JPH11184359A - 加熱装置と加熱定着装置および画像形成装置 - Google Patents

加熱装置と加熱定着装置および画像形成装置

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JPH11184359A
JPH11184359A JP9365433A JP36543397A JPH11184359A JP H11184359 A JPH11184359 A JP H11184359A JP 9365433 A JP9365433 A JP 9365433A JP 36543397 A JP36543397 A JP 36543397A JP H11184359 A JPH11184359 A JP H11184359A
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Takayasu Yunamochi
貴康 弓納持
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純一 君塚
Kaoru Sato
馨 佐藤
Tomohiro Nakamori
知宏 中森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置本体の故障検知等を確実にできないた
め、良好な加熱および定着ができないばかりか、安全性
を損うという課題があった。 【解決手段】 装置本体に搭載されるヒーターに一定電
圧を供給する定電圧電源と、前記装置本体の温度を検知
する温度検知素子と、この温度検知素子からのデータを
解析する処理部とを備え、この処理部は、前記装置本体
が所定の温度変化率を示しているかどうかを判断し、そ
の判断結果に応じた信号を外部出力するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱装置と該加熱
装置を用いて記録媒体に未定着画像を定着固定させる定
着装置および該定着装置を用いたレーザープリンタ等の
電子写真方式による画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の加熱装置としては、ハロゲンラン
プ、板状抵抗体等のヒータで構成されているものが一般
的である。そして、このヒータに商用電源を通電するこ
とにより発熱させている。この通電制御としては、単純
にオンオフする方式、周波数制御方式、位相制御方式等
が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、商業電
源は定格だけとってみても世界中にいくつもの種類があ
る。例えば、日本では一律に100Vであるが、アメリ
カでは、地域によって115Vもしくは120Vであ
る。また、電源自体の変動もあり、±10〜15%程度
を見積るのが普通である。
【0004】このように、定着装置に搭載しているヒー
タに通電する電源電圧が変化すれば、ヒータの出力(Wa
ttage )は通電電圧に応じて一定の変化をしてしまう。
その結果、温度上昇率も変化することとなる。
【0005】一例を上げれば、定着装置に搭載されてい
る一定の定格を持つヒータを、100Vで通電するより
も120Vで通電した場合の方が、速く温度が上がるこ
とになり、プリント可能になる時間が速くなることにな
る。
【0006】ところで、この、温度上昇率の変化が電源
電圧の変化により生ずるものであるならば良いのである
が、希に、定着装置不良で実際とは全く違った温度を計
測してしまって、装置としては正常な制御をしているつ
もりであっても実際の温度は制御すべき温度と違ってし
まっている場合がある。このような場合、良好な定着が
行われないばかりか、安全性を損なってしまうことにも
なりかねないという課題があった。
【0007】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、定着装置の故障検知を適確に行うこ
とができる加熱装置と該加熱装置を用いた加熱定着装置
を得ることを目的とする。
【0008】また、上記加熱定着装置を用いて、定着画
像を高品質に得ることのできる画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする加熱定着装置および画像形成装置である。
【0010】(1)装置本体に搭載されるヒーターに一
定電圧を供給する定電圧電源と、前記装置本体の温度を
検知する温度検知素子と、この温度検知素子からのデー
タを解析する処理部とを備え、この処理部は、前記装置
本体が所定の温度変化率を示しているかどうかを判断
し、その判断結果に応じた信号を外部出力することを特
徴とする加熱装置。
【0011】(2)装置本体の故障検知を行うことを特
徴とする(1)記載の加熱装置。
【0012】(3)装置本体の加圧状態検知を行うこと
を特徴とする(1)記載の加熱装置。
【0013】(4)未定着画像を有する記録媒体と、こ
の記録媒体を加熱して前記未定着画像を該記録媒体に加
熱定着する(1)から(3)のうちのいずれか1項記載
の加熱定着装置。
【0014】(5)記録媒体に未定着画像を形成担持さ
せる作像手段と、前記記録媒体に未定着画像を定着させ
る(4)記載の加熱定着装置とを備えた画像形成装置。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を添
付図について説明する。
【0016】実施の形態1.図1は実施の形態1による
画像形成装置の機能ブロック図であり、図1において、
11は画像形成装置1の動作を司るCPU、26は定着
装置(装置本体)であり、268定着装置26内に設け
た温度検知素子、12は図4で示すところの定電圧電
源、13は商用電源であり、ここでは100V、50H
zを供給するものである。14は表示部であり、例え
ば、液晶パネルである。
【0017】図1中に示す矢印は、CPU11の処理の
方向を示すものである。即ち、CPU11は、定着装置
26内の温度検知素子268からの定着装置温度データ
をもとに定電圧電源12の通電を制御する。また、CP
U12は、画像形成装置が、現在プリント中であると
か、故障が生じた状態である等の情報を表示部14に与
える。表示部14はその情報に応じてマーク、文字を表
示するものである。
【0018】図2は実施の形態1による画像形成装置の
構成図である。図2において、21はOPCからなる感
光体ドラムであり、R1方向に回転する。22は帯電ロ
ーラであり、感光体ドラム21を一様に帯電する。23
はパソコン等より送られてきた画像情報により変調され
たレーザー光であり、感光体ドラム21上に画像に応じ
た潜像を形成する。24は感光体ドラム21上の潜像を
顕画像化する現像器である。25は転写ローラであり、
カセット34より給紙され、レジストローラ28で感光
体ドラム上の顕画像と同期した転写材としての紙Pに、
ニップ部Nで顕画像を転写する。27はクリーナであ
り、転写残りの現像剤をクリーニングするものである。
【0019】図3は上記定着装置26の構成を説明する
図である。この定着装置は、A3(297mm)幅を最
大通紙サイズとする紙Pを装置の通紙中心を基準として
搬送する中央基準の例であり、加熱装置としてのヒータ
260は100V入力時に1KWの定格出力がでるもの
を使用し、ヒータ配光は通紙基準に対してフラットな分
布になっている。定着ローラ261はアルミニウムを芯
金262とする直径40mm、厚さ2.0mmのローラ
であり、表層にはPFAの離型層263を被覆してい
る。
【0020】加圧ローラ264はステンレス芯金265
上にシリコンスポンジの弾性層266、表層にPFAの
離型層267を有し、直径30mm、製品硬度50°の
物を用いており、200Nの加圧力をかけることで定着
ローラ261との間に5.0mmのニップ幅Wを作るこ
とができる。温度検知素子268は画像域外に設置して
いるため、温度検知素子268へのトナー付着がなく、
クリーニング手段を不要としている。この構成において
A4横送りで24枚/分のプリント可能にする。なお、
269は分離爪、270は加圧ローラ264に加圧力を
付与するコイルスプリングである。
【0021】図4は定着装置における制御定電圧電源1
2の構成を説明する回路図である。図4において、商用
交流電源13からの交流電源電圧は交流/直流変換回路
41の整流回路42及び平滑コンデンサC43によって
整流及び平滑されて、直流電圧として出力制御装置44
に与えられる。出力制御装置44は交流/直流変換回路
41から直流電圧をパルス幅変調(PWM)制御してヒ
ータ260に供給する。また、出力制御装置44は正極
性入力端子がFET45のドレインD・ソースS路を介
して正極性出力端子に接続され、負極性入力端子が負極
性出力端子に接続される。
【0022】しかも、出力制御装置44は正極性入力端
子がヒータ260の一方の入力端子に接続され、負極性
出力端子がヒータ260の他方の入力端子に接続されて
いる。この出力制御装置44の定電圧回路46は、一方
及び他方のヒータの電圧検出端子46a、46bがそれ
ぞれヒータ260に加えられる電圧の平均電圧を検出し
ている。
【0023】上記定電圧回路46は、ソース電圧検出端
子46cがFET45のソースSに接続されており、F
ET45のソースSの電圧を検出することにより、FE
T45のドレインD・ソースS路に流れる電流I1の周
波数を検出している。また、定電圧回路46は図示しな
いスイッチ手段から始動制御電圧が供給されることによ
り始動し、ヒータに付勢された電圧の検出結果に基づい
てパルス幅を制御するとともに、電流I1の周波数検出
結果により周波数のズレを補正したパルス電圧を出力端
子46dからFET45のゲートGに供給している。
【0024】また、上記出力制御装置44の負極性出力
端子はダイオードD1のアノード・カソード路を介して
正極性出力端子に接続されている。ダイオードD1はF
ET45のターンオフ時に発生するヒータ260の逆起
電力を吸収するためのものである。
【0025】このような定電圧回路を用いることによ
り、ヒータには常に一定の電圧を供給することが出来、
ヒータへの供給電力(Wattage )を一定にすることがで
きる。この結果、ヒータON時の突入電流を小さくする
という作用もある。
【0026】図5は定着装置の温度検知素子における温
度上昇プロファイルを示す図であり、実線が設計中心
値、点線がそれぞれ上下限値である。ここで、中心値の
傾きは3℃/秒であった。また、上下限値は、ヒータを
含む定着装置、定電圧電源を含めた個体差をトータルと
して±7%以下と見積もってそれぞれ、3.12℃/
秒、2.79℃/秒と決めたものである。
【0027】図5中矢印aは、20℃時点で画像形成装
置の定着装置に通電してから25秒後の時点を示してい
る。ここで設計中心値は95℃、上限値は100℃、下
限値は90℃であった。従って、通電開始時の温度が解
れば、適当なタイミングに於ける定着装置温度を検知す
れば、正常であるのか、異常であるのかが判断できる。
【0028】図5中矢印bは、100℃を示している。
本実施例の場合、設計中心値では27秒、上限値では2
5秒、下限値では29秒であった。従って、通電開始時
の温度が解れば、適当な定着装置温度になるタイミング
を計測することにより、正常であるのか、異常であるの
かが判断できる。
【0029】従来例のように商用電源を直接ヒータに通
電する形の定着装置の場合、図5に示すカーブが上下に
大きく変動してしまうことになるが、本実施の形態1の
場合は、定電圧電源12を用いているため、カーブに寄
与する要素として、ヒータ、電源回路、及び定着装置筐
体の個体差を考慮すればよいことになる。
【0030】以上の性能を利用すれば、図5におけるカ
ーブからはずれた場合、定着装置故障として判断し警告
を出力することができる。
【0031】この方法を、図6に示すフローチャートを
用いて、図1に示すCPU11の処理として説明する。
【0032】通電開始時の温度を検知し、定着装置温度
が100℃になるタイミングを計測することにより、正
常であるのか、異常であるのかを判断するCPU11の
処理を説明するものである。なお、この故障検知処理は
画像形成装置への通電開始直後に実施するものである。
ここで、Tは検知した時点の温度を示している。
【0033】ステップ1は定着装置への通電開始時点で
ある。図5で示す結果を用いると、T=20℃である。
そして、時間tの計測を開始する。ステップ2では、定
着装置温度Tが100℃になったかどうかを監視してい
る。noの場合は監視を続ける。yesの場合はステッ
プ3へ進む。ステップ3は、ステップ1でカウントし始
めた時間tが25〜29秒の間であるのか判断する。y
esの場合は、定着装置は正常である(ステップ4)の
で故障検知処理は終了する。noの場合は、異常である
(ステップ5)のでステップ6に進む。ステップ6で
は、”定着装置異常”表示を表示部に出力し、故障処理
へ移行する事になる。
【0034】以上説明した本発明の有効性を確認するた
めに、定電圧電源12が故障したと想定して定着ヒータ
に120V印加するように回路を改造した。この時、1
00℃に達するのに要した時間は21秒であった。故障
検知処理が機能したのは言うまでもない。
【0035】従来、電源回路が暴走することによる故障
検知としては、サーモSW、温度ヒューズ等の温度が上
昇してしまった後に動作する緊急手段しか無かったが、
ヒータ駆動電源を定電圧電源化することで低温度領域で
発見することが可能となった。
【0036】本実施の形態の場合、図6のフローチャー
トでは、簡単のため、具体的数値を用いて 25≧t≧29 というように説明したが、 tup≧t≧tdowm (tup=(100−T0/3.21)、tdown=
(100−T0/2.79) というように一般化できるものである。
【0037】また、本実施の形態1では、特定温度にな
る時間を判断基準とする例を説明したが、逆に、特定時
間が何度になったかを判断基準とすることができるのは
言うまでもない。さらに、電源オン後の適度なタイミン
グで温度上昇率を計算し、判断するということも当然可
能である。
【0038】なお、本実施の形態1においては、表示手
段を用いて説明したが、I/Fのプロトコルを利用して
判断結果を外部のパソコン等に知らせる等の方法でも良
い。
【0039】実施の形態2.図7は、実施の形態2によ
る定着装置の部分図であり、定着ローラ261に当接し
ている検知素子268が、紙粉71によって当接不良と
なっている状態を表している。この場合、温度検知素子
268は、定着ローラ261の正確な温度を測定できな
い。
【0040】図8は実施の形態2による定着装置の温度
検知素子268にて検知した温度上昇プロファイルを示
す図であり、グラフ上のプロファイル81は、図7で示
す紙粉71を約1mm挟んで温度検知素子268を定着
ローラ261に対して傾けた時、温度検知素子268が
検知している温度を示すものである。上記以外の実験条
件すべて実施の形態1で説明したものと同様である。
【0041】本実施の形態2における定着装置の実際の
温度プロファイルは、定電圧電源にて通電しているの
で、図8に示すプロファイル82(実施の形態1と同
様)となっている。
【0042】従って、電源オン後の一定時間後の温度検
知素子268が検知する温度が異常に低く検知される
(プロファイル81)、または、電源オン後一定温度に
なるまでの時間が異常に長く検知されるという状態にな
る。この事実を利用すれば、実施の形態1と同様な処理
フローを組んで定着装置の故障検知ができるものであ
る。
【0043】本実施の形態2のような場合においても、
従来であれば、サーモスイッチ、温度ヒューズなど安全
装置を働かさなければならない状態になってしまってい
たが、本実施の形態2により、それらを働かせずに未然
に対応できるという効果がある。
【0044】実施の形態3.本発明によれば、定着装置
における加圧状態の違いを検知することも可能である。
本実施の形態3においては、加圧状態を変化させる場合
として、普通紙を通紙する場合(普通紙モード)と、封
筒を通紙する場合(封筒モード)とで加圧量を変化させ
る場合を説明する。
【0045】図9は実施の形態3を説明する定着装置の
部分図であり、図9(a)は、封通紙モードを示してお
り、実施の形態1で説明した定着装置と同様に構成し、
200Nの加圧力をかけたときの定着ローラ26aと加
圧ローラ26bとの間にできるニップ幅Nを示してい
る。このとき、ニップ幅Nは5mmであった。図9
(b)は、封筒モードを示しており、80Nの加圧力を
かけた時のニップ幅N’を示している。このときのニッ
プ幅N’は1mmであった。
【0046】この場合、定着ローラ26aと加圧ローラ
26bとが接する面積が変わるので、定着ローラ26a
から加圧ローラ26bへ伝わる熱量が違ってくる。それ
に伴い、定着ローラ表面の温度上昇率が、変化すること
になる。
【0047】普通紙モードの場合、実施の形態1と同
様、温度検知素子268が検知する温度上昇率は、3℃
/秒、であったが、封筒モードの場合、5℃/秒であっ
た。
【0048】図10は定着装置の温度検知素子268に
て検知した温度上昇プロファイルを示すグラフであり、
普通紙モード101、プロファイル102は封筒モード
を示すものである。
【0049】図11は、実施の形態3による加圧モード
検知処理を説明するフローチャートである。
【0050】図11において、ステップ111は通電開
始を示している。ステップ112で、温度上昇率T/t
の計算を開始する。この計算時間は、画像形成装置個々
の事情に合わせてよく、本発明の趣旨に反しないもので
ある。
【0051】ステップ113において、温度上昇率T/
tが、普通紙モード(2.79≦T/t≦3.12)、
もしくは封筒モード(4.65≦T/t≦5.35)の
範囲内にあるがどうか判断する。noの場合は、ステッ
プ114に進み、故障表示をする。yesの場合は、ス
テップ115へ進む。
【0052】ステップ115では、普通紙モード(2.
79≦T/t≦3.12)であるのかどうか判断する。
yesの場合は、ステップ116へ進み、普通紙モード
であることを表示する。noの場合は、ステップ117
へ進み、封筒モードであることを表示する。
【0053】以上で加圧モード検知フローは終了する。
【0054】このように、本発明によれば、従来ではな
し得なかった、加圧状態により生じる温度上昇率の違い
を利用して、加圧モードを検知することができる。
【0055】実施の形態4.本発明の加熱装置および該
加熱装置を用いた加熱定着装置は、画像形成装置に実際
に利用している際に有効であるばかりではなく、画像形
成装置を製造した後の出荷検査時にも有効となる。即
ち、製造時、間違えた仕様のヒータを装着してしまった
時、また、温度検知素子の組立を失敗して傾けて組立し
てしまった時などは、実施の形態1および2で説明した
ような検知が可能であるので、その場合、組立不良とい
うことで例外ライン等に回すことができるものである。
本発明によれば従来ではできなかった、製造現場にもフ
ィードバックできるという効果がある。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装置本体に搭載されるヒータに一定電圧を供給するよう
に構成したので、一定定格のヒータに一定電圧を入力す
ることになり、装置本体の温度変化率を一義的に特定で
きるという作用が発揮でき、定着装置の故障検知を定着
温度制御用に用いている温度検知素子を利用して行うこ
とができるという効果がある。
【0057】また、この加熱装置を用いて最適な定着状
態を確保できる加熱定着装置を、さらに、この加熱定着
装置を用いて高品質の定着画像を得ることができるた画
像形成装置をそれぞれ提供することができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1による画像形成装置における機
能ブロック図である。
【図2】 実施の形態1による画像形成装置の概略図で
ある。
【図3】 定着装置の断面図である。
【図4】 定着装置の制御定電圧電源の構成を説明する
回路図である。
【図5】 定着装置の温度検知素子にて検知した温度上
昇プロファイルを示す図である。
【図6】 実施の形態1である故障検知処理を説明する
フローチャートである。
【図7】 実施の形態2による定着装置の部分図であ
る。
【図8】 実施の形態2による定着装置の温度検知素子
にて検知した温度上昇プロファイルを示す図である。
【図9】 実施の形態3による定着装置の部分図であ
る。
【図10】 実施の形態3による定着装置の温度検知素
子にて検知した温度上昇プロファイルを示す図である。
【図11】 実施の形態3による加圧モード検知処理を
説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像形成装置、11 CPU、12 定電圧電源、
14 表示部、26定着装置、268 温度検知素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小原 泰成 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 君塚 純一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐藤 馨 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 中森 知宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 豊泉 清人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に搭載されるヒーターに一定電
    圧を供給する定電圧電源と、前記装置本体の温度を検知
    する温度検知素子と、この温度検知素子からのデータを
    解析する処理部とを備え、この処理部は、前記装置本体
    が所定の温度変化率を示しているかどうかを判断し、そ
    の判断結果に応じた信号を外部出力することを特徴とす
    る加熱装置。
  2. 【請求項2】 装置本体の故障検知を行うことを特徴と
    する請求項1記載の加熱装置。
  3. 【請求項3】 装置本体の加圧状態検知を行うことを特
    徴とする請求項1記載の加熱装置。
  4. 【請求項4】 未定着画像を有する記録媒体と、この記
    録媒体を加熱して前記未定着画像を該記録媒体に加熱定
    着する請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載
    の加熱定着装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体に未定着画像を形成担持させる
    作像手段と、前記記録媒体に未定着画像を定着させる請
    求項4記載の加熱定着装置とを備えた画像形成装置。
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