JPH11185426A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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Publication number
JPH11185426A
JPH11185426A JP35115597A JP35115597A JPH11185426A JP H11185426 A JPH11185426 A JP H11185426A JP 35115597 A JP35115597 A JP 35115597A JP 35115597 A JP35115597 A JP 35115597A JP H11185426 A JPH11185426 A JP H11185426A
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JP
Japan
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Application number
JP35115597A
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English (en)
Inventor
Takashi Koshiyouji
隆 小正路
Tadashi Kobayashi
忠 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】少ない検知部によりディスクの種類を含む種々
の検知が可能なディスクカートリッジを提供することに
ある。 【解決手段】ケースには、両面に追記型の情報記録面を
有する光ディスク14が収納されている。ケースの第1
および第2主壁11aは光ディスクの第2および第1表
面にそれぞれ対向している。各主壁の角部には、第1な
いし第4被検知部30a、30b、30c、30dが設
けられ、第1ないし第3被検知部は、主壁の後端縁と平
行な直線B上に並んで設けられ、第4被検知部は、直線
Bに垂直で第2被検知部を通る直線C上に設けられてい
る。第2被検知に光ディスクの非有効面を示す検出孔3
2bが形成されている場合、第1被検知部における検出
孔32aの有無により、第1および第2被検知部が共同
して光ディスクの種類を示している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録媒体として
の光ディスクを収納したディスクカートリッジに関す
る。
【0002】
【従来技術】近年、フロッピーディスクに変わる大容量
の記録媒体として、光磁気記録式、相変化型、DVD等
の光ディスクが普及しつつある。この種の光ディスク
は、通常、ケースに収納されディスクカートリッジとし
て使用されている。
【0003】この種のディスクカートリッジは、共通の
光ディスクドライブで使用できるように、その形状、寸
法等は規格化され互換性を持って構成されている。通
常、ディスクカートリッジのケースは偏平な矩形状に形
成され、その両面には、光ディスクの一部およびハブを
露出するための窓部が形成されている。そして、ケース
には、窓部を開閉するための摺動自在なシャッタが設け
られている。
【0004】ディスクカートリッジを光ディスクドライ
ブに装填すると、シャッタが自動的に開放され、ドライ
ブ側の光学ヘッドは窓部を通して光ディスクに対する情
報処理を行う。
【0005】また、光ディスクの使用形態の自由度を増
すため、光ディスクをケースから取出しディスク単体で
使用可能としたものが提供されている。この種のディス
クカートリッジは、ケース後面に形成されたディスク取
出し口と、ケース後端に回動自在に取り付けられディス
ク取出し口を開閉する蓋部材と、を備えている。そし
て、蓋部材を開放した状態で、ディスク取出し口から光
ディスクを取出し、単体で光ディスクドライブに装填す
る。
【0006】これらディスクカートリッジのケース角部
には、蓋部材の開閉検出孔、ライトプロテクト検出孔、
有効面検出孔等の種々の検出孔を形成するための被検知
部が設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ディス
クカートリッジの形状、外径寸法は統一されているにも
関わらず、ディスクカートリッジ内には、読取専用の光
ディスク、書換え可能な光ディスク、追記型の光ディス
ク等、種々の光ディスクが収納されるようになってきて
いる。そのため、ディスクカートリッジは、収納されて
いる光ディスクの種類を判別するための検知部を備えて
いる必要がある。
【0008】しかしながら、通常、ディスクカートリッ
ジは、光ディスクを収納可能な最小限の大きさに形成さ
れているとともに、カートリッジ表面には、シャッタ、
ラベル貼着部等が設けられていることから、検知部を設
けるスペースが制限され、その数もあまり増やすことが
できない。そこで、この発明の目的は、少ない検知部に
よりディスクの種類を含む種々の検知が可能なディスク
カートリッジを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係るディスクカートリッジは、互いに対
向した一対の表面を有するディスク状の記録媒体と、上
記記録媒体の一方の表面と対向しているとともに、上記
表面の一部を露出する窓部が設けられたほぼ矩形状の第
1主壁と、上記記録媒体の他方の表面と対向していると
ともに上記他方の表面の一部を露出する窓部が設けられ
たほぼ矩形状の第2主壁と、を有し、上記記録媒体を収
納した偏平な矩形状のケースと、上記ケースに摺動自在
に取り付けられ上記窓部を開閉するシャッタと、を備え
ている。
【0010】そして、上記第1および第2主壁の各々
は、主壁の1つの角部に主壁端縁に沿って並んで設けら
れた第1および第2被検知部を有し、上記第2被検知部
は、対応する記録媒体の表面が有効面であるか非有効面
であるかを示し、上記第1被検知部は、上記第2被検知
部が有効面であることを示している時、上記対応する表
面に対して情報書き込みが禁止されているか許可されて
いるかを示し、かつ、上記第2被検知部が非有効面であ
ることを示している時、上記第2被検知部と共同して、
上記記録媒体の種類を示すことを特徴としている。
【0011】また、この発明に係る他のディスクカート
リッジは、互いに対向した第1および第2表面を有する
ディスク状の記録媒体と、上記第1表面と対向している
とともに、上記第1表面の一部を露出する窓部が設けら
れたほぼ矩形状の第1主壁と、上記第2表面と対向して
いるとともに上記第2表面の一部を露出する窓部が設け
られたほぼ矩形状の第2主壁と、を有し上記記録媒体を
収納した偏平な矩形状のケースと、上記ケースに摺動自
在に取り付けられ上記窓部を開閉するシャッタと、を備
えている。
【0012】上記第1主壁は、1つの角部に第1主壁端
縁に沿って並んで設けられた第1および第2被検知部を
有し、上記第2被検知部は、上記第1表面が有効面であ
るか非有効面であるか否かを示し、上記第1被検知部
は、上記第2被検知部が有効面であることを示している
時、上記第1表面に対して情報書き込みが禁止されてい
るか許可されているかを示し、かつ、上記第2被検知部
が非有効面であることをを示している時、上記第2被検
知部と共同して、上記記録媒体の種類を示し、上記第2
主壁は、1つの角部に第1主壁端縁に沿って並んで設け
られた第1および第2被検知部を有し、上記第2被検知
部は、上記第2表面が有効面であるか非有効面であるか
否かを示し、上記第1被検知部は、上記第2被検知部が
有効面であることを示している時、上記第2表面に対し
て情報書き込みが禁止されているか許可されているかを
示し、かつ、上記第2被検知部が非有効面であることを
を示している時、上記第2被検知部と共同して、上記記
録媒体の種類を示すことを特徴としている。
【0013】この発明に係るディスクカートリッジは、
互いに対向した一対の表面を有するディスク状の記録媒
体と、上記記録媒体の一方の表面と対向しているととも
に、上記表面の一部を露出する窓部が設けられたほぼ矩
形状の第1主壁と、上記記録媒体の他方の表面と対向し
ているとともに上記他方の表面の一部を露出する窓部が
設けられたほぼ矩形状の第2主壁と、を有し、上記記録
媒体を収納した偏平な矩形状のケースと、上記ケースに
摺動自在に取り付けられ上記窓部を開閉するシャッタ
と、を備えている。
【0014】上記第1および第2主壁の各々は、主壁の
1つの角部に主壁端縁に沿って並んで設けられた第1お
よび第2被検知部を有し、上記第2被検知部は、対応す
る記録媒体の表面が有効面であるか非有効面であるかを
示し、上記第1被検知部は、開状態および閉状態のいず
れかを有し、上記第2被検知部が有効面であることを示
している時、上記開状態であると、上記対応する表面に
対して情報書き込みが禁止されていることを示し、上記
閉状態であると、上記対応する表面に対して情報書き込
みが許可されていることを示し、上記第2被検知部が非
有効面であることを示している時、上記第2被検知部と
共同して上記記録媒体の種類を示すと同時に、上記開状
態であると、上記対応する表面に対して情報書き込みが
許可されていることを示し、上記閉状態であると、上記
対応する表面に対して情報書き込みが禁止されているこ
とを示すことを特徴としている。
【0015】更に、この発明に係る他のディスクカート
リッジは、互いに対向した一対の表面を有するディスク
状の記録媒体と、上記記録媒体の一方の表面と対向して
いるとともに、上記表面の一部を露出する窓部が設けら
れたほぼ矩形状の第1主壁と、上記記録媒体の他方の表
面と対向しているとともに上記他方の表面の一部を露出
する窓部が設けられたほぼ矩形状の第2主壁と、を有
し、上記記録媒体を収納した偏平な矩形状のケースと、
上記ケースに摺動自在に取り付けられ上記窓部を開閉す
るシャッタと、を備えている。
【0016】上記第1および第2主壁の各々は、主壁の
1つの角部に主壁端縁に沿って並んで設けられた第1、
第2および第3被検知部を有し、上記第2被検知部は、
対応する記録媒体の表面が有効面であるか非有効面であ
るかを示し、上記第1被検知部は、上記第2被検知部が
有効面であることを示している時、上記対応する表面に
対して情報書き込みが禁止されているか許可されている
かを示し、上記第3被検知部は、上記第2被検知部が非
有効面であることを示している時、上記第1および第2
被検知部と共同して、上記記録媒体の種類を示すことを
特徴としている。
【0017】この発明に係るディスクカートリッジは、
互いに対向した一対の表面を有するディスク状の記録媒
体と、それぞれ上記記録媒体の表面の一部を露出する窓
部が設けられているとともに、記録媒体の表面にそれぞ
れ対向して設けられたほぼ矩形状の一対の主壁と、上記
記録媒体を出し入れ可能な出し入れ口と、を有し上記記
録媒体を収納した偏平な矩形状のケースと、上記出し入
れ口を閉塞する閉塞位置と、出し入れ口を開放する開放
位置との間を回動自在に上記ケースに取り付けられた蓋
部材と、上記ケースに摺動自在に取り付けられ上記窓部
を開閉するシャッタと、を備えている。
【0018】上記主壁の各々は、主壁の1つの角部に、
主壁端縁と平行に延びる第1直線上に並んで設けられた
第1、第2、第3被検知部と、上記第1直線と直交して
いるとともに上記第2被検知部を通る第2直線上に設け
られた第4被検知部と、を有し、上記第4被検知部は、
上記記録媒体が上記ケースから取出されたことがるか否
かを示し、上記第2被検知部は、上記第4被検知部が記
録媒体の取出しを示していない時、上記記録媒体の対応
する表面が有効面であるか非有効面であるかを示し、上
記第1被検知部は、上記第4被検知部が記録媒体の取出
しを示していない時、上記記録面の対応する表面に対し
て情報書き込みが禁止されているか許可されているかを
示すとともに、上記第4被検知部が記録媒体の取出しを
示していない時で、かつ、上記第2被検知部が非有効面
を示している時、上記第2被検知部と共同して上記記録
媒体の種類を示すことを特徴としている。
【0019】この発明に係る他のディスクカートリッジ
によれば、ケースの主壁の各々は、主壁の1つの角部
に、主壁端縁と平行に延びる第1直線上に並んで設けら
れた第1、第2、第3被検知部と、上記第1直線と直交
しているとともに上記第2被検知部を通る第2直線上に
設けられた第4被検知部と、を有し、上記第4被検知部
は、上記記録媒体が上記ケースから取出されたことがる
か否かを示し、上記第2被検知部は、上記第4被検知部
が記録媒体の取出しを示していない時、上記記録媒体の
対応する表面が有効面であるか非有効面であるかを示
し、上記第1被検知部は、開状態および閉状態のいずれ
かを有し、上記第4被検知部が記録媒体の取出しを示し
ていない時で、かつ、上記第2非検知部が有効面を示し
ている時、上記開状態であると、上記記録面の対応する
表面に対して情報書き込みが禁止されていることを示す
とともに、閉状態であると、上記記録面の対応する表面
に対して情報書き込みが許可されていることを示し、上
記第4被検知部が記録媒体の取出しを示していない時
で、かつ、上記第2被検知部が非有効面を示している
時、上記第2被検知部と共同して上記記録媒体の種類を
示すとともに、上記開状態であると、上記記録面の対応
する表面に対して情報書き込みが許可されていることを
示すとともに、閉状態であると、上記記録面の対応する
表面に対して情報書き込みが禁止されていることをそれ
ぞれ示すことを特徴としている。
【0020】更に、この発明に係るディスクカートリッ
ジによれば、ケースの主壁の各々は、主壁の1つの角部
に、主壁端縁と平行に延びる第1直線上に並んで設けら
れた第1、第2、第3被検知部と、上記第1直線と直交
しているとともに上記第2被検知部を通る第2直線上に
設けられた第4被検知部と、を有し、上記第4被検知部
は、上記記録媒体が上記ケースから取出されたことがる
か否かを示し、上記第2被検知部は、上記第4被検知部
が記録媒体の取出しを示していない時、上記記録媒体の
対応する表面が有効面であるか非有効面であるかを示
し、上記第1被検知部は、上記第4被検知部が記録媒体
の取出しを示していない時であって、上記第2被検知部
が非有効面を示している時、上記記録面の対応する表面
に対して情報書き込みが禁止されているか許可されてい
るかを示し、上記第3被検知部は、上記第4被検知部が
記録媒体の取出しを示していない時であって、上記第2
被検知部が非有効面を示している時、上記第1および第
2被検知部と共同して上記記録媒体の種類を示すことを
特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態に係るディスクカートリッジについて詳
細に説明する。図1ないし図3に示すように、第1の実
施の形態に係るディスクカートリッジ10は、情報記録
媒体として、互いに対向した第1および第2表面14
a、14bに情報記録面を有する光ディスク14を収納
した偏平な矩形状のケース12を備えている。このケー
ス12は、ほぼ同一構造を有する一対のハーフケース1
3a、13bを接合することにより形成されている。
【0022】ケース12は、光ディスク14の第2表面
14bと対向している矩形状の第1主壁11a(A
面)、光ディスク14の第1表面14aと対向している
矩形状の第2主壁11b(B面)、開口した前壁12
a、一対の側壁12c、12d、および後壁12eを備
えている。第1および第2主壁11a、11bには、光
ディスク14の情報記録面へアクセスするための窓部1
6がそれぞれ形成され互いに対向している。各窓部16
は、それぞれケース12のほぼ中央から、ディスクカー
トリッジ10の挿入方向Aに向かって、ケース12の前
壁12a近傍まで延びている。
【0023】ケース12内に収納された光ディスク14
の中心部には、中心孔19を有するハブ18が取り付け
られている。そして、ハブ18および光ディスク14の
両面の一部は、窓部16を通して露出している。
【0024】ケース12には、窓部16を開閉する両面
一体型のシャッタ22が摺動自在に取り付けられてい
る。シャッタ22は、それぞれ窓部16を開閉する一対
の矩形状の遮蔽板22aと、これら遮蔽板の前端同志を
連結しているとともにケース前端面12aと対向した連
結板22bと、を有し、断面U字形状に形成されてい
る。そして、シャッタ22は、ケース12の前壁12a
側からケース12の両主壁を挟むようにして取り付けら
れている。
【0025】シャッタ22は、図1に示すように、窓部
16を閉塞する閉塞位置と、図2に実線および2点鎖線
でそれぞれ示すように、閉塞位置の両側に位置しそれぞ
れ窓部16を開放する2つの開放位置と、の間をケース
12の前壁12aと平行な方向Gに沿って摺動可能とな
っている。シャッタ22は、ケース12内で窓部16の
両側に配設された図示しない2つのシャッタばねにより
常時閉塞位置に向かって付勢されている。
【0026】第1および第2主壁11a、11bの表面
の内、シャッタ22の遮蔽板22aが摺動する領域は、
それぞれ浅い矩形状の凹所15として形成され、窓部1
6もこの凹所内に形成されている。また、第1および第
2主壁11a、11bは、凹所15の後端中央部から窓
部16の近傍まで突出した抜け止め用の突部17を有
し、この突部17は、遮蔽板22aの自由端部と係合し
て遮蔽板を凹所15内に保持している。
【0027】ケース12の両側壁12c、12dの前半
部にはガイドスロット7が形成され、カートリッジの挿
入方向Aに沿ってケース前壁12aまで伸びている。図
示しない光ディスクドライブへディスクカートリッジ1
0を装填する際、ガイドスロット7が光ディスクドライ
ブ側に設けられたガイドピンと係合し、光ディスクカー
トリッジの装填をガイドする。
【0028】第1および第2主壁11a、11bの後端
部中央、および後壁12e中央部には、ラベル貼付部6
が連続して形成されている。また、後壁12eにおい
て、ラベル貼付部6の両側には、一対の矩形状の凹所2
3が形成されている。これらの凹所23は、ディスクカ
ートリッジ10を垂直に立てて使用する際、光ディスク
ドライブ側の突起とそれぞれ係合する。
【0029】ケース12の両側壁12b、12cの後端
部には、光ディスクドライブ側の把持機構を引っ掛ける
ための把持スロット26がそれぞれ形成されているとと
もに、両側壁12b、12cの前端部には、光ディスク
ドライブ側のローディング機構を引っ掛けるための凹所
27がそれぞれ形成されている。
【0030】第1および第2主壁11a、11bの各々
の後端部において、ラベル貼付部6の両側には、長孔状
のアライメントホール5aおよび円形のロケーションホ
ール5bがそれぞれ形成されている。図示しない光ディ
スクドライブへディスクカートリッジ10を装填した
際、光ディスクドライブ側に設けられた凸部が一方の主
壁側のアライメントホール5aおよびロケーションホー
ル5bに挿通され、光ディスクカートリッジが光ディス
クドライブに対して位置決めされる。
【0031】図1、図2、および図4に示すように、第
1主壁11aの内、後端壁12e側の1つの角部、つま
り、ディスクカートリッジ10の挿入方向Aに向かって
右側の角部には、ケース12に収納されている光ディス
ク14の内、第2表面14bに設けられた情報記録面に
関する情報を示すための第1、第2、第3、第4被検知
部30a、30b、30c、30dが設けられている。
【0032】これら第1ないし第4被検知部30a〜3
0dは、第1主壁11a角部の内、ラベル貼付部6およ
び把持スロット26から外れ、かつ、ケース12内に収
納された光ディスク14からずれた位置に設けられてい
る。
【0033】第1、第2、および第3被検知部30a、
30b、30cは、第1主壁11aの後壁側端縁と平行
に延びる直線B上に、等間隔に並んで設けられていると
ともに、ラベル貼付部6側から順番に設けられている。
第4被検知部30dは、直線Bと直交し、かつ、第2被
検知部20bを通る直線C上に設けられている。
【0034】第1被検知部30aには、直線Bと直交す
る方向に延びた細長い第1検出孔32aが形成されてい
る。この第1検出孔32aは、ケース12内に設けられ
たライトプロテクト操作駒33を切換え操作することに
より、選択的に開閉可能となっている。そして、第1被
検知部30aは、第1検出孔32aの有無により、第1
検出孔の開状態あるいは閉状態により、光ディスク14
の第2表面14bに対して情報書き込みが禁止されてい
るか許可されているかを示している。
【0035】また、第2ないし第4被検知部30a〜3
0dには、必要に応じて、所定径の第2ないし第4検出
孔をそれぞれ形成可能となっている。第2被検知部30
bは、第2検出孔の有無により、光ディスク第2表面1
4bが有効面であるか非有効面であるか、つまり、情報
記録可能な面かそうでない面かを示している。例えば、
第2検出孔32bが形成されていない場合、第2表面1
4bが有効面であることを示し、第2検出孔32bが形
成されている場合、第2表面が非有効面であることを示
す。更に、第3被検知部30cは、予備の被検知部とし
て設けられたもので、第3検出孔の有無により光ディス
クの種類を示すために利用可能となっている。
【0036】第1主壁11aの場合、例えば、第2被検
知部30bには第2検出孔32bが形成され、第3およ
び第4被検知部30c、30dには検出孔が形成されて
いない。
【0037】また、第1主壁11aの上記角部の内、第
1ないし第4被検知部30a〜30d、およびラベル貼
付部6からずれた位置には、ケース12および光ディス
ク14の第1表面および第2表面を視覚的に表示するた
めの表示部34が形成されている。すなわち、表示部3
4は、第1主壁表面に形成された円形の凹所35と、凹
所の底に突設された突起36と、を有している。ここ
で、表示部34は、第1主壁11aが第1表面であるこ
とを示すように、1つの突起36を備えている。
【0038】一方、図2および図5に示すように、第2
主壁11bの内、後端壁12e側の1つの角部、例え
ば、ディスクカートリッジ10の挿入方向Aに向かって
右側の角部には、ケース12に収納されている光ディス
ク14の内、第1表面14aに設けられた情報記録面に
関する情報を示すための第1、第2、第3、第4被検知
部30a、30b、30c、30dが設けられている。
【0039】これら第1ないし第4被検知部30a〜3
0dは、第2主壁11b角部の内、ラベル貼付部6およ
び把持スロット26から外れ、かつ、ケース12内に収
納された光ディスク14からずれた位置に設けられてい
る。
【0040】第1、第2、および第3被検知部30a、
30b、30cは、第2主壁11bの後壁側端縁と平行
に延びる直線B上に、等間隔に並んで設けられていると
ともに、ラベル貼付部6側から順番に設けられている。
第4被検知部30dは、直線Bと直交し、かつ、第2被
検知部20bを通る直線C上に設けられている。
【0041】第1被検知部30aには、直線Bと直交す
る方向に延びた細長い第1検出孔32aが形成されてい
る。この第1検出孔32aは、ケース12内に設けられ
たライトプロテクト操作駒33を切換え操作することに
より、選択的に開閉可能となっている。そして、第1被
検知部30aは、第1検出孔32aの有無により、第1
検出孔の開状態あるいは閉状態により、光ディスク14
の第1表面14aに対して情報書き込みが禁止されてい
るか許可されているかを示している。
【0042】また、第2ないし第4被検知部30a〜3
0dには、必要に応じて、所定径の第2ないし第4検出
孔をそれぞれ形成可能となっている。第2被検知部30
bは、第2検出孔32bの有無により、光ディスク第1
表面14aが有効面であるか非有効面であるか、つま
り、情報記録可能な面かそうでない面かを示している。
例えば、第2被検知部30bは、第2検出孔32bが形
成されていない場合、第1表面14aが有効面であるこ
とを示し、第2検出孔32bが形成されている場合、第
1表面が非有効面であることを示す。更に、第3被検知
部30cは、予備の被検知部として設けられたもので、
第3検出孔の有無により光ディスクの種類を示すために
利用可能となっている。
【0043】第2主壁11bの場合、第1主壁11a側
と同様に、第2被検知部30bには第2検出孔32bが
形成され、第3および第4被検知部30c、30dには
検出孔が形成されていない。
【0044】また、第2主壁11bの上記角部の内、第
1ないし第4被検知部30a〜30d、およびラベル貼
付部6からずれた位置には、ケース12および光ディス
ク14の第1表面および第2表面のいずれかを視覚的に
表示するための表示部34が形成されている。表示部3
4は、第2主壁表面に形成された円形の凹所35と、凹
所の底に突設された突起36と、を有している。ここ
で、表示部34は、第2主壁11bが第2表面であるこ
とを示すように、2つの突起36を備えている。
【0045】上記のように構成されたディスクカートリ
ッジ10において、第2被検知部30bに第2検出孔3
2bが形成されている場合、第1被検知部30aは第2
被検知部と共同して光ディスク14の種類を示す。すな
わち、本実施の形態のように、第2被検知部30bに第
2検出孔32bが形成され、第1被検知部30aに設け
られた第1検出孔30aが開状態にある場合、これらの
被検知部は、光ディスク14が追記型の光ディスクであ
ることを示すとともに、第2表面14bの情報書き込み
が可能であることを示している。
【0046】詳細に述べると、ディスクカートリッジ1
0を図示しない光ディスクドライブに装填し、光ディス
ク14の第1表面14aに対して情報処理を行う場合、
ケース12の第1主壁11aを上に向けた状態でディス
クカートリッジを光ディスクドライブに装填する。この
際、オペレータは、第1主壁11aに形成された表示部
34を視認することにより、ケース14の第1および第
2主壁を判別をすることができる。
【0047】ディスクカートリッジ10を光ディスクド
ライブに装填すると、シャッタ22が自動的に開放位置
へ移動され、ドライブ側の光ピックアップが第2主壁1
1bに形成された窓部16を通してケース12内に侵入
し、光ディスク14の第1表面14aに対向する。ま
た、光ディスクドライブは、図示しないセンサにより、
ケース12の第2主壁11bに設けられた第1ないし第
4被検知部30a〜30dにおける検出孔の有無を検出
する。上記のように、第2主壁11bの第2被検出部3
0bに第2検出孔32bが形成され、かつ、第1検出孔
32aが開状態となっている場合、光ディスク14の第
1表面14aに設けられた情報記録面は追記型の情報記
録面であることを示し、光ディスクドライブのセンサは
第1、第2検出孔32a、32bを検知して追記型の光
ディスクの情報記録面であることを検知することができ
る。
【0048】一方、ディスクカートリッジ10を光ディ
スクドライブに装填し、光ディスク14の第2表面14
bに対して情報処理を行う場合、ケース12の第2主壁
11bを上に向けた状態でディスクカートリッジを光デ
ィスクドライブに装填する。この際、オペレータは、第
2主壁11bに形成された表示部34を視認することに
より、ケース14の第1および第2主壁を判別をするこ
とができる。
【0049】ディスクカートリッジ10を光ディスクド
ライブに装填すると、シャッタ22が自動的に開放位置
へ移動され、ドライブ側の光ピックアップが第1主壁1
1aに形成された窓部16を通してケース12内に侵入
し、光ディスク14の第2表面14bに対向する。ま
た、光ディスクドライブは、図示しないセンサにより、
ケース12の第1主壁11aに設けられた第1ないし第
4被検知部30a〜30dにおける検出孔の有無を検出
する。
【0050】上記のように、第1主壁11aの第2被検
知部30bに第2検出孔32bが形成され、かつ、第1
検出孔32aは開状態となっている。そのため、光ドラ
イブのセンサは、第1、第2検出孔32a、32bを検
知し、光ディスク14の第2表面14bに設けられた情
報記録面が追記型の光ディスクの情報記録面であること
を検知するとともに、第1表面14aへの情報書き込み
が可能であることを検知する。
【0051】また、図6に示すように、上記構成のディ
スクカートリッジにおいて、第2被検知部30bに第2
検出孔32bが形成され、かつ、第1検出孔32aがラ
イトプロテクト操作駒33によって閉じられ閉状態とな
っている場合、第1および第2被検知部は、光ディスク
14の対応する表面がRAMディスクの非有効面であ
り、かつ、この表面に対して情報の書き込みが禁止され
ていることを示している。
【0052】第3被検知部30cに第3検出孔32cが
形成されている場合、第1ないし第3被検知部30a、
30b、30cにより、更に他の光ディスクの種類を示
すことができる。すなわち、図7に示すように、第2お
よび第3被検知部30b、30cに第2および第3検出
孔32b、32cがそれぞれ形成され、かつ、第1検出
孔32aがライトプロテクト操作駒33によって閉じら
れ閉状態となっている場合、第1、第2および第3被検
知部30a、30b、30cは、光ディスク14の対応
する表面がROMディスクの有効面であり、かつ、この
表面に対して情報の書き込みが禁止されていることを共
同して示している。
【0053】以上のように構成されたディスクカートリ
ッジによれば、光ディスク14を収納したケース12
は、第1および第2主壁11a、11bを備え、各主壁
には、第1ないし第4被検知部30a〜30dが設けら
れている。そして、これらの被検知部における検出孔の
有無により、収納されている光ディスク14の種類、情
報記録面に対する情報書き込み禁止あるいは許可等の種
々の情報を示すことができる従って、ケース12の限ら
れたスペースを利用して、ケース内に収納されている光
ディスクの種類、各表面に設けられた情報記録面の種
類、第1および第2表面の判別を行うことができる。こ
れにより、ディスクカートリッジが規格化され、ケース
12の形状および寸法が共通である場合でも、ケース内
部に収納されている光ディスクの種類、例えば、読み取
り専用光ディスク、追記型光ディスク等の相違を容易に
判別することができる。
【0054】上記実施の形態においては、両面に追記型
の情報記録面を有する光ディスクを収納したディスクカ
ートリッジについて説明したが、この発明は、片面のみ
に情報記録面を有する光ディスクを収納したディスクカ
ートリッジにも適用することができる。
【0055】例えば、第1表面のみに追記型の情報記録
面が設けられた光ディスクを収納したディスクカートリ
ッジの場合、光ディスクはその第1表面がケース12の
第2主壁11bと対向した状態でケース12内に収納さ
れる。そして、図5(a)に示す構成と同様に、ケース
12の第2主壁11bの第2被検知部30bに第2検出
孔32bを形成し、第1検出孔32aを開状態とする。
また、第1主壁11aの第1ないし第4被検知部30a
〜30dには、検出孔を形成しない。
【0056】このような構成とすることにより、第1お
よび第2検出孔32a、32bによって、収納された光
ディスクの第1表面が追記型の光ディスクの情報記録面
であり、かつ、情報書き込みが許可されていることを示
すことができる。
【0057】図8ないし図15は、この発明の第2の実
施の形態に係るディスクカートリッジ10を示してい
る。第2の実施の形態によれば、ディスクカートリッジ
10は、ケース12内から光ディスクを取出し可能に構
成されている。他の構成は上述した第1の実施の形態と
ほぼ同一であり、同一の部分には同一の参照符号を付し
てその詳細な説明を省略し、異なる部分について詳細に
説明する。
【0058】図8ないし図10に示すように、ケース1
2の後壁はほぼ全体が開口し、ケースに対して光ディス
ク14を出入れするためのディスク出し入れ口20を形
成している。また、ケース12には、このディスク出し
入れ口20を開閉するための蓋部材24が回動自在に取
付けられている。蓋部材24は、閉塞位置においてケー
ス12の後壁12eを構成している。
【0059】光ディスク14の第1表面14aは有効面
として機能し、追記型の情報記録面が形成されている。
第2表面14bに情報記録面が設けられておらず、この
第2表面は非有効面として機能する。そして、光ディス
ク14は、第1表面14aがケース12の第2主壁11
bに対向し、第2表面14bが第1主壁11aと対向し
た状態でケース12内に収納されている。
【0060】ガイドスロット7は、ケース12の一方の
側壁12cの前半部のみに形成され、カートリッジの挿
入方向Aに沿ってケース前壁12aまで伸びている。ま
た、ディスクカートリッジ10を垂直に立てて使用する
際、光ディスクドライブ側の突起とそれぞれ係合する一
対の凹所23は、蓋部材24に形成されている。
【0061】図8、図9、図11に示すように、第1主
壁11aの内、ディスク出し入れ口20側の1つの角
部、例えば、ディスクカートリッジ10の挿入方向Aに
向かって右側の角部には、ケース12に収納されている
光ディスク14の内、第2表面14bに関する情報を示
すための第1、第2、第3、第4被検知部30a、30
b、30c、30dが設けられている。
【0062】これら第1ないし第4被検知部30a〜3
0dは、第1主壁11a角部の内、ラベル貼付部6およ
び把持スロット26から外れ、かつ、ケース12内に収
納された光ディスク14からずれた位置に設けられてい
る。
【0063】第1、第2、および第3被検知部30a、
30b、30cは、第1主壁11aの後壁側端縁と平行
に延びる直線B上に、等間隔に並んで設けられていると
ともに、ラベル貼付部6側から順番に設けられている。
第4被検知部30dは、直線Bと直交し、かつ、第2被
検知部20bを通る直線C上に設けられている。そし
て、これら第1ないし第4被検知部30a〜30dに
は、必要に応じて、所定径の検出孔を形成可能となって
いる。
【0064】第1被検知部30aにおける検出孔の有無
は、光ディスク14に対する書き込み禁止、書き込み許
可を示すもので、例えば、検出孔が形成されている場
合、書き込み禁止を示している。
【0065】第2被検知部30bにおける検出孔の有無
は、光ディスク14の対応する表面が有効面であるか非
有効面であるかを示すもので、例えば、検出孔32bが
形成されている場合、光ディスクの対応する第2表面1
4bが非有効面であることを示し、検出孔が形成されて
いない場合、対応する表面が有効面であることを示して
いる。
【0066】第3被検知部30cは予備として設けられ
た被検知部であり、例えば、光ディスクの種類を示す目
的で使用可能となっている。更に、第4被検知部30d
における検出孔の有無は、蓋部材24が開放されたこと
があるか否か、つまり、光ディスク14をケース12か
ら取出したことがあるか否か、を示すもので、検出孔3
2dが形成されている場合、蓋部材が少なくとも1度は
開けられたことを示す。
【0067】第1主壁11aおいて、第2被検知部30
bのみに第2検出孔32bが形成され、他の被検知部は
閉じられている。これにより、被検知部は、光ディスク
14の第2表面14bが情報記録面を持たない非有効面
であることを示している。
【0068】また、第1主壁11aの上記角部の内、第
1ないし第4被検知部30a〜30d、およびラベル貼
付部6からずれた位置には、ケース12および光ディス
ク14の第1表面および第2表面を視覚的に表示するた
めの表示部34が形成されている。すなわち、表示部3
4は、第1主壁表面に形成された円形の凹所35と、凹
所の底に突設された突起36と、を有している。ここ
で、表示部34は、第1主壁11aがケース12の第1
表面(A面)であることを示すように、1つの突起36
を備えている。
【0069】図8および図9に示すように、第1主壁1
1aの内、ディスク出し入れ口20側の他方の角部、つ
まり、ディスクカートリッジ10の挿入方向Aに向かっ
て左側の角部には、後述するライトプロテクト操作部を
操作するための細長い操作孔8、および第2主壁11b
側の第4被検知部30dと同軸的に設けられた円形の開
口8が形成されている。この開口8内には、後述する開
閉検出ピンの一端が支持されている。
【0070】図10および図12に示すように、B面と
なるケース12の第2主壁11b後端部において、ラベ
ル貼付部6の両側には、長孔状のアライメントホール5
aおよび円形のロケーションホール5bがそれぞれ形成
されている。第1主壁11aを上に向けた状態でディス
クカートリッジ10を図示しない光ディスクドライブへ
装填した際、光ディスクドライブ側に設けられた凸部が
アライメントホール5aおよびロケーションホール5b
に挿通され、光ディスクカートリッジが光ディスクドラ
イブに対して位置決めされる。
【0071】第2主壁11bの内、ディスク出し入れ口
20側の1つの角部、つまり、ディスクカートリッジ1
0の挿入方向Aに向かって右側の角部には、ケース12
に収納されている光ディスク14の内、第1表面14a
に関する情報を示すための第1、第2、第3、第4被検
知部30a、30b、30c、30dが設けられてい
る。
【0072】これら第1ないし第4被検知部30a〜3
0dは、第1主壁11a角部の内、ラベル貼付部6およ
び把持スロット26から外れ、かつ、ケース12内に収
納された光ディスク14からずれた位置に設けられてい
る。
【0073】第1、第2、および第3被検知部30a、
30b、30cは、第1主壁11aの後壁側端縁と平行
に延びる直線B上に、等間隔に並んで設けられていると
ともに、ラベル貼付部6側から順番に設けられている。
第4被検知部30dは、直線Bと直交し、かつ、第2被
検知部20bを通る直線C上に設けられている。そし
て、これら第1ないし第4被検知部30a〜30dに
は、必要に応じて、所定径の検出孔を形成可能となって
いる。
【0074】そして、第1ないし第4被検知部30a〜
30dにおける検出孔の有無は、前述した第1主壁11
a側の第1ないし第4被検知部における検出孔の有無と
同様の機能を有している。
【0075】第2主壁11bの第1被検知部30aに
は、直線Bとほぼ直交する方向に延びる細長い第1検出
孔30aが形成され、第2主壁11bのディスク出し入
れ口20側の端縁に開口している。そして、この第1検
出孔30aは、蓋部材24を閉じた状態において、後述
する蓋部材に設けられたライトプロテクト操作部58を
切換え操作することにより、駒部58bによって開閉可
能となっている。また、第2主壁11bおいて、第2被
検知部30bには第2検出孔32bが形成されている。
【0076】また、第4被検知部30dには予め第4検
出孔32dが形成され、未だに蓋部材24を開放したこ
とがない場合、検出孔32dには後述する検出ピンの一
端が挿入され、第4検出孔32dを閉塞している。
【0077】図13および図14に示すように、蓋部材
24が未開放の状態において、第1主壁11a側の開口
9には、検出ピン40の一端が挿入され、この検出ピン
と一体的な複数、例えば3つのブリッジ42を介して第
1主壁11aに固定されている。各ブリッジ42は比較
的薄く、折れ易く形成されている。また、検出ピン40
の他端は、第2主壁11bの第4被検知部30dに形成
された第4検出孔32d内に挿入され、第4検出孔32
dを閉塞している。
【0078】一方、図8ないし図10に示すように、蓋
部材24は、ケース12の幅とほぼ等しい長さ、および
ケース12内へ挿入可能な厚さを有する細長い偏平な板
状に形成された蓋本体44と、蓋本体の一側縁に形成さ
れケースの全幅に亘って延びるフランジ46と、を有し
ている。フランジ46は、ケース12の厚さ方向に沿っ
て蓋本体44から両側に突出し、後述する閉塞位置にお
いて、ケース12の後端面に当接する。蓋部材24は、
合成樹脂により一体成形されており、特に、ケース12
と異なる色の樹脂によって成形されている。
【0079】蓋部材24は、その長手方向一端が、枢軸
50を介して、ケース12の後端右角部に回動自在に支
持されている。それにより、蓋部材24は、枢軸50の
回りで、図6に示す閉塞位置と図7に示す開放位置との
間を回動し、ディスク出し入れ口20を開閉可能となっ
ている。閉塞位置に回動されると、蓋部材24の蓋本体
44はディスク出し入れ口20を介してケース12内に
入り込むとともに、フランジ30がカートリッジ本体1
0の後端縁に当接した状態でディスク出し入れ口14を
閉塞する。
【0080】蓋部材24の自由端部、つまり、枢軸32
と反対側の端部には、弾性変形可能なロック爪52が設
けられ、また、ケース12の左壁12c後端部には、ロ
ック爪52が係合可能な係止孔55が形成されている。
それにより、蓋部材24がディスク出し入れ口20を閉
塞する位置に回動すると、ロック爪52が係止孔55に
係合して蓋部材24を閉塞位置にロックする。なお、ケ
ース12の外面側から係止孔55を介してロック爪36
を押し込むことにより、ロックが解除され、蓋部材24
を開放することが可能となる。
【0081】蓋部材24の蓋本体44には、ケース12
内部に対応して、円弧状のディスク案内凹所56が形成
されている。蓋部材24を閉じた状態において、ケース
12内に収容された光ディスク14の一部は、ディスク
案内凹所56内に位置し蓋部材24のとの干渉が防止さ
れる。
【0082】蓋部材24の蓋本体44には、ライトプロ
テクト操作部58が弾性変形自在に一体成形されてい
る。ライトプロテクト操作部58は、蓋本体44の幅方
向のほぼ中央部からロック爪52側の端部に向かって延
出したアーム58aと、アームの先端に設けられた駒部
58bと、を有している。そして、ライトプロテクト操
作部58は、蓋本体44に形成された開口60a内に位
置し、アーム58aの基端のみが蓋本体に接続されてい
る。これにより、ライトプロテクト操作部58の駒部5
8bは、アーム58aの基端を中心として、書き込み許
容位置と書き込み禁止位置(ライトプロテクト位置)と
の間を回動可能となっている。
【0083】蓋部材24を閉じた状態において、駒部5
8bはケース12に形成された第1主壁11a側の操作
孔8、および第2主壁11b側の第2検出孔32aと対
向して位置する。それにより、操作孔8を介してライト
プロテクト操作部58を切り換えることができ、また、
駒部58bの位置に応じて、第1検出孔32aが開閉さ
れる。
【0084】蓋本体44のロック爪36側の端部には透
孔60b、60cが形成され、また、他端側には透孔4
2eが形成されている。蓋部材24を閉じた際、透孔6
0b、60cは、第2主壁11bの第2、第3被検知部
30b、30cとそれぞれ整列し、透孔42eは、第1
主壁11a側の第2被検知部30bと整列する。なお、
プロテクト操作部58が設けられている開口は、蓋部材
24を閉じた際、第1主壁11aの操作孔8および第2
主壁11bの第4検出孔32aと整列して位置する。
【0085】また、蓋本体44において、ロック爪36
側の端部には透孔60dが形成されている。蓋部材24
を閉じた際、透孔60dは、第1主壁11aの開口9、
および第2主壁11bの第4検出孔32dと整列して位
置する。従って、図11に示すように、蓋部材24を未
開放の状態において、つまり、開放検出ピン40が残っ
ている状態において、開放検出ピン40は蓋部材24の
透孔60dに挿通されている。
【0086】一方、蓋部材24を一度開放すると、開閉
検出ピン40は蓋部材24の開放動作に応じて押圧され
る。これによりブリッジ部42が折れ、開放検出ピン4
0は第1主壁11aから切離し蓋部材24とともにケー
ス10外へ排出される。これにより、図13に示すよう
に、第2主壁11bの第4検出孔32dが開放し、以
後、蓋部材24を開け光ディスクを取出したことがある
ディスクカートリッジであることを示す。
【0087】なお、蓋本体44には、透孔60f、60
gが更に形成され、蓋部材24を閉じた際、これらの透
孔60f、60gは、ケース12のアライメントホール
5a、ロケーションホール5bとそれぞれ整列して位置
する。
【0088】上記のように構成されたディスクカートリ
ッジ10を図示しない光ディスクドライブに装填し、光
ディスク14の第1表面14a、つまり、有効面に対し
て情報処理を行う場合、ケース12の第1主壁11aを
上に向けた状態でディスクカートリッジを光ディスクド
ライブに装填する。この際、オペレータは、第1主壁1
1aに形成された表示部34を視認することにより、ケ
ース14の第1主壁11a(A面)を判別をすることが
できる。
【0089】ディスクカートリッジ10を光ディスクド
ライブに装填すると、シャッタ22が自動的に開放位置
へ移動され、ドライブ側の光ピックアップが第2主壁1
1bに形成された窓部16を通してケース12内に侵入
し、光ディスク14の第1表面14aに対向する。ま
た、光ディスクドライブは、図示しないセンサにより、
ケース12の第2主壁11bに設けられた第1ないし第
4被検知部30a〜30dにおける検出孔の有無を検出
する。
【0090】上記のように、第2主壁11bの第4検出
孔32dが閉じられた状態で、第2被検知部30bに第
2検出孔32bが形成され、かつ、第1検出孔32aが
開状態にある時、第1および第2被検知部30a、30
bは、光ディスク14の第1表面14aが追記型の光デ
ィスクの有効面であり、かつ、情報書き込みが許容され
ていることを示し、光ディスクドライブはこれを検知す
る。
【0091】なお、第4検出孔32dが開放されている
場合、光ディスクドライブのセンサは、蓋部材24が一
度開放され光ディスク14がケース12から取出された
ことがあることを検知し、上述した第1および第2被検
知部30a、30bの検知は行わない。
【0092】また、第2主壁11bを上に向けた状態で
ディスクカートリッジ10を光ディスクドライブに装填
しようとした場合、ガイドスロット7はケース10の一
方の側壁12cにのみしか形成されていないことから、
通常、この向きでは装填することができない。仮に装填
できた場合でも、光ディスクドライブのセンサは、第1
主壁11aの第2被検知部に形成された第2検出孔32
bを検知し、光ピックアップと対向している光ディスク
の表面が非有効面であることを検知する。これにより、
光ディスクドライブは、装填された光ディスクに対する
情報処理を禁止する。
【0093】図15に示すように、上記構成のディスク
カートリッジにおいて、第4検出孔32dが閉じた状態
で、第2被検知部30bに第2検出孔32bが形成さ
れ、かつ、第1検出孔32aがライトプロテクト操作部
58の駒部58bによって閉じられ閉状態となっている
場合、第1および第2被検知部は、光ディスク14の第
1表面14aがRAMディスクの非有効面であり、か
つ、この表面に対して情報の書き込みが禁止されている
ことを示している。
【0094】更に、上記構成のディスクカートリッジに
おいて、第3被検知部30cに第3検出孔32cが形成
されている場合、第1ないし第3被検知部30a、30
b、30cにより、更に他の光ディスクの種類を示すこ
とができる。すなわち、図16に示すように、第4検出
孔32dが閉じられている状態で、第2および第3被検
知部30b、30cに第2および第3検出孔32b、3
2cがそれぞれ形成され、かつ、第1検出孔32aがラ
イトプロテクト操作部58の駒部58bによって閉じら
れ閉状態となっている場合、第1、第2および第3被検
知部30a、30b、30cは、光ディスク14の対応
する表面がROMディスクの有効面であり、かつ、この
表面に対して情報の書き込みが禁止されていることを共
同して示している。
【0095】以上のように構成されたディスクカートリ
ッジによれば、ケース主壁の角部に設けられた第1ない
し第4被検知部30a〜30dにおける検出孔の有無に
より、光ディスクに対する書き込み禁止、光ディスクの
有効面、非有効面、光ディスクの種類、光ディスクがケ
ースから取出されたか否かをそれぞれ示し、光ディスク
ドライブ側のセンサにて検出することができる。
【0096】従って、ケース12の限られたスペースを
利用して、ケース内に収納されている光ディスクの種
類、各表面における情報記録面の有無、情報記録面の種
類、書き込み処理の可否を判別することができる。これ
により、ディスクカートリッジが規格化され、ケース1
2の形状および寸法が共通である場合でも、ケース内部
に収納されている光ディスクの種類、例えば、読み取り
専用光ディスク、追記型光ディスク等の相違、あるい
は、ケースから光ディスクを取出した経験があるか否か
を容易に判別することができる。
【0097】なお、この発明は上述した実施の形態に限
定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能で
ある。上述した実施の形態においては、光ディスクは、
その第1表面がケースの第2主壁と対向し第2表面が第
1主壁と対向するようにケース内に収納されているが、
例えば、第1主壁を上に向けて光ディスクドライブに装
填した場合、光ピックアップが第1主壁側に設けられて
いるような光ディスクドライブに適用する場合には、ケ
ースに対して光ディスクを上記と逆向きに収納する構成
としてもよい。
【0098】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、ケース主壁の角部に設けられた複数の被検知部にお
ける検出孔の有無により、記録媒体の種類、有効面、非
有効面、蓋部材の開閉等を示す構成としたことから、少
ない検知部によりディスクの種類を含む種々の検知が可
能なディスクカートリッジを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係るディスクカ
ートリッジの第1主壁側を示す斜視図。
【図2】シャッタが開いた状態における、上記ディスク
カートリッジの第1主壁側および後壁側を示す斜視図。
【図3】シャッタが開いた状態における、上記ディスク
カートリッジの第2主壁側を示す斜視図。
【図4】上記第1主壁の角部を拡大して示す平面図、お
よび線D−Dに沿った断面図。
【図5】上記第2主壁の角部を拡大して示す平面図、お
よび線E−Eに沿った断面図。
【図6】上記第2主壁の被検知部において、第1検出孔
が閉じられた状態を示す平面図。
【図7】上記第2主壁の被検知部において、第3検出孔
が形成された状態を示す平面図。
【図8】シャッタが開いた状態における、この発明の第
2の実施の形態に係るディスクカートリッジの第1主壁
側および後壁側を示す斜視図。
【図9】蓋部材を開けた状態における上記第2の実施の
形態に係るディスクカートリッジの斜視図。
【図10】シャッタが開いた状態における、上記第2の
実施の形態に係るディスクカートリッジの第2主壁側を
示す斜視図。
【図11】上記第2の実施の形態に係るディスクカート
リッジの上記第1主壁の角部を拡大して示す平面図。
【図12】上記第2の実施の形態に係るディスクカート
リッジの上記第2主壁の角部を拡大して示す平面図。
【図13】図12の線F−Fに沿った断面図。
【図14】開放検知ピンを拡大して示す斜視図。
【図15】上記第2主壁の被検知部において、第1検出
孔が閉じられた状態を示す平面図。
【図16】上記第2主壁の被検知部において、第3検出
孔が形成された状態を示す平面図。
【符号の説明】
10…ディスクカートリッジ 11a…第1主壁 11b…第2主壁 12…ケース 12a…前壁 12b、12c…側壁 12e…後壁 13a、13b…ハーフケース 14…光ディスク 14a…第1表面 14b…第2表面 16…窓部 20…ディスク出し入れ口 22…シャッタ 24…蓋部材 30a…第1被検知部 30b…第2被検知部 30c…第3被検知部 30d…第4被検知部 32a…第1検出孔 32b…第2検出孔 32c…第3検出孔 32d…第4検出孔 34…表示部 35…凹所 36…突起 40…開放検知ピン 44…蓋本体 60a〜60f…透孔

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに対向した一対の表面を有するディス
    ク状の記録媒体と、 上記記録媒体の一方の表面と対向しているとともに、上
    記表面の一部を露出する窓部が設けられたほぼ矩形状の
    第1主壁と、上記記録媒体の他方の表面と対向している
    とともに上記他方の表面の一部を露出する窓部が設けら
    れたほぼ矩形状の第2主壁と、を有し、上記記録媒体を
    収納した偏平な矩形状のケースと、 上記ケースに摺動自在に取り付けられ上記窓部を開閉す
    るシャッタと、 を備え、 上記第1および第2主壁の各々は、主壁の1つの角部に
    主壁端縁に沿って並んで設けられた第1および第2被検
    知部を有し、 上記第2被検知部は、対応する記録媒体の表面が有効面
    であるか非有効面であるかを示し、 上記第1被検知部は、上記第2被検知部が有効面である
    ことを示している時、上記対応する表面に対して情報書
    き込みが禁止されているか許可されているかを示し、か
    つ、上記第2被検知部が非有効面であることを示してい
    る時、上記第2被検知部と共同して、上記記録媒体の種
    類を示すことを特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】互いに対向した第1および第2表面を有す
    るディスク状の記録媒体と、 上記第1表面と対向しているとともに、上記第1表面の
    一部を露出する窓部が設けられたほぼ矩形状の第1主壁
    と、上記第2表面と対向しているとともに上記第2表面
    の一部を露出する窓部が設けられたほぼ矩形状の第2主
    壁と、を有し上記記録媒体を収納した偏平な矩形状のケ
    ースと、 上記ケースに摺動自在に取り付けられ上記窓部を開閉す
    るシャッタと、 を備え、 上記第1主壁は、1つの角部に第1主壁端縁に沿って並
    んで設けられた第1および第2被検知部を有し、上記第
    2被検知部は、上記第1表面が有効面であるか非有効面
    であるか否かを示し、上記第1被検知部は、上記第2被
    検知部が有効面であることを示している時、上記第1表
    面に対して情報書き込みが禁止されているか許可されて
    いるかを示し、かつ、上記第2被検知部が非有効面であ
    ることをを示している時、上記第2被検知部と共同し
    て、上記記録媒体の種類を示し、 上記第2主壁は、1つの角部に第1主壁端縁に沿って並
    んで設けられた第1および第2被検知部を有し、上記第
    2被検知部は、上記第2表面が有効面であるか非有効面
    であるか否かを示し、上記第1被検知部は、上記第2被
    検知部が有効面であることを示している時、上記第2表
    面に対して情報書き込みが禁止されているか許可されて
    いるかを示し、かつ、上記第2被検知部が非有効面であ
    ることをを示している時、上記第2被検知部と共同し
    て、上記記録媒体の種類を示すことを特徴とするディス
    クカートリッジ。
  3. 【請求項3】互いに対向した一対の表面を有するディス
    ク状の記録媒体と、 上記記録媒体の一方の表面と対向しているとともに、上
    記表面の一部を露出する窓部が設けられたほぼ矩形状の
    第1主壁と、上記記録媒体の他方の表面と対向している
    とともに上記他方の表面の一部を露出する窓部が設けら
    れたほぼ矩形状の第2主壁と、を有し、上記記録媒体を
    収納した偏平な矩形状のケースと、 上記ケースに摺動自在に取り付けられ上記窓部を開閉す
    るシャッタと、 を備え、 上記第1および第2主壁の各々は、主壁の1つの角部に
    主壁端縁に沿って並んで設けられた第1および第2被検
    知部を有し、 上記第2被検知部は、対応する記録媒体の表面が有効面
    であるか非有効面であるかを示し、 上記第1被検知部は、開状態および閉状態のいずれかを
    有し、 上記第2被検知部が有効面であることを示している時、
    上記開状態であると、上記対応する表面に対して情報書
    き込みが禁止されていることを示し、上記閉状態である
    と、上記対応する表面に対して情報書き込みが許可され
    ていることを示し、 上記第2被検知部が非有効面であることを示している
    時、上記第2被検知部と共同して上記記録媒体の種類を
    示すと同時に、上記開状態であると、上記対応する表面
    に対して情報書き込みが許可されていることを示し、上
    記閉状態であると、上記対応する表面に対して情報書き
    込みが禁止されていることを示すことを特徴とするディ
    スクカートリッジ。
  4. 【請求項4】互いに対向した一対の表面を有するディス
    ク状の記録媒体と、 上記記録媒体の一方の表面と対向しているとともに、上
    記表面の一部を露出する窓部が設けられたほぼ矩形状の
    第1主壁と、上記記録媒体の他方の表面と対向している
    とともに上記他方の表面の一部を露出する窓部が設けら
    れたほぼ矩形状の第2主壁と、を有し、上記記録媒体を
    収納した偏平な矩形状のケースと、 上記ケースに摺動自在に取り付けられ上記窓部を開閉す
    るシャッタと、 を備え、 上記第1および第2主壁の各々は、主壁の1つの角部に
    主壁端縁に沿って並んで設けられた第1、第2および第
    3被検知部を有し、 上記第2被検知部は、対応する記録媒体の表面が有効面
    であるか非有効面であるかを示し、 上記第1被検知部は、上記第2被検知部が有効面である
    ことを示している時、上記対応する表面に対して情報書
    き込みが禁止されているか許可されているかを示し、 上記第3被検知部は、上記第2被検知部が非有効面であ
    ることを示している時、上記第1および第2被検知部と
    共同して、上記記録媒体の種類を示すことを特徴とする
    ディスクカートリッジ。
  5. 【請求項5】上記ケースは、一対の側壁、前壁、および
    後壁と、上記第1および第2主壁の上記後壁側端部中央
    部および上記後壁に亘って形成されたラベル設置領域
    と、上記各側壁の上記後壁側の端部に形成されたケース
    把持用のスロットと、を備え、 上記第1および第2被検知部は、上記主壁の後壁側の一
    方の角部の内、上記ラベル設置領域およびスロットから
    外れ、かつ、上記ケース内に収納された記録媒体からず
    れた位置に設けられていることを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれか1項に記載のディスクカートリッジ。
  6. 【請求項6】上記第1および第2被検知部は、上記後壁
    と平行な直線上に並んで設けられていることを特徴とす
    る請求項5に記載のディスクカートリッジ。
  7. 【請求項7】上記ケースは、一対の側壁、前壁、および
    後壁と、上記第1および第2主壁の上記後壁側端部中央
    部および上記後壁に亘って形成されたラベル設置領域
    と、上記各側壁の上記後壁側の端部に形成されたケース
    把持用のスロットと、を備え、 上記第1、第2および第3被検知部は、上記主壁の後壁
    側の一方の角部の内、上記ラベル設置領域およびスロッ
    トから外れ、かつ、上記ケース内に収納された記録媒体
    からずれた位置に設けられていることを特徴とする請求
    項4に記載のディスクカートリッジ。
  8. 【請求項8】上記第1、第2および第3被検知部は、上
    記後壁と平行な直線上に並んで設けられていることを特
    徴とする請求項7に記載のディスクカートリッジ。
  9. 【請求項9】上記第1および第2主壁の各々は、上記記
    録媒体の第1および第2表面を視認可能に表示する表示
    部をそれぞれ有し、 各表示部は、上記主壁表面に形成された凹所と、凹所内
    に突設された1叉は2の突起と、を有していることを特
    徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載のディ
    スクカートリッジ。
  10. 【請求項10】互いに対向した一対の表面を有するディ
    スク状の記録媒体と、 それぞれ上記記録媒体の表面の一部を露出する窓部が設
    けられているとともに、記録媒体の表面にそれぞれ対向
    して設けられたほぼ矩形状の一対の主壁と、上記記録媒
    体を出し入れ可能な出し入れ口と、を有し上記記録媒体
    を収納した偏平な矩形状のケースと、 上記出し入れ口を閉塞する閉塞位置と、出し入れ口を開
    放する開放位置との間を回動自在に上記ケースに取り付
    けられた蓋部材と、 上記ケースに摺動自在に取り付けられ上記窓部を開閉す
    るシャッタと、 を備え、 上記主壁の各々は、主壁の1つの角部に、主壁端縁と平
    行に延びる第1直線上に並んで設けられた第1、第2、
    第3被検知部と、上記第1直線と直交しているとともに
    上記第2被検知部を通る第2直線上に設けられた第4被
    検知部と、を有し、 上記第4被検知部は、上記記録媒体が上記ケースから取
    出されたことがるか否かを示し、 上記第2被検知部は、上記第4被検知部が記録媒体の取
    出しを示していない時、上記記録媒体の対応する表面が
    有効面であるか非有効面であるかを示し、 上記第1被検知部は、上記第4被検知部が記録媒体の取
    出しを示していない時、上記記録面の対応する表面に対
    して情報書き込みが禁止されているか許可されているか
    を示すとともに、上記第4被検知部が記録媒体の取出し
    を示していない時で、かつ、上記第2被検知部が非有効
    面を示している時、上記第2被検知部と共同して上記記
    録媒体の種類を示すことを特徴とするディスクカートリ
    ッジ。
  11. 【請求項11】互いに対向した一対の表面を有するディ
    スク状の記録媒体と、 それぞれ上記記録媒体の表面の一部を露出する窓部が設
    けられているとともに、記録媒体の表面にそれぞれ対向
    して設けられたほぼ矩形状の一対の主壁と、上記記録媒
    体を出し入れ可能な出し入れ口と、を有し上記記録媒体
    を収納した偏平な矩形状のケースと、 上記出し入れ口を閉塞する閉塞位置と、出し入れ口を開
    放する開放位置との間を回動自在に上記ケースに取り付
    けられた蓋部材と、 上記ケースに摺動自在に取り付けられ上記窓部を開閉す
    るシャッタと、 を備え、 上記主壁の各々は、主壁の1つの角部に、主壁端縁と平
    行に延びる第1直線上に並んで設けられた第1、第2、
    第3被検知部と、上記第1直線と直交しているとともに
    上記第2被検知部を通る第2直線上に設けられた第4被
    検知部と、を有し、上記第4被検知部は、上記記録媒体
    が上記ケースから取出されたことがるか否 かを示し、 上記第2被検知部は、上記第4被検知部が記録媒体の取
    出しを示していない時、上記記録媒体の対応する表面が
    有効面であるか非有効面であるかを示し、 上記第1被検知部は、開状態および閉状態のいずれかを
    有し、上記第4被検知部が記録媒体の取出しを示してい
    ない時で、かつ、上記第2非検知部が有効面を示してい
    る時、上記開状態であると、上記記録面の対応する表面
    に対して情報書き込みが禁止されていることを示すとと
    もに、閉状態であると、上記記録面の対応する表面に対
    して情報書き込みが許可されていることを示し、 上記第4被検知部が記録媒体の取出しを示していない時
    で、かつ、上記第2被検知部が非有効面を示している
    時、上記第2被検知部と共同して上記記録媒体の種類を
    示すとともに、上記開状態であると、上記記録面の対応
    する表面に対して情報書き込みが許可されていることを
    示すとともに、閉状態であると、上記記録面の対応する
    表面に対して情報書き込みが禁止されていることをそれ
    ぞれ示すことを特徴とするディスクカートリッジ。
  12. 【請求項12】互いに対向した一対の表面を有するディ
    スク状の記録媒体と、 それぞれ上記記録媒体の表面の一部を露出する窓部が設
    けられているとともに、記録媒体の表面にそれぞれ対向
    して設けられたほぼ矩形状の一対の主壁と、上記記録媒
    体を出し入れ可能な出し入れ口と、を有し上記記録媒体
    を収納した偏平な矩形状のケースと、 上記出し入れ口を閉塞する閉塞位置と、出し入れ口を開
    放する開放位置との間を回動自在に上記ケースに取り付
    けられた蓋部材と、 上記ケースに摺動自在に取り付けられ上記窓部を開閉す
    るシャッタと、 を備え、 上記主壁の各々は、主壁の1つの角部に、主壁端縁と平
    行に延びる第1直線上に並んで設けられた第1、第2、
    第3被検知部と、上記第1直線と直交しているとともに
    上記第2被検知部を通る第2直線上に設けられた第4被
    検知部と、を有し、 上記第4被検知部は、上記記録媒体が上記ケースから取
    出されたことがるか否かを示し、 上記第2被検知部は、上記第4被検知部が記録媒体の取
    出しを示していない時、上記記録媒体の対応する表面が
    有効面であるか非有効面であるかを示し、 上記第1被検知部は、上記第4被検知部が記録媒体の取
    出しを示していない時であって、上記第2被検知部が非
    有効面を示している時、上記記録面の対応する表面に対
    して情報書き込みが禁止されているか許可されているか
    を示し、 上記第3被検知部は、上記第4被検知部が記録媒体の取
    出しを示していない時であって、上記第2被検知部が非
    有効面を示している時、上記第1および第2被検知部と
    共同して上記記録媒体の種類を示すことを特徴とするデ
    ィスクカートリッジ。
  13. 【請求項13】上記第1および第2主壁は、上記記録媒
    体の第1および第2表面を視認可能に表示する表示部を
    備え、 上記表示部は、上記主壁表面に形成された凹所と、凹所
    内に突設された突起と、を有していることを特徴とする
    請求項10ないし12のいずれか1項に記載のディスク
    カートリッジ。
  14. 【請求項14】上記ケースは、一対の側壁、前壁、およ
    び後壁と、上記各主壁の上記後壁側端部中央部および上
    記後壁に亘って形成されたラベル設置領域と、上記各側
    壁の上記後壁側の端部に形成されたケース把持用のスロ
    ットと、を備え、 上記各主壁の第1、第2、第3、および第4被検知部
    は、上記後壁側の一方の角部の内、上記ラベル設置領
    域、スロット、および表示部から外れ、かつ、上記ケー
    ス内に収納された記録媒体からずれた位置に設けられて
    いることを特徴とする請求項13に記載のディスクカー
    トリッジ。
  15. 【請求項15】上記蓋部材は、上記閉塞位置において上
    記第1、第2、第3、および第4被検知部にそれぞれ対
    向する複数の透孔を有していることを特徴とする請求項
    14に記載のディスクカートリッジ。
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