JPH1118390A - 小型モータ - Google Patents

小型モータ

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Publication number
JPH1118390A
JPH1118390A JP16360397A JP16360397A JPH1118390A JP H1118390 A JPH1118390 A JP H1118390A JP 16360397 A JP16360397 A JP 16360397A JP 16360397 A JP16360397 A JP 16360397A JP H1118390 A JPH1118390 A JP H1118390A
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JP
Japan
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magnet
housing
rib
small motor
cogging
Prior art date
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Pending
Application number
JP16360397A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Takayanagi
敏明 高柳
Keisuke Ebihara
啓介 海老原
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Mabuchi Motor Co Ltd
Original Assignee
Mabuchi Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、小型モータのコギングを低減させる
と共に、取付容易なマグネット構成及びその取付手段を
提供することを目的としている。 【解決手段】本発明の小型モータは、強磁性材からな
り、一方に開放部を持つ有底中空筒状のハウジング2、
該ハウジング内周面上に取り付けられる固定子磁極用マ
グネット1、ハウジング2の開放部に嵌合されるエンド
ベル4、該エンドベル4に取り付けられたブラシ6、及
び回転子シャフト7上に取り付けられたコア8及び巻線
9から成る複数の凸極磁極及びコミテータ10を備えて
いる。そして、マグネット1は、一体に構成されたコギ
ング低減部17及びその両側のリブ接触部16から成
り、また、リブ接触部16に接するようにハウジング内
周面上にハウジング2と一体にマグネット止めリブ20
を設け、このマグネット止めリブ20及びハウジング内
周面間にマグネット1を圧入固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コギングを低減さ
せた小型モータに関し、特に、このような小型モータに
おける固定子磁極用マグネット及びその取付に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】コギングを低減させた小型モータは音
響、映像機器等の種々の分野で必要とされている。例え
ば、MDプレイヤー或いはCD−ROM等に用いられる
光ピックアップ駆動用の小型モータは、その停止位置を
正確に制御するため、さらには、始動電圧及び電流を低
く抑えるために、コギングを低減させる必要がある。
【0003】従来、このようなコギングを低減するため
に採用された構成(実公昭61ー20868号公報)に
ついて、図11及び図12を参照して説明する。図11
は、従来の小型モータの断面図であり、図12は、同小
型モータの縦断面図である。これら図において、1は固
定子磁極用マグネット、2はハウジング、3及び5は軸
受、4はエンドベル、6はブラシ、7はシャフト、8は
コア、9は巻線、10はコミテータである。21はハウ
ジングと一体に形成された突起であり、この突起21を
マグネット1の円周方向の端面23に圧接させることに
よりマグネット1の位置決めを行うものである。22は
U字形状のバネであり、マグネット1の円周方向の端面
23間に挿入することによりマグネット1を保持してい
る。
【0004】このマグネットの形状は、図12に示す縦
断面図において、マグネット1の内周面の曲率半径が、
その内周面中央位置からシャフト7の回転軸中心までの
半径方向長さよりも大きくされている。言い換えると、
図12に示した断面において、マグネット1は、円周方
向の中央部よりも端部側で薄く、かつマグネット1内周
面からコア8外周面までの間隔は、中央部よりも端部側
で大きく離れた構成となっている。
【0005】このような端部側で薄くしたマグネットで
はなく、一様な厚さのマグネットを使用したとき、円周
方向にマグネットのあるところから無いところにきたと
き、磁束密度は急激に大きく変動する。これに対して、
図示したような円周方向端部側で薄くかつコア8までの
距離を大きくしたマグネット1を使用したとき、磁束密
度はマグネット1中央部から端部側に、さらにマグネッ
トの無いところまでなめらかに正弦波状に減少し、それ
によってコギングを大幅に低減できることが知られてい
る。
【0006】一方、マグネット1の取付に関する従来技
術として、図13に示すような構成が知られている。図
13は、本発明に関して後述する図1と同様な方向に切
断した従来の小型モータの断面図であるが、ハウジング
2及びそれに取り付けられたマグネット1のみを図示
し、他の構成の図示を省略している。図13において、
1は、コギング対策のない一様な厚さの固定子磁極用マ
グネットであり、20はハウジングと一体に形成された
マグネット止めリブである。図11及び図12におい
て、マグネット1は、突起21及びU字バネ22により
取り付けられているが、図13においては、これに代え
て、マグネット1は、円周方向の両側に位置するマグネ
ット止めリブ20を用いて、これらマグネット両側のリ
ブ20及びハウジング内周面間に圧入固定される。この
ように、マグネット1は、端部側で薄くされたものでは
なく、一定の厚さを有しているために、この端部側をマ
グネット止めリブ20により支持する圧入固定が可能と
なっている。
【0007】しかしながら、従来の図11及び図12に
示した構成では、さらにコギングを低減するために、マ
グネット端部側でより薄くした場合、図13を参照して
説明したようなマグネット止めリブ20を用いた圧入固
定手段を採用することはできない。仮に、端部側でさら
に薄くしたマグネットをマグネット止めリブ20を用い
て圧入固定した場合には、マグネットの割れ、欠けが発
生すると共に、十分な保持力でもって固定することはで
きない。また、このような端部側で薄くしたマグネット
は、接着剤を用いて固定することも考えられるが、接着
剤による固定は、管理が面倒な接着剤が必要であり、ま
た、コスト上昇の原因となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点を解決し、小型モータのコギングを低減させ
ると共に、取付容易なマグネット構成及びその取付手段
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の小型モータは、
固定子磁極がマグネット1から構成され、かつ回転子磁
極がコア8に巻線9が巻かれた凸極磁極から構成され
る。上記回転子磁極は、コミテータ10と共にシャフト
7の上に支持され、かつこのシャフト7は、軸受3及び
5により回転可能に支持されている。ハウジングは、強
磁性材から成り、一方に開放部を持つ有底中空筒状に構
成され、その底部に前記軸受3が取り付けられている。
また、その開放部には、エンドベル4が嵌合されてい
る。エンドベル4は、前記軸受5を取り付けると共に、
ブラシ6を支持している。電流は、外部よりブラシか
ら、コミテータ10を経て回転子磁極の巻線9に流れる
ことにより通常に回転動作するが、そのコギングは、低
減したものとなっている。
【0010】ハウジング2の内周面に取り付けられてい
るマグネット1の構成は、スラスト方向中央にコギング
低減部17が設けられ、スラスト方向両側にリブ接触部
16が設けられている。コギング低減部17は、例え
ば、マグネット1の内周面の曲率半径を、リブ接触部1
6の内周面曲率半径よりも大きくすることにより構成す
る。これによって、磁束密度は、マグネット1のコギン
グ低減部17の円周方向中央より両側に向けて減少し、
コギングが効果的に減少する。
【0011】リブ接触部16は、例えば、円周方向中央
から先端まで全体的に同じ厚さに構成することができ、
これによって、マグネット1の割れ、欠けを生じること
なく、十分な保持力でもって、ハウジングと一体に設け
られたリブ20間で、かつハウジング内周面との間に圧
入固定することができる。
【0012】そして、図7に示すように、ハウジング2
への挿入方向前方(即ち、スラスト方向にハウジング底
面側)のリブ接触部を全体的に見た半径方向の幅L2
を、後方の(即ち、ハウジング開放部側)リブ接触部の
幅L2’よりも小さく構成することができる。これに対
応して、円周方向両側のマグネット止めリブ20間の中
心のハウジング内周面位置から、マグネット止めリブ2
0までの半径方向に見た間隔は、マグネット1挿入方向
前方の間隔L1が、後方の間隔L1’よりも小さく構成
することができる(請求項2)。これによって、マグネ
ット1をリブ接触部16の幅の小さい方からハウジング
2内に挿入するとき、マグネット1とマグネット止めリ
ブ20との摺動接触を最少にして、マグネットのカスを
生じることなく、圧入固定することができる。
【0013】また、図8及び図9に示すように、コギン
グ低減部17は、円周方向両端を切除した構成にするこ
とができる(請求項3)。磁束密度は、連続的ではな
く、円周方向にマグネット1の中心から段階的に減少す
るものではあるが、簡単な構成にも関わらず、コギング
低減には相当の効果がある。
【0014】さらに、図10に示すように、マグネット
1のコギング低減部17の円周方向中央の一定範囲αに
おいて、その厚みを一定に維持すると共に、その外側に
おいてマグネット1の厚さを薄くすることができる(請
求項4)。これによって、コギングを低減することがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を、図
1〜図6を参照して説明する。図1は、本発明の小型モ
ータの断面図である。図2、図3、図4はそれぞれ、図
1のラインA−A、ラインB−B、ラインC−Cで切断
した断面図であるが、巻線等細部の図示は省略してい
る。図5は、本発明の固定子磁極用マグネットの取付を
示すための図である。図6は、固定子磁極用マグネット
のみを取り出して示す斜視図である。
【0016】本発明は、固定子磁極及び回転子磁極をそ
れぞれ、複数の任意数に構成した小型モータに適用し得
るものであるが、図示した小型モータは、2極の固定子
磁極、及び3極の凸極回転子磁極を有するものであり、
該固定子磁極のそれぞれは、C型異方性マグネット1か
ら構成されている。回転子磁極は、コア8に巻線9が巻
かれた3極の凸極磁極から構成される。7はシャフトで
あり、この上に、上記回転子磁極を支持すると共に、コ
ミテータ10を支持し、かつこのシャフト7は、軸受3
及び5により回転可能に支持されている。2はハウジン
グであり、強磁性材から成り、一方に開放部を持つ有底
中空筒状に構成され、その底部に前記軸受3が取り付け
られている。また、その開放部には、エンドベル4が嵌
合されている。エンドベル4は、前記軸受5を取り付け
ると共に、ブラシ6を支持している。
【0017】詳細は後述するマグネット1の構成及びそ
の取付を除いて、図示した小型モータは、通常のもので
あり、電流は、外部よりブラシ6から、コミテータ10
を経て回転子磁極の巻線9に流れることにより通常に回
転動作するが、そのコギングは、低減したものとなって
いる。
【0018】本発明の特徴とするマグネット1は、例え
ば、ネオジプラスチック材質から構成されるものであっ
て、ハウジング1の内周面に取り付けられている。マグ
ネット1の構成は、図6に示すように、スラスト方向中
央にコギング低減部17が設けられ、スラスト方向両側
にリブ接触部16が設けられているが、全体的に一体に
同一材料によって構成されている。図1のスラスト方向
中央のコギング低減部17に相当するラインB−Bで切
断した図3に、コギング低減部17の断面形状が示され
ている。ここに図示した第一の実施の形態において、マ
グネット1のコギング低減部17は、その内周面の曲率
半径R’(図3参照)が、リブ接触部16の内周面曲率
半径R(図4参照)よりも大きくされて、その結果、コ
ギング低減部17では円周方向中央部より両側に向けて
厚さが薄くされると共に、マグネット1内周面から半径
方向に回転子磁極コア8外周面までの距離が大きくされ
ている。これによって、磁束密度は、マグネット1のコ
ギング低減部17の円周方向中央より両側に向けて減少
し、コギングが効果的に減少する。
【0019】図1のスラスト方向両側のリブ接触部16
に相当するラインA−Aで切断した図2、及びラインC
−Cで切断した図4に、リブ接触部16の断面形状が示
されている。詳細は後述するが、マグネット1は、この
リブ接触部16が、ハウジングと一体に設けられたリブ
20間に圧入固定されるものであるから、このリブ接触
部16のリブに接する側において、割れ、欠けが生じ
ず、十分な保持力を提供するだけの厚さにされなければ
ならず、少なくとも、前記コギング低減部17よりは厚
くする必要がある。図2及び図4に見られるように、図
示した実施の形態においては、リブ接触部16の円周方
向両側においても、その中央部と同じ厚さに、即ちリブ
接触部16は円周方向中央から両端側まで全体的に同じ
厚さに構成されている。
【0020】このように構成されたマグネット1は、強
磁性材から成りかつ一方に開放部を持つ有底中空筒状の
ハウジング2の該開放部の側から、ハウジング2内に挿
入されて固定される。ハウジング2には、これと一体に
マグネット止めリブ20が設けられている。このマグネ
ット止めリブ20と、ハウジング内周面が共同して、マ
グネット1のリブ接触部16を圧入固定するものである
から、マグネット止めリブ20は、各マグネット1のリ
ブ接触部16のそれぞれの円周方向両側に備える必要が
ある。また、マグネット止めリブ20は、ピン突起状に
構成することもできるが、好ましくは、少なくともそれ
ぞれのリブ接触部16のスラスト方向の全長に渡って接
触するようライン状に構成する。また、マグネット止め
リブ20は、マグネット1の片側では各リブ接触部16
毎に、スラスト方向に分割した独立構成のものにする必
要は必ずしもないが、図5に示したマグネット止めリブ
20は、製造及び組立の容易さのためにスラスト方向に
分割した構成となっている。
【0021】図7は、本発明の第二の実施の形態を示し
ている。マグネット1のコギング低減部の構成は、第一
の実施の形態と同じであるが、その両端に位置する2つ
のリブ接触部16を全体的に見た半径方向の幅が異なる
ものとなっており、ハウジング2への挿入方向前方(即
ち、ハウジング底面側)のリブ接触部の幅L2が、後方
の(即ち、ハウジング開放部側)リブ接触部の幅L2’
よりも小さく構成されている。マグネット1は、マグネ
ット止めリブ20の間に圧入されると共に、ハウジング
1の内周面に対しても圧入されることは前述したが、こ
こで、リブ接触部を全体的に見た半径方向の幅とは、図
7に示すような断面図で見た場合の幅を意味し、(ハウ
ジング内周面に接している)マグネット1の外周面の円
周方向中央の位置から、シャフト中心軸方向に半径方向
に見た最遠位置、即ち、マグネット止めリブ20に接す
る位置までの半径方向厚みを意味している。これに対応
して、両側のマグネット止めリブ20間の中心のハウジ
ング内周面位置から、マグネット止めリブ20までの半
径方向間隔は、マグネット1挿入方向前方の間隔L1
が、後方の間隔L1’よりも小さく構成されている。
【0022】これによって、マグネット1をリブ接触部
16の幅の小さい方からハウジング2内に挿入すると
き、マグネット1とマグネット止めリブ20との摺動接
触を最少にして、マグネットのカスを生じることなく、
圧入固定することができる。また、前記マグネット1挿
入方向から見て、マグネット止めリブ20の後端側で、
マグネット止めリブ20をテーパ形状に構成することが
できる。これによりスムーズな挿入が可能となる。
【0023】図8及び図9は、本発明の第三の実施の形
態を示している。図9は、図8のラインD−Dに沿って
切断した断面図であるが、回転子は図示を省略してい
る。この図において、コギング低減部17は、円周方向
両端を切除した構成となっている。磁束密度は、円周方
向中央が最も大きく、次ぎにコギング低減部17の切除
した部分で小さくなるが、その両側に位置するリブ接触
部16を通して一定の磁束は確保される。そして、円周
方向にリブ接触部16のリブ20に接触する部分を過ぎ
ると磁束はさらに減少する。このように、磁束密度は、
連続的ではなく、円周方向にマグネット1の中心から段
階的に減少するものではあるが、簡単な構成にも関わら
ず、コギング低減には相当の効果がある。
【0024】図10は、本発明の第四の実施の形態を示
している。マグネット1のコギング低減部17の円周方
向中央の一定範囲(図示のαで示す範囲)において、そ
の厚みは一定に維持され、円周方向のその外側におい
て、マグネット1の厚さが薄くされている。これによっ
て、コギングを低減することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、ハウジング内周面上に取り付
けられるマグネットを備えてなる小型モータにおいて、
マグネットを、中央のコギング低減部及びその両側のリ
ブ接触部から構成すると共に、マグネットのリブ接触部
に接するようにハウジング内周面上にハウジングと一体
にマグネット止めリブを設け、これによって、マグネッ
トを圧入固定するものであるから、コギングを効果的に
低減することができると共に、マグネットを製造上容易
に、かつマグネットの割れ、欠けを生じることなく確実
に、また、接着剤を必要とすることなく低コストで固定
することが可能となる。
【0026】そして、マグネットのリブ接触部を全体的
に見た半径方向の幅を、ハウジング内への挿入方向前方
側で小さくし、かつこれに対応してマグネット止めリブ
を設けることにより、マグネット1がハウジング2内に
挿入されるとき、マグネット1とマグネット止めリブ2
0との摺動接触を最少にして、マグネットのカスを生じ
ることなく、圧入固定することができる。
【0027】また、コギング低減部を、その円周方向両
端を切除した構成にすることにより、構成簡単にして、
コギングを十分に低減することができる。さらに、コギ
ング低減部を、その円周方向中央の一定範囲においてそ
の厚みを一定にすると共に、円周方向のその外側におい
て厚みを薄くすることにより、コギングを低減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の小型モータの第一の実施の形態を示す
断面図である。
【図2】図1のラインA−Aで切断した断面図である。
【図3】図1のラインB−Bで切断した断面図である。
【図4】図1のラインC−Cで切断した断面図である。
【図5】本発明の固定子磁極用マグネットの取付を示す
ための図である。
【図6】固定子磁極用マグネットのみを取り出して示す
斜視図である。
【図7】本発明の小型モータの第二の実施の形態を示す
断面図である。
【図8】本発明の小型モータの第三の実施の形態を示す
断面図である。
【図9】図8のラインD−Dに沿って切断した断面図で
あるが、回転子は図示を省略している。
【図10】本発明の小型モータの第四の実施の形態を示
す断面図である。
【図11】従来の小型モータの断面図である。
【図12】図11に示した従来の小型モータの縦断面図
である。
【図13】従来のマグネットの取付を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 固定子磁極用マグネット 2 ハウジング 3 軸受 4 エンドベル 5 軸受 6 ブラシ 7 シャフト 8 コア 9 巻線 10 コミテータ 16 リブ接触部 17 コギング低減部 20 マグネット止めリブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】強磁性材からなり、一方に開放部を持つ有
    底中空筒状のハウジング、該ハウジング内周面上に取り
    付けられる固定子磁極用の複数のマグネット、前記ハウ
    ジングの開放部に嵌合されるエンドベル、該エンドベル
    に取り付けられたブラシ、及び回転子シャフト上に取り
    付けられたコア及び巻線から成る複数の凸極磁極及びコ
    ミテータを備えてなる小型モータにおいて、 前記マグネットのそれぞれは、一体に構成されたスラス
    ト方向中央のコギング低減部及びスラスト方向にその両
    側に位置するリブ接触部から成り、 前記マグネットのリブ接触部の円周方向両側で、リブ接
    触部に接するようにハウジング内周面上にハウジングと
    一体にマグネット止めリブを設け、 前記マグネット止めリブ及びハウジング内周面間に前記
    マグネットを圧入固定することを特徴とする小型モー
    タ。
  2. 【請求項2】マグネットのリブ接触部を全体的に見た半
    径方向の幅は、スラスト方向にハウジング底面側のリブ
    接触部が他方のリブ接触部よりも小であり、そして、こ
    の異なる幅に対応して前記マグネット止めリブが位置決
    めされている請求項1に記載の小型モータ。
  3. 【請求項3】マグネットのコギング低減部は、その円周
    方向両端を切除することにより構成される請求項1ない
    し2に記載の小型モータ。
  4. 【請求項4】マグネットのコギング低減部は、その円周
    方向中央の一定範囲においてその厚みを一定にすると共
    に、円周方向のその外側において厚みを薄くすることに
    より構成される請求項1ないし2に記載の小型モータ。
  5. 【請求項5】マグネットのコギング低減部は、その内周
    面の曲率半径がリブ接触部の内周面曲率半径よりも大で
    ある請求項1ないし2に記載の小型モータ。
JP16360397A 1997-06-20 1997-06-20 小型モータ Pending JPH1118390A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001017093A1 (fr) * 1999-08-27 2001-03-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Petit moteur a courant continu a aimants permanents
US6710493B2 (en) 2001-06-29 2004-03-23 Asmo Co., Ltd. Dynamo-electric machine having tapered magnets secured to yoke
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WO2009065323A1 (fr) * 2007-11-09 2009-05-28 Gwo-Rong Lay Structure de fixation d'un aimant de moteur

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