JPH11180477A - 発泡樹脂注入口 - Google Patents

発泡樹脂注入口

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JPH11180477A
JPH11180477A JP9355015A JP35501597A JPH11180477A JP H11180477 A JPH11180477 A JP H11180477A JP 9355015 A JP9355015 A JP 9355015A JP 35501597 A JP35501597 A JP 35501597A JP H11180477 A JPH11180477 A JP H11180477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foam
sheet
valve
injection opening
outer shell
Prior art date
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Pending
Application number
JP9355015A
Other languages
English (en)
Inventor
Itaru Eto
格 江藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Industries Ltd
Original Assignee
Daiwa Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Industries Ltd filed Critical Daiwa Industries Ltd
Priority to JP9355015A priority Critical patent/JPH11180477A/ja
Publication of JPH11180477A publication Critical patent/JPH11180477A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C44/00Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
    • B29C44/34Auxiliary operations
    • B29C44/58Moulds
    • B29C44/581Closure devices for pour holes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00General constructional features
    • F25D23/06Walls
    • F25D23/062Walls defining a cabinet
    • F25D23/064Walls defining a cabinet formed by moulding, e.g. moulding in situ

Abstract

(57)【要約】 【課題】 注入ガンの差し込み、引き抜きの際に弁が損
傷して発泡樹脂が注入口から溢れ出るようなことのない
発泡樹脂注入口を提供する。 【解決手段】 保冷庫外殻1に設けた発泡樹脂混和物注
入口10の内側に、軟質ポリウレタンフォームシート5
と空気抜き孔8を穿設したポリスチレンシート6を貼り
合わせてなる弁11を、ポリスチレンシート6面が発泡
樹脂混和物注入口10に向くように片持ち状態で取り付
けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、保冷庫,冷蔵
庫,冷凍庫などの箱体(以下、保冷庫という)の断熱層
を形成するために保冷庫の外殻と内殻との間に形成され
る空間に発泡樹脂混和物を注入するための発泡樹脂注入
口に関する。
【0002】
【従来の技術】保冷庫は、図2、図3に示すように外殻
1と内殻2との間に形成される空間3に断熱層となる発
泡層4を形成してなるが、この発泡層4の形成は、厚さ
0.2mmのポリエステルフィルムの中央に0.2mmφの
小孔8を多数穿設した弁11を注入口10の直ぐ上(図
2)または外殻1の天板裏側(図3)に接着テープ7で
貼付け、この注入口10に上記弁11を押し退けて注入
ガン9を差し込み所定量の発泡樹脂混和物を注入した後
注入ガン9を引き抜くと、弁11が注入口10を閉じ、
発泡剤の分解ガスによって発泡樹脂混和物は発泡・膨張
を続けて空間3を満たして発泡層4が形成される。な
お、弁11の小孔8は余分のガスを逃がして内・外殻と
発泡層との界面や隅部に大きい空気層が形成されるのを
防止するためのものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、弁は、比較的薄いポリエステルフィルムに多数の小
孔を穿設しているため、その強度が低下しており、注入
口の内側に貼るときの押圧力が均等で、かつ、捻れるこ
となく加えられないと歪みが生じ弁が注入口に密接しな
くなる。また、上記弁が保管される環境(例えば高温)
によっては、フィルムの製造時の残留応力が緩和して変
形してしまう場合もある。
【0004】また、弁の反発力を大きくしようとして図
3のように外殻天板の裏側に折り曲げて貼付けようとす
ると、折り曲げ部が座屈永久歪みを起こして復元力が無
くなり、これもまた注入口を完全に閉塞することができ
なくなる。
【0005】また、注入ガンの差し込み・引き抜きの
際、注入ガンの先端が弁に引っ掛ると弁が折れ曲がって
注入口を閉塞する機能を失い、発泡樹脂の膨張圧によっ
て注入口から溢れ出て、内・外殻間の空間に発泡樹脂が
充満しなくなる。
【0006】上記問題に鑑みこの発明は、発泡樹脂混和
物の注入口への弁の貼付けを容易にし、注入ガンの差し
込み、あるいは引き抜きの際に弁が損傷して発泡樹脂が
注入口から溢れ出ることのない発泡樹脂注入口を提供す
ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明は、保冷庫の外殻に設けた発泡樹脂混
和物注入口の内側に、軟質ポリウレタンフォームシート
と空気抜き孔を穿設したポリスチレンシートとを貼り合
わせてなる弁を、ポリスチレンシート面が発泡樹脂混和
物注入口に向くように片持ち状態で取り付けてなる構成
を採用したものである。
【0008】上記の如く構成するこの発明にあっては、
注入口への弁の貼付けを容易にし、注入ガンの抜き差し
の際、弁がスムーズに動くようになり、注入ガンを抜き
去ったあとは、弁が確実に復帰して発泡中の樹脂が注入
口から溢れ出ることがなく、適度にガス抜きが行われて
良好な状態で発泡層が形成される。
【0009】請求項2の発明は、上記軟質ポリウレタン
フォームシートの厚さを4mm乃至6mm、上記ポリスチレ
ンシートの厚さを0.5mm乃至1.0mmとし、上記空気
抜き孔を0.1mmφ乃至0.3mmφで1cm2 当たり8個
乃至16個設けてなる構成を採用したものである。
【0010】上記の如く構成するこの発明にあっては、
注入ガンの抜き差しの際の弁の動きが確実にスムーズに
なり、樹脂が発泡するときは注入口を十分に閉塞して発
泡中の樹脂が注入口から溢れ出るのを確実に防止し、発
泡時に発生するガスが適度に抜かれて良好な状態で発泡
層が形成される。
【0011】なお、軟質ポリウレタンフォームシートの
厚さが4mm未満のときは、復元力が乏しく注入口の閉塞
が不十分になる可能性がある。6mmを越えるときは注入
ガンのスムーズな差し込みが期待できなくなる。
【0012】また、ポリスチレンシートの厚さが上記範
囲外では、いずれも注入口の閉塞状態が不十分で発泡中
の樹脂が溢れ出ることがある。また、ポリスチレンシー
トの小孔は、適度のガス抜きをするためのもので、上記
範囲未満ではガス抜きが不十分になって均一な発泡断熱
層ができなくなる。逆に越えるときは注入口周辺の発泡
度が低くなったり、発泡中の樹脂が漏れたりする。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施形態につい
て図1を参照しながら説明する。保冷庫の外殻1と内殻
2との間に形成される空間3に発泡樹脂層4を形成する
ために外殻1の上端隅部に発泡樹脂混和物の注入口10
が開けられている。
【0014】注入口10の内側には、厚さ5mmの軟質ポ
リウレタンフォームシート5に厚さ1mmのポリスチレン
シート6を貼り合わせた弁11が、そのポリスチレンシ
ート6が注入口に当接するようにあてがわれ、それから
上にのびる軟質ポリウレタンフォームシート5は90度
折り曲げられて外殻1の天板に接着剤7(両面接着シー
トでもよい)で取り付けられている。なお、上記ポリス
チレンシート6には0.2mmφの小孔8を1cm2 毎に1
2個穿設している。また、上記折り曲げ角は、外殻の内
部形状に合わせたものであって、折り曲げないで貼付け
てもよく、貼付け方は、貼付け部分の環境条件に合わせ
て自由に選択することができる。
【0015】上記のように注入口10を構成した状態
で、弁11を押し退けながら注入ガン9を差し込み、所
定量の発泡樹脂混和物を注入し注入ガン9を引き抜くと
弁11は復元し注入口10を良好な状態で閉塞する。発
泡を続ける発泡樹脂混和物は注入口10から溢れ出るこ
となく空間3に充満し良好な発泡層4を形成する。
【0016】ここで、弁11を構成する軟質ポリウレタ
ンフォームシートの厚さと、ポリスチレンシートの厚さ
による弁の作用効果の変化を確認するために、厚さの上
限より厚い軟質ポリウレタンフォームシート、ポリスチ
レンシートおよび下限より薄い軟質ポリウレタンフォー
ムシート、ポリスチレンシートを用いた弁を構成して注
入ガンの差し込みの容易性、弁が注入口を良好な状態で
閉塞できるか否かを検討した結果は次の通りである。
【0017】軟質ポリウレタンフォームシートが厚すぎ
るときは、注入ガンの差し込み、抜き取り作業性が悪く
なるとともに、注入口の良好な閉塞が期待できなくな
る。反対に軟質ポリウレタンフォームシートが薄すぎる
ときは弁の復元力が不十分になって注入口から発泡樹脂
が溢れ出る場合が見られる。
【0018】ポリスチレンシートが厚過ぎるときは、軟
質ポリウレタンフォームシートとの境目で段差が大きく
なることと、ポリスチレンシートの重量が大きくなるこ
とによる復元力の低下と相まって注入口の閉塞が不十分
になる。反対に薄過ぎるときはポリスチレンシートが発
泡樹脂混和物の膨張圧によって変形して注入口の閉塞が
不十分になる。
【0019】さらに、ポリスチレンシートに設ける小孔
が上記範囲未満ではガス抜きが不十分になって、部分的
に、とくに発泡断熱層を形成する空間の隅部に大きい空
気層が形成されて均一な発泡断熱層ができなくなる。逆
に越えるときは注入口周辺の発泡度が低くなり、さらに
大きいときは発泡中の樹脂が漏れることがある。
【0020】
【発明の効果】以上説明した通りこの発明によれば、注
入口への弁の貼付けが容易になり、注入口に注入ガンが
抜き差しされるとき弁の動きがスムーズになって、弁の
損傷や貼付け部の剥離がなくなり、注入ガンが抜き去ら
れた後は、弁が正常位置に確実に復帰して注入口を閉塞
する。したがって発泡中の樹脂が注入口から溢れ出るこ
とがなく、かつ、適度にガス抜きが行われて良好な発泡
層(断熱層)が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る実施形態の部分切欠斜視図
【図2】従来技術に係る発泡樹脂混和物注入口の部分切
欠斜視図
【図3】他の従来技術に係る発泡樹脂混和物注入口の部
分切欠斜視図
【符号の説明】
1 外殻 2 内殻 3 空間 4 発泡樹脂層 5 軟質ポリウレタンフォームシート 6 ポリスチレンシート 7 接着剤 8 小孔8(ガス抜き孔) 9 注入ガン 10 注入口 11 弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保冷庫の外殻に設けた発泡樹脂混和物注
    入口の内側に、軟質ポリウレタンフォームシートと空気
    抜き孔を穿設したポリスチレンシートとを貼り合わせて
    なる弁を、ポリスチレンシート面が発泡樹脂混和物注入
    口に向くように片持ち状態で取り付けてなる発泡樹脂注
    入口。
  2. 【請求項2】 上記軟質ポリウレタンフォームシートの
    厚さを4mm乃至6mm、上記ポリスチレンシートの厚さを
    0.5mm乃至1.0mmとし、上記空気抜き孔を0.1mm
    φ乃至0.3mmφで1cm2 当たり8個乃至16個設けて
    なる請求項1に記載の発泡樹脂注入口。
JP9355015A 1997-12-24 1997-12-24 発泡樹脂注入口 Pending JPH11180477A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111148955A (zh) * 2017-10-05 2020-05-12 惠而浦公司 用于结合在器具内的隔热结构的填充端口

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111148955A (zh) * 2017-10-05 2020-05-12 惠而浦公司 用于结合在器具内的隔热结构的填充端口
CN111148955B (zh) * 2017-10-05 2021-10-22 惠而浦公司 用于结合在器具内的隔热结构的填充端口

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