JPH1117946A - 画像処理方法および装置 - Google Patents

画像処理方法および装置

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JPH1117946A
JPH1117946A JP9165797A JP16579797A JPH1117946A JP H1117946 A JPH1117946 A JP H1117946A JP 9165797 A JP9165797 A JP 9165797A JP 16579797 A JP16579797 A JP 16579797A JP H1117946 A JPH1117946 A JP H1117946A
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JP9165797A
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English (en)
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Kunio Ikuta
国男 生田
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドットの分布状態を制御して、偽輪郭のない
画像を得ること。 【解決手段】 画像データSpは、加算器11に導か
れ、注目画素Pに分配された誤差の累積値ΣEpを誤差
メモリ16から読み出した値が加算されて補正データS
hが生成されるとともに、3値化部12と誤差検出部1
3に導かれている。ウィンドウ内画素検定部17では、
3値データメモリ14から所定のウィンドウ領域WR内
に位置する画素の3値データを読み出し、それら3値デ
ータの検定を行う。例えば、ウィンドウ領域WR内の3
値データが全て「1」であるか否かを判定する。ウィン
ドウ領域WR内の3値データのうちで少なくとも1つの
「1」以外の3値データが存在する場合は、3値化部1
2において通常の3値化処理の閾値が設定され、ウィン
ドウ領域WR内の3値データの全てが「1」である場合
は、3値化部12において「1」と3値化される確率の
低い閾値が設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、M値(ただし、
Mは「M>3」を満たす整数)で表現される画像データ
を、画素ごとにN値(ただし、Nは「M>N>2」を満
たす整数)で表現される画像データに変換する画像処理
方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像を記録紙などに記録する
際には、階調表現を豊かにするために、画像データに応
じてドットの大きさを変更して記録するものや、ドット
のインキの濃淡を変更して記録するものがある。これら
はいずれも出力する画像データを3値以上のデータで表
現している。
【0003】例えば、画素ごとに256値、すなわち8
ビットで表現された画像データを入力し、各画素につい
て複数種類のドットのうちから最適なドットを選択的に
記録する3値記録について説明する。
【0004】図16は、従来の画像処理装置を示す概略
構成図である。画像記録装置400は画像を3値記録す
る装置であるため、画像処理装置300から出力される
画像データは3値データである。従って、この画像処理
装置300は、256値で表現される画像データを画素
ごとに3値で表現される画像データに変換する3値化処
理を行う装置である。
【0005】処理対象である画素(以下、「注目画素」
という)についての入力する画像データSpは、画像処
理装置300に入力すると、まず加算器301に導かれ
る。加算器301では、既に処理された3値化済みの画
素から注目画素に分配された誤差の累積値が加算され、
補正データが生成される。そして、この補正データは3
値化処理部305と減算器302に送られる。3値化処
理部305では、「64」,「192」を閾値として単
純3値化が行われ、3値データPoが出力される。すな
わち、補正データが「63以下」のときは出力される3
値データPoは「0」であり、「64〜191」のとき
は3値データPoは「1」となり、「192以上」のと
きは3値データPoは「2」となる。ここで得られた3
値データPoは、画像処理装置300の出力となって画
像記録装置400に送られるとともに、変換器306に
も送られる。変換器306では、3値データPoを25
6値の画像データに変換する。すなわち、「Po=0」
のときは「0」が変換器306から出力され、「Po=
1」のときは「128」が出力され、「Po=2」のと
きは「255」が出力される。そして、変換された画像
データは減算器302に送られる。減算器302では、
注目画素の3値化に伴って発生する誤差を算出し、誤差
分配器303に送る。誤差分配器303では、注目画素
Pの周辺に位置する3値化の未処理画素A,B,C,D
に対して誤差を分配する。分配される誤差は、誤差メモ
リ304に画素ごとに蓄積されていく。
【0006】このようにして注目画素についての3値化
処理が終了する。そして、このような注目画素の処理を
画像を構成する全ての画素について行うことで画像全体
の3値化処理が終了する。
【0007】そして、画像記録装置400では、画像処
理装置300から送られてきた全ての画素についての3
値データを基に画像を記録する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の画
像処理装置300において、画像の一定の方向に進むに
従って濃度値が「0」から「255」まで次第に変化す
る画像を処理した場合について説明する。なお、画像記
録装置400では、画像処理装置300からの3値デー
タに基づいて、ドット記録する場合は大ドット又は小ド
ットを選択的に記録するものである。
【0009】図17は、従来の画像処理装置300で濃
度が次第に変化する画像を3値化処理した際の記録画像
を示す図である。図17に示すように、従来の画像処理
装置300から出力される3値データPoを基に記録す
ると、中間濃度域(図17に示すXの付近)で大ドット
の分布が偽輪郭を形成している。これに対して原画像
は、既述のように濃度が次第に変化する画像であるた
め、このような偽輪郭は存在していない。従って、図1
7に示す記録画像に見られる偽輪郭は、視覚的にも好ま
しいものではない。
【0010】このような大ドットの分布による偽輪郭
を、従来の画像処理装置300において取り除こうとし
ても、従来の装置構成ではドットの分布を制御すること
が不可能であった。
【0011】この発明は、上記課題に鑑みてなされたも
のであって、ドットの分布状態を制御して、偽輪郭のな
い画像を得る画像処理方法および装置を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、画素ごとにM値(ただ
し、Mは「M>3」を満たす整数)の画像データを、N
値(ただし、Nは「M>N>2」を満たす整数)の画像
データに変換するN値化処理の方法であって、(a)N値
化処理の対象である注目画素のM値の画像データをN値
の画像データに変換する工程と、(b)N値化処理の対象
である注目画素の近辺に存在するN値化済み画素に対し
て所定の領域を設定する工程と、(c)所定の領域内に存
在するN値化済み画素が全て同値に変換されているか否
かを検出する工程と、(d)所定の領域内に存在するN値
化済み画素が全て同値に変換されていることを検出した
場合は、注目画素が同値に変換される確率を所定の確率
よりも小さくするようにN値化処理の閾値を設定変更す
る工程とを有している。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の方法において、前記同値は、「0<L<N」を満たす
整数Lであることを特徴としている。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の方法において、工程(d)は、所定の領域内に存
在するN値化済み画素が全て同値に変換されていること
を検出した場合は、注目画素が前記同値に変換されるこ
とを許容しないようにN値化処理の閾値を設定変更する
工程であることを特徴としている。
【0015】請求項4に記載の発明は、画素ごとにM値
(ただし、Mは「M>3」を満たす整数)の画像データ
を、N値(ただし、Nは「M>N>2」を満たす整数)
の画像データに変換するN値化処理を行う装置であっ
て、(a)N値化処理の対象である注目画素のM値の画像
データをN値の画像データに変換する手段と、(b)N値
化処理の対象である注目画素の近辺に存在するN値化済
み画素に対して所定の領域を設定する手段と、(c)所定
の領域内に存在するN値化済み画素が全て同値に変換さ
れているか否かを検出する手段と、(d)所定の領域内に
存在するN値化済み画素が全て同値に変換されているこ
とを検出した場合は、注目画素が前記同値に変換される
確率を所定の確率よりも小さくするようにN値化処理の
閾値を設定変更する手段とを備えている。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の装置において、前記同値は、「0<L<N」を満たす
整数Lであることを特徴としている。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項4又は5
に記載の装置において、手段(d)は、所定の領域内に存
在するN値化済み画素が全て同値に変換されていること
を検出した場合は、注目画素が前記同値に変換されるこ
とを許容しないようにN値化処理の閾値を設定変更する
手段であることを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】
<1.装置の概要>図1は、この発明の実施の形態が適
用される画像処理のシステム構成の概略図である。画像
信号供給装置100は、スキャナなどの画像読取り装置
又は光ディスクや磁気ディスクなどによる画像信号格納
装置から画像信号を出力することができる装置などであ
る。前処理部200は、画像信号供給装置100から与
えられる画像信号に種々の処理を施す装置である。その
種々の処理には、例えば、階調変換処理、鮮鋭度強調処
理などがある。そして前処理部200から得られる信号
は多値(多階調)の画像データである。この多値の画像
データは、一般的に表現すると、M値(ただし、Mは
「M>3」を満たす整数)の画像データである。
【0019】そして、画像処理装置300は、この発明
が適用される部分であり、前処理部200から与えられ
る画素ごとのM値の画像データに対して3値化などのN
値化処理(ただし、Nは「M>N>2」を満たす整数)
を行って、N値の画像データを生成する。
【0020】そして、この得られるN値の画像データを
画像記録装置400に転送する。画像記録装置400は
大ドットや小ドットといった大きさの異なるドットの分
布若しくはインキの濃いドットや淡いドットといった濃
度の異なるドットの分布で画像を記録する装置であり、
例えばインキジェットプリンタあるいは熱転写記録装置
などである。以上のようなシステム構成となっている。
【0021】この発明の適用された画像処理装置300
について説明する前に、画像の処理の形態を説明する。
図2は、p行q列の画素から構成される画像を示す図で
ある。図2に示すようなp行q列の画素から構成される
画像を処理する場合は、注目画素Pを第0行第0列の画
素からはじめ、次に第0行第1列の画素を処理する。そ
して第0行第q列まで処理が済めば、第1行第0列に戻
り、同様に処理を繰返していき、第p行第q列まで処理
が終了すれば、この画像に対する処理が完了したことに
なる。このように、画像の2値化や3値化等のN値化処
理は注目画素Pについて1画素ずつ行う処理形態であ
る。なお、図2は、注目画素Pが第i行第j列まで進ん
だ状態を示しており、図に示す斜線領域は、N値化処理
が終了した領域である。
【0022】<2.第1の実施の形態>まず、画像処理
装置300が「0〜255」の範囲の値をとり得る25
6値(階調)の画像データSpを入力し、3値化処理を
行う場合について説明する。図3は、この発明の第1の
実施の形態である画像処理装置300を示す概略構成図
である。そして、出力される3値データPoの値(レベ
ル)が「0」のときは画像記録装置400はドット記録
を行わず、「1」のときは小ドットの記録が行われ、
「2」のときは大ドットの記録が行われる。言い換えれ
ば、出力される3値データPoは、2ビットで表現され
るため、上位ビット(21桁に相当するビット)が
「1」であれば、大ドットが記録され、下位ビット(2
0桁に相当するビット)が「1」であれば、小ドットが
記録される。
【0023】前処理部200において種々の処理が施さ
れた注目画素Pについての256値の画像データSp
は、画像処理装置300に入力すると、加算器11に導
かれる。加算器11では、既に処理された3値化済みの
画素から注目画素Pに分配された誤差の累積値ΣEpを
誤差メモリ16から読み出した値が加算され、補正デー
タShが生成される。この補正データShは、「0〜25
5」の範囲の値である画像データSpに対して誤差の累
積値ΣEpを加算したものであるため、「0」より小さ
い値又は「255」より大きい値となる場合がある。ま
た、この補正データShは、3値化部12と誤差検出部
13に導かれている。
【0024】ウィンドウ内画素検定部17では、3値デ
ータメモリ14から既に3値化処理された画素のうちの
所定のウィンドウ領域(図3に示す斜線領域)WR内に
位置する画素の3値データを読み出し、それら3値デー
タの検定を行う。具体的には、例えば、ウィンドウ領域
WR内の3値データが全て「1」であるか否かを判定
し、その結果を3値化部12に出力する。この場合、3
値化部12に対して出力される信号は、ウィンドウ領域
WR内の3値データが全て「1」であるか否かを示す信
号であるため1ビットの信号として出力可能である。
【0025】ウィンドウ領域WR内の複数の3値データ
のうちで少なくとも1つの「1」以外の3値データ(す
なわち、「0」又は「2」を示す3値データ)が存在す
る場合は、3値化部12において図4に示すような通常
の3値化処理の閾値が設定される。従って、この場合
は、「Sh<64」のとき「Po=0」と3値化し、「6
4≦Sh<192」のとき「Po=1」と3値化し、「1
92≦Sh」のとき「Po=2」と3値化する。
【0026】また、ウィンドウ領域WR内の複数の3値
データの全てが「1」である場合は、3値化部12にお
いて図5に示すような3値化処理の閾値が設定される。
従って、この場合は、「Sh<120」のとき「Po=
0」と3値化し、「120≦Sh<136」のとき「Po
=1」と3値化し、「136≦Sh」のとき「Po=2」
と3値化する。その結果、この場合は注目画素Pについ
て「1」と3値化される確率が低くなる。このように、
ウィンドウ領域WR内の複数の3値データの全てが
「1」である場合は、注目画素Pについての「1」と3
値化される確率を低く設定することにより、偽輪郭の発
生する中間濃度域について大ドットによる記録が行われ
る画素やドット記録の行われない画素の混在する確率が
大きくなり、偽輪郭を抑制することが可能となる。
【0027】このようにして得られた注目画素Pについ
ての3値データPoは、3値データメモリ14と誤差検
出部13に送られるとともに、この画像処理装置300
の出力となって画像記録装置400に送られる。
【0028】3値データメモリ14においては、注目画
素Pについての3値データPoを注目画素Pに対応する
位置に格納する。この3値データメモリ14は、図3に
示すようなウィンドウ領域WRを設定する場合は、少な
くとも3ライン分の3値データを格納することが可能な
ものであれば良い。
【0029】また、誤差検出部13においては、注目画
素Pについての補正データShと3値データPoに基づい
て注目画素Pについて発生する誤差Eを求める。この誤
差Eは、注目画素Pを3値化処理することによって発生
する誤差である。具体的には、「Po=0」ならば「E
=Sh」とし、「Po=1」ならば「E=Sh−128」
とし、「Po=2」ならば「E=Sh−255」として誤
差Eを導く。そして、得られた誤差Eは誤差分配器15
に送られる。
【0030】そして、誤差分配器15では、誤差Eを注
目画素Pの近辺に位置する3値化の未処理画素A,B,
C,Dに対して誤差を分配する。この誤差Eの分配は、
例えば、未処理画素A,B,C,Dに対して「Ea=7・
E/16」,「Eb=5・E/16」,「Ec=3・E/1
6」,「Ed=1・E/16」の割合で行われる。そし
て、分配された誤差は、誤差メモリ16に送られて未処
理画素A,B,C,Dに分配された誤差Ea,Eb,E
c,Edを蓄積していく。ここで未処理画素A,B,C,
Dに蓄積される誤差は後にこれらの画素が注目画素Pと
なった際に、加算器11に送られることになる。そし
て、このように誤差Eを注目画素Pの近辺に位置する未
処理画素に対して分配することにより、画像全体でみれ
ば誤差を解消することができ、原画像との整合性の高い
記録画像を得ることができる。
【0031】以上で注目画素Pに対する3値化処理は終
了し、図2で示した走査方向に従って次の処理対象の画
素が注目画素Pとなり、同様の処理が行われる。
【0032】上記説明した構成によって得られる3値デ
ータPoに基づいて、画像の一定の方向に進むに従って
濃度値が「0」から「255」まで次第に変化する画像
を処理した結果について説明する。なお、画像記録装置
400(図1参照)では、画像処理装置300からの3
値データPoに基づいて大ドット又は小ドットを選択的
に記録するものである。
【0033】図6は、この実施の形態の画像処理装置3
00で濃度が次第に変化する画像を3値化処理した際の
第1の記録画像を示す図である。図6に示すように、こ
の実施の形態における画像処理装置300から出力され
る3値データPoを基に記録を行うと、従来のような中
間濃度域の偽輪郭は目立たなくなっており、視覚的に好
ましい記録画像となっているとともに、原画像との整合
性も高く維持されている。
【0034】ここで、中間濃度域の偽輪郭は目立たなく
なるのは、中間濃度域において注目画素の周辺の所定の
領域内が小ドットのみの分布である場合には、注目画素
について大ドットによって記録する確率と、ドットの記
録を行わない確率とを大きくしているために、中間濃度
域において大ドットと小ドットとドット記録されない部
分とが混在するようになり、偽輪郭の発生を抑制したも
のとなっているからである。
【0035】なお、この実施の形態において、3値化部
12におけるウィンドウ領域WR内の複数の3値データ
の全てが「1」である場合の閾値の設定を図7に示すよ
うな設定にしても良い。この場合は、「Sh<128」
のとき「Po=0」と3値化し、「128≦Sh」のとき
「Po=2」と3値化する。すなわち、この場合は注目
画素Pについて「1」と3値化される確率が「0」であ
る。このように、ウィンドウ領域WR内の複数の3値デ
ータの全てが「1」である場合は、注目画素Pについて
「1」と3値化されることを許容しないように設定する
ことにより、偽輪郭の発生する中間濃度域について大ド
ットによる記録が行われる画素やドット記録の行われな
い画素の混在する確率が大きくなり、偽輪郭を抑制する
ことが可能となる。
【0036】このように図7に示す閾値を適用して画像
の一定の方向に進むに従って濃度値が「0」から「25
5」まで次第に変化する画像を処理した結果について説
明する。図8は、この実施の形態の画像処理装置300
で濃度値が次第に変化する画像を3値化処理した際の第
2の記録画像を示す図である。図8に示すように、図7
に示す閾値を適用した3値データPoを基に記録を行っ
ても従来のような中間濃度域の偽輪郭は目立たなくなっ
ており、視覚的に好ましい記録画像となっているととも
に、原画像との整合性も高く維持されている。
【0037】この場合においても、中間濃度域の偽輪郭
は目立たなくなるのは、中間濃度域において注目画素の
周辺の所定の領域内が小ドットのみの分布である場合、
注目画素については、小ドットの記録が行われないため
に、中間濃度域において大ドットと小ドットとドット記
録されない部分とが混在するようになり、偽輪郭の発生
を抑制したものとなっているからである。
【0038】また、上記説明した内容では、所定のウィ
ンドウ領域WR内の複数の3値データの全てが「1」で
ある場合には、注目画素Pについての「1」と3値化さ
れる確率を低く設定するように実現されているが、この
実施の形態は、所定のウィンドウ領域WR内の複数の3
値データの全てが「0」又は「2」のときにも適用する
ことが可能である。
【0039】例えば、ウィンドウ領域WR内の複数の3
値データの全てが「0」である場合の3値化部12にお
ける閾値の設定を図9に示すような設定にしても良い。
この場合は、「Sh<10」のとき「Po=0」と3値化
し、「10≦Sh<192」のとき「Po=1」と3値化
し、「192≦Sh」のとき「Po=3」と3値化する。
すなわち、この場合は注目画素Pについて「0」と3値
化される確率を低くなるように設定している。また、ウ
ィンドウ領域WR内の複数の3値データの全てが「2」
である場合の3値化部12における閾値の設定を図10
に示すような設定にしても良い。この場合は、「Sh<
64」のとき「Po=0」と3値化し、「64≦Sh<2
45」のとき「Po=1」と3値化し、「245≦Sh」
のとき「Po=3」と3値化する。すなわち、この場合
は注目画素Pについて「2」と3値化される確率を低く
なるように設定している。
【0040】このようにこの実施の形態では、所定のウ
ィンドウ領域WR内の複数の3値データに基づいて大ド
ットや小ドットのドットの分布状態を制御することが可
能となる。
【0041】<3.第2の実施の形態>次に、画像処理
装置300が「0〜255」の範囲の値をとり得る25
6値(階調)の画像データSpを入力し、N値化処理
(ただし、Nは「256>N>2」を満たす整数)を行
う場合について説明する。すなわち、この実施の形態
は、上記第1の実施の形態で説明した3値化処理を一般
的に表現したものである。図11は、この発明の第2の
実施の形態である画像処理装置300を示す概略構成図
である。なお、図11において、図3と同様の機能を示
すものについては同一符号を付している。この画像処理
装置300から出力されるデータは、N値データPoで
ある。
【0042】注目画素Pについての256値の画像デー
タSpは、画像処理装置300に入力すると、加算器1
1に導かれる。加算器11では、既に処理されたN値化
済みの画素から注目画素Pに分配された誤差の累積値Σ
Epを誤差メモリ16から読み出した値が加算され、補
正データShが生成される。この補正データShは、「0
〜255」の範囲の値である画像データSpに対して誤
差の累積値ΣEpを加算したものであるため、「0」よ
り小さい値又は「255」より大きい値となる場合があ
る。また、この補正データShは、N値化部18と誤差
検出部13に導かれている。
【0043】ウィンドウ内画素検定部17では、N値デ
ータメモリ19から既にN値化処理された画素のうちの
所定のウィンドウ領域(図11に示す斜線領域)WR内
に位置する画素のN値データを読み出し、それらN値デ
ータの検定を行う。具体的には、例えば、ウィンドウ領
域WR内の3値データが全て「L」であるか否かを判定
する。ここで、「L」は「0≦L≦255」を満たす整
数である。そして、その結果をN値化部18に出力す
る。
【0044】ウィンドウ領域WR内の複数のN値データ
のうちで少なくとも1つの「L」以外のN値データが存
在する場合は、N値化部18において図12に示すよう
な通常のN値化処理の閾値が設定される。従って、この
場合は、「Sh<R1」のとき「Po=0」とN値化し、
「R1≦Sh<R2」のとき「Po=1」とN値化し、「R
2≦Sh<R3」のとき「Po=2」とN値化する。以下同
様に、「RL-1≦Sh<RL」のとき「Po=L−1」とN
値化し、「RL≦Sh<RL+1」のとき「Po=L」とN値
化し、そして、「RN≦Sh」のとき「Po=N」とN値
化する。
【0045】また、ウィンドウ領域WR内の複数のN値
データの全てが「L」である場合は、N値化部18にお
いて図13に示すようなN値化処理の閾値が設定され
る。従って、この場合は、「RL-1≦Sh<R'L」のとき
「Po=L−1」とN値化され、「R'L≦Sh<R'L+1」
のとき「Po=L」とN値化される。ここで、「RL<
R'L」であり、「R'L+1<RL+1」である。従って、図
12,13からも判るように、この場合は注目画素Pに
ついて「L」とN値化される確率が低くなる。このよう
に、ウィンドウ領域WR内の複数のN値データの全てが
「L」である場合は、注目画素Pについての「L」とN
値化される確率を低く設定することにより、偽輪郭を抑
制することが可能となる。
【0046】このようにして得られた注目画素Pについ
てのN値データPoは、N値データメモリ19と誤差検
出部13に送られるとともに、この画像処理装置300
の出力となって画像記録装置400に送られる。
【0047】N値データメモリ19においては、注目画
素PについてのN値データPoを注目画素Pに対応する
位置に格納する。また、誤差検出部13においては、注
目画素Pについての補正データShとN値データPoに基
づいて注目画素Pについて発生する誤差Eを求める。こ
の誤差Eは、注目画素PをN値化処理することによって
発生する誤差である。そして、得られた誤差Eは誤差分
配器15に送られる。
【0048】そして、誤差分配器15では、誤差Eを注
目画素Pの近辺に位置する3値化の未処理画素A,B,
C,Dに対して誤差を分配する。そして、分配された誤
差は、誤差メモリ16に送られて未処理画素A,B,
C,Dに分配された誤差Ea,Eb,Ec,Edを蓄積して
いく。ここで未処理画素A,B,C,Dに蓄積される誤
差は後にこれらの画素が注目画素Pとなった際に、加算
器11に送られることになる。そして、このように誤差
Eを注目画素Pの近辺に位置する未処理画素に対して分
配することにより、画像全体でみれば誤差を解消するこ
とができ、原画像との整合性の高い記録画像を得ること
ができる。
【0049】以上で注目画素Pに対するN値化処理は終
了し、図2で示した走査方向に従って次の処理対象の画
素が注目画素Pとなり、同様の処理が行われる。
【0050】このように、この実施の形態についても、
所定のウィンドウ領域WR内の複数のN値データに基づ
いてドットの分布状態を制御することが可能となり、偽
輪郭の発生を抑制することが可能となる。
【0051】なお、この実施の形態で説明した内容をさ
らに一般化することができ、入力する画像データSpに
ついても256値であることに限定するものではなく、
一般的にM値(ただし、Mは「M>3」を満たす整数)
であれば良い。すなわち、この実施の形態で説明した内
容は、画素ごとにM値(ただし、Mは「M>3」を満た
す整数)の画像データを、N値(ただし、Nは「M>N
>2」を満たす整数)の画像データに変換するN値化処
理に適用することが可能である。
【0052】<4.処理シーケンス>次に、第2の実施
の形態で示したN値化処理についての処理シーケンスに
ついて説明する。図14,15は、上記処理シーケンス
を示すフローチャートである。
【0053】まず、図14に示すように、ステップS1
において変数i,jの初期化を行う。そしてステップS
2においてi行j列の画素の画像データSpijを取り込
む。そして、i行j列の画素に蓄積された誤差ΣEpij
を誤差メモリから読み出す(ステップS3)。次に、ス
テップS4において、「Shij=Spij+ΣEpij」の演
算を行って補正データShijを導く。そしてN値データ
メモリからウィンドウ領域内のN値データを読み出す
(ステップS5)。ステップS6においては、ステップ
S5で読み出したウィンドウ領域内のN値データが全て
同じ値か否かを判断する。ここで、「YES」と判断さ
れた場合はステップS7に進み、ステップS7でウィン
ドウ領域内のN値データが「0」又は「N」以外の値で
あるか否かを判断する。ステップS7で「YES」と判
断された場合は、図15に示すステップS8に進む。ま
た、ステップS6,S7で「NO」と判断された場合
は、図15に示すステップS9に進む。
【0054】図15に示すフローチャートに移り、ステ
ップS8では、補正データShijが「L」とN値化され
るために用いられる閾値RL,RL+1をそれぞれR'L,
R'L+1と変更するとともに、変更した閾値に基づいてS
hijをN値化し、N値データPoijを得る。
【0055】一方、ステップS9では、閾値の変更は行
わず、所定の閾値に基づいて補正データShijをN値化
し、N値データPoijを得る。
【0056】ステップS8又はステップS9の処理が終
了するとステップS10に進む。ステップS10では、
ステップS8又はステップS9で得られたN値データP
oijをN値データメモリに格納する。そして、ステップ
S11において補正データShijをN値化することによ
って発生する誤差Eijを算出する。そして次に、ステッ
プS11で得られた誤差Eijを分割し、N値化前の画素
に分配することによって誤差メモリを更新する。そし
て、ステップS13〜S16の処理で、処理対象の画素
を走査方向に応じて移動させる。
【0057】以上のような処理で画像を構成する全ての
画素についてN値化処理が終了し、偽輪郭のない視覚的
に好ましいN値の画像が得られる。
【0058】なお、図14,15に示したフローチャー
トにおいて、ウィンドウ領域内のN値データが「0」又
は「N」の値である場合についても「0」又は「N」と
N値化される確率を低減したい際にはステップS7の処
理を設けずに、ステップS6で「YES」と判断された
ときはステップS8に進むようにしても良い。
【0059】<5.変形例>第1の実施の形態でも説明
したように、3値化処理の場合、所定のウィンドウ領域
内の3値データが全て「1」となるときに、注目画素に
ついて「1」と3値化される確率を低下させれば、3値
データPoによって得られる画像の偽輪郭を防止するこ
とができる。しかし、既に説明したように、所定のウィ
ンドウ領域内の3値データが全て「1」となる場合に限
らず、「0」又は「2」となる場合にも本実施の形態は
適用可能である。そして、所定のウィンドウ領域内の3
値データの全てが「0」,「1」,「2」のいずれかで
ある際に、注目画素の3値化において所定のウィンドウ
領域内の3値データと同値となる確率を低下させること
により、偽輪郭を解消することができるとともに、出力
される3値データPoの全てについて分布状態を制御す
ることが可能となる。
【0060】このようなことは、3値化処理に限られた
ものでは無く、既述のように第2の実施の形態に示した
N値化処理についても同様のことが言える。すなわち、
偽輪郭を解消するためであれば、所定のウィンドウ領域
内がL(ただし、Lは「0<L<N」を満たす整数)で
あれば良いが、さらに、出力されるN値データPoの全
てについて分布状態を制御するものとして、Lを「0≦
L≦N」を満たす整数としても良い。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1および4
に記載の発明によれば、注目画素の近辺に存在するN値
化済み画素に対して所定の領域を設定し、所定の領域内
に存在するN値化済み画素が全て同値に変換されている
か否かを検出し、全て同値に変換されていることを検出
した場合は、注目画素が所定の領域内の値と同値に変換
される確率を所定の確率よりも小さくするようにN値化
処理の閾値を設定変更するため、ドットの分布状態を制
御することができるとともに、偽輪郭を取り除くことが
できる。
【0062】請求項2および5に記載の発明によれば、
同値は、「0<L<N」を満たす整数Lであるため、偽
輪郭の発生する濃度域についてドットの分布状態を制御
することができ、偽輪郭を良好に取り除くことができ
る。
【0063】請求項3および6に記載の発明によれば、
所定の領域内に存在するN値化済み画素が全て同値に変
換されていることを検出した場合は、注目画素が所定の
領域内に存在するN値化済み画素と同値に変換されるこ
とを許容しないようにN値化処理の閾値を設定変更する
ため、ドットの分布状態を制御することができるととも
に、偽輪郭を取り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態が適用される画像処理の
システム構成の概略図である。
【図2】p行q列の画素から構成される画像を示す図で
ある。
【図3】この発明の第1の実施の形態である画像処理装
置を示す概略構成図である。
【図4】この発明の第1の実施の形態における3値化部
での入力と出力の第1の関係を示す図である。
【図5】この発明の第1の実施の形態における3値化部
での入力と出力の第2の関係を示す図である。
【図6】この発明の実施の形態の画像処理装置で濃度値
が次第に変化する画像を3値化処理した際の第1の記録
画像を示す図である。
【図7】この発明の第1の実施の形態における3値化部
での入力と出力の第3の関係を示す図である。
【図8】この発明の実施の形態の画像処理装置で濃度値
が次第に変化する画像を3値化処理した際の第2の記録
画像を示す図である。
【図9】この発明の第1の実施の形態における3値化部
での入力と出力の第3の関係を示す図である。
【図10】この発明の第1の実施の形態における3値化
部での入力と出力の第4の関係を示す図である。
【図11】この発明の第2の実施の形態である画像処理
装置を示す概略構成図である。
【図12】この発明の第2の実施の形態におけるN値化
部での入力と出力の第1の関係を示す図である。
【図13】この発明の第2の実施の形態におけるN値化
部での入力と出力の第2の関係を示す図である。
【図14】この発明の第2の実施の形態で示すN値化処
理についてのフローチャートである。
【図15】この発明の第2の実施の形態に示すN値化処
理についてのフローチャートである。
【図16】従来の画像処理装置を示す概略構成図であ
る。
【図17】従来の画像処理装置で濃度値が次第に変化す
る画像を3値化処理した際の記録画像を示す図である。
【符号の説明】
11 加算器 12 3値化部 13 誤差検出部 14 3値データメモリ 15 誤差分配器 16 誤差メモリ 17 ウィンドウ内画素検定部 18 N値化部 19 N値データメモリ 100 画像信号供給装置 200 前処理部 300 画像処理装置 400 画像記録装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素ごとにM値(ただし、Mは「M>
    3」を満たす整数)の画像データを、N値(ただし、N
    は「M>N>2」を満たす整数)の画像データに変換す
    るN値化処理の方法であって、 (a) 前記N値化処理の対象である注目画素の前記M値の
    画像データを前記N値の画像データに変換する工程と、 (b) 前記N値化処理の対象である注目画素の近辺に存在
    するN値化済み画素に対して所定の領域を設定する工程
    と、 (c) 前記所定の領域内に存在する前記N値化済み画素が
    全て同値に変換されているか否かを検出する工程と、 (d) 前記所定の領域内に存在する前記N値化済み画素が
    全て同値に変換されていることを検出した場合は、前記
    注目画素が前記同値に変換される確率を所定の確率より
    も小さくするようにN値化処理の閾値を設定変更する工
    程と、を有することを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、 前記同値は、「0<L<N」を満たす整数Lであること
    を特徴とする画像処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の方法において、 前記工程(d)は、前記所定の領域内に存在する前記N値
    化済み画素が全て同値に変換されていることを検出した
    場合は、前記注目画素が前記同値に変換されることを許
    容しないようにN値化処理の閾値を設定変更する工程で
    あることを特徴とする画像処理方法。
  4. 【請求項4】 画素ごとにM値(ただし、Mは「M>
    3」を満たす整数)の画像データを、N値(ただし、N
    は「M>N>2」を満たす整数)の画像データに変換す
    るN値化処理を行う装置であって、 (a) 前記N値化処理の対象である注目画素の前記M値の
    画像データを前記N値の画像データに変換する手段と、 (b) 前記N値化処理の対象である注目画素の近辺に存在
    するN値化済み画素に対して所定の領域を設定する手段
    と、 (c) 前記所定の領域内に存在する前記N値化済み画素が
    全て同値に変換されているか否かを検出する手段と、 (d) 前記所定の領域内に存在する前記N値化済み画素が
    全て同値に変換されていることを検出した場合は、前記
    注目画素が前記同値に変換される確率を所定の確率より
    も小さくするようにN値化処理の閾値を設定変更する手
    段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の装置において、 前記同値は、「0<L<N」を満たす整数Lであること
    を特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載の装置において、 前記手段(d)は、前記所定の領域内に存在する前記N値
    化済み画素が全て同値に変換されていることを検出した
    場合は、前記注目画素が前記同値に変換されることを許
    容しないようにN値化処理の閾値を設定変更する手段で
    あることを特徴とする画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8379280B2 (en) 2009-02-23 2013-02-19 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing device and system for generating coded image data

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