JPH11180710A - シリコンインゴット製造装置 - Google Patents

シリコンインゴット製造装置

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JPH11180710A
JPH11180710A JP34930497A JP34930497A JPH11180710A JP H11180710 A JPH11180710 A JP H11180710A JP 34930497 A JP34930497 A JP 34930497A JP 34930497 A JP34930497 A JP 34930497A JP H11180710 A JPH11180710 A JP H11180710A
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JP
Japan
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silicon
chamber
mold
section
casting mold
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JP34930497A
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English (en)
Inventor
Takashi Yokoyama
敬志 横山
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Daido Hoxan Inc
Original Assignee
Daido Hoxan Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で、安価に多結晶のシリコンインゴ
ットを製造することのできる装置を提供する。 【解決手段】水平方向に鋳型を搬送する搬送手段が内蔵
されたチャンバにおいて、その上流側から下流側に向か
って、チャンバ外から空の鋳型を導入する鋳型導入部2
5と、上記空の鋳型に対し予備加熱を行う予備加熱部2
6と、上記予備加熱された空の鋳型内に溶融シリコンを
溜め、底部側から徐々に固化させる一方向性凝固部27
と、得られた固化シリコンを冷却する冷却部28と、上
記固化シリコンを鋳型ごとチャンバ外に取り出す取り出
し部29とを設け、上記一方向性凝固部27に位置決め
された空の鋳型内に、アーク炉部30で調製された溶融
シリコンを、チャンバ上方から滴下供給するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多結晶のシリコン
インゴット製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体用シリコンウェーハをつくるため
のシリコンインゴットは、一般に、つぎのようにして製
造されている。すなわち、まずシリコン原料として珪石
を用い、これを、木炭等の還元剤とともに、図7に示す
アーク炉内に投入する。図において、1は珪石と木炭等
の混合物、2は電柱、3は電柱ペーストである。また、
4はSUSチャンバ、5は断熱材である。そして、アー
ク熱を利用して、上記珪石を還元して溶融シリコン6
(金属シリコン、純度98%程度)を得、これを流出口
7から取り出す。
【0003】つぎに、上記溶融シリコン6を微粉化し、
図8に示すように、ホッパー8内から窒素ガス(N2
とともに炉流動層9内に供給して塩酸(HCl)と反応
させ、トリクロロシラン(SiHCl3 )とする。そし
て、これを、フィルタ10,冷却器11を経由させて精
留塔12内に導入して純度を高める。通常、この時点
で、炭素以外の不純分が1ppba(parts pe
r billion atomic:5×1013/cm
3 )の高純度品が得られる。
【0004】つぎに、上記トリクロロシランを、高純度
水素とともにCVD炉13内に導入し、還元および熱分
解反応により、シリコン心棒14の周囲に、高純度の多
結晶シリコン15を析出させる(シーメンス法)。そし
て、得られた多結晶シリコンを、CZ単結晶引き上げ装
置,FZ結晶製造装置等にかけて単結晶化することによ
り、半導体ウェーハ用の単結晶シリコンインゴットを得
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高純度
の単結晶シリコンインゴットを得るには、上記のよう
に、非常に複雑かつ高価な装置を組み合わせて用いるた
め、インゴットが高価とならざるを得ず、その低コスト
化が強く望まれている。
【0006】そこで、より簡単かつ安価に多結晶シリコ
ンを得たのち単結晶化する技術、あるいは多結晶シリコ
ンを高純度化して多結晶のまま半導体や太陽電池に利用
する技術等の開発が進められているが、画期的な低コス
ト化技術は実現されていないのが実情である。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、従来のような複雑かつ高価な装置を組み合わせ
ることなく、構成が簡単で安価に多結晶の高純度シリコ
ンインゴットを製造することのできる装置の提供をその
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のシリコンインゴット製造装置は、水平方向
に鋳型を搬送する搬送手段が内蔵されたチャンバにおい
て、その上流側から下流側に向かって、チャンバ外から
空の鋳型を導入する鋳型導入部と、上記空の鋳型に対し
予備加熱を行う予備加熱部と、上記予備加熱された空の
鋳型内に、上方から滴下される溶融シリコンを溜め、底
部側から徐々に固化させる一方向性凝固部と、得られた
固化シリコンを冷却する冷却部と、上記固化シリコンを
鋳型ごとチャンバ外に取り出す取り出し部とを設け、上
記一方向性凝固部に位置決めされた空の鋳型内に、チャ
ンバ外で調製された溶融シリコンを、チャンバ上方から
滴下供給するようになっていることを第1の要旨とす
る。
【0009】また、上記シリコンインゴット製造装置の
なかでも、特に、上記溶融シリコンとして、チャンバ上
方に設けられたアーク炉内でシリコン原料と還元剤を還
元反応させることにより得られたものを用い、上記溶融
シリコンを、アーク炉底部からチャンバ内の鋳型に向か
って自重で徐々に滴下させるようにした装置を第2の要
旨とする。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
【0011】本発明の装置の一実施の態様を、図1に模
式的に示す。すなわち、この装置は、図2に示すよう
に、水平方向に延びるSUSチャンバ20内に、断熱材
21を介してヒータ22を設け、この中にローラコンベ
ア23を通したもので、これにより、上流側から下流側
に向かって、シリコン凝固用の鋳型24を移動させ、各
工程の処理部ごとに停止させて所定の処理を行うように
なっている。上記装置(図1に戻る)には、順に、鋳型
導入部25、予備加熱部26、一方向性凝固部27、冷
却部28、取り出し部29が設けられている。そして、
上記一方向性凝固部27の上方に、還元反応を行うアー
ク炉部30が設けられ、その上に、原料チャージ部31
が設けられている。
【0012】より詳しく説明すると、上記SUSチャン
バ20の最も上流端部に設けられた鋳型導入部25は、
鋳型供給ライン(図示せず)と接続されており、SUS
チャンバ20内の気密性を損なうことなく、SUSチャ
ンバ20内のローラコンベア23上に、自動的に鋳型2
4が導入されるようになっている。
【0013】上記鋳型導入部25に続く予備加熱部26
では、図2に示すように、空の鋳型24に対し、予備加
熱が与えられる。予備加熱温度は、通常、1000〜1
500℃、特に1200〜1400℃に設定することが
好適である。
【0014】上記予備加熱部26に続く一方向性凝固部
27には、その上方に、アーク炉部30が設けられてい
る。このアーク炉部30におけるアーク炉30aは、図
3に示すように、通常のアーク炉と同様、SUSチャン
バ40と、断熱材41と、電柱42を備えたもので、原
料チャージ部31(図1参照)から供給されるシリコン
原料と還元剤を還元反応させることにより、溶融シリコ
ン43が得られるようになっている。ただし、溶融シリ
コン43を受ける下部電柱44にはロート部45が形成
されており、溶融シリコン滴43aが逐次落下して、図
4に示すように、SUSチャンバ20内の一方向性凝固
部27に位置決めされた鋳型24内に、溜められるよう
になっている。なお、図3において、46は原料供給
口、47は銅電柱である。
【0015】上記一方向性凝固部27では、内部におい
て、上面のヒータ22aよりも下面のヒータ22bの方
が、所定温度だけ低く設定されており(例えば上面ヒー
タ22aを1450〜1500℃、下面ヒータ22bを
1200〜1400℃に設定)、鋳型24内に溜められ
た溶融シリコン43が、一方向(底部)から徐々に固化
するようになっている。図において、50が固化したシ
リコンである。この方法によれば、結晶内に応力が残留
せず、クラックの生じない高品質の結晶を成長させるこ
とができる。そして、結晶が最後に固化する部分に、不
純物を集めることができるため、最後に固化した部分を
一定の厚みで除去することにより、高純度の結晶を得る
ことができるという利点を有する。
【0016】上記一方向性凝固部27に続く冷却部28
では、図5に示すように、一方向性凝固によって完全に
固化したシリコン50を、通常、室温まで冷却するよう
になっている。このとき、冷却速度は、通常、1〜50
℃/分、なかでも10〜20℃/分となるよう設定する
ことが好適である。すなわち、冷却速度が遅すぎると、
他の処理部における処理速度との兼ね合い上、好ましく
ないのであり、逆に、急激に冷却しすぎると、固化した
シリコン50にクラックが生じるおそれがあり、好まし
くない。
【0017】上記冷却部28における冷却方法として
は、ヒータ22の加熱温度を所定の割合で下げていく方
法の外、低温に設定されたガス(Ar,He等)を吹き
つける等の方法を用いることができる。
【0018】上記冷却部28に続く取り出し部29(図
1参照)では、SUSチャンバ20内の気密性を損なう
ことなく、自動的に、冷却されたシリコン50を鋳型2
4ごと、SUSチャンバ20の外に取り出すようになっ
ている。
【0019】取り出されたシリコン50は、鋳型24か
ら脱型され、図6に示すように、例えば破線Xで示す部
分を切断線とし、その上の、全体に対し約1割の部分が
切断除去される。すなわち、前記一方向性凝固により、
シリコン50の上部は、不純物が高濃度で集まった状態
で固化しているからである。このようにして不純物集合
部を除去することにより、目的とする多結晶シリコンイ
ンゴットを得ることができる。
【0020】このように、上記装置は、従来のように、
高価な装置を複数種類組み合わせたものではなく、チャ
ンバ20とアーク炉30aとを組み合わせるだけの簡単
な構成で、多結晶シリコンインゴットを製造することが
できる。したがって、装置スペースがコンパクトになる
とともに、得られるシリコンインゴットが安価になる。
そして、装置が簡単で工程が簡略化されているため、全
工程に必要な消費電力も大幅に低減することができ、エ
ネルギーコストが安いという利点も有する。
【0021】ちなみに、装置の消費電力は、用いるシリ
コン原料および還元剤の純度にもよるが、前述の、従来
の装置では、アーク炉における消費電力が約15kW
(シリコン1kg当たり、以下同じ)、炉流動層におけ
る消費電力が約1.2kW、精留塔における消費電力が
約150kW、CVD炉における消費電力が約150k
W、単結晶引き上げ装置における消費電力が約150k
Wで、合計約466.2kW必要であるのに対し、本発
明の上記装置によれば、アーク炉30aにおいて約15
kW、一方向性凝固部27において約150kW、合計
約165kWを要するだけである。これに、鋳型搬送用
の電力と、固化シリコン50の一部切断除去用の電力が
加わるが、これらの値はごく小さいものであり、本発明
の装置により大幅な省エネを達成できることがわかる。
【0022】なお、上記装置を用いてシリコンインゴッ
トを製造する場合、シリコン原料としては、特に限定す
るものではないが、できるだけ高純度のものが好まし
い。高純度品であるという点で、例えば使用済石英ルツ
ボの粉砕品を用いることができる。上記石英ルツボは、
従来からシリコン単結晶製造に汎用されているCZ単結
晶引き上げ装置において、引き上げ原料となるシリコン
を貯留するのに用いられるもので、通常、2〜3回引き
上げ作業を行ったのち、産業廃棄物として、粉砕され処
分されるものである。しかし、この使用済石英ルツボ
は、たとえ使用済であっても、非常に高い純度を保って
いるため、従来のシリコン原料である珪石に比べて品質
的にはるかに優れている。なお、上記「使用済」は、厳
密に解釈する必要はなく、実際には使用に供されてなく
ても、欠損品である等の事情で廃棄された石英ルツボ等
をも含む趣旨である。
【0023】上記使用済石英ルツボは、取り扱いやすい
程度に粉砕されていればどの程度の粒度に粉砕されてい
ても差し支えはないが、通常、平均粒子径10〜50m
m程度の粒子に粉砕されることが望ましい。
【0024】そして、上記使用済石英ルツボは、粉砕
後、洗浄することが好ましく、その場合、アセトン→ア
ルコール→酸→水、というように、複数種類の洗浄液を
組み合わせて洗浄することが望ましい。すなわち、粉砕
時や運搬時,保管時等に表面に付着した不純物を効果的
に除去することができるからである。
【0025】また、上記シリコン原料とともに用いられ
る還元剤も、特に限定するものではないが、できるだけ
高純度のものが好ましい。高純度品であるという点で、
黒鉛黒皮の粉砕品を用いることができる。このものは、
カーボンメーカーにおいて、一般黒鉛を成形する際に不
要部分として除去される、黒鉛の外層部であり、通常、
産業廃棄物として処分されているものである。
【0026】上記黒鉛黒皮も、取り扱いやすい程度に粉
砕されていればどの程度の粒度に粉砕されていても差し
支えはないが、通常、平均粒子径10〜50mm程度の
粒子に粉砕されることが望ましい。
【0027】なお、太陽電池用の高純度シリコンインゴ
ットを製造する場合は、上記黒鉛黒皮として、硼素濃度
が0.1ppm以下に設定されたものを用いることが望
ましい。ただし、通常の黒鉛黒皮には、各種不純物が4
00ppm程度混入しており、硼素も3ppm程度混入
している場合が多い。そこで、これらの不純物を除去し
て硼素濃度を0.1ppm以下に下げるには、上記黒鉛
黒皮の粉砕品を塩化水素と接触させながら加熱処理する
ことが好適である。なお、この処理では、加熱温度を1
000〜2000℃に設定することが好適である。
【0028】また、得られたシリコンインゴットの純度
をさらに高める必要がある場合には、上記シリコン50
を、溶解炉において再度溶融したのち一方向性凝固を行
い、不純物集合部を切断除去する。これにより、さらに
高純度の多結晶シリコンインゴットを得ることができ
る。
【0029】なお、前記の例において、SUSチャンバ
20内は、通常、大気圧でよいが、揮発性不純物(例え
ばP等)が多い場合は、不純物を除去する目的で、60
0Torr〜1mmTorr、なかでも10〜1Tor
r程度の真空に設定することが好適である。ただし、真
空度が高くなりすぎると、溶融シリコン43の蒸発量が
多くなるため、好ましくない。
【0030】また、前記の例では、シリコン凝固用の鋳
型24を、各工程の処理部ごとに停止させて処理を行う
ようにしているが、一方向性凝固部27における処理の
みを、鋳型24を停止させて行い、その前の予備加熱部
26における処理と、その後の冷却部28における処理
は、鋳型24を移動させながら行うようにしても差し支
えはない。
【0031】さらに、前記の例では、図1に示すよう
に、一連の処理部を直線的に並べ、鋳型24をローラコ
ンベア23で送って処理を連続的に行うよう設定した
が、各処理部を直線的に並べる必要はなく、環状やL字
状,コ字状等、設置スペースに合わせて適宜の配置にす
ることができる。そして、鋳型24の搬送手段も、ロー
ラコンベア23に限らず、チェーンベルト,ボールネジ
等、適宜の手段を用いることができる。
【0032】また、前記の例では、溶融シリコン43
を、一方向性凝固部27の上方に設けられたアーク炉3
0a内で得たのち、徐々に鋳型24内に滴下させるよう
にしているが、溶融シリコン43を得るのに、必ずしも
アーク炉30aを用いる必要はなく、電気炉やるつぼ炉
等、適宜の溶融手段を用いることができる。
【0033】つぎに、本発明の実施例について説明す
る。
【0034】
〔処理条件〕
・SUSチャンバ20内の圧力 :大気圧 ・目的とするインゴットの形状 :100×100×50mmの直方体状 ・予備加熱温度 :1400℃ ・アーク炉30aにおけるアーク熱:1450℃以上 ・一方向性凝固温度 :上部加熱温度1500℃ 下部加熱温度1200℃ ・冷却速度 :10℃/分
【0035】このようにして得られたシリコンインゴッ
トを、脱型し、上部の不純物集合部を切断除去すること
により、目的とするシリコンインゴットが得られた。こ
のものは、不純物濃度が1ppmであり、特に硼素濃度
が0.1ppmと、非常に高純度のものであった。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明は、従来のよう
に、高価な装置を複数種類組み合わせたものではなく、
非常に簡単な構成になっているため、装置の設置スペー
スがコンパクトになるとともに、多結晶シリコンインゴ
ットを安価に製造することができるという利点を有す
る。しかも、装置の構成が簡単で工程が簡略化されてい
るため、全工程に必要な消費電力も大幅に低減すること
ができ、エネルギーコストが安いという利点も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す模式的な構成図である。
【図2】上記実施例の予備加熱部の説明図である。
【図3】上記実施例のアーク炉部の説明図である。
【図4】上記実施例の一方向性凝固部の説明図である。
【図5】上記実施例の冷却部の説明図である。
【図6】上記実施例によって得られたシリコンの説明図
である。
【図7】従来の高純度シリコンインゴットの製法の説明
図である。
【図8】従来の高純度シリコンインゴットの製法の説明
図である。
【符号の説明】
25 鋳型導入部 26 予備加熱部 27 一方向性凝固部 28 冷却部 29 取り出し部 30 アーク炉部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に鋳型を搬送する搬送手段が内
    蔵されたチャンバにおいて、その上流側から下流側に向
    かって、チャンバ外から空の鋳型を導入する鋳型導入部
    と、上記空の鋳型に対し予備加熱を行う予備加熱部と、
    上記予備加熱された空の鋳型内に、上方から滴下される
    溶融シリコンを溜め、底部側から徐々に固化させる一方
    向性凝固部と、得られた固化シリコンを冷却する冷却部
    と、上記固化シリコンを鋳型ごとチャンバ外に取り出す
    取り出し部とを設け、上記一方向性凝固部に位置決めさ
    れた空の鋳型内に、チャンバ外で調製された溶融シリコ
    ンを、チャンバ上方から滴下供給するようになっている
    ことを特徴とするシリコンインゴット製造装置。
  2. 【請求項2】 上記溶融シリコンとして、チャンバ上方
    に設けられたアーク炉内でシリコン原料と還元剤を還元
    反応させることにより得られたものを用い、上記溶融シ
    リコンを、アーク炉底部からチャンバ内の鋳型に向かっ
    て自重で徐々に滴下させるようにした請求項1記載のシ
    リコンインゴット製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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