JPH11180503A - ゴミ減容装置及びゴミ減容装置付きゴミ箱 - Google Patents

ゴミ減容装置及びゴミ減容装置付きゴミ箱

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JPH11180503A
JPH11180503A JP35083197A JP35083197A JPH11180503A JP H11180503 A JPH11180503 A JP H11180503A JP 35083197 A JP35083197 A JP 35083197A JP 35083197 A JP35083197 A JP 35083197A JP H11180503 A JPH11180503 A JP H11180503A
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JP
Japan
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trash
dust
container
refuse
garbage
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Application number
JP35083197A
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English (en)
Inventor
Toshio Ueno
利夫 上野
Hisakazu Ichioka
久和 市岡
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ACT GIKEN KK
Yuken Kogyo Co Ltd
Original Assignee
ACT GIKEN KK
Yuken Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP35083197A priority Critical patent/JPH11180503A/ja
Publication of JPH11180503A publication Critical patent/JPH11180503A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/30Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
    • B30B9/3082Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor with compression means other than rams performing a rectilinear movement

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Refuse Receptacles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴミの容積を小さくしてゴミ処理効率を向上
させる。 【解決手段】 ゴミ減容装置付きゴミ箱41は、ゴミ収
納容器42覆うゴミ収納容器カバー43と、このカバー
43の上板内側面に設けられたゴミ減容装置44とから
なる。ゴミ減容装置44は、ゴミ収納容器42に投入さ
れたゴミを押し潰し又は拡散して容器底部42Aに落下
させると共にそれ自体が昇降して容器底部42Aのゴミ
を押し潰すゴミ減容機構部49と、これを支持して昇降
させる昇降機構部50とからなる。ゴミ減容機構部49
は、逆方向に回動してゴミを巻き込み押し潰すと共に逆
方向又は順方向に適宜回動することでゴミを拡散させて
容器底部42A全域に落下させる回動体51と、回動体
51を支持すると共に下側にゴミを自重で押し潰す押圧
板52Fを有する回動体支持枠52とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、嵩張るゴミの容積
を小さくして処理することができるゴミ減容装置及びゴ
ミ減容装置付きゴミ箱に関する。
【0002】
【従来の技術】使用済みのコップ等の不要になったゴミ
は、通常ゴミ箱に投棄される。ゴミ箱は、ゴミを収納す
る単なる容器である。このゴミ箱にコップ等が、通常そ
のまま投棄される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述のよう
にゴミをそのままゴミ収納容器内に投棄すると、嵩張っ
てしまう。特に紙コップ等のように内部に空間を有する
立体的な容器等の場合は、そのまま投棄されると、その
容器自体が嵩張るだけでなく、ゴミ収納容器内に積層し
た状態で各紙コップ等の間に大きな空間ができて非常に
嵩張ってしまう。このため、ゴミ収納容器がすぐにいっ
ぱいになってしまうという問題点がある。
【0004】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、ゴミの容積を小さくして、ゴミ収納容器内に
密に収納できるゴミ減容装置及びゴミ減容装置付きゴミ
箱を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るゴミ減
容装置は、ゴミを収納するゴミ収納容器に臨ませて設け
られ、このゴミ収納容器内に投入されたゴミの容積を減
少させるゴミ減容装置において、投入されたゴミを押し
潰し又は拡散して容器底部に落下させると共に、それ自
体が降下して容器底部に落下したゴミを自重により押し
潰すゴミ減容機構部と、このゴミ減容機構部を支持して
前記ゴミ収納容器の上方から容器底部まで昇降させる昇
降機構部とを備えて構成されたことを特徴とする。
【0006】前記構成により、紙コップ等の嵩張るゴミ
がゴミ収納容器内に投入されると、ゴミ減容機構部はこ
の紙コップ等のゴミを押し潰して容器底部に落下させ
る。これにより、押し潰されたゴミは容器底部に堆積す
る。
【0007】初期の段階でゴミ収納容器の中が空の場合
は、ゴミ減容機構部をゴミ収納容器の底部に降下させて
おく。ゴミ減容機構部上に落下したゴミは、このゴミ減
容機構部で押し潰されて下部に送られ、ゴミ減容機構部
の下側に堆積していく。そして、この堆積につれてゴミ
減容機構部が押し上げられる。
【0008】ゴミ減容機構部をゴミ収納容器の底部に降
下させず、ゴミ収納容器の上部でゴミの押し潰し処理を
行わせてもよい。この場合は、ある程度ゴミが堆積した
ところで昇降機構部によってゴミ減容機構部を昇降さ
せ、このゴミ減容機構部の自重により堆積したゴミを押
し潰す。
【0009】また、小さな紙屑等のゴミが投入された場
合は、ゴミ減容機構部はこのゴミを分散させる。即ち、
紙屑等のゴミの場合は押し潰す必要はないが、一カ所か
ら投棄するとゴミ収納容器内に粗な部分と密な部分が生
じるため、ゴミ減容機構部でゴミを分散させてから容器
底部に落下させる。これにより、ゴミは一カ所だけで盛
り上がらず、容器底部全域に拡散する。堆積したゴミは
ゴミ減容機構部の自重により押し潰す。
【0010】第2の発明に係るゴミ減容装置は、前記ゴ
ミ減容機構部が、複数併設され、隣同士で互いに逆方向
に回動することで投入されたゴミを巻き込んで押し潰す
と共に逆方向又は順方向に適宜回動することでゴミを拡
散させて容器底部全域に落下させる回動体と、この複数
の回動体を併設した状態で支持すると共に下側に容器底
部のゴミを自重で押し潰す押圧面を有する回動体支持枠
とを備えて構成されたことを特徴とする。
【0011】前記構成により、紙コップ等の嵩張るゴミ
の処理の場合は次のように作動する。回動体支持枠で支
持された複数の回動体が隣同士で互いに逆方向に回動さ
れる。この状態で回動体の上側に落下したゴミは、その
ゴミを下側へ巻き込む方向に回動している2つの回動体
の間に運ばれる。そして、その2つの回動体の間に巻き
込まれて押し潰され、容器底部に落下する。
【0012】ゴミ減容機構部を容器底部まで降下させて
ゴミの拡散処理を行う場合は、ゴミ減容機構部が、落下
してくるゴミを、2つの回動体の間に巻き込んで押し潰
して下部に押しやり、ゴミ減容機構部の下部に堆積させ
ていく。これにより、ゴミ減容機構部自身は堆積してい
くゴミに乗って上部に押し上げられていく。この際に、
ゴミ減容機構部の自重によってその下部に堆積するゴミ
は押し固められる。
【0013】ゴミ減容機構部をゴミ収納容器の上部に位
置させてゴミの押し潰し処理を行う場合は、ゴミ収納容
器内に押し潰されたゴミがある程度堆積したあと、昇降
機構部によってゴミ減容機構部を降下させ、その押圧面
でゴミを押圧して、ゴミ減容機構部の自重により堆積し
たゴミを押し潰す。
【0014】小さく裁断された紙屑等のゴミの場合は、
前記同様に、各回動体を適宜回動させることで、ゴミを
拡散させて容器底部全域に落下させる。
【0015】第3の発明に係るゴミ減容装置付きゴミ箱
は、ゴミを収納するゴミ収納容器と、このゴミ収納容器
を外側から覆うと共にゴミの投入口とゴミ収納容器の出
し入れ口を有するゴミ収納容器カバーと、このゴミ収納
容器カバーの上板内側面に、前記ゴミ収納容器に臨ませ
て設けられた請求項1又は2に記載のゴミ減容装置とを
備えて構成されたことを特徴とする。
【0016】前記構成により、ゴミは、ゴミ収納容器カ
バーの投入口から投入される。この投入口から投入され
たゴミは、ゴミ減容装置上に落下する。このゴミ減容装
置では、予め設定されたモードに応じて動作する。即
ち、前述したように、紙コップ等のゴミを押し潰しなが
ら容器底部に堆積させると共に、容器底部に堆積したゴ
ミをゴミ減容装置で押し潰す。
【0017】第4の発明に係るゴミ減容装置付きゴミ箱
は、前記ゴミ減容装置の回動体が、隣同士で互いに離れ
る方向への移動が許容された状態で一定圧力に保って支
持され、押しつぶせない硬いゴミの侵入により開いてそ
のゴミを下方へ落下させることを特徴とする。
【0018】投入口から投入されるゴミの中には、空か
ん等の硬いものもあるため、隣り合う2つの回動体の間
隔が変化しないと、空かん等はこれらの間に挟まってゴ
ミ減少装置が停止してしまうことがある。これを解消す
るために、隣り合う2つの回動体の間隔が開くことで、
硬いゴミをそのまま通して、ゴミ減少装置を停止させる
ことなく、ゴミ減少処理を続けることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1及
び図2を参照して説明する。
【0020】本実施形態に係る発明は、ゴミ収納容器内
に投入されたゴミの容積を減少させるゴミ減容装置をゴ
ミ箱に設けたゴミ減容装置付きゴミ箱41である。
【0021】このゴミ減容装置付きゴミ箱41は主に、
ゴミ収納容器42と、ゴミ収納容器カバー43と、ゴミ
減容装置44とから構成されている。
【0022】ゴミ収納容器42は、上側が開口した四角
形の容器である。このゴミ収納容器42の上側開口から
内部に押し潰されたゴミが投入される。さらに、本実施
形態のゴミ収納容器42では、その下側の4カ所にキャ
スタ46が設けられている。
【0023】ゴミ収納容器カバー43は、ゴミ収納容器
42を外側から覆うカバーである。このゴミ収納容器カ
バー43の下側は開口し、上側は上板43Aで覆われて
いる。ゴミ収納容器カバー43の下側には、ゴミ収納容
器42と同様のキャスタ47が4カ所に設けられてい
る。さらに、ゴミ収納容器カバー43には、ゴミの投入
口48と、ゴミ収納容器42の出し入れ口(図示せず)
が設けられている。投入口48には開閉扉48Aが設け
られている。この開閉扉48Aはその上端部が投入口4
8の上部に回動可能に取り付けられている。これによ
り、開閉扉48Aは、押すことで開き、離すことで閉じ
るようになっている。
【0024】ゴミ減容装置44は、ゴミ収納容器カバー
43の投入口48から投入されたゴミを押し潰すと共
に、ゴミ収納容器42に貯まったゴミを自重で押し潰し
てその容積を減少させるものである。ゴミ減容装置44
は、ゴミ収納容器カバー43の上板43Aの下側面に、
ゴミ収納容器42に臨ませた状態で設けられている。
【0025】このゴミ減容装置44は、ゴミ減容機構部
49と、昇降機構部50とから構成されている。
【0026】ゴミ減容機構部49は、投入されたゴミを
個々に押し潰して容器底部42Aに落下させるものであ
る。さらに、ゴミ減容機構部49は、昇降機構部50に
よって降下されて容器底部42Aに落下したゴミを自重
により押し潰すためのものである。
【0027】このゴミ減容機構部49は主に、回動体5
1と回動体支持枠52とから構成されている。
【0028】回動体支持枠52は、4枚の側板52A,
52B,52C,52Dと、上部に設けられたホッパ5
2Eと、押圧板52Fとによって構成されている。長尺
の側板52A,52Bには後述する各ローラ54A,5
4B,54C,55A,55B,55Cが取り付けられ
ている。短尺の側板52C,52Dの4カ所には、後述
する支持ワイヤ71の端部が固定される支持板58が設
けられている。
【0029】この回動体支持枠52の上部のホッパ52
Eは、投入口48から投入されたゴミを受けて回動体5
1に案内するためのものである。回動体支持枠52の下
部の押圧板52Fは、容器底部42Aに貯まったゴミを
押圧する押圧面となっている。押圧板52Fには、回動
体51により押し潰されて落下するゴミを通す開口(図
示せず)が設けられている。
【0030】第1回動体部54は、第1駆動ローラ54
Aと、第1可動式従動ローラ54Bと、第1固定式従動
ローラ54Cと、これらに掛け渡された搬送ベルト54
Dとから構成されている。第1固定式従動ローラ54C
は、回動体支持枠52の長尺の側板52A,52Bに回
動可能に支持されている。さらに、第1固定式従動ロー
ラ54Cにはローラ支持板57Aが取り付けられてい
る。このローラ支持板57Aは、側板52A,52Bの
両外側にそれぞれ設けられており、第1固定式従動ロー
ラ54Cを中心に回動できるようになっている。この2
つのローラ支持板57Aに、第1駆動ローラ54Aと第
1可動式従動ローラ54Bが回動可能に取り付けられて
いる。これにより、第1駆動ローラ54Aと第1可動式
従動ローラ54Bは、ローラ支持板57Aに支持された
状態で、第1固定式従動ローラ54Cを中心に回動でき
るようになっている。側板52A,52Bには、第1駆
動ローラ54Aと第1可動式従動ローラ54Bの第1固
定式従動ローラ54Cを中心とする回動を許容するため
の円弧状長穴59,60が設けられている。
【0031】第1駆動ローラ54Aには、それを駆動す
る回動体駆動部61が接続されている。この回動体駆動
部61は第1駆動ローラ54Aと共に一側(図6中の左
側)のローラ支持板57Aに取り付けられている。回動
体駆動部61は、第1駆動ローラ54Aに連結された駆
動モータ61Aによって構成されている。
【0032】搬送ベルト54Dは、図3に示すように、
幅方向に歯部54Eを有する歯付きベルトによって構成
されている。これにより、搬送ベルト54D上に落下し
たゴミは歯部54Eによって確実に搬送されるようにな
っている。そして、回動体駆動部61で第1駆動ローラ
54Aが回転駆動されることによって、第1可動式従動
ローラ54B及び第1固定式従動ローラ54Cとの間に
掛け渡された搬送ベルト54Dが回動されるようになっ
ている。
【0033】一側のローラ支持板57Aには、支持バネ
62の一端を固定するためのバネ固定用ネジ63が設け
られている。この支持バネ62の他端は、後述する第2
回動体部55の支持板57Bのバネ固定用ネジ63に固
定される。
【0034】第2回動体部55は前記第1回動体部54
と同様の構成になっている。ただし、左右対称になって
いる。このため、同一部材には同一符号を付している。
なお、第2回動体部55の駆動モータ61Aは、第1回
動体部54の駆動モータ61Aと反対側(図6中の右
側)に取り付けられている。第2回動体部55の支持板
57Bにも第1回動体部54と同様のバネ固定用ネジ6
3が設けられ、前記支持バネ62の他端が固定されてい
る。これにより、各ローラ支持板57A,57Bが互い
に引き合う方向に付勢され、2つの第1駆動ローラ54
A,55Aを、これらが互いに開く方向の力に対して一
定の圧力で支持するようになっている。第1回動体部5
4と第2回動体部55とでほぼV字型に配設され、ゴミ
が入りやすいようになっている。
【0035】第1回動体部54と第2回動体部55と
は、互いに逆方向であって、投入されたゴミをこれらの
間に巻き込んで押し潰す方向に回動される。2つの駆動
モータ61Aは、開閉扉48Aの内側への開放によって
電源が入り、一定時間作動するようになっている。この
一定時間は、投入口48から投入されたゴミを押し潰し
てゴミ収納容器42に投下するのに十分な時間に設定さ
れる。ゴミの種類等に応じて適宜設定される。
【0036】昇降機構部50は、ゴミ減容機構部49を
支持してゴミ収納容器42の上方から容器底部42Aま
で昇降させるためのものである。この昇降機構部50は
主に、支持ワイヤ71と巻取り機構部72とから構成さ
れている。支持ワイヤ71は4本設けられ、その先端部
が4カ所の支持板58にそれぞれ固定されている。各支
持ワイヤ71の基端側は、各ガイドローラ73を介して
巻取り機構部72に巻き取られている。巻取り機構部7
2は、駆動モータ74と、この駆動モータ74に取り付
けられて支持ワイヤ71を巻き取る巻取りプーリ75と
から構成されている。支持ワイヤ71内には、ゴミ減容
機構部49の回動体駆動部61の電源コードが一体的に
組み込まれている。この昇降機構部50の巻取り機構部
72で支持ワイヤ71を限度まで巻き取った状態で、ゴ
ミ減容機構部49はゴミ収納容器42の上端部よりも上
方に位置して、ゴミ収納容器42を取り出す際等に障害
にならないようになっている。
【0037】駆動モータ74は図示しない制御装置によ
って制御されている。この制御の態様は、作動モードと
ゴミ減容モードで制御されるようになっている。作動モ
ードでは、巻取り機構部72から支持ワイヤ71が僅か
に繰り出されてゴミ減容機構部49がゴミ収納容器42
の上部位置(図5に示す位置)まで降下し、投入口48
から落下してくるゴミを押し潰して下方に落下させるモ
ードである。ゴミ減容モードでは、巻取り機構部72か
ら支持ワイヤ71を完全に繰り出されて再び巻き戻され
る動作が一定間隔ごとに繰り返される。これにより、ゴ
ミ減容機構部49がゴミ収納容器42の上部位置から容
器底部42Aまで降下されて再びもとの位置に戻され、
容器底部42Aに貯まったゴミをゴミ減容機構部49の
押圧面である押圧板52Fで押し縮めるようになってい
る。この支持ワイヤ71の繰り出し動作を行う時間間隔
は、回動体51が動作している時間の累計で一定時間に
設定される。この時間としては、例えば回動体51の連
続使用により、設置場所等に応じた回動体51の動作時
間とゴミ収納容器42内に貯まるゴミの量との関係から
割り出す量であって、ゴミがゴミ収納容器42に4分の
1程度貯まるのに必要な時間に設定する。
【0038】この制御装置では、ゴミ減容装置付きゴミ
箱41の電源投入によって作動モードが設定され、開閉
扉48Aの開放によってゴミ減容機構部49の作動と同
時に、ゴミ減容モードが設定されるようになっている。
【0039】[動作]以上のように構成されたゴミ減容
装置付きゴミ箱41は次のように動作する。
【0040】ゴミ減容装置付きゴミ箱41の電源投入よ
り、昇降機構部50が作動モードになってゴミ減容機構
部49が待機状態から作動状態(図5に示す位置)まで
降下される。
【0041】紙コップ等のゴミを捨てる場合は、開閉扉
48Aが押し開かれて投入口48から内部に紙コップ等
のゴミが投入される。このとき、開閉扉48Aの開放に
よって制御装置が作動してゴミ減容機構部49が作動さ
れる。昇降機構部50のゴミ減容モードも設定される。
【0042】これにより、ゴミ減容機構部49では、回
動体駆動部61の駆動モータ61Aが回転して搬送ベル
ト54D,55Dが互いに逆方向に回動される。
【0043】投入口48から投下されたゴミは、ホッパ
52Eから第1回動体部54と第2回動体部55との間
に落下する。そして、各搬送ベルト54D,55Dで案
内されて2つの駆動ローラ54A,55A間に導かれて
巻き込まれる。このとき、各駆動ローラ54A,55A
は、支持バネ62で一定圧力に支持されているため、ゴ
ミはその圧力で押し潰されながら、下方に落下する。こ
の圧力で潰れない硬いゴミの場合は、支持バネ62が伸
びて各駆動ローラ54A,55A間が開き、潰れること
なくそのまま通される。ゴミが投入されている間、前記
動作が繰り返される。
【0044】一定時間が経過してゴミ収納容器42内に
ある程度ゴミが貯まると、ゴミ減容モードにより、巻取
り機構部72が作動して支持ワイヤ71が繰り出され
る。これにより、ゴミ減容機構部49が降下し、押圧板
52Fが容器底部42Aのゴミを覆って自重で押圧して
押し潰す。次いで、巻取り機構部72で支持ワイヤ71
が巻き取られて、ゴミ減容機構部49がもとの位置まで
巻き上げられる。
【0045】ゴミ減容装置付きゴミ箱41の電源が切ら
れると、昇降機構部50がゴミ減容機構部49を上限ま
で巻き上げて待機状態にする。
【0046】ゴミ収納容器42内のゴミがいっぱいにな
ったときには、ゴミ収納容器カバー43の出し入れ口か
らゴミ収納容器42を取り出して、中のゴミを廃棄す
る。
【0047】[効果]以上のように、ゴミ減容機構部4
9でゴミを個々に押し潰してから容器底部42Aに落下
させると共に、ある程度ゴミが堆積したところでゴミ減
容機構部49を降下させてゴミを押し潰すので、ゴミ収
納容器42内にゴミを密に収納させることができるよう
になる。
【0048】この結果、前記第1実施形態と同様に、ゴ
ミ収納容器42に貯まるゴミの容積を大幅に減少させる
ことができ、その後のゴミ処理の大幅な効率化を図るこ
とができるようになる。
【0049】[変形例] (1) 前記実施形態では、昇降機構部50の巻取り機
構部72の作動モードとして、ゴミ減容機構部49を多
少降下させた状態でゴミの拡散処理を行うようにした
が、ゴミ収納容器42内が空、或いはゴミの量が少ない
場合には、ゴミ減容機構部49を容器底部42Aまで降
下させて、ゴミの押し潰し処理を行ってもよい。この場
合、ゴミ減容機構部49は、落下してくるゴミを、第1
回動体部54と第2回動体部55との間に巻き込んで押
し潰しながら下部に押しやり、ゴミ減容機構部49の下
部に堆積させていく。これにより、ゴミ減容機構部49
自身は堆積していくゴミに乗って上部に押し上げられて
いく。この際に、ゴミ減容機構部49の自重によってそ
の下部に堆積するゴミは押し固められる。
【0050】(2) 前記実施形態では、回動体51と
して帯状ベルトを用いたが、ローラコンベアのように複
数のローラを並列に配設して構成してもよい。この場
合、各ローラを個別に駆動して適宜方向に回転させ、ゴ
ミをローラ間に巻き込んで押し潰したり、分散させたり
する。この場合、各ローラの表面には、歯車のように溝
を設けてもよい。
【0051】(2) 搬送ベルト54D等として歯付き
ベルトを用いたが、これ以外の凹凸形状のベルトであっ
てもよい。凹凸のないものであってもよい。ゴミを搬送
等できるものであればよい。
【0052】(3) 前記実施形態では、第1回動体部
54と第2回動体部55とをV字型に配設したが、水平
に配設してもよい。この場合、各駆動ローラ54A,5
5Aの直径を大きくしてゴミを巻き込みやすくする。さ
らに、硬いゴミがそのまま通されるように、各第1回動
体部54、第2回動体部55の回動角度を大きく設定す
る。
【0053】(4) 前記実施形態において、容器底部
42A内に貯まったゴミを押し潰すために設定された回
動体支持枠52の重量は、ゴミの種類によって異なるた
め、各種の用途に応じて適宜設定される。この場合、回
動体支持枠52に調整用のおもりを取り付けるようにし
てもよい。
【0054】(5) 前記実施形態では、ゴミ減容モー
ドで、巻取り機構部72からの支持ワイヤ71の繰り出
し量を、ゴミ減容機構部49がゴミ収納容器42の容器
底部42Aに達する程度に設定したが、支持ワイヤ71
の張力によって調整するようにしてもよい。即ち、ゴミ
減容機構部49がゴミ収納容器42内のゴミの上に覆い
被さると支持ワイヤ71の張力がほとんど無くなるた
め、この張力を測定し、張力がほとんど無くなったとこ
ろで支持ワイヤ71の繰り出しを中止するようにしても
よい。この場合の支持ワイヤ71の張力の検出方法とし
ては、例えば、巻取り機構部72のゴミ収納容器カバー
43への取付部分に圧力センサを設けておき、支持ワイ
ヤ71の張力の変化を巻取り機構部72のゴミ収納容器
カバー43への支持部の圧力の変化として測定する。
【0055】(6) 前記実施形態では、第1回動体部
54と第2回動体部55の2つの回動体部を用いて回動
体51を構成したが、回動体部を3つ以上設けて回動体
51を構成してもよい。この場合、3つ以上の回動体部
の回動方向を適宜制御して、ゴミの押し潰し又は拡散作
業を行わせる。
【0056】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
次のような効果を奏する。
【0057】ゴミ減容機構部でゴミを押し潰し又は拡散
して容器底部に落下させると共に、昇降機構部で降下さ
れるゴミ減容機構部の自重で容器底部に落下したゴミを
押し潰すようにしたので、ゴミ収納容器に貯まるゴミの
容積を大幅に減少させることができ、その後のゴミ処理
の大幅な効率化を図ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゴミ減容装置付きゴミ箱を示す正
面断面図である。
【図2】図1のゴミ減容装置付きゴミ箱側面断面図であ
る。
【図3】回動体部の搬送ベルトを示す要部拡大斜視図で
ある。
【符号の説明】
41:ゴミ減容装置付きゴミ箱、42:ゴミ収納容器、
43:ゴミ収納容器カバー、44:ゴミ減容装置、4
7:キャスタ、48:投入口、48A:開閉扉、49:
ゴミ減容機構部、50:昇降機構部、51:回動体、5
2:回動体支持枠、54:第1回動体部、55:第2回
動体部、56:回動体駆動部、57A,57B:ローラ
支持板、61:回動体駆動部、62:支持バネ、63:
バネ固定用ネジ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴミを収納するゴミ収納容器に臨ませて
    設けられ、このゴミ収納容器内に投入されたゴミの容積
    を減少させるゴミ減容装置において、 投入されたゴミを押し潰し又は拡散して容器底部に落下
    させると共に、それ自体が昇降して容器底部のゴミを自
    重により押し潰すゴミ減容機構部と、 このゴミ減容機構部を支持して前記ゴミ収納容器の上方
    から容器底部まで昇降させる昇降機構部とを備えて構成
    されたことを特徴とするゴミ減容装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のゴミ減容装置におい
    て、 前記ゴミ減容機構部が、 複数併設され、隣同士で互いに逆方向に回動することで
    投入されたゴミを巻き込んで押し潰すと共に逆方向又は
    順方向に適宜回動することでゴミを拡散させて容器底部
    全域に落下させる回動体と、 この複数の回動体を併設した状態で支持すると共に下側
    に容器底部のゴミを自重で押し潰す押圧面を有する回動
    体支持枠とを備えて構成されたことを特徴とするゴミ減
    容装置。
  3. 【請求項3】 ゴミを収納するゴミ収納容器と、 このゴミ収納容器を外側から覆うと共にゴミの投入口と
    ゴミ収納容器の出し入れ口を有するゴミ収納容器カバー
    と、 このゴミ収納容器カバーの上板内側面に、前記ゴミ収納
    容器に臨ませて設けられた請求項1又は2に記載のゴミ
    減容装置とを備えて構成されたことを特徴とするゴミ減
    容装置付きゴミ箱。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のゴミ減容装置付きゴミ
    箱において、 前記ゴミ減容装置の回動体が、隣同士で互いに離れる方
    向への移動が許容された状態で一定圧力に保って支持さ
    れ、押しつぶせない硬いゴミの侵入により開いてそのゴ
    ミを下方へ落下させることを特徴とするゴミ減容装置付
    きゴミ箱。
JP35083197A 1997-12-19 1997-12-19 ゴミ減容装置及びゴミ減容装置付きゴミ箱 Pending JPH11180503A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009114582A3 (en) * 2008-03-13 2009-12-10 Verde Home Products, Inc. Receptacle for recyclables
CN106144338A (zh) * 2016-08-31 2016-11-23 重庆展成家俱制造有限公司 一种垃圾收集装置
CN112193660A (zh) * 2020-08-17 2021-01-08 杨鑫森 垃圾粉碎装置及其垃圾桶

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