JPH11185146A - 自動販売機の粉末原料タンク収納ラック - Google Patents

自動販売機の粉末原料タンク収納ラック

Info

Publication number
JPH11185146A
JPH11185146A JP35185997A JP35185997A JPH11185146A JP H11185146 A JPH11185146 A JP H11185146A JP 35185997 A JP35185997 A JP 35185997A JP 35185997 A JP35185997 A JP 35185997A JP H11185146 A JPH11185146 A JP H11185146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cup
raw material
tank
powder raw
powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35185997A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Endo
弘樹 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanden Corp filed Critical Sanden Corp
Priority to JP35185997A priority Critical patent/JPH11185146A/ja
Publication of JPH11185146A publication Critical patent/JPH11185146A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来に比べて粉末原料タンクへの粉末原料の
補充作業の作業性を高めることができる自動販売機の粉
末原料タンク収納ラックを提供する。 【解決手段】 粉末原料タンク収納ラックは、自動販売
機のケーシングに固定された受金具によってオープンス
ペース側ヘ水平移動可能に支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動販売機の粉末原
料タンク収納ラックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カップに飲料を注いで販売するカップ式
飲料自動販売機においては、一般に、コーヒー豆粉末か
ら抽出したレギュラーコーヒー、インスタントコーヒー
粉末、インスタントココア粉末、インスタント紅茶粉末
等を湯に溶いたインスタント飲料、コーラやサイダー等
のシロップ飲料、果汁飲料、乳酸飲料等が販売される。
インスタント飲料のための粉末原料、レギュラーコーヒ
ーに添加される砂糖粉末、クリーム粉末等は、それぞれ
粉末原料タンクに格納され、複数の粉末原料タンクが一
つの粉末原料タンク収納ラックに収納される。従来、粉
末原料タンク収納ラックは自動販売機のケーシングに固
定されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】粉末原料タンク収納ラ
ックが自動販売機のケーシングに固定されていると、粉
末原料タンクへの粉末原料の補充作業スペースが狭ま
り、該作業の作業性が低下する。本発明は上記問題に鑑
みてなされたものであり、従来に比べて粉末原料タンク
への粉末原料の補充作業の作業性を高めることができる
粉末原料タンク収納ラックを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、自動販売機のケーシングに固定
された受金具によってオープンスペース側ヘ水平移動可
能に支持されていることを特徴とする自動販売機の粉末
原料タンク収納ラックを提供する。本発明においては、
粉末原料タンク収納ラックは自動販売機のケーシングに
固定された受金具によってオープンスペース側ヘ水平移
動可能に支持されているので、粉末原料の補充の際に、
作業員は粉末原料タンク収納ラックをオープンスペース
側ヘ引き出して、作業をすることができる。この結果、
従来に比べて粉末原料タンクへの粉末原料の補充作業の
作業性が高まる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施例に係る冷蔵庫と該
冷蔵庫を備えるカップ式飲料自動販売機とを、図1〜7
に基づいて説明する。以下の説明において、図4〜7の
矢印I、II、III、IV、V、VIの方向を、前
方、後方、左方、右方、上方、下方と呼ぶ。尚、本発明
が下記実施例に限定されないことは言うまでもない。本
実施例に係るカップ式飲料自動販売機Aは、濃縮シロッ
プを氷入り冷水で希釈したシロップ飲料と、濃縮シロッ
プを氷入り炭酸水で希釈した炭酸シロップ飲料と、コー
ヒー豆粉末から抽出したレギュラーコーヒーと、インス
タントコーヒー粉末、インスタントココア粉末、インス
タント紅茶粉末を湯に溶かしたインスタント飲料と、濃
縮原液を水で希釈した果汁飲料や乳酸飲料とを、ユーザ
ーの所望に応じてカップに注ぎユーザーに提供するよう
に構成されている。
【0006】シロップ飲料販売時のカップ式飲料自動販
売機Aの作動を説明する。図1〜3に示すように、カッ
プ供給装置1から、後述する商品取出口A3の直近後方
のカップ取出位置2に在るカップ受け台3へカップ10
0が供給される。カップ100を載せたカップ受け台3
が、カップ取出位置2から第1位置αヘ移動する。製氷
機4が生成した氷がシュート5を介して第1位置αに在
るカップ受け台3に載ったカップ100へ供給される。
図示しない水道配管から電磁弁6を介して水道水がカッ
プ式飲料自動販売機A内に取り込まれる。水道水はフィ
ルター7を通って鉄錆等の混入物を除去された後、電磁
弁8を介して殺菌タンク9へ流入し、塩素発生装置10
が生成した塩素ガスによって殺菌される。殺菌タンク9
から、殺菌された水道水が、ポンプ11と電磁弁12と
を介して、飲料水として冷水コイル13ヘ送られる。冷
水コイル13は、冷却水槽14内の冷却水中に浸漬され
ている。殺菌タンク9から、殺菌された水道水が、冷却
水として冷却水槽14へ供給される。製氷機4用の冷却
装置から供給された冷媒によって、冷却水槽14内の冷
却水が0℃近傍まで冷却される。冷水コイル13内を流
れる飲料水が冷却水によって冷却され冷却飲料水とな
る。冷水コイル13を通過した冷却飲料水は、電磁弁1
5を介して冷却飲料水吐出ノズル16から斜め下向きに
吐出し、第1位置αに在るカップ受け台3に載ったカッ
プ100へ流入する。
【0007】ユーザーが第1シロップ飲料を選択した場
合、炭酸ガスボンベ17からレギュレータ18を介して
吐出した炭酸ガスが、切り換え弁19を介してシロップ
タンク20aへ送られる。シロップタンク20a内の第
1濃縮シロップが、流入した炭酸ガスのガス圧によって
シロップタンク20aから押し出され、シロップコイル
21aへ送られる。シロップコイル21aは、冷却水槽
14内の冷却水中に浸漬されている。シロップコイル2
1a内を流れる第1濃縮シロップが冷却水によって冷却
され。シロップコイル21aを通過した第1濃縮シロッ
プは、電磁弁22aを介して濃縮シロップ吐出ノズル2
3aから斜め下向きに吐出し、第1位置αに在るカップ
受け台3に載ったカップ100へ流入する。
【0008】ユーザーが第2シロップ飲料を選択した場
合、炭酸ガスボンベ17からレギュレータ18を介して
吐出した炭酸ガスが、切り換え弁19を介してシロップ
タンク20bへ送られる。シロップタンク20b内の第
2濃縮シロップが、流入した炭酸ガスのガス圧によって
シロップタンク20bから押し出され、シロップコイル
21bへ送られる。シロップコイル21bは、冷却水槽
14内の冷却水中に浸漬されている。シロップコイル2
1b内を流れる第2濃縮シロップが冷却水によって冷却
され。シロップコイル21bを通過した第2濃縮シロッ
プは、電磁弁22bを介して濃縮シロップ吐出ノズル2
3bから斜め下向きに吐出し、第1位置αに在るカップ
受け台3に載ったカップ100へ流入する。カップ10
0への冷却飲料水の供給と濃縮シロップの供給とは同時
に行われる。以上により、第1位置αに在るカップ受け
台3に載ったカップ100へのシロップ飲料の供給が完
了する。カップ受け台3がカップ取出位置2ヘ移動す
る。ユーザーは、シロップ飲料によって満たされたカッ
プ100を取り出す。
【0009】炭酸シロップ飲料販売時のカップ式飲料自
動販売機Aの作動を説明する。図1〜3に示すように
炭酸シロップ飲料販売時には、冷水コイル13を通過し
た冷却飲料水が電磁弁24を介して水炭酸ガス混合タン
ク25へ流入する。炭酸ガスボンベ17からレギュレー
タ18を介して吐出した炭酸ガスが、切り換え弁19を
介して水炭酸ガス混合タンク25へ送られる。水炭酸ガ
ス混合タンク25内で、冷却飲料水に炭酸ガスが混入
し、冷却炭酸飲料水となる。冷却炭酸飲料水は炭酸ガス
のガス圧によって水炭酸ガス混合タンク25から押し出
され、電磁弁26を介して冷却炭酸飲料水吐出ノズル2
7から斜め下向きに吐出し、第1位置αに在るカップ受
け台3に載ったカップ100へ流入する。シロップ飲料
販売時と同様にして、氷と濃縮シロップとが第1位置α
に在るカップ受け台3に載ったカップ100へ供給され
る。以上により、第1位置αに在るカップ受け台3に載
ったカップ100への炭酸シロップ飲料の供給が完了す
る。カップ受け台3がカップ取出位置2ヘ移動する。ユ
ーザーは、炭酸シロップ飲料によって満たされたカップ
100を取り出す。
【0010】レギュラーコーヒー販売時のカップ式飲料
自動販売機Aの作動を説明する。図1〜3に示すよう
に、冷蔵庫28内に配設されたコーヒー豆粉末貯蔵タン
ク29a、29b内に、第1コーヒー豆粉末、第2コー
ヒー豆粉末が蓄えられている。ユーザーが第1レギュラ
ーコーヒーを選択するとコーヒー豆粉末貯蔵タンク29
aから第1コーヒー豆粉末が、シュート30を介してコ
ーヒー抽出機31ヘ供給される。ユーザーが第2レギュ
ラーコーヒーを選択するとコーヒー豆粉末貯蔵タンク2
9bから第2コーヒー豆粉末が、シュート30を介して
コーヒー抽出機31ヘ供給される。殺菌タンク9から、
殺菌された水道水が、ポンプ11を介して、飲料水とし
て温水タンク32ヘ送られる。飲料水は温水タンク32
内に配設された図示しないヒーターによって加熱され飲
料湯となる。温水タンク32内の飲料湯が、再加熱装置
33を経て再加熱された後コーヒー抽出機31ヘ供給さ
れる。
【0011】コーヒー抽出機31内で、コーヒー豆粉末
と飲料湯とが混合されてコーヒー液が抽出される。抽出
されたコーヒー液は、ミキシング装置34ヘ送られる。
コーヒー滓は図示しない滓容器に棄てられる。砂糖貯蔵
タンク35から砂糖粉末がシュート36を介してミキシ
ング装置34ヘ供給される。クリーム貯蔵タンク37か
らクリーム粉末がシュート36を介してミキシング装置
34ヘ供給される。ミキシング装置34内で、抽出コー
ヒー液と砂糖粉末とクリーム粉末とが混合される。ミキ
シング装置34から流出した砂糖クリーム入りのレギュ
ラーコーヒーが、レギュラーコーヒー吐出ノズル38a
から斜め下向きに吐出し、第1位置αに在るカップ受け
台3に載ったカップ100へ流入する。温水タンク32
から飲料湯がミキシング装置34ヘ供給され、ミキシン
グ装置34が洗浄される。洗浄後の飲料湯は、レギュラ
ーコーヒー吐出ノズル38aから斜め下向きに吐出し、
第1位置αに在るカップ受け台3に載ったカップ100
へ流入する。飲料湯によってレギュラーコーヒー吐出ノ
ズル38aが洗浄される。以上により、第1位置αに在
るカップ受け台3に載ったカップ100へのレギュラー
コーヒーの供給が完了する。カップ受け台3がカップ取
出位置2ヘ移動する。ユーザーは、レギュラーコーヒー
によって満たされたカップ100を取り出す。
【0012】インスタント飲料販売時のカップ式飲料自
動販売機Aの作動を説明する。ユーザーがインスタント
コーヒーを選択すると、温水タンク32内の飲料湯が、
ミキシング装置39ヘ送られる。インスタントコーヒー
粉末貯蔵タンク40から砂糖入りインスタントコーヒー
粉末が図示しないシュートを介してミキシング装置39
ヘ供給される。ミキシング装置39内で、飲料湯と砂糖
入りインスタントコーヒー粉末とが混合される。ミキシ
ング装置39から流出したインスタントコーヒー液が、
インスタントコーヒー吐出ノズル38bから斜め下向き
に吐出し、第1位置αに在るカップ受け台3に載ったカ
ップ100へ流入する。温水タンク32から飲料湯がミ
キシング装置39ヘ供給され、ミキシング装置39が洗
浄される。洗浄後の飲料湯は、インスタントコーヒー吐
出ノズル38bから斜め下向きに吐出し、第1位置αに
在るカップ受け台3に載ったカップ100へ流入する。
飲料湯によってインスタントコーヒー吐出ノズル38b
が洗浄される。
【0013】ユーザーがインスタントココアを選択する
と、温水タンク32内の飲料湯が、ミキシング装置41
ヘ送られる。インスタントココア粉末貯蔵タンク42か
ら砂糖入りインスタントココア粉末が図示しないシュー
トを介してミキシング装置41ヘ供給される。ミキシン
グ装置41内で、飲料湯と砂糖入りインスタントココア
粉末とが混合される。ミキシング装置41から流出した
インスタントココア液が、インスタントココア吐出ノズ
ル38cから斜め下向きに吐出し、第1位置αに在るカ
ップ受け台3に載ったカップ100へ流入する。温水タ
ンク32から飲料湯がミキシング装置41ヘ供給され、
ミキシング装置41が洗浄される。洗浄後の飲料湯は、
インスタントココア吐出ノズル38cから斜め下向きに
吐出し、第1位置αに在るカップ受け台3に載ったカッ
プ100へ流入する。飲料湯によってインスタントココ
ア吐出ノズル38cが洗浄される。
【0014】ユーザーが紅茶を選択すると、温水タンク
32内の飲料湯が、ミキシング装置43ヘ送られる。イ
ンスタント紅茶粉末貯蔵タンク44から砂糖入りインス
タント紅茶粉末が図示しないシュートを介してミキシン
グ装置43ヘ供給される。ミキシング装置43内で、飲
料湯と砂糖入りインスタント紅茶粉末とが混合される。
ミキシング装置43から流出したインスタント紅茶液
が、インスタント紅茶吐出ノズル38dから斜め下向き
に吐出し、第1位置αに在るカップ受け台3に載ったカ
ップ100へ流入する。温水タンク32から飲料湯がミ
キシング装置43ヘ供給され、ミキシング装置43が洗
浄される。洗浄後の飲料湯は、インスタント紅茶吐出ノ
ズル38dから斜め下向きに吐出し、第1位置αに在る
カップ受け台3に載ったカップ100へ流入する。飲料
湯によってインスタント紅茶吐出ノズル38dが洗浄さ
れる。以上により、第1位置αに在るカップ受け台3に
載ったカップ100へのインスタントコーヒー、インス
タントココア、インスタント紅茶の供給が完了する。カ
ップ受け台3がカップ取出位置2ヘ移動する。ユーザー
は、インスタントコーヒー、インスタントココア、イン
スタント紅茶によって満たされたカップ100を取り出
す。
【0015】果汁飲料や乳酸飲料販売時のカップ式飲料
自動販売機Aの作動を説明する。ユーザーが第1飲料を
選択すると、図1〜3に示すように、カップ供給装置1
から、カップ取出位置2に在るカップ受け台3へカップ
100が供給される。カップ100を載せたカップ受け
台3が、カップ取出位置2から第2位置βヘ移動する。
冷蔵庫45内で冷却保存された濃縮原液タンク46a内
の第1濃縮原液が、チュービングポンプ47aを経て、
濃縮原液吐出ノズル48aから略垂直下向きに吐出し、
第2位置βに在るカップ受け台3に載ったカップ100
ヘ流入する。冷水コイル13を通過した冷却飲料水が、
冷却飲料水吐出ノズル49aから略垂直下向きに吐出
し、第2位置βに在るカップ受け台3に載ったカップ1
00ヘ流入する。
【0016】ユーザーが第2飲料を選択すると、図1〜
3に示すように、カップ供給装置1から、カップ取出位
置2に在るカップ受け台3へカップ100が供給され
る。カップ100を載せたカップ受け台3が、カップ取
出位置2から第3位置γヘ移動する。冷蔵庫45内で冷
却保存された濃縮原液タンク46b内の第2濃縮原液
が、チュービングポンプ47bを経て、濃縮原液吐出ノ
ズル48bから略垂直下向きに吐出し、第3位置γに在
るカップ受け台3に載ったカップ100ヘ流入する。冷
水コイル13を通過した冷却飲料水が、冷却飲料水吐出
ノズル49bから略垂直下向きに吐出し、第3位置γに
在るカップ受け台3に載ったカップ100ヘ流入する。
【0017】ユーザーが第3飲料を選択すると、図1〜
3に示すように、カップ供給装置1から、カップ取出位
置2に在るカップ受け台3へカップ100が供給され
る。カップ100を載せたカップ受け台3が、カップ取
出位置2から第4位置δヘ移動する。冷蔵庫45内で冷
却保存された濃縮原液タンク46c内の第3濃縮原液
が、チュービングポンプ47cを経て、濃縮原液吐出ノ
ズル48cから略垂直下向きに吐出し、第4位置δに在
るカップ受け台3に載ったカップ100ヘ流入する。冷
水コイル13を通過した冷却飲料水が、冷却飲料水吐出
ノズル49cから略垂直下向きに吐出し、第4位置δに
在るカップ受け台3に載ったカップ100ヘ流入する。
【0018】ユーザーが第4飲料を選択すると、図1〜
3に示すように、カップ供給装置1から、カップ取出位
置2に在るカップ受け台3へカップ100が供給され
る。カップ100を載せたカップ受け台3が、カップ取
出位置2から第5位置εヘ移動する。冷蔵庫45内で冷
却保存された濃縮原液タンク46d内の第4濃縮原液
が、チュービングポンプ47dを経て、濃縮原液吐出ノ
ズル48dから略垂直下向きに吐出し、第5位置εに在
るカップ受け台3に載ったカップ100ヘ流入する。冷
水コイル13を通過した冷却飲料水が、冷却飲料水吐出
ノズル49dから略垂直下向きに吐出し、第5位置εに
在るカップ受け台3に載ったカップ100ヘ流入する。
以上により、第2位置β〜第5位置εに在るカップ受け
台3に載ったカップ100への第1飲料〜第4飲料の供
給が完了する。カップ受け台3がカップ取出位置2ヘ移
動する。ユーザーは、第1飲料〜第4飲料によって満た
されたカップ100を取り出す。
【0019】上記説明において、冷蔵庫28、45の庫
内の冷却は、冷却装置50から供給される冷媒によって
行われる。製氷機4には、殺菌タンク9から殺菌された
水道水が飲料水として供給され、該飲料水を用いて氷が
製造される。殺菌タンク9内の水や冷却水槽14内の水
を排水したい場合、該水は、排水容器51へ排水され
る。
【0020】図4、5に示すように、カップ式飲料自動
販売機Aは、前面が開放された箱型のケーシングA1
と、ケーシングA1の開放された前面を閉じる揺動式の
扉A2とを備えている。扉A2の左右方向略中央部の高
さ方向中央より僅かに下方に商品取出口A3が形成され
ている。商品取出口A3の直近後方にカップ取出位置2
が位置決めされている。扉A2の前面に、図示しない商
品選択釦が取り付けられている。扉A2の後方に、カッ
プ供給装置1が配設されている。カップ供給装置1は、
ケーシングA1の前部空間の左右方向略中央部に配設さ
れ、前記前部空間の左右方向幅の略半分を占め、且つ前
記前部空間の上下方向高さの略上2/3を占めている。
扉A2を開いた状態で、カップ供給装置1を図5で実線
で示す稼働位置から、図5で一点鎖線で示す保守位置へ
揺動させ、カップ100を補給する。
【0021】カップ供給装置1の左方下方に炭酸ガスボ
ンベ17が配設されている。カップ供給装置1後方の、
ケーシングA1の後部空間の、右端部の上部に冷蔵庫2
8と、コーヒー豆粉末貯蔵タンク29a、29bとが配
設されている。コーヒー豆粉末貯蔵タンク29a、29
bの直下にシュート30が配設され、シュート30の直
下にコーヒー抽出装置31が配設されている。ケーシン
グA1の後部空間の上部に且つ冷蔵庫28の左隣に、温
水タンク32が配設されている。ケーシングA1の後部
空間の上部に且つ温水タンク32の左隣に、砂糖貯蔵タ
ンク35、クリーム貯蔵タンク37、インスタントコー
ヒー粉末貯蔵タンク40、インスタントココア粉末貯蔵
タンク42、インスタント紅茶粉末貯蔵タンク44が配
設されている。砂糖貯蔵タンク35、クリーム貯蔵タン
ク37の下方にミキシング装置34が配設され、インス
タントコーヒー粉末貯蔵タンク40の下方にミキシング
装置39が配設され、インスタントココア粉末貯蔵タン
ク42の下方にミキシング装置41が配設され、インス
タント紅茶粉末貯蔵タンク44の下方にミキシング装置
43が配設されている。
【0022】ケーシングA1の後部空間の高さ方向中央
部に、且つ温水タンク33、ミキシング装置34、3
9、41、43の下方に、冷蔵庫45が配設されてい
る。冷蔵庫45内に濃縮原液タンク46a、46b、4
6c、46dが格納されている。濃縮原液タンク46
a、46b、46c、46dの底壁に固定された吐出パ
イプが冷蔵庫45の底壁を貫通して下方ヘ延び、冷蔵庫
の直下に配設されたチュービングポンプ47a、47
b、47c、47dに接続されている。チュービングポ
ンプ47a、47b、47c、47dの直下に、濃縮原
液吐出ノズル48a、48b、48c、48dと冷却飲
料水吐出ノズル49a、49b、49c、49dとが配
設されている。
【0023】砂糖貯蔵タンク35、クリーム貯蔵タンク
37、インスタントコーヒー粉末貯蔵タンク40、イン
スタントココア粉末貯蔵タンク42、インスタント紅茶
粉末貯蔵タンク44の後方に、自動販売機Aの制御装置
52が配設されている。ケーシングA1の後部空間の左
端部上部に、電源ボックス53が配設されている。電源
ボックス53はケーシングA1の天井壁に固定されてい
る。電源ボックス53の下方に製氷機4が配設されてい
る。製氷機4の下方に殺菌タンク9が配設されている。
殺菌タンク9の下方にフィルター7が配設されている。
フィルター7の下方に冷却水槽14が配設されている。
カップ供給装置1の下方に、上下左右に移動可能にカッ
プ受け台3が配設されている。カップ受け台3は図示し
ない駆動装置によって上下左右に駆動される。カップ受
け台3の下方に、排水受け皿54が配設され、排水受け
皿54の下方に排水容器51が配設されている。
【0024】図6、7に基づいて、粉末原料タンク収納
ラックを説明する。砂糖貯蔵タンク35、クリーム貯蔵
タンク37、インスタントコーヒー粉末貯蔵タンク4
0、インスタントココア粉末貯蔵タンク42、インスタ
ント紅茶粉末貯蔵タンク44は、粉末原料タンク収納ラ
ック55に収納されている。粉末原料タンク収納ラック
55は、図6から分かるように、矩形溝型部材55aの
両側壁頂部に外向きにフランジ55bが取り付けられた
構造を有している。粉末原料タンク収納ラック55は前
後に延在して水平に配設されている。フランジ55bの
前後方向中央部、後端部にストッパー部材55c、55
dが下向きに固定されている。フランジ55bの直下に
L型断面の受金具55eが前後に延在して水平に配設さ
れている。受金具55eは、適当な連結部材を用いて自
動販売機AのケーシングA1に固定されている。受金具
55eの前端部、前後方向中央部、後端部に、ローラー
55f、55g、55hが左右に延在する軸線回りに回
動可能に取り付けられている。受金具55eに、ローラ
ー55gに隣接して、ローラー55gの前方、後方に、
ネジ55i、55jが、上向きに取り付けられている。
粉末原料タンク収納ラックは、フランジ55bをローラ
ー55f、55g、55hに当接させた状態で、受金具
55eによって前後方向に水平移動可能に支持されてい
る。
【0025】粉末原料タンク収納ラック55の矩形溝型
部材55aに、薄厚の直方体形状の砂糖貯蔵タンク3
5、クリーム貯蔵タンク37、インスタントコーヒー粉
末貯蔵タンク40、インスタントココア粉末貯蔵タンク
42、インスタント紅茶粉末貯蔵タンク44が、前後に
延在して収納されている。砂糖貯蔵タンク35、クリー
ム貯蔵タンク37、インスタントコーヒー粉末貯蔵タン
ク40、インスタントココア粉末貯蔵タンク42、イン
スタント紅茶粉末貯蔵タンク44の前端上部が斜めにカ
ットされ、該傾斜部に蓋35a、37a、40a、42
a、44aが取り付けられている。
【0026】自動販売機Aの稼働時には、図7(a)に
示すように、粉末原料タンク収納ラック55は、受金具
55eの後端部まで押し込まれている。ストッパー部材
55cがネジ55iに前方から当接して、粉末原料タン
ク収納ラック55の後方への移動を阻止している。粉末
原料タンク収納ラック55の前方ヘの移動は、カップ供
給装置1によって阻止されている。
【0027】砂糖貯蔵タンク35、クリーム貯蔵タンク
37、インスタントコーヒー粉末貯蔵タンク40、イン
スタントココア粉末貯蔵タンク42、インスタント紅茶
粉末貯蔵タンク44に粉末原料を補充する際には、作業
員は、自動販売機Aの扉A2を前方へ開き、次いで、カ
ップ供給装置1を前方ヘ回動させて粉末原料タンク収納
ラック55の前方にオープンスペースを作る。次いで、
作業員は粉末原料タンク収納ラック55の図示しない把
手を手前に引き、粉末原料タンク収納ラック55を前方
のオープンスペースへ移動させる。図7(b)に示すよ
うに、ストッパー部材55dがネジ55jに後方から当
接し、粉末原料タンク収納ラック55の前方への移動が
停止する。作業員は、オープンスペースへ突出した砂糖
貯蔵タンク35、クリーム貯蔵タンク37、インスタン
トコーヒー粉末貯蔵タンク40、インスタントココア粉
末貯蔵タンク42、インスタント紅茶粉末貯蔵タンク4
4の蓋35a、37a、40a、42a、44aを開い
て、砂糖貯蔵タンク35、クリーム貯蔵タンク37、イ
ンスタントコーヒー粉末貯蔵タンク40、インスタント
ココア粉末貯蔵タンク42、インスタント紅茶粉末貯蔵
タンク44に粉末原料を補充する。作業員は、粉末原料
タンク収納ラック55をオープンスペース側ヘ引き出し
て、作業をすることができるので、従来に比べて粉末原
料タンクへの粉末原料の補充作業の作業性が高まる。補
充作業完了後、作業員は、粉末原料タンク収納ラック5
5の図示しない把手を後方ヘ押し、粉末原料タンク収納
ラック55を図7(a)に示す後方の稼働位置へ後退さ
せる。作業員は次いでカップ供給装置1を後方ヘ回動さ
せ、自動販売機Aの扉A2を閉じる。
【0028】
【発明の効果】本発明においては、粉末原料タンク収納
ラックは自動販売機のケーシングに固定された受金具に
よってオープンスペース側ヘ水平移動可能に支持されて
いるので、粉末原料の補充の際に、作業員は粉末原料タ
ンク収納ラックをオープンスペース側ヘ引き出して、作
業をすることができる。この結果、従来に比べて粉末原
料タンクへの粉末原料の補充作業の作業性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る粉末原料タンク収納ラッ
クを備えるカップ式飲料自動販売機のシステム図であ
る。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】図1の部分拡大図である。
【図4】本発明の実施例に係る粉末原料タンク収納ラッ
クを備えるカップ式飲料自動販売機の扉とカップ供給装
置とを取り除いた状態での正面図である。
【図5】本発明の実施例に係る粉末原料タンク収納ラッ
クを備えるカップ式飲料自動販売機の天井壁を取り除い
た状態での上面図である。
【図6】本発明の実施例に係る粉末原料タンク収納ラッ
クの正面図である。
【図7】図6のα−α矢視図である。(a)は粉末原料
タンク収納ラックを後方へ押し込んだ状態での図であ
り、(b)は粉末原料タンク収納ラックを前方へ引き出
した状態での図である。
【符号の説明】
A カップ式飲料自動販売機 A1 ケーシング A2 扉 A3 商品取出口 55 粉末原料タンク収納ラック 55a 矩形溝型部材 55b フランジ 55e 受金具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機のケーシングに固定された受
    金具によってオープンスペース側ヘ水平移動可能に支持
    されていることを特徴とする自動販売機の粉末原料タン
    ク収納ラック。
JP35185997A 1997-12-22 1997-12-22 自動販売機の粉末原料タンク収納ラック Pending JPH11185146A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35185997A JPH11185146A (ja) 1997-12-22 1997-12-22 自動販売機の粉末原料タンク収納ラック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35185997A JPH11185146A (ja) 1997-12-22 1997-12-22 自動販売機の粉末原料タンク収納ラック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11185146A true JPH11185146A (ja) 1999-07-09

Family

ID=18420104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35185997A Pending JPH11185146A (ja) 1997-12-22 1997-12-22 自動販売機の粉末原料タンク収納ラック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11185146A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI563953B (zh) 飲料製備機器與系統以及分配飲料的方法
US9167933B2 (en) Beverage preparation machines
CN100515294C (zh) 饮料供应机
NO116638B (ja)
US2502603A (en) Apparatus for cooling and dispensing beverages
JP5771996B2 (ja) 飲料ノズルの洗浄装置
US6095205A (en) Automatic vending machine in which a cup holder can be washed at an inner washing position
JPH11185146A (ja) 自動販売機の粉末原料タンク収納ラック
JPH11185133A (ja) 自動販売機の冷蔵庫
JPH11185127A (ja) 自動販売機の冷蔵庫扉の開放時の保持機構
JP2000076541A (ja) カップ式コーヒー自動販売機
JP2956672B2 (ja) カップ式飲料自動販売機
JPH11185150A (ja) 自動販売機
JP4238345B2 (ja) 飲料抽出装置
JPH1118951A (ja) 飲料供給装置
JPH11185144A (ja) 自動販売機
JPH0693279B2 (ja) カツプ式飲料自動販売機
JPH11339118A (ja) 自動販売機
JP4175302B2 (ja) 飲料ディスペンサ
KR102405354B1 (ko) 음료 제조 장치의 클리닝 장치
JPH11185130A (ja) 自動販売機
JPH08112204A (ja) 自動販売機の飲料抽出装置
JP5569155B2 (ja) 自動販売機
JPH11185147A (ja) 自動販売機
JPH04128993A (ja) カップ式飲料自動販売機