JPH03225712A

JPH03225712A - 電子機器のキーボード防水装置

Info

Publication number: JPH03225712A
Application number: JP2019846A
Authority: JP
Inventors: Hozumi Suzuki; 穂積鈴木
Original assignee: Tokyo Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 1990-01-30
Filing date: 1990-01-30
Publication date: 1991-10-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、キーボードを備えた商品売上登録装置等の電
子機器のキーボード防水装置に関するものである。

従来の技術従来、キーボードを備えた電子機器において、キャッシ
ュレジスタ等は水滴がかかる場所で使用されることがあ
り、キーボード部分から装置内部に水が浸入するおそれ
があるものである。そのため、従来の装置においては、
キーボード部分に防水カバーを配設している。

発明が解決しようとする課題従来の防水カバーは、キーボードを覆った上でその周辺
を両面テープ等を使用した接着により固定している。そ
のため、非常に作業性が悪く、しかも、外観を損うと云
う問題がある。

課題を解決するための手段請求項１記載の発明は、筐体に形成されたキー操作窓か
らキーを上向きに突出させてキーボードを配設し、前記
筐体の前記キー操作窓の周囲に凹溝を形成し、前記キー
ボードの上面を覆う軟質カバーの下面に前記凹溝に嵌合
する突起を形成し、前記筐体に着脱自在の硬質の化粧カ
バーにより前記軟質カバーを挟持固定した。

請求項２記載の発明は、軟質カバーの表面に排水用凹溝
を形成した。

請求項３記載の発明は、軟質カバーの表面に水滴溜め部
を形成した。

作用軟質カバーの突起は、筐体に形成された凹溝に嵌合し、
かつ、その軟質カバーは硬質の化粧カバーで筐体との間
で挟持固定されるため、キーボード部分の防水性を得る
ための軟質カバーの取付作業がきわめて簡単であり、ま
た、その軟質カバーに排水用凹溝が形成されることによ
り水滴の排出が確実であり、さらに、軟質カバーの表面
に水滴溜め部を形成することにより、装置の前面等から
水滴が滴下することがないものである。

実施例本発明の一実施例を１図面に基づいて説明する。

まず、筐体１の下部にはドロワ２が設けられ、この筐体
１の上部中央には、商品データ読取装置３が配設され、
この商品データ読取装置３の読取窓４が上向きに設けら
れている。また、前記読取窓４の右上には、読取確認ラ
ンプ５が配設されている。この読取確認ランプ５は、読
取可能時には青色表示であり、データを読み込むことに
より赤色表示に変化してその読取の確認を行なうもので
ある。

ついで、前記読取窓４の手前側には、キーボード６が設
けられ、このキーボード６の左側には、札及びコイン受
け７が形成されている。さらに、前記読取窓４の奥には
、ＰＬＵキーボード８が設けられている。

しかして、前記キーボード６部分の詳細について説明す
ると、まず、前記筐体１にキー操作窓９が形成され、こ
のキー操作窓９の内部からキー１０を上方へ突出させて
前記キーボード組立１１が取付けられている。前記筐体
１の前記キー操作窓９の周辺には、段部１２が形成され
ているとともにその内周部には前方を除いて凹溝１３が
形成されている。そして、前記段部１２の手前側と奥側
とに二個ずつの係止孔１４が形成されている。

ついで、前記キーボード組立１１のキー１０の形状に合
わせた軟質材料による軟質カバー１５が形成されている
。この軟質カバー１５の裏面には、前記凹溝１３にぴっ
たりと嵌合する突起１６が突出形成されている。また、
前記軟質カバー１５の表面には、前記突起１６の位置に
合せて排水用凹溝１７が形成されている。さらに、この
排水用凹溝１７の内周、すなわち、キー１０部分の外周
に大きく凹んだ水溜め部１８が形成されている。

このように形成された軟質カバー１５は、その突起１６
を凹溝１３に嵌合させた上で、硬質の化粧カバー１９に
より挟持固定されている。すなわち、前記化粧カバー１
．９には前記係止孔１４に係合する四個の係止爪２０が
形成されており、これらの係止爪２０を前記係止孔１４
に係脱させることによりその化粧カバー１９は前記筐体
１に着脱自在に取付けられている。

一方、前記筐体ｌの奥上部に上方へ突出する二本の支柱
２１が一体的に設けられ、この支柱２１の上部には、右
側に表示部２２が設けられ、左側にレシート発行用プリ
ンタ２３が設けられている。

このレシート発行用プリンタ２３のレシート２４を発行
するレシート発行口２５は手前側上部に位置して設けら
れているとともに、通常のレシート２４では、前記商品
データ読取装置３の読取窓４のスキャニングエリア内に
は干渉しない位置に位置決めされている。すなわち、前
記レシート発行口２５は前記読取窓４よりも所定高さだ
け高く、かつ、奥方向に所定寸法だけ偏位した位置に設
けられている。また、ここでスキャニングエリアとは、
商品に貼付されたラベルのバーコードを読み取ることが
できる読取可能領域と商品を左右に移動させる商品移動
領域とを加算した領域を云うものとする。

このような構成において、商品に貼付されたラベルには
、商品データ読取装置３による読取が可能なバーコード
が印刷されている。そのため、商品データの読取に当っ
ては、商品を読取窓４の上をスキャニングさせる。これ
により、データの取り込みがなされるが、そのデータを
読み取った時には、読取確認ランプ５が赤色に変化して
その読取の状態が確認できるようになっている。この商
品のスキャニング時に、商品データ読取装置３は、筐体
１の幅方向において単独で形成されているため、その幅
寸法が小さく、これにより、商品のスキャニング距離が
短くてオペレータの負担が軽く、そのスキャニング時間
も短くて良い。

このようにして商品データが読み込まれ、その結果、レ
シート発行口１２５からレシート２４が発行される。こ
のレシート２４は通常の長さであれば前述のように、商
品データ読取装置３の読取窓４のスキャニングエリア内
には干渉することがなく、しかも、オペレータが干渉す
ることがない位置に位置している。そのため、レシート
２４がオペレータにより損傷を受けるおそれがない。し
かも、発行されたレシート２４の位置は、オペレータが
容易に取ることができる位置である。

しかして、商品によっては、水滴を滴下するものもあり
、読取窓４による操作中に滴下してキーボード６を濡ら
すことがある。この場合でも軟質カバー１５によりキー
ボード組立１１にまで水滴が達することがなく、また、
排水用凹溝１７を通って前方へ流下する。さらに、キー
ボード６部分の水滴は、水溜め部１８に一時的に貯えら
れるため、装置の前面から水滴が大量に流下することは
ない。

発明の効果本発明は上述のように、筐体に形成されたキー操作窓か
らキーを上向きに突出させてキーボードを配設し、前記
筐体の前記キー操作窓の周囲に凹溝を形成し、前記キー
ボードの上面を覆う軟質カバーの下面に前記凹溝に嵌合
する突起を形成し、前記筐体に着脱自在の硬質の化粧カ
バーにより前記軟質カバーを挟持固定したので、キーボ
ード部分の防水性を得るための軟質カバーの取付作業が
きわめて簡単であり、また、その軟質カバーに排水用凹
溝が形成されることにより水滴の排出が確実であり、さ
らに、軟質カバーの表面に水滴溜め部を形成することに
より、装置の前面から多量の水滴が同時に滴下すること
がないと云う効果を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は分解斜
視図、第２図はキーボード部分を切断した横方向の断面
図、第３図はキーボード部分を切断した縦方向の断面図
、第４図は全体の斜視図である。１・・・筐体、６・・・キーボード、９・・・キー操作
窓、１０・・・キー　１３・・凹溝、１５・・軟質カバ
ー、１６・・・突起、１８・・・水溜め部、１９・・化
粧カバー出　願　人　　　東京電気株式会社

Claims

【特許請求の範囲】１、筐体に形成されたキー操作窓からキーを上向きに突
出させてキーボードを配設し、前記筐体の前記キー操作
窓の周囲に凹溝を形成し、前記キーボードの上面を覆う
軟質カバーの下面に前記凹溝に嵌合する突起を形成し、
前記筐体に着脱自在の硬質の化粧カバーにより前記軟質
カバーを挟持固定したことを特徴とする電子機器のキー
ボード防水装置。２、軟質カバーの表面に排水用凹溝を形成したことを特
徴とする請求項１記載の電子機器のキーボード防水装置
。３、軟質カバーの表面に水滴溜め部を形成したことを特
徴とする請求項１記載の電子機器のキーボード防水装置
。