JPH11185016A - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置Info
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- JPH11185016A JPH11185016A JP9354714A JP35471497A JPH11185016A JP H11185016 A JPH11185016 A JP H11185016A JP 9354714 A JP9354714 A JP 9354714A JP 35471497 A JP35471497 A JP 35471497A JP H11185016 A JPH11185016 A JP H11185016A
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V40/00—Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
- G06V40/10—Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
- G06V40/14—Vascular patterns
- G06V40/145—Sensors therefor
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電源ON操作や指紋照合開始指示等を不要に
する。 【解決手段】 使用者が指紋検出部6に指を押し当てる
と、指紋検出部6では押し当てられた指によってできた
影をセンサー部6−2にて検出し、その影の形状が指に
よる影の分布であると判断することにより電源をONに
する。その後、押し当てられた指から指紋を検出し、予
め記憶された指紋データと照合することにより、使用者
を識別する。そして、識別した使用者に合致するスケジ
ュールデータ等の各種データを利用可能とする。
する。 【解決手段】 使用者が指紋検出部6に指を押し当てる
と、指紋検出部6では押し当てられた指によってできた
影をセンサー部6−2にて検出し、その影の形状が指に
よる影の分布であると判断することにより電源をONに
する。その後、押し当てられた指から指紋を検出し、予
め記憶された指紋データと照合することにより、使用者
を識別する。そして、識別した使用者に合致するスケジ
ュールデータ等の各種データを利用可能とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機や携帯
情報端末といった、指紋による個人認証機能を用いて使
用者の識別を行う情報処理装置に関するものである。
情報端末といった、指紋による個人認証機能を用いて使
用者の識別を行う情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術において、携帯情報端末や携
帯電話などを使用する時には、他人が個人の情報を見る
ことができないように、指紋を用いた個人の認証を行っ
ていた。
帯電話などを使用する時には、他人が個人の情報を見る
ことができないように、指紋を用いた個人の認証を行っ
ていた。
【0003】例えば、特開平1−120270号公報に
は、利用者の指紋と予め登録された指紋とを照合し、照
合結果に応じてデータ端末装置の電源をオンオフする技
術が開示されている。
は、利用者の指紋と予め登録された指紋とを照合し、照
合結果に応じてデータ端末装置の電源をオンオフする技
術が開示されている。
【0004】また、特開平4−4352号公報には、指
先を当てる指当面上に往復開閉自由に配備されるカバー
と、カバーの開放を検出するセンサとを備え、センサに
よりカバーの開放を検出された時に指紋入力部に電源供
給を行う技術が開示されている。
先を当てる指当面上に往復開閉自由に配備されるカバー
と、カバーの開放を検出するセンサとを備え、センサに
よりカバーの開放を検出された時に指紋入力部に電源供
給を行う技術が開示されている。
【0005】また、特開平4−352547号公報に
は、取扱者の指紋を読み取り、携帯電話機の内部に登録
されている指紋データと読み取られた指紋情報と照合
し、合致すれば携帯電話機内部に登録されている個人用
の電話番号から対応する取扱者個人の電話番号が設定、
表示され、通話を行うことができる技術が開示されてい
る。
は、取扱者の指紋を読み取り、携帯電話機の内部に登録
されている指紋データと読み取られた指紋情報と照合
し、合致すれば携帯電話機内部に登録されている個人用
の電話番号から対応する取扱者個人の電話番号が設定、
表示され、通話を行うことができる技術が開示されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では指紋を照合するために、電源ON操作や指
紋照合開始指示を行う必要があり、操作が繁雑になると
いった問題が発生する。
来の技術では指紋を照合するために、電源ON操作や指
紋照合開始指示を行う必要があり、操作が繁雑になると
いった問題が発生する。
【0007】また、使用時に常に指紋の認識を継続する
ことにより使用者の特定を続けていたので、認識のため
に電力・装置負荷を常にかけることになり、指のずれに
て指紋の認識が得られなくなると処理が中断してしまう
といった問題が発生する。
ことにより使用者の特定を続けていたので、認識のため
に電力・装置負荷を常にかけることになり、指のずれに
て指紋の認識が得られなくなると処理が中断してしまう
といった問題が発生する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
を目的としてなされたものであって、請求項1記載の発
明は、指を接触させる指接触面と、接触された指に対し
前記指接触面を介して光をあてる光源と、前記光源の反
射光から指紋を検出する検出部と、前記検出部によって
検出された指紋を予め記憶された指紋と照合する照合部
とを有する情報処理装置において、前記指接触面の指の
接触を検知する検知手段と、前記検知手段によって指の
接触が検知されると、前記光源を駆動する駆動手段とを
具備することを特徴とする情報処理装置である。
を目的としてなされたものであって、請求項1記載の発
明は、指を接触させる指接触面と、接触された指に対し
前記指接触面を介して光をあてる光源と、前記光源の反
射光から指紋を検出する検出部と、前記検出部によって
検出された指紋を予め記憶された指紋と照合する照合部
とを有する情報処理装置において、前記指接触面の指の
接触を検知する検知手段と、前記検知手段によって指の
接触が検知されると、前記光源を駆動する駆動手段とを
具備することを特徴とする情報処理装置である。
【0009】また、請求項2記載の発明は、前記請求項
1記載の情報処理装置において、前記照合部による指紋
の照合が終了すると、前記駆動手段による光源の駆動を
停止する停止手段を備えることを特徴とする情報処理装
置である。
1記載の情報処理装置において、前記照合部による指紋
の照合が終了すると、前記駆動手段による光源の駆動を
停止する停止手段を備えることを特徴とする情報処理装
置である。
【0010】また、請求項3記載の発明は、指を接触さ
せる指接触面と、接触された指に対し前記指接触面を介
して光をあてる光源と、前記光源の反射光から指紋を検
出する検出部と、前記検出部によって検出された指紋を
予め記憶された指紋と照合する照合部とを有する情報処
理装置において、前記指接触面の指の接触を検知する検
知手段と、前記検知手段によって指の接触が検知される
と、前記光源を駆動する駆動手段と、前記照合部による
照合結果が一致する場合、装置を使用可能状態とする制
御手段とを具備することを特徴とする情報処理装置であ
る。
せる指接触面と、接触された指に対し前記指接触面を介
して光をあてる光源と、前記光源の反射光から指紋を検
出する検出部と、前記検出部によって検出された指紋を
予め記憶された指紋と照合する照合部とを有する情報処
理装置において、前記指接触面の指の接触を検知する検
知手段と、前記検知手段によって指の接触が検知される
と、前記光源を駆動する駆動手段と、前記照合部による
照合結果が一致する場合、装置を使用可能状態とする制
御手段とを具備することを特徴とする情報処理装置であ
る。
【0011】また、請求項4記載の発明は、前記請求項
3記載の情報処理装置において、前記照合部による指紋
の照合が終了すると、前記駆動手段による光源の駆動を
停止する停止手段を備えることを特徴とする情報処理装
置である。
3記載の情報処理装置において、前記照合部による指紋
の照合が終了すると、前記駆動手段による光源の駆動を
停止する停止手段を備えることを特徴とする情報処理装
置である。
【0012】また、請求項5記載の発明は、前記請求項
4記載の情報処理装置において、前記検知手段によって
指の接触の継続が検知される場合、前記制御手段による
装置の使用可能状態を継続する継続手段を備えることを
特徴とする情報処理装置である。
4記載の情報処理装置において、前記検知手段によって
指の接触の継続が検知される場合、前記制御手段による
装置の使用可能状態を継続する継続手段を備えることを
特徴とする情報処理装置である。
【0013】また、請求項6記載の発明は、前記請求項
4記載の情報処理装置において、前記検知手段によって
指の接触の移動が検知される場合、前記制御手段による
装置の使用可能状態を継続する継続手段を備えることを
特徴とする情報処理装置である。
4記載の情報処理装置において、前記検知手段によって
指の接触の移動が検知される場合、前記制御手段による
装置の使用可能状態を継続する継続手段を備えることを
特徴とする情報処理装置である。
【0014】また、請求項7記載の発明は、前記請求項
1乃至6記載の情報処理装置において、前記検知手段は
光の照射によって電圧を発生する複数の素子を面状に配
置したセンサーを備えたことを特徴とする情報処理装置
である。
1乃至6記載の情報処理装置において、前記検知手段は
光の照射によって電圧を発生する複数の素子を面状に配
置したセンサーを備えたことを特徴とする情報処理装置
である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図をもとに本発明について
詳述する。なお、これによって本発明は限定されるもの
ではない。
詳述する。なお、これによって本発明は限定されるもの
ではない。
【0016】図1は本発明を採用した携帯情報端末の外
観斜視図である。図1において、本発明を採用した携帯
情報端末は本体キャビネット部1と蓋部3とから構成さ
れ、本体キャビネット部1と蓋部3とはヒンジ部5によ
って接続され、ヒンジ部5によって蓋部3は本体キャビ
ネット部1に対して回動自在になっている。
観斜視図である。図1において、本発明を採用した携帯
情報端末は本体キャビネット部1と蓋部3とから構成さ
れ、本体キャビネット部1と蓋部3とはヒンジ部5によ
って接続され、ヒンジ部5によって蓋部3は本体キャビ
ネット部1に対して回動自在になっている。
【0017】また、蓋部3を閉じると、本体キャビネッ
ト部1の係合部7に蓋部3の係止部8が係合し、蓋部3
を閉じた状態で固定されるようになっている。
ト部1の係合部7に蓋部3の係止部8が係合し、蓋部3
を閉じた状態で固定されるようになっている。
【0018】また、本体キャビネット部1には文字等を
入力するための入力部2と使用者が指を押し当てること
によって使用者の識別を行う指紋検出部6とを備えてい
る。なお、指紋検出部6の構造については後で詳細な説
明を行うことにする。
入力するための入力部2と使用者が指を押し当てること
によって使用者の識別を行う指紋検出部6とを備えてい
る。なお、指紋検出部6の構造については後で詳細な説
明を行うことにする。
【0019】また、ヒンジ部5の表面には入力部2のフ
ァンクションキー等の機能を表示している。
ァンクションキー等の機能を表示している。
【0020】また、本体キャビネット部1は机などに置
いて使用する場合に、使いやすいように傾斜させるため
の足1−1を有している。
いて使用する場合に、使いやすいように傾斜させるため
の足1−1を有している。
【0021】蓋部3は入力部2から入力された情報等を
表示する表示部4を備える。
表示する表示部4を備える。
【0022】図2は本発明を採用した携帯電話機の外観
斜視図である。図2において、電話機本体9には、使用
者がダイアルした電話番号や内蔵されている電話帳機能
で記憶しているデータを表示している表示部10、電話
を掛けるときに相手先の電話番号をダイアルするための
入力キー11、受信音声を出力するスピーカ12、送信
音声を入力するマイク13、送受信用のアンテナ14、
使用者が指を押し当てることによって、使用者の識別を
行う指紋検出部15を設けている。
斜視図である。図2において、電話機本体9には、使用
者がダイアルした電話番号や内蔵されている電話帳機能
で記憶しているデータを表示している表示部10、電話
を掛けるときに相手先の電話番号をダイアルするための
入力キー11、受信音声を出力するスピーカ12、送信
音声を入力するマイク13、送受信用のアンテナ14、
使用者が指を押し当てることによって、使用者の識別を
行う指紋検出部15を設けている。
【0023】指紋検出部15を電話機本体9側面に配置
することで、携帯電話機を持ったときに自然に指を押し
当てられるようにしている。なお、指紋検出部15につ
いては後で詳細な説明を行うことにする。
することで、携帯電話機を持ったときに自然に指を押し
当てられるようにしている。なお、指紋検出部15につ
いては後で詳細な説明を行うことにする。
【0024】図3は図1の指紋検出部6、図2の指紋検
出部15の分解斜視図である。指紋検出部はガラス部6
−1とセンサー部6−2とバックライト6−3とから構
成され、センサー部6−2はガラス部6−1の裏面に設
けられており、センサー面はガラスの方向に向けられて
いる。
出部15の分解斜視図である。指紋検出部はガラス部6
−1とセンサー部6−2とバックライト6−3とから構
成され、センサー部6−2はガラス部6−1の裏面に設
けられており、センサー面はガラスの方向に向けられて
いる。
【0025】センサー部6−2は200bpiのマトリ
ックス状に配設されたアルミ等からなる電極17の交点
に太陽電池(以下、ソーラーバッテリーと記述する)1
8を設けたものである。
ックス状に配設されたアルミ等からなる電極17の交点
に太陽電池(以下、ソーラーバッテリーと記述する)1
8を設けたものである。
【0026】センサー部6−2ではソーラーバッテリー
18間に光りを通すため隙間を配設しており、背面に設
けられたバックライト6−3の光りをセンサー部6−2
の上面にガラス部6−1に透過させる構造となってい
る。
18間に光りを通すため隙間を配設しており、背面に設
けられたバックライト6−3の光りをセンサー部6−2
の上面にガラス部6−1に透過させる構造となってい
る。
【0027】[実施例1]以下、図1〜図5をもとに実
施例1について説明する。
施例1について説明する。
【0028】図1または図2の装置を使用するときに
は、まず使用者は指紋検出部6または15に指を押し当
てる。指紋検出部6または15では押し当てられた指に
よってできた影をセンサー部6−2にて検出し、その影
の形状が指による影の分布であると判断することにより
電源をONにする。
は、まず使用者は指紋検出部6または15に指を押し当
てる。指紋検出部6または15では押し当てられた指に
よってできた影をセンサー部6−2にて検出し、その影
の形状が指による影の分布であると判断することにより
電源をONにする。
【0029】すなわち、指が押し当てられた部分は光を
遮るため、その部分のソーラーバッテリー18は電力を
起こさない。そのため、指が押し当てられることで電力
を起こさない部分と電力を起こす部分が発生し、パター
ンの検出を行うことができる。
遮るため、その部分のソーラーバッテリー18は電力を
起こさない。そのため、指が押し当てられることで電力
を起こさない部分と電力を起こす部分が発生し、パター
ンの検出を行うことができる。
【0030】その後、押し当てられた指から指紋を検出
し、予め記憶された指紋データと照合することにより、
使用者を識別する。
し、予め記憶された指紋データと照合することにより、
使用者を識別する。
【0031】図1の携帯情報端末においては、例えば、
識別した使用者に合致するスケジュールデータ等の各種
データを利用可能とする。また、図2の携帯電話機にお
いては、識別した使用者に該当する電話帳より電話番号
を表示して使用者に合わせた電話番号を提供することが
できる。
識別した使用者に合致するスケジュールデータ等の各種
データを利用可能とする。また、図2の携帯電話機にお
いては、識別した使用者に該当する電話帳より電話番号
を表示して使用者に合わせた電話番号を提供することが
できる。
【0032】以上の動作を図4のブロック図を用いて説
明する。ここでは図1に示す携帯情報端末での動作を例
に挙げて説明を行う。
明する。ここでは図1に示す携帯情報端末での動作を例
に挙げて説明を行う。
【0033】センサー部6−2によって検出された光の
反射はドライバ19により1ドットずつ取り込まれ、セ
ンサー部6−2に設けられたソーラーバッテリー18と
同じ数の記憶を行うことのできるセンサーメモリ20に
蓄積される。センサーメモリ20に蓄積されたデータは
分布演算部21に出力され、取り込まれたデータがどの
ような分布になっているのか演算して求める。
反射はドライバ19により1ドットずつ取り込まれ、セ
ンサー部6−2に設けられたソーラーバッテリー18と
同じ数の記憶を行うことのできるセンサーメモリ20に
蓄積される。センサーメモリ20に蓄積されたデータは
分布演算部21に出力され、取り込まれたデータがどの
ような分布になっているのか演算して求める。
【0034】演算された取り込みデータの分布は、分布
パターン検出部22で予め記憶された特定パターンと比
較される。ここでの特定パターンは、指を押し当てられ
ているときの中央部分が暗くなるパターンである。この
ことから、指紋検出部6に指が押し当てられているかど
うかを検出することができる。
パターン検出部22で予め記憶された特定パターンと比
較される。ここでの特定パターンは、指を押し当てられ
ているときの中央部分が暗くなるパターンである。この
ことから、指紋検出部6に指が押し当てられているかど
うかを検出することができる。
【0035】取り込まれたデータが特定パターンと一致
した場合、分布パターン検出部22から中央制御部25
に信号を出力し、これを受けた中央制御部25では電源
フラグ25−2に”1”をセットして、バッテリー26
から電力を供給することで電源をONにする。
した場合、分布パターン検出部22から中央制御部25
に信号を出力し、これを受けた中央制御部25では電源
フラグ25−2に”1”をセットして、バッテリー26
から電力を供給することで電源をONにする。
【0036】また、このとき分布パターン検出部22か
らは照合部23にも信号を出力しており、照合部23を
駆動している。
らは照合部23にも信号を出力しており、照合部23を
駆動している。
【0037】電源がONとなると、使用者が入力部2に
よりシークレット解除モードにしたかどうかを中央制御
部25で判断し、シークレット解除モードにした場合
に、照合部23で入力されたセンサーメモリ20のデー
タから指紋を検出し、検出した指紋を指紋情報記憶部2
4の予め記憶された指紋と照合する。
よりシークレット解除モードにしたかどうかを中央制御
部25で判断し、シークレット解除モードにした場合
に、照合部23で入力されたセンサーメモリ20のデー
タから指紋を検出し、検出した指紋を指紋情報記憶部2
4の予め記憶された指紋と照合する。
【0038】照合した結果、検出した指紋と指紋情報記
憶部24に予め記憶された指紋とが一致した場合には、
照合部23から中央制御部25に信号を出力し、アクセ
スフラグ25−1に”1”をセットし、シークレットを
解除する。
憶部24に予め記憶された指紋とが一致した場合には、
照合部23から中央制御部25に信号を出力し、アクセ
スフラグ25−1に”1”をセットし、シークレットを
解除する。
【0039】上記説明では、指紋認識をシークレット解
除として用いたが、装置自体の使用の規制として指紋認
識を用いても良い。
除として用いたが、装置自体の使用の規制として指紋認
識を用いても良い。
【0040】この処理を図5のフローチャートを用いて
説明する。
説明する。
【0041】まず、STEP1でセンサー部6−2によ
り光の反射を取り込み、STEP2でSTEP1におい
て取り込まれた光の反射から、センサー部6−2に照射
される光の分布を検出する。
り光の反射を取り込み、STEP2でSTEP1におい
て取り込まれた光の反射から、センサー部6−2に照射
される光の分布を検出する。
【0042】STEP3では、STEP2で検出された
光の分布が、予め記憶している特定パターンであるかど
うかを判断する。ここでは、特定パターンとして指を押
し当てられているときの中央部分が暗くなる分布パター
ンを記憶している。
光の分布が、予め記憶している特定パターンであるかど
うかを判断する。ここでは、特定パターンとして指を押
し当てられているときの中央部分が暗くなる分布パター
ンを記憶している。
【0043】検出された光の分布が特定パターンでない
場合にはSTEP1に戻り、指紋検出部6、15に指が
押し当てられており、検出された光の分布が特定パター
ンと合致する場合には、STEP4で装置の電源をON
にする。
場合にはSTEP1に戻り、指紋検出部6、15に指が
押し当てられており、検出された光の分布が特定パター
ンと合致する場合には、STEP4で装置の電源をON
にする。
【0044】次に、STEP5で使用者がシークレット
解除モードにしたかどうかを判断する。シークレット解
除モードでない場合には、処理を終了する。
解除モードにしたかどうかを判断する。シークレット解
除モードでない場合には、処理を終了する。
【0045】シークレット解除モードである場合には、
STEP6で指紋検出部6、15のバックライト6−3
を駆動し、光をセンサー部6−2に照射する。STEP
7ではセンサー部6−2により押し当てられた指の指紋
を取り込み、STEP8で予め記憶された指紋情報と一
致するかどうか判断する。
STEP6で指紋検出部6、15のバックライト6−3
を駆動し、光をセンサー部6−2に照射する。STEP
7ではセンサー部6−2により押し当てられた指の指紋
を取り込み、STEP8で予め記憶された指紋情報と一
致するかどうか判断する。
【0046】取り込んだ指紋が記憶された指紋情報と一
致した場合にのみ、STEP9でシークレットを解除す
る。
致した場合にのみ、STEP9でシークレットを解除す
る。
【0047】以上の処理によって、指紋検出部に押し当
てられた指による電圧の分布を検出することにより自動
的に電源をONにし、指紋の照合を行うことができる。
てられた指による電圧の分布を検出することにより自動
的に電源をONにし、指紋の照合を行うことができる。
【0048】[実施例2]以下、図1〜図3、図6およ
び図7をもとに実施例2について説明する。
び図7をもとに実施例2について説明する。
【0049】図1または図2に示す装置を使用するとき
には、まず使用者は指紋検出部6、15に指を押し当て
る。指紋検出部6、15では押し当てられた指によって
できた影を検出し、指紋検出部6、15のバックライト
をONにする。
には、まず使用者は指紋検出部6、15に指を押し当て
る。指紋検出部6、15では押し当てられた指によって
できた影を検出し、指紋検出部6、15のバックライト
をONにする。
【0050】その後、押し当てられた指から指紋を検出
し、予め記憶された指紋データと照合することにより、
使用者を識別する。使用者の指紋が予め記憶された指紋
データと一致すれば、電源をONにする。指紋検出部
6、15に指を押し当てている間は、電源をONにした
まま保持する。
し、予め記憶された指紋データと照合することにより、
使用者を識別する。使用者の指紋が予め記憶された指紋
データと一致すれば、電源をONにする。指紋検出部
6、15に指を押し当てている間は、電源をONにした
まま保持する。
【0051】以上の動作を図6のブロック図を用いて説
明する。ここでは図1に示す携帯情報端末での動作を例
に挙げて説明を行う。
明する。ここでは図1に示す携帯情報端末での動作を例
に挙げて説明を行う。
【0052】センサー部6−2によって検出された光の
反射はドライバ19により1ドットずつ取り込まれ、セ
ンサーメモリ20に蓄積される。センサーメモリ20に
蓄積されたデータは分布演算部21に出力され、取り込
まれたデータがどのような分布になっているのかを演算
して求める。
反射はドライバ19により1ドットずつ取り込まれ、セ
ンサーメモリ20に蓄積される。センサーメモリ20に
蓄積されたデータは分布演算部21に出力され、取り込
まれたデータがどのような分布になっているのかを演算
して求める。
【0053】演算された取り込みデータの分布は、分布
パターン検出部22で予め記憶された特定パターンと比
較される。ここでの特定パターンは、指を押し当てられ
ているときの中央部分が暗くなるパターンである。この
ことから、指紋検出部6に指が押し当てられているかど
うかを検出することができる。
パターン検出部22で予め記憶された特定パターンと比
較される。ここでの特定パターンは、指を押し当てられ
ているときの中央部分が暗くなるパターンである。この
ことから、指紋検出部6に指が押し当てられているかど
うかを検出することができる。
【0054】取り込まれたデータが特定パターンと一致
した場合、分布パターン検出部22から駆動部27に信
号を出力し、駆動部27でバックライト6−3をONに
する。
した場合、分布パターン検出部22から駆動部27に信
号を出力し、駆動部27でバックライト6−3をONに
する。
【0055】また、このとき分布パターン検出部22か
らは照合部23にも信号を出力しており、照合部23を
駆動している。
らは照合部23にも信号を出力しており、照合部23を
駆動している。
【0056】照合部23では入力されたセンサーメモリ
20のデータから指紋を検出し、検出した指紋を指紋情
報記憶部24の予め記憶された指紋と照合する。照合し
た結果、検出した指紋と指紋情報記憶部24に予め記憶
された指紋とが一致した場合には、照合部23からゲー
ト28に信号を出力する。
20のデータから指紋を検出し、検出した指紋を指紋情
報記憶部24の予め記憶された指紋と照合する。照合し
た結果、検出した指紋と指紋情報記憶部24に予め記憶
された指紋とが一致した場合には、照合部23からゲー
ト28に信号を出力する。
【0057】また、取り込まれたデータが特定パターン
と一致した場合、分布パターン検出部22からゲート2
9に信号を出力している。
と一致した場合、分布パターン検出部22からゲート2
9に信号を出力している。
【0058】中央制御部25の指紋記憶フラグ25−3
は指紋情報記憶部24に指紋情報が記憶されているかど
うかを示しており、指紋記憶フラグ25−3が”1”の
ときに指紋情報記憶部24に指紋情報が記憶されてい
る。
は指紋情報記憶部24に指紋情報が記憶されているかど
うかを示しており、指紋記憶フラグ25−3が”1”の
ときに指紋情報記憶部24に指紋情報が記憶されてい
る。
【0059】指紋記憶フラグ25−3の内容はフリップ
フロップ30を介し、反転されてゲート29に出力され
ており、指紋情報記憶部24に指紋情報が記憶されてい
るとき、すなわち指紋記憶フラグ25−3が”1”のと
きにはゲート29を開放しない。指紋情報記憶部24に
指紋情報が記憶されていないときには指紋記憶フラグ2
5−3から”0”が反転されてゲート29に出力され、
ゲート29を開放する。ゲート29が開放されたことに
より、分布パターン検出部22からの”1”の信号を中
央制御部25の電源フラグ25−2に出力し、電源をO
Nにする。
フロップ30を介し、反転されてゲート29に出力され
ており、指紋情報記憶部24に指紋情報が記憶されてい
るとき、すなわち指紋記憶フラグ25−3が”1”のと
きにはゲート29を開放しない。指紋情報記憶部24に
指紋情報が記憶されていないときには指紋記憶フラグ2
5−3から”0”が反転されてゲート29に出力され、
ゲート29を開放する。ゲート29が開放されたことに
より、分布パターン検出部22からの”1”の信号を中
央制御部25の電源フラグ25−2に出力し、電源をO
Nにする。
【0060】また、指紋記憶フラグ25−3からはゲー
ト28にも信号を出力しており、指紋記憶フラグ25−
3が”1”のときにのみゲート28を開放する。ゲート
28が開放されたことにより、照合部23からの信号は
中央制御部25の電源フラグ25−2に出力され、電源
をONにする。
ト28にも信号を出力しており、指紋記憶フラグ25−
3が”1”のときにのみゲート28を開放する。ゲート
28が開放されたことにより、照合部23からの信号は
中央制御部25の電源フラグ25−2に出力され、電源
をONにする。
【0061】電源がONになったときには、ゲート28
よりの出力信号がフリップフロップ30に出力され、フ
リップフロップ30はセットされる。フリップフロップ
30はセットされたときに”0”の信号を出力するもの
で、フリップフロップ30から”0”の信号が出力され
ることでゲート29は開放され、分布パターン検出部2
2のパターン検出に応じて、即ち、指紋認識後は分布パ
ターンの検出により中央制御部25の電源フラグ25−
2に”1”を入力し、電源ONの状態を保持する。
よりの出力信号がフリップフロップ30に出力され、フ
リップフロップ30はセットされる。フリップフロップ
30はセットされたときに”0”の信号を出力するもの
で、フリップフロップ30から”0”の信号が出力され
ることでゲート29は開放され、分布パターン検出部2
2のパターン検出に応じて、即ち、指紋認識後は分布パ
ターンの検出により中央制御部25の電源フラグ25−
2に”1”を入力し、電源ONの状態を保持する。
【0062】この処理を図7のフローチャートにて説明
する。
する。
【0063】まず、STEP10でセンサー部6−2に
より光の反射を取り込み、STEP11でSTEP10
において取り込まれた光の反射からセンサー部6−2に
照射される光の分布を検出する。
より光の反射を取り込み、STEP11でSTEP10
において取り込まれた光の反射からセンサー部6−2に
照射される光の分布を検出する。
【0064】STEP12では、STEP11で検出さ
れた光の分布が予め記憶している特定パターンであるか
どうかを判断する。ここでは、特定パターンとして指を
押し当てられているときの中央部分が暗くなる分布パタ
ーンを記憶している。
れた光の分布が予め記憶している特定パターンであるか
どうかを判断する。ここでは、特定パターンとして指を
押し当てられているときの中央部分が暗くなる分布パタ
ーンを記憶している。
【0065】検出された光の分布が特定パターンでない
場合にはSTEP10に戻り、指紋検出部6、15に指
が押し当てられており、検出された光の分布が特定パタ
ーンと合致する場合には、STEP13で指紋検出部
6、15のバックライト6−3をONにし、光をセンサ
ー部6−2に照射する。
場合にはSTEP10に戻り、指紋検出部6、15に指
が押し当てられており、検出された光の分布が特定パタ
ーンと合致する場合には、STEP13で指紋検出部
6、15のバックライト6−3をONにし、光をセンサ
ー部6−2に照射する。
【0066】次に、STEP14でセンサー部6−2に
より押し当てられた指の指紋を取り込み、STEP15
で予め記憶された指紋情報と一致するかどうか判断す
る。
より押し当てられた指の指紋を取り込み、STEP15
で予め記憶された指紋情報と一致するかどうか判断す
る。
【0067】取り込んだ指紋が予め記憶された指紋情報
と一致しない場合には、処理を終了する。取り込んだ指
紋が予め記憶された指紋情報と一致する場合には、ST
EP16で電源をONにする。
と一致しない場合には、処理を終了する。取り込んだ指
紋が予め記憶された指紋情報と一致する場合には、ST
EP16で電源をONにする。
【0068】STEP17では指紋検出部6、15のバ
ックライト6−3をOFFにする。次のSTEP18で
は、再度センサー部6−2により光の反射を取り込み、
STEP19でSTEP18において取り込まれた光の
反射から、センサー部6−2に照射される光の分布を検
出する。
ックライト6−3をOFFにする。次のSTEP18で
は、再度センサー部6−2により光の反射を取り込み、
STEP19でSTEP18において取り込まれた光の
反射から、センサー部6−2に照射される光の分布を検
出する。
【0069】STEP20では、STEP19で検出さ
れた光の分布が、予め記憶している特定パターンである
かどうかを判断する。取り込んだ分布が特定パターンと
一致した場合にはSTEP18に戻り、指紋検出部6、
15から指が離されるまでSTEP18からSTEP2
0の処理を繰り返す。
れた光の分布が、予め記憶している特定パターンである
かどうかを判断する。取り込んだ分布が特定パターンと
一致した場合にはSTEP18に戻り、指紋検出部6、
15から指が離されるまでSTEP18からSTEP2
0の処理を繰り返す。
【0070】取り込んだ分布が特定パターンと一致しな
い場合には、STEP21で電源をOFFにする。
い場合には、STEP21で電源をOFFにする。
【0071】また、指紋の一致を検出した後は電源をO
Nにし、バックライトをOFFにした後で使用者が電源
をOFFにするまで、電源ONの状態を保持しておいて
もよい。
Nにし、バックライトをOFFにした後で使用者が電源
をOFFにするまで、電源ONの状態を保持しておいて
もよい。
【0072】以上の処理によって、指紋検出部に押し当
てられた指による電圧の分布を検出することによりバッ
クライトをONにして指紋の照合を行い、照合結果が一
致した場合に自動的に電源をONにし、指が指紋検出部
にある間は電源ONの状態を保持することができる。
てられた指による電圧の分布を検出することによりバッ
クライトをONにして指紋の照合を行い、照合結果が一
致した場合に自動的に電源をONにし、指が指紋検出部
にある間は電源ONの状態を保持することができる。
【0073】[実施例3]以下、図1〜図3、図8〜図
10をもとに実施例3について説明する。
10をもとに実施例3について説明する。
【0074】図1または図2の装置を使用するときに
は、まず使用者は指紋検出部6、15に指を押し当て
る。指紋検出部6、15では押し当てられた指によって
できた影を検出し、指紋検出部6、15のバックライト
をONにする。
は、まず使用者は指紋検出部6、15に指を押し当て
る。指紋検出部6、15では押し当てられた指によって
できた影を検出し、指紋検出部6、15のバックライト
をONにする。
【0075】その後、押し当てられた指から指紋を検出
し、予め記憶された指紋データと照合することにより、
使用者を識別する。使用者の指紋が予め記憶された指紋
データと一致すれば、電源をONにする。
し、予め記憶された指紋データと照合することにより、
使用者を識別する。使用者の指紋が予め記憶された指紋
データと一致すれば、電源をONにする。
【0076】電源をONにしたまま保持したい場合に
は、図8に示すように指紋検出部6、15に押し当てて
いる指を鍵を回すように一定角度回転させる。この指の
回転を検出することにより、電源をONを保持する。
は、図8に示すように指紋検出部6、15に押し当てて
いる指を鍵を回すように一定角度回転させる。この指の
回転を検出することにより、電源をONを保持する。
【0077】以上の動作を図9のブロック図を用いて説
明する。ここでは図1に示す携帯情報端末での動作を例
に挙げて説明を行う。
明する。ここでは図1に示す携帯情報端末での動作を例
に挙げて説明を行う。
【0078】センサー部6−2によって検出された光の
反射は、ドライバ19により1ドットずつ取り込まれ、
センサーメモリ20に蓄積される。センサーメモリ20
に蓄積されたデータは分布演算部21に出力され、取り
込まれたデータがどのような分布になっているのかを演
算して求める。
反射は、ドライバ19により1ドットずつ取り込まれ、
センサーメモリ20に蓄積される。センサーメモリ20
に蓄積されたデータは分布演算部21に出力され、取り
込まれたデータがどのような分布になっているのかを演
算して求める。
【0079】演算された取り込みデータの分布は、分布
パターン検出部22で予め記憶された特定パターンと比
較される。ここでの特定パターンは、指を押し当てられ
ているときの中央部分が暗くなるパターンである。この
ことから、指紋検出部6に指が押し当てられているかど
うかを検出することができる。
パターン検出部22で予め記憶された特定パターンと比
較される。ここでの特定パターンは、指を押し当てられ
ているときの中央部分が暗くなるパターンである。この
ことから、指紋検出部6に指が押し当てられているかど
うかを検出することができる。
【0080】取り込まれたデータが特定パターンと一致
した場合、分布パターン検出部22から駆動部27に信
号を出力し、駆動部27でバックライト6−3をONに
する。
した場合、分布パターン検出部22から駆動部27に信
号を出力し、駆動部27でバックライト6−3をONに
する。
【0081】また、このとき分布パターン検出部22か
らは照合部23にも信号を出力しており、照合部23を
駆動している。
らは照合部23にも信号を出力しており、照合部23を
駆動している。
【0082】照合部23では入力されたセンサーメモリ
20のデータから指紋を検出し、検出した指紋を指紋情
報記憶部24の予め記憶された指紋と照合する。
20のデータから指紋を検出し、検出した指紋を指紋情
報記憶部24の予め記憶された指紋と照合する。
【0083】照合した結果、検出した指紋と指紋情報記
憶部24に予め記憶された指紋とが一致した場合には、
照合部23からゲート28に信号を出力する。
憶部24に予め記憶された指紋とが一致した場合には、
照合部23からゲート28に信号を出力する。
【0084】また、取り込まれたデータが特定パターン
と一致した場合、分布パターン検出部22からゲート2
9に信号を出力している。
と一致した場合、分布パターン検出部22からゲート2
9に信号を出力している。
【0085】中央制御部25の指紋記憶フラグ25−3
は指紋情報記憶部24に指紋情報が記憶されているかど
うかを示しており、指紋記憶フラグ25−3が”1”の
ときに指紋情報記憶部24に指紋情報が記憶されてい
る。指紋記憶フラグ25−3の内容はフリップフロップ
30を介し、反転されてゲート29に出力されており、
指紋情報記憶部24に指紋情報が記憶されているとき、
すなわち指紋記憶フラグ25−3が”1”のときにはゲ
ート29を開放しない。
は指紋情報記憶部24に指紋情報が記憶されているかど
うかを示しており、指紋記憶フラグ25−3が”1”の
ときに指紋情報記憶部24に指紋情報が記憶されてい
る。指紋記憶フラグ25−3の内容はフリップフロップ
30を介し、反転されてゲート29に出力されており、
指紋情報記憶部24に指紋情報が記憶されているとき、
すなわち指紋記憶フラグ25−3が”1”のときにはゲ
ート29を開放しない。
【0086】指紋情報記憶部24に指紋情報が記憶され
ていないときには指紋記憶フラグ25−3から”0”が
反転されてゲート29に出力され、ゲート29を開放す
る。ゲート29が開放されたことにより、分布パターン
検出部22からの”1”の信号を中央制御部25の電源
フラグ25−2に出力し、電源をONにする。
ていないときには指紋記憶フラグ25−3から”0”が
反転されてゲート29に出力され、ゲート29を開放す
る。ゲート29が開放されたことにより、分布パターン
検出部22からの”1”の信号を中央制御部25の電源
フラグ25−2に出力し、電源をONにする。
【0087】また、指紋記憶フラグ25−3からはゲー
ト28にも信号を出力しており、指紋記憶フラグ25−
3が”1”のときにのみゲート28を開放する。ゲート
28が開放されたことにより、照合部23からの信号は
中央制御部25の電源フラグ25−2に出力され、電源
をONにする。
ト28にも信号を出力しており、指紋記憶フラグ25−
3が”1”のときにのみゲート28を開放する。ゲート
28が開放されたことにより、照合部23からの信号は
中央制御部25の電源フラグ25−2に出力され、電源
をONにする。
【0088】また、分布演算部21で演算された取り込
みデータの分布は回転検出部31にも出力されており、
ここで指紋検出部6に押し当てられている指の一定角度
の回転を検出する。
みデータの分布は回転検出部31にも出力されており、
ここで指紋検出部6に押し当てられている指の一定角度
の回転を検出する。
【0089】指紋検出部6に押し当てられている指が一
定角度回転したことを検出したときには、フリップフロ
ップ32をセットする。フリップフロップ32からはゲ
ート29を介して”1”の信号が中央制御部25の電源
フラグ25−2に出力され、電源をONにする。
定角度回転したことを検出したときには、フリップフロ
ップ32をセットする。フリップフロップ32からはゲ
ート29を介して”1”の信号が中央制御部25の電源
フラグ25−2に出力され、電源をONにする。
【0090】フリップフロップ32は一度セットされた
ら、電源をOFFにするまでその状態を保持するため、
指紋検出部6から指が離れても装置は電源ONの状態を
保持する。
ら、電源をOFFにするまでその状態を保持するため、
指紋検出部6から指が離れても装置は電源ONの状態を
保持する。
【0091】この処理を図10のフローチャートを用い
て説明する。
て説明する。
【0092】まず、STEP22でセンサー部6−2に
より光の反射を取り込み、STEP23でSTEP22
において取り込まれた光の反射から、センサー部6−2
に照射される光の分布を検出する。
より光の反射を取り込み、STEP23でSTEP22
において取り込まれた光の反射から、センサー部6−2
に照射される光の分布を検出する。
【0093】STEP24では、STEP23で検出さ
れた光の分布が、予め記憶している特定パターンである
かどうかを判断する。ここでは、特定パターンとして指
を押し当てられているときの中央部分が暗くなる分布パ
ターンを記憶している。
れた光の分布が、予め記憶している特定パターンである
かどうかを判断する。ここでは、特定パターンとして指
を押し当てられているときの中央部分が暗くなる分布パ
ターンを記憶している。
【0094】検出された光の分布が特定パターンでない
場合にはSTEP22に戻り、指紋検出部6、15に指
が押し当てられており、検出された光の分布が特定パタ
ーンと合致する場合には、STEP25で指紋検出部
6、15のバックライト6−3をONにし、光をセンサ
ー部6−2に照射する。
場合にはSTEP22に戻り、指紋検出部6、15に指
が押し当てられており、検出された光の分布が特定パタ
ーンと合致する場合には、STEP25で指紋検出部
6、15のバックライト6−3をONにし、光をセンサ
ー部6−2に照射する。
【0095】次に、STEP26でセンサー部6−2に
より押し当てられた指の指紋を取り込み、STEP27
で予め記憶された指紋情報と一致するかどうか判断す
る。
より押し当てられた指の指紋を取り込み、STEP27
で予め記憶された指紋情報と一致するかどうか判断す
る。
【0096】取り込んだ指紋が予め記憶された指紋情報
と一致しない場合には、処理を終了する。
と一致しない場合には、処理を終了する。
【0097】取り込んだ指紋が予め記憶された指紋情報
と一致する場合には、STEP28で電源をONにす
る。
と一致する場合には、STEP28で電源をONにす
る。
【0098】STEP29では指紋検出部6、15のバ
ックライト6−3をOFFにする。次のSTEP30で
は、再度センサー部6−2により光の反射を取り込み、
STEP31でSTEP30において取り込まれた光の
反射から、センサー部6−2に照射される光の分布を検
出する。
ックライト6−3をOFFにする。次のSTEP30で
は、再度センサー部6−2により光の反射を取り込み、
STEP31でSTEP30において取り込まれた光の
反射から、センサー部6−2に照射される光の分布を検
出する。
【0099】STEP32では、STEP31で検出さ
れた光の分布が、予め記憶している特定パターンである
かどうかを判断する。
れた光の分布が、予め記憶している特定パターンである
かどうかを判断する。
【0100】取り込んだ分布が特定パターンと一致した
場合には、STEP33で指紋検出部6、15に押し当
てられた指の角度の変化を検出する。
場合には、STEP33で指紋検出部6、15に押し当
てられた指の角度の変化を検出する。
【0101】STEP34ではSTEP33で検出され
た角度が一定角度かどうか判断し、一定角度でなければ
指の位置が一定角度変化するか、或いは指が離されるま
でSTEP30からSTEP34の処理を繰り返す。
た角度が一定角度かどうか判断し、一定角度でなければ
指の位置が一定角度変化するか、或いは指が離されるま
でSTEP30からSTEP34の処理を繰り返す。
【0102】また、STEP32の判断により、取り込
んだ分布が特定パターンと一致しない場合には、STE
P35で電源をOFFにし、処理を終了する。
んだ分布が特定パターンと一致しない場合には、STE
P35で電源をOFFにし、処理を終了する。
【0103】以上の処理によって、指紋検出部に押し当
てられた指による電圧の分布を検出することによりバッ
クライトをONにして指紋の照合を行い、照合結果が一
致した場合に自動的に電源をONにし、指紋検出部に押
し当てられた指方向の一定角度回転を検出することによ
り、電源ONの状態を保持することができる。
てられた指による電圧の分布を検出することによりバッ
クライトをONにして指紋の照合を行い、照合結果が一
致した場合に自動的に電源をONにし、指紋検出部に押
し当てられた指方向の一定角度回転を検出することによ
り、電源ONの状態を保持することができる。
【0104】[実施例4]以下、図1〜図3、図11お
よび図12をもとに実施例4について説明する。
よび図12をもとに実施例4について説明する。
【0105】図1または図2の装置を使用するときに
は、まず使用者は指紋検出部6に指を押し当てる。指紋
検出部6、15では押し当てられた指によってできた影
を検出し、指紋検出部6、15のバックライトをONに
する。
は、まず使用者は指紋検出部6に指を押し当てる。指紋
検出部6、15では押し当てられた指によってできた影
を検出し、指紋検出部6、15のバックライトをONに
する。
【0106】その後、押し当てられた指から指紋を検出
し、予め記憶された指紋データと照合することにより、
使用者を識別する。
し、予め記憶された指紋データと照合することにより、
使用者を識別する。
【0107】使用者が押し当てた指を一定角度回転させ
ると、使用者の指紋が予め記憶された指紋データと一致
していた場合にのみ、電源をONにする。
ると、使用者の指紋が予め記憶された指紋データと一致
していた場合にのみ、電源をONにする。
【0108】また、押し当てられた指の指紋と予め記憶
された指紋データとが一致したときに、バックライト6
−3をOFFにするか、或いは減光させる。
された指紋データとが一致したときに、バックライト6
−3をOFFにするか、或いは減光させる。
【0109】以上の動作を図11のブロック図を用いて
説明する。ここでは図1に示す携帯情報端末での動作を
例に挙げて説明を行う。
説明する。ここでは図1に示す携帯情報端末での動作を
例に挙げて説明を行う。
【0110】センサー部6−2によって検出された光の
反射はドライバ19により1ドットずつ取り込まれ、セ
ンサーメモリ20に蓄積される。センサーメモリ20に
蓄積されたデータは分布演算部21に出力され、取り込
まれたデータがどのような分布になっているのかを演算
して求める。
反射はドライバ19により1ドットずつ取り込まれ、セ
ンサーメモリ20に蓄積される。センサーメモリ20に
蓄積されたデータは分布演算部21に出力され、取り込
まれたデータがどのような分布になっているのかを演算
して求める。
【0111】演算された取り込みデータの分布は、分布
パターン検出部22で予め記憶された特定パターンと比
較される。ここでの特定パターンは、指を押し当てられ
ているときの中央部分が暗くなるパターンである。この
ことから、指紋検出部6に指が押し当てられているかど
うかを検出することができる。
パターン検出部22で予め記憶された特定パターンと比
較される。ここでの特定パターンは、指を押し当てられ
ているときの中央部分が暗くなるパターンである。この
ことから、指紋検出部6に指が押し当てられているかど
うかを検出することができる。
【0112】取り込まれたデータが特定パターンと一致
した場合、分布パターン検出部22から駆動部27に信
号を出力し、駆動部27でバックライト6−3をONに
する。
した場合、分布パターン検出部22から駆動部27に信
号を出力し、駆動部27でバックライト6−3をONに
する。
【0113】また、このとき分布パターン検出部22か
らは照合部23にも信号を出力しており、照合部23を
駆動している。
らは照合部23にも信号を出力しており、照合部23を
駆動している。
【0114】照合部23では入力されたセンサーメモリ
20のデータから指紋を検出し、検出した指紋を指紋情
報記憶部24の予め記憶された指紋と照合する。照合し
た結果、検出した指紋と指紋情報記憶部24に予め記憶
された指紋とが一致した場合には、照合部23からフリ
ップフロップ33を介して”1”の信号をAND回路3
4に出力する。
20のデータから指紋を検出し、検出した指紋を指紋情
報記憶部24の予め記憶された指紋と照合する。照合し
た結果、検出した指紋と指紋情報記憶部24に予め記憶
された指紋とが一致した場合には、照合部23からフリ
ップフロップ33を介して”1”の信号をAND回路3
4に出力する。
【0115】中央制御部25の指紋記憶フラグ25−3
は指紋情報記憶部24に指紋情報が記憶されているかど
うかを示しており、指紋記憶フラグ25−3が”1”の
ときに指紋情報記憶部24に指紋情報が記憶されてい
る。指紋記憶フラグ25−3の内容は、反転されてAN
D回路35に出力されている。
は指紋情報記憶部24に指紋情報が記憶されているかど
うかを示しており、指紋記憶フラグ25−3が”1”の
ときに指紋情報記憶部24に指紋情報が記憶されてい
る。指紋記憶フラグ25−3の内容は、反転されてAN
D回路35に出力されている。
【0116】また、分布演算部21で演算された取り込
みデータの分布は回転検出部31にも出力されており、
ここで指紋検出部6に押し当てられている指の一定角度
の回転を検出する。
みデータの分布は回転検出部31にも出力されており、
ここで指紋検出部6に押し当てられている指の一定角度
の回転を検出する。
【0117】指紋検出部6に押し当てられている指が一
定角度回転したことを検出したときには、フリップフロ
ップ32をセットする。フリップフロップ32がセット
されたときには、フリップフロップ32からAND回路
34、35に”1”の信号を出力する。
定角度回転したことを検出したときには、フリップフロ
ップ32をセットする。フリップフロップ32がセット
されたときには、フリップフロップ32からAND回路
34、35に”1”の信号を出力する。
【0118】指紋情報記憶部24に指紋情報が記憶され
ていないときには指紋記憶フラグ25−3からの信号”
0”が反転されて出力されるため、指紋検出部6に押し
当てられている指が一定角度回転したときに、AND回
路35から”1”の信号が電源フラグ25−2に出力さ
れ、電源をONにする。
ていないときには指紋記憶フラグ25−3からの信号”
0”が反転されて出力されるため、指紋検出部6に押し
当てられている指が一定角度回転したときに、AND回
路35から”1”の信号が電源フラグ25−2に出力さ
れ、電源をONにする。
【0119】また、照合部23において検出した指紋と
指紋情報記憶部24に予め記憶された指紋とが一致し、
指紋検出部6に押し当てられている指が一定角度回転し
たときには、AND回路34から”1”の信号が電源フ
ラグ25−2に出力され、電源をONにする。
指紋情報記憶部24に予め記憶された指紋とが一致し、
指紋検出部6に押し当てられている指が一定角度回転し
たときには、AND回路34から”1”の信号が電源フ
ラグ25−2に出力され、電源をONにする。
【0120】フリップフロップ32は一度セットされた
ら、電源をOFFにするまでその状態を保持するため、
指紋検出部6から指が離れても装置は電源ONの状態を
保持する。
ら、電源をOFFにするまでその状態を保持するため、
指紋検出部6から指が離れても装置は電源ONの状態を
保持する。
【0121】また、中央制御部25の電源フラグ25−
2が”1”となり、電源がONになったときには、電源
フラグ25−2から駆動部27に信号を出力し、駆動部
27によりバックライト6−3をOFFにするか、或い
は減光する。
2が”1”となり、電源がONになったときには、電源
フラグ25−2から駆動部27に信号を出力し、駆動部
27によりバックライト6−3をOFFにするか、或い
は減光する。
【0122】この処理を図12のフローチャートを用い
て説明する。
て説明する。
【0123】まず、STEP36でセンサー部6−2に
より光の反射を取り込み、STEP37でSTEP36
において取り込まれた光の反射から、センサー部6−2
に照射される光の分布を検出する。
より光の反射を取り込み、STEP37でSTEP36
において取り込まれた光の反射から、センサー部6−2
に照射される光の分布を検出する。
【0124】STEP38では、STEP37で検出さ
れた光の分布が、予め記憶している特定パターンである
かどうかを判断する。ここでは、特定パターンとして指
を押し当てられているときの中央部分が暗くなる分布パ
ターンを記憶している。
れた光の分布が、予め記憶している特定パターンである
かどうかを判断する。ここでは、特定パターンとして指
を押し当てられているときの中央部分が暗くなる分布パ
ターンを記憶している。
【0125】検出された光の分布が特定パターンでない
場合にはSTEP36に戻り、指紋検出部6、15に指
が押し当てられており、検出された光の分布が特定パタ
ーンと合致する場合には、STEP39で指紋検出部
6、15のバックライト6−3をONにし、光をセンサ
ー部6−2に照射する。
場合にはSTEP36に戻り、指紋検出部6、15に指
が押し当てられており、検出された光の分布が特定パタ
ーンと合致する場合には、STEP39で指紋検出部
6、15のバックライト6−3をONにし、光をセンサ
ー部6−2に照射する。
【0126】次に、STEP40でセンサー部6−2に
より押し当てられた指の指紋を取り込み、STEP41
で予め記憶された指紋情報と一致するかどうか判断す
る。
より押し当てられた指の指紋を取り込み、STEP41
で予め記憶された指紋情報と一致するかどうか判断す
る。
【0127】取り込んだ指紋が予め記憶された指紋情報
と一致しない場合には、処理を終了する。
と一致しない場合には、処理を終了する。
【0128】取り込んだ指紋が予め記憶された指紋情報
と一致する場合には、STEP42で指紋検出部6、1
5のバックライト6−3をOFFにする。
と一致する場合には、STEP42で指紋検出部6、1
5のバックライト6−3をOFFにする。
【0129】次のSTEP43では、再度センサー部6
−2により光の反射を取り込み、STEP44でSTE
P43において取り込まれた光の反射から、センサー部
6−2に照射される光の分布を検出する。
−2により光の反射を取り込み、STEP44でSTE
P43において取り込まれた光の反射から、センサー部
6−2に照射される光の分布を検出する。
【0130】STEP45では、STEP44で検出さ
れた光の分布が、予め記憶している特定パターンである
かどうかを判断する。
れた光の分布が、予め記憶している特定パターンである
かどうかを判断する。
【0131】取り込んだ分布が特定パターンと一致しな
かった場合には、処理を終了する。
かった場合には、処理を終了する。
【0132】取り込んだ分布が特定パターンと一致した
場合には、STEP46で指紋検出部6、15に押し当
てられた指の角度の変化を検出する。
場合には、STEP46で指紋検出部6、15に押し当
てられた指の角度の変化を検出する。
【0133】STEP47ではSTEP46で検出され
た角度が一定角度かどうか判断し、一定角度でなけれ
ば、指の位置が一定角度変化するか、或いは指が離され
るまでSTEP43からSTEP47の処理を繰り返
す。
た角度が一定角度かどうか判断し、一定角度でなけれ
ば、指の位置が一定角度変化するか、或いは指が離され
るまでSTEP43からSTEP47の処理を繰り返
す。
【0134】また、STEP47の判断により、STE
P46で検出された角度が一定角度であればSTEP4
8で電源をONにする。
P46で検出された角度が一定角度であればSTEP4
8で電源をONにする。
【0135】以上の処理によって、指紋検出部に押し当
てられた指による電圧の分布を検出することによりバッ
クライトをONにして指紋の照合を行い、照合結果が一
致し、指紋検出部に押し当てられた指方向が一定角度回
転した場合に自動的に電源をONにし、指紋を検出した
後はバックライトをOFFにするか、或いは減光するこ
とができる。
てられた指による電圧の分布を検出することによりバッ
クライトをONにして指紋の照合を行い、照合結果が一
致し、指紋検出部に押し当てられた指方向が一定角度回
転した場合に自動的に電源をONにし、指紋を検出した
後はバックライトをOFFにするか、或いは減光するこ
とができる。
【0136】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1記載の発明で
は、指を接触させる指接触面と、接触された指に対し前
記指接触面を介して光をあてる光源と、前記光源の反射
光から指紋を検出する検出部と、前記検出部によって検
出された指紋を予め記憶された指紋と照合する照合部と
を有する情報処理装置において、前記指接触面の指の接
触を検知する検知手段と、前記検知手段によって指の接
触が検知されると、前記光源を駆動する駆動手段とを具
備するので、指紋照合を開始するためのキー操作等が不
要になり、繁雑な操作が減少する。
は、指を接触させる指接触面と、接触された指に対し前
記指接触面を介して光をあてる光源と、前記光源の反射
光から指紋を検出する検出部と、前記検出部によって検
出された指紋を予め記憶された指紋と照合する照合部と
を有する情報処理装置において、前記指接触面の指の接
触を検知する検知手段と、前記検知手段によって指の接
触が検知されると、前記光源を駆動する駆動手段とを具
備するので、指紋照合を開始するためのキー操作等が不
要になり、繁雑な操作が減少する。
【0137】また、請求項2記載の発明では、前記請求
項1記載の情報処理装置において、前記照合部による指
紋の照合が終了すると、前記駆動手段による光源の駆動
を停止する停止手段を備えるので、無意味な光源の駆動
による電力の消費を防止することができる。
項1記載の情報処理装置において、前記照合部による指
紋の照合が終了すると、前記駆動手段による光源の駆動
を停止する停止手段を備えるので、無意味な光源の駆動
による電力の消費を防止することができる。
【0138】また、請求項3記載の発明では、指を接触
させる指接触面と、接触された指に対し前記指接触面を
介して光をあてる光源と、前記光源の反射光から指紋を
検出する検出部と、前記検出部によって検出された指紋
を予め記憶された指紋と照合する照合部とを有する情報
処理装置において、前記指接触面の指の接触を検知する
検知手段と、前記検知手段によって指の接触が検知され
ると、前記光源を駆動する駆動手段と、前記照合部によ
る照合結果が一致する場合、装置を使用可能状態とする
制御手段とを具備するので、指紋照合を開始するための
キー操作等が不要になり、繁雑な操作が減少する。
させる指接触面と、接触された指に対し前記指接触面を
介して光をあてる光源と、前記光源の反射光から指紋を
検出する検出部と、前記検出部によって検出された指紋
を予め記憶された指紋と照合する照合部とを有する情報
処理装置において、前記指接触面の指の接触を検知する
検知手段と、前記検知手段によって指の接触が検知され
ると、前記光源を駆動する駆動手段と、前記照合部によ
る照合結果が一致する場合、装置を使用可能状態とする
制御手段とを具備するので、指紋照合を開始するための
キー操作等が不要になり、繁雑な操作が減少する。
【0139】また、請求項4記載の発明では、前記請求
項3記載の情報処理装置において、前記照合部による指
紋の照合が終了すると、前記駆動手段による光源の駆動
を停止する停止手段を備えるので、無意味な光源の駆動
による電力の消費を防止することができる。
項3記載の情報処理装置において、前記照合部による指
紋の照合が終了すると、前記駆動手段による光源の駆動
を停止する停止手段を備えるので、無意味な光源の駆動
による電力の消費を防止することができる。
【0140】また、請求項5記載の発明では、前記請求
項4記載の情報処理装置において、前記検知手段によっ
て指の接触の継続が検知される場合、前記制御手段によ
る装置の使用可能状態を継続する継続手段を備えるの
で、指紋照合を継続させることなく、指接触が継続する
限り、同一の使用者であるので、無意味な光源の駆動に
よる電力の消費を防止するだけでなく、使用者を限定し
た使い方ができるようになる。
項4記載の情報処理装置において、前記検知手段によっ
て指の接触の継続が検知される場合、前記制御手段によ
る装置の使用可能状態を継続する継続手段を備えるの
で、指紋照合を継続させることなく、指接触が継続する
限り、同一の使用者であるので、無意味な光源の駆動に
よる電力の消費を防止するだけでなく、使用者を限定し
た使い方ができるようになる。
【0141】また、請求項6記載の発明では、前記請求
項4記載の情報処理装置において、前記検知手段によっ
て指の接触の移動が検知される場合、前記制御手段によ
る装置の使用可能状態を継続する継続手段を備えるの
で、指紋照合や指接触を継続させることなく、装置の使
用状況が継続するので、必ず指を接触しなければならな
いという使用者の負担を軽減することができる。
項4記載の情報処理装置において、前記検知手段によっ
て指の接触の移動が検知される場合、前記制御手段によ
る装置の使用可能状態を継続する継続手段を備えるの
で、指紋照合や指接触を継続させることなく、装置の使
用状況が継続するので、必ず指を接触しなければならな
いという使用者の負担を軽減することができる。
【0142】また、請求項7記載の発明では、前記請求
項1乃至6記載の情報処理装置において、前記検知手段
は光の照射によって電圧を発生する複数の素子を面状に
配置したセンサーを備えたので、簡単なセンサーで指接
触の検知が可能となる。
項1乃至6記載の情報処理装置において、前記検知手段
は光の照射によって電圧を発生する複数の素子を面状に
配置したセンサーを備えたので、簡単なセンサーで指接
触の検知が可能となる。
【図1】本発明を採用した携帯情報端末の外観斜視図で
ある。
ある。
【図2】本発明を採用した携帯電話機の外観斜視図であ
る。
る。
【図3】指紋検出部の分解斜視図である。
【図4】実施例1のブロック図である。
【図5】実施例1の処理を示すフローチャート図であ
る。
る。
【図6】実施例2のブロック図である。
【図7】実施例2の処理を示すフローチャート図であ
る。
る。
【図8】指角度検出時の操作を示す図である。
【図9】実施例3のブロック図である。
【図10】実施例3の処理を示すフローチャート図であ
る。
る。
【図11】実施例4のブロック図である。
【図12】実施例4の処理を示すフローチャート図であ
る。
る。
1・・・本体キャビネット部 2・・・入力部 3・・・蓋部 4・・・表示部 5・・・ヒンジ部 6・・・指紋検出部 7・・・係合部 8・・・係止部 9・・・電話機本体 10・・・表示部 11・・・入力キー 12・・・スピーカ 13・・・マイク 14・・・アンテナ 15・・・指紋検出部 18・・・ソーラーバッテリー
Claims (7)
- 【請求項1】 指を接触させる指接触面と、接触された
指に対し前記指接触面を介して光をあてる光源と、前記
光源の反射光から指紋を検出する検出部と、前記検出部
によって検出された指紋を予め記憶された指紋と照合す
る照合部とを有する情報処理装置において、 前記指接触面の指の接触を検知する検知手段と、 前記検知手段によって指の接触が検知されると、前記光
源を駆動する駆動手段とを具備することを特徴とする情
報処理装置。 - 【請求項2】 前記請求項1記載の情報処理装置におい
て、 前記照合部による指紋の照合が終了すると、前記駆動手
段による光源の駆動を停止する停止手段を備えることを
特徴とする情報処理装置。 - 【請求項3】 指を接触させる指接触面と、接触された
指に対し前記指接触面を介して光をあてる光源と、前記
光源の反射光から指紋を検出する検出部と、前記検出部
によって検出された指紋を予め記憶された指紋と照合す
る照合部とを有する情報処理装置において、 前記指接触面の指の接触を検知する検知手段と、 前記検知手段によって指の接触が検知されると、前記光
源を駆動する駆動手段と、 前記照合部による照合結果が一致する場合、装置を使用
可能状態とする制御手段とを具備することを特徴とする
情報処理装置。 - 【請求項4】 前記請求項3記載の情報処理装置におい
て、 前記照合部による指紋の照合が終了すると、前記駆動手
段による光源の駆動を停止する停止手段を備えることを
特徴とする情報処理装置。 - 【請求項5】 前記請求項4記載の情報処理装置におい
て、 前記検知手段によって指の接触の継続が検知される場
合、前記制御手段による装置の使用可能状態を継続する
継続手段を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項6】 前記請求項4記載の情報処理装置におい
て、 前記検知手段によって指の接触の移動が検知される場
合、前記制御手段による装置の使用可能状態を継続する
継続手段を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項7】 前記請求項1乃至6記載の情報処理装置
において、 前記検知手段は光の照射によって電圧を発生する複数の
素子を面状に配置したセンサーを備えたことを特徴とす
る情報処理装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9354714A JPH11185016A (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | 情報処理装置 |
US09/216,542 US6490366B1 (en) | 1997-12-24 | 1998-12-18 | Information processing apparatus |
CN98125779A CN1221161A (zh) | 1997-12-24 | 1998-12-22 | 信息处理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9354714A JPH11185016A (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | 情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11185016A true JPH11185016A (ja) | 1999-07-09 |
Family
ID=18439415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9354714A Pending JPH11185016A (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | 情報処理装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6490366B1 (ja) |
JP (1) | JPH11185016A (ja) |
CN (1) | CN1221161A (ja) |
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