とする。
損なうことなく、確実な防水機能を発揮させることがで
きるキーボード防水構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
キーボード上の所定位置に複数のキーが配設されたキー
群とこのキー群の周囲を囲むように連続して形成されて
両端がキーボード外部に開口した排水用溝と、この排水
用溝で囲まれた領域を覆う大きさに形成されて前記キー
ボード上に着脱自在に載置され端縁が前記排水用溝内に
位置する防水カバーとを備える。従って、キーボード面
上で排水用溝よりも外側に水や水滴があっても排水用溝
内に入り込んで排水用溝内を流れてその開口部分から排
水される。また、防水カバー上の水や水滴が端縁から落
ちることがあっても、その端縁が排水用溝内に位置して
いるので必ず排水用溝内に誘導され排水用溝内を流れて
その開口部分から排水される。よって、何れの場合にも
キーボード面のキー配設部分まで水が入り込むことはな
く、確実な防水機能が得られ、水による故障から保護さ
れる。このような防水カバーは単にキーボード上に載置
されているだけであるので、設定専用カバーなる防水カ
バーとの交換も容易である。
キーボード上の所定位置に複数のキーが配設されたキー
群とこのキー群の周囲を囲むように連続して形成されて
両端がキーボード外部に開口した排水用溝と、この排水
用溝で囲まれた領域を覆う大きさに形成されて前記キー
ボード上に着脱自在に載置され端縁が前記排水用溝内に
位置する防水カバーとを備える。従って、キーボード面
上で排水用溝よりも外側に水や水滴があっても排水用溝
内に入り込んで排水用溝内を流れてその開口部分から排
水される。また、防水カバー上の水や水滴が端縁から落
ちることがあっても、その端縁が排水用溝内に位置して
いるので必ず排水用溝内に誘導され排水用溝内を流れて
その開口部分から排水される。よって、何れの場合にも
キーボード面のキー配設部分まで水が入り込むことはな
く、確実な防水機能が得られ、水による故障から保護さ
れる。このような防水カバーは単にキーボード上に載置
されているだけであるので、設定専用カバーなる防水カ
バーとの交換も容易である。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のキ
ーボード防水構造において、キー群が配設されたキーボ
ード面が前下がりに手前側に傾斜しており、排水用溝は
平面的に見て略コ字状に形成されてその両端がキーボー
ド面の手前側で外部に開口している。従って、傾斜した
キーボード面に対応して排水用溝も流れの方向性を有す
るので、排水用溝内に入り込んだ水を溜めることなく確
実に排水でき、防水効果が向上する。
ーボード防水構造において、キー群が配設されたキーボ
ード面が前下がりに手前側に傾斜しており、排水用溝は
平面的に見て略コ字状に形成されてその両端がキーボー
ド面の手前側で外部に開口している。従って、傾斜した
キーボード面に対応して排水用溝も流れの方向性を有す
るので、排水用溝内に入り込んだ水を溜めることなく確
実に排水でき、防水効果が向上する。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載のキーボード防水構造において、防水カバーの端縁
は、排水用溝側に向けて下がるように傾斜している。従
って、防水カバーの端縁から排水用溝内への水の誘導が
確実となり、防水効果が向上する。
載のキーボード防水構造において、防水カバーの端縁
は、排水用溝側に向けて下がるように傾斜している。従
って、防水カバーの端縁から排水用溝内への水の誘導が
確実となり、防水効果が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1ない
し図3に基づいて説明する。本実施の形態は、その一例
としてPOS端末11に適用されている。POS端末1
1の装置本体12は、その正面が前下がりに手前側に傾
斜しており、この傾斜面に、キーボード13と表示部1
4とレシート発行口15等が配設されている。従って、
前記キーボード13のキーボード面16も前下がりに手
前側に傾斜しており、複数のキー(キートップ)17a
がこのキーボード面16に配設されている。このような
キーボード面16に配設された複数のキー17aによる
キー群17の周囲を囲むように連続させた断面U字状の
排水用溝18が形成されている。この排水用溝18は平
面的に見て略コ字状に形成されており、その両端18
a,18bが傾斜したキーボード面16の一番下端(手
前側)にて外部に開口されている。即ち、排水用溝18
は正面から見て左側縦溝部分19と右側縦溝部分20と
それらの上側を左右に連続させる左右溝部分21とより
なる。また、左右溝部分21は図3に示すように左右中
央部が浅溝部21aとされ、左右端部に向かうにつれて
少し深くなる深溝部21bとされている。
し図3に基づいて説明する。本実施の形態は、その一例
としてPOS端末11に適用されている。POS端末1
1の装置本体12は、その正面が前下がりに手前側に傾
斜しており、この傾斜面に、キーボード13と表示部1
4とレシート発行口15等が配設されている。従って、
前記キーボード13のキーボード面16も前下がりに手
前側に傾斜しており、複数のキー(キートップ)17a
がこのキーボード面16に配設されている。このような
キーボード面16に配設された複数のキー17aによる
キー群17の周囲を囲むように連続させた断面U字状の
排水用溝18が形成されている。この排水用溝18は平
面的に見て略コ字状に形成されており、その両端18
a,18bが傾斜したキーボード面16の一番下端(手
前側)にて外部に開口されている。即ち、排水用溝18
は正面から見て左側縦溝部分19と右側縦溝部分20と
それらの上側を左右に連続させる左右溝部分21とより
なる。また、左右溝部分21は図3に示すように左右中
央部が浅溝部21aとされ、左右端部に向かうにつれて
少し深くなる深溝部21bとされている。
【0011】また、このようなキーボード面16上に着
脱自在に載置される防水カバー22が設けられている。
この防水カバー22は排水用溝18で囲まれた領域を覆
う大きさで矩形状に形成されたもので、各キー17a上
にほぼ密着するように載置させるため各キー17aに対
応する区切り部分23が升目状に凹み形成されている。
この防水カバー22は原則的には常時キーボード面16
上に載置されて通常業務に使用されるものであり、各キ
ー17aの刻印表記を外部から認識し得るように透明性
を有するとともに、耐水性と発水性とを有して操作性を
損なわないシリコン等を材料として形成されている。こ
こに、防水カバー22の周囲の端縁24はキーボード面
16上に接する受け部24aとこの受け部24aから排
水用溝18内に入り込むように屈曲させた誘導部24b
とにより形成されている。受け部24aはキーボード面
16に平行ではなく、排水用溝18側に向けて下がるよ
うに傾斜している。
脱自在に載置される防水カバー22が設けられている。
この防水カバー22は排水用溝18で囲まれた領域を覆
う大きさで矩形状に形成されたもので、各キー17a上
にほぼ密着するように載置させるため各キー17aに対
応する区切り部分23が升目状に凹み形成されている。
この防水カバー22は原則的には常時キーボード面16
上に載置されて通常業務に使用されるものであり、各キ
ー17aの刻印表記を外部から認識し得るように透明性
を有するとともに、耐水性と発水性とを有して操作性を
損なわないシリコン等を材料として形成されている。こ
こに、防水カバー22の周囲の端縁24はキーボード面
16上に接する受け部24aとこの受け部24aから排
水用溝18内に入り込むように屈曲させた誘導部24b
とにより形成されている。受け部24aはキーボード面
16に平行ではなく、排水用溝18側に向けて下がるよ
うに傾斜している。
【0012】なお、特に図示しないが、防水カバー22
と同一構造の設定専用カバーも用意されている。この設
定専用カバーは各キー17aに対応する部分に必要なキ
ー機能が表記されて不透明である点で防水カバー22と
は異なる。
と同一構造の設定専用カバーも用意されている。この設
定専用カバーは各キー17aに対応する部分に必要なキ
ー機能が表記されて不透明である点で防水カバー22と
は異なる。
【0013】このような構成において、防水が要求され
る環境下では、防水カバー22を常時キーボード面16
上に載置させた状態で使用される。この場合、防水カバ
ー22は単に載置されているだけであるが、その誘導部
24bが排水用溝18内に入り込んでいるので、防水カ
バー22上からキー操作を行っても防水カバー22がず
れたりすることはない。このようなキー操作において、
防水カバー22上の水や水滴がその端縁24から落ちる
ことがあっても、その端縁24の誘導部24bが排水用
溝18内に入り込んでいるので必ず排水用溝18内に誘
導され、その後、排水用溝18内を流れてその両端18
a,18bの開口部分から外に排水される。このとき、
端縁24における受け部24aも排水用溝18側に向け
て傾斜しているので、受け部24a上に水が溜ることが
なく、誘導部24bを経て排水用溝18内に確実に誘導
されることになる。また、キーボード面16上で排水用
溝18よりも外側に水や水滴が存在していたとしても、
排水用溝18内に入り込んだ後、この排水用溝18内を
流れてその両端18a,18bの開口部分から外へ排水
される。即ち、何れの場合にもキーボード面16のキー
配設部分内まで水が入り込むことはなく、確実な防水機
能が得られ、水による故障から保護される。特に、本実
施の形態では、手前側に傾斜したキーボード面16に対
応して排水用溝18も流れの方向性を有するので、排水
用溝18内に入り込んだ水は溜めることなく確実に排水
されるので、防水効果が向上する。これは、排水用溝1
8の左右溝部分21に関しても、浅溝部21aと深溝部
21bとを有して中央部が最も高いので、流れの方向性
を有し、水が溜るのを防止できる。
る環境下では、防水カバー22を常時キーボード面16
上に載置させた状態で使用される。この場合、防水カバ
ー22は単に載置されているだけであるが、その誘導部
24bが排水用溝18内に入り込んでいるので、防水カ
バー22上からキー操作を行っても防水カバー22がず
れたりすることはない。このようなキー操作において、
防水カバー22上の水や水滴がその端縁24から落ちる
ことがあっても、その端縁24の誘導部24bが排水用
溝18内に入り込んでいるので必ず排水用溝18内に誘
導され、その後、排水用溝18内を流れてその両端18
a,18bの開口部分から外に排水される。このとき、
端縁24における受け部24aも排水用溝18側に向け
て傾斜しているので、受け部24a上に水が溜ることが
なく、誘導部24bを経て排水用溝18内に確実に誘導
されることになる。また、キーボード面16上で排水用
溝18よりも外側に水や水滴が存在していたとしても、
排水用溝18内に入り込んだ後、この排水用溝18内を
流れてその両端18a,18bの開口部分から外へ排水
される。即ち、何れの場合にもキーボード面16のキー
配設部分内まで水が入り込むことはなく、確実な防水機
能が得られ、水による故障から保護される。特に、本実
施の形態では、手前側に傾斜したキーボード面16に対
応して排水用溝18も流れの方向性を有するので、排水
用溝18内に入り込んだ水は溜めることなく確実に排水
されるので、防水効果が向上する。これは、排水用溝1
8の左右溝部分21に関しても、浅溝部21aと深溝部
21bとを有して中央部が最も高いので、流れの方向性
を有し、水が溜るのを防止できる。
【0014】また、このような防水カバー22は単にキ
ーボード13上に載置されているだけであるので、設定
モード等のモード操作を行う場合に、設定専用カバーな
る防水カバーとの交換も容易でに行える。
ーボード13上に載置されているだけであるので、設定
モード等のモード操作を行う場合に、設定専用カバーな
る防水カバーとの交換も容易でに行える。
【0015】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、キーボー
ド面上で排水用溝よりも外側に水や水滴があっても排水
用溝内に入り込み、また、防水カバー上の水や水滴が端
縁から落ちることがあっても、その端縁が排水用溝内に
位置しているので必ず排水用溝内に誘導して、排水用溝
内を流しその両端の開口部分から外部に排水させること
ができ、よって、何れの場合にもキーボード面のキー配
設部分まで水が入り込むことを防止でき、確実な防水機
能が得られ、かつ、このような防水カバーは単にキーボ
ード上に載置されているだけであるので、設定専用カバ
ーなる防水カバーとの交換も容易に行うことができる。
ド面上で排水用溝よりも外側に水や水滴があっても排水
用溝内に入り込み、また、防水カバー上の水や水滴が端
縁から落ちることがあっても、その端縁が排水用溝内に
位置しているので必ず排水用溝内に誘導して、排水用溝
内を流しその両端の開口部分から外部に排水させること
ができ、よって、何れの場合にもキーボード面のキー配
設部分まで水が入り込むことを防止でき、確実な防水機
能が得られ、かつ、このような防水カバーは単にキーボ
ード上に載置されているだけであるので、設定専用カバ
ーなる防水カバーとの交換も容易に行うことができる。
【0016】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載のキーボード防水構造において、傾斜したキーボード
面に対応して排水用溝も流れの方向性を有するので、排
水用溝内に入り込んだ水を溜めることなく確実に排水さ
せることができ、防水効果を向上させることができる。
載のキーボード防水構造において、傾斜したキーボード
面に対応して排水用溝も流れの方向性を有するので、排
水用溝内に入り込んだ水を溜めることなく確実に排水さ
せることができ、防水効果を向上させることができる。
【0017】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載のキーボード防水構造において、防水カバーの
端縁が排水用溝側に向けて下がるように傾斜しているの
で、防水カバーの端縁から排水用溝内への水の誘導が確
実となり、防水効果を向上させることができる。
は2記載のキーボード防水構造において、防水カバーの
端縁が排水用溝側に向けて下がるように傾斜しているの
で、防水カバーの端縁から排水用溝内への水の誘導が確
実となり、防水効果を向上させることができる。
【図1】本発明の一実施の形態を示すPOS端末の外観
斜視図である。
斜視図である。
【図2】そのキーボード部分を拡大して示す縦断側面図
である。
である。
【図3】排水用溝の左右溝部分を示す縦断正面図であ
る。
る。
【図4】従来例のキーボード部分を示す縦断側面図であ
る。
る。
16 キーボード面 17 キー群 17a キー 18 排水用溝 18a,18b 両端 22 防水カバー 24 端縁
Claims (3)
- 【請求項1】 キーボード上の所定位置に複数のキーが
配設されたキー群とこのキー群の周囲を囲むように連続
して形成されて両端がキーボード外部に開口した排水用
溝と、 この排水用溝で囲まれた領域を覆う大きさに形成されて
前記キーボード上に着脱自在に載置され端縁が前記排水
用溝内に位置する防水カバーと、を備えるキーボード防
水構造。 - 【請求項2】 キー群が配設されたキーボード面が前下
がりに手前側に傾斜しており、排水用溝は平面的に見て
略コ字状に形成されてその両端がキーボード面の手前側
で外部に開口している請求項1記載のキーボード防水構
造。 - 【請求項3】 防水カバーの端縁は、排水用溝側に向け
て下がるように傾斜している請求項1又は2記載のキー
ボード防水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35316697A JPH11185563A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | キーボード防水機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35316697A JPH11185563A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | キーボード防水機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11185563A true JPH11185563A (ja) | 1999-07-09 |
Family
ID=18429013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35316697A Pending JPH11185563A (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | キーボード防水機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11185563A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002216575A (ja) * | 2001-01-15 | 2002-08-02 | Alps Electric Co Ltd | キーボード装置 |
-
1997
- 1997-12-22 JP JP35316697A patent/JPH11185563A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002216575A (ja) * | 2001-01-15 | 2002-08-02 | Alps Electric Co Ltd | キーボード装置 |
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