JPH1118444A - インバータ主素子のドライブ電源回路 - Google Patents

インバータ主素子のドライブ電源回路

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JPH1118444A
JPH1118444A JP9164024A JP16402497A JPH1118444A JP H1118444 A JPH1118444 A JP H1118444A JP 9164024 A JP9164024 A JP 9164024A JP 16402497 A JP16402497 A JP 16402497A JP H1118444 A JPH1118444 A JP H1118444A
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JP
Japan
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power supply
circuit
lower arm
main element
gate drive
Prior art date
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Pending
Application number
JP9164024A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Mizutani
友一 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、小型で安価なインバータ主素子
のドライブ電源回路を提供することを課題とする。 【解決手段】 下アームの主素子1がオンすることによ
り接続点Dの電位がほぼ接地電位に等しくなると、電圧
検出器36によってスイッチ35が閉じられ、チャージ
ポンプ回路のコンデンサ33及び34に電荷が蓄積され
てその両端間電圧が電源としてゲートドライブ回路10
に供給される。下アームの主素子1がオフして接続点D
の電位がほぼバッテリ電圧まではね上がると、電圧検出
器36によってスイッチ35が開かれ、コンデンサ33
及び34はそれまで蓄積された電荷を保持したままとな
り、その両端間電圧が電源としてゲートドライブ回路1
0に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インバータ主素
子のドライブ電源回路に係り、特に上アームの主素子を
駆動するゲートドライブ回路にチャージポンプ式電源を
適用したドライブ電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に従来のドライブ電源回路を示す。
インバータの下アームの三つの主素子1〜3のカソード
端子がそれぞれ接地され、これら主素子1〜3のアノー
ド端子にそれぞれ対応する上アームの主素子4〜6のカ
ソード端子が接続されている。主素子1〜6の各ゲート
端子にはそれぞれ対応する主素子をオン/オフさせるゲ
ートドライブ回路7〜12が接続されている。下アーム
側のゲートドライブ回路7〜9は、互いに並列に接続さ
れ、ここに多出力トランス13を用いたスイッチング電
源14の一出力端が共通電源として接続されている。一
方、上アーム側のゲートドライブ回路10〜12には、
それぞれスイッチング電源14の別個の出力端が専用の
電源として接続されている。
【0003】下アームの主素子1〜3のカソード側電位
がそれぞれ接地電位に固定されているため、これらの主
素子1〜3のゲートドライブ回路7〜9に共通の電源か
ら電源供給することが可能である。これに対して、上ア
ームの主素子4〜6のカソード側電位はそれぞれ対応す
る下アームの主素子1〜3のオン/オフ状態に応じて変
化し、これに伴って主素子4〜6のゲート電圧が変動す
るため、これら上アームの主素子4〜6のゲートドライ
ブ回路10〜12に互いに共通の電源から電源供給する
ことができず、それぞれ専用の電源が必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような下アームの
主素子1〜3用の共通電源と、上アームの主素子4〜6
用の三つの専用の電源をとるために、従来は多出力トラ
ンス13を用いたスイッチング電源14を構成していた
が、多出力トランス13は大型で高価であるので、ドラ
イブ電源回路全体が大型化し、製造コストが高くつくと
いう問題点があった。この発明はこのような問題点を解
消するためになされたもので、小型で安価なインバータ
主素子のドライブ電源回路を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るインバー
タ主素子のドライブ電源回路は、下アームの複数の主素
子をそれぞれ駆動する下アーム側の複数のゲートドライ
ブ回路と上アームの複数の主素子をそれぞれ駆動する上
アーム側の複数のゲートドライブ回路とに電源を供給す
るインバータ主素子のドライブ電源回路において、下ア
ーム側の複数のゲートドライブ回路に共通の電源を供給
する下アーム用共通電源回路と、それぞれ下アーム用共
通電源回路の出力電圧を用いて上アーム側の対応するゲ
ートドライブ回路に電源を供給する複数の上アーム用電
源回路とを備え、各上アーム用電源回路は、下アーム用
共通電源回路の出力電圧により電荷を蓄積するチャージ
ポンプ回路と、チャージポンプ回路を開閉するスイッチ
と、対応する下アームの主素子と上アームの主素子との
接続点の電位を検出すると共にその電位に基づいてスイ
ッチの開閉を制御する制御部とを有するものである。
【0006】下アーム用共通電源回路は、単一出力のト
ランスと、このトランスの一次側端子間に接続されたバ
ッテリ及びスイッチング素子と、トランスの二次側端子
間に互いに直列に接続された第1の正電源用コンデンサ
及び第1の負電源用コンデンサとから形成することがで
きる。また、各上アーム用電源回路のチャージポンプ回
路は、下アーム用共通電源回路のトランスの二次側端子
間に直列に接続されたダイオードと第2の正電源用コン
デンサ及び第2の負電源用コンデンサとから形成するこ
とができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1にこの発明の実施の形
態に係るインバータ主素子のドライブ電源回路を示す。
インバータの下アームの三つの主素子1〜3のカソード
端子がそれぞれ接地され、これら主素子1〜3のアノー
ド端子にそれぞれ対応する上アームの主素子4〜6のカ
ソード端子が接続されている。主素子1〜6の各ゲート
端子にはそれぞれ対応する主素子をオン/オフさせるゲ
ートドライブ回路7〜12が接続されている。
【0008】単一出力のトランス21の一次側端子間に
バッテリ22とスイッチング素子23とが接続され、二
次側端子A及びB間に互いに直列に第1の正電源用コン
デンサ24及び第1の負電源用コンデンサ25が接続さ
れ、これらコンデンサ24及び25の接続点が接地され
ている。以上のトランス21、バッテリ22、スイッチ
ング素子23、コンデンサ24及び25によりこの発明
の下アーム用共通電源回路26が形成されている。トラ
ンス21の二次側端子A及びB間に下アーム側の三つの
ゲートドライブ回路7〜9がそれぞれ並列に接続されて
いる。
【0009】下アーム用共通電源回路26のトランス2
1の二次側端子A及びB間に、ダイオード32と、第2
の正電源用コンデンサ33及び第2の負電源用コンデン
サ34と、スイッチ35とが直列に接続されている。ダ
イオード32とコンデンサ33及び34とによりチャー
ジポンプ回路が形成され、コンデンサ33及び34の直
列回路の両端に、上アームの主素子4に対応するゲート
ドライブ回路10が接続されている。コンデンサ33及
び34の接続点Cは主素子4及び1の接続点Dに接続さ
れており、この接続点Dとトランス21の二次側の端子
Bとの間に電圧検出器36が接続されている。電圧検出
器36はこの発明の制御部を形成するもので、下アーム
の主素子1のオン/オフ動作に基づく接続点Dの電位の
変動を検出すると共にその検出値に応じてスイッチ35
の開閉を制御する。具体的には、電圧検出器36は、下
アームの主素子1がオンして接続点Dの電位がほぼ接地
電位に等しくなるとスイッチ35を閉じ、主素子1がオ
フして接続点Dの電位がほぼバッテリ電圧まではね上が
るとスイッチ35を開く。以上のダイオード32、コン
デンサ33及び34、スイッチ35及び電圧検出器36
により、ゲートドライブ回路10に電源を供給する上ア
ーム用電源回路31が形成されている。
【0010】同様に、上アームの主素子5に対応するゲ
ートドライブ回路11に上アーム用電源回路41が、主
素子6に対応するゲートドライブ回路12に上アーム用
電源回路51がそれぞれ接続されている。これら上アー
ム用電源回路41及び51は、上述した上アーム用電源
回路31と全く同様の構成を有している。
【0011】次に、この実施の形態に係るドライブ電源
回路の動作について説明する。下アーム用共通電源回路
26において、トランス21の二次側端子A及びB間の
出力電圧が下アーム側の三つのゲートドライブ回路7、
8及び9に共通して供給される。
【0012】一方、上アーム側のゲートドライブ回路1
0、11及び12に対しては、それぞれ専用の上アーム
用電源回路31、41及び51から電源が供給される
が、例えば上アーム用電源回路31において、対応する
下アームの主素子1がオンすることによりこの主素子1
と上アームの主素子4との接続点Dの電位がほぼ接地電
位に等しくなると、これを検出した電圧検出器36によ
ってスイッチ35が閉じられ、チャージポンプ回路がト
ランス21の二次側端子A及びB間に接続される。これ
により、トランス21の二次側端子Aからダイオード3
2、コンデンサ33及び34、スイッチ35を通って二
次側端子Bへ電流が流れ、互いに直列に接続されたコン
デンサ33及び34の両端間電圧がトランス21の二次
側端子A及びB間の出力電圧に等しくなるまで、これら
コンデンサ33及び34に電荷が蓄積される。このコン
デンサ33及び34の両端間電圧が電源としてゲートド
ライブ回路10に供給される。
【0013】その後、下アームの主素子1がオフしてこ
の主素子1と上アームの主素子4との接続点Dの電位が
ほぼバッテリ電圧まではね上がると、これを検出した電
圧検出器36によってスイッチ35が開かれる。これに
より、コンデンサ33及び34は、それまで蓄積された
電荷を保持したままとなり、主素子1のオン時と同様
に、コンデンサ33及び34の両端間電圧が電源として
ゲートドライブ回路10に供給される。
【0014】このようにして、下アームの主素子1のオ
ン/オフ状態に影響されることなく、上アームの主素子
4に接続されたゲートドライブ回路10に電源を供給す
ることが可能となる。上アームの他の主素子5及び6に
接続されたゲートドライブ回路11及び12に対して
も、同様にして、下アームの主素子2及び3のオン/オ
フ状態に影響されることなく、上アーム用電源回路41
及び51からそれぞれ電源が供給される。
【0015】なお、この発明は、図1に示したインバー
タ主素子1〜6のみならず、例えばHブリッジ回路に対
しても同様に適用することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、上アームの主素子を駆動するゲートドライブ回路に
チャージポンプ回路を利用して電源を供給するため、多
出力トランスが不要となり、小型で且つ安価なインバー
タ主素子のドライブ電源回路を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るインバータ主素子
のドライブ電源回路を示す回路図である。
【図2】従来のドライブ電源回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1〜3 下アームの主素子 4〜6 上アームの主素子 7〜12 ゲートドライブ回路 21 トランス 22 バッテリ 23 スイッチング素子 24 第1の正電源用コンデンサ 25 第1の負電源用コンデンサ 26 下アーム用共通電源回路 31,41,51 上アーム用電源回路 32 ダイオード 33 第2の正電源用コンデンサ 34 第2の負電源用コンデンサ 35 スイッチ 36 電圧検出器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下アームの複数の主素子をそれぞれ駆動
    する下アーム側の複数のゲートドライブ回路と上アーム
    の複数の主素子をそれぞれ駆動する上アーム側の複数の
    ゲートドライブ回路とに電源を供給するインバータ主素
    子のドライブ電源回路において、 下アーム側の複数のゲートドライブ回路に共通の電源を
    供給する下アーム用共通電源回路と、 それぞれ前記下アーム用共通電源回路の出力電圧を用い
    て上アーム側の対応するゲートドライブ回路に電源を供
    給する複数の上アーム用電源回路とを備え、各上アーム
    用電源回路は、 前記下アーム用共通電源回路の出力電圧により電荷を蓄
    積するチャージポンプ回路と、前記チャージポンプ回路
    を開閉するスイッチと、対応する下アームの主素子と上
    アームの主素子との接続点の電位を検出すると共にその
    電位に基づいて前記スイッチの開閉を制御する制御部と
    を有することを特徴とするインバータ主素子のドライブ
    電源回路。
  2. 【請求項2】 前記下アーム用共通電源回路は、単一出
    力のトランスと、このトランスの一次側端子間に接続さ
    れたバッテリ及びスイッチング素子と、トランスの二次
    側端子間に互いに直列に接続された第1の正電源用コン
    デンサ及び第1の負電源用コンデンサとを有する請求項
    1に記載の回路。
  3. 【請求項3】 前記チャージポンプ回路は、前記トラン
    スの二次側端子間に直列に接続されたダイオードと第2
    の正電源用コンデンサ及び第2の負電源用コンデンサと
    を有する請求項2に記載の回路。
JP9164024A 1997-06-20 1997-06-20 インバータ主素子のドライブ電源回路 Pending JPH1118444A (ja)

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