JPH11180730A - 熱処理炉用耐火材及びその製造方法、並びにそれを用いた熱処理炉 - Google Patents

熱処理炉用耐火材及びその製造方法、並びにそれを用いた熱処理炉

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JPH11180730A
JPH11180730A JP36399197A JP36399197A JPH11180730A JP H11180730 A JPH11180730 A JP H11180730A JP 36399197 A JP36399197 A JP 36399197A JP 36399197 A JP36399197 A JP 36399197A JP H11180730 A JPH11180730 A JP H11180730A
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JP
Japan
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refractory material
heat treatment
heat
quartz glass
treatment furnace
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JP36399197A
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Yoichiro Maruko
洋一郎 丸子
Shinji Hashiya
信治 橋谷
Shigeru Yamagata
茂 山形
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Shin Etsu Quartz Products Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Quartz Products Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高純度で、耐熱性に優れ、しかも熱収縮率が低
い熱処理炉用耐火材及びその製造方法、並びにそれを用
いた熱処理炉を提供すること。 【解決手段】高純度石英ガラス発泡体からなる耐火材で
あって、石英ガラス発泡体の密度が0.8〜1.2g/
cm3、曲げ強さが60〜100kg/cm2、熱伝導率
が0.3〜0.5 kcal/m・h・℃、加熱線収縮
率が2.5%以下であることを特徴とする熱処理炉用耐
火材及びその製造方法、並びにそれを用いた熱処理炉。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱処理炉用耐火材及び
その製造方法、並びにそれを用いた熱処理炉に関し、さ
らに詳しくは、シリコンウエーハやエキシマレーザーリ
ソグラフィー装置用レンズ、真空紫外線用光学石英ガラ
ス部材等の熱処理に用いる熱処理炉用耐火材及びその製
造方法、並びにそれを用いた熱処理炉に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコンウエーハやエキシマレーザーリ
ソグラフィー装置用レンズ、真空紫外線用光学石英ガラ
ス部材等はその製造において熱処理が施されるが、その
熱処理炉として炭化珪素、二珪化モリブデン等をヒータ
ーとする熱処理炉が通常使用される。前記熱処理炉を構
成する耐火材としては、従来Al23やSiO2を主成
分とするアルミナ系セラミックファイバーやアルミナ−
シリカ系セラミックファイバーがその耐熱性の良さ、熱
伝導率の低さ、断熱性、化学的安定性、軽量等から幅広
く使用されてきた。ところが前記セラミックファイバー
は、その製造において使用するバインダーが多くの不純
物金属元素を含み、セラミックファイバーに焼成しても
そのまま残り、シリコンウエーハや石英ガラス部材を熱
処理する間に拡散し、それらを汚染しシリコンウエーハ
の品質を低下したり、或は石英ガラスレンズの透過率を
低いものにする等の問題があった。そこで、軽量で、断
熱性に優れるとともに、低熱膨張性である高純度石英ガ
ラス発泡体の耐火材への転用が検討されたが、従来提案
されている石英ガラス発泡体は、耐熱性において十分で
なく、熱処理中に炉が熱変形し、炉の寿命を短いものに
するばかりでなく、最悪の場合人体に被害をもたらす等
の欠点があった。そのため石英ガラス発泡体にセラミッ
クスを含有させて耐熱性を向上させた複合耐火材が特開
平7−144934号公報で提案された。しかしなが
ら、前記複合耐火材はセラミックスを含有するところか
ら不純物元素を含有し易く、シリコンウエーハやエキシ
マレーザーリソグラフィー装置用レンズ材の熱処理中に
それが拡散し、汚染し、近年求められている高純度化が
阻害される欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】こうした現状に鑑み、
本発明者等は研究を続けたところ、高純度石英ガラス発
泡体が、軽量で、比較的耐熱性に優れている上に、熱膨
張係数も小さいところから、シリコンウエーハやエキシ
マレーザーリソグラフィー装置用レンズ材の熱処理炉用
耐火材として最適であるとの結論に達し、その耐熱性の
向上を図るべくさらに鋭意研究を続けた結果、石英ガラ
ス発泡体を高純度の原料で製造するとともに、その見掛
け密度を0.8〜1.2g/cm3、曲げ強さを60〜
100kg/cm2、熱伝導率を0.3〜0.5 kc
al/m・h・℃(常温)、加熱線収縮率を2.5%以
下(1300℃)とすると、1100℃を超える高温に
長時間保持しても、熱変形がほとんど起らず、しかも不
純物元素による被処理物の汚染がないことを見出して、
本発明を完成したものである。すなわち
【0004】本発明は、高純度で、耐熱性に優れ、しか
も加熱線収縮率が低く、高温保持性に優れた熱処理炉用
耐火材を提供することを目的とする。
【0005】また、上記耐火材で構築された熱処理炉を
提供することを目的とする。
【0006】さらに、本発明は上記熱処理炉用耐火材の
製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、高純度石英ガラス発泡体からなる耐火材であっ
て、石英ガラス発泡体の見掛け密度が0.8〜1.2g
/cm3、曲げ強さが60〜100kg/cm2、熱伝導
率が0.3〜0.5 kcal/m・h・℃(常温)、
加熱線収縮率が2.5%以下(1300℃)であること
を特徴とする熱処理炉用耐火材及びその製造方法、並び
にそれを用いた熱処理炉に係る。
【0008】本発明の熱処理炉用耐火材は、上述のとお
り見掛け密度が0.8〜1.2g/cm3、曲げ強さが
60〜100kg/cm2、熱伝導率が0.3〜0.5
kcal/m・h・℃(常温)で、かつ加熱線収縮率
が2.5%以下(1300℃の高純度石英ガラス発泡体
からなる耐火材である。前記耐火材で築炉した熱処理炉
は、その中でシリコンウエーハやエキシマレーザーリソ
グラフィー装置用レンズ材を1100℃を超える高温で
長時間アニール処理しても熱変形を起すことがなく、寸
法形状が安定している耐火材である。中でも見掛け密度
が前記範囲にあることを必須とし、見掛け密度と曲げ強
さや熱伝導率との間に相関関係があるところから、見掛
け密度が前記範囲にあることで、高い耐熱性と寸法安定
性を維持できる。見掛け密度が前記範囲以下では、軽量
で熱伝導率が低く断熱性に優れているが、強度が低く熱
変形を起し易い。また、見掛け密度が前記範囲を超える
と強度が高く熱変形を起しにくいが、熱伝導率が高く断
熱性に欠け、熱の放散が多く熱処理炉用耐火材としては
不適当である。さらに、加熱線収縮率が前記範囲を超え
ると熱処理中に耐火材の熱収縮が起り炉の崩壊も起るこ
とがある。
【0009】さらに、本発明の熱処理炉用耐火材は含有
するNa、Fe、Cuの不純物濃度が夫々0.5ppm
以下、Li、K、Caの不純物濃度が夫々0.2ppm
以下、Alの不純物濃度が1ppm以下、B、Ti、C
r、Niの不純物濃度が夫々0.1ppm以下であるこ
とが重要である。前記不純物濃度であることによりシリ
コンウエーハや石英ガラス部材を本発明の熱処理炉用耐
火材で構成された熱処理炉内で熱処理しても不純物によ
り被処理物を汚染することがほとんどない。前記不純物
中特にNa、K、Li、Ca、Fe、Ni、Cu、B不
純物は拡散が速く石英ガラスを結晶化し易く、石英ガラ
スの失透が起きたり、シリコンウエーハのライフタイム
を短いものにするので、これらの元素不純物濃度を前記
範囲にすることを必須とする。
【0010】上記熱処理炉用耐火材は、例えば特開平5
−345636号公報記載の製造方法で製造することが
できるが、見掛け密度のコントロールが容易でないとこ
ろから特願平8−202820号に記載する石英ガラス
発泡体の製造方法を改良した比表面積4m2/g以上、
OH基濃度100ppmのアンモニア化非晶質シリカ母
材を大気圧中、1400〜1900℃で予備発泡させ、
次いで真空度300〜760Torrの減圧状態で発泡
させる製造方法が見掛け密度を正確に設定できて好まし
い。前記アンモニア化非晶質シリカ母材は非晶質シリカ
母材をアンモニア雰囲気中で800〜1300℃に加熱
することで製造できる。前記製造方法において真空度が
前記範囲未満では、低密度の石英ガラス発泡体となり気
泡径が大きくなり過ぎ強度不足を起すとともに、熱収縮
も起こし易く、耐火材として使用できない。また、真空
度が前記範囲を超えると高密度の石英ガラス発泡体とな
り軽量性を失うと共に断熱性に欠け熱伝導率が高く、熱
効率が低く好ましくない。
【0011】上記石英ガラス発泡体の原料である非晶質
シリカ母材は、精製した高純度のSi(CH3)Cl3
SiCl4等の珪素化合物を酸素、水素とともに加水分
解用バーナーに供給し、酸水素火炎で加水分解し、得ら
れたすす状シリカ微粒子をターゲット上に堆積させる、
或はアルコキシシランをアルコール溶媒中で酸及び/又
は塩基性触媒の存在下で加水分解し、加温条件下でゲル
化したのち、乾燥し、焼成ガラス化したのち得たガラス
粉末を結合剤で結合する方法等で製造できる。好適な発
泡体とするため非晶質シリカ母材はBET法で測定した
比表面積が4m2/g以上、OH基含有量が100pp
m以上であるのがよい。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について述べ
るがこれによって本発明はなんら限定されるものではな
い。
【0013】なお、以下の実施例及び比較例で使用する
汚染量評価試験片は、四塩化珪素を原料とした酸水素炎
加水分解法の直接法で得た合成石英ガラスを15×6×
5mmの角棒に加工し、それを5wt%のHF溶液で3
0分間処理したのち超純水で洗浄して得た石英ガラス片
である。
【0014】
【実施例】実施例1 四塩化珪素を酸水素火炎中で加水分解するCVD法によ
り、すす状シリカ微粒子をターゲット上に堆積させて非
晶質シリカ母材を製造した。前記非晶質シリカ母材をタ
ーゲットから抜き取り粉砕してフレーク状石英ガラス粉
にし比表面積をBET法で測定したところ、48m2
gであった。また、OH基濃度を赤外線吸光分光法で測
定したところ1100ppmであった。前記石英ガラス
粉を石英ガラスの容器(内径400mm×深さ300m
m)の中に入れ、窒素ガス0.5Nm3/hをキャリア
ガスとしてアンモニアガスを0.2Nm3/hを流しな
がら電気炉にて850℃、5時間加熱保持した。アンモ
ニア化された石英ガラス粉を石英ガラス容器から取り出
し、内径300mm、深さ450mmのグラファイト製
容器中に移し、抵抗加熱式減圧炉に入れた。炉内雰囲気
を最初に1×10-2Torrまで減圧し石英ガラス粉に
含まれる気体を除去し、次いで不活性ガスである窒素ガ
スで置換し炉内雰囲気を大気圧とし、該圧力の状態で1
780℃で30分間加熱保持し発泡させた。加熱温度を
前記温度に保持しつつ炉内雰囲気を大気圧から570T
orrまで徐々に減圧し、さらに30分間加熱保持し、
常温まで10時間掛けて降温させた。得られた石英ガラ
ス発泡体は外径300mm、高さ140mmでその見掛
け密度は1.02g/cm3であった。前記石英ガラス
発泡体の断面を観察したところ、空洞の発生がなく、独
立気泡が均一に分散していた。前記石英ガラス発泡体に
ついて、曲げ強さ、熱伝導率及び加熱線収縮率を、また
原子吸光光度法や誘導結合プラズマ発光光度法で不純物
濃度を夫々測定したところ、表1、2に示すとおりであ
った。
【0015】上記熱処理炉用耐火材で高温電気熱処理炉
内を寸法200mm幅×200mm高さ×350mm長
さに内張りし、この中に汚染量評価試験片を入れ110
0℃で200時間の熱処理を行った。汚染量評価試験片
中に含有する不純物濃度を測定したところ表3に示すと
おりであった。
【0016】実施例2 実施例1において、加熱発泡後の真空度を380Tor
rとした以外、実施例1と同様にして熱処理炉用耐火材
を製造した。得られた熱処理炉用耐火材の見掛け密度は
0.85g/cm3であり、また曲げ強さ、熱伝導率及
び加熱線収縮率は表1に示すとおりであった。さらに、
前記熱処理炉用耐火材について含有する不純物濃度を原
子吸光光度法又は誘導結合プラズマ発光光度法で測定し
たところ表2に示すとおりであった。前記石英ガラス発
泡耐火材を用いて高温熱処理炉を内張りし、その中で汚
染量評価試験片を1100℃で200時間熱処理した。
処理後の汚染量評価試験片中の不純物濃度を測定したと
ころ、表3に示すとおりであった。
【0017】実施例3 実施例1において、加熱発泡後の真空度を760Tor
rとした以外、実施例1と同様にして熱処理炉用耐火材
を製造した。得られた熱処理炉用耐火材の見掛け密度は
1.18g/cm3であり、また曲げ強さ、熱伝導率及
び加熱線収縮率は表1に示すとおりであった。さらに、
前記熱処理炉用耐火材について含有する不純物濃度を原
子吸光光度法又は誘導結合プラズマ発光光度法で測定し
たところ表2に示すとおりであった。この熱処理炉用耐
火材で高温熱処理炉を内張りし、その中で汚染量評価試
験片を1100℃で200時間熱処理した。処理後の汚
染量評価試験片中の不純物濃度を測定したところ、表3
に示すとおりであった。
【0017】比較例1 Al2385wt%、SiO215wt%のアルミナ−
シリカ系セラミックファイバー耐火材を用いて高温熱処
理炉を内張りした。前記耐火材の見掛け密度は0.7g
/cm3であり、また曲げ強さ、熱伝導率及び加熱線収
縮率は表1に示すとおりであった。さらに、前記耐火材
について含有する不純物濃度を原子吸光光度法又は誘導
結合プラズマ発光光度法で測定したところ表2に示すと
おりであった。この耐火材を用いて高温熱処理炉を内張
りし、汚染量評価試験片を1100℃で200時間熱処
理した。処理後の汚染量評価試験片中の不純物濃度を測
定したところ、表3に示すとおりであった。
【0018】比較例2 低純度の四塩化珪素を用いて、実施例3と同様にして表
2に示す純度の熱処理炉用耐火材を製造し、それを用い
て高温熱処理炉を内張りし、その中で汚染量評価試験片
を1100℃で200時間の熱処理を行った。処理後の
汚染量評価試験片中の不純物濃度を測定したところ、表
3に示すとおりであった。なお、前記熱処理炉用耐火材
の見掛け密度は1.10g/cm3であり、また曲げ強
さ、熱伝導率及び加熱線収縮率は表1に示すとおりであ
った。
【0019】比較例3 実施例1において加熱発泡後の真空度を1.0×10-2
Torrとした以外、実施例1と同様にして石英ガラス
発泡体を製造した。得られた石英ガラス発泡体の見掛け
密度は0.32g/cm3であり、また曲げ強さ、熱伝
導率及び加熱線収縮率は表1に示すとおりであった。さ
らに、前記石英ガラス発泡体について含有する不純物濃
度を原子吸光光度法又は誘導結合プラズマ発光光度法で
測定したところ表2のとおりであった。この熱処理炉用
耐火材で高温熱処理炉を内張りし、その中で汚染量評価
試験片を1100℃で200時間熱処理した。処理後の
汚染量評価試験片中の不純物濃度を測定したところ、表
3に示すとおりであった。
【0020】
【表1】 上記表1の数値は下記の測定法で測定した値である。 ・密度:アルキメデス法による測定法 ・曲げ強さ:JIS R1601の4点曲げ試験法によ
る測定法 ・熱伝導率:比熱を断続型連続法で、また熱拡散率をレ
ーザーフラッシュ法で測定し、熱伝導率=比熱×密度×
熱拡散率の式で求める測定法 ・加熱線収縮率:寸法100×30×10mmの試料片
を1300℃の高温加熱炉中で20時間加熱処理した後
の3方向の収縮率の平均値を求める測定法
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】〈評価〉本発明の熱処理炉用耐火材は、表
1、2に示すように比較例1のセラミックファイバー耐
火材とほぼ同程度の熱伝導率を示しながら、前記セラミ
ックファイバーより高強度で高温における寸法安定性に
優れている上に高純度で、不純物、とくにアルカリ金属
元素不純物の含有量が少なく、表3に見るようにそれら
の元素による汚染がほとんどない。
【0024】
【発明の効果】本発明の熱処理炉用耐火材は、高純度
で、しかも強度、耐熱性に優れ、それで構成した熱処理
炉内でシリコンウエーハやエキシマレーザーリソグラフ
ィー装置用部材を熱処理しても不純物元素による汚染が
ほとんどなく、しかも1100℃の高温においても寸法
形状が安定に保持される耐火材である。そして前記熱処
理炉用耐火材はアンモニア化非晶質シリカ母材を2段階
発泡させることで容易に製造できる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高純度石英ガラス発泡体からなる耐火材で
    あって、石英ガラス発泡体の見掛け密度が0.8〜1.
    2g/cm3、曲げ強さが60〜100kg/cm2、熱
    伝導率が0.3〜0.5 kcal/m・h・℃(常
    温)、加熱線収縮率が2.5%以下(1300℃)であ
    ることを特徴とする熱処理炉用耐火材。
  2. 【請求項2】石英ガラス発泡体中のNa、Fe、Cu不
    純物の濃度が夫々0.5ppm以下、Li、K、Ca不
    純物の濃度が夫々0.2ppm以下、Al不純物の濃度
    が1ppm以下、B、Ti、Cr、Ni不純物の濃度が
    夫々0.1ppm以下であることを特徴とする請求項1
    記載の熱処理炉用耐火材。
  3. 【請求項3】請求項1記載の熱処理炉用耐火材を用いた
    熱処理炉。
  4. 【請求項4】アンモニア化非晶質シリカ母材を大気圧中
    で1400〜1900℃に加熱し、次いで前記温度に保
    持しつつ真空度300〜760Torrの減圧状態にす
    ることを特徴とする熱処理炉用耐火材の製造方法。
JP36399197A 1997-12-17 1997-12-17 熱処理炉用耐火材及びその製造方法、並びにそれを用いた熱処理炉 Pending JPH11180730A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102875027A (zh) * 2012-10-18 2013-01-16 北京首邦新材料有限公司 一种泡沫玻璃及其生产方法

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