JPH11182493A - 軸流ファン - Google Patents
軸流ファンInfo
- Publication number
- JPH11182493A JPH11182493A JP35058497A JP35058497A JPH11182493A JP H11182493 A JPH11182493 A JP H11182493A JP 35058497 A JP35058497 A JP 35058497A JP 35058497 A JP35058497 A JP 35058497A JP H11182493 A JPH11182493 A JP H11182493A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hub
- notch
- axial
- blade
- height
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 軽量化をはかるとともに、低い高さ寸法に積
み重ねて梱包できるようにした構造でなる軸流ファンを
提供する。 【解決手段】 外部より回転力を受けて回転駆動される
ハブ２と、同ハブの周囲に複数枚の羽根３を放射状に延
出してなる軸流ファン１において、前記ハブの後端部
に、前記羽根の前端部に対応する略凹状の切欠部ａを設
け、前記軸流ファンを積み重ねて梱包する際、前記切欠
部に前記羽根の前端部を収容するようにした。
み重ねて梱包できるようにした構造でなる軸流ファンを
提供する。 【解決手段】 外部より回転力を受けて回転駆動される
ハブ２と、同ハブの周囲に複数枚の羽根３を放射状に延
出してなる軸流ファン１において、前記ハブの後端部
に、前記羽根の前端部に対応する略凹状の切欠部ａを設
け、前記軸流ファンを積み重ねて梱包する際、前記切欠
部に前記羽根の前端部を収容するようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸流ファンに係わ
り、より詳細には、軽量化をはかるとともに、低い高さ
寸法に積み重ねて梱包できるようにした構造に関する。
り、より詳細には、軽量化をはかるとともに、低い高さ
寸法に積み重ねて梱包できるようにした構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】空気調和機の室外機などに使用される従
来の軸流ファンは、図２（Ａ）および図２（Ｂ）で示す
ように、外部より回転力を受けて回転駆動されるハブ２
と、同ハブ２の周囲に複数枚の羽根３を放射状に延出し
た構成となっており、近年とくに、低騒音化を実現する
ために前記羽根３が高圧タイプとなり、前記ハブ２の高
さ寸法が大型化して軸流ファン１の質量も大きくなって
しまう傾向にあった。
来の軸流ファンは、図２（Ａ）および図２（Ｂ）で示す
ように、外部より回転力を受けて回転駆動されるハブ２
と、同ハブ２の周囲に複数枚の羽根３を放射状に延出し
た構成となっており、近年とくに、低騒音化を実現する
ために前記羽根３が高圧タイプとなり、前記ハブ２の高
さ寸法が大型化して軸流ファン１の質量も大きくなって
しまう傾向にあった。
【０００３】しかしながら、大型化するとともに質量が
大きくなった軸流ファン１を積み重ねて梱包する際、図
２（Ｂ）の破線で示すＡ部のように、前記ハブ２の後端
部と前記羽根３の前端部とが干渉してしまうことから、
梱包装置を大型化する必要が生じてしまったり、また、
同梱包装置の強度を増強する必要が生じてしまうように
なって、該梱包装置がコスト的に不利になってしまうと
同時に、輸送費用が多くかかってしまうという問題を有
していた。
大きくなった軸流ファン１を積み重ねて梱包する際、図
２（Ｂ）の破線で示すＡ部のように、前記ハブ２の後端
部と前記羽根３の前端部とが干渉してしまうことから、
梱包装置を大型化する必要が生じてしまったり、また、
同梱包装置の強度を増強する必要が生じてしまうように
なって、該梱包装置がコスト的に不利になってしまうと
同時に、輸送費用が多くかかってしまうという問題を有
していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、軽量化をはかるとともに、低い高さ
寸法に積み重ねて梱包できるようにした軸流ファンを提
供することを目的とする。
記の問題点に鑑み、軽量化をはかるとともに、低い高さ
寸法に積み重ねて梱包できるようにした軸流ファンを提
供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、外部より回転力を受けて回転駆動されるハ
ブと、同ハブの周囲に複数枚の羽根を放射状に延出して
なる軸流ファンにおいて、前記ハブの後端部に、前記羽
根の前端部に対応する略凹状の切欠部を設け、前記軸流
ファンを積み重ねて梱包する際、前記切欠部に前記羽根
の前端部を収容するようにした構成となっている。
決するため、外部より回転力を受けて回転駆動されるハ
ブと、同ハブの周囲に複数枚の羽根を放射状に延出して
なる軸流ファンにおいて、前記ハブの後端部に、前記羽
根の前端部に対応する略凹状の切欠部を設け、前記軸流
ファンを積み重ねて梱包する際、前記切欠部に前記羽根
の前端部を収容するようにした構成となっている。
【０００６】また、前記切欠部を、前記羽根のほぼ後部
に設けた構成となっている。
に設けた構成となっている。
【０００７】また、前記切欠部の高さを、前記羽根の基
端部の高さ寸法に対し半分以下の寸法で形成した構成と
なっている。
端部の高さ寸法に対し半分以下の寸法で形成した構成と
なっている。
【０００８】更に、前記切欠部の開口側を拡開した構成
となっている。
となっている。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいた実施例として詳細に説明する。図１（Ａ）お
よび図１（Ｂ）で示すように、１は空気調和機の室外機
などに使用される軸流ファン、２は同軸流ファン１を構
成するハブ、３は同ハブ２の周囲に放射状に延出した複
数枚の羽根である。
に基づいた実施例として詳細に説明する。図１（Ａ）お
よび図１（Ｂ）で示すように、１は空気調和機の室外機
などに使用される軸流ファン、２は同軸流ファン１を構
成するハブ、３は同ハブ２の周囲に放射状に延出した複
数枚の羽根である。
【００１０】前記ハブ２の後端部に、前記羽根３の前端
部に対応する略凹状の切欠部ａを設け、前記軸流ファン
１を積み重ねて梱包する際、図１（Ｂ）で示す収容部a'
およびその高さ寸法h'のように、前記切欠部ａに前記羽
根３の前端部を正確に収容するようにした構成となって
おり、これによって、上記に従来技術として説明したと
おり、前記ハブ２の高さ寸法が大型化して質量も大きく
なってしまう傾向にあった前記軸流ファン１を積み重ね
て梱包する際、比較的に低い高さ寸法におさえて積み重
ねることができると同時に、前記切欠部ａを設けたこと
によって軽量化をはかることができるようにした構造と
なる。
部に対応する略凹状の切欠部ａを設け、前記軸流ファン
１を積み重ねて梱包する際、図１（Ｂ）で示す収容部a'
およびその高さ寸法h'のように、前記切欠部ａに前記羽
根３の前端部を正確に収容するようにした構成となって
おり、これによって、上記に従来技術として説明したと
おり、前記ハブ２の高さ寸法が大型化して質量も大きく
なってしまう傾向にあった前記軸流ファン１を積み重ね
て梱包する際、比較的に低い高さ寸法におさえて積み重
ねることができると同時に、前記切欠部ａを設けたこと
によって軽量化をはかることができるようにした構造と
なる。
【００１１】また、前記切欠部ａを前記羽根３のほぼ後
部に設けたことにより、前記羽根３の基端部に干渉させ
ることなく前記切欠部ａを形成できるため、前記軸流フ
ァン１の送風性能や強度を損ねることがないようにした
構成となっている。
部に設けたことにより、前記羽根３の基端部に干渉させ
ることなく前記切欠部ａを形成できるため、前記軸流フ
ァン１の送風性能や強度を損ねることがないようにした
構成となっている。
【００１２】また、前記切欠部ａの高さｈを、前記羽根
３の基端部の高さ寸法Ｈに対し半分以下の寸法で形成し
たことにより、前記ハブ２の強度を損ねることがないよ
うにした構成となると同時に、前記軸流ファン１を積み
重ねて梱包する際、上記に説明したとおり、比較的に低
い高さ寸法におさえて積み重ねることができるようにし
た構成となっている。
３の基端部の高さ寸法Ｈに対し半分以下の寸法で形成し
たことにより、前記ハブ２の強度を損ねることがないよ
うにした構成となると同時に、前記軸流ファン１を積み
重ねて梱包する際、上記に説明したとおり、比較的に低
い高さ寸法におさえて積み重ねることができるようにし
た構成となっている。
【００１３】更に、前記切欠部の開口側を拡開したこと
により、前記ハブ２の質量をより小さくするとともに、
前記軸流ファン１を積み重ねる際、前記羽根３を前記切
欠部ａに円滑に収容できるようにした構成となってい
る。
により、前記ハブ２の質量をより小さくするとともに、
前記軸流ファン１を積み重ねる際、前記羽根３を前記切
欠部ａに円滑に収容できるようにした構成となってい
る。
【００１４】以上の構成により、図１（Ａ）および図１
（Ｂ）で示すように、前記ハブ２の後端部に、前記羽根
３の前端部に対応する略凹状の切欠部ａを設け、前記軸
流ファン１を積み重ねて梱包する際、前記切欠部ａに前
記羽根３の前端部を収容するようにしたので、上記に従
来技術として説明したとおり、前記ハブ２の高さ寸法が
大型化して質量も大きくなってしまう傾向にあった前記
軸流ファン１を積み重ねて梱包する際、比較的に低い高
さ寸法におさえて積み重ねることができると同時に、前
記切欠部ａを設けたことによって軽量化をはかることが
できるようにした構造となる。
（Ｂ）で示すように、前記ハブ２の後端部に、前記羽根
３の前端部に対応する略凹状の切欠部ａを設け、前記軸
流ファン１を積み重ねて梱包する際、前記切欠部ａに前
記羽根３の前端部を収容するようにしたので、上記に従
来技術として説明したとおり、前記ハブ２の高さ寸法が
大型化して質量も大きくなってしまう傾向にあった前記
軸流ファン１を積み重ねて梱包する際、比較的に低い高
さ寸法におさえて積み重ねることができると同時に、前
記切欠部ａを設けたことによって軽量化をはかることが
できるようにした構造となる。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
軽量化をはかるとともに、低い高さ寸法に積み重ねて梱
包できるようにした軸流ファンとなる。
軽量化をはかるとともに、低い高さ寸法に積み重ねて梱
包できるようにした軸流ファンとなる。
【図１】本発明による軸流ファンの説明図で、（Ａ）は
斜視図であり、（Ｂ）は積み重ねた状態を示す要部斜視
図である。
斜視図であり、（Ｂ）は積み重ねた状態を示す要部斜視
図である。
【図２】従来例による軸流ファンの説明図で、（Ａ）は
斜視図であり、（Ｂ）は積み重ねた状態を示す斜視図で
ある。
斜視図であり、（Ｂ）は積み重ねた状態を示す斜視図で
ある。
１ 軸流ファン ２ ハブ ３ 羽根 ａ 切欠部 Ｈ 羽根の基端部の高さ寸法 ｈ 切欠部の高さ寸法 a' 収容部 h' 収容部の高さ寸法
Claims (4)
- 【請求項１】 外部より回転力を受けて回転駆動される
ハブと、同ハブの周囲に複数枚の羽根を放射状に延出し
てなる軸流ファンにおいて、 前記ハブの後端部に、前記羽根の前端部に対応する略凹
状の切欠部を設け、前記軸流ファンを積み重ねて梱包す
る際、前記切欠部に前記羽根の前端部を収容するように
したことを特徴とする軸流ファン。 - 【請求項２】 前記切欠部を、前記羽根のほぼ後部に設
けたことを特徴とする請求項１に記載の軸流ファン。 - 【請求項３】 前記切欠部の高さを、前記羽根の基端部
の高さ寸法に対し半分以下の寸法で形成したことを特徴
とする請求項１または請求項２に記載の軸流ファン。 - 【請求項４】 前記切欠部の開口側を拡開したことを特
徴とする請求項１乃至請求項３に記載の軸流ファン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35058497A JPH11182493A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 軸流ファン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35058497A JPH11182493A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 軸流ファン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11182493A true JPH11182493A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18411475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35058497A Pending JPH11182493A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 軸流ファン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11182493A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006063879A (ja) * | 2004-08-26 | 2006-03-09 | Daikin Ind Ltd | プロペラファン |
| JP2007291902A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 斜流送風機羽根車及び空気調和機 |
-
1997
- 1997-12-19 JP JP35058497A patent/JPH11182493A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006063879A (ja) * | 2004-08-26 | 2006-03-09 | Daikin Ind Ltd | プロペラファン |
| JP4649146B2 (ja) * | 2004-08-26 | 2011-03-09 | ダイキン工業株式会社 | プロペラファン |
| JP2007291902A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 斜流送風機羽根車及び空気調和機 |
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